JPH08217963A - 樹脂用改質剤及びそれを含んでなる樹脂組成物 - Google Patents

樹脂用改質剤及びそれを含んでなる樹脂組成物

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JPH08217963A
JPH08217963A JP5195495A JP5195495A JPH08217963A JP H08217963 A JPH08217963 A JP H08217963A JP 5195495 A JP5195495 A JP 5195495A JP 5195495 A JP5195495 A JP 5195495A JP H08217963 A JPH08217963 A JP H08217963A
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JP
Japan
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acid
resin
modifier
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polyester
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JP5195495A
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English (en)
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Shizuo Kitahara
静夫 北原
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗装性、接着性および印刷性に優れたフィル
ムその他の樹脂成形品を提供する。 【構成】 多価の高級カルボン酸(a)と分子内に少な
くとも一つの第3級アミノ基を含有する2価アルコール
または該2価アルコールと他の多価アルコールとの混合
物(b)とを縮重合して得られる重量平均分子量が1,
000〜500,000で、塩基価が5mgKOH/g
以上である油溶性ポリエステルを有効成分とする改質
剤。成形すべき樹脂中に該改質剤を含有せしめてなる組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油溶性ポリエステルを
有効成分とする、樹脂用改質剤および該改質剤を含有し
てなる樹脂組成物に関する。本発明の樹脂用改質剤を含
有してなる樹脂組成物から得られるフィルムその他の成
形品は塗装性、接着性および印刷性に優れている。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィンなどの炭化水素系樹脂
は、その優れた物性と比較的安価なことから広く用いら
れているが、分子中に極性基がないために、塗膜の付着
性が低く、実用的な接着強度が得られないという欠点が
あった。
【0003】従来、ポリオレフィンなどの樹脂の成形品
の塗装性や接着性を改良する目的で、樹脂成形品表面を
改質する技術が提案されている。例えば、樹脂成形品表
面を火焔処理する技術(J.Mat.Sci.,14
1344(1979))が知られているが、成形品の形
状によっては均一な処理が困難なこと、表面の外観を損
なうことなどの問題があった。また特開平3−2174
33号公報に開示されている紫外線照射による表面改質
法は成形品が大型で形状が複雑な場合は問題がある。低
圧プラズマによる代表的な表面処理技術としてグロー放
電法(J.Adhesion,11,57(198
0))や、アルコール類の蒸気でプラズマ処理し、次い
で水蒸気プラズマ処理する技術(特開平2−12314
0号公報および特開平6−248103)などが知られ
ているが、これらの技術は、表面処理に係わる工程を余
分に必要とすることや、処理時間が長いと導入された極
性基が経時的に変化するなどの問題が残されている。実
用化されているトリクレンのようなハロゲン含有化合物
で表面処理する方法は、ハロゲン含有化合物を使用する
ことから、環境および衛生面で問題がある。
【0004】上記のような表面処理に代えて、塗装性や
接着性を改良するための改質剤を樹脂成形品中に含有せ
しめることも提案されている。例えば、メタクリル酸ジ
メチルアミノエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ルなどの親水性モノマーとメタクリル酸ステアリルなど
の親油性モノマーとのランダム共重合体を塗装改質剤と
して樹脂中に配合する技術(日本接着学会誌、28,4
87(1992))が知られている。この技術では接着
性を高めるためには親水性モノマーの導入量を多くする
ことが必要で、そのために樹脂との相溶性が低下する問
題が起こる。また、特開昭60−177070号公報や
特開平4−63817号公報に開示されているポリオレ
フィンの酸無水物変性品を添加する技術によれば塗膜の
