JPH08214405A - 非接触送電装置 - Google Patents

非接触送電装置

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JPH08214405A
JPH08214405A JP7039295A JP3929595A JPH08214405A JP H08214405 A JPH08214405 A JP H08214405A JP 7039295 A JP7039295 A JP 7039295A JP 3929595 A JP3929595 A JP 3929595A JP H08214405 A JPH08214405 A JP H08214405A
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power transmission
power
wire
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JP7039295A
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Aburamenko Sutanisurabu
アブラメンコ スタニスラブ
Hideo Ikegami
英雄 池上
Yutaka Hotta
豊 堀田
Masao Ando
正夫 安藤
Hitoshi Dogoshi
仁 堂腰
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Technova Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電による電波障害及び騒音を発生させるこ
となく移動体に対して送電し得る非接触送電装置を提供
する。 【構成】 送電側の電源装置30が、モノバイブレータ
Mの二次側で共振を発生させる周波数の電流を一次側に
流し、該二次側に高電位を発生させ接続された送電線5
0Aに沿って電界を生ぜしめる。この電界が、該送電線
50Aに非接触で平行に配列され、容量結合している非
接触パンタグラフ50Cに電荷の変動を発生させる。こ
の電荷の変動をリコンバータ60によって直流出力に変
換し、列車72の直流モータ76を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非接触送電装置に関
し、特に、単線にて送電を行う送電側と受電側との間で
非接触で電力を受け渡す非接触送電装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の2線式、又は、3線式送電におい
て、受電側が電車等の移動体の場合にはパンタグラフ、
スリップリング等で電力の受渡しを行っていた。また、
送電側と受電側が共に移動しない場合には、コンセント
等の接点を接触させることにより接続を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した電車等におい
て送電線(架線)をパンタグラフに接触させて電力の受
渡し行う場合には、電車の移動に伴い該送電線からパン
タグラフが接離を繰り返し、この度にアーク放電が生じ
て電波障害を発生させると共に、放電の際に大きな音を
生じせしめて、騒音公害の原因となっている。現在、現
在磁気浮上方式を用いて列車の高速化を図ることが検討
されているが、この騒音は、車両の速度に比例して大き
くなるため、列車の高速化に伴い解決しなければならな
い大きな技術課題となっている。
【0004】また、コンセント等の接点を介して受電す
る場合には、送電側の2線と受電側の2線とが共に接触
していなければ電力の受渡しが不可能であり、例えば、
コードレス電話を充電装置に載置して充電を行う場合に
は、コードレス電話側の2つの受電端子と、充電装置側
の2つの送電端子とが確実に接触していなければ電力の
受渡しを行い得なかった。このため、コードレス電話を
充電装置に載置した際に、コードレス電話が正しく置か
れておらず該受電端子と送電端子とが接触していない場
合や、或いは、受電端子と送電端子との間にゴミ等が噛
み込またれときには、コードレス電話への充電が成され
ていない。これによりバッテリーが上がって通話が行い
得ない事態が生じていた。
【0005】更に、コンセント等の接点を介して受電を
行う場合には、銅等からなる導電体の送電端子と、受電
側の受電端子とを接触させねば受電が不可能であるた
め、端子は大気中に剥き出しにされていた。このため、
高湿度、或いは、水滴等の飛散する環境下では送電端子
間に短絡が生じていた。従って、通常のコンセントの構
造では、かかる環境下で送電側と受電側との接続及び分
離が不可能であった。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、放電に
