JPH08218454A - 給水制御装置 - Google Patents

給水制御装置

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JPH08218454A
JPH08218454A JP7028492A JP2849295A JPH08218454A JP H08218454 A JPH08218454 A JP H08218454A JP 7028492 A JP7028492 A JP 7028492A JP 2849295 A JP2849295 A JP 2849295A JP H08218454 A JPH08218454 A JP H08218454A
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JP
Japan
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pressure
water supply
value
main
control
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Pending
Application number
JP7028492A
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English (en)
Inventor
Seiji Fukushima
政治 福島
Makoto Ishii
誠 石井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to JP7028492A priority Critical patent/JPH08218454A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】制御手段の暴走を防いでシステムダウンの確率
を低減した給水制御装置を提供するにある。 【構成】中央処理装置18は、CPU18a,RAM1
8b、ROM18c等からなるCPUシステムから構成
され、ROM18cには給水制御装置の信号処理、制御
処理等一連の動作プログラムが格納され、RAM18b
はデータの格納や、ワークエリアの確保等に用いられ
る。CPU18aが暴走してジャンプ命令やリターン命
令等の飛び先番地異常が発生して空き領域NAをコール
した場合には、必ず復旧プログラムFPへ抜け出すこと
になって、システムダウンを防止することができること
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】給水制御装置は、一般的に市水を建物内
に給水する際に用いられ吐出側圧力等の水状況に応じて
給水量や、吐出側圧力を一定に保つように給水ポンプの
運転を制御するようになっている。そして通常給水ポン
プの運転制御にはCPUからなる制御手段が用いられ、
また給水ポンプのモータ駆動にはインバータ回路が用い
られ、精細な給水制御を可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な給水制御装置では、給水ポンプのモータには大きな誘
導電動機が用いられ、またその駆動にはインバータ回路
が用いられているため、制御手段が接続された回路には
ノイズが入りやすいという問題がある。このノイズが入
ると制御手段たるCPUが誤って飛び先番地を間違い、
無限ルーチン等に入って暴走するという恐れがあり、そ
のため暴走した時には給水制御装置の動作を停止させて
安全を図る等の対策が要求されている。
【0004】しかし、運転が停止しても、保守点検に要
する時間がかかると、或いは保守点検する管理者が設置
場所から離れた場所にいる場合には、給水制御が再開さ
れるまでに時間がかかるという問題がある。特に給水制
御装置は日常生活に不可欠な水の給水を制御するもので
あるため、例えばマンション等では運転停止が起きる
と、たちまち日常生活に支障を来してしまう。
【0005】そこでCPUからなる制御手段を用いた給
水制御装置には上記のような問題を解決することが要求
されている。本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは、制御手段が飛び先番
地を誤っても無限ルーチンに入るのを防いで確実に制御
処理を復旧させることができる給水制御装置を提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、CPUからなる制御手段により
給水ポンプの運転制御を行う給水制御装置において、制
御手段が実行する制御処理用のプログラムの他に制御処
理を強制復旧させる復旧プログラムを備え、制御手段の
メモリアクセス時に飛び先番地異常が起きると復旧プロ
グラムを実行させる機能を備えたものである。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、サブ、メインのプログラムの間に存在する空き領
域にNOP以外に復旧プログラムへのジャンプ命令を書
き込み、このジャンプ命令を、復旧プログラムを実行さ
せる機能としたものである。請求項3では、請求項2の
発明において、ジャンプ命令の連続する後段のエリアに
書かれたジャンプ命令のデータ部分の内容を命令として
誤って読み込んだ場合にその命令実行によって読み込ま
れるデータ部分に相当するエリアにNOPを書き込んだ
ものである。
【0008】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、復旧プログラムを実行させる機能としてウッチド
ッグタイマ手段を併用したものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、CPUからなる制御
手段により給水ポンプの運転制御を行う給水制御装置に
おいて、制御手段が実行する制御処理用のプログラムの
他に制御処理を強制復旧させる復旧プログラムを備え、
制御手段のメモリアクセス時に飛び先番地異常が起きる
と復旧プログラムを実行させる機能を備えているので、
外部ノイズ等の影響を受けて制御手段がアクセスすべき
メモリ上の番地を誤り、飛び先番地の異常を起こして
も、復旧プログラムを実行することにより制御手段によ
る制御処理を速やかに復旧させることができ、そのため
システムダウンによる給水制御の停止等の問題発生を無
くすことができる。
【0010】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、メイン、サブの各プログラムの間に存在する
空き領域にNOP以外に復旧プログラムへのジャンプ命
令を書き込み、このジャンプ命令を、復旧プログラムを
実行させる機能としたので、飛び先番地の異常時におい
て当該空き領域へのアクセスの確率を増やし、その結果
ルーチン内で無限ループを起こす恐れが少なくなり、し
かもジャンプ命令により復旧プログラムの実行を行うこ
