JPH08218439A - 建設機械等の運転室の暖房装置 - Google Patents
建設機械等の運転室の暖房装置Info
- Publication number
- JPH08218439A JPH08218439A JP5373295A JP5373295A JPH08218439A JP H08218439 A JPH08218439 A JP H08218439A JP 5373295 A JP5373295 A JP 5373295A JP 5373295 A JP5373295 A JP 5373295A JP H08218439 A JPH08218439 A JP H08218439A
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- Japan
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- water
- heat exchanger
- cab
- prime mover
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 機械本体に水冷式原動機をそなえた建設機械
等における運転室内の暖房を行う簡易な暖房装置を提供
する。 【構成】 運転室1内に熱交換器6を取り付ける。熱交
換器6と水冷式原動機2とを、水冷式原動機2から加熱
された冷却水を熱交換器6に送り込む送り管路7Aと、
熱交換器6から水冷式原動機2に冷却水を戻す戻り管路
7Bとから成る循環管路で互いに連結する。送り管路7
Aの途中には水量調整弁8を設ける。
等における運転室内の暖房を行う簡易な暖房装置を提供
する。 【構成】 運転室1内に熱交換器6を取り付ける。熱交
換器6と水冷式原動機2とを、水冷式原動機2から加熱
された冷却水を熱交換器6に送り込む送り管路7Aと、
熱交換器6から水冷式原動機2に冷却水を戻す戻り管路
7Bとから成る循環管路で互いに連結する。送り管路7
Aの途中には水量調整弁8を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、機械本体に水冷式原
動機をそなえた建設機械、農業機械等における運転室の
暖房装置に関する。
動機をそなえた建設機械、農業機械等における運転室の
暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、機械本体に水冷式原動機をそなえ
た建設機械における従来の運転室の暖房装置の一例を図
4を参照して説明する。
た建設機械における従来の運転室の暖房装置の一例を図
4を参照して説明する。
【0003】送風管10の内部には熱交換器11が設置
されており、この熱交換器11には、機械本体にそなえ
られた水冷式原動機から加熱された冷却水を送り込む送
り管路12Aと、熱交換器11から水冷式原動器に冷却
水を戻す戻り管路12Bとが連結されている。熱交換器
11の前部側には、モータ13により駆動するファン1
4が設置されている。モータ13は電源15に接続され
ている。ファン14によって発生する風Wが熱交換器1
1を通過する際、温水の熱エネルギが風Wに与えられ、
送風管10から温かい風となって送り出される。このよ
うな暖房装置を運転室内に設置して、運転室内の暖房を
する。
されており、この熱交換器11には、機械本体にそなえ
られた水冷式原動機から加熱された冷却水を送り込む送
り管路12Aと、熱交換器11から水冷式原動器に冷却
水を戻す戻り管路12Bとが連結されている。熱交換器
11の前部側には、モータ13により駆動するファン1
4が設置されている。モータ13は電源15に接続され
ている。ファン14によって発生する風Wが熱交換器1
1を通過する際、温水の熱エネルギが風Wに与えられ、
送風管10から温かい風となって送り出される。このよ
うな暖房装置を運転室内に設置して、運転室内の暖房を
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の運転室
の暖房装置では、モータ13、ファン14の電装品に加
え、送風管10があるため、スペースの確保が必要なう
え、複雑な形態、構造となる。かつ、運転室内の気温管
理を電気的な制御手段で行う必要がある。
の暖房装置では、モータ13、ファン14の電装品に加
え、送風管10があるため、スペースの確保が必要なう
え、複雑な形態、構造となる。かつ、運転室内の気温管
理を電気的な制御手段で行う必要がある。
【0005】この発明は前記にかんがみてなされたもの
で、送風管、電装品を省き、形態、構造を簡易化して運
転室内を暖房することができる暖房装置を提供すること
を目的とする。
で、送風管、電装品を省き、形態、構造を簡易化して運
転室内を暖房することができる暖房装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の暖房装置は、
運転室内に熱交換器を取り付け、その熱交換器と水冷式
原動機とを、水冷式原動機から加熱された冷却水を熱交
換器に送り込む送り管路と、熱交換器から水冷式原動機
に冷却水を戻す戻り管路とから成る循環管路で互いに連
結したことを特徴とする。送り管路には水量調整弁を設
ける。
運転室内に熱交換器を取り付け、その熱交換器と水冷式
原動機とを、水冷式原動機から加熱された冷却水を熱交
換器に送り込む送り管路と、熱交換器から水冷式原動機
に冷却水を戻す戻り管路とから成る循環管路で互いに連
結したことを特徴とする。送り管路には水量調整弁を設
ける。
【0007】
【作用】水冷式原動機から送り込まれた熱エネルギを持
つ冷却水が熱交換器を通過する際に生じる放射熱により
運転室内が暖められる。
つ冷却水が熱交換器を通過する際に生じる放射熱により
運転室内が暖められる。
【0008】
【実施例】つぎに、この発明の一実施例を、図1および
図2により説明する。
図2により説明する。
【0009】機械本体上には、運転室1が設置され、フ
ァン4をそなえた水冷式原動機2と熱交換器3とが取り
付けられている。水冷式原動機2と熱交換器3とは、水
冷式原動機2から加熱された冷却水を熱交換器3に送り
込む送り管路5aと、熱交換器3から水冷式原動機2に
戻す戻り管路5Bとから成る循環管路で互いに連結され
ている。ファン4は水冷式原動機2により駆動され、熱
交換器3に風を送る。
ァン4をそなえた水冷式原動機2と熱交換器3とが取り
付けられている。水冷式原動機2と熱交換器3とは、水
冷式原動機2から加熱された冷却水を熱交換器3に送り
込む送り管路5aと、熱交換器3から水冷式原動機2に