よる電波障害及び騒音を発生させることなく移動体に対
して送電し得る非接触送電装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の目的は、受電端子と送電端
子とが近接している限り送電を行い得ると共に、高湿度
中或いは水中でも送電を行い得る非接触送電装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1では、単線にて送電を行う送電側と単線に
て受電を行う受電側との間に非接触で送電を行う非接触
送電装置であって、送電側が、一次側に少ない数の巻線
が巻回され、二次側に多くの数の巻線が巻回され、二次
側の一端がフローティング又は一次側に接続され他端が
単線の送電線に接続されたトランスと、 前記トランス
の一次側に接続され、トランスの二次側で共振を発生さ
せる周波数の電流を一次側に流す電力供給手段とから成
り、受電側が、単線の受電線に接続され、受電線の電荷
の変動を直流出力又は交流出力に変換するリコンバータ
から成り、前記送電側の送電線に略平行に沿って、前記
受電側の受電線を位置させることにより非接触で送電を
行うことを特徴とする。
【0009】また、請求項2では、請求項1において、
前記受電側が、送電線に沿って移動する移動体であるこ
とを特徴とする。
【0010】また、請求項3では、請求項1において、
前記リコンバータが、アノード側が前記単線の受電線に
接続された第1整流素子と、カソード側が該単線の受電
線に接続された第2整流素子と、第1整流素子のカソー
ド側と第2整流素子のアノード側とに接続されたコンデ
ンサとから成り、受電線の電荷の変動を前記コンデンサ
の両端で直流出力に変換することを特徴とする。
【0011】更に、請求項4では、請求項1において、
前記リコンバータが、一次側に多くの数の巻線が巻回さ
れ、二次側に少ない数の巻線が巻回され、二次側の一端
が前記単線の受電線に接続され他端が大地に対して相対
的に大きな浮遊容量を有する物体に接続され、二次側か
ら負荷側へ接続されるトランスから成り、該受電線の電
荷の変動を交流出力に変換することを特徴とする。
【0012】上記の目的を達成するため、請求項5で
は、単線にて送電を行う送電側と単線にて受電を行う受
電側との間に非接触で送電を行う非接触送電装置であっ
て、送電側が、一次側に少ない数の巻線が巻回され、二
次側に多くの数の巻線が巻回され、二次側の一端がフロ
ーティング又は一次側に接続され他端が単線の送電線に
接続されたトランスと、 前記トランスの一次側に接続
され、トランスの二次側で共振を発生させる周波数の電
流を一次側に流す電力供給手段とから成り、受電側が、
単線の受電線に接続され、受電線の電荷の変動を直流出
力又は交流出力に変換するリコンバータとから成り、前
記送電側の送電線に任意形状の部材を接続し、この部材
に略平行に前記受電側と接続された部材を配置すること
により非接触で送電を行うことを特徴とする。
【0013】更に、請求項6では、請求項5において、
前記リコンバータが、アノード側が前記受電側部材に接
続された第1整流素子と、カソード側が該受電側部材に
接続された第2整流素子と、第1整流素子のカソード側
と第2整流素子のアノード側とに接続されたコンデンサ
とから成り、受電側部材の電荷の変動を前記コンデンサ
の両端で直流出力に変換することを特徴とする。
【0014】更に、請求項7では、請求項5において、
前記リコンバータが、一次側に多くの数の巻線が巻回さ
れ、二次側に少ないの数の巻線が巻回され、二次側の一
端が前記受電側部材に接続され他端が大地に対して相対
的に大きな浮遊容量を有する物体に接続され、二次側か
ら負荷側へ接続されるトランスから成り、該受電側部材
の電荷の変動を交流出力に変換することを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の非接触送電装置では、送電側の電力
供給手段が、トランスの二次側で共振を発生させる周波
数の電流をトランスの一次側に流し、該二次側に高電位
を発生させ接続された送電線に沿って電界を生ぜしめ
る。この電界が、該送電線に非接触で平行に配列され、
電界結合している受電線に電荷の変動を発生させる。こ
の電荷の変動をリコンバータによって、直流出力又は交
流出力に変換する。
【0016】請求項2の非接触送電装置では、受電側の
移動体が送電線に沿って移動する際に、この移動体の受
電線も移動するが、送電側の送電線と非接触であるた
め、放電等が発生することがない。
【0017】請求項3の非接触送電装置では、前記受電
線に正電荷が誘起されているとき、アノード側が前記単
線の受電線に接続された第1整流素子を介して、コンデ
ンサの該第1整流素子へ接続されている側の電極に正電
荷を誘起させる。他方、前記受電線に負電荷が誘起され