とにより、制御手段による制御処理の復旧を確実に速や
かに行える。
【0011】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
において、ジャンプ命令の連続する後段のエリアに書か
れたジャンプ命令のデータ部分の内容を命令として誤っ
て読み込んだ場合にその命令実行によって読み込まれる
データ部分に相当するエリアにNOPを書き込んだの
で、飛び先番地の異常によりジャンプ命令のデータ部分
をアクセスし、命令と誤った場合においても当該命令に
対応するデータ部分がNOPであるため、無限ルーチン
へ嵌まり込むこともなく、サブルーチン等に移行して正
常な状態に戻ることができ、暴走による異常状態発生を
防止することができる。
【0012】請求項4の発明によれば、請求項2又は3
の発明において、復旧プログラムを実行させる機能をウ
ッチドッグタイマ手段を併設しているので、仮に無限ル
ーチンに嵌まり込むような事態が起きても制御処理を復
旧させることができて、システムダウンの確率を一層少
なくすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明のCPUシステムを用いた給水
制御装置を構成する実施例を図面を参照して説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1を用いた給水シス
テムを示しており、公共の上水道の配水管1と、ビルB
に配管されている給水管2との間に、本発明の給水制御
装置を直結してある。給水制御装置の管路は、配水管1
に対して一端を相フランジ3を介して接続し、他端を相
フランジ3’を介して給水管2に接続し、両端間には複
式逆止弁4と3本の並列分岐した管路と、流量スイッチ
5とが介在している。
【0014】上記の3本の並列分岐管路のうちの2本に
は夫々仕切り弁6A,6Bと、電動加圧ポンプよりなる
給水ポンプ7A,7Bと、逆止弁8A,8Bと、仕切り
弁9A,9Bとが介在し、また残り一本には逆止弁10
を介在させてある。仕切り弁6A,6B、9A,9Bは
給水ポンプ7A,7Bの点検時や故障時に閉成して管路
を閉じ給水ポンプ7A,7Bの脱着を可能とするもので
ある。
【0015】逆止弁8A,8Bは給水ポンプ7A,7B
の吐出側に設け、給水ポンプ7A,7Bの停止時に逆流
を防止するためのもので、給水ポンプ7A,7Bの停止
時に無用な水圧が給水ポンプ7A,7Bに加わらないよ
うにしている。逆止弁10が介在している管路はバイパ
ス管路であって、両給水ポンプ7A,7Bの停止時に直
圧給水する際に用いられ、逆止弁10は給水ポンプ7
A,7Bの吐出側からの逆流を阻止するためのものであ
る。
【0016】上記給水ポンプ7A,7Bの流入側の複式
逆止弁4と相フランジ3との間の管路には流入側の水圧
INを検出する圧力センサ13Aを設けてある。他方、
給水ポンプ7A,7Bの吐出側の流量スイッチ5と,相
フランジ3’との間の管路には圧力タンク11と、給水
ポンプ7A,7Bの吐出側の水圧Pdを検出する圧力セ
ンサ13Bと、流量センサ12とを設けてある。
【0017】圧力タンク11は給水ポンプ7A,7Bか
ら流出された水を所定の圧力状態で貯えて給水圧を平滑
化するためのものである。給水ポンプ7A,7Bは図1
の破線で囲まれた制御部14によってその運転が制御さ
れる。制御部14は、可変周波数・可変電圧を出力する
インバータ装置15A,15Bを給水ポンプ7A,7B
の駆動部として備え、サーマルリレー16A,16Bを
介して夫々の給水ポンプ7A,7Bに駆動電圧を与える
ようになっている。
【0018】インバータ装置15A,15Bの出力周波
数はマイクロコンピュータを用いた中央処理装置18に
より出力回路19を通じて制御され、インバータ装置1
5A,15Bの出力周波数、電圧に応じた速度で給水ポ
ンプ7A,7Bは運転される。中央処理装置18は、C
PU18a,RAM18b、ROM18c等からなるC
PUシステムから構成され、ROM18cには給水制御
装置の信号処理、制御処理等一連の動作プログラムが格
納され、RAM18bは後述するEEPROM45から
転送されるデータの格納や、ワークエリアの確保等に用
いられる。
【0019】図2はROM18cのメモリマップを示し
ており、図示するようにROM18cは先頭番地(00
00h)からメインルーチンMR,サブルーチンSR等
のプログラムを順次空き領域NAを介在させながら格納
し、更に最後部の領域には復旧プログラムFPを格納し
てある。ここで空き領域NAには通常NOPが書き込ま
れて使用されないが、本実施例では図3に示すように各
空き領域NAの最後尾に復旧プログラムFPへジャンプ
するジャン命令(例えばJMP FUKKYUU)を格
納している。
【0020】而して本実施例ではCPU18aが暴走し
てジャンプ命令やリターン命令等の飛び先番地異常が発
生して空き領域NAをコールした場合には、必ず復旧プ
ログラムFPへ抜け出すことになって、システムダウン
を防止することができることになる。さてインバータ装
置1A,1Bの入力電源は漏電ブレーカ21A,21B
の開閉接点と、電磁開閉器20A,20Bの開閉接点と
を通じて給電され、電磁開閉器20A,20Bの開閉制
御は出力回路19を通じて中央処理装置18により行わ
れる。
【0021】中央処理装置18は、入力回路22を通じ
て取り込まれる圧力センサ13A,13Bの夫々の検出
信号a,b、給水ポンプ7A,7Bに設けたサーモスイ
ッチ(図示せず)の動作信号c,d、流量スイッチ5の
動作信号e、更にサーマルリレー16A,16Bのトリ
ップ信号f,f’、インバータ装置15A,15Bの故
障検出信号g,g’、流量センサ12の検出信号hに対
応した制御処理を行い、また操作表示装置23の操作入
力の処理と表示制御処理とを行う。
【0022】また更に制御部14が収納される制御盤に
設けられる操作表示部24の操作入力の処理と表示制御
処理とを行う機能とを備えている。操作表示部24は制
御盤の前面部に設けられ、図4に示すように電源表示灯
31と、ポンプ停止表示ランプ32と、各給水ポンプ7
A、7Bに対応して設けられ夫々の運転表示を行う表示
ランプ33A,33Bと、各給水ポンプ7A,7Bの故
障を表示する故障表示ランプ34A,34Bと、流入側
圧力の低下によるポンプ停止中、点滅表示する表示ラン
プ35と、流入側圧力が下降基準値Ps1 より低下した
状態で制御運転が行われている時に点滅表示する表示ラ
ンプ36とを備えるとともに、運転モードスイッチSW
aと、主機切換スイッチSWbとを備えている。
【0023】両スイッチSWa,SWbは何れも3連の
押釦スイッチで構成され、1つの押釦スイッチを操作す
ると、他の押釦スイッチが機械的に復帰するようになっ
ており、運転モードスイッチSWaは「試験」「切」
「自動」の切り換えを行うもので「試験」が選択されて
いる時にはポンプの運転条件が揃っていれば、主機切換
スイッチSWbで選択された方を運転出力し、「切」が
