JPH08215287A - 輸液バッグ - Google Patents
輸液バッグInfo
- Publication number
- JPH08215287A JPH08215287A JP7029531A JP2953195A JPH08215287A JP H08215287 A JPH08215287 A JP H08215287A JP 7029531 A JP7029531 A JP 7029531A JP 2953195 A JP2953195 A JP 2953195A JP H08215287 A JPH08215287 A JP H08215287A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infusion bag
- bag
- weak seal
- folded
- seal portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/32—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
- B65D81/3261—Flexible containers having several compartments
- B65D81/3272—Flexible containers having several compartments formed by arranging one flexible container within another
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】所定の２つ折り状態を安定確実に保持すること
ができ、従って移送、積重時に外圧を受けても自然貫通
の虞れのない弱シール型輸液バッグを提供する。 【構成】バッグ本体が弱シール部により隔離された２つ
の室を備え、これら室内にそれぞれ薬剤が封入された輸
液バッグにおいて、バッグ本体が弱シール部上で２つ折
りされ、この２つ折り状態で周辺部において重なり合う
強シール部の一部が、剥離型熱溶着部により接着固定さ
れていることを特徴とする。
ができ、従って移送、積重時に外圧を受けても自然貫通
の虞れのない弱シール型輸液バッグを提供する。 【構成】バッグ本体が弱シール部により隔離された２つ
の室を備え、これら室内にそれぞれ薬剤が封入された輸
液バッグにおいて、バッグ本体が弱シール部上で２つ折
りされ、この２つ折り状態で周辺部において重なり合う
強シール部の一部が、剥離型熱溶着部により接着固定さ
れていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は輸液バッグ、詳しくは連
通可能な仕切り手段により隔離された２つの室を有する
輸液バッグに関する。
通可能な仕切り手段により隔離された２つの室を有する
輸液バッグに関する。
【０００２】
【従来技術とその問題点】従来、この種輸液バッグにお
いて、連通可能な仕切り手段として弱シール部を設ける
ような構成のものが提案されている（例えば特開平１−
２４０４６９号公報参照）。
いて、連通可能な仕切り手段として弱シール部を設ける
ような構成のものが提案されている（例えば特開平１−
２４０４６９号公報参照）。
【０００３】この弱シール方式の輸液バッグは構造簡素
且つ製造容易にして連通混合操作が容易であるなどの有
利性から現在普及する傾向にあるが、移送時などの落下
による衝撃や積重時の外圧を受けた時に弱シール部が自
然貫通する虞があり、弱シール部を上記外圧から保護す
る対策が必要になる。
且つ製造容易にして連通混合操作が容易であるなどの有
利性から現在普及する傾向にあるが、移送時などの落下
による衝撃や積重時の外圧を受けた時に弱シール部が自
然貫通する虞があり、弱シール部を上記外圧から保護す
る対策が必要になる。
【０００４】従来このような保護対策として、一般に輸
液バッグを弱シール部上で２つ折りする手段がとられて
おり、これによれば弱シール部の近傍で対面するバッグ
壁が剥離する方向に広がりにくくなり、例えば弱シール
部の剥離強度を２０〜３０ｋｇに設定した場合におい
て、１００ｋｇ程度の外圧に充分に耐えることができる
ようになる。
液バッグを弱シール部上で２つ折りする手段がとられて
おり、これによれば弱シール部の近傍で対面するバッグ
壁が剥離する方向に広がりにくくなり、例えば弱シール
部の剥離強度を２０〜３０ｋｇに設定した場合におい
て、１００ｋｇ程度の外圧に充分に耐えることができる
ようになる。
【０００５】ところが輸液バッグを弱シール部上で２つ
折りした場合であっても移送時や積重時に受ける外圧な
どにより２つ折り位置がずれ動き、弱シール部上より外
れてしまうことがあり、信頼性の点でなお一抹の不安が
あった。
折りした場合であっても移送時や積重時に受ける外圧な
どにより２つ折り位置がずれ動き、弱シール部上より外
れてしまうことがあり、信頼性の点でなお一抹の不安が
あった。
【０００６】本発明はこのような従来の問題点を一掃す
ることを目的としてなされたものである。
ることを目的としてなされたものである。
【０００７】
【問題点を解決するための手段】本発明は、バッグ本体
が弱シール部により隔離された２つの室を備え、これら
室内にそれぞれ薬剤が封入された輸液バッグにおいて、
バッグ本体が弱シール部上で２つ折りされ、この２つ折
り状態で周辺部において重なり合う強シール部の一部
が、剥離型熱溶着部により接着固定されていることを特
徴とする輸液バッグに係る。
が弱シール部により隔離された２つの室を備え、これら
室内にそれぞれ薬剤が封入された輸液バッグにおいて、
バッグ本体が弱シール部上で２つ折りされ、この２つ折
り状態で周辺部において重なり合う強シール部の一部
が、剥離型熱溶着部により接着固定されていることを特
徴とする輸液バッグに係る。
【０００８】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面にもとづ
き説明すると次の通りである。
き説明すると次の通りである。
【０００９】図１は本発明輸液バッグの２つ折り前の状
