JPH08215879A - 管材の溶接接合構造及び管材のフランジ接続構造 - Google Patents

管材の溶接接合構造及び管材のフランジ接続構造

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JPH08215879A
JPH08215879A JP7056661A JP5666195A JPH08215879A JP H08215879 A JPH08215879 A JP H08215879A JP 7056661 A JP7056661 A JP 7056661A JP 5666195 A JP5666195 A JP 5666195A JP H08215879 A JPH08215879 A JP H08215879A
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flange
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thermal expansion
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寛治 小森
Setsuji Kishimoto
節二 岸本
Shinji Tsuda
真二 津田
Tomoyo Taniguchi
朋代 谷口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる熱膨張係数の管材を溶接接合する構造
における熱応力を緩和すること、異なる熱膨張係数の管
材をフランジ接続する構造における熱応力を緩和し且つ
シール性を確保することを目的とする。 【構成】 36%Ni鋼であるインバー製の直径600
〜1000mmの第1管材1の端部と、SUS304製
の直径600〜1000mmの第2管材2の端部との間
に、9%Ni鋼製の短管部材3を同心状に介在させ、第
1管材1の端部と短管部材3の端部とが突き合わせて溶
接接合されるとともに、第2管材2の端部と短管部材3
の端部とが突き合わせて溶接接合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管材の溶接接合構造及
び管材のフランジ接続構造に関し、特に、熱膨張係数の
異なる管材を溶接接合する構造及びフランジ接続する構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、火力発電プラントやガス精製プラ
ント等において、低温液化ガス(LNG、LPG等)を
流通させる配管としてはSUS(ステンレススチール)
製の配管が広く適用されて来たが、SUSの熱膨張率
(約15.0×10-6)が大きいために、配管系が長い場合に
は、配管系の途中部に複数のU字又はコ字状のループ管
を設け、このループ管により配管系の長さ方向の熱膨張
や熱収縮を吸収する構造が一般に採用されている。前記
配管が600〜1000mmもの大径配管の場合には、
複数のループ管を設置する為に、相当の敷地面積が必要
となり、その敷地費用が高額になる。そこで、本願出願
人は、SUS製配管の代わりに、熱膨張係数が約1.5 ×
10-6で熱膨張係数が小さな36%Ni鋼であるインバー
製の配管を適用することで、配管系のループ管を省略し
得る配管構造を検討しつつある。
【0003】しかし、インバー製の管材を適用した場合
には、管材に接続されるバルブや機器類としては、SU
S製のものが多いため、インバー製の管材とSUS製の
管材とを溶接接合したり、フランジ接続したりする必要
がある。従来、熱膨張係数の異なる金属製の管材を溶接
接合した接合構造であって、高温流体用の管材の接合構
造における熱応力を緩和する技術として、特公昭52−
45298号公報には、熱膨張係数が小さい方の管材に
加熱手段を設けて、熱膨張係数の大きい管材と同等の熱
膨張量となるように加熱する異種金属接合部分の熱応力
緩和方法が提案されている。
【0004】一方、異なる材質の、溶接接合するのに不
適切な管材を溶接接合する為に、両管材の間に、両方の
管材に溶接接合可能な材質の短管材を介在させて溶接接
合する技術は、公知であるが、この管材の溶接接合構造
は、熱膨張や熱収縮に起因する熱応力を緩和することを
目的とする技術ではない。
【0005】更に、管材同士をフランジ接続する従来の
フランジ接続構造においては、両管材のフランジのボル
ト穴は丸穴に形成され、熱膨張や熱収縮に起因する両管
材の管径差を許容する構造でない。そして、管材のフラ
ンジ接続構造において、両方の管材の相対向するフラン
