JPH05221234A - 自動車用暖房装置 - Google Patents
自動車用暖房装置Info
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- JPH05221234A JPH05221234A JP18864191A JP18864191A JPH05221234A JP H05221234 A JPH05221234 A JP H05221234A JP 18864191 A JP18864191 A JP 18864191A JP 18864191 A JP18864191 A JP 18864191A JP H05221234 A JPH05221234 A JP H05221234A
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- radiator
- engine
- forced circulation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】暖房能力の大小の状態に関係なく、放熱器の温
度むらが小さくて一様な暖房を行うことができる自動車
用暖房装置を提供することを目的とする。 【構成】自動車のエンジン1を冷却することによって温
められた温水を循環させる管路の途中に、車室内に放熱
を行うための放熱器3を接続して、上記放熱器3を通る
温水の流量を変えることにより暖房能力を制御するよう
にした自動車用暖房装置において、上記エンジン1の冷
却水出口と上記放熱器3の温水入口との間を接続する送
水管路4の途中に、上記エンジン1側から上記放熱器3
に送り込まれる温水の量を制御するための流量制御弁1
1を設けると共に、上記放熱器3の温水出口から出た温
水の一部を、上記放熱器3の温水入口に戻して再び上記
放熱器3内に送り込む強制循環手段13,14を設け
た。
度むらが小さくて一様な暖房を行うことができる自動車
用暖房装置を提供することを目的とする。 【構成】自動車のエンジン1を冷却することによって温
められた温水を循環させる管路の途中に、車室内に放熱
を行うための放熱器3を接続して、上記放熱器3を通る
温水の流量を変えることにより暖房能力を制御するよう
にした自動車用暖房装置において、上記エンジン1の冷
却水出口と上記放熱器3の温水入口との間を接続する送
水管路4の途中に、上記エンジン1側から上記放熱器3
に送り込まれる温水の量を制御するための流量制御弁1
1を設けると共に、上記放熱器3の温水出口から出た温
水の一部を、上記放熱器3の温水入口に戻して再び上記
放熱器3内に送り込む強制循環手段13,14を設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のエンジンを
冷却することによって温められた温水を循環させる管路
の途中に、車室内に放熱を行うための放熱器を接続し
て、上記放熱器を通る温水の流量を変えることにより暖
房能力を制御するようにした自動車用暖房装置に関す
る。
冷却することによって温められた温水を循環させる管路
の途中に、車室内に放熱を行うための放熱器を接続し
て、上記放熱器を通る温水の流量を変えることにより暖
房能力を制御するようにした自動車用暖房装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車用暖房装置においては、放
熱器を流れる温水の流量は制御せずに、放熱器を流れる
空気の流量を制御することによって暖房能力を制御す
る、いわゆるエアミックス方式が主流となっている。
熱器を流れる温水の流量は制御せずに、放熱器を流れる
空気の流量を制御することによって暖房能力を制御す
る、いわゆるエアミックス方式が主流となっている。
【0003】しかし、この方式では、放熱器を流れる空
気と放熱器を迂回する空気の流れを、大きなミックスド
アによって制御するので、ミックスドアが回動するのに
必要な空間を確保する必要があり、そのため装置が大き
なスぺースをとってしまう欠点がある。
気と放熱器を迂回する空気の流れを、大きなミックスド
アによって制御するので、ミックスドアが回動するのに
必要な空間を確保する必要があり、そのため装置が大き
なスぺースをとってしまう欠点がある。
【0004】これに対して、放熱器を通る温水の流量を
制御することによって暖房能力を制御する方式を採用す
れば、エアミックス方式に比べて装置を大幅に小型化す
ることができる。
制御することによって暖房能力を制御する方式を採用す
れば、エアミックス方式に比べて装置を大幅に小型化す
ることができる。
【0005】図12は、そのような従来の自動車用暖房
装置を示している。図中、51は自動車のエンジン。5
2はラジエタ。53は、エンジン冷却水を循環させるた
めの循環ポンプ。54は放熱器。55は、放熱器54か
ら放出される熱を車室内に送り込むためのファン。56
及び57は、エンジン51から放熱器54へ向かう温水
の流量を調整するための弁である。
装置を示している。図中、51は自動車のエンジン。5
2はラジエタ。53は、エンジン冷却水を循環させるた
めの循環ポンプ。54は放熱器。55は、放熱器54か
