JPH08215012A - 枕 - Google Patents

Info

Publication number
JPH08215012A
JPH08215012A JP4624695A JP4624695A JPH08215012A JP H08215012 A JPH08215012 A JP H08215012A JP 4624695 A JP4624695 A JP 4624695A JP 4624695 A JP4624695 A JP 4624695A JP H08215012 A JPH08215012 A JP H08215012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillow
cypress
cushion
small piece
japanese
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4624695A
Other languages
English (en)
Inventor
Moriji Nakamura
盛二 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAGUCHI GIFUTO CENTER KK
Original Assignee
YAMAGUCHI GIFUTO CENTER KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAGUCHI GIFUTO CENTER KK filed Critical YAMAGUCHI GIFUTO CENTER KK
Priority to JP4624695A priority Critical patent/JPH08215012A/ja
Publication of JPH08215012A publication Critical patent/JPH08215012A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 頭部のマッサージと吸熱を行え、爽やかな眠
りが得られる枕を提供する。 【構成】 枕用袋体内に、軟質発泡体等のクッション材
からなるクッション部と、檜の枝を切断して得た複数個
の乾燥檜小片からなる檜小片部を有し、該クッション部
が枕の一面側に、該檜小片部が枕の他面側に位置し、該
檜小片が、長さ:0.8〜3cm、径:0.8〜2cm
程度の大きさからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枕に係り、より詳細に
は、頭部のマッサージと吸熱を行える枕に関する。
【0002】
【従来の技術】枕は、一般的に、籾殻、綿、羽毛、軟質
性発泡体等を芯材として袋体に封入した構成よりなる。
ところで、近年では、就寝時において深い眠りを得るた
め、頭部をある程度冷やしたり、また頭部にゆるやかな
刺激を付与することが提案されている。
【0003】そこで、枕の芯材として、前述したような
籾殻、綿、軟質性発泡体の他に、木炭、鳩麦、木屑等の
天然物からなり、ある程度硬質性を有する素材が用いら
れている。これらの天然素材を用いた場合、頭部のマッ
サージと吸熱作用が期待できるという利点を有する。そ
して、これらの芯材は、通常、前記した籾殻、綿、軟質
性発泡体と併用されている。これによって、就寝者の好
みに対応できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した芯材
を用いた枕の場合、次のような課題がある。 芯材が木炭の場合は、遠赤外線の放射量が多いた
め、就寝者の疲れを癒す作用を有するものの、小片に形
成すると、割れやすく、かつ枕自体が汚れやすくなる。 芯材が鳩麦の場合、その大きさが、0.3〜0.5
cm程度と小さすぎるため、頭部の保持が十分でなく、
かつ吸水性が悪い。 芯材が木屑の場合、型崩れし易く、かつ就寝者の汗
によって、腐り易い。 等の課題がある。
【0005】そこで、本発明者は、このような課題に鑑
み、種々、研究した結果、前記マッサージ効果と吸熱効
果を付与できる枕の芯材としては、吸水性、吸熱
性、硬度性、が最低限必要であり、また所定の大きさ
とすることが必要であり、更に天然素材であることが有
効であることを究明した。
【0006】本発明は、以上のような課題に対処して創
作したものであって、その目的とする処は、頭部のマッ
サージと吸熱を行え、爽やかな眠りが得られる枕を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、上記課題を解決
するための手段としての請求項1の枕は、枕用袋体内
に、軟質発泡体等のクッション材からなるクッション部
と、檜の枝を切断して得た複数個の乾燥檜小片からなる
檜小片部と有し、該クッション部が枕の一面側に、該檜
小片部が枕の他面側に位置し、該檜小片が、長さ:0.