ジ面は、管材の軸心に直交するほぼフラットな面に形成
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記インバー製の管材
の端部とSUS304製の管材の端部とを突き合わせて
溶接接合した溶接接合構造における応力解析結果であっ
てLNG用配管を想定した場合における応力解析結果
は、図10に示す通りである。この応力解析の前提条件
は、温度低下量200℃、設計内圧16Kgf/cm2G、イン
バーの熱膨張係数1.5 ×10-6、SUS304の熱膨張係
数15.0×10-6、インバーのヤング率14,500Kgf/mm2 、S
US304のヤング率20,600Kgf/mm2 である。図10か
ら判るように、インバーの管材とSUS304の管材の
両方共、構造不連続部用設計基準応力内に入るものの、
SUS304の管材における引張り熱応力が高くなるた
め、温度荷重と内圧による合計応力が設計基準応力近く
まで増加し、実用上好ましくない合計応力になる。前記
応力解析は、LNG用配管を想定した場合のものである
が、高温流体用の配管では、SUS304製管材の熱膨
張量が大きく、その熱歪みがインバー製管材で拘束され
るため、SUS304製管材の応力は前記の場合よりも
緩和されるものの、インバー製管材の引張り熱応力が高
くなってインバー製管材の合計応力が高くなる。
【0007】前記特公昭52−45298号公報の技術
を適用すれば、熱応力を緩和できるけれども、加熱手段
を設けなければならないため、構造が複雑化し、製作コ
スト、ランニングコスト的に実用に適するものとは言い
難い。また、従来の管材のフランジ接続構造において
は、熱膨張や熱収縮に起因する両管材の管径差を許容す
る構造でないため、異なる熱膨張係数の管材同士をフラ
ンジ接続した場合に、熱膨張や熱収縮に起因する熱応力
が大きくなるという問題と内容液が漏洩するという問題
がある。本発明の目的は、異なる熱膨張係数の管材を溶
接接合する構造における熱応力を緩和すること、異なる
熱膨張係数の管材をフランジ接続する構造における熱応
力を緩和し且つシール性を確保することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の管材の溶接接
合構造は、第1管材の端部と、この第1管材よりも熱膨
張係数の大きい第2管材の端部とを突き合わせて溶接接
合する構造において、第1管材の端部と、第2管材の端
部との間に、第1管材の熱膨張係数よりも大きく第2管
材の熱膨張係数よりも小さな熱膨張係数の金属製の短管
部材を介在させて、第1管材と短管部材及び第2管材と
短管部材とを溶接接合したものである。請求項2の管材
の溶接接合構造は、請求項1の発明において、前記短管
部材が、1つの管部材からなるものである。請求項3の
管材の溶接接合構造は、請求項1の発明において、前記
短管部材が、熱膨張係数の異なる複数の管部材であって
第1管材から第2管材に向かって熱膨張係数が大きくな
る複数の管部材を溶接接合してなるものである。
【0009】請求項4の管材のフランジ接続構造は、第
1管材の端部と、この第1管材よりも熱膨張係数の大き
い第2管材の端部とをフランジ接続する構造において、
第1管材の端部に接合された第1フランジと、第2管材
の端部に接合された第2フランジと、第1フランジのう
ちの第2フランジ側の面に形成された環状の第1係合部
と、第2フランジのうちの第1フランジ側の面に形成さ
れた環状の第2係合部であって、第1係合部との間にシ
ール部材装着隙間を空けた状態で、第2管材の軸心方向
に第1管材側への接近移動を介して第1係合部に係合可
能な第2係合部と、前記シール部材装着隙間に装着され
た環状のシール部材とを備え、第1フランジと第2フラ
ンジの半径方向への熱変形量の差によって、シール部材
装着隙間が縮小するように第1係合部及び第2係合部を
形成したものである。
【0010】請求項5の管材のフランジ接続構造は、請
求項4の発明において、前記第1管材及び第2管材が低
温流体を流通させる為の管材であり、前記第1係合部が
部分凸コーン状の係合部に構成され、第2係合部が部分
凹コーン状の係合部に構成されたものである。請求項6
の管材のフランジ接続構造は、請求項5の発明におい
て、前記第1又は第2フランジの一方に、両フランジを
ボルト結合する為の、フランジの半径方向に細長いボル
ト穴を形成し、前記細長いボルト穴が形成されたフラン
ジに、両フランジをボルト結合するボルト又はナットと
の滑りを促進する為の潤滑手段を設けたものである。
【0011】
【作用】請求項1の管材の溶接接合構造においては、第