ているとき、カソード側が前記単線の受電線に接続され
た第2整流素子を介して、コンデンサの該第2整流素子
へ接続されている側の電極に負電荷を誘起させる。そし
て、このコンデンサの両電極から直流出力を取り出す。
【0018】請求項4の非接触送電装置では、受電線に
発生する電荷の変化が、リコンバータを構成するトラン
スによって二次側で交流出力として取り出される。
【0019】請求項5の非接触送電装置では、送電側の
電力供給手段が、トランスの二次側で共振を発生させる
周波数の電流をトランスの一次側に流し、該二次側に高
電位を発生させ送電線に接続された部材に電界を生ぜし
める。この電界が、該部材に略平行に配列され、電界結
合している受電側の部材に電荷の変動を発生させる。こ
の電荷の変動をリコンバータによって、直流出力又は交
流出力へ変換する。
【0020】請求項6の非接触送電装置では、前記受電
側部材に正電荷が誘起されているとき、アノード側が該
受電側部材に接続された第1整流素子を介して、コンデ
ンサの該第1整流素子へ接続されている側の電極に正電
荷を誘起させる。他方、該受電側部材に負電荷が誘起さ
れているとき、カソード側が該受電側部材に接続された
第2整流素子を介して、コンデンサの該第2整流素子へ
接続されている側の電極に負電荷を誘起させる。そし
て、このコンデンサの両電極から直流出力を取り出す。
【0021】請求項7の非接触送電装置では、受電側部
材に発生する電荷の変化が、リコンバータを構成するト
ランスによって二次側で交流出力として取り出される。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の非接触送電装置の元となる
単線送電方式を示す回路図である図2は該単線送電方式
の原理を示す説明図である。本発明は該単線送電方式に
おいて非接触で送電を行う。このため、本発明の非接触
送電装置の説明に先立ち、図1及び図2を参照して単線
送電の原理を説明する。
【0023】図1に示すように、単線送電方式は、電源
装置30とモノバイブレータMとからなる送電側と、リ
コンバータ60から成る受電側とを、1本の送電線50
で接続して電力を送るように構成されている。モノバイ
ブレータMは、一次L1側と二次L2側との巻線比が非
常に大きく設定され、一次L1、二次L2が共通に接続
されると共に、一次L1及び二次L2が同心状に配置さ
れた空心トランスからなる。そして、電源装置30は、
モノバイブレータMの二次L2側のインダクタンス分と
二次側の浮遊容量Ctとが共振する周期の電流を、一次
側L1に流す。これにより、モノバイブレータMの二次
側の出力端に非常に高い電位を発生させる。
【0024】この高電位は送電線50に加わり、受電側
のリコンバータ60で直流に変換される。この単線送電
方式により、電力を送電し得ることは実験によって確認
することができた。現時点で、本発明者は、この単線で
送電を行いうる理由を以下図2を参照して説明するよう
に考えている。なお、この単線送電は、大地を介しての
帰還電流なしで送電を行っていると考えられる。
【0025】まず、図2(A)に示すように単線の送電
線50にコンデンサC2のみが接続された状態を考え
る。ここで、モノバイブレータMの出力端に大地に対し
て正の高電位が発生すると、該送電線50上には正の電
荷が存在することとなり、コンデンサC2の電極板Ca
側には正の電荷が印加され、反対側の電極板Cbにおい
て、該電極板Ca側と対向する面には負の電荷が誘起さ
れ、この反対面には正の電荷が誘起される。
【0026】次に、図2(B)に示すように該コンデン
サC2に対して直列にダイオードD1を挿入すると、発
振しているモノバイブレータMの出力端が負の電位に切
り換わっても、コンデンサC2の電極板Caと電極板C
bとの間の電位差は0のままである。これは、上述した
ように誘導によって電極板Cb側が電極板Caと同じ電
位となっているからである。
【0027】ここで、電極板Caと電極板Cbとの間で
電位差を生ぜしめるためには、電極板Cb側の電荷を正
から負に変える操作が必要となる。このため図2(C)
に示すようにダイオードD1とは反対向きにダイオード
D2を介挿させる。これにより、電極板Cb側は、正電
位が該ダイオードD2を介して送電線50側に帰還し、
負電位となる。このため、図1に示すようにコンデンサ
C2の両端(電極板Ca及び電極板Cb)から直流の出
力を取り出すことができる。
【0028】上述したように単線送電は、単線の送電線
50上の表面電荷による誘導現象である。即ち、単線上
の表面電荷による現象であるため、送電線50を移動す
る導電電流は存在しないと考えられる。従って、従来の
2線式の送電方式と異なり、送電線での抵抗損失は生じ
ないであろうと予測される。また、送電線を1本に出来
るだけでなく、この単線の送電線の太さは非常に細くて
