JPH08218202A - 肌 着 - Google Patents

肌 着

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Publication number
JPH08218202A
JPH08218202A JP2384995A JP2384995A JPH08218202A JP H08218202 A JPH08218202 A JP H08218202A JP 2384995 A JP2384995 A JP 2384995A JP 2384995 A JP2384995 A JP 2384995A JP H08218202 A JPH08218202 A JP H08218202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hem
underwear
length
front body
back body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2384995A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Sasaki
宏和 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atago Co Ltd
Original Assignee
Atago Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Atago Co Ltd filed Critical Atago Co Ltd
Priority to JP2384995A priority Critical patent/JPH08218202A/ja
Publication of JPH08218202A publication Critical patent/JPH08218202A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 老人及び医療介護用肌着として使用する場合
であっても、着用感が良く、用便性に優れる肌着を提供
する。 【構成】 前身頃12の裾22が、両脇18の裾20よ
りも丈方向上方に形成され、後身頃14の裾24が、前
記両脇18の裾20よりも丈方向下方に形成されている
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肌着、特に紳士用アン
ダーシャツに関し、老人及び医療介護用に好適に用いら
れるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の肌着において、その裾は、当該肌
着の前後において、丈方向の長さが同一であるのが一般
的であった。まれに、後屈機会より前屈機会頻度が多い
人体の運動特徴を意識して後丈の長いものもあるが、裾
は、前身頃及び後身頃ともに直線かつ平行に形成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに前後丈が等しいか、あるいは直線、平行に形成され
ていると、特に男性の老人用の肌着として使用する場
合、その着用時、特に前傾姿勢時に、前身頃の幅方向中
央部の裾部分で弛みが生じて、着用感が悪いという問題
があった。また、その場合、用便時に、前身頃の裾が邪
魔になって容易に用を足すことができず、又、尿により
裾を汚してしまうという問題もあった。
【0004】さらに、後身頃も、前傾姿勢になったとき
に、その裾が引き上げられ、腰回りの着用感が悪化し、
腰が冷てしまうという問題もあった。
【0005】そこで、本発明は、上記の点に鑑み、老人
及び医療介護用肌着として使用する場合であっても、着
用感が良く、用便性に優れる肌着を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の肌着
は、前身頃の裾が、両脇の裾よりも丈方向上方に形成さ
れ、後身頃の裾が、前記両脇の裾よりも丈方向下方に形
成されているものである。
【0007】請求項2の肌着は、請求項1の肌着におい
て、前記前身頃の裾の幅方向中心が、前記両脇の裾より
も30〜50mm丈方向上方に位置し、前記後身頃の裾
の幅方向中心が、前記両脇の裾よりも10〜30mm丈
方向下方に位置しているものである。
【0008】
【作用】本発明の肌着の着丈寸法は、両脇の裾までの長
さを基準にサイズを決定し、前身頃の丈がそれより短
く、かつ、後身頃の丈がそれより長くなっているため、
前傾姿勢時において、前身頃の裾部分における弛みを無
くすことができるとともに、後身頃丈を十分に確保する
ことができる。
【0009】なお、前身頃の裾の幅方向中心と両脇の裾
との丈方向における位置関係が上記の範囲にない場合、
即ち、それが、30mm未満であると、前身頃の裾部分
における弛みを低減させる効果が十分でなく、また、5
0mmより大きいと、前身頃の丈が、通常姿勢時におい
て前身頃丈寸法の不足が生じるため好ましくない。ま
た、後身頃の裾の幅方向中心と両脇の裾との丈方向にお
ける位置関係が上記範囲にない場合、即ち、それが、1
0mm未満であると、後身頃の裾丈不足を確保すること
ができず、また、30mmよりも大きいと、後身頃の丈
が長すぎて、通常姿勢時において腰部に弛みができるた
め好ましくない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る肌着10につ
いて図1を参照して説明する。
【0011】この肌着10は、医療介護用の紳士肌着で
あり、前開き式七分袖のメリヤス編U首シャツである。
この肌着10は、左右の前身頃部12a、12bからな
る前身頃12と、後身頃14と、左右対象の袖16a、
16bとよりなる。
【0012】前身頃12の両脇の下端は、後身頃の両脇
の下端と丈寸法が一致しており、それら前身頃部12
a、12bと後身頃14との左右の脇線18a、18b
は、同一丈を有している。
【0013】ここで、本肌着10の幅方向の中心線をC
Lとし、左右の脇線18a、18bの両下端20a、2
0bを通る線(以下、基準線という)をBLとする。す
ると、左右の脇線18a、18bが同一丈を有している
ため、中心線CLと基準線BLとは直交する。
【0014】基準線BLは、肌着10の着丈のサイズを
決定する基準となる。すなわち、従来の同一サイズの肌
着と比較すると、脇線の丈寸法は一致している。なお、
従来の肌着では、前身頃、後身頃ともに、裾は基準線B
Lと一致しているのが一般的である。