1管材の端部と、この第1管材よりも熱膨張係数の大き
い第2管材の端部とを突き合わせて溶接接合する構造に
おいて、第1管材の端部と、第2管材の端部との間に、
第1管材の熱膨張係数よりも大きく第2管材の熱膨張係
数よりも小さな熱膨張係数の金属製の短管部材を介在さ
せて、第1管材と短管部材及び第2管材と短管部材とを
溶接接合する。それ故、第1管材と第2管材とを直接溶
接接合した場合よりも、第1管材と短管部材の溶接接合
部の熱応力及び第2管材と短管部材の溶接接合部の熱応
力を緩和することができる。
【0012】ここで、例えば、第1管材がインバー(熱
膨張係数1.5 ×10-6)製の管材であり、第2管材がSU
S304(熱膨張係数15.2×10-6)製の管材である場合
に、短管部材を9%Ni鋼(熱膨張係数9.2 ×10-6)製
の管部材で構成してもよく、また、短管部材を42%N
i鋼(熱膨張係数4.4 ×10-6)製の管部材と50%Ni
鋼(熱膨張係数10.0×10-6)製の管部材とを溶接接合し
てなる短管材であって第1管材から第2管材に向かって
熱膨張係数が大きくなるように配置される短管部材で構
成してもよい。
【0013】請求項2の管材の溶接接合構造において
は、請求項1と同様の作用を奏するが、前記短管部材が
1つの管部材からなるので、短管部材の構造が簡単で、
溶接線も一本増えるだけであるため溶接コストの面でも
有利である。
【0014】請求項3の管材の溶接接合構造において
は、請求項1と同様の作用を奏するが、前記短管部材
が、熱膨張係数の異なる複数の管部材であって第1管材
から第2管材に向かって熱膨張係数が大きくなる複数の
管部材を溶接接合してなるので、第1管材と第2管材の
熱膨張係数の差が大きい場合にも、確実に熱応力を緩和
することができる。
【0015】請求項4の管材のフランジ接続構造におい
ては、第1管材の端部と、この第1管材よりも熱膨張係
数の大きい第2管材の端部とをフランジ接続する構造に
おいて、第1管材の端部には第1フランジが接合され、
第2管材の端部には第2フランジが接合されている。第
1フランジのうちの第2フランジ側の面には、環状の第
1係合部が形成され、第2フランジのうちの第1フラン
ジ側の面には、環状の第2係合部が形成され、この第2
係合部は、第1係合部との間にシール部材装着隙間を空
けた状態で、第2管材の軸心方向に第1管材側への接近
移動を介して第1係合部に係合可能に形成されている。
前記シール部材装着隙間には、環状のシール部材が装着
されている。そして、第1係合部と第2係合部とは、第
1フランジと第2フランジの半径方向への熱変形量の差
によって、シール部材装着隙間が縮小するように形成さ
れている。
【0016】従って、第1管材と第2管材との熱膨張係
数の差によって、第1フランジと第2フランジの半径方
向への熱変形量の差が生じても、シール部材装着隙間が
縮小するように第1係合部と第2係合部とが形成されて
いるため、シール部材によるシール性を確保できるう
え、第1フランジと第2フランジの半径方向への熱変形
量の差を許容する構造であるため熱応力を緩和すること
ができる。例えば、第1管材と第2管材内に低温流体を
流通させる場合には、第1係合部が第2係合部にシール
部材装着隙間を空けて内嵌するように第1及び第2係合
部が構成されるし、また、第1管材と第2管材内に高温
流体を流通させる場合には、第1係合部が第2係合部に
シール部材装着隙間を空けて外嵌するように第1及び第
2係合部が構成される。
【0017】請求項5の管材のフランジ接続構造におい
ては、請求項4と同様の作用を奏するが、前記第1管材
及び第2管材が低温流体を流通させる為の管材であり、
前記第1係合部が部分凸コーン状の係合部に構成され、
第2係合部が部分凹コーン状の係合部に構成されている
ため、第2係合部の収縮量が、第1係合部の収縮量より
も大きくなるため、シール部材装着隙間が小さくなりシ
ール性を確保できる。
【0018】請求項6の管材のフランジ接続構造におい
ては、請求項5と同様の作用を奏するが、前記第1又は
第2フランジの一方に、両フランジをボルト結合する為
の、フランジの半径方向に細長いボルト穴を形成し、前
記細長いボルト穴が形成されたフランジに、両フランジ
をボルト結合するボルト又はナットとの滑りを促進する
為の潤滑手段を設けたので、前記細長いボルト穴と潤滑
手段を介して、第1フランジと第2フランジの熱変形量
の差が生じるのが許容され、熱応力が確実に緩和される
ことになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。 実施例1・・・図1、図2参照 本実施例は、LNGを流通させる為の配管における熱膨