ら放出される熱を車室内に送り込むためのファン。56
及び57は、エンジン51から放熱器54へ向かう温水
の流量を調整するための弁である。
【0006】このような自動車用暖房装置においては、
エンジン51から出た摂氏約82度の温水が放熱器54
に流れ込み、その流量が弁56,57によって制御され
る。図2の破線は、上述のような従来の自動車用暖房装
置における、放熱器54を流れる温水の流量と、放熱器
54から出る空気の平均温度との関係を例示したもので
ある。
エンジン51から出た摂氏約82度の温水が放熱器54
に流れ込み、その流量が弁56,57によって制御され
る。図2の破線は、上述のような従来の自動車用暖房装
置における、放熱器54を流れる温水の流量と、放熱器
54から出る空気の平均温度との関係を例示したもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】放熱器54は、例えば
図13に示されるように、温水入口54aから入った温
水が、複数(例えば3本)の通路に分岐され、途中の合
流点54bで一度合流した後、再び分岐され、温水出口
54cで再度合流して流れ出る。
図13に示されるように、温水入口54aから入った温
水が、複数(例えば3本)の通路に分岐され、途中の合
流点54bで一度合流した後、再び分岐され、温水出口
54cで再度合流して流れ出る。
【0008】その結果、暖房能力を大きくするために温
水の流量を大きくしたときにはあまり問題はないが、暖
房能力を下げるために温水の流量を小さくすると、図1
3に破線で示される等温線に示されるように、温水入口
54a付近だけが高温となり、内部へいくにしたがっ
て、水温が急激に下がってしまう。
水の流量を大きくしたときにはあまり問題はないが、暖
房能力を下げるために温水の流量を小さくすると、図1
3に破線で示される等温線に示されるように、温水入口
54a付近だけが高温となり、内部へいくにしたがっ
て、水温が急激に下がってしまう。
【0009】このような温度むらは、放熱器の熱交換性
能がよいほど極端なものになる。自動車用暖房装置は、
複数の吹き出し口から同時に空気を車室内に吹き出すた
め、このような放熱器の表面の温度むらがあると、各吹
き出し口から出る空気の温度に差が出てしまう。
能がよいほど極端なものになる。自動車用暖房装置は、
複数の吹き出し口から同時に空気を車室内に吹き出すた
め、このような放熱器の表面の温度むらがあると、各吹
き出し口から出る空気の温度に差が出てしまう。
【0010】特に、暖房装置の空気通路を小型にするよ
うな場合には、図14に示されるように放熱器54の空
気出口面と空気通路(ダクト)60の分岐点との距離L
を極力小さくしたいので、車室内の吹き出し口61,6
2,63間の空気の温度差は非常に大きなものになって
しまう。
うな場合には、図14に示されるように放熱器54の空
気出口面と空気通路(ダクト)60の分岐点との距離L
を極力小さくしたいので、車室内の吹き出し口61,6
2,63間の空気の温度差は非常に大きなものになって
しまう。
【0011】本発明は、そのような従来の欠点を解消
し、暖房能力の大小の状態に関係なく、放熱器の温度む
らが小さくて一様な暖房を行うことができる自動車用暖
房装置を提供することを目的とする。
し、暖房能力の大小の状態に関係なく、放熱器の温度む
らが小さくて一様な暖房を行うことができる自動車用暖
房装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の自動車用暖房装置は、自動車のエンジンを
冷却することによって温められた温水を循環させる管路
の途中に、車室内に放熱を行うための放熱器を接続し
て、上記放熱器を通る温水の流量を変えることにより暖
房能力を制御するようにした自動車用暖房装置におい
て、上記エンジンの冷却水出口と上記放熱器の温水入口
との間を接続する送水管路の途中に、上記エンジン側か
ら上記放熱器に送り込まれる温水の量を制御するための
流量制御弁を設けると共に、上記放熱器の温水出口から
出た温水の一部を、上記放熱器の温水入口に戻して再び
上記放熱器内に送り込む強制循環手段を設けたことを特
徴とする。
め、本発明の自動車用暖房装置は、自動車のエンジンを
冷却することによって温められた温水を循環させる管路
の途中に、車室内に放熱を行うための放熱器を接続し
て、上記放熱器を通る温水の流量を変えることにより暖
房能力を制御するようにした自動車用暖房装置におい
て、上記エンジンの冷却水出口と上記放熱器の温水入口
との間を接続する送水管路の途中に、上記エンジン側か
ら上記放熱器に送り込まれる温水の量を制御するための
流量制御弁を設けると共に、上記放熱器の温水出口から
出た温水の一部を、上記放熱器の温水入口に戻して再び
上記放熱器内に送り込む強制循環手段を設けたことを特
徴とする。
【0013】また、上記エンジンの冷却水出口と上記流
量制御弁との間を接続する送水管路内を流れる温水の一
部を上記エンジンの冷却水入口に帰還させるための温水
帰還手段を設けてもよく、さらに、上記強制循環手段
が、温水を送るための強制循環ポンプと、温水が上記強