接着性は改善されるが、塗膜の色相を悪くすることがあ
り問題がある。
【0005】一方、ポリエステル系の改質剤として、例
えば、特開平6−136068号公報には、ポリ(ブチ
レンアジベート)ポリオールと2−エチルヘキサメタク
リレートを過酸化ベンゾイルの存在下に反応させて得ら
れるポリエステル変性体が開示されている。しかしなが
ら、この方法によって得られるポリエステル変性体は、
改質されるべきポリプロピレンなどのポリオレフィン系
樹脂との相溶性に優れるものの、塗料との密着性、接着
性などが充分でない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
オレフィンなどの樹脂の塗装性、接着性および印刷性を
改良するために用いられる、新規なポリエステルを有効
成分とする樹脂用改質剤、およびそれを添加してなる樹
脂組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
多価の高級カルボン酸(a)と分子内に少なくとも一つ
の第3級アミノ基を含有する2価アルコールまたは該2
価アルコールと他の多価アルコールとの混合物(b)と
を縮重合して得られる重量平均分子量が1,000〜5
00,000で、塩基価が5mgKOH/g以上である
油溶性ポリエステルを有効成分とする樹脂用改質剤、お
よびその樹脂用改質剤を含んでなる樹脂組成物によって
達成される。
【0008】本発明に使用される油溶性ポリエステルの
合成に用いられる多価の高級カルボン酸としては、炭素
数が、通常10個以上、好ましくは15個以上、さらに
好ましくは20個以上のカルボン酸であって、少なくと
も2価の高級カルボン酸を50重量%以上、好ましくは
60重量%、さらに好ましくは70重量%以上含有する
ものが用いられる。カルボン酸中の炭素数が過度に少な
いと油溶性に乏しく、改質すべき樹脂との相溶性に劣
る。多価高級カルボン酸は単一の酸であっても混合物で
あってもよい。より具体的には、2価カルボン酸が50
〜100重量%、好ましくは60〜100重量%、さら
に好ましくは70〜100重量%を占め、3価以上のカ
ルボン酸が50〜0重量%、好ましくは40〜0重量
%、さらに好ましくは30〜0重量%を占めるものが用
いられる。
【0009】多価高級カルボン酸の具体例を挙げると、
2価カルボン酸としては、直鎖状、分岐状、環状および
芳香族などの二価カルボン酸が例示され、これらは単独
でまたは混合物として用いられる。具体的には、セバシ
ン酸、ブラシル酸、ポリアルキレン琥珀酸、重合脂肪酸
のダイマー酸などが例示され、これらの中でもポリアル
キレン琥珀酸およびダイマー酸から選ばれる少なくとも
1種であることが好ましい。また、3価以上のカルボン
酸としては、高級脂肪酸を重合した3価以上の重合脂肪
酸、特に重合脂肪酸のトリマー酸が挙げられる。最も好
ましい多価カルボン酸成分としては、60重量%以上の
ダイマー酸成分を含む精製重合脂肪酸またはその水素化
物が挙げられる。
【0010】重合脂肪酸は、高級脂肪酸を重合したもの
であって、通常炭素数が8〜24、好ましくは16〜2
0の飽和または少なくとも一つの不飽和結合を有する脂
肪酸またはそれらの脂肪酸エステル誘導体を重合して得
られる重合酸の総称である。市販されている重合脂肪酸
は、オレイン酸、リノール酸、リシノレイン酸、エレオ
ステアリン酸などを重合したものであり、ダイマー酸を
主成分とし、トリマー酸以上のポリマー酸とモノマー酸
を副成分として含有しているものである。重合脂肪酸の
構造解析法は、D.H.Mcmahonらにより報告さ
れている(J.Am. Oil. Chem. Soc., 51,522(1
974))。重合生成物は蒸留法または溶媒抽出法によ
り各成分の含有量が異なる重合脂肪酸に分別することが
できる。また、これらの重合脂肪酸中に残存する不飽和
炭素−炭素結合に水素添加することにより、熱酸化安定
性の良い水素化重合脂肪酸を得ることもできる。本発明
においては未精製重合脂肪酸、精製重合脂肪酸または水
素化重合脂肪酸も使用することができ、好ましくは、6
0重量%以上のダイマー成分を含む精製重合脂肪酸もし
くはその水素化物が使用される。
【0011】またポリアルキレン琥珀酸は、一般式 (式中のRは低級アルキレンの重合体鎖である。)で表
わされる。Rは低級アルキレンの重合体鎖であって好ま
しくは低級アルキレンがエチレン、プロピレン、および
ブチレンから選ばれた少なくとも一種であって、その重
合度は10〜300の範囲である。
【0012】必要に応じて、本発明の目的が損なわれな
い範囲において、その他のカルボン酸を少量(カルボン
酸の合計重量に基づき、通常30重量%以下、好ましく
は20重量%以下)併用することができる。上記多価高
級カルボン酸に併用することができるカルボン酸の具体
例としては、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベ
リン酸、マレイン酸、イタコン酸、ピメリン酸、アゼラ