張係数の異なる管材を溶接接合する構造に本発明を適用
した場合の一例である。図1に示すように、36%Ni
鋼であるインバー製の直径600〜1000mmの第1
管材1の端部と、SUS304製の直径600〜100
0mmの第2管材2の端部とを同心状に突き合わせて溶
接接合する構造において、第1管材1の端部と第2管材
2の端部との間に、9%Ni鋼製の短管部材3を同心状
に介在させ、第1管材1の端部と短管部材3の端部とが
突き合わせて溶接接合されるとともに、第2管材2の端
部と短管部材3の端部とが突き合わせて溶接接合され
る。前記インバー製の第1管材1は、LNGを流通させ
る為の配管の大部分を構成するものであり、SUS30
4製の第2管材2は、その配管系におけるバルブや機器
側の従属的な配管部分を構成するものである。
【0020】前記36%Ni鋼であるインバーの熱膨張
係数は1.5 ×10-6であり、SUS304の熱膨張係数は
15.0×10-6であり、9%Ni鋼の熱膨張係数は9.2 ×10
-6である。このように、第1管材1の端部と第2管材2
の端部との間に、第1管材1の熱膨張係数よりも大きく
第2管材2の熱膨張係数よりも小さな熱膨張係数の短管
部材3を介在させて溶接接合することにより、第1管材
1の端部と第2管材2の端部とを直接溶接接合する場合
に比較して、第1管材1の端部と短管部材3の端部との
溶接接合部及び第2管材2の端部と短管部材3の端部と
の溶接接合部の熱応力を著しく緩和することができる。
【0021】図2は、図1のように溶接接合した溶接接
合構造における応力解析結果で、この応力解析の前提条
件は、温度低下量200℃、設計内圧16Kgf/cm2G、イ
ンバーの熱膨張係数1.5 ×10-6、SUS304の熱膨張
係数15.0×10-6、インバーのヤング率14,500Kgf/mm2
SUS304のヤング率20,600Kgf/mm2 である。第1管
材1の端部と第2管材2の端部とを直接溶接接合した構
造における応力解析結果を示す前記図10と比較すれ
ば、熱収縮に起因する熱応力が著しく緩和されているこ
とが判る。
【0022】即ち、第1管材1の端部と第2管材2の端
部とを直接溶接接合した構造においては、熱収縮の際、
第1管材1の熱収縮量は、第2管材2の熱収縮量よりも
小さいため、第2管材2の熱収縮が第1管材1で抑制さ
れるため、第2管材2の熱応力に起因する引張応力が増
大する。そして、第1管材1の熱膨張係数と第2管材2
の熱膨張係数の差が大きくなる程、熱応力に起因する引
張応力が増大する。しかし、短管部材3を介在させて溶
接接合することにより、第1管材1の熱膨張係数と第2
管材2の熱膨張係数の差よりも、第1管材1の熱膨張係
数と短管部材3の熱膨張係数の差が小さくなり、また、
第2管材2の熱膨張係数と短管部材3の熱膨張係数の差
が小さくなるため、熱応力を緩和することができる。
【0023】以上は、熱収縮の場合を例として説明した
が、高温流体を流通させる為の配管における熱膨張に起
因する熱応力についても同様であり、その場合、第1管
材1の端部と第2管材2の端部とを直接溶接接合した構
造では、第2管材2の熱膨張量が、第1管材1の熱膨張
量よりも大きくなるため、第1管材1の熱応力に起因す
る引張応力が増大し、第1管材1の熱膨張係数と第2管
材2の熱膨張係数の差が大きくなる程、熱応力に起因す
る引張応力が増大する。しかし、短管部材3を介在させ
て溶接接合することにより、熱応力を緩和することがで
きる。
【0024】次に、前記実施例を部分的に変更した変更
態様について説明する。但し同一のものには、同一を符
号を付して説明する。図3に示すように、この溶接接合
構造においては、前記実施例の短管部材3に代わり、イ
ンバー製の第1管材1の端部とSUS304製の第2管
材2の端部との間に、43%Ni鋼製の管部材5と50
%Ni鋼製の管部材6とを溶接接合してなる短管部材3
Aを同心状に介在させ、第1管材1の端部と42%Ni
鋼製の管部材5の端部とが突き合わせて溶接接合される
とともに、第2管材2の端部と50%Ni鋼製の管部材
6の端部とが突き合わせて溶接接合される。
【0025】前記43%Ni鋼の熱膨張係数は4.4 ×10
-6であり、50%Ni鋼の熱膨張係数は10.0×10-6であ
り、短管部材3Aにおいては、第1管材1から第2管材
2に向かって熱膨張係数が大きくなるように、管部材
5,6が溶接接合される。つまり、第1管材1の端部と
第2管材2の端部との間に、第1管材から第2管材に向