制循環ポンプの吐出方向と逆方向に逆流するのを防止す
るための逆止弁とを有していてもよい。
量制御弁との間を接続する送水管路内を流れる温水の一
部を上記エンジンの冷却水入口に帰還させるための温水
帰還手段を設けてもよく、さらに、上記強制循環手段
が、温水を送るための強制循環ポンプと、温水が上記強
制循環ポンプの吐出方向と逆方向に逆流するのを防止す
るための逆止弁とを有していてもよい。
【0014】そして、上記エンジンの冷却水入口に水を
戻すための戻し管路の途中に、戻し管路内の水流によっ
て回転駆動される水車を設け、上記強制循環ポンプを上
記水車によって回転駆動してもよい。
戻すための戻し管路の途中に、戻し管路内の水流によっ
て回転駆動される水車を設け、上記強制循環ポンプを上
記水車によって回転駆動してもよい。
【0015】また、上記温水帰還手段には、帰還される
温水の流量を制御するための帰還流量制御弁を設け、上
記帰還流量制御弁と上記流量制御弁と上記強制循環ポン
プと上記逆止弁とを一体的に設けてもよい。
温水の流量を制御するための帰還流量制御弁を設け、上
記帰還流量制御弁と上記流量制御弁と上記強制循環ポン
プと上記逆止弁とを一体的に設けてもよい。
【0016】また、上記強制循環手段において上記放熱
器の温水出口から出た温水の一部を、上記放熱器の温水
入口に戻して再び上記放熱器内に送り込むための強制循
環ポンプを、上記エンジンを冷却することによって温め
られた温水を循環させる管路の途中に上記放熱器に対し
て直列に設けてもよく、上記流量制御弁が、上記エンジ
ン側から上記放熱器に送り込まれる温水の量と上記放熱
器の温水出口から出て再び温水入口に戻される温水の量
とを調整する三方弁であってもよい。
器の温水出口から出た温水の一部を、上記放熱器の温水
入口に戻して再び上記放熱器内に送り込むための強制循
環ポンプを、上記エンジンを冷却することによって温め
られた温水を循環させる管路の途中に上記放熱器に対し
て直列に設けてもよく、上記流量制御弁が、上記エンジ
ン側から上記放熱器に送り込まれる温水の量と上記放熱
器の温水出口から出て再び温水入口に戻される温水の量
とを調整する三方弁であってもよい。
【0017】
【作用】エンジン側から放熱器に送り込まれる温水の流
量は、流量制御弁によって制御されるが、放熱器の温水
出口から出た水の一部は、強制循環手段によって放熱器
の温水入口に戻されて、再び放熱器内に送り込まれる。
量は、流量制御弁によって制御されるが、放熱器の温水
出口から出た水の一部は、強制循環手段によって放熱器
の温水入口に戻されて、再び放熱器内に送り込まれる。
【0018】したがって、エンジン側から放熱器に送り
込まれる温水の流量が少ないときであっても、放熱器内
に一定量以上の温水が流れ、放熱器の温度むら発生を抑
制することができる。
込まれる温水の流量が少ないときであっても、放熱器内
に一定量以上の温水が流れ、放熱器の温度むら発生を抑
制することができる。
【0019】そして、放熱器の温水出口から出た水の一
部を放熱器の温水入口に戻すための強制循環ポンプを、
エンジンを冷却することによって温められた温水(冷却
水)を循環させる管路の途中に放熱器に対して直列に介
装すれば、その強制循環ポンプを、エンジンの回転数が
低いときに放熱器に対する冷却水の循環量を増やすため
にも兼用することができる。
部を放熱器の温水入口に戻すための強制循環ポンプを、
エンジンを冷却することによって温められた温水(冷却
水)を循環させる管路の途中に放熱器に対して直列に介
装すれば、その強制循環ポンプを、エンジンの回転数が
低いときに放熱器に対する冷却水の循環量を増やすため
にも兼用することができる。
【0020】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1にお
いて、1は自動車のエンジン。2はラジエタ。3は放熱
器である。エンジン1からラジエタ2及び放熱器3へ
は、エンジン冷却水(以下、「温水」又は「水」ともい
う)が、エンジンの冷却水出口1aから送水管路4を通
って送られ、戻り管路5を通って、エンジンの冷却水入
口1bからエンジン1に戻される。
いて、1は自動車のエンジン。2はラジエタ。3は放熱
器である。エンジン1からラジエタ2及び放熱器3へ
は、エンジン冷却水(以下、「温水」又は「水」ともい
う)が、エンジンの冷却水出口1aから送水管路4を通
って送られ、戻り管路5を通って、エンジンの冷却水入
口1bからエンジン1に戻される。
【0021】6は、そのようにエンジン冷却水を循環さ
せるための循環ポンプであり、エンジン1によって駆動
される。7はサーモスタットである。このような構成に
よって、エンジン1を冷却することによって暖められた
温水(一般に、摂氏約82度)を放熱器3に流し、ファ
ン8を回転させて車室内に放熱し、暖房することができ
る。放熱器3を通過することによって、温水は温度が下
がって、水になる。
せるための循環ポンプであり、エンジン1によって駆動
される。7はサーモスタットである。このような構成に
よって、エンジン1を冷却することによって暖められた
温水(一般に、摂氏約82度)を放熱器3に流し、ファ
ン8を回転させて車室内に放熱し、暖房することができ