選択されている場合には両ポンプ7A,7Bの運転を禁
止し、「自動」選択時には、ポンプ運転条件が揃ってい
れば、主機切換スイッチSWbで選択された給水ポンプ
7A又は7Bを運転出力する。何れのモードも選択され
ていない状態では運転モードは「切」となる。
【0024】主機切換スイッチSWbは給水ポンプ7A
に対応する「No1」と、「自交」と、給水ポンプ7B
に対応する「No2」とを選択できるもので、「自交」
を選択しているときには給水ポンプ7A,7Bの運転は
1回毎に交互に切り換えて行われ、ポンプ運転中に故障
発生時には、他方のポンプに運転を切り換えるバックア
ップが行われ、更に単独運転設定中の継続運転時に、強
制切り換え機能による自動切り換え運転が可能となる。
「No1」「No2」の何れかを選択している時には、
選択された側のみに運転可能となる。
【0025】これらスイッチSWa,SWbの選択状態
を示すために夫々の押釦に併設されるように表示ランプ
1 〜L6 を設けてあり、選択状態を表示されるように
なっている。操作表示部24の両スイッチSWa,SW
bの操作状態は盤内の信号線を介して制御部14の中央
処理装置18に運転指令として取り込まれることにな
る。また各表示ランプ32〜35及びL1 〜L6 の点灯
は制御部14の中央処理装置18から信号線を伝送され
る制御信号によって制御される。
【0026】操作表示装置23は図5に示すように制御
部14の本体ケース44の表面に設けられており、数値
記号を表示する7セグメントの数値記号表示LEDを4
桁分備えた表示器37と、動作状態をモニタ表示する表
示ランプ381 ,382 、391 ,392 、40、41
1 ,412 と、表示器37の表示内容の切り換えと設定
データの変更操作とを行う表示切り換え用の押釦スイッ
チ42と、リセット用押釦スイッチ43等を備えてお
り、表示器37、表示ランプ381 ,382 、391
392 、40、411 ,412 の制御は中央処理装置1
8によって行われ、また中央処理装置18は押釦スイッ
チ42の操作に応じて表示器37の表示制御とともに給
水ポンプ7A,7Bの運転制御に関わる設定データを取
り込み、例えばEEPROM45(例えば磁気カードや
メモリカード等の他の記憶装置でもよい。)に書込んで
保持する。
【0027】また中央処理装置18はリセット用押釦ス
イッチ43が操作されると、ポンプ故障時に記憶してあ
る故障情報と故障処理状態を解除するようになってお
り、正常な状態でこのリセット用押釦スイッチ43が操
作されても正常に動作を継続する。尚リセット用押釦ス
イッチ43は両ポンプ7A,7Bの故障状態を同時にリ
セットすることができる。
【0028】更にまた中央処理装置18は、電源投入が
あると、継続運転時強制切り換え機能で両ポンプ7A,
7Bを同時運転する場合以外には、1台の給水ポンプを
運転して水圧制御を行う。次に本実施例の動作を以下説
明する。予め使用者により押釦スイッチ42を用いてE
EPROM45に吐出側目標設定圧SVを決める主設定
圧MAIN、各種の基準値Ps1 ,Ps2 等給水ポンプ7
A,7Bの運転制御に必要な諸設定データを予め設定し
てある状態で、電源投入を行うと、この電源投入に基づ
いて制御部14では電源部(図示せず)より各部に電源
が供給され、まず中央処理装置18は図6に示すように
初期処理を経た後、各サブルーチンの処理を例えば1秒
間隔で行う動作に入る。この場合操作表示部24に対す
る監視制御を行う盤内伝送と、故障時処理と、操作表示
装置23の監視制御とを例えば500ms経過するまで
繰り返して行い、500msを越えた後はA/D入力処
理、PID制御、停止制御、強制切換制御、ポンプ故障
処理、強制起動制御のサブルーチン処理を行い、このサ
ブルーチン処理後500ms経過フラグをクリアした
後、再び上記の制御を繰り返すのである。
【0029】盤内伝送では、操作表示部24の各スイッ
チSWa,SWbの状態をチェックするとともに、表示
ランプL1 〜L6 の点灯を制御する信号及び各表示ラン
プ32乃至36の点灯を制御する信号を操作表示部24
へ送る。また故障時処理ではポンプ故障のサブルーチン
で、サーモスイッチ(図示せず)の動作信号c、d、サ
ーマルリレー16A,16Bの動作信号f,f’及び各
インバータ装置15A,15Bの故障検出スイッチ(図
示せず)の信号g,g’を入力回路22を介して取り込
み、故障発生と判断された場合にその対処処理を行う。
更に操作表示装置23の監視制御では、上記故障検出
や、盤内伝送時のチェックに対応したモニタ表示や、ス
イッチ入力の監視を行う。
【0030】ここで各部が正常であり、且つ運転モード
スイッチSWaにおいて「切」状態に選択されている場
合には、何れの給水ポンプ7A,7Bも運転されていな
いため、表示ランプ32が点灯され、また操作表示装置
24の各表示ランプ32乃至36も消灯した状態にあ
る。また初期処理時(コールドスタート時)においては
中央処理装置18は予め設定されたEEPROM45に
書き込みされている主設定圧MAINを、吐出側目標設定圧
SVにセットする。 次に運転モードスイッチSWaが
例えば「自動」に選択され、主機切り換えスイッチSW
bが「自交」に選択された状態となると、中央処理装置
18は盤内伝送において、これら状態を読み取って給水
ポンプ7A,7Bの運転制御を開始する。この際圧力セ
ンサ13Aが検出する流入側圧力PINの値が吐出側目標
設定圧SVを一定値以上越えている場合や、流量スイッ
チ5がオフされ、末端給水器具50への給水量が一定値
以下の場合のように給水ポンプ7A,7Bの運転を必要
としない状態かどうかを判定し、運転を必要とする状態
と判断された時には例えば給水ポンプ7Aの駆動するイ
ンバータ装置15Aに対応する電磁開閉器20Aをオン
する。
【0031】電磁開閉器20A(20B)を用いるのは
インバータ装置15A(15B)での電力消費を少なく
するためであり、給水ポンプ7A(7B)を運転する必
要のあるときに中央処理装置18が図7(a)に示すよ
うに出力回路19を通じて電磁開閉器20A(20B)
を閉極させてインバータ装置15A(15B)に入力電
源を接続し、一定時間経過後にインバータ装置15A
(15B)に動作指令として出力周波数、出力電圧を制
御する信号を与える。また給水ポンプ7A(7B)の運
転を停止させるためにインバータ装置15A(15B)
の出力をオフする際、中央処理装置18は図7(b)に
示すようにまずインバータ装置15A(15B)に対し
て出力をオフする指令を与え、インバータ装置15A
(15B)の動作が停止した後、電磁開閉器20A(2
0B)を開極させ、インバータ装置15A(15B)へ
の入力電源を遮断するようになっている。
【0032】さてインバータ装置15Aが動作して、給
水ポンプ7Aの運転制御が開始されると、中央処理装置
18はPID制御のサブルーチンにおいて、主設定圧MA
INがセットされた目標設定圧SVに圧力センサ13Bの