かって熱膨張係数が大きくなる2個の管部材を介在させ
て溶接接合することにより、第1管材1の端部と短管部
材3Aの端部との溶接接合部及び第2管材2の端部と短
管部材3Aの端部との溶接接合部の熱応力を確実に緩和
することができる。また、高温流体を流通させる為の配
管における熱膨張に起因する熱応力についても前記実施
例1と同様、短管部材3Aを介在させて溶接接合するこ
とにより、熱応力を確実に緩和することができる。
【0026】ここで、前記実施例1及びその変更態様で
は、36%Ni鋼であるインバー製の第1管材1と、S
US304製の第2管材2の溶接接合構造を説明した
が、熱膨張係数の異なる管材を溶接接合する場合にも、
前記実施例1及びその変更態様の管材の溶接接合構造が
適用できるのは勿論である。特に、第1管材と第2管材
の熱膨張係数の差が大きい場合においては、前記変更態
様の短管部材3Aを、熱膨張係数の異なる2個以上の管
部材であって、第1管材1から第2管材2に向かって熱
膨張係数が大きくなる2個以上の管部材を溶接接合して
構成してもよく、この場合、第1管材1及び第2管材2
の熱応力を著しく緩和することができる。
【0027】実施例2・・・図4参照 本実施例は、LNGを流通させる為の配管における熱膨
張係数の異なる管材をフランジ接続する構造に本発明を
適用した場合の一例である。図4に示すように、インバ
ー製(熱膨張係数1.5 ×10-6)の第1管材1Aの端部に
は、第1管材1Aと同材質(インバー製)の第1フラン
ジ10が接合され、SUS304製(熱膨張係数15.0×
10-6)の第2管材2Aの端部には、第2管材2Aと同材
質(SUS304製)の第2フランジ20が接合されて
いる。
【0028】第1フランジ10は、第1管材1Aの約2
倍の外径を有し、第1フランジ10の外周近傍部位に
は、両フランジ10,20をボルト結合する為の複数の
ボルト穴12が形成されている。第1フランジ10の右
端部には、部分凸コーン状の第1係合部13が設けら
れ、この第1係合部13の外周部面は、先端側程小径化
するテ−パ状外周部面14に形成されている。第1フラ
ンジ10には、第1管材1Aの流通路1aと同径の流通
部10aが形成され、8aはボルト8側に装着されるワ
ッシャ、9aはナット9側に装着されるワッシャであ
る。
【0029】第2フランジ20は、前記第2フランジ2
0と同外径長を有し、第2フランジ20の外周近傍部位
には、第2フランジ20の半径方向に細長い(例えば、
ボルト8の直径の約2倍の長さを有する)複数の長穴2
2が、第1フランジ10に形成された複数のボルト穴1
2と対向して形成されている。第2フランジ20の右側
面において、各長穴22周辺部のナット9との摺動部分
には、潤滑手段7としてテフロンコーティングが施さ
れ、ワッシャ9aを介して第2フランジ20とナット9
との滑りを促進している。第2フランジ20の左端部に
は、部分凹コーン状の第2係合部23が設けられ、この
第2係合部23は、先端側程大径化するテ−パ状内周面
24に形成されている。
【0030】そして、第2係合部23は、そのテ−パ状
内周面24と第1係合部13のテ−パ状外周面14間に
シール部材装着隙間30を空けた状態で、第2管材2A
の軸心方向に第1管材1A側への接近移動を介して第1
係合部13に係合し、複数のボルト8とナット9によ
り、両フランジ10,20がボルト結合される。このシ
ール部材装着隙間30には、環状のシール部材31が装
着されていて、第1係合部13と第2係合部23とは、
第1フランジ10と第2フランジ20の半径方向への熱
変形量の差によって、シール部材装着隙間30が縮小す
るように形成されている。
【0031】従って、第1管材1Aと第2管材2Aとの
熱膨張係数の差によって、第1フランジ10と第2フラ
ンジ20の半径方向への熱変形量の差が生じても、シー
ル部材装着隙間30が縮小するように形成されているた
め、シール部材31によるシール性を確保できるうえ、
第1フランジ10と第2フランジ20の半径方向への熱
変形量の差を許容する構造であるため熱応力を緩和する
ことができる。
【0032】更に、第2フランジ20に、第1フランジ
10とのボルト結合の為の、第2フランジ20の半径方
向に細長い複数の長穴22を形成し、この第2フランジ
20と第1フランジ10をボルト結合するナット9側ワ
ッシャ9aとの滑りを促進する為に、第2フランジ20
において、各長穴22周辺部のナット9との摺動部に、
潤滑手段7としてのテフロンコーティングが施されてい
るので、長穴22と潤滑手段7を介して、第1フランジ