る。放熱器3を通過することによって、温水は温度が下
がって、水になる。
【0022】エンジン1から放熱器3に向かう送水管路
4の途中には、エンジン1から放熱器3に流れ込む温水
の流量を制御するための流量制御弁11が接続されてい
る。この流量制御によって、放熱器3の放熱量(暖房能
力)が制御される。
4の途中には、エンジン1から放熱器3に流れ込む温水
の流量を制御するための流量制御弁11が接続されてい
る。この流量制御によって、放熱器3の放熱量(暖房能
力)が制御される。
【0023】放熱器3と流量制御弁11よりもエンジン
1寄りの位置には、送水管路4と戻り管路5との間に定
差圧弁(帰還流量制御弁)12が設けられている。そし
て、送水管路4と戻り管路5との差圧が一定(例えば1
60mmHg)以上になると、定差圧弁12が開いて、温水
の一部が流量制御弁11を通らずに、送水管路4から戻
り管路5を経て、エンジン1の冷却水入口1bに帰還さ
れる。
1寄りの位置には、送水管路4と戻り管路5との間に定
差圧弁(帰還流量制御弁)12が設けられている。そし
て、送水管路4と戻り管路5との差圧が一定(例えば1
60mmHg)以上になると、定差圧弁12が開いて、温水
の一部が流量制御弁11を通らずに、送水管路4から戻
り管路5を経て、エンジン1の冷却水入口1bに帰還さ
れる。
【0024】また、流量制御弁11及び定差圧弁12よ
りも放熱器3寄りの位置には、戻り管路5と送水管路4
とを連通させる管路(循環管路)13が設けられてい
る。そして、その循環管路13の途中には、戻り管路5
から送水管路4に水を強制的に循環させるための強制循
環ポンプ14が設けられている。強制循環ポンプ14
は、例えば電動式のものであり、放熱器3の温水出口3
cから出た水の一部が、この強制循環ポンプ14によっ
て放熱器3の温水入口3a側に直接戻されて、再び放熱
器3内に送り込まれる。このようにして、一部の水は、
放熱器3と循環管路13によって形成されるループ管路
を強制的に循環される。
りも放熱器3寄りの位置には、戻り管路5と送水管路4
とを連通させる管路(循環管路)13が設けられてい
る。そして、その循環管路13の途中には、戻り管路5
から送水管路4に水を強制的に循環させるための強制循
環ポンプ14が設けられている。強制循環ポンプ14
は、例えば電動式のものであり、放熱器3の温水出口3
cから出た水の一部が、この強制循環ポンプ14によっ
て放熱器3の温水入口3a側に直接戻されて、再び放熱
器3内に送り込まれる。このようにして、一部の水は、
放熱器3と循環管路13によって形成されるループ管路
を強制的に循環される。
【0025】その結果、流量制御弁11から放熱器3に
流れ込む温水の流量が小さいときでも、放熱器3の表面
に発生する温度むらを小さくするのに充分な流量を確保
することができる。放熱器3に流れる循環流量は、例え
ば毎時200リットル以上である。
流れ込む温水の流量が小さいときでも、放熱器3の表面
に発生する温度むらを小さくするのに充分な流量を確保
することができる。放熱器3に流れる循環流量は、例え
ば毎時200リットル以上である。
【0026】また、強制循環ポンプ14の吐出側には、
強制循環ポンプ14によって送り出される温水が逆流す
るのを防止するように、循環管路13に、逆止弁15が
介挿されている。
強制循環ポンプ14によって送り出される温水が逆流す
るのを防止するように、循環管路13に、逆止弁15が
介挿されている。
【0027】したがって、流量制御弁11を通る温水の
流量が多くて、放熱器3の温水入口3a側の圧力が高く
なっても、その温水が、放熱器3を通らずに強制循環ポ
ンプ14に流れ込むことはない。ただし、強制循環ポン
プ14の揚程が常に十分に大きければ、逆止弁15を設
ける必要はない。
流量が多くて、放熱器3の温水入口3a側の圧力が高く
なっても、その温水が、放熱器3を通らずに強制循環ポ
ンプ14に流れ込むことはない。ただし、強制循環ポン
プ14の揚程が常に十分に大きければ、逆止弁15を設
ける必要はない。
【0028】このようにして、もし放熱器3の温水出口
3cから温水入口3aへ水を戻さなければ、例えば毎時
25リットルの放熱器内の温水流量を、毎時200リッ
トルにすることができる。
3cから温水入口3aへ水を戻さなければ、例えば毎時
25リットルの放熱器内の温水流量を、毎時200リッ
トルにすることができる。
【0029】その結果、放熱器3の入口付近の温度が例
えば摂氏82度から25度に下がり、放熱器3の表面温
度むらが十分に小さくなる。図2の実線は、その状態を
示している。
えば摂氏82度から25度に下がり、放熱器3の表面温
度むらが十分に小さくなる。図2の実線は、その状態を
示している。
【0030】なお、流量制御弁11を通過する温水の流
量が多く、放熱器3の温度むらが小さい状態のときに
は、強制循環ポンプ14を停止させてもよい。そのため
に、流量制御弁11の動作と連動して強制循環ポンプ1
4の駆動電源をオン、オフするスイッチ(図示せず)な
どを設けてもよい。
量が多く、放熱器3の温度むらが小さい状態のときに
は、強制循環ポンプ14を停止させてもよい。そのため