イン酸、メチルマロン酸、ジメチルマロン酸などの低級
脂肪族ジカルボン酸;テレフタル酸、イソフタル酸、メ
チルイソフタル酸などの低級芳香族ジカルボン酸;その
他アルキレン琥珀酸などの2価低級カルボン酸;トリメ
リット酸、トリカルバリル酸(1,2,3−プロパント
リカルボン酸)、カンホロン酸(2,3−ジメチルメタ
ン−1,2,3−トリカルボン酸)、トリメシン酸
(1,3,5−ベンゼントリカルボン酸)などの3価以
上の低級カルボン酸;ならびに2−メチルプロパン酸、
イソオクチル酸、イソノナノイック酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステア
リン酸、アラキン酸などの飽和脂肪酸もしくはリノール
酸、オレイン酸、エレイジン酸などの不飽和脂肪酸など
の低級及び高級モノカルボン酸が挙げられる。
【0013】本発明に使用される油溶性ポリエステルの
合成に用いられる2価アルコール成分は、分子内に少な
くとも一つの第3級アミノ基を有する2価アルコールを
含む。第3級アミノ基を含有する2価アルコールとして
は、例えば、下記一般式(1)〜(3)で表わされるも
のが挙げられる。 HO−(CR12m−NR5−(CR34n−OH (1) HO−(CR67s−ピリジン環−(CR89p−OH (2) HO−(CR1011q−CR14X−(CR1213r−OH (3)
【0014】式(1)中、R1、R2、R3およびR4は、
それぞれ独立して、水素原子または分岐してもよいアル
キル基、好ましくは水素原子または低級アルキル基、さ
らに好ましくは水素原子を示す。R5は分岐してもよい
アルキル基、好ましくは炭素数1〜18個のアルキル
基、さらに好ましくは低級アルキル基を示す。m、n
は、それぞれ独立して0〜10の整数、好ましくは1〜
6の整数、さらに好ましくは1〜4の整数を示す。
【0015】式(2)中、R6、R7、R8およびR9は、
それぞれ独立して、水素原子または分岐してもよいアル
キル基、好ましくは水素原子または低級アルキル基、さ
らに好ましくは水素原子を示す。s、pは、それぞれ独
立して0〜10の整数、好ましくは1〜6の整数、さら
に好ましくは1〜4の整数を示す。
【0016】式(3)中、R10、R11、R12およびR13
は、それぞれ独立して、水素原子または分岐してもよい
アルキル基、好ましくは水素原子または低級アルキル
基、さらに好ましくは水素原子を示す。R14は、水素原
子または分岐してもよいアルキル基(好ましくは低級ア
ルキル基)を示す。Xは、第3級アミノ基を有する窒素
含有基もしくは窒素含有複素環を示す。p、rは、それ
ぞれ独立して0〜10の整数、好ましくは1〜6の整
数、さらに好ましくは1〜4の整数を示す。
【0017】第3級アミノ基含有2価アルコールの具体
例としては、N−メチルジメタノールアミン、N−ブチ
ルジエタノールアミン、N−ブチルジメタノールアミ
ン、N−イソプロピルジメタノールアミン、N−エチル
ジエタノールアミン、2,6−ピリジンジメタノール、
2−(2−ピリジル)−1,3−プロパンジオールなど
が挙げられる。
【0018】油溶性ポリエステルの合成に用いる第3級
アミノ基含有2価アルコールは単独でもよいが、一般に
は、その他の2価アルコールとの混合物として用いられ
る。すなわち、第3級アミノ基含有2価アルコールが1
〜99モル%、好ましくは5〜90モル%、さらに好ま
しくは10〜50モル%の範囲であり、その他の2価ア
ルコールが99〜1モル%、好ましくは95〜10モル
%、さらに好ましくは90〜50モル%の範囲である2
価アルコール混合物が用いられる。
【0019】第3級アミノ基含有2価アルコールに併用
されるその他の2価のアルコールとしては、エチレング
リコール、プロピレングリコール、1,2−ブタンジオ
ール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、1,9−ノナンジオールなどのアル
カンジオール類;ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、トリエチレングリコールなどのオリゴオキ
シアルキレングリコール類;ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン−ポリ
プロピレングリコールなどのアルキレン基の炭素数が2
〜5で重合度が2〜100のポリオキシアルキレングリ
コール類;2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオー
ル、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、
2,2−ジプロピル−1,3−プロパンジオール、2,
2−ジイソプロピル−1,3−プロパンジオール、2,
2−ジイソブチリル−1,3−プロパンジオール、2−
メチル−2−ドデシル−1,3−プロパンジオール、2
−エチル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、2