【0015】本実施例の肌着10においては、前身頃1
2の裾22が、後身頃14の裾24よりも丈方向に短く
形成されている。
【0016】より詳細には、前身頃12の裾22は、基
準線BLから丈方向上方に湾曲した弓形に形成されてお
り、一方、後身頃14の裾24は、基準線BLから丈方
向下方に湾曲した弓形に形成されている。
【0017】前身頃12の裾22と中心線CLとの交点
26は、基準線BLよりも丈方向上方に位置しており、
前身頃12は、その幅方向において、左右の脇線18
a、18bよりも丈が徐々に短くなっており、中心線C
L上で最も短くなっている。この交点26から基準線B
Lへの距離d1は、40mmである。
【0018】後身頃14の裾24と中心線CLとの交点
28は、基準線BLよりも丈方向下方に位置しており、
後身頃14は、その幅方向において、左右の脇線18
a、18bよりも丈が徐々に長くなっており、中心線C
L上で最も長くなっている。この交点28から基準線B
Lへの距離d2は、20mmである。
【0019】なお、この肌着10には、左右の前身頃部
12a、12bに、前身頃12の幅方向中央において丈
方向上下に延びる帯状の前立30a、30bが設けられ
ている。そして、この前立30には、面ファスナーより
なる止め具32が所定の間隔に配されている。これによ
り、両前立30a、30bを重ね合せることによって肌
着10の前面が閉じられる。
【0020】以上のように、本実施例の肌着10である
と、前身頃12の中心丈が短いため、着用時、特に前傾
姿勢時において、厚みのある前立30の裾部分における
嵩ばりに起因する着用不快感であるコロツキ感をなくす
ことができる。また、用便時に不必要な着用物の取除き
を減らして素早く用足しをすることができる。さらに、
用便時に尿による汚れを防止することができる。
【0021】また、後身頃14の中心丈が長いため、前
傾姿勢時に、後着丈寸法不足なく、腰回りの違和感をな
くして腰冷えを防止することができる。
【0022】なお、本実施例においては、前開き式のも
のついて説明したが、必ずしも前開きである必要はな
く、脇経脇開き、あるいは開くことのできない通常のT
シャツであってもよい。但し、前開きや脇開きであれ
ば、着脱が容易であるので、老人及び医療介護用として
の使用に優れる。
【0023】また、本発明の上述した前後の裾構成は、
特に、前立30による腹部の嵩ばりが大きくなりやすい
前開き式の場合に、その嵩ばりを軽減することができる
ため、より有効である。
【0024】
【発明の効果】本発明の肌着であると、前身頃の丈が短
いので、前傾姿勢時に、前身頃の裾部分で弛みが生じる
ことがなく着用感が良い。また、用便時でも、前身頃の
裾が邪魔になることがなく容易に用を足すことができ、
さらに、尿により裾を汚してしまうことがない。
【0025】また、後身頃の丈が長いので、前傾姿勢時
に、後身頃の丈不足が生じることがなく、よって、腰回
りの違和感がなく、腰の冷えを防止することができる。
【0026】したがって、本発明の肌着であると、老人
及び医療介護用肌着として使用する場合であっても、着
用感が良く、用便性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る肌着10の正面図であ
る。
【符号の説明】
10……肌着 12……前身頃 12a…左前身頃部 12b…右前身頃部 14……後身頃 18……脇線 18a…左脇線 18b…右脇線 20……脇線の下端 20a…左脇線18aの下端 20b…右脇線18bの下端 22……前身頃12の裾 24……後身頃14の裾 26……前身頃12の裾22と中心線CLとの交点 28……後身頃14の裾24と中心線CLとの交点 CL……中心線 BL……基準線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前身頃の裾が、両脇の裾よりも丈方向上方
    に形成され、 後身頃の裾が、前記両脇の裾よりも丈方向下方に形成さ
    れていることを特徴とする肌着。
  2. 【請求項2】前記前身頃の裾の幅方向中心が、前記両脇
    の裾よりも30〜50mm丈方向上方に位置し、 前記後身頃の裾の幅方向中心が、前記両脇の裾よりも1
    0〜30mm丈方向下方に位置していることを特徴とす
    る請求項1に記載の肌着。
JP2384995A 1995-02-13 1995-02-13 肌 着 Pending JPH08218202A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2384995A JPH08218202A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 肌 着

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JP2384995A JPH08218202A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 肌 着

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JPH08218202A true JPH08218202A (ja) 1996-08-27

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ID=12121864

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JP2384995A Pending JPH08218202A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 肌 着

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153934A (ja) * 1974-08-21 1976-05-12 Inobasuioo Puuru Reregansu Mas
JPS5313412B2 (ja) * 1974-11-12 1978-05-10
JPS604504B2 (ja) * 1980-04-10 1985-02-04 サンエ−電機株式会社 磁気読み取り方法
JPH05944U (ja) * 1991-06-19 1993-01-08 スズキ株式会社 自動二輪車用二サイクルエンジン

Patent Citations (4)

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