に、流量制御弁11の動作と連動して強制循環ポンプ1
4の駆動電源をオン、オフするスイッチ(図示せず)な
どを設けてもよい。
【0031】また、オートエアコンを制御するマイクロ
プロセッサ(図示せず)などによって、流量制御弁11
の制御と連動して、強制循環ポンプ14の動作を制御し
てもよい。
プロセッサ(図示せず)などによって、流量制御弁11
の制御と連動して、強制循環ポンプ14の動作を制御し
てもよい。
【0032】図3は、本発明の第2の実施例を部分的に
示しており、戻り管路5内の水の流れによって回転駆動
される水車18と強制循環ポンプ14とを軸19で直結
して、水車18の回転力によって強制循環ポンプ14を
回転駆動するようにしたものである。
示しており、戻り管路5内の水の流れによって回転駆動
される水車18と強制循環ポンプ14とを軸19で直結
して、水車18の回転力によって強制循環ポンプ14を
回転駆動するようにしたものである。
【0033】この場合には、放熱器3の温水出口3cか
らエンジン1の冷却水入口1bへ戻る水と定差圧弁12
からエンジンの冷却水入口1bへ戻る温水とが合流して
流れる、流量の多い部分に水車18を配置している。
らエンジン1の冷却水入口1bへ戻る水と定差圧弁12
からエンジンの冷却水入口1bへ戻る温水とが合流して
流れる、流量の多い部分に水車18を配置している。
【0034】また、図3の破線内の機構、即ち、流量制
御弁11、定差圧弁12、水車18、強制循環ポンプ1
4及び逆止弁15は、一つのユニットとして一体的にま
とめて構成されていて、組み付け等を簡単に行うことが
できる。
御弁11、定差圧弁12、水車18、強制循環ポンプ1
4及び逆止弁15は、一つのユニットとして一体的にま
とめて構成されていて、組み付け等を簡単に行うことが
できる。
【0035】図4は本発明の第3の実施例を示してお
り、電動三方弁からなる流量制御弁21と放熱器3との
間の送水管路4の途中に、強制循環ポンプ24が放熱器
3に対して直列に設けられている。この強制循環ポンプ
24を駆動することによって、強制循環ポンプ24が設
けられている部分の管路には、放熱器3の温水出口3c
から循環管路23を通って温水入口3aに戻される温水
と、エンジン1を冷却することによって温められてエン
ジン1の冷却水出口1aから放熱器3の温水入口3aに
向かう温水とを流すことができる。
り、電動三方弁からなる流量制御弁21と放熱器3との
間の送水管路4の途中に、強制循環ポンプ24が放熱器
3に対して直列に設けられている。この強制循環ポンプ
24を駆動することによって、強制循環ポンプ24が設
けられている部分の管路には、放熱器3の温水出口3c
から循環管路23を通って温水入口3aに戻される温水
と、エンジン1を冷却することによって温められてエン
ジン1の冷却水出口1aから放熱器3の温水入口3aに
向かう温水とを流すことができる。
【0036】循環管路23には、戻り管路5から送水管
路4へ向かう方向にのみ温水を通す逆止弁22が介挿さ
れている。そして、三方弁21を調整することによっ
て、放熱器3の温水入口3aに流入するエンジン1から
の温水(冷却水)と放熱器3の温水出口3cからの戻り
温水との比率を変えることができる。
路4へ向かう方向にのみ温水を通す逆止弁22が介挿さ
れている。そして、三方弁21を調整することによっ
て、放熱器3の温水入口3aに流入するエンジン1から
の温水(冷却水)と放熱器3の温水出口3cからの戻り
温水との比率を変えることができる。
【0037】このように構成された第3の実施例装置に
よれば、放熱器3に対してエンジン冷却水を充分に流入
させるときには、流量制御弁(三方弁)21の送水管路
4側を開いて循環管路23側を閉じる。そしてその場合
に、冷却水の温度が高く充分な暖房能力があるときは強
制循環ポンプ24は停止させておき、暖房能力が不足の
ときは、強制循環ポンプ24を駆動して、放熱器3に流
入するエンジン冷却水量を増やす。
よれば、放熱器3に対してエンジン冷却水を充分に流入
させるときには、流量制御弁(三方弁)21の送水管路
4側を開いて循環管路23側を閉じる。そしてその場合
に、冷却水の温度が高く充分な暖房能力があるときは強
制循環ポンプ24は停止させておき、暖房能力が不足の
ときは、強制循環ポンプ24を駆動して、放熱器3に流
入するエンジン冷却水量を増やす。
【0038】また、放熱器3に流入させるエンジン冷却
水量が少なくて、放熱器3に温度むらが発生するような
場合には、流量制御弁(三方弁)21の送水管路4側を
ある程度絞り、循環管路23側を開いて、強制循環ポン
プ24を駆動する。すると、前述の第1及び第2の実施
例と同様に放熱器3の温水出口3cから出た水の一部が
再び温水入口3aから放熱器3内に戻り、放熱器3の温
度むら発生を抑制することができる。
水量が少なくて、放熱器3に温度むらが発生するような
場合には、流量制御弁(三方弁)21の送水管路4側を
ある程度絞り、循環管路23側を開いて、強制循環ポン
プ24を駆動する。すると、前述の第1及び第2の実施
例と同様に放熱器3の温水出口3cから出た水の一部が
再び温水入口3aから放熱器3内に戻り、放熱器3の温
