JPH08214309A - 画像信号復号装置 - Google Patents

画像信号復号装置

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JPH08214309A
JPH08214309A JP1906495A JP1906495A JPH08214309A JP H08214309 A JPH08214309 A JP H08214309A JP 1906495 A JP1906495 A JP 1906495A JP 1906495 A JP1906495 A JP 1906495A JP H08214309 A JPH08214309 A JP H08214309A
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JP
Japan
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image signal
pixel
circuit
data
filter
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JP1906495A
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English (en)
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Shinji Onishi
慎二 大西
Akio Fujii
昭雄 藤井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/007Transform coding, e.g. discrete cosine transform

Abstract

(57)【要約】 【目的】 劣化状態に応じた適切なフィルタ処理を行う
ことができるようにすることを第1の目的とし、符号化
処理方法に応じた適切なフィルタ処理を行うことができ
るようにすることを第2の目的とする。 【構成】 画像信号をm×n個の画素ごとにまとめてブ
ロック符号化したデータを復号して得られた再生画像信
号に対してフィルタ処理を行ってノイズを除去するフィ
ルタ回路109に複数のフィルタ特性を持たせるととも
に、上記再生画像信号を符号化した時の量子化パラメー
タを記憶するためのパラメータメモリ108を設け、上
記パラメータメモリ108に記憶した量子化パラメータ
を用いて上記フィルタ回路109のフィルタ特性を切り
換えるようにして、劣化状態に応じた適切なフィルタ係
数を用いたフィルタ処理を行うことができようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号復号装置に係わ
り、例えば、ブロック符号化を用いて圧縮した画像信号
を復号する復号装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】画像信号を高能率に圧縮符号化する技術
として、直交変換符号化方式が知られている。これは、
画像信号をm×n(m,n:整数)個の所定の画素数ご
とにまとめてブロック化した後、離散コサイン変換(D
CT)等の直交変換を行い、変換後の係数に対して量子
化、エントロピー符号化等を行うものである。図7は、
ブロック符号化の例として上記DCTを用いた符号化お
よび復号装置の一例を示すものである。
【0003】図7において、入力端子701より、デジ
タル化された画像データが入力され、ブロック化回路7
02によりm×n画素単位でブロック化される。そし
て、m×n画素単位でブロック化された画像データは、
次に、動き判定回路703およびDCT回路704にそ
れぞれ出力される。
【0004】動き判定回路703は、該当ブロックが動
画領域のブロックか、それとも静止画領域のブロックか
を判定するものであり、その判定結果をブロックの動き
情報S1としてDCT回路704に出力する。
【0005】DCT回路704は、ブロック化された画
像データをDCT係数に直交変換するためのものであ
り、動き判定回路703から与えられる動き情報S1に
よって、DCTの処理を切り換えるようになっている。
【0006】次に、DCT回路704で行われる動き情
報に基づくDCT処理を、図8を用いて説明する。図8
は、8×8画素単位でブロック化を行う例を示してい
る。なお、図8中の各円は1つの画素を表し、図中の配
置は各画面上での配置を示している。また、実線のライ
ン上にある画素は第1フィールドの画素であり、破線の