もよく、後述する本発明の非接触送電装置のように、送
電線が途中で途切れていても効率良く送電することがで
きる。
【0029】更に、該単線送電方式において、単線の送
電線50に高い電荷を印加せしめる方法について再び図
1を参照して説明する。該送電線50の電位が正側と負
側とで最大に振れる(振幅する)ための条件としては、
送電線50の回りの空間の浮遊容量Ctとモノバイブレ
ータMの二次側とが直列共振回路を形成することが必要
となる。この共振条件は、周波数f=1/{2π√(L
2 ・Ct)}として表される(ここで、二次側L2のイ
ンダクタンス分をL2 とする)。これを更に詳細に説明
すると、モノバイブレータMの二次側L2に一次側L1
(ここで、一次側L1のインダクタンス分をL1 とす
る)から相互誘導される電圧は、一次・二次間の相互イ
ンダクタンスをMM とし、一次側の電流i1 とすると、
jωMM 1 で表される。二次側の電流i2 、二次側の
コンダクタンス分をR2 として表すと、次式が成立す
る。
【数1】jωMM 1 =R2 2 +j(ωL2 +1/j
ωCt)i2
【0030】即ち、ω=1/√(L2 ・Ct)の時に最
小インピーダンスとなり、最大電圧がモノバイブレータ
Mの二次側に発生する。ここで、送電線50を長くする
と浮遊容量Ctも大きくなるため、上述した共振周波数
は低くなる。いずれにせよ、単線の送電線50上の電位
は、(1/jωCt)i2 により決定されると考えられ
る。なお、この二次側電流i2 は、浮遊容量Ctに対す
る変位電流として位置づけることができる。
【0031】引き続き上述した単線送電方式を用いる本
発明の非接触送電装置について説明する。図3は送電側
を示し、図4は受電側を示している。先ず、図3を参照
して送電側について説明する。送電側は、上述したよう
に送電線50Aに高電位を印加させるためのモノバイブ
レータMと、該モノバイブレータMの二次側で発振を生
じせしめるように電力を供給する電源装置30とからな
る。
【0032】電源装置30は、商用電源を昇圧するトラ
ンス31、昇圧された電圧を平滑する第1平滑回路3
2、及び、第2平滑回路33から成る電源部34と、水
晶発振子35を有する発振回路36から成る発振部37
と、増幅器38、第1トランジスタTR1、第2トラン
ジスタTR2、及び、同調用のコンデンサC1から成る
増幅部39と、モノバイブレータMと、発振部37の発
振周波数を該モノバイブレータMの共振周波数へ同調さ
せる自動同調回路41から成る同調部40とから構成さ
れる。
【0033】モノバイブレータMは、一次L1側に14
0ターン巻線が巻回され、二次L2側に16000ター
ン巻線が巻回され100以上の巻線比にされ、一次L
1、二次L2が共通に接続されると共に、一次L1及び
二次L2が同心状に配置された空心トランスからなる。
該モノバイブレータMの二次L2側の出力端子は、送電
側の送電線50Aに接続され、この送電線50Aの先端
部50aは、図4に示すように開放されている。
【0034】次に、第1実施例の非接触送電装置の受電
側の構成について図4を参照して説明する。受電側は、
送電側の送電線50Aの先端部50aと平行に配置され
た先端部50bを有する受電線50Bと、該受電線50
Bに接続されたリコンバータ60とからなる。図4
(A)は、第1例のリコンバータ60を示している。こ
のリコンバータ60は、アノード側が単線の受電線50
Bに接続された第1ダイオードD1と、カソード側が該
受電線50Bに接続された第2ダイオードD2と、第1
ダイオードD1のカソード側と第2ダイオードD2のア
ノード側とに接続されたコンデンサC2とから成る。そ
して、図2を参照して上述したように受電線50Bの電
荷の変動をコンデンサC2の両端で直流出力に変換す
る。
【0035】図4(B)は、第2例のリコンバータ16
0を示している。図4(A)に示したリコンバータ60
が、受電線50Bの電荷の変動を直流出力へ変換したの
に対して、この図4(B)に示すリコンバータ160
は、受電線50Bの電荷の変動を交流出力へ変換する。
該リコンバータ160は、一次側コイルL3と、二次側
コイルL4と、該一次側コイルL3に接続された大地に
対して相対的に大きな浮遊容量を有する金属球CBとか
ら成る。該一次側コイルL3の他方の端子は受電線50
Bに接続され、二次側コイルL4の両端は負荷70側に
接続されている。ここで、一次側コイルL3には多くの
数の巻線が巻回され、他方、二次側コイルL4には少な
いの数の巻線が巻回されて、該側二次側コイルL4に相
対的に低い電圧が誘起されるように構成されている。
【0036】次に、第1実施例の非接触送電装置の動作
について説明する。先ず、図3に示す電源装置30の電
源部34のスイッチSW1をオンにする。これにより、
トランス31が通電されて、第1平滑回路32からの電