度むら発生を抑制することができる。
【0039】図5は本発明の第4の実施例を示してお
り、第3の実施例にさらに、強制循環ポンプ24をバイ
パスするように強制循環ポンプ24に並列に接続された
バイパス管路31と、エンジン1と流量制御弁21との
間で送水管路4と戻り管路5との間の差圧を一定以下に
保つための定差圧弁32が設けられている。
り、第3の実施例にさらに、強制循環ポンプ24をバイ
パスするように強制循環ポンプ24に並列に接続された
バイパス管路31と、エンジン1と流量制御弁21との
間で送水管路4と戻り管路5との間の差圧を一定以下に
保つための定差圧弁32が設けられている。
【0040】このうち、バイパス管路31には、強制循
環ポンプ24による温水駆動方向と平行方向にのみ温水
を通過させる逆止弁33が接続されている。また、定差
圧弁32は、エンジン1の回転数が高くなって循環ポン
プ6の能力が大きくなり過ぎたときなどに作用する。
環ポンプ24による温水駆動方向と平行方向にのみ温水
を通過させる逆止弁33が接続されている。また、定差
圧弁32は、エンジン1の回転数が高くなって循環ポン
プ6の能力が大きくなり過ぎたときなどに作用する。
【0041】図6は、上述の第4の実施例の強制循環ポ
ンプ24、流量制御弁(三方弁)21及び定差圧弁32
を一つのユニット的に構成した構造の例を示している。
バイパス管路31に介挿された逆止弁33は図示が省略
されている。
ンプ24、流量制御弁(三方弁)21及び定差圧弁32
を一つのユニット的に構成した構造の例を示している。
バイパス管路31に介挿された逆止弁33は図示が省略
されている。
【0042】強制循環ポンプ24は、電動モータ24a
によって遠心ポンプ24bを回転させる構造であり、定
差圧弁32は、弁体32aを、戻り管5側から圧縮コイ
ルスプリング32bによって送水管路4側の弁座32c
に押し付けるように構成されている。
によって遠心ポンプ24bを回転させる構造であり、定
差圧弁32は、弁体32aを、戻り管5側から圧縮コイ
ルスプリング32bによって送水管路4側の弁座32c
に押し付けるように構成されている。
【0043】流量制御弁(三方弁)21は、図示されて
いないモータアクチュエータによって軸方向に駆動され
るロッド21aの先端に、圧縮コイルスプリング21b
を挟んで配置された主弁21cと副弁21dの2つの弁
体と、その弁体21c,21dが押し付けられる弁座2
1e,21fなどによって構成されている。主弁21c
はエンジン1から送られてくる温水(冷却水)の通路を
開閉し、副弁21dは放熱器3の温水出口3cから戻さ
れてくる温水の通路を開閉する。
いないモータアクチュエータによって軸方向に駆動され
るロッド21aの先端に、圧縮コイルスプリング21b
を挟んで配置された主弁21cと副弁21dの2つの弁
体と、その弁体21c,21dが押し付けられる弁座2
1e,21fなどによって構成されている。主弁21c
はエンジン1から送られてくる温水(冷却水)の通路を
開閉し、副弁21dは放熱器3の温水出口3cから戻さ
れてくる温水の通路を開閉する。
【0044】また、ロッド21aには、ロッド21aの
移動位置(即ち弁体21c,21dの位置)を検出する
ための、可変抵抗器を用いた検出器21gが設けられて
いる。
移動位置(即ち弁体21c,21dの位置)を検出する
ための、可変抵抗器を用いた検出器21gが設けられて
いる。
【0045】図7は、流量制御弁(三方弁)21のロッ
ド21aの移動位置と主弁21c及び副弁21dの開度
との関係を示しており、先に説明した図6は、ロッド2
1aが最も押し込まれて、主弁21cが全開で副弁21
dが全閉のAの状態を示している。
ド21aの移動位置と主弁21c及び副弁21dの開度
との関係を示しており、先に説明した図6は、ロッド2
1aが最も押し込まれて、主弁21cが全開で副弁21
dが全閉のAの状態を示している。
【0046】また、図8は、副弁21d及び定差圧弁3
2の、各弁の前後にかかる差圧と弁開度との関係を示し
ており、副弁21dは、差圧が低いときに閉じて差圧が
上昇すると開く逆止弁として機能し、定差圧弁21は、
送水管路4と戻り管路5の差圧を最大約180mmHgの圧
力に制御する。
2の、各弁の前後にかかる差圧と弁開度との関係を示し
ており、副弁21dは、差圧が低いときに閉じて差圧が
上昇すると開く逆止弁として機能し、定差圧弁21は、
送水管路4と戻り管路5の差圧を最大約180mmHgの圧
力に制御する。
【0047】主弁21cが全開の、図6に示される状態
のときは、エンジン1からの温水(冷却水)を放熱器3
に最大に流すときであり、エンジン1から出される温水
の温度が高くて十分な暖房能力があるときには、強制循
環ポンプ24は停止させておく。副弁21dは完全に閉
じているので、放熱器3の温水出口3cから出た温水
は、戻り管路5を通ってエンジン1に戻される。
のときは、エンジン1からの温水(冷却水)を放熱器3
に最大に流すときであり、エンジン1から出される温水
の温度が高くて十分な暖房能力があるときには、強制循
環ポンプ24は停止させておく。副弁21dは完全に閉
じているので、放熱器3の温水出口3cから出た温水