ライン上にある画素は第2フィールドの画素である。
【0007】動き判定回路703で、処理を行うブロッ
クが静止画領域のブロックであると判定された場合、図
8(a)のように第1フィールド、第2フィールドの8
×8画素を一括してDCT処理を行う。
【0008】一方、動画領域のブロックであると判定さ
れた場合、図8(b)のように、第1フィールド、第2
フィールドをそれぞれ4×8画素のブロックとしてDC
T処理を行う。
【0009】このようにしてDCT係数に変換されたデ
ータと該当ブロックの動き情報は、次に、量子化回路7
05に入力され、DCT係数はブロック単位で量子化さ
れる。上記量子化はDCT係数を量子化係数で割ること
によって行われる。使用する量子化係数は複数種類用意
されており、ブロックの精細度等のパラメータ(以下、
量子化パラメータと記述する)によってブロックごとに
選択される。
【0010】なお、固定数のブロックごとに符号長を固
定長化するシステムでは、高精細なブロックに関しては
情報量を大きく削減させる必要があるため、ブロックの
精細度と量子化係数は、図9に示すような関係になって
いる。すなわち、図9に示したように、精細度が低い場
合には量子化誤差が小さいが、高精細なブロックほど量
子化誤差が大きくなり、劣化の度合いも大きくなってい
る。
【0011】量子化されたデータと動き情報、量子化パ
ラメータは、可変長符号化回路706でエントロピー符
号化等の手法により符号化され、所望のデータ転送レー
トを得る。そして、符号化されたデータは出力端子70
7より出力され、後段の回路で伝送路、あるいは記録媒
体に適したフォーマット化がなされた後、伝送あるいは
記録媒体に記録される。
【0012】復号時は、伝送されたデータ、あるいは記
録媒体から再生されたデータが入力端子708からEC
C回路709に入力され符号誤りの訂正が行われた後、
可変長符号復号回路710で復号される。上記復号され
たデータは量子化パラメータに基づき、逆量子化回路7
11で逆量子化され、DCT係数に変換される。
【0013】次に、逆DCT回路712に与えられる。
逆DCT回路712は、動き情報に基づく逆DCT処理
を行い、DCT係数を画像データに変換してフレームメ
モリ713に書き込む。フレームメモリ713に書き込
まれたデジタル画像データは、フィルタ回路714でノ
イズ除去のためのフィルタリング処理を行い、ノイズ成
分が減衰される。
【0014】上記フィルタ回路714で行われるフィル
タリング処理は、量子化回路704および逆量子化回路
710で量子化、逆量子化の処理を行っているので、量
子化誤差によるノイズを含むためであり、フィルタリン
グ処理の後で出力端子715から出力され、モニタ等に
表示される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】DCTの処理方法、使
用する量子化係数がブロックごとに異なる。しかし、そ
れにも関わらず、上記の方法では、すべての画素に対し
て同様のフィルタリング処理しか行うことができなかっ
た。
【0016】このため、例えば、画像のボケを抑えるた
めには全体に弱いフィルタをかけなければならない問題
があった。また、ノイズ除去に重点を置く場合は全体に
強いフィルタをかけなければならない問題があった。
【0017】すなわち、従来の画像信号復号装置は符号
化処理方法や劣化状態に応じた適切なフィルタ処理を行
うことができなかったので、良好なフィルタ処理画像を
得ることができない問題があった。
【0018】本発明は上述の問題点にかんがみ、劣化状
態に応じた適切なフィルタ処理を行うことができるよう
にすることを第1の目的とし、符号化処理方法に応じた
適切なフィルタ処理を行うことができるようにすること
を第2の目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の画像信号復号装
置は、画像信号をm×n個の画素ごとにまとめてブロッ
ク符号化されたデータを復号して得られた再生画像信号
に対してフィルタ処理を行ってノイズを除去するように
した画像信号復号装置であって、上記ノイズ除去を行う
フィルタ回路が複数のフィルタ特性を具備するととも
に、上記画像信号を符号化した時の量子化パラメータを
用いて上記フィルタ回路のフィルタ特性を切り換える特
性選択手段を具備している。
【0020】また、本発明の他の特徴によれば、上記再
生画像信号の動き情報を入力するための入力端子と、上
記入力端子を介して入力される動き情報に応じて、同一
フィールド内の画素か同一フレーム内の画素かのいずれ
かを選択する選択スイッチとを更に具備している。