−プロピル−2−ペンチル−1,3−プロパンジオール
などのヒンダードグリコール類;ポリカプロラクトンジ
オールなどが挙げられる。これらの中でもヒンダードグ
リコール類が好ましい。
【0020】必要に応じて、本発明の目的が損なわれな
い範囲において、その他のアルコールを少量(アルコー
ルの合計重量に基づき30重量%以下、好ましくは20
重量%以下)併用することができる。その他のアルコー
ルとしては、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、グリセロール、ペンタエリスリトール、ジペン
タエリスリトール、ソルビトール、グルコース、マンニ
トール、ショ糖、ブドウ糖などの3価以上のアルコー
ル;ネオペンチルアルコール、3−メチル−3−ペンタ
ノール、3−エチル−3−ペンタノール、2,3,3−
トリメチル−2−ブタノール、1−デカノール、ノニル
アルコールなどの1価アルコール;および前記一般式
(3)のR14がヒドロキシアルキル基(好ましくはメチ
ロール基)である窒素含有化合物などが挙げられる。
【0021】油溶性ポリエステルを合成するための縮重
合反応は、常法にしたがって行えばよい。縮重合反応は
通常、150〜280℃の反応温度で、不活性ガスの存
在下で行うのが好ましい。必要に応じて、トルエン、キ
シレンなどの水と共沸する非水溶性の有機溶剤を使用し
てもよく、また反応を減圧下で行ってもよい。また、エ
ステル化縮重合反応時には、通常、エステル化触媒とし
て、パラトルエンスルホン酸、硫酸、三フッ化ホウ素錯
体、リン酸、塩酸、酢酸カリウム、ステアリン酸亜鉛、
亜鉛、チタン、スズおよびブチルチンオキサイド、酸化
チタンなどの種々の金属酸化物などが用いられるが、得
られたポリエステルの耐酸化安定性の点で金属酸化物を
使用するのが好ましい。
【0022】カルボン酸成分とアルコール成分の比率O
H/COOH(当量比)は、反応条件などにより決定さ
れ特に制限はないが、通常0.8〜2.0、好ましくは
1.0〜1.5、さらに好ましくは、1.05〜1.3
の範囲である。この当量比が過度に小さいと製造される
ポリエステルの酸価が高くなり腐食性などが問題にな
り、逆に当量比が過度に大きくなると、ポリエステルの
分子量が高くならないなどの問題がある。
【0023】上記のようにして多価高級カルボン酸と第
3級アミノ基含有2価アルコールとを縮重合して得られ
る、本発明の樹脂用改質剤として用いられるポリエステ
ルは次の特性を有する。 (イ)油溶性である。 (ロ)GPCで測定されるポリスチレン換算の重量平均
分子量が、1,000〜500,000、好ましくは
2,000〜100,000、さらに好ましくは3,0
00〜20,000の範囲である、分子量が過度に小さ
いとポリエステルが樹脂成形品表面に全て移行してしま
い塗膜強度が充分でなく、また分子量が過度に大きいと
ポリエステルの分子が樹脂成形品表面層に移行し難く、
接着性向上効果が十分に得られない。
【0024】(ハ)塩基価が5mgKOH/g以上、好
ましくは5〜100mgKOH/g、さらに好ましくは
10〜50mgKOH/gの範囲である。塩基価が過度
に小さいと改質剤を配合した樹脂組成物の接触角が小さ
くならず、塗装性、接着性などに劣る。 (ニ)水酸基価が好ましくは50以下、より好ましくは
30以下である。水酸基価が過度に大きいとポリエステ
ル改質剤と樹脂との十分な相溶性が得られない。 (ホ)酸価が好ましくは20以下、より好ましくは10
以下である。酸価が過度に大きいと樹脂混練中の腐食が
問題になる。
【0025】本発明の樹脂用改質剤には、必要に応じ
て、無機粉体を添加してもよい。無機粉体としては、通
常、樹脂に添加されるフィラーを指し、その具体例とし
ては、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、酸化マグネシ
ウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化
アルミニウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、
ケイ酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、
亜硫酸カルシウム、マイカ、ドロマイト、シリカ、クレ
ー、タルク、酸化亜鉛、ガラス繊維、炭素繊維などが挙
げられる。
【0026】本発明のポリエステル改質剤によって改質
されるべき樹脂は、ポリエステル改質剤と適度の相溶性
をもつ樹脂であれば格別限定されない。しかしながら、
本発明の改質剤の効果は、熱可塑性樹脂、特に炭化水素
系熱可塑性樹脂において顕著であり、その中でもオレフ
ィン系樹脂が好ましい。オレフィン系樹脂としては、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ−1−ブテン、ポリ
−4−メチル−1−ペンテンなどのα−オレフィンの単
独重合体;エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・