は、戻り管路5を通ってエンジン1に戻される。
【0048】エンジン1からの温水の流量が不足してい
るときには、強制循環ポンプ24を駆動することによっ
て流量が増え、十分な暖房能力を得ることができる。エ
ンジン1からの温水の流量を絞って暖房能力を下げると
きには、図9に示されるように、ロッド21aを中間位
置まで移動させる。すると、主弁21cの開度が減小し
て、そこを通過する温水の流量が減少する。そのとき副
弁21dは逆止弁として作用して完全に閉じ、放熱器3
の温水出口3cから出た温水は戻り管路5を通ってエン
ジン1に戻される。
るときには、強制循環ポンプ24を駆動することによっ
て流量が増え、十分な暖房能力を得ることができる。エ
ンジン1からの温水の流量を絞って暖房能力を下げると
きには、図9に示されるように、ロッド21aを中間位
置まで移動させる。すると、主弁21cの開度が減小し
て、そこを通過する温水の流量が減少する。そのとき副
弁21dは逆止弁として作用して完全に閉じ、放熱器3
の温水出口3cから出た温水は戻り管路5を通ってエン
ジン1に戻される。
【0049】ただし、この状態で放熱器3を流れる温水
の流量が非常に少ないと、放熱器3には大きな温度むら
が発生する。そのようなときは、強制循環ポンプ24を
作動させれば、図10に示されるように、副弁21dが
開いて、放熱器3の温水出口3cから出た温水が、副弁
21dを通って再び放熱器3の温水入口3aに戻され
る。その結果、放熱器3の温度むらがなくなる。
の流量が非常に少ないと、放熱器3には大きな温度むら
が発生する。そのようなときは、強制循環ポンプ24を
作動させれば、図10に示されるように、副弁21dが
開いて、放熱器3の温水出口3cから出た温水が、副弁
21dを通って再び放熱器3の温水入口3aに戻され
る。その結果、放熱器3の温度むらがなくなる。
【0050】図11は、ロッド21aを最も引き出し
て、主弁21cを全閉にして暖房を停止させた、図7に
おけるBの状態を示している。
て、主弁21cを全閉にして暖房を停止させた、図7に
おけるBの状態を示している。
【0051】
【発明の効果】本発明の自動車用暖房装置によれば、放
熱器の温水出口から温水入口に水を戻して循環させるこ
とにより、放熱器内の流量が増えると共に放熱器入口の
温度が下がるので、放熱器の表面の温度むらが小さくな
って、空気吹き出し口毎にばらつきのない、一様な暖房
を行うことができる。
熱器の温水出口から温水入口に水を戻して循環させるこ
とにより、放熱器内の流量が増えると共に放熱器入口の
温度が下がるので、放熱器の表面の温度むらが小さくな
って、空気吹き出し口毎にばらつきのない、一様な暖房
を行うことができる。
【0052】また、エンジンを冷却することによって温
められた温水(冷却水)を放熱器に強制的に送り込むた
めの強制循環ポンプを放熱器の温水循環に兼用すること
によって、シンプルで性能のよい自動車用暖房装置を得
ることができる。
められた温水(冷却水)を放熱器に強制的に送り込むた
めの強制循環ポンプを放熱器の温水循環に兼用すること
によって、シンプルで性能のよい自動車用暖房装置を得
ることができる。
【図1】第1の実施例の管路構成図である。
【図2】放熱器の温水流量と空気吹き出し口の平均温度
との関係を示す線図である。
との関係を示す線図である。
【図3】第2の実施例の管路構成図である。
【図4】第3の実施例の管路構成図である。
【図5】第4の実施例の管路構成図である。
【図6】第4の実施例の部分断面図である。
【図7】第4の実施例の弁開度特性を示す線図である。
【図8】第4の実施例の弁開度特性を示す線図である。
【図9】第4の実施例の部分断面図である。
【図10】第4の実施例の部分断面図である。
【図11】第4の実施例の部分断面図である。
【図12】従来例の管路構成図である。
【図13】放熱器の断面略示図である。
【図14】放熱器とダクトとの位置関係を示す略示図で
ある。
ある。
1 エンジン 3 放熱器 4 送水管路 5 戻り管路 11,21 流量制御弁 13,23 循環管路 14,24 強制循環ポンプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 このようにして、もし放熱器3の温水出
口3cから温水入口3aへ水を戻さなければ例えば毎時
25リットルしか流れない放熱器3内の温水流量を、水
を戻すことによって毎時200リットルにすることがで
きる。
口3cから温水入口3aへ水を戻さなければ例えば毎時
25リットルしか流れない放熱器3内の温水流量を、水
を戻すことによって毎時200リットルにすることがで
きる。
Claims (7)
- 【請求項1】自動車のエンジンを冷却することによって
温められた温水を循環させる管路の途中に、車室内に放
熱を行うための放熱器を接続して、上記放熱器を通る温
水の流量を変えることにより暖房能力を制御するように
した自動車用暖房装置において、 上記エンジンの冷却水出口と上記放熱器の温水入口との
間を接続する送水管路の途中に、上記エンジン側から上
記放熱器に送り込まれる温水の量を制御するための流量