圧が発振回路36に印加され、該発振回路36が水晶発
振子35の固有振動数に従い発振を開始する。この固有
振動数は、増幅部39のコンデンサC1(コンダクタン
ス分をC1 として表す)とモノバイブレータMの一次側
L1に発振を生ぜしめる周波数〔f1=1/{2π√
(L1 ・C1 )〕に設定されている。
【0037】一方、第2平滑回路33から、ライン33
aを介して+100Vの電位が、また、ライン33cを
介して−100Vの電位が増幅器38に印加される。該
増幅器38は、ライン38aを介して+100Vの電位
を第1トランジスタTR1のコレクタに加え、また、ラ
イン38cを介して−100Vの電位を第2トランジス
タTR2のコレクタ側に印加させ、更に、信号ライン3
8bを介して第1、第2トランジスタTR1、TR2の
ベースに、上記発振回路36からの信号を加える。これ
により、第1、第2トランジスタTR1、TR2が通電
・停止を繰り返し、上述したようにモノバイブレータM
の一次側L1とコンデンサC1との共振する周波数の電
流が、当該モノバイブレータMの一次側L1に流され
る。
【0038】モノバイブレータMの二次側で電位が最高
になるのは、上述したように二次L2側のインダクタン
ス分L2 と二次側の浮遊容量Ctとの共振する周期の電
流が、一次側L1に流されたときである。この浮遊容量
Ctは、状態により変化するため該共振周波数は変動す
ることになる。この変動する周波数に同調させるため、
自動同調回路41が、二次L2側の電位をライン42か
らの信号を基に監視しながら、ライン36bを介して走
査信号を発振回路36へ送出する。該発振回路36は、
走査信号に基づき設定された範囲で発振周波数をスキャ
ンし、この発振信号に基づき増幅器38がモノバイブレ
ータMの一次L1側に電流を流すことにより、二次L2
側の電位を変動させる。二次L2側で共振状態となり電
位が最高になると、これを自動同調回路41が、二次L
2側のライン42からの電位を基に検出し、発振回路3
6の周波数を固定する。このとき、二次L2に接続され
た送電線50Bに、高い電位の正電荷と負電荷とが交互
に発生する。この電源装置30では、モノバイブレータ
Mの二次側で発振するように電力を制御するため、送電
線50Bに非常に高い電位を容易に発生させることがで
きる。
【0039】この送電線50Bの正電荷と負電荷とは、
図4(A)及び図4(B)に示す先端部50bにおいて
も同様に発生している。これにより、先端部50bと非
接触で略平行に近接配置され、容量結合している受電線
50Bの先端部50bに於いて正電荷と負電荷とが誘起
する。即ち、送電線50Aの先端部50aに正電荷が印
加されている時には、受電線50Bの先端部50bには
負電荷が誘起され、送電線50Aの先端部50aに負電
荷が印加されている時には、受電線50Bの先端部50
bには正電荷が誘起される。
【0040】図4(A)に示すリコンバータ60では、
この受電線50B(先端部50b)に正電荷が帯電して
いるときに、図2を参照して上述した如くダイオードD
1を介してコンデンサC1の電極板Ca側及び電極板C
b側に正の電荷が印加される。そして、この受電線50
Bに負電荷が帯電すると、ダイオードD2を介してコン
デンサC1の電極板Cb側の正電位は、送電線50側に
帰還し負電位となる。このため、コンデンサC1の両端
(電極板Ca及び電極板Cb)から直流の出力を取り出
すことができる。
【0041】同様に、図4(B)に示すリコンバータ1
60においては、一次コイルL3の一方の端子に接続さ
れた受電線50Bの先端部50bに正電荷が帯電してい
るときに、他方の端子に接続されている金属球CBの表
面に負電荷が帯電し、反対に受電線50Bの先端部50
bに負電荷が帯電しているときには、金属球CBの表面
に正電荷が帯電する。この受電線50Bの先端部50b
と金属球CBとの電荷の変化により一次コイルL3に電
流が流れ、該一次コイルL3と電磁結合している二次側
コイルL4の両端子に交流の電位が発生する。上述した
ように一次側コイルL3には多くの数の巻線が巻回さ
れ、他方、二次側コイルL4には少ない数の巻線が巻回
されているため、該二次側コイルL4の両端子に接続さ
れた負荷70側には受電線50Bと比較して低い電位の
交流が印加されることになる。
【0042】次に、第2実施例の非接触送電装置の応用
例について図5を参照して説明する。ここでは、移動す
る列車72に対して本発明の第1実施例に係る非接触送
電装置を用いて電力を供給する。送電側は、図3を参照
して上述した電源装置30と、モノバイブレータMと、
送電線50Aとからなり、該送電線50Aの先端部(図
示せず)は開放されている。一方、受電側は、列車72
であって、該列車の上部には、該送電線50Aと並列
に、且つ、非接触で近接した位置を保つ非接触式パンタ
グラフ50Cが取り付けられている。この列車72内に