【0021】
【作用】本発明は上記技術手段を有するので、上記画像
信号を符号化した時の量子化パラメータに応じてフィル
タ処理を行う際のフィルタ特性を選択するので、劣化状
態に応じた適切なフィルタ係数を用いたフィルタ処理を
行うことが可能となり、良好な再生画像信号を生成する
ことができるようになる。
【0022】また、本発明の他の特徴によれば、再生画
像信号の動き情報に応じて同一フィールド内の画素か同
一フレーム内の画素かのいずれかが選択されるので、劣
化状態に応じた適切なフィルタ係数を用いてフィルタ処
理を行うことができるようになるばかりでなく、符号化
処理方法に応じて適切なフィルタ処理を行うことができ
るようになる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の画像信号復号装置の一実施例
を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施例を
示し、画像信号復号装置の構成図である。図1におい
て、101は再生データの入力端子、102は再生デー
タの符号誤りを訂正するECC回路、103は可変長符
号化されたデータを復号する可変長符号復号回路であ
る。
【0024】104は復号されたデータを逆量子化して
DCT係数に変換する逆量子化回路、105はDCT係
数を画像データに変換する逆DCT回路、106は、第
1フィールドの画像データ書き込む第1のフィールドメ
モリ、107は第2フィールドの画像データを書き込む
第2のフィールドメモリである。
【0025】108は逆量子化処理時に用いた量子化パ
ラメータを書き込むパラメータメモリ、109は量子化
パラメータを用いて画像データからノイズを除去するた
めのフィルタ回路、110は出力端子である。
【0026】このように構成された本実施例の画像信号
復号装置においては、記録媒体(磁気テープ等)から与
えられる再生画像信号は入力端子101からECC回路
102に入力される。
【0027】そして、上記ECC回路102で符号誤り
の訂正処理が行われたデータは、後段の可変長符号復号
回路103で復号される。この復号されたデータは、次
に、逆量子化回路104に与えられる。逆量子化回路1
04は、量子化パラメータに基づいて逆量子化するとと
もに、DCT係数に変換する。
【0028】量子化パラメータはパラメータメモリ10
8に出力され、変換したDCT係数は逆DCT回路10
5にそれぞれ出力される。逆DCT回路105は、該当
ブロックの動き情報に基づいて逆DCT処理を行い、D
CT係数を画像データに変換して第1のフィールドメモ
リ106、第2のフィールドメモリ107にそれぞれ出
力する。
【0029】第1および第2のフィールドメモリ10
6、107からそれぞれ出力される画像データは、フィ
ルタ回路109に与えられる。そして、上記フィルタ回
路109でノイズ除去のフィルタリング処理が行われる
ことによってノイズ成分が減衰されて出力端子110に
出力される。
【0030】ここで、本実施例のフィルタ回路109
は、パラメータメモリ108から入力される量子化パラ
メータによってフィルタリング処理に用いるフィルタの
特性を切り換えるように構成されている。
【0031】以下、図2および図3を用いてフィルタ回
路109の動作を説明する。なお、図2はフィルタ回路
109の構成例を示す図であり、図3は図2の動作を説
明するための図である。
【0032】図2に示すフィルタ回路は、フィルタ処理
を行う画素を中心とする3×3のマトリクス演算によっ
てフィルタ処理を行う回路例である。また、図3中の各
円は1つの画素を表し、図中の配置は各画面上での配置
を示す。そして、図中の画素hに対してフィルタリング
処理を行うものとし、実線のライン上にある画素、破線
のライン上にある画素はそれぞれ同一フィールドの画素
である。
【0033】図2において入力端子201には第1のフ
ィールドメモリ106から第1フィールドの画素データ
が入力され、入力端子202には第2のフィールドメモ
リ107から第2フィールドの画素データが入力され
る。
【0034】204、205は入力画素を選択するため
の選択スイッチであり、フィルタ処理を行う画素が第1
フィールドの画素の場合は端子♯1側を選択し、第2フ
ィールドの画素の場合は端子♯2側を選択する。
【0035】DL206〜214は遅延回路であり、D
L212,DL213,DL214は、図3中のf,
e,dの画素データをそれぞれ同時に出力する。また、
DL209,DL210,DL211は図3中のi,
h,gの画素データをそれぞれ同時に出力する。