検出圧力、つまり吐出側圧力Pdがなるようにインバー
タ装置15Aの出力周波数、出力電圧の制御を行う。と
ころで起動時など出力オフ状態から出力オン状態に移行
する場合、吐出側圧力Pdが目標設定圧SVに比べて低
い状態或いは高い状態にあればPID演算による制御を
いきなり行うと、起動から目標設定圧SVに到達するま
での時間がかかるため、図8のフローチャートに示すよ
うにまず吐出側圧力Pdが最大目標設定圧SV+αより
大きいか或いは最小目標設定圧SV−β未満なのかを判
定する。
【0033】まず吐出側圧力Pdが最大目標設定圧SV
+αより大きい場合にはポンプ運転を必要としないた
め、出力=0(実施例では0としているが0近傍でも勿
論良く、特に0には限定されない)としポンプ運転を停
止しPID演算による制御を停止状態とする。また吐出
側圧力Pdが最小目標設定圧SV−βである場合には中
央処理装置18はインバータ装置15Aに対して100
%の出力(実施例では100%としているが100%近
傍の出力でも良く、100%に限定されない)に対応す
る出力周波数及び電圧を設定して、PID演算の制御を
停止する。この際吐出側圧力Pdは図9に示すように目
標設定圧SVに向かって急速に上昇する。このようにし
てPID演算による制御の停止時にはPIDフラグをオ
フとする。また吐出側圧力Pdが最小目標設定圧SV−
β乃至最大目標設定圧SV+αの範囲にあればPID演
算による制御が可能となりPIDフラグをオンする。以
後出力オン状態下ではPIDフラグをチェックして上記
のようにオン状態にあればPID演算による制御を行
い、PIDフラグがオフであれば、上記の吐出側圧力P
dが最小目標設定圧SV−β乃至最大目標設定圧SV+
αの範囲内に入るまで上記の処理を繰り返す。PID制
御が行われると、インバータ装置15Aを制御して給水
ポンプ7Aの吐出側圧力Pdが目標設定圧SVに収束す
るように給水ポンプ7Aを運転する。
【0034】以上のようにしてPID演算による制御に
よって給水ポンプ7Aの吐出側圧力Pdは目標設定圧S
Vに制御されることなるのである。ここで目標設定圧S
Vは、圧力センサ17Aが検出する流入側圧力PINの圧
力値に応じて中央処理装置18が段階的に可変設定し、
その可変設定した目標設定圧を中央処理装置18内のR
AM18bに可変設定の都度記憶してその記憶された記
憶設定圧Mを目標設定圧SVとして使用するようになっ
ている。
【0035】この目標設定圧SVの設定を示すのが図1
0のフローチャートである。この場合、配水管1の水圧
の変化により他のビルの給水に影響を与えるのを防ぐた
めに流入側圧力PINの下降基準値Ps1 及び上昇基準値
Ps2 を定めており、中央処理装置18は流入側圧力P
INと下降基準値Ps1 及び上昇基準値Ps2との比較を
行い、その比較結果に応じて目標設定圧SVを設定する
ようになっている。
【0036】つまり、中央処理装置18は、図10に示
すように電源投入後の最初の運転開始(コールドスター
ト)のときには主設定圧MAINを目標設定圧SVにセット
(SV=MAIN)するが、電源投入後の最初の運転開
始でない場合には前回の運転中に中央処理装置18内の
RAM18bに書き込んで記憶してある記憶設定値Mを
目標設定圧SVにセット(SV=M)する。
【0037】そして流入側圧力PINが下降基準値Ps1
を越えていれば、タイマ値T1 に0を代入して、所定時
間Ts1 (>0)と比較する。当然T1 <Ts1 である
から、次において流入側圧力PINと上昇基準値Ps
2 (>Ps1 )との比較を行なう。ここで流入側圧力P
INが上昇基準値Ps2 以下であれば、タイマ値T2 に0
を代入して所定時間Ts2 (>0)と比較する。当然T
2 <Ts2 であるから、次に記憶設定値Mと、下降基準
値Ps1 とを比較する。ここでコールドスタートの場合
記憶設定値Mは記憶されていないため、記憶設定値M<
下降基準値Ps1 であるから、中央処理装置18はRA
M18bに記憶設定値Mとして下降基準値Ps1 を記憶
し、この記憶した目標設定値Mと主設定圧MAINとを比較
する。ここで主設定圧MAINが下降基準値Ps1 より小さ
い場合には中央処理装置18は比較結果に基づいてRA
M18bに主設定圧MAINを記憶設定値Mとして記憶し、
この記憶設定値Mを目標設定圧SVにセットする。また
主設定圧MAINが下降基準値Ps 1 より大きい場合には、
目標設定圧SVに、記憶設定値M、つまり下降基準値P
1 をセットする。
【0038】この処理は流入側圧力PINが下降基準値P
1 を越えている間上記の処理を繰り返して行うのであ
るが、流入側圧力PINが下降基準値Ps1 以下となれ
ば、タイマ値T1 に一定時間ΔT1 を加算し、タイマ値
1 が所定時間Ts1 を越えるまで上記の処理を繰り返
して行う。つまり所定時間Ts1 以上流入側圧力PIN
下降基準値Ps1 以下を継続するかどうかを監視し、所
定時間Ts1 を越えた時点で、記憶設定値Mから一定値
ΔM1 を減算して、タイマ値T1 を0にリセットする。
次に流入側圧力PINと上昇基準値Ps2 とを比較する
が、この場合当然流入側圧力PINが上昇基準値Ps2
り小さいため、上記タイマ値T2 に0を代入して所定時
間Ts2 (>0)と比較する。この場合もT2 <Ts2
であるから、次に記憶設定値Mと、下降基準値Ps1
を比較する。ここで記憶設定値M(=前回の記憶設定値
M−ΔM1 )が下降基準値Ps1 より小さい場合、或い
は小さくなった場合には記憶設定値Mとして下降基準値
Ps1 を記憶する。また記憶設定値M(=前回の記憶設
定値M−ΔM1 )が未だ下降基準値Ps1 以上の場合に
は、記憶設定値Mを前回の記憶設定値M(前回のM−Δ
1 )のままとする。
【0039】次に現在の記憶設定値Mと主設定圧MAINと
を比較し、主設定圧MAINが記憶設定値Mより小さい場合
には、記憶設定圧Mに主設定圧MAINを設定して、この主
設定圧MAINを目標設定圧SVにセットする。以後流入側
圧力PINが下降基準値Ps1 より小さい期間中、タイマ
値T1 に一定時間ΔT1 を加算して所定時間Ts2 を越
えるまで、記憶設定圧Mと、下降基準値Ps 1 との比較
と、記憶設定圧Mと主設定圧MAINとの比較とに基づく記
憶設定圧Mの目標設定圧SVへのセットという処理を繰
り返して行ない、タイマ値T 1 が所定時間Ts1 を越え
る度に記憶設定圧Mを一定値ΔM1 ずつ減少させて更新
記憶する。
【0040】そして更新記憶設定圧Mが下降基準値Ps
1 を下回っているときには、記憶設定圧Mを下降基準値
Ps1 に更新記憶し、下回っていない時には記憶設定圧
Mを保持する。そしてこの保持された記憶設定圧M或い
は下降基準値Ps1 に更新された記憶設定圧Mと主設定
圧MAINとの比較を行なって記憶設定圧Mが主設定圧MAIN
以上であれば記憶設定圧Mを更に主設定圧MAINに更新
し、記憶設定圧Mが主設定圧MAINを越えない場合には記
憶設定圧Mを保持し、目標設定圧SVに主記憶設定圧M