は、図4(A)を参照して上述したリコンバータ60が
搭載されており、送電線50Aから非接触式パンタグラ
フ50Cへの容量結合によって誘起された電荷から直流
出力を発生している。このリコンバータ60の直流出力
は直流モータ74に加えられ、列車72を駆動する。
【0043】従来の接触式のパンタグラフでは、列車の
移動に伴い該送電線(架線)からパンタグラフが接離を
繰り返し、この度にアーク放電が生じて電波障害を発生
させると共に、放電の際に大きな音を生じせしめてい
た。特に、この電波障害及び騒音は車両の速度に比例し
て大きくなっていた。これに対して、上述した非接触式
パンタグラフ50Cを用いる方式では、非接触で受電す
るため電波障害や騒音が全く発生しない。
【0044】また、従来の列車では、列車の上方に送電
線を配置し、パンタグラフにより列車側に給電すると共
に、レール側にも配線を行い、列車の車輪側からも給電
を行う2線式が主に用いられている。現在、列車の高速
化を図るため磁気浮上方式が検討されているが、磁気浮
上している列車にレールを介して給電することができな
いため、如何にして2本の給電線から効率良く給電し得
るかが技術課題の一つとなっていた。単線送電方式を用
いる第1実施例では、送電線が1本で済むため上述した
技術課題を克服し得る。このため、第1実施例は磁気浮
上方式の列車に好適に用いることができる。
【0045】更に、図5を参照して上述した適用例で
は、列車72内に図4(A)に示す直流変換方式のリコ
ンバータ60を用いる例を説明したが、図4(B)に示
す交流変換方式のリコンバータ160を用いることも可
能である。この場合には、浮遊容量を得るための金属球
CBとして列車の一部を大地に対して絶縁することによ
り、該金属球CBの代わりをさせることが好適である。
【0046】また、上述した適用例においては、移動体
として直線状に移動する列車を例に挙げたが、上記第1
実施例の非接触送電装置は、電動モータの回転子或いは
自動車のホイール等の回転する物体に対しても非接触で
電力を送ることができる。モータの場合にはスリップリ
ングを無くすことにより高い信頼性を得ることができ
る。また、従来自動車のホイールに電力を供給しようと
した場合には、ホイールがタイヤにより大地から絶縁さ
れているため、大地を帰路とすることができず、2本の
線を接続する必要があった。このため車体側から電力を
送ることが非常に困難であった。これに対して、上記第
1実施例の構成を用いれば、簡単にホイル側に電力を供
給することができるため、例えば、ホイール側に設けら
れたタイヤ空気圧センサを動作させることや、タイヤ空
気圧自動調整装置を駆動させることが可能になる。
【0047】次に、本発明の第2実施例について図6を
参照して説明する。前述した第1実施例においては、送
電側と受電側とで送電線と受電線とを平行に配置するこ
とにより容量結合せしめ非接触で電力を伝送したが、こ
の第2実施例では、図6(A)に示すように送電線50
Aの端部に送電用の電極板50Dを配置し、この電極板
50Dと対向する位置に、受電線50Bの端部に置かれ
た受電用の電極板50Eを配置し、該電極板50Dと電
極板50Eとを容量結合させて非接触で電力の伝送を行
う。
【0048】図6(A)に示すように、第2実施例の非
接触送電装置は、送電側が図3を参照して前述した電源
装置30と、モノバイブレータMと、モノバイブレータ
Mの二次L2側と接続された送電線50Aと、該送電線
50Aの端部に接続された電極板50Dとから構成され
る。他方、受電側は、負荷70と、リコンバータ60
と、リコンバータ60に接続された受電線50Bと、受
電線50Bの端部と接続された電極板50Eとから構成
される。送電側の電極板50Dと受電側の電極板50E
とは、分離可能に構成されており、受電側の電極板50
Eを送電側の電極板50Dに近接させることにより、送
電側から受電側へ電力が送られ、また、該電極板50E
を電極板50Dから離すことにより、送電側から受電側
への送電を停止させる。
【0049】ここで、第2実施例の非接触送電装置の動
作について説明する。電源装置30は、モノバイブレー
タMの一次側L1に二次側L2で発振する周波数の電流
を流す。これにより、モノバイブレータMの二次側L2
で高電位が発生し、この二次側L2に送電線50Aを介
して接続された電極板50Dに正電荷・負電荷が交互に
印加される。この電極板50Dの正電荷・負電荷によ
り、電極板50Eにおいて対応する負電荷・正電荷が誘
起され、これをリコンバータ60が直流出力に変換して
負荷70へ加える。
【0050】この第2実施例の非接触送電装置をワイヤ
レス電話80の充電に応用した例について図6(B)を
参照して説明する。ワイヤレス電話80に充電を行う充
電装置82には、図6(A)に示した電源装置30と、
モノバイブレータMと、送電線50Aと、電極板50D