1−ブテン共重合体、エチレン・4−メチル−1−ペン
テン共重合体、エチレン・ブタジエン共重合体、エチレ
ン・プロピレン・ジエン共重合体、プロピレン・1−ブ
テン共重合体、プロピレン・4−メチル−1−ペンテン
共重合体などのα−オレフィン成分を主成分として含有
する重合体およびその重合体にアクリル酸やマレイン酸
および無水物などのα、β−不飽和極性化合物成分をグ
ラフト共重合したグラフト共重合変性オレフィン系共重
合体;前記α−オレフィン成分を主成分として含有する
重合体にアクリル酸やマレイン酸および無水物などの
α、β−不飽和極性化合物成分をブロック共重合したブ
ロック共重合変性オレフィン系共重合体;さらに、エチ
レン・アクリル酸共重合体、エチレン・メタクリル酸共
重合体、エチレン・クロトン酸共重合体、エチレン・マ
レイン酸共重合体、エチレン・アクリル酸メチル共重合
体、エチレン・酢酸ビニル共重合体などのα−オレフィ
ン成分を主成分とするランダム共重合体を例示すること
ができる。その他の樹脂としては、ポリスチレン、耐衝
撃性ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、ABS樹脂、MBS樹脂などが例示される。
【0027】本発明のポリエステルからなる改質剤の樹
脂への添加量は、改質剤を加えた合計樹脂重量に基づ
き、0.05〜50重量%、好ましくは0.1〜10重
量%、さらに好ましくは0.5〜5重量%の範囲であ
る。改質剤の添加量が過度に少ないと所望効果が得られ
ず、過度に多いと改質される樹脂が本来有する特性を著
しく低下させる。また、無機粉体を含む改質剤組成物の
添加量はポリエステル改質剤換算で上記と同様である。
【0028】ポリエステルを主成分とする本発明の改質
剤を配合した樹脂組成物には、酸化防止剤、滑剤、紫外
線吸収剤、紫外線安定剤、熱安定剤、帯電防止剤、核
剤、有機および/または無機顔料などの各種添加剤を単
独あるいは併用して添加してもよい。これらの各種添加
剤の例としてはポリオレフィン樹脂に通常添加されてい
るものを挙げられることができ、それらの添加量は本発
明の効果を損なわない範囲で適宜決められる。
【0029】ポリエステル改質剤を含む樹脂組成物を調
製するには、樹脂、ポリエステル改質剤および必要な添
加剤を混練すればよい。溶融混練方法としては、熱可塑
性樹脂について一般に実用されている公知の混練機を使
用した混練方法が適用できる。使用される混練機として
は、一軸押出機、二軸押出機などの押出機;バンバリー
ミキサー、ブラベンダープラストグラフ、プラストミ
ル、多軸混練機、ダブルヘリカルリボン攪拌機などが使
用できるものとして例示される。中でも、工業的見地か
ら押出機が好適である。
【0030】上記の溶融混練における温度は用いる樹脂
の融点あるいは軟化点より高く、且つ分解温度より低い
温度が一般的であり、130〜270℃の範囲が好まし
い。また、溶融混練時間は、各成分の配合割合、溶融混
練温度などにより異なり、一概には限定されるものでは
ないが、0.5〜15分が適する。改質剤を配合した樹
脂組成物はフィルムその他自動車バンパーなどの車輛用
外装品など任意の成形品とすることができ、成形方法と
しては押出成形、射出成形など多くの方法が採られる。
【0031】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。なお、実施例中の部および%は、特に断りがない限
り重量基準である。重量平均分子量は、GPCで測定し
標準ポリスチレンで換算した。ポリエステルの塩基価は
JIS K2501に準じて測定し、水酸基価および酸
価は“基準油脂分析試験法”(日本油化学協会)に記載
される下記に準じて測定した。 水酸基価 2、4、9、2−83 酸価 2、4、1−83
【0032】製造例1 攪拌機、温度計、還流冷却管、分水管および窒素ガス導
入管を備えた1000cc用四つ口フラスコに、重合脂
肪酸ハリダイマー200(ハリマ化成社製;ダイマー酸
75.0%、トリマー酸17.0%、モノマー酸8.0
%、酸価193)420g、2−ブチル−2−エチル−
1,3−プロパンジオール101.9g、N−ブチルジ
エタノールアミン25.6gおよび触媒としてモノブチ
ルチンオキサイド0.26gを仕込んだ。(OH/CO
OH当量比=1.10)。
【0033】窒素ガスを導入しながら攪拌を行い、10
0℃まで昇温した。続いて、反応中に生成する水および
未反応のジオールを除去しながら、100℃から260
℃まで6時間を要して昇温した。その後260℃で脱水
を行いながら、10時間反応を続けた。得られたポリエ
ステル1は重量平均分子量7,600、酸価0.2、水
酸基価14、塩基価15.7mgKOH/gであった。
【0034】製造例2 攪拌機、温度計、還流冷却管、分水管および窒素ガス導
入管を備えた1000cc用四つ口フラスコに、重合脂
肪酸ハリダイマー270S(ハリマ化成社製;ダイマー
酸80.5%、トリマー酸17.5%、モノマー酸0.