戻す戻り管路5Bとから成る循環管路で互いに連結され
ている。ファン4は水冷式原動機2により駆動され、熱
交換器3に風を送る。
【0010】運転室1内には熱交換器6が取り付けられ
ている。この熱交換器6と水冷式原動機2とは、水冷式
原動機2から加熱された冷却水を熱交換器6に送り込む
送り管路7Aと、熱交換器6から水冷式原動機2に冷却
水を戻す戻り管路7Bとから成る循環管路で互いに連結
されている。送り管路7Aの途中には水量調整弁8が設
けられている。
ている。この熱交換器6と水冷式原動機2とは、水冷式
原動機2から加熱された冷却水を熱交換器6に送り込む
送り管路7Aと、熱交換器6から水冷式原動機2に冷却
水を戻す戻り管路7Bとから成る循環管路で互いに連結
されている。送り管路7Aの途中には水量調整弁8が設
けられている。
【0011】水冷式原動機2で加熱された冷却水は送り
管路7Aを通り熱交換器6に送られ、戻り管路7Bを通
って水冷式原動機2に戻る。この際、水冷式原動機2で
与えられた熱エネルギを持つ冷却水が熱交換器6を通過
することにより、運転室1内に放射熱が与えられ、暖房
が行われる。水量調整弁8により冷却水の流量を加減す
ることにより、暖房温度を調整することができる。
管路7Aを通り熱交換器6に送られ、戻り管路7Bを通
って水冷式原動機2に戻る。この際、水冷式原動機2で
与えられた熱エネルギを持つ冷却水が熱交換器6を通過
することにより、運転室1内に放射熱が与えられ、暖房
が行われる。水量調整弁8により冷却水の流量を加減す
ることにより、暖房温度を調整することができる。
【0012】図3は、熱交換器6を運転室1の内壁1a
の一部に取り付けた実施例を示す。この実施例によれ
ば、設置スペースを縮小することができる。また、熱交
換器6を、運転室1の内壁に一体に構成することによ
り、装置の構成部品を減らすとともに、さらに設置スペ
ースの縮小をはかることができる。
の一部に取り付けた実施例を示す。この実施例によれ
ば、設置スペースを縮小することができる。また、熱交
換器6を、運転室1の内壁に一体に構成することによ
り、装置の構成部品を減らすとともに、さらに設置スペ
ースの縮小をはかることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、電気的
な部品を必要とせず、簡単な構成により運転室内の暖房
を行うことができ、装置の保守、点検が容易であり、装
置から音が発生しない。また、水量調整弁の操作により
暖房温度を調整することができ、かつ、熱交換器を運転
室の内壁に一体的に構成することにより運転室内のスペ
ースの縮小をはかることができる。
な部品を必要とせず、簡単な構成により運転室内の暖房
を行うことができ、装置の保守、点検が容易であり、装
置から音が発生しない。また、水量調整弁の操作により
暖房温度を調整することができ、かつ、熱交換器を運転
室の内壁に一体的に構成することにより運転室内のスペ
ースの縮小をはかることができる。
【図1】この発明の一実施例を示す系統図、
【図2】図1の熱交換器、送り管路、戻り管路の一部、
および水量調整弁を示す斜視図、
および水量調整弁を示す斜視図、
【図3】熱交換器を運転室の内壁の一部に取り付けたこ
の発明の他の実施例を示す斜視図、
の発明の他の実施例を示す斜視図、
【図4】従来の建設機械における運転室の暖房装置の一
例を示す断面側面図である。
例を示す断面側面図である。
1 運転室 1a 運転室の内壁 2 水冷式原動気 3 熱交換器 4 ファン 5A 送り管路 5B 戻り管路 6 熱交換器 7A 送り管路 7B 戻り管路 8 水量調整弁
Claims (3)
- 【請求項1】 機械本体に水冷式原動機をそなえた建設
機械等において、機械本体に設置した運転室内に熱交換
器を取り付け、その熱交換器と水冷式原動機とを、水冷
式原動機から加熱された冷却水を熱交換器に送り込む送
り管路と、熱交換器から水冷式原動機に冷却水を戻す戻
り管路とから成る循環管路で互いに連結したことを特徴
とする運転室の暖房装置。 - 【請求項2】 送り管路に水量調整弁を設けた請求項1
記載の運転室の暖房装置。 - 【請求項3】 熱交換器を運転室の内壁の一部に取り付
けた請求項1、2記載の運転室の暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5373295A JPH08218439A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 建設機械等の運転室の暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5373295A JPH08218439A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 建設機械等の運転室の暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08218439A true JPH08218439A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12951011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5373295A Pending JPH08218439A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 建設機械等の運転室の暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08218439A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023190025A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 株式会社クボタ | 作業機 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP5373295A patent/JPH08218439A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023190025A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 株式会社クボタ | 作業機 |
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