JPH08217044A - 発泡樹脂製容器 - Google Patents
発泡樹脂製容器Info
- Publication number
- JPH08217044A JPH08217044A JP2635795A JP2635795A JPH08217044A JP H08217044 A JPH08217044 A JP H08217044A JP 2635795 A JP2635795 A JP 2635795A JP 2635795 A JP2635795 A JP 2635795A JP H08217044 A JPH08217044 A JP H08217044A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- expanded resin
- constitution
- foamed resin
- container made
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は発泡樹脂製容器に関するもので、木製
の容器のように余分な水分を吸収し、使い勝手がよく、
容積的、強度的にも最適で且つ、断熱効果の高い発泡樹
脂製容器を提供することを目的としたものである。 【構成】発泡樹脂製の容器1において、少なくとも、そ
の底部2を水分を吸収する毛細管現象を生じ得る構成と
したものであり、この構成として約幅1.5ミリ以下の
細溝3で構成したり、或いは又、この構成を容器1内面
全体に設けるようにしたものである。
の容器のように余分な水分を吸収し、使い勝手がよく、
容積的、強度的にも最適で且つ、断熱効果の高い発泡樹
脂製容器を提供することを目的としたものである。 【構成】発泡樹脂製の容器1において、少なくとも、そ
の底部2を水分を吸収する毛細管現象を生じ得る構成と
したものであり、この構成として約幅1.5ミリ以下の
細溝3で構成したり、或いは又、この構成を容器1内面
全体に設けるようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発泡樹脂製容器に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の発泡樹脂製容器は、軽くて
断熱効果が大きく、緩衝性に優れているので、種々の商
品の運搬用や保存ように使用され、又、新鮮な魚介類の
保存・運搬等にも広く使用されているものであるが、更
に又、塩魚等を運搬する場合にも使用されている。
断熱効果が大きく、緩衝性に優れているので、種々の商
品の運搬用や保存ように使用され、又、新鮮な魚介類の
保存・運搬等にも広く使用されているものであるが、更
に又、塩魚等を運搬する場合にも使用されている。
【0003】この塩魚を運搬する場合は水分が出るの
で、その水分が容器の底に溜まることになり、この状態
では塩魚の品質を低下させる恐れがあった。
で、その水分が容器の底に溜まることになり、この状態
では塩魚の品質を低下させる恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの点を
解決するために開発したもので、従来においては、木箱
を使用したり、容器の底に紙類をひいて使用することに
よって、その水分を吸収させていたものである。
解決するために開発したもので、従来においては、木箱
を使用したり、容器の底に紙類をひいて使用することに
よって、その水分を吸収させていたものである。
【0005】その作用効果を発泡樹脂製容器にも持たせ
るようにしたものである。
るようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に本発明について説明
する。合成樹脂製の容器において、少なくとも、その底
部を毛細管現象を生じ得る構成としたものであり、又、
この構成として約幅1.5ミリ以下の細溝で構成した
り、又、この構成を容器内面全体に設けるようにしたも
のである。
する。合成樹脂製の容器において、少なくとも、その底
部を毛細管現象を生じ得る構成としたものであり、又、
この構成として約幅1.5ミリ以下の細溝で構成した
り、又、この構成を容器内面全体に設けるようにしたも
のである。
【0007】
【作用】本発明は以上のような構成で、余分な水分を容
器自体に水分を吸収させて、収納している商品の品質の
低下を防止しようとするものであり、また、容器の材質
による断熱効果、緩衝性の良い点等が相俟って、収納し
ている商品の保護等が出来るものである。
器自体に水分を吸収させて、収納している商品の品質の
低下を防止しようとするものであり、また、容器の材質
による断熱効果、緩衝性の良い点等が相俟って、収納し
ている商品の保護等が出来るものである。
【0008】
【実施例】次に図面に基づいて、本発明の一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0009】発泡樹脂製の容器1において、少なくと
も、その底部2を水分を吸収する毛細管現象を生じ得る
構成としたものであり、この構成として約幅1.5ミリ
以下の細溝3・・で構成したり、或いは又、この構成を
容器1内面全体に設けるようにしたものである。
も、その底部2を水分を吸収する毛細管現象を生じ得る
構成としたものであり、この構成として約幅1.5ミリ
以下の細溝3・・で構成したり、或いは又、この構成を
容器1内面全体に設けるようにしたものである。
【0010】尚、細溝3の深さに付いては、その容器の
周壁及び底壁の厚み、収納する商品からでる水分の量等
