JPH04332303A - 燃焼装置における燃焼促進方法及び燃焼促進装置 - Google Patents

燃焼装置における燃焼促進方法及び燃焼促進装置

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JPH04332303A
JPH04332303A JP12666091A JP12666091A JPH04332303A JP H04332303 A JPH04332303 A JP H04332303A JP 12666091 A JP12666091 A JP 12666091A JP 12666091 A JP12666091 A JP 12666091A JP H04332303 A JPH04332303 A JP H04332303A
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JP
Japan
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combustion
radiation
fuel
cylindrical member
emission device
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JP12666091A
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English (en)
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Toru Kobata
徹 木幡
Mitsutoshi Okamura
岡村 光寿
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃焼装置における燃
焼を促進するための方法、及びその方法に使用する燃焼
促進装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、セラミック材を使用して電磁波の
一種である非熱遠赤外線を燃料等に照射して燃焼を促進
させる方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには、次のような
欠点がある。 (1)非熱遠赤外線を放出する物質は一つの媒体であり
、自らが出すエネルギーではなく、他より熱を受けて非
熱遠赤外線を放出するため、他に熱源が必要となる。 (2)また、セラミック材等を使用するため、ホースの
途中に取り付けたときは強度が弱くなることから耐久性
に問題があり、その対応のために外装等の補強処置をし
なければならない。 (3)遠赤外線は波長が長くエネルギーの力が弱いため
、原子や分子の励起、電離作用を起こしにくく、照射エ
ネルギー効率が低いという問題がある。本考案は、これ
らの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のような問題点を解
決する本発明の燃焼促進方法は、燃焼装置に供給する燃
焼前の燃焼用物質に放射線を照射することを特徴とする
ものであり、更に、上記促進方法において、燃焼前の燃
焼用物質がガソリン、灯油等の燃料及び又は燃焼用の酸
素であることを特徴とするものである。また、上記方法
に使用する本発明の燃焼促進装置は、燃焼用物質を通過
させるためのグラスファイバー製筒状部材の内周に放射
線放射物質を塗布し、該筒状部材の外周にアルミよりな
るパイプ材を沿設し、更に該パイプ材の外周に鉛を卷回
してなるものをステンレスケース内に流し込んだ樹脂に
より固定してなり、該筒状部材の両端に他の部材との連
結部材を設けてなることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】燃焼される炭化水素に放射線を照射すると、放
射線はそのα線とβ線はイオン化作用を有し、更に、γ
線は二次的なイオン化作用を有することから、下記のよ
うな作用が起こると推測される。 (1)分子間相互作用により分子の骨格の変換を起こす
。 (2)炭化水素分子の炭素(C)の繋がり数を減らして
精度のよい(組成の違う)炭化水素になる。 (3)分子がラジカル生成されクラスターが小さくなる
。 (4)炭化水素の酸素原子(O)が励起状態になり三重
項から一重項となり共有結合を活性化する(スピンの方
向性が変わる)。 (5)炭化水素中の炭素分子が励起分子となる。 (6)電磁波の振動により軌道電子が飛び出し励起状態
となる。 (7)空気中の酸素分子が電離作用を起こす。 (8)空気中の窒素(N)も電離作用を有する。 以上のように空気(酸素)と炭化水素との化合率が向上