をセットする。
【0041】つまり所定時間Ts1 をタイマ値T1 が越
える度に一定値ΔM1 だけ減算された更新記憶設定圧M
が下降基準値Ps1 を越えることができず、しかも下降
基準値Ps1 が主設定圧MAIN以下である場合には目標設
定圧SVに記憶設定圧Mとして記憶された下降基準値P
1 をセットして吐出側圧力Pdが下降基準値Ps1
なるように中央処理装置18は給水ポンプ7A又は7B
の運転を制御する。また所定時間Ts1 をタイマ値T1
が越える度に一定値ΔM1 だけ減算される更新記憶設定
圧Mが下降基準値Ps1 を越えることができず、且つ下
降基準値Ps1が主設定圧MAINより大きい場合には記憶
設定圧Mを主設定圧MAINに更新してこの更新した記憶設
定圧Mである主設定圧MAINを目標設定圧SVにセットし
て吐出側圧力Pdが主設定圧MAINとなるように中央処理
装置18は給水ポンプ7A又は7Bの運転を制御する。
【0042】更に所定時間Ts1 をタイマ値T1 が越え
る度に一定値ΔMだけ減算される更新記憶設定圧Mが下
降基準値Ps1 を越え且つ主設定圧MAINより大きい場合
には記憶設定圧Mを主設定圧MAINに更新して、目標設定
圧SVに記憶設定圧Mである主設定圧MAINをセットし、
吐出側圧力Pdが主設定圧MAINとなるように中央処理装
置18は給水ポンプ7A又は7Bの運転を制御する。
【0043】また所定時間Ts1 をタイマ値T1 が越え
る度に一定値ΔMだけ減算される更新記憶設定圧Mが下
降基準値Ps1 を越え且つ主設定圧MAIN以下の場合には
上記更新記憶設定圧Mを目標設定圧SVにセットし、吐
出側圧力が更新記憶設定圧Mとなるように中央処理装置
18は給水ポンプ7A又は7Bの運転を制御する。つま
り下降基準値Ps1 より大きな値に主設定圧MAINを設定
している場合には、一定値ΔM1 だけ段階的に減算され
て記憶設定圧Mを更新記憶するとともに、この更新記憶
された記憶設定圧Mを目標設定圧SVにセットして給水
ポンプ7A又は7Bの運転を制御するのである。従って
吐出側圧力Pdが段階的に下降するため配水管1側の水
圧が急激に上昇しないのである。
【0044】次に流入側圧力PINが上昇して上昇基準値
Ps2 を越えた場合には、タイマ値T2 に一定時間ΔT
2 を加算して所定時間Ts2 を越えるまで、記憶設定圧
Mと、下降基準値Ps 1 との比較と、記憶設定圧Mと主
設定圧MAINとの比較との比較に基づく記憶設定圧Mの目
標設定圧SVへのセットという処理を繰り返して行な
い、タイマ値T2 が所定時間Ts2 に達すると、現在の
記憶設定圧Mに一定値ΔM2 を加算して記憶設定圧Mを
更新し、タイマ値T2 をリセットする。このリセット後
記憶設定圧Mと下降基準値Ps1 との比較を行なう。更
新された記憶設定圧M(前の記憶設定圧M+ΔM2 )が
下降基準値Ps 1 を越えない場合には、記憶設定圧Mは
下降基準値Ps1 に更新され、この下降基準値Ps1
更新された記憶設定圧Mと主設定圧MAINとの比較を行な
う。また記憶設定圧M(前の記憶設定圧M+ΔM)が下
限目標値Ps1 を越えている場合には、記憶設定圧M
(前の記憶設定圧M+ΔM)と主設定圧MAINとの比較を
行なう。ここで現在の記憶設定圧Mが主設定値MIANを越
えている場合には、CPU13は記憶設定圧Mを主設定
圧MAINに更新して目標設定圧SVに現在の記憶設定圧M
である主設定圧MAINセットする。また上記比較において
記憶設定圧Mが主設定値MIAN以下の場合には、現在の記
憶設定圧Mを目標設定圧SVにセットする。
【0045】以後流入側圧力PINが下降基準値Ps1
越え、しかも主設定圧MAINが下降基準値Ps1 より大き
い場合には、タイマ値T2 に一定時間ΔT2 を加算して
所定時間Ts2 を越えるまで、記憶設定圧Mと、下降基
準値Ps 1 との比較と、記憶設定圧Mと主設定圧MAINと
の比較とに基づく記憶設定圧Mの目標設定圧SVへのセ
ットという処理を繰り返して行ない、タイマ値T2 が所
定時間Ts2 を越える度に目標設定圧SVを一定値ΔM
2 ずつ増加させていき、その増加させる度に記憶設定圧
Mを更新記憶する。そしてこの更新記憶設定圧Mが下降
基準値Ps1 を下回っている場合には、更新記憶設定圧
Mを更に下降基準値Ps1 に更新してその記憶設定圧M
が主設定圧MAINを越えている場合には、更にまた主設定
圧MAINに記憶設定圧Mを更新する。また上記更新記憶設
定圧Mが下降基準値Ps1 以上にある場合には更新記憶
設定圧Mを保持する。この保持された更新記憶設定圧M
或いは主設定圧MAINに更新された記憶設定圧Mを目標設
定圧SVにセットし、吐出側圧力Pdが更新記憶設定圧
M或いは主設定圧MAINとなるように中央処理装置18は
給水ポンプ7A又は7Bの運転を制御する。
【0046】つまり一定値ΔM2 を加えた値が下降基準
値Ps1 以上となる主設定圧MAINが設定されている場合
には、記憶設定圧Mが主設定圧MAINを越えるまで、中央
処理装置18は一定値ΔM2 ずつ記憶設定圧Mを目標設
定圧SVを増加させがら給水ポンプ7A又は7Bの運転
を制御する。従って吐出側圧力Pdが段階的に上昇して
配水管側水圧は急激に低下しない。
【0047】ところで上記の目標設定圧SVの可変設定
途中で、流入側圧力PINが下降基準値Ps1 と上昇基準
値Ps2 との間に戻ったときには、その時点で中央処理
装置18内のRAM18bに記憶されている記憶設定圧
Mは電源断とならない限り保持される。尚上記フローチ
ャートで示す動作では、流入側圧力PINが上昇基準値P
2 を越えている時間或いは下降基準値Ps1 を下回っ
ている時間が所定時間Ts2 或いはTs1 継続すること
を条件としているが、流入側圧力PINが上昇基準値Ps
2 を越える回数或いは下降基準値Ps1 を下回る回数を
カウントして一定値以上継続した場合にΔMを加算或い
は減算するようにしてもよい。
【0048】次に上記のように給水ポンプ7A又は7B
が運転制御されている状態において、中央処理装置18
は目標設定圧SVより一定値低い値で異常水圧Pz1
常時設定している。この異常水圧Pz1 は図11のフロ
ーチャートに示すように目標設定圧SVのセットされる
目標記憶値MがM1 …と変化する度にPz1 ,Pz2
…というようにその値を追随変化させる。そして中央処
理装置18は吐出側圧力センサ13Bで検出している吐
出側圧力Pdが異常水圧Pz1 より低くなったかを監視
している。
【0049】つまり吐出側圧力センサ13Bで検出して
いる吐出側圧力Pdが異常水圧Pz 1 を下回ると、タイ
マ値T1 をΔT1 ずつ増加させていき、その値が所定時
間Tz1 を越えた時に異常信号出力をオンする。同時に
現在停止中の給水ポンプの運転制御を開始し、上記タイ
マ値T1 を0にリセットする。このリセット後に、前か
ら運転している給水ポンプの運転制御を停止する。中央
処理装置18はこの状態をリセット用押釦スイッチ43