5%、酸価192)454g、3−メチル−1,5−ペ
ンタンジオール62.8g、2,6−ピリジンジメタノ
ール49.3gおよび触媒としてモノブチルチンオキサ
イド0.26gを仕込んだ。(OH/COOH当量比=
1.15)。
【0035】窒素ガスを導入しながら攪拌を行い、10
0℃まで昇温した。続いて、反応中に生成する水と未反
応のジオールを除去しながら、100℃から150℃ま
で1時間を要して昇温した。その後260℃で脱水を行
いながら、10時間反応を続けた。得られたポリエステ
ル2は重量平均分子量8,500、酸価0.2、水酸価
13、塩基価34.4mgKOH/gであった。
【0036】製造例3 攪拌機、温度計、還流冷却管、分水管および窒素ガス導
入管を備えた1000cc用四つ口フラスコに、重合脂
肪酸ハリダイマー300(ハリマ化成社製;ダイマー酸
97.0%、モノマー酸0.5%、トリマー酸2.5
%、酸価195)460g、2,2−ジメチル−1,3
−プロパンジオール69.7g、2−(2−ピリジル)
−1,3−プロパンジオール43.9gおよび触媒とし
てモノブチルチンオキサイド0.26gを仕込んだ。
(OH/COOH当量比=1.23)。
【0037】窒素ガスを導入しながら攪拌を行い、10
0℃まで昇温した。続いて、反応中に生成する水と未反
応のジオールを除去しながら、100℃から150℃ま
で1時間を要して昇温した。その後260℃で脱水を行
いながら、10時間反応を続けた。得られたポリエステ
ル3は重量平均分子量5,600、酸価0.1、水酸価
20、塩基価26.8mgKOH/gであった。
【0038】実施例1 ポリプロピレンMS670(徳山曹達製;MFR23)
98重量部と表1に示すポリエステル改質剤2重量部と
をラボプラストミル(東洋精機社製モデル20C20
0、内容量60cc)を用いて融点以上の温度で混練し
た。混練物はシリコーン離型剤を焼き付けたアルミニウ
ム板の間で、成形温度220℃、成形時間5分間にて圧
縮成形し、フイルム(0.5mm厚)を作成した。
【0039】作成したフィルムの接触角を協和界面科学
製接触角測定装置(CA−D型)を使用して測定し、表
1に記した。また、スプレイにてウレタン塗料(関西ペ
イント社製;レタンPG−80)を樹脂表面に塗布し、
60℃で15分間焼き付けを行った。塗膜の剥離試験
は、クロスカット試験機により基盤目法(JIS(19
90)、塗料、K−5400、8.5.1)に準拠して
行った。切り傷は350kgの荷重で、1mm間隔、1
1本の切り傷を直交させて、1cm2 当り100個の基
盤目を作った。
【0040】粘着テープはニチバン社製の幅18mmの
ものを使用し、圧着ローラーにより1300kgの荷重
で圧着し、180°の剥離試験を行った。剥離後の残存
塗膜量より塗膜の付着率(%)を算出した。結果は表1
に示した。
【0041】比較例1 ポリエステル改質剤を用いることなく、実施例1で用い
たものと同じポリプロピレンのみから、実施例1と同様
な方法によりフィルムを成形し、接触角の測定を行っ
た。さらに、同様な塗装を行い、剥離試験を行った。結
果は表1に示した。
【0042】
【表1】
【0043】実施例2 高密度ポリエチレン2200J(三井石油化学工業製)
97重量部と表2に示すポリエステル改質剤3重量部と
をラボプラストミル(東洋精機社製モデル20C20
0、内容量60cc)を用いて融点以上の温度で混練し
た。混練物はシリコーン離型剤を焼き付けたアルミニウ
ム板の間で、成形温度200℃、成形時間5分間にて圧
縮成形し、フイルム(0.5mm厚)を作成した。
【0044】作成したフィルムの接触角を協和界面科学
製接触角測定装置(CA−D型)を使用して測定し、表
2に記した。また、成形フィルムをウレタン接着剤(コ
ニシ製、KU10A/KU10B)を用いて接合した。