8〜3cm、径:0.8〜2cm程度の大きさからなる
構成としている。
【0008】また、請求項2の枕は、前記請求項1の枕
において、前記クッション部を形成するクッション材
と、前記檜小片部を形成する檜小片が、それぞれ独立し
た袋体に封入されている構成としている。
【0009】ここで、本明細書において、『檜小片』に
は、ヒノキ、アスナロ、ヒノキアスナロ(ヒバ)等のヒ
ノキ科の小片を含む。
【0010】
【作用】本発明の請求項1の枕は、クッション部と、檜
の枝を切断して得た複数個の乾燥檜小片からなる檜小片
部との多層構造からなるので、該檜小片層を形成する檜
小片が、就寝者に適度なマッサージ効果を付与でき、か
つ頭部から熱を吸収ると共に汗を吸収するので、快い眠
りを付与できる。また、該檜小片は、ヒノキオチール、
ドラブリン、トロポリンを成分として有し、該成分は、
殺菌作用を有すると共に、アトピーやアレルギーに対し
て有効な整理作用を有することから枕自体の衛生性を高
めることができる。また、前記檜小片が、長さ:0.8
〜3cm、径:0.8〜2cm程度の大きさからなるの
で、その硬度を保持でき、かつマッサージ効果を高める
ことができる。
【0011】請求項2の枕は、前記クッション部を形成
するクッション材と、前記檜小片部を形成する檜小片
が、それぞれ独立した袋体に封入されているので、それ
ぞれを任意に取り替えすることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を具体化
した実施例について説明する。ここに、図1〜図2は、
本発明の実施例を示し、図1は枕の断面図、図2は檜小
片層を形成する檜小片の説明図である。
【0013】本実施例の枕は、概略すると、図1に示す
ように、軟質発泡体等のクッション材1からなるクッシ
ョン部2と、檜の枝を切断して得た複数個の乾燥檜小片
3からなる檜小片部4を通気性を有する綿布等からなる
枕用袋体5に内挿した構成よりなる。
【0014】クッション材1は、籾殻、綿、羽毛、軟質
性発泡体等の軟質素材からなり、袋体6に封入され、ク
ッション部2を形成している。袋体6は、クッション材
1を交換自在とするために、必要に応じて、ファスナー
等によって開封・閉塞自在の構成とされている。ここ
で、前記軟質素材としては、水鳥の羽根が用いられ、綿
布からなる袋体6に封入・封止されている。
【0015】また、檜小片3は、ヒノキ、アスナロ、ヒ
ノキアスナロ等のヒノキ科の木材を裁断して小片化した
乾燥材からなる。檜小片3は、長さ:0.8〜3cm、
径:0.8〜2cm程度の大きさのものが選ばれ、通
常、これらの間伐材を原料とし、これの枝の外皮を取り
除き、これを小片化すると共に、酵素処理し、表面に光
沢性・滑面性を付与したものからなる。ここで、前記寸
法からなる小片としたのは、これ以上小さい場合は、通
気性が低下すると共に、マッサージ効果が劣り、かつ就
寝者の汗によって、腐りやすくなることに対処し、また
前記以上の寸法の場合は、硬く成りすぎ、枕としての機
能を期待できないということに対処したものである。そ
して、この檜小片3が袋体7に封入され、檜小片部4を
形成している。ここで、檜小片3は、取り出せるよう
に、袋体7がファスナーによって開封・閉塞自在の構成
とされている。この構成によって、檜小片3を簡単に洗
うことができる。
【0016】そして、檜小片3は、枕自体の大きさが、
横:60cm、縦:40cm程度の大きさの場合、袋体
7内に、通常、500〜1000個程度、封入され、こ
の個数は、枕の大きさ、クッション部2の素材によって
も異なる。そして、この檜小片部4、クッション部2が
枕用袋体5に封入され、この枕用袋体5内で、檜小片部
4とクッション部2が多層構造を形成し、檜小片部4が
枕の一面側、クッション部2が枕の他面側に位置してい
る。
【0017】本実施例の枕は、通常の枕と同様に使用す
ることができる。枕のクッション部2を上にした場合
は、一般的な枕として使用でき、また檜小片部4を上に
した場合は、マッサージ効果、吸熱効果を付与できる枕
として活用できる。すなわち、檜小片部4は、ヒノキ、
アスナロ、ヒノキアスナロ等のヒノキ科の木材(通常、
この間伐材の枝を用いる)を長さ:0.8〜3cm、
径:0.8〜2cm程度の大きさに小片化した丸棒状、
短棒状の檜小片3を用いているので、ある程度の硬度を
保持でき、かつ各小片の表面積を大きくとれると共に、
通気性、吸水性、および吸熱性を付与できる。
【0018】従って、就寝中に、頭部を快く刺激し、か
つ汗を吸水し、更に熱を取ることができ、快い眠りを付
与できる。また、檜小片部4は、天然木で形成されてい
るので、木材の香りをも付与でき、檜小片は、成分とし
て、ヒノキオチール、ドラブリン、トロポリンを成分と
して有し、該成分は、殺菌作用を有すると共に、アトピ
ーやアレルギーに対して有効な整理作用を有することか
ら枕自体の衛生性を高めることができる。
【0019】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものでなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で変
形実施できる構成を含む。因にに、前述した実施例にお
いては、檜小片として、長さ:0.8〜3cm、径:
0.8〜2cm程度の大きさのものを選定して用いた
が、これらの範囲外のものを含んだものとしてもよいこ
とは当然である。大きさの異なるものを選ぶことによっ
て、頭部への刺激をいっそう良好にすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項1の枕によれば、クッション部と、檜の枝を切
断して得た複数個の乾燥檜小片からなる檜小片部との多
層構造からなるので、該檜小片層を形成する檜小片が、
就寝者に適度なマッサージ効果を付与でき、かつ頭部か
ら熱を吸収ると共に汗を吸収するので、快い眠りを付与
でき、また、該檜小片は、ヒノキオチール、ドラブリ
ン、トロポリンを成分として有し、該成分は、殺菌作用
を有すると共に、アトピーやアレルギーに対して有効な
整理作用を有することから枕自体の衛生性を高めること