が投入されるか電源リセットがかかってリセットされる
迄維持し、リセットがかかった場合には上記の異常信号
出力をオフして初期状態に戻る。
【0050】このようにして異常水圧Pz1 の値を自動
的に目標設定圧SVの変化に追随させ、更に送水異常が
発生しても自動的に停止中の給水ポンプの運転制御を行
うことにより、送水異常を解消して安定した水の供給を
確保する。ところで上記のように給水ポンプ7A又は7
Bの運転制御中において、末端給水器具50側での水使
用が少なくなって一定量以下の流量になると、流量スイ
ッチ5がオフすることになる。この流量スイッチ5がオ
フすると、中央処理装置18はオフ信号eを受けて、動
作中のインバータ装置15A又は15Bに対して動作停
止の指令を与え、給水ポンプ7A又は7Bの運転を停止
させる。この場合給水ポンプ7A,7 B側に逆止弁9
A,9B及びバイパス管路に逆止弁10が設けられてい
るため圧力タンク11側の圧力が配水管1側に開放され
ることなく、給水ポンプ7A又は7Bの運転停止後も、
吐出側圧力Pdは目標設定圧SVを維持する。このため
給水ポンプ7A又は7Bの運転停止後徐々に圧力が逃げ
て給水ポンプ7A、7Bが繰り返し運転されてしまうこ
とはなく、無駄な電力消費を無くすことができる。また
圧力タンク11によりポンプ停止時の急峻な水圧変動を
吸収してウォータハンマー現象による器具損傷を防ぐこ
とができる。
【0051】尚流量スイッチ5が一定時間オフ状態を継
続した後にポンプ運転を停止するように時延させると、
流量スイッチ5のチャタリング等によるばたつき動作を
防止できる。上記のポンプ運転が停止した状態におい
て、圧力センサ13Bが検出している吐出側圧力Pdが
目標設定圧SVよりも一定値以下に低下すると、流量ス
イッチ5による停止を解除してポンプ運転可能であれば
中央処理装置18は給水ポンプ7A又は7Bを起動させ
るように電磁開閉器20A又は20Bを閉極し、インバ
ータ装置に15A又は15Bに動作指令を与える。
【0052】また中央処理装置18は運転制御中におい
て運転中の一方の給水ポンプ7A又は7Bの駆動時間を
カウントしており、図12に示すようにそのタイマ値T
aが所定時間Tbを越えた場合には他方の給水ポンプ7
B又は7Aに運転を切り換えるようにインバータ装置1
5A,15Bに動作指定を与え、また上記タイマ値Ta
をリセットする。勿論タイマ値Taは両ポンプ7A、7
Bが共に運転停止中であればリセットされる。
【0053】両ポンプ7A、7Bの運転切換を行う場合
には、図13のフローチャートで示すようにまず運転中
の給水ポンプ7A又は7Bを停止させる前に、停止中の
給水ポンプ7B又は7Aに対するインバータ装置13A
又は13Bに対して動作指令を与えて給水ポンプ7B又
は7Aを運転させて同時運転期間を設定し、両出力が互
いに同じとなる過程を経てその後給水ポンプ7Aの動作
を停止させるようにしてもよい。
【0054】この方法としては、具体的には、また図1
4のフローチャートに示すように停止側ポンプをオンさ
せた後、一定時間経過する度に(例えば30秒、40
秒、50秒)、先に運転していたポンプの出力を目標設
定圧SVの1/2,1/4,1/8というように段階的
に下降させ、この下降に伴って後で運転を開始したポン
プの出力を上昇させ、例えば60秒経過時に先に運転し
ていたポンプを停止させる方法がある。
【0055】或いは図14の2台同一出力処理以後の処
理に代えて、図15に示すフローチャートの処理を行な
うと、2台のポンプの同時運転開始後両ポンプの同期が
とれた時点から一定時間Ts後に先に運転していたポン
プを停止させるようになり、滑らかな運転切換が可能と
なる。ところで自動運転中において、給水ポンプ7A,
7Bを停止させた場合には中央処理装置18はその停止
時間Txを図16のフローチャートに基づいてカウント
し、一定時間Txs(例えば6時間)以上継続した時に
は運転可能な給水ポンプ7A又は7Bを強制的に所定時
間Ty(例えば約30秒)だけ運転制御する。この運転
制御中においては吐出側圧力Pdが正常にあるか、即ち
吐出側圧力Pdが上昇しているか又は流入側圧力PIN
の圧力差が上昇しているかを監視するとともにサーマル
リレー16A又は16B等の監視により異常が発生する
かどうかを監視し、吐出側圧力Pdが異常になったり、
或いは運転制御中の給水ポンプ7A又は7Bに異常が発
生した時に運転制御を停止して、移報回路51をオンす
る。この動作は管路に滞留している水を攪拌して水質低
下を予防するとともに、給水ポンプ7A又は7Bの動作
確認のための動作となる。
【0056】尚、図17のフローチャートに示すように
所定時間Tyのカウントの代わりに吐 出側圧力Pdが
所定値Pxを越えたときに運転制御を停止するようにし
ても良い。また図18のフローチャートに示すように、
図17のものにおいて、給水ポンプ7A又は7Bを強制
オンして吐出側圧力Pdが所定値Pxに達するまでの時
間Tx’を計測し、一定時間Txs’と比較すること
で、給水ポンプ7A又は7Bの能力を確保するようにし
ても良い。
【0057】更に、吐出側圧力Pdが所定値Pxを越え
た状態を、図19のフローチャートに示すように時間T
x’をカウントして、時間Tx’が一定時間Txs’に
なるまで継続して運転制御を行い、吐出側圧力Pdの正
常、サーマルリレー16A,16B等の入力正常を更に
確認し、一定時間Txs’後に停止するようにしても良
い。
【0058】本実施例では上記以外の制御としては、流
入側圧力PINが予め設定してある低圧カット値より低い
状態が所定時間継続した場合には、ポンプ運転を禁止し
て、操作表示部23において流入圧低下を表示させる制
御がある。また流入側圧力PINが主設定圧MAINより一定
値高く設定してある高圧カット値を一定時間以上継続し
た場合には、低圧カットと同様にポンプ運転を禁止する
制御が行われる。そして流入側圧力PINが上昇して或い
は低下して主設定圧MAINより一定値高い或いは低い状態
となり、且つポンプ運転が可能状態であればポンプ運転
を再開する制御が行われる。
【0059】このときポンプ制御のための目標設定圧S
Vには運転停止時に記憶されている記憶設定圧Mがセッ
トされることになる。つまりコールドスタート時のよう
に主設定圧MAINを目標設定圧SVにセットして運転再開
する場合に比べて配水管内の著しい変化を招くことな
く、安定した給水ポンプ7A又は7Bの運転制御が可能
となる。 尚流量センサ12はその検出値を用いて目標
設定圧SVを演算設定する場合に使用されるものである
が、流量センサ12を用いた動作は特に本発明に無関係
なので説明を省略する。
【0060】更に本実施例ではポンプ制御に必要なデー
タ設定及びその表示切換えは操作表示装置23の押釦ス
イッチ42の押し操作の時間により中央処理装置18が
判断して行うようようになっており、図20は中央処理
装置18のその処理動作を示すフローチャートである。
つまり中央処理装置18はスイッチ入力の監視を図6の