接合条件は常法に従った。接着強度の評価は7日後、T
型剥離試験法(クロスヘッドスピード300mm/分)
で行った。結果は表2に示した。
【0045】比較例2 ポリエステル改質剤を用いることなく、実施例2で用い
たものと同じ高密度ポリエチレンから実施例2と同様な
方法によりフィルムを成形し、接触角の測定を行った。
さらに、同様な塗装を行い、剥離試験を行った。結果は
表2に示した。
【0046】
【表2】
【0047】
【発明の効果】本発明の樹脂用改質剤をオレフィン樹脂
その他の成形用樹脂中に配合すると、改質すべき樹脂の
性能を殆ど低下することなく、塗膜、特にアクリレート
またはメタアクリレート系、ウレタン系、アクリル/ウ
レタン系、ポリエステル系、エポキシ系などの塗料の塗
膜の接着性を大幅に改良できる。また、本発明の樹脂用
改質剤はエポキシ系、シアノアクリレート系(瞬間接着
剤)などの接着性や水系インキの印刷性などの改良効果
もあり、広く非極性樹脂の表面特性を改良することがで
きる。
【0048】
【実施態様】本発明に係る油溶性ポリエステルを有効成
分とする樹脂用改質剤、すなわち、多価の高級カルボン
酸(a)と分子内に少なくとも一つの第3級アミノ基を
含有する2価アルコールまたは該2価アルコールと他の
多価アルコールとの混合物(b)とを縮重合して得られ
る重量平均分子量が1,000〜500,000で、塩
基価が5mgKOH/g以上である油溶性ポリエステル
を有効成分とする樹脂用改質剤、ならびに、この樹脂用
改質剤を含んでなる本発明の樹脂組成物の好ましい態様
をまとめると以下のとおりである。
【0049】(1)多価の高級カルボン酸が10個以
上、より好ましくは15個以上、さらに好ましくは20
個以上の炭素数を有する。 (2)多価の高級カルボン酸が少なくとも2価の高級カ
ルボン酸を少なくとも50重量%以上、より好ましくは
60重量%以上、さらに好ましくは70重量%以上含
む。 (3)多価の高級カルボン酸が2価のカルボン酸のみか
らなるか、または2価のカルボン酸と3価以上のカルボ
ン酸との混合物であって、2価のカルボン酸を50重量
%以上、より好ましくは60重量%以上、さらに好まし
くは70重量%以上と3価以上のカルボン酸を50重量
%以下、より好ましくは40重量%以下、さらに好まし
くは30重量%以下からなる。
【0050】(4)多価の高級カルボン酸がポリアルキ
レン琥珀酸、重合脂肪酸のダイマー酸およびそれらの無
水物の中から選ばれた2価カルボン酸および/または重
合脂肪酸のトリマー酸である。 (5)多価の高級カルボン酸が60重量%以上のダイマ
ー酸成分を含む精製重合脂肪酸またはその水素化物であ
る。 (6)多価の高級カルボン酸とともに、カルボン酸の合
計重量に基づき30重量%以下、より好ましくは20重
量%以下のその他のカルボン酸を併用する。
【0051】(7)分子中に少なくとも一つの第3級ア
ミノ基を有する2価アルコールが下記一般式(1)、
(2)および(3)で表わされる2価アルコールの中か
ら選ばれる。 HO−(CR12m−NR5−(CR34n−OH (1) HO−(CR67s−ピリジン環−(CR89p−OH (2) HO−(CR1011q−CR14X−(CR1213r−OH (3)
【0052】式(1)中、R1、R2、R3およびR4は、
それぞれ独立して、水素原子または分岐してもよいアル
キル基、より好ましくは水素原子または低級アルキル
基、さらに好ましくは水素原子を示す。R5は分岐して
もよいアルキル基、好ましくは炭素数1〜18個のアル
キル基、さらに好ましくは低級アルキル基を示す。m、
nは、それぞれ独立して0〜10の整数、好ましくは1
〜6の整数、さらに好ましくは1〜4の整数を示す。
【0053】式(2)中、R6、R7、R8およびR9は、
それぞれ独立して、水素原子または分岐してもよいアル