ができ、更に前記檜小片が、長さ:0.8〜3cm、
径:0.8〜2cm程度の大きさからなるので、その硬
度を保持でき、かつマッサージ効果を高めることができ
るという効果を有する。
【0021】請求項2の枕によれば、請求項1の効果に
加えて、前記クッション部を形成するクッション材と、
前記檜小片部を形成する檜小片が、それぞれ独立した袋
体に封入されているので、それぞれを任意に取り替えす
ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す枕の断面図である。
【図2】檜小片層を形成する檜小片の説明図である。
【符号の説明】
1・・・クッション材、2・・・クッション部、3・・
・乾燥檜小片、4・・・檜小片部、5・・・枕用袋体、
6・・・袋体、7・・・袋体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枕用袋体内に、軟質発泡体等のクッショ
    ン材からなるクッション部と、檜を切断して得た複数個
    の乾燥檜小片からなる檜小片部を有し、該クッション部
    が枕の一面側に、該檜小片部が枕の他面側に位置し、該
    檜小片が、長さ:0.8〜3cm、径:0.8〜2cm
    程度の大きさからなることを特徴とする枕。
  2. 【請求項2】 前記クッション部を形成するクッション
    材と、前記檜小片部を形成する檜小片が、それぞれ独立
    した袋体に封入されている請求項1に記載の枕。
JP4624695A 1995-02-09 1995-02-09 Pending JPH08215012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4624695A JPH08215012A (ja) 1995-02-09 1995-02-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4624695A JPH08215012A (ja) 1995-02-09 1995-02-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08215012A true JPH08215012A (ja) 1996-08-27

Family

ID=12741801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4624695A Pending JPH08215012A (ja) 1995-02-09 1995-02-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08215012A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101308052B1 (ko) * 2013-01-24 2013-09-12 김대호 다층 구조의 베갯잇 및 이를 이용한 친환경 편백 베개
KR200474979Y1 (ko) * 2012-11-20 2014-10-31 김정현 피톤치드 베개
ES2535357A1 (es) * 2013-11-07 2015-05-08 Yehór ZHUKOV Artículo relleno destinado al descanso
CN106108537A (zh) * 2016-07-14 2016-11-16 国家林业局泡桐研究开发中心 一种长柄扁桃健康枕及其制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200474979Y1 (ko) * 2012-11-20 2014-10-31 김정현 피톤치드 베개
KR101308052B1 (ko) * 2013-01-24 2013-09-12 김대호 다층 구조의 베갯잇 및 이를 이용한 친환경 편백 베개
ES2535357A1 (es) * 2013-11-07 2015-05-08 Yehór ZHUKOV Artículo relleno destinado al descanso
CN106108537A (zh) * 2016-07-14 2016-11-16 国家林业局泡桐研究开发中心 一种长柄扁桃健康枕及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7870623B2 (en) Weighted article
KR101488470B1 (ko) 한방 건강베개
KR20080000106U (ko) 기능성 건강베개
KR100887718B1 (ko) 다층구조로 분획 격실을 갖는 기능성 베개 및 그 제조방법
KR101622618B1 (ko) 에어룸 거위털 페더베드 토퍼
JPH08215012A (ja)
KR200484097Y1 (ko) 베개
JP2003235708A (ja) 機能性枕
KR200474979Y1 (ko) 피톤치드 베개
KR101308052B1 (ko) 다층 구조의 베갯잇 및 이를 이용한 친환경 편백 베개
JP3137890U (ja) 檜材入りの枕
JP2005058698A (ja) 蒸れにくく、横向きに寝る時、高さが2倍近くにできる機能性枕
JPH04329908A (ja) 健康枕及び健康マット
CN209595368U (zh) 三层结构复合枕
JP3126415U (ja)
KR200374966Y1 (ko) 건강베개
JP3173933U (ja) 日本杉(Cryotoneriajaponica)赤身木口面片入り安眠枕、携帯用安眠枕及び香り袋
JP2002120206A (ja) 桧カ−ルの製造方法及び桧カ−ルを充填したクッション及び寝装具の内包材
JP2531845Y2 (ja)
KR200296603Y1 (ko) 천연석 건강 베개
JPH05161532A (ja)
KR200253452Y1 (ko) 매실씨 베개
JP3155077U (ja) 茶葉健康マット
KR200318343Y1 (ko) 건강베개
JP3036183U (ja) 桧 枕