制御弁を設けると共に、 上記放熱器の温水出口から出た温水の一部を、上記放熱
器の温水入口に戻して再び上記放熱器内に送り込む強制
循環手段を設けたことを特徴とする自動車用暖房装置。 - 【請求項2】上記エンジンの冷却水出口と上記流量制御
弁との間を接続する送水管路内を流れる温水の一部を上
記エンジンの冷却水入口に帰還させるための温水帰還手
段が設けられている請求項1記載の自動車用暖房装置。 - 【請求項3】上記強制循環手段は、温水を送るための強
制循環ポンプと、温水が上記強制循環ポンプの吐出方向
と逆方向に逆流するのを防止するための逆止弁とを有し
ている請求項2記載の自動車用暖房装置。 - 【請求項4】上記エンジンの冷却入口に水を戻すための
戻し管路の途中に、戻し管路内の水流によって回転駆動
される水車が設けられていて、上記強制循環ポンプが上
記水車によって回転駆動される請求項3記載の自動車用
暖房装置。 - 【請求項5】上記温水帰還手段には、帰還される温水の
流量を制御するための帰還流量制御弁が設けられてお
り、上記帰還流量制御弁と上記流量制御弁と上記強制循
環ポンプと上記逆止弁とが一体的に設けられている請求
項3記載の自動車用暖房装置。 - 【請求項6】上記強制循環手段において上記放熱器の温
水出口から出た温水の一部を、上記放熱器の温水入口に
戻して再び上記放熱器内に送り込むための強制循環ポン
プが、上記エンジンを冷却することによって温められた
温水を循環させる管路の途中に上記放熱器に対して直列
に設けられている請求項1記載の自動車用暖房装置。 - 【請求項7】上記流量制御弁が、上記エンジン側から上
記放熱器に送り込まれる温水の量と上記放熱器の温水出
口から出て再び温水入口に戻される温水の量とを調整す
る三方弁である請求項6記載の自動車用暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18864191A JPH05221234A (ja) | 1990-09-13 | 1991-07-29 | 自動車用暖房装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-243116 | 1990-09-13 | ||
JP24311690 | 1990-09-13 | ||
JP18864191A JPH05221234A (ja) | 1990-09-13 | 1991-07-29 | 自動車用暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05221234A true JPH05221234A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=26505052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18864191A Pending JPH05221234A (ja) | 1990-09-13 | 1991-07-29 | 自動車用暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05221234A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273149A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Tgk Co Ltd | 暖房用温水制御システム及び温水切替弁 |
JP2010001013A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Valeo Systemes Thermiques | 自動車用加熱、換気、および/または空調装置 |
CN107795407A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-03-13 | 北京航天动力研究所 | 一种轨姿控发动机停机后阀前推进剂温度控制装置 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP18864191A patent/JPH05221234A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273149A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Tgk Co Ltd | 暖房用温水制御システム及び温水切替弁 |
JP2010001013A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Valeo Systemes Thermiques | 自動車用加熱、換気、および/または空調装置 |
CN107795407A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-03-13 | 北京航天动力研究所 | 一种轨姿控发动机停机后阀前推进剂温度控制装置 |
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