況を示している。
況を示している。
【００１０】図１から明らかなようにバッグ本体１は弱
シール部２により隔離された２つの室３，４を備え、こ
れら室３，４には薬剤（図示せず）が封入されている。
シール部２により隔離された２つの室３，４を備え、こ
れら室３，４には薬剤（図示せず）が封入されている。
【００１１】上記室３，４の周囲は弱シール部２を除き
強シール部５，６によりシールされ、一方の室３に薬剤
注入口７が、他方の室４に薬剤排出口８がそれぞれ備え
られている。
強シール部５，６によりシールされ、一方の室３に薬剤
注入口７が、他方の室４に薬剤排出口８がそれぞれ備え
られている。
【００１２】このようなバッグ本体１は従来品と同様に
ポリエチレン、ポリプロピレンなどのような熱溶着可能
な熱可塑性フィルムから構成されている。
ポリエチレン、ポリプロピレンなどのような熱溶着可能
な熱可塑性フィルムから構成されている。
【００１３】バッグ本体１を弱シール部２のセンタライ
ンＬ上で２つ折りするために、バッグ本体１の左右エッ
ジ部の中間部位９，９に上記センタラインＬ上に位置す
るように折りぐせ１０，１０が付けられている。中間部
位９，９は強シール部であり、折りぐせ１０，１０のガ
イド効果を高めるためにシール幅を少し拡大し、その全
幅にわたって折りぐせ１０，１０が付されている。
ンＬ上で２つ折りするために、バッグ本体１の左右エッ
ジ部の中間部位９，９に上記センタラインＬ上に位置す
るように折りぐせ１０，１０が付けられている。中間部
位９，９は強シール部であり、折りぐせ１０，１０のガ
イド効果を高めるためにシール幅を少し拡大し、その全
幅にわたって折りぐせ１０，１０が付されている。
【００１４】折りぐせ１０，１０は、例えば中間部位
９，９の表裏両側から熱刃（図示せず）を押し付けるこ
とにより形成できる。熱刃の温度並びに押し付け時間は
バッグを構成しているプラスチック材料の材質を考慮し
溶断が生じないような操作条件に適宜選択すればよく、
例えばポリエチレンの場合において１２０℃前後、１〜
２秒程度が適当である。
９，９の表裏両側から熱刃（図示せず）を押し付けるこ
とにより形成できる。熱刃の温度並びに押し付け時間は
バッグを構成しているプラスチック材料の材質を考慮し
溶断が生じないような操作条件に適宜選択すればよく、
例えばポリエチレンの場合において１２０℃前後、１〜
２秒程度が適当である。
【００１５】図１において、１１，１１，１２，１２は
折りぐせ１０，１０を挟み等距離隔てて向き合っている
溶着予定位置を示している。
折りぐせ１０，１０を挟み等距離隔てて向き合っている
溶着予定位置を示している。
【００１６】図１に示す状態でバッグ本体１を折りぐせ
１０，１０に従い弱シール２のセンタラインＬ上で２つ
折りすると、溶着予定位置１１，１１，１２，１２が折
りぐせ１０，１０近傍で重なり合うので、この予定位置
に熱溶着手段を施し例えば点状の熱溶着部１１ａ，１２
ａを形成することにより、図２に示すようにバッグ本体
１を２つ折り状態に拘束できる。
１０，１０に従い弱シール２のセンタラインＬ上で２つ
折りすると、溶着予定位置１１，１１，１２，１２が折
りぐせ１０，１０近傍で重なり合うので、この予定位置
に熱溶着手段を施し例えば点状の熱溶着部１１ａ，１２
ａを形成することにより、図２に示すようにバッグ本体
１を２つ折り状態に拘束できる。
【００１７】上記熱溶着部１１ａ，１２ａは剥離型、即
ち必要時に容易に剥離し得ることが必要であり、通常は
トータルで０．２〜３．０ｋｇ程度の剥離強度を持つよ
うに、熱溶着温度及び／又は熱溶着面積を適宜調整して
熱溶着操作が行われる。
ち必要時に容易に剥離し得ることが必要であり、通常は
トータルで０．２〜３．０ｋｇ程度の剥離強度を持つよ
うに、熱溶着温度及び／又は熱溶着面積を適宜調整して
熱溶着操作が行われる。
【００１８】剥離強度が０．２ｋｇに達しない場合は外
圧を受けたときに自然剥離する虞れがあり、また３．０
ｋｇを超えると剥離操作性の面で好ましくない結果を招
く虞れがあるので、いずれも好ましくない。
圧を受けたときに自然剥離する虞れがあり、また３．０
ｋｇを超えると剥離操作性の面で好ましくない結果を招
く虞れがあるので、いずれも好ましくない。
【００１９】熱溶着手段としては公知の各種の方法を適
用し得るが、超音波接着法は短時間、例えば１秒以下の
時間で所定の熱溶着が可能であり、生産性の点で適当で
ある。
用し得るが、超音波接着法は短時間、例えば１秒以下の
時間で所定の熱溶着が可能であり、生産性の点で適当で
ある。
【００２０】熱溶着部１１ａ，１２ａは、剥離操作性を
考慮し、できるだけ２つ折り線に近い位置に形成されて
いることが好ましい。
考慮し、できるだけ２つ折り線に近い位置に形成されて
いることが好ましい。
【００２１】本発明輸液バッグは、図２に示すように熱
溶着部１１ａ，１２ａにより２つ折り状態に拘束された
状態で移送，積重される。従って移送，積重時に外圧を
受けても２つ折り位置がずれ動くことがなくなり、２つ
折り線は常時弱シール部２のセンタラインＬ（図１参
照）上又はその近くに保持され、よって弱シール部２の
耐圧強度を２つ折りにより強化された耐圧強度に安定確
実に保持させることができる。
溶着部１１ａ，１２ａにより２つ折り状態に拘束された
状態で移送，積重される。従って移送，積重時に外圧を
受けても２つ折り位置がずれ動くことがなくなり、２つ
折り線は常時弱シール部２のセンタラインＬ（図１参
照）上又はその近くに保持され、よって弱シール部２の
耐圧強度を２つ折りにより強化された耐圧強度に安定確
実に保持させることができる。
【００２２】また使用時には、バッグ本体１の２つ折り
部分を強制的に開くと、熱溶着部が剥離し拘束から解放
され、図１の展開図の状態に戻る。よって常法通り、弱
シール部の貫通並びに薬剤混合操作を容易に行うことが
できる。
部分を強制的に開くと、熱溶着部が剥離し拘束から解放
され、図１の展開図の状態に戻る。よって常法通り、弱
シール部の貫通並びに薬剤混合操作を容易に行うことが
できる。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば移送，積重時などに外圧