フローチャートに示すように一定時間間隔で行うのであ
るが、その都度前回のサイクルでの押釦スイッチ42の
操作状態をSWold という変数に格納するとともに、今
回の状態の操作状態をSWという変数に格納し、夫々の
変数の内容により押釦スイッチ42の押し操作があるか
どうかを判定し、今回のサイクルで押釦スイッチ42の
押し操作があればタイマ値Tに一定値ΔTを加え、今回
のサイクルで押釦スイッチ42の押し操作が無く、前回
のサイクルで押釦スイッチ42の押し操作があった場合
には操作タイマ値TINに上記タイマ値Tの値を入れる。
もし前回のサイクルでも押釦スイッチ42の押し操作が
なければタイマ値Tを0にリセットするとともに操作タ
イマ値TINを0にリセットする。そして操作タイマ値T
INが0より大きく一定時間Ts以内であれば、書込みフ
ラグをオンし現在表示器37で表示されているデータD
DをEEPROM45に書込み記憶し、表示されていた
項目の設定データとする。この設定後書込みフラグをオ
フして表示器37の表示項目を次の表示項目に切換え、
作業変数Tempに現在のデータDDを格納する。
【0061】操作タイマ値TINが0から一定時間Tsの
範囲以外若しくは上記の作業変数Tempに現在のデー
タDDを格納した後、操作タイマ値TINが所定時間Ts
以上であるかどうかを判定し、もし所定時間Ts以上で
あれば、カウント値Nに1を加算し、そのカウント値N
が所定値Nsを越えているかどうかを判定し、もし越え
て居なければデータDDの値を現在のDDに一定値ΔD
Dを加えた値にする。
【0062】もしカウント値Nが所定値Nsを越えてい
る場合にはデータDDの値を現在のDDに一定値ΔDD
×Nsとする。つまり表示データの値の変化がNs倍に
なって高速表示となる。操作タイマ値TINが所定時間T
sが小さいか、或いは上記のデータDDの内容更新後に
おいて、作業変数Tempの内容が現在のデータDDに
一致するか否かを判定し、一致しない場合には書込みフ
ラグをオンする。このオンした後或いは、一致する場合
には次のスイッチ入力のサイクルまで待機する。
【0063】このようにして押釦スイッチ42の短い時
間の押し操作により表示項目の切換えと、表示されてい
るデータDDを設定データとして記憶させることがで
き、また長時間の押し操作により表示されているデータ
DDの変更ができることになり、使用者は一つの押釦ス
イッチ42の押し操作時間を変えることで、表示項目の
切り換え、表示データDDの変更、表示データDDを設
定データとして記憶させる夫々の操作が行えるのであ
る。
【0064】尚図20のY点に図21に示すフローチャ
ートの処理を挿入して、表示器37の自動消灯を行うよ
うにすれば省エネルギが図れる。つまり図21の場合、
表示器37の表示項目がブランクでない状態において、
押釦スイッチ42の押し操作が無い場合にはタイマ値T
cに一定値ΔTcを加算し、タイマ値Tcが一定時間
(例えば5分)を越える場合には、中央処理装置18は
表示器37を消灯して表示項目をブランクにし、タイマ
値Tcを0にリセットするのである。
【0065】(実施例2)ところで上記実施例1では、
ルーチンとルーチンとの間に空き領域NAを設けその空
き領域NAの最後尾にジャンプ命令を格納し、CPUた
る中央処理装置18のCPU18aが飛び先番地を誤っ
て空き領域NAをコールした場合には、格納されたNO
Pにより確実にジャンプ命令を実行することができるよ
うになっている。
【0066】しかしながら、ジャンプ命令の後ろにある
ジャンプ先番地を誤ってコールとした場合、そのジャン
プ先番地を示すデータが予約されている命令に相当する
ものである場合、中央処理装置18のCPU18aは命
令と判断し実行することになり、例えばこの命令と誤っ
て判断されたデータの格納番地に続くエリアの内容をデ
ータとして読み込み命令が実行された場合に、誤動作の
原因になるという問題があった。
【0067】つまり図22に示すように空き領域NA
(N+1〜N2)の最後尾の3バイト分のエリア(N+
3〜N+5)にジャンプ命令(=4C〔機械語〕)と、
このジャンプ命令が実行された時のジャンプする復旧プ
ログラムの格納エリアの先頭番地(例えばAD01)が
格納されているが、図において、飛び先番地の異常によ
り例えばロード命令(AD〔機械語〕)と同じデータが
格納されている番地(N+5)を中央処理装置18のC
PU18aがコールした場合には、ロード命令(AD
〔機械語〕)が実行され、後ろの番地N+6乃至N+8
に格納されているデータを読み取ることになり、番地N
+6乃至N+8に格納されているデータがNOPでない
場合には制御処理に異常を来す恐れがある。
【0068】そこで誤って命令と同じ内容のデータがジ
ャンプ命令のジャンプ先番地を示すデータにある場合に
は、このデータの後ろの当該命令が読み込むデータ分に
相当するエリアにNOPを格納したのが本実施例であ
る。図23は本実施例の中央処理装置18内のRAM1
8bのメモリマップを示しており、この場合0000
(H) から所定番地までメインルーチンMRのプログラム
を格納し、このメインルーチンからNOPを格納した空
き領域NAを介して番地AD01から復旧プログラムF
Pを格納し、さらにこの復旧プログラムFPの格納領域
からN+2までの間にNOPを格納した空き領域NAを
設け、更にこの空き領域NAの最後尾の3バイト分のエ
リア(N+3〜N+5)にジャンプ命令及びそのジャン
プ先番地を格納し、更にこのN+6のアドレスからN+
8までの間に命令(例えばAD)が実行されたときに読
み取られるデータ分に相当するエリア分を空き領域N
A’としてNOPを格納し、更にNOPを格納した空き
領域NA’を設け、このN+9以降にサブルーチンSR
のプログラムを格納するエリアやNOPを格納した空き
領域NAを設けてある。
【0069】而して本実施例では、例えジャンプ命令の
ジャンプ先番地が格納されているエリアを誤って中央処
理装置18のCPU18aがコールしてそのエリアのデ
ータを命令として実行した場合にあっても、命令実行に
伴って読み込むデータがNOPであるため、誤った制御
処理が為されることがない。ところで、例えばノイズ等
により本来空き領域NAであってNOPが書き込まれて
いる筈のエリア(例えばN−2〜N)に図22に示すよ
うなデータが書き込まれている場合、誤ってN−2より
下位の番地を中央処理装置18のCPU18aがコール
すると、N−2の番地に移行した時にジャンプ命令(例
えば4Cの〔機械語〕)が実行され、次の2バイトのデ
ータをジャンプ先番地としてジャンプすることになる。
この場合ジャンプ先番地がN−3であるから、無限ルー
プとなって暴走状態となる。
【0070】ここで本実施例では中央処理装置18のC
PU18aに図24に示すようなウオッチドッグタイマ
機能を併設しており、無限ループに入った場合には次の
処理により、復旧プログラムFPを実行するようになっ
ている。つまり、CPU18aのCPUコア50aとは