されるので、燃焼効率を上昇させ、これに伴い排気ガス
の浄化にもなる。例えば、エンジンに使用すると、燃焼
温度が高まり、カーボンの排出が減少するため、黒煙や
CO、HC、NOXの濃度が減少する。
【0006】また、燃焼促進装置は、筒状部材の両端に
他の部材との連結部材を設けてあるので、これらの連結
部材を介してホース等に取り付け、燃料等燃焼前の燃焼
用物質を通過させることにより、該物質に対して放射線
の照射を行う。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を使用しながら発
明する。 (1)図1に示すように、放射線照射装置A,Bをそれ
ぞれ上記装置を2トン車トラック「イスズエルフ」2t
(NPR59−G−4662960)に取り付け、排ガ
ス測定を行った。つまり、放射線照射装置Aは、燃料タ
ンク22とエンジン21を結ぶシャーシー裏側のパイプ
23に取り付けられ、また、放射線照射装置Bは、エア
ー系装置のエアーフィルター24に取り付けられている
。放射線照射装置Aにより、放射線が照射されたガソリ
ンがエンジンに送られることになり、また、放射線照射
装置Bにより、パイプ25を経てエンジンに送られるエ
アーにも放射線が照射されていることになる。
【0008】燃料系装置のシャーシー裏側に取り付けた
燃焼促進装置たる放射線照射装置Aは、以下のように構
成されている。図2に示すようにグラスファイバーによ
り形成された筒状部材1の内側に放射線放出物質を塗布
する。ここで、使用する放射線放射物質はトリウム(T
h)を1%含む放射線原料の鉱石の粉末である。このト
リウム(Th)を1%含む放射線原料の鉱石の粉末は、
一般に市販されているもので、安全基準を満たしている
ものである。したがって、この放射線照射物質から放射
線を燃料等に照射しても、安全上の問題点は生じない。 この筒状部材の内周には両端には他のパイプ等との接続
金具2,3を嵌装させる。更に、上記筒状部材1の外周
にアルミよりなるパイプ材4を沿設し、更にそのパイプ
材4の外周に鉛5を巻いた上でこれをステンレスのケー
スに6固定し、該鉛5とステンレスケース6の間に樹脂
7を流し込み、ステンレスケース内に固定する。この放
射線照射装置Aは、全体としては筒状形状を呈していて
、接続金具を含めた全長は27cm、外径は5cmであ
る。
【0009】次に、エアー系装置のエアーフィルター2
4に取り付けた燃焼促進装置たる放射線照射装置Bは、
図3に示すように、円形のグラスファイバー製の厚手の
板11を作り、その片側に前述の放射線放射物質を取り
付ける。これを薄いアルミ箔で外装し、放射線放射物質
を取り付けていない側をアルミ13で更に外装したもの
である。つまり、全体としては平板状円柱の形状をなし
ていて、外径は5cm、高さは2cmである。実験の結
果は表1に示すようになった。ここで、放射線放射物質
を燃料系装置には10gを、エアー系装置には5gを使
用した。
【0010】
【表1】
【0011】装着後のCO、HCの測定値はCOが0.
03%、HCが10ppmとなり、良好な結果を得た。 また、装着した場合と装着しない場合の排ガス臭の違い
は、装着しない場合には、臭いがきつく眼が痛くなる程
の刺激があったのに比して装着した場合には、臭いも和
らぎ眼に対する刺激も少なくなった。
【0012】(2)次に、「日産パルサー」(N13−
003998)を用い、エンジンの燃料系装置のシャー
シー裏側とエアー系装置のエアーフィルターにそれぞれ
上記実施例と同様の放射線照射装置を取り付け、排ガス
測定を行った。この実験の結果は表2に示すようになり
、良好な結果を得ることができた。排ガスの臭いの違い
は、装着しない場合には、排ガス特有のガソリン臭がし
たが、装着した場合には、ガソリン臭が和らいだ。
【0013】
【表2】
【0014】(3)次に、「トヨタカリーナ」(AT1
50−4174651)を用いて、上記と同様にエンジ
ンの燃料系装置のシャーシー裏側とエアー系装置のエア
ーフィルターにそれぞれ放射線照射装置を取り付け、燃
料消費量の比較を行った。装着しない場合には、走行距
離202km、燃料消費量が14.5リットルで燃費は
13.93km/リットルであるのに対して、装着した
場合には、走行距離198km、燃料消費量が12.0
リットルで燃費は16.50km/リットルとなり、約
18.5%もの燃料消費量の違いを得ることができ、良
好な結果を得た。また、実験中、アイドリング運転時の
回転数が700rpmから1000rpmに上がり、走
行開始後の10分後の臭いは排ガス臭がなくなり、温か
い水蒸気の臭いとなった。
【0015】(4)次に、燃料効率の違いを目視にて確