を受けても自然貫通する虞れがなく、しかも使用時には
熱溶着部を剥離することによって簡単容易に２つ折り状
態から当初の展開状態に戻すことができる弱シールタイ
プの輸液バッグを提供できる。
を受けても自然貫通する虞れがなく、しかも使用時には
熱溶着部を剥離することによって簡単容易に２つ折り状
態から当初の展開状態に戻すことができる弱シールタイ
プの輸液バッグを提供できる。
【図１】本発明の一実施例を示す展開状態の平面図であ
る。
る。
【図２】同、２つ折り状態の平面図である。
１ バッグ本体 ２ 弱シール部 ３ 室 ４ 室 ５ 強シール部 ６ 強シール部 ７ 薬剤注入口 ８ 薬剤排出口 ９ 中間部位 １０ 折りぐせ １１ 熱溶着予定位置 １２ 熱溶着予定位置
【手続補正書】
【提出日】平成７年６月６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項３
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (3)
- 【請求項１】バッグ本体が弱シール部により隔離された
２つの室を備え、これら室内にそれぞれ薬剤が封入され
た輸液バッグにおいて、バッグ本体が弱シール部上で２
つ折りされ、この２つ折り状態で周辺部において重なり
合う強シール部の一部が、剥離型熱溶着部により接着固
定されていることを特徴とする輸液バッグ。 - 【請求項２】剥離型熱溶着部が２つ折り線の近傍に形成
されていることを特徴とする請求項１記載の輸液バッ
グ。 - 【請求項３】剥離型熱溶着部の剥離強度がトータルで
〜 ｋｇの範囲に設定されていることを特徴とする
請求項１又は２記載の輸液バッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7029531A JPH08215287A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 輸液バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7029531A JPH08215287A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 輸液バッグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215287A true JPH08215287A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12278701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7029531A Pending JPH08215287A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 輸液バッグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08215287A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005218661A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Ajinomoto Medica Co Ltd | 医療用複室容器 |
| JP2006043129A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | 医療用複室容器とその製造方法及びその収納方法 |
| JP2007111560A (ja) * | 2007-02-02 | 2007-05-10 | Ajinomoto Co Inc | 医療用複室容器 |
| JP2011056120A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | 医療用複室容器及びその使用方法 |
| EP2554151A1 (en) | 2003-06-06 | 2013-02-06 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Aseptic combination preparation |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP7029531A patent/JPH08215287A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2554151A1 (en) | 2003-06-06 | 2013-02-06 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Aseptic combination preparation |
| JP2005218661A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Ajinomoto Medica Co Ltd | 医療用複室容器 |
| JP2006043129A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | 医療用複室容器とその製造方法及びその収納方法 |
| JP4502742B2 (ja) * | 2004-08-04 | 2010-07-14 | 株式会社大塚製薬工場 | 医療用複室容器とその製造方法及びその収納方法 |
| JP2007111560A (ja) * | 2007-02-02 | 2007-05-10 | Ajinomoto Co Inc | 医療用複室容器 |
| JP2011056120A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | 医療用複室容器及びその使用方法 |
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