JPH1159684A - 液溜め手段の破損防止構造 - Google Patents

液溜め手段の破損防止構造

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JPH1159684A
JPH1159684A JP23658797A JP23658797A JPH1159684A JP H1159684 A JPH1159684 A JP H1159684A JP 23658797 A JP23658797 A JP 23658797A JP 23658797 A JP23658797 A JP 23658797A JP H1159684 A JPH1159684 A JP H1159684A
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JP
Japan
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liquid
storage means
liquid storage
solid
breakage
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Pending
Application number
JP23658797A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Fujii
光雄 藤井
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造によって容器(液溜め手段)内の
液体が固体に変化するときに体積増加による前記容器の
破損の防止を可能にする。 【解決手段】 液体から固体に変化するときに体積が増
加する液体(水)2を溜める液溜め手段1内に前記液体
の体積増加分を吸収する伸縮性を有する吸収部材3を収
容した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液溜め手段の破損防
止構造、詳しくは液溜め手段内の液体が固体に変化する
ときに体積増加による前記液溜め手段の破損を防ぐこと
ができる液溜め手段の破損防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液体から固体に変化するときに体
積が増加する液体を密閉又は半密閉の容器(液溜め手
段)内に収容した場合に、前記液体が固体に変化したと
きにその体積増加よって前記容器が破損に至ることがあ
るのは紛れもない事実であるとともに、一般にもよく知
られるところである。そして、このように容器が破損す
るのを防止するために、例えば容器の外側を保温材によ
って覆って対応することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、このように
容器の外側を保温材によって覆っただけでは今一つよい
結果が得られないとともに、見た目の体裁が悪い等の問
題点があった。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、特に簡単な
構造によって容器(液溜め手段)内の液体が固体に変化
するときに体積増加による前記容器の破損を防止するこ
とができるとともに、外観の体裁も損なわれることがな
い液溜め手段の破損防止構造を提案することをその課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する溜め
の手段として、本発明に係る液溜め手段の破損防止構造
は、液体から固体に変化するときに体積が増加する液体
を溜める液溜め手段内に前記液体の体積増加分を吸収す
る伸縮性を有する吸収部材を収容したことを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について説明する。
【0007】図1a、bにおいて、符号1は本発明に係
る液溜め手段の破損防止構造が適用された合成樹脂製の
液溜め手段を示すとともに、この液溜め手段1は円筒状
で上下部が密閉された容器様に形成されている。
【0008】なお、液溜め手段1は合成樹脂製に限ら
ず、例えば金属、陶磁器、硝子、ゴム、コンクリ−ト等
の素材によって形成されたものであってもよい。また、
容器様に限るものではなく、例えばパイプ状に形成され
たのものであってもよい。要するに液体を溜めができる
ように形成されたものであればよい。
【0009】液溜め手段1内には液体から固体に変化す
るときに体積が増加する液体、すなわち、水2が充満さ
れるとともに、この水2の中の中央部分には、水2が固
体に変化するときに少なくともその体積が増加した分を
吸収することができる伸縮性を有する棒状で発泡樹脂製
の吸収部材3が没入されている。そして、この吸収部材
3には多数の気泡(空所)4が形成されている。
【0010】なお、吸収部材3は液溜め手段1の内容積
の5パ−セントから90パ−セントの範囲内で納めるよ
うにするのが好ましい。また、前記吸収部材3は発泡樹
脂製に限るものではなく、例えばゴム、連続気泡フォ−