認するために、放射性物質を薄いアルミ箔で外装したも
のを給油用ポンプのホースの上から巻き付け、更に、そ
の上にアルミを巻いて以下のような実験を行った。ホー
スの先端に固着されたノズルにはストッパーが設けられ
ていて、ホース内に灯油を溜ておくことができる。つま
り、ホース内に一定時間溜ておくことにより、灯油に対
して放射線を照射することができる。一回目の実験にお
いては、ホース内に10秒間溜ておき3秒流す。これを
5回行い、タンク内に灯油を給油する。まず、放射能の
照射を行っていない灯油で実験を行い、使用した灯油は
ポリタンクに戻し、ストーブ本体に残っている灯油は燃
焼しつくす。その上で、放射能を照射した灯油で実験を
行う。二回目の実験においては、ホース内に30秒溜て
おき3秒流す。これを5回行い、タンク内に給油する。 また、再現性を実証するために使用するストーブを換え
て行う。
【0016】実験結果は、両実験の場合とも、未照射の
場合には濃いオレンジ色の炎がストーブの天井面にまで
届いたのに対し、照射処理を施した場合には薄くほとん
ど透明に近いオレンジ色の炎で炎の先が先鋭形状となっ
ていた。
【0017】
【発明の効果】以上のように構成される本発明たる燃焼
促進方法によって、燃料等の燃焼用物質の燃焼効率を向
上させることができるので、馬力を向上させることがで
きるほか、省エネルギーにも役立ち、また、黒煙やCO
、HC、NOXの排出を減少させることができるので排
ガスの公害問題の解決にも役立つ。また、本発明に基づ
く燃焼促進装置によれば、筒状部材両端の連結部材を介
して燃料等の燃焼用物質を上記筒状部材内に通過させる
ことにより極めて容易に放射線の照射処理を行うことが
できるので、上記方法を簡易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放射線照射装置の使用状態を示す説明図である
【図2】放射線照射装置Aの正面断面図である。
【図3】放射線照射装置Bを示す図で、(イ)は断面図
、(ロ)は平面図である。
【符号の説明】
A  放射線照射装置 B  放射線照射装置 1  筒状部材 2,3  接続金具 4  パイプ材 5  鉛 6  ステンレスケース 7  樹脂

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  燃焼装置に供給する燃焼前の燃焼用物
    質に放射線を照射することを特徴とする燃焼装置におけ
    る燃焼促進方法。
  2. 【請求項2】  燃焼前の燃焼用物質がガソリン、灯油
    等の燃料及び又は燃焼用の酸素であることを特徴とする
    請求項1記載の燃焼装置における燃焼用促進方法。
  3. 【請求項3】  燃焼用物質を通過させるためのグラス
    ファイバー製筒状部材の内周に放射線放射物質を塗布し
    、該筒状部材の外周にアルミよりなるパイプ材を沿設し
    、更に該パイプ材の外周に鉛を卷回してなるものをステ
    ンレスケース内に流し込んだ樹脂により固定してなり、
    該筒状部材の両端に他の部材との連結部材を設けてなる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の方法に使用する
    燃焼促進装置。
JP12666091A 1991-04-30 1991-04-30 燃焼装置における燃焼促進方法及び燃焼促進装置 Pending JPH04332303A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996041100A1 (fr) * 1995-06-07 1996-12-19 Hideaki Makita Dispositif de reduction des gaz d'echappement nocifs pour un moteur a combustion interne ou une chaudiere
JP2009191852A (ja) * 2009-05-25 2009-08-27 Wfn:Kk 物質活性化装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996041100A1 (fr) * 1995-06-07 1996-12-19 Hideaki Makita Dispositif de reduction des gaz d'echappement nocifs pour un moteur a combustion interne ou une chaudiere
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