によって適正に決められる。
周壁及び底壁の厚み、収納する商品からでる水分の量等
によって適正に決められる。
【0011】図面においては、細溝3を平行線状に設け
ているが、このような構成でなく斜めや円弧状或いは
又、曲線状にすることも可能であり、これらを交差させ
た状態の構成とすることも可能であり、又、これらの組
み合わせも考えられる。
ているが、このような構成でなく斜めや円弧状或いは
又、曲線状にすることも可能であり、これらを交差させ
た状態の構成とすることも可能であり、又、これらの組
み合わせも考えられる。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のような構成で、木製の箱
のように収納した商品から出てくる余分な水分を吸収
し、且つまた、木製では考えられない程軽くて断熱効果
が良く、更に緩衝性の良い容器、即ち、収納した商品を
損傷させないで、高い品質を保持し得る容器を提供でき
るものである。
のように収納した商品から出てくる余分な水分を吸収
し、且つまた、木製では考えられない程軽くて断熱効果
が良く、更に緩衝性の良い容器、即ち、収納した商品を
損傷させないで、高い品質を保持し得る容器を提供でき
るものである。
【0013】請求項1記載の構成であれば、上記のよう
な効果が考えられ、また、請求項2記載の構成におい
て、溝の幅が1±0.5ミリ以上であると毛細管現象が
生じ難くなり、適正な量の水分を吸収できないため吸収
効果が発揮されない、したがって、請求項2記載の毛細
管現象を生じ得る構成が好ましく、請求項3記載の構成
であれば、容器の深さを深くして多くの商品を収納して
もその商品より出てくる水分を周壁でも吸収出来るもの
である。
な効果が考えられ、また、請求項2記載の構成におい
て、溝の幅が1±0.5ミリ以上であると毛細管現象が
生じ難くなり、適正な量の水分を吸収できないため吸収
効果が発揮されない、したがって、請求項2記載の毛細
管現象を生じ得る構成が好ましく、請求項3記載の構成
であれば、容器の深さを深くして多くの商品を収納して
もその商品より出てくる水分を周壁でも吸収出来るもの
である。
【図1】本発明の一実施例の斜視図で一部を断面する。
【図2】同じく一実施例の容器本体の平面図。
1・・・容器 2・・・底部 3・・・細溝
Claims (3)
- 【請求項1】発泡樹脂製の容器において、少なくとも、
その底部を毛細管現象を生じ得る構成としたことを特徴
とする発泡樹脂製容器。 - 【請求項2】請求項1記載の毛細管現象を生じ得る構成
として、約幅1.5ミリ以下の細溝を設けたことを特徴
とする発泡樹脂製容器。 - 【請求項3】請求項2記載の細溝の構成を容器内面全体
に設けたことを特徴とする発泡樹脂製容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2635795A JPH08217044A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 発泡樹脂製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2635795A JPH08217044A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 発泡樹脂製容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08217044A true JPH08217044A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12191241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2635795A Pending JPH08217044A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 発泡樹脂製容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08217044A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4956533B2 (ja) * | 2006-10-10 | 2012-06-20 | アークレイ株式会社 | カートリッジ、残液除去方法および自動分析装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS527594B2 (ja) * | 1973-06-06 | 1977-03-03 |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP2635795A patent/JPH08217044A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS527594B2 (ja) * | 1973-06-06 | 1977-03-03 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4956533B2 (ja) * | 2006-10-10 | 2012-06-20 | アークレイ株式会社 | カートリッジ、残液除去方法および自動分析装置 |
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