とが配置されている(図中電極板50Dのみ示す)。な
お、該電極板50Dは、筐体をなすプラスチック(絶縁
体)内に収容されている。他方、ワイヤレス電話80に
は、充電器(負荷)70と、リコンバータ60と、受電
線50Bと、電極板50Eとが配置されている(図中電
極板50Eのみ示す)。この電極板50Dは、電話機の
枠体をなすプラスチック(絶縁体)内に収容されてい
る。ここで、このワイヤレス電話80を図6(B)に示
すように充電器装置82に載置することにより、該電極
板50D、50Eを介して充電装置82からワイヤレス
電話80へ電力が送られ、該ワイヤレス電話80のリコ
ンバータ60が充電器に直流電流を供給し、該充電器が
図示しないバッテリを充電する。
【0051】従来のワイヤレス電話等に充電を行う充電
装置では、2線式の接点が接触していない限り電力を送
ることができなかった。このため、充電装置にワイヤレ
ス電話を載置しているが、正しく乗せていないとき、或
いは、電話と充電装置との接点にゴミ等を噛み込んだと
きには充電が行えず、ワイヤレス電話のバッテリー上が
りが起こった。これに対して、第2実施例の非接触送電
装置を用いるワイヤレス電話80では、該ワイヤレス電
話80を充電装置82に載置することにより、正しく乗
せたか否かに係わらず、充電装置82側の電極板50D
とワイヤレス電話80側の電極板50Eとが容量結合し
て電力を送ることができる。このため、ワイヤレス電話
80のバッテリが上がることがなくなる。
【0052】また、従来の充電装置では電話側への接続
用の2端子が剥き出しになっており、高湿度の雰囲気下
で用いるとこの2端子間に短絡が生じた。これに対し、
第2実施例では、上述したように送電側の電極板50D
と受電側の電極板50Eとが共に、絶縁体からなる筐体
(枠体)内に収容されており短絡・漏電の危険がない。
このため、充電装置82は、浴室等の非常に湿度の高い
環境下でも安定して動作できる。
【0053】図7は、第2実施例の非接触送電装置の電
極板の改変例を示している。図6を参照した例では、送
電側の電極板50Dを受電側の電極板50Eの上に載置
する方式を取ったが、図7(A)に示す改変例では、送
電側の電極板50Dの下方にスロット84が設けられて
おり、該スロット84内に受電側の電極板50Eを挿入
することにより電力の伝送が行われるように構成されて
いる。なお、電極板は、送電側と受電側との間で容量結
合させ得るものであれば板状でなくとも任意形状を取る
ことができる。例えば、図7(B)に示すように電極板
50Dと電極板50Eとの対向面を鋸歯状に形成するこ
とも、或いは図7(C)に示すように波状に形成するこ
とも可能である。
【0054】なお、上述した第1・第2実施例では、自
動同調回路41が、モノバイブレータMの二次L2側で
共振を起こさせるように発振回路36の発振周波数を走
査し、二次側の電位を検出することにより二次側共振周
波数に一次側の周波数を固定したが、この自動同調回路
41を設けることなく、二次L2側で共振を生ぜしめる
であろう周波数に発振回路36を設定しておくことも可
能である。また、該第1・第2実施例では、モノバイブ
レータMを高電位発生用のトランスとして用いたが、こ
の代わりにテスラーコイルを用いることも可能である。
【0055】
【効果】以上説明したように、請求項1に記載した本発
明の態様によれば、列車等の高速移動体に対して送電す
る際にも、給電線と受電側との間で接触状態と非接触状
態とが生じることがなくなるため、非接触状態における
放電による電波障害及び騒音が発生しなくなる。
【0056】また、請求項5に記載した本発明の態様に
よれば、受電端子と送電端子とが近接している限り、受
電端子と送電端子とが正しく配置されていなくても送電
を行うことができる。更に、高湿度中、或いは、水中で
も送電を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非接触送電装置を具現化するため
の単線送電装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す単線送電装置の原理を示す回路図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例に係る非接触送電装置の送
電側の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る非接触送電装置の受
電側の構成を示す回路図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る非接触送電装置の応
用例を示す模式図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る非接触送電装置を示