10と第2フランジ20の熱変形量の差が生じることを
容易にし、熱応力を確実に緩和することができる。
【0033】次に、前記実施例2の別実施例について説
明する。但し、同一のものには同一符号を付して説明す
る。 別実施例1・・・図5参照 別実施例1の管材のフランジ接続構造は、前記実施例2
と略同様の構造であるが、第1係合部13と第2係合部
23において、テ−パ状外周面14とテ−パ状内周面2
4に、1対の環状溝15,25が相対向状に形成され、
シール部材装着隙間30には、シール用のOリング32
が、これら環状溝14,25に嵌合して装着されてい
る。この場合、前記実施例2と略同様の作用・効果が得
られるが、環状溝15,25を形成することで、シール
用のOリング32を簡単に装着することができる。
【0034】別実施例2・・・図6参照 第1フランジ10Aの右端部には、環状凸型の第1係合
部13Aであって、外周部面16aとこの外周部面に直
交する先端部16bとを有す第1係合部13Aが設けら
れ、第2フランジ20Aの左側面には、第1係合部13
Aに係合可能な環状凹型の第2係合部23Aであって、
内周面26aと前記先端部16bと平行な基端部26b
とを有す第2係合部23Aが設けられている。シール部
材装着隙間30Aにおいて、第1係合部13Aの外周面
16aと第2係合部23Aの内周面26a間には、環状
の第1シール部材33aが介装され、第1係合部13A
の先端部16bと第2係合部23Aの基端部26b間に
は、環状の第2シール部材33bが介装されている。
【0035】つまり、第1フランジ10Aと第2フラン
ジ20Aとをボルト連結した際に、第2シール部材33
bによるシール性を確保でき、そして、LNG流通の際
に、第1管材1Aと第2管材2Aとの熱膨張係数の差に
よって、第1フランジ10Aと第2フランジ20Aの半
径方向への熱変形量の差が生じても、シール部材装着隙
間30Aが半径方向へ縮小するため、第1シール部材3
3aによるシール性を確保できるうえ、第1フランジ1
0Aと第2フランジ20Aの半径方向への熱変形量の差
を許容する構造であるため熱応力を緩和することができ
る。
【0036】別実施例3・・・図7参照 第1フランジ10Bの右端部には、環状凹型の第1係合
部13Bが設けられ、第2フランジ20Bの左側面に
は、第1係合部13Bと係合可能な環状凸型の第2係合
部23Bが設けられている。シール部材装着隙間30B
には、環状のシール部材34が、流通部10a,20a
の近傍部に装着されている。この管材のフランジ接続構
造においては、前記実施例2と同様の作用・効果が得ら
れるとともに、第1係合部13Bと第2係合部23Bを
簡単な形状で構成することができる。
【0037】別実施例4・・・図8参照 第1フランジ10Cの右端部には、環状凸型の第1係合
部13Cが設けられ、第2フランジ20Cの左側面に
は、第1係合部13Cに係合可能な環状凹型の第2係合
部23Cが設けられている。シール部材装着隙間30C
には、環状のシール部材35が、両フランジ10C,2
0Cの側面近傍部に装着されている。この管材のフラン
ジ接続構造においては、前記別実施例3と同様の作用・
効果を得ることができる。
【0038】別実施例5・・・図9参照 第1フランジ10Dの右側面には、環状の第1係合部1
3Dが凸設され、第1フランジ20Dの左側面には、環
状の第2係合部23Dが凹設され、第2係合部23Dに
は、凹部36aを有す環状のシール部材36が密嵌状に
装着され、第1係合部13Dと第2係合部23Dとは、
シール部材36を介して係合される。この管材のフラン
ジ接続構造によれば、前記実施例1と同様の作用・効果
を得ることができる。
【0039】ここで、前記実施例2及びその別実施例1
〜別実施例5を部分的に変更したの変形例について説明
する。 〔1〕これらの管材のフランジ接続構造においては、イ
ンバー製とSUS304製の管材とをフランジ接続する
ものに限らず、熱膨張係数の異なる2種類の管材をフラ
ンジ接続する際にも適用できるのは勿論であり、低温流
体を流通させる場合、熱膨張係数の小さい管材を第1管
材とし、熱膨張係数の大きい管材を第2管材としてフラ
ンジ接続するとよい。尚、第1管材と第1フランジ、及
び、第2管材と第2フランジとは、同材質で形成するこ
とが望ましい。 〔2〕第1管材1Aと第2管材2A内に高温流体を流通
させる場合には、第1係合部の構造を第2係合部と同様
の構造で形成し、第2係合部の構造を第1係合部と同様
の構造で形成して、フランジ接続するとよい。
【0040】〔3〕第2フランジに複数のボルト穴を形
成し、第1フランジに複数の長穴を形成してもよい。ま