キル基、より好ましくは水素原子または低級アルキル
基、さらに好ましくは水素原子を示す。s、pは、それ
ぞれ独立して0〜10の整数、好ましくは1〜6の整
数、さらに好ましくは1〜4の整数を示す。
【0054】式(3)中、R10、R11、R12およびR13
は、それぞれ独立して、水素原子または分岐してもよい
アルキル基、より好ましくは水素原子または低級アルキ
ル基、さらに好ましくは水素原子を示す。R14は、水素
原子または分岐してもよいアルキル基(好ましくは低級
アルキル基)を示す。Xは、第3級アミノ基を有する窒
素含有基もしくは窒素含有複素環を示す。p、rは、そ
れぞれ独立して0〜10の整数、より好ましくは1〜6
の整数、さらに好ましくは1〜4の整数を示す。
【0055】(8)第3級アミノ基含有2価アルコール
単独で用いるか、または1〜99モル%、より好ましく
は5〜90モル%、さらに好ましくは10〜50モル%
の第3級アミノ基含有2価アルコールと99〜1モル
%、より好ましくは95〜10モル%、さらに好ましく
は90〜50モル%のその他の2価アルコールとの混合
物として用いる。 (9)縮重合反応に用いるカルボン酸成分とアルコール
成分の比率OH/COOH(当量比)は0.8〜2.
0、より好ましくは1.0〜1.5、さらに好ましくは
1.05〜1.3の範囲である。
【0056】(10)油溶性ポリエステルのGPCで測
定されるポリスチレン換算の重量平均分子量が1,00
0〜500,000、より好ましくは2,000〜10
0,000、さらに好ましくは3,000〜20,00
0の範囲である。 (11)油溶性ポリエステルの塩基価が、より好ましく
は5〜100mgKOH/g、さらに好ましくは10〜
50mgKOH/gの範囲である。 (12)油溶性ポリエステルの水酸基価が好ましくは5
0以下、より好ましくは30以下の範囲である。
【0057】(13)油溶性ポリエステルの酸価が好ま
しくは20以下、より好ましくは10以下である。 (14)油溶性ポリエステルを有効成分とする樹脂用改
質剤によって改質されるべき樹脂が熱可塑性樹脂、好ま
しくは炭化水素系熱可塑性樹脂、さらに好ましくはポリ
オレフィンである。 (15)油溶性ポリエステルを有効成分とする樹脂用改
質剤を含む樹脂組成物が、該樹脂組成物重量に基づき、
好ましくは0.05〜50重量%、より好ましくは0.
1〜10重量%、さらに好ましくは0.5〜5重量%の
該改質剤を含む。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多価の高級カルボン酸(a)と分子内に
    少なくとも一つの第3級アミノ基を含有する2価アルコ
    ールまたは該2価アルコールと他の多価アルコールとの
    混合物(b)とを縮重合して得られる重量平均分子量が
    1,000〜500,000で、塩基価が5mgKOH
    /g以上である油溶性ポリエステルを主成分とする樹脂
    用改質剤。
  2. 【請求項2】 請求項1の樹脂用改質剤を含んでなる樹
    脂組成物。
JP5195495A 1995-02-16 1995-02-16 樹脂用改質剤及びそれを含んでなる樹脂組成物 Pending JPH08217963A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003104297A1 (ja) * 2002-06-06 2003-12-18 日本化薬株式会社 ポリエステル樹脂及びこれから得られた発泡体
KR20130096199A (ko) * 2012-02-21 2013-08-29 다이이치 고교 세이야쿠 가부시키가이샤 수크로오스 방향족 모노카르본산 에스테르

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