し、図6(A)は構成のブロック図であり、図6(B)
は応用例を示す模式図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る非接触送電装置の改
変例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 非接触送電装置 30 電源装置 37 発振部 39 増幅部 40 同調部 50A 送電線 50B 受電線 60 リコンバータ M モノバイブレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀田 豊 北海道札幌市西区山の手1条10丁目2番1 −108 (72)発明者 安藤 正夫 愛知県知多市寺本台1−16−3 (72)発明者 堂腰 仁 北海道札幌市厚別区大谷地東3丁目5−1 アルファロジェ505

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単線にて送電を行う送電側と単線にて受
    電を行う受電側との間に非接触で送電を行う非接触送電
    装置であって、 送電側が、一次側に少ない数の巻線が巻回され、二次側
    に多くの数の巻線が巻回され、二次側の一端がフローテ
    ィング又は一次側に接続され他端が単線の送電線に接続
    されたトランスと、 前記トランスの一次側に接続さ
    れ、トランスの二次側で共振を発生させる周波数の電流
    を一次側に流す電力供給手段とから成り、 受電側が、単線の受電線に接続され、受電線の電荷の変
    動を直流出力又は交流出力に変換するリコンバータから
    成り、 前記送電側の送電線に略平行に沿って、前記受電側の受
    電線を位置させることにより非接触で送電を行うことを
    特徴とする非接触送電装置。
  2. 【請求項2】 前記受電側が、送電線に沿って移動する
    移動体であることを特徴とする請求項1の非接触送電装
    置。
  3. 【請求項3】 前記リコンバータが、アノード側が前記
    単線の受電線に接続された第1整流素子と、カソード側
    が該単線の受電線に接続された第2整流素子と、第1整
    流素子のカソード側と第2整流素子のアノード側とに接
    続されたコンデンサとから成り、受電線の電荷の変動を
    前記コンデンサの両端で直流出力に変換することを特徴
    とする請求項1の非接触送電装置。
  4. 【請求項4】 前記リコンバータが、一次側に多くの数
    の巻線が巻回され、二次側に少ない数の巻線が巻回さ
    れ、二次側の一端が前記単線の受電線に接続され他端が
    大地に対して相対的に大きな浮遊容量を有する物体に接
    続され、二次側から負荷側へ接続されるトランスから成
    り、該受電線の電荷の変動を交流出力に変換することを
    特徴とする請求項1の非接触送電装置。
  5. 【請求項5】 単線にて送電を行う送電側と単線にて受
    電を行う受電側との間に非接触で送電を行う非接触送電
    装置であって、 送電側が、一次側に少ない数の巻線が巻回され、二次側
    に多くの数の巻線が巻回され、二次側の一端がフローテ
    ィング又は一次側に接続され他端が単線の送電線に接続
    されたトランスと、 前記トランスの一次側に接続さ
    れ、トランスの二次側で共振を発生させる周波数の電流
    を一次側に流す電力供給手段とから成り、 受電側が、単線の受電線に接続され、受電線の電荷の変
    動を直流出力又は交流出力に変換するリコンバータとか
    ら成り、 前記送電側の送電線に任意形状の部材を接続し、この部
    材に略平行に前記受電側と接続された部材を配置するこ
    とにより非接触で送電を行うことを特徴とする非接触送
    電装置。
  6. 【請求項6】 前記リコンバータが、アノード側が前記
    受電側部材に接続された第1整流素子と、カソード側が
    該受電側部材に接続された第2整流素子と、第1整流素
    子のカソード側と第2整流素子のアノード側とに接続さ
    れたコンデンサとから成り、受電側部材の電荷の変動を
    前記コンデンサの両端で直流出力に変換することを特徴
    とする請求項5の非接触送電装置。
  7. 【請求項7】 前記リコンバータが、一次側に多くの数
    の巻線が巻回され、二次側に少ないの数の巻線が巻回さ
    れ、二次側の一端が前記受電側部材に接続され他端が大
    地に対して相対的に大きな浮遊容量を有する物体に接続
    され、二次側から負荷側へ接続されるトランスから成
    り、該受電側部材の電荷の変動を交流出力に変換するこ
    とを特徴とする請求項5の非接触送電装置。
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