た、長穴側にボルト8の頭部がくるようにして、ボルト
8とナット9により、両フランジ10,20をボルト連
結してもよい。但し、潤滑手段7は、長穴を形成したフ
ランジに設けられる。 〔4〕前記潤滑手段7において、テフロンコーティング
に代わりナイロン等の滑りやすい材料をコーティングし
てもよいし、フランジにナイロン又はテフロン等で形成
した長穴を有する潤滑部材を内嵌固着させてもよい。ま
た、長穴が形成されるフランジと、ボルト8又はナット
9との間に介装されるワッシャ8a,9aにテフロンコ
ーティング等を施してもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1の管材の溶接接合構造において
は、第1管材の端部と、この第1管材よりも熱膨張係数
の大きい第2管材の端部との間に、第1管材の熱膨張係
数よりも大きく第2管材の熱膨張係数よりも小さな熱膨
張係数の金属製の短管部材を介在させて、第1管材と短
管部材及び第2管材と短管部材とを溶接接合するため、
第1管材と第2管材とを直接溶接接合した場合よりも、
第1管材と短管部材の溶接接合部の熱応力及び第2管材
と短管部材の溶接接合部の熱応力を緩和することができ
る。
【0042】請求項2の管材の溶接接合構造において
は、請求項1と同様の効果を奏するが、短管部材が1つ
の管部材からなるので、短管部材の構造が簡単で、溶接
線も一本増えるだけであるため溶接コストの面でも有利
である。
【0043】請求項3の管材の溶接接合構造において
は、請求項1と同様の効果を奏するが、短管部材が、熱
膨張係数の異なる複数の管部材であって第1管材から第
2管材に向かって熱膨張係数が大きくなる複数の管部材
を溶接接合してなるので、第1管材と第2管材の熱膨張
係数の差が大きい場合にも、確実に熱応力を緩和するこ
とができる。
【0044】請求項4の管材のフランジ接続構造におい
ては、第1管材の端部には第1フランジが接合され、第
1管材よりも熱膨張係数の大きな第2管材の端部には第
2フランジが接合され、第1フランジのうちの第2フラ
ンジ側の面には、環状の第1係合部が、また、第2フラ
ンジのうちの第1フランジ側の面には、環状の第2係合
部が夫々形成され、この第2係合部は、第1係合部との
間にシール部材装着隙間を空けた状態で、第2管材の軸
心方向に第1管材側への接近移動を介して第1係合部に
係合可能に形成されている。前記シール部材装着隙間に
は、環状のシール部材が装着されている。そして、第1
係合部と第2係合部とは、第1フランジと第2フランジ
の半径方向への熱変形量の差によって、シール部材装着
隙間が縮小するように形成されている。
【0045】従って、第1管材と第2管材との熱膨張係
数の差によって、第1フランジと第2フランジの半径方
向への熱変形量の差が生じても、シール部材装着隙間が
縮小するように形成されているため、シール部材による
シール性を確保できるうえ、第1フランジと第2フラン
ジの半径方向への熱変形量の差を許容する構造であるた
め熱応力を緩和することができる。
【0046】請求項5の管材のフランジ接続構造におい
ては、請求項4と同様の効果を奏するが、第1管材及び
第2管材が低温流体を流通させる為の管材であり、第1
係合部が部分凸コーン状の係合部に構成され、第2係合
部が部分凹コーン状の係合部に構成されているため、第
2係合部の収縮量が、第1係合部の収縮量よりも大きく
なるため、シール部材装着隙間が小さくなりシール性を
確保できる。
【0047】請求項6の管材のフランジ接続構造におい
ては、請求項5と同様の効果を奏するが、第1又は第2
フランジの一方に、両フランジをボルト結合する為の、
フランジの半径方向に細長いボルト穴を形成し、前記細
長いボルト穴が形成されたフランジに、両フランジをボ
ルト結合するボルト又はナットとの滑りを促進する為の
潤滑手段を設けたので、前記細長いボルト穴と潤滑手段
を介して、第1フランジと第2フランジの熱変形量の差
が生じるのが許容され、熱応力が確実に緩和されること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る、インバー製の第1管
材とSUS304製の第2管材との間に9%Ni鋼製の
短管部材を介装した管材の溶接接合構造の図である。
【図2】前記溶接接合における応力解析結果を示す図で
ある。
【図3】前記実施例1の変更態様の、インバー製の第1
管材とSUS304製の第2管材との間に42%Ni鋼
と50%Ni鋼製からなる短管部材を介装した管材の溶
接接合構造の図である。
【図4】実施例2に係る、インバー製の第1管材とSU