ハードウェア的には独立してCPU18a内に設けられ
たタイマカウンタ50bを使用した内部タイマ割り込み
により復旧プログラムを実行するようになっている。つ
まりタイマカウンタ50bはCPUコア50aからタイ
マセットされるようになっており、タイマセットがタイ
ムアップ前に行われている場合にはシステムが正常であ
ると判断して割り込みをかけないが、タイムアップする
前にタイマセットが行われず、タイムアップするとシス
テムの異常と判断して、タイムアップ割り込みをCPU
コア50aにかけ、予めRAM18aに格納してある復
旧処理プログラムFPを実行して復旧処理を行わせるの
である。
【0071】尚上記のようなタイマカウンタ50bによ
る内蔵型のウォッチドッグタイマ機能の代わりに、外付
けのウォッチドッグタイマを用いても良い。
【0072】
【発明の効果】請求項1の発明は、CPUからなる制御
手段により給水ポンプの運転制御を行う給水制御装置に
おいて、制御手段が実行する制御処理用のプログラムの
他に制御処理を強制復旧させる復旧プログラムを備え、
制御手段のメモリアクセス時に飛び先番地異常が起きる
と復旧プログラムを実行させる機能を備えているので、
外部ノイズ等の影響を受けて制御手段がアクセスすべき
メモリ上の番地を誤り、飛び先番地の異常を起こして
も、復旧プログラムを実行することにより制御手段によ
る制御処理を速やかに復旧させることができ、そのため
システムダウンによる給水制御の停止等の問題発生を無
くすことができるという効果がある。
【0073】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、メイン、サブの各プログラムの間に存在する空き領
域にNOP以外に復旧プログラムへのジャンプ命令を書
き込み、このジャンプ命令を、復旧プログラムを実行さ
せる機能としたので、飛び先番地の異常時において当該
空き領域へのアクセスの確率を増やし、その結果ルーチ
ン内で無限ループを起こす恐れが少なくなり、しかもジ
ャンプ命令により復旧プログラムの実行を行うことによ
り、制御手段による制御処理の復旧を確実に速やかに行
えるという効果がある。
【0074】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、ジャンプ命令の連続する後段のエリアに書かれたジ
ャンプ命令のデータ部分の内容を命令として誤って読み
込んだ場合にその命令実行によって読み込まれるデータ
部分に相当するエリアにNOPを書き込んだので、飛び
先番地の異常によりジャンプ命令のデータ部分をアクセ
スし、命令と誤った場合においても当該命令に対応する
データ部分がNOPであるため、無限ルーチンへ嵌まり
込むこともなく、サブルーチン等に移行して正常な状態
に戻ることができ、暴走による異常状態発生を防止する
ことができるという効果がある。
【0075】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、復旧プログラムを実行させる機能をウッチド
ッグタイマ手段を併設しているので、仮に無限ルーチン
に嵌まり込むような事態が起きても制御処理を復旧させ
ることができて、システムダウンの確率を一層少なくす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の給水制御装置の全体構成図
である。
【図2】同上の中央処理措置のROMのメモリマップの
説明図である。
【図3】同上の空き領域の内容説明図である。
【図4】同上の操作表示部の構成図である。
【図5】同上の操作表示装置を示すコントローラ本体の
正面図である。
【図6】同上の基本的なフローチャートである。
【図7】同上の電磁開閉器の制御処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】同上のPID制御の処理を示すフローチャート
である。
【図9】同上のPID制御の前段階の吐出側圧力の変化
状態説明図である。
【図10】同上の副設定値の可変処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】同上のポンプ故障時の制御処理を示すフロー
チャートである。
【図12】同上の強制切り換え制御の処理を示すフロー
チャートである。
【図13】同上の強制切り換え制御の別例の処理を示す
フローチャートである。
【図14】同上の強制切り換え制御の他例の処理を示す
フローチャートである。
【図15】同上の強制切り換え制御のその他の例の処理
を示すフローチャートである。
【図16】同上の強制起動制御の処理を示すフローチャ
ートである。
【図17】同上の強制起動制御の別例の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図18】同上の強制起動制御の他例の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図19】同上の強制起動制御のその他の例の処理を示
すフローチャートである。
【図20】同上のデータ設定の処理を示すフローチャー
トである。
【図21】同上の操作表示装置の表示器の節電処理のフ
ローチャートである。
【図22】本発明の実施例2の原理説明図である。
【図23】同上のメモリマップの説明図である。
【図24】同上に用いるウォッチドッグタイマ機能の構
成図である。
【符号の説明】
14 制御部 18 中央処理装置 18a CPU 18b RAM 18c ROM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUからなる制御手段により給水ポンプ
    の運転制御を行う給水制御装置において、制御手段が実
    行する制御処理用のプログラムの他に制御処理を強制復
    旧させる復旧プログラムを備え、制御手段のメモリアク
    セス時に飛び先番地異常が起きると復旧プログラムを実
    行させる機能を備えたことを特徴とする給水制御装置。
  2. 【請求項2】メイン、サブの各ルーチンのプログラムの
    間に存在する空き領域にNOP以外に復旧プログラムへ
    のジャンプ命令を書き込み、このジャンプ命令を、復旧
    プログラムを実行させる機能としたことを特徴とする請
    求項1記載の給水制御装置。
  3. 【請求項3】ジャンプ命令の連続する後段のエリアに書
    かれたジャンプ命令のデータ部分の内容を命令として誤
    って読み込んだ場合にその命令実行によって読み込まれ
    るデータ部分に相当するエリアにNOPを書き込んだこ
    とを特徴とする請求項2記載の給水制御装置。
  4. 【請求項4】復旧プログラムを実行させる機能としてウ
    ッチドッグタイマ手段を併用して成ることを特徴とする
    請求項2又は3記載の給水制御装置。
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