ム、スポンジゴム等の伸縮性のあるものであってもよ
い。勿論、伸縮性を有するものであれば気泡(空所)4
があるものであっても、無いものであってもってどちら
でもよい。
【0011】次に、円筒状で上下部が密閉された容器様
に形成さた液溜め手段1内の水2に没入されている吸収
部材3は、前記液留め手段1内の上下部に配置された金
属製の支持部材5によって支持されている。
【0012】支持部材5は吸収部材3の外周より心持ち
大きめに形成された環状部5aと、この環状部5aの外
周から十字状に派生された支持杆5bとによって形成さ
れている。そして、前記支持杆5bの先端は液溜め手段
1の内周面に当接されている。
【0013】なお、支持部材5は金属製に限定されるも
のではなく、合成樹脂製等であってもよい。そして、少
なくとも三か所で吸収部材3を支持するように形成して
もよい。また、支持杆5bも十字状に限るものではな
く、例えば環状部5aの外周から三方向に派生させたも
のであってもよい。
【0014】上記構成の液溜め手段の破損防止構造によ
れば、容器様に形成された液溜め手段1内に充満されて
いる水2が固体に変化するときに体積が増加するその増
加分を、前記水2内に没入されている棒状で多数の気泡
(空所)4を有する発泡樹脂製の吸収部材3が収縮する
ことよって吸収することができるので、これによって、
前記液溜め手段1が破損するのを防止することができ
る。
【0015】また、前記吸収部材3は液溜め手段1内の
上下部に配置された支持部材5によって確実に支持する
ことができる。
【0016】次に、図2a、bは液溜め手段の破損防止
構造が適用された合成樹脂製の液留め手段の他の例を示
し、この例において液溜め手段1は有底1aで円筒状の
容器様に形成されている。また、前記液溜め手段1内に
収納されている吸収部材3の下面は液溜め手段1の底1
aに当接されている。この例においても容器様に形成さ
れた液溜め手段1内に収容されている水2が固体に変化
するときに、前記と同様の効果を得ることができる。
【0017】なお、この例において、図1a、bと同符
号は同部位を示すものとし、その説明は省略する。
【0018】図3は液溜め手段の破損防止構造が適用さ
れた合成樹脂製の液溜め手段のさらに他の例を示し、こ
の例において液溜め手段2は箱形状に形成されている。
また、前記液溜め手段2内には液体から固体に変化する
ときに体積が増加する液体、すなわち、水2が充満され
ている。そして、前記水2内には、水2が固体に変化す
るときに少なくともその体積が増加した分を吸収するこ
とができる伸縮性を有する球状で発泡樹脂製の吸収部材
3が没入状態に配置されている。この例においても容器
様に形成された液溜め手段1内に充満されている水2が
固体に変化するときに、前記と同様の効果を得ることが
できる。
【0019】なお、この例において、図1a、b及び図
2a、bと同符号は同部位を示すものとし、その説明は
省略する。
【0020】
【発明の効果】前記構成のように、本発明に係る液溜め
手段の破損防止構造によれば、液体から固体に変化する
ときに体積が増加する液体を溜める液溜め手段内に前記
液体の体積増加分を吸収する伸縮性を有する吸収部材を
収容したことによって、液体が固体に変化するときその
体積の増加分を吸収部材によって確実に吸収することが
できるので、これによって、前記液溜め手段が破損する
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは本発明に係る液溜め手段の破損防止構造が
適用された液溜め手段の縦断面図、bは前記液溜め手段
の横断面図
【図2】本発明に係る液溜め手段の破損防止構造が適用
された液溜め手段の他の例を示し、aはその縦断面図、
bはその横断面図
【図3】本発明に係る液溜め手段の破損防止構造が適用
された液溜め手段のさらに他の例を示す一部破断斜視図
【符号の説明】
1 液溜め手段 2 水(液体) 3 吸収部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体から固体に変化するときに体積が増
    加する液体を溜める液溜め手段内に前記液体の体積増加
    分を吸収する伸縮性を有する吸収部材を収容したことを
    特徴とする液溜め手段の破損防止構造。
JP23658797A 1997-08-18 1997-08-18 液溜め手段の破損防止構造 Pending JPH1159684A (ja)

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JP23658797A JPH1159684A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 液溜め手段の破損防止構造

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JPH1159684A true JPH1159684A (ja) 1999-03-02

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