S304製の第2管材とのフランジ接続構造の図であ
る。
【図5】前記実施例2の別実施例1のフランジ接続構造
の図である。
【図6】前記実施例2の別実施例2のフランジ接続構造
の図である。
【図7】前記実施例2の別実施例3のフランジ接続構造
の図である。
【図8】前記実施例2の別実施例4のフランジ接続構造
の図である。
【図9】前記実施例2の別実施例5のフランジ接続構造
の図である。
【図10】従来のインバー製の管材とSUS304製の
管材とを溶接接合した溶接接合構造における応力解析結
果を示す図である。
【符号の説明】
1,1A 第1管材 2,2A 第2管材 3,3A 短管部材 5,6 管部材 7 潤滑手段 8 ボルト 9 ナット 10,10A〜10D 第1フランジ 13,13A〜13D 第1係合部 20,20A〜20D 第2フランジ 23,23A〜23D 第2係合部 30,30A〜30C シール部材装着隙間 22 長孔 31,34,35,36 シール部材 32 Oリング 33a 第1シール部材 33b 第2シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 23/028 (72)発明者 津田 真二 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重工 業株式会社播磨工場内 (72)発明者 谷口 朋代 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重工 業株式会社播磨工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1管材の端部と、この第1管材よりも
    熱膨張係数の大きい第2管材の端部とを突き合わせて溶
    接接合する構造において、 第1管材の端部と、第2管材の端部との間に、第1管材
    の熱膨張係数よりも大きく第2管材の熱膨張係数よりも
    小さな熱膨張係数の金属製の短管部材を介在させて、第
    1管材と短管部材及び第2管材と短管部材とを溶接接合
    したことを特徴とする管材の溶接接合構造。
  2. 【請求項2】 前記短管部材が、1つの管部材からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の管材の溶接接合構
    造。
  3. 【請求項3】 前記短管部材が、熱膨張係数の異なる複
    数の管部材であって第1管材から第2管材に向かって熱
    膨張係数が大きくなる複数の管部材を溶接接合してなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の管材の溶接接合構
    造。
  4. 【請求項4】 第1管材の端部と、この第1管材よりも
    熱膨張係数の大きい第2管材の端部とをフランジ接続す
    る構造において、 第1管材の端部に接合された第1フランジと、 第2管材の端部に接合された第2フランジと、 第1フランジのうちの第2フランジ側の面に形成された
    環状の第1係合部と、 第2フランジのうちの第1フランジ側の面に形成された
    環状の第2係合部であって、第1係合部との間にシール
    部材装着隙間を空けた状態で、第2管材の軸心方向に第
    1管材側への接近移動を介して第1係合部に係合可能な
    第2係合部と、 前記シール部材装着隙間に装着された環状のシール部材
    とを備え、 第1フランジと第2フランジの半径方向への熱変形量の
    差によって、シール部材装着隙間が縮小するように第1
    係合部及び第2係合部を形成したことを特徴とする管材
    のフランジ接続構造。
  5. 【請求項5】 前記第1管材及び第2管材が低温流体を
    流通させる為の管材であり、前記第1係合部が部分凸コ
    ーン状の係合部に構成され、第2係合部が部分凹コーン
    状の係合部に構成されたことを特徴とする請求項4に記
    載の管材のフランジ接続構造。
  6. 【請求項6】 前記第1又は第2フランジの一方に、両
    フランジをボルト結合する為の、フランジの半径方向に
    細長いボルト穴を形成し、前記細長いボルト穴が形成さ
    れたフランジに、両フランジをボルト結合するボルト又
    はナットとの滑りを促進する為の潤滑手段を設けたこと
    を特徴とする請求項5に記載の管材のフランジ接続構
    造。
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