【0036】DL206,DL207,DL208は、
図3中のf,e,dの画素データをそれぞれ同時に出力
する。DL209,DL210,DL211は、図3中
のi,h,gの画素データをそれぞれ同時に出力する。
DL206,DL207,DL208は、図3中のl,
k,jの画素データをそれぞれ同時に出力しているもの
とする。
【0037】入力端子203には画素hを含む画素ブロ
ックの量子化パラメータがパラメータメモリ108から
入力される。入力された量子化パラメータは、フィルタ
特性を選択するための特性選択手段を構成する係数選択
回路215〜223に入力される。
【0038】図4は、各選択回路215〜223の構成
例を示す図である。この図4では、復号時の画像データ
の劣化の度合いにより、量子化係数を4つのグループ
(A,B,C,Dとする)に分類して処理を行う例を示
す。
【0039】図4において、入力端子301には図2の
各遅延回路DL206〜214からの画素データが入力
される。また、入力端子302には図2中の端子203
に入力された量子化パラメータが入力される。
【0040】303は選択スイッチであり、入力端子3
02に入力された量子化パラメータから導出される量子
化係数が属するグループによって出力端子が選択され
る。選択スイッチ303の各出力端子には各量子化係数
グループに対応した、異なる係数を持つ係数器304〜
307が接続されており、設定された係数を画素データ
にかけたデータが出力端子308より出力される。
【0041】例えば、入力された量子化パラメータによ
って導出される量子化係数がAグループに属している場
合、係数選択回路215〜223の全てにおいて、Aグ
ループの量子化係数に対する係数器304が選択され
る。
【0042】各係数接続回路215〜223から出力さ
れた画素データは、それぞれ加算器224に入力され
る。加算器224で加算されたデータがフィルタ処理済
みの画素hのデータとして出力端子224より出力され
る。
【0043】このようにして、フィルタリングに用いる
フィルタの係数を量子化パラメータによって選択するこ
とにより、劣化状態に応じて適切なフィルタ係数を用い
ることができ、良好なフィルタ処理画像を得ることがで
きるようになる。
【0044】図5は、本発明の第2の実施例を示す復号
回路の構成図である。なお、図5中で、図1と同一の番
号を付した回路は図1中の回路と同一の回路であり、詳
細な説明を省略する。
【0045】図5において、508は逆量子化処理時に
用いた量子化パラメータと逆DCT処理時に用いた動き
情報を書き込むためのパラメータメモリである。509
は量子化パラメータと動き情報とを用いて画像データか
らノイズを除去するためのフィルタ回路である。
【0046】このように構成された本実施例の画像信号
復号装置においては、記録媒体(磁気テープ等)から与
えられる再生画像信号は入力端子101からECC回路
102に入力される。そして、ECC回路102で符号
誤りの訂正処理が行われたデータは、後段の可変長符号
復号回路103で復号される。
【0047】逆量子化回路104は、復号されたデータ
を量子化パラメータに基づいて逆量子化し、DCT係数
に変換する。量子化パラメータはパラメータメモリ50
8に出力され、変換したDCT係数は逆DCT回路10
5にそれぞれ出力される。
【0048】逆DCT回路105は、該当ブロックの動
き情報に基づいて逆DCT処理を行い、DCT係数を画
像データに変換して第1のフィールドメモリ106、第
2のフィールドメモリ107に出力するとともに、動き
情報をパラメータメモリ508に出力する。
【0049】第1および第2のフィールドメモリ10
6、107から出力される画像データは、フィルタ回路
509でノイズ除去のフィルタリング処理によってノイ
ズ成分が減衰されて出力端子110に出力される。
【0050】フィルタ回路509は、パラメータメモリ
508から入力される量子化パラメータおよび動き情報
によってフィルタリング処理に用いるフィルタの特性を
切り換えるように構成されている。
【0051】以下、図6および図3を用いて本実施例の
フィルタ回路509の動作を説明する。図6はフィルタ
回路509の構成例を示すブロック図であり、図6に示
すフィルタ回路は、フィルタ処理を行う画素を中心とす
る3×3のマトリクス演算によってフィルタ処理を行う
回路例である。
【0052】上述したように、図3中の各円は1つの画
素を表し、図中の配置は各画面上での配置を示す。図中
の画素hに対してフィルタリング処理を行うものとし、
実線のライン上にある画素、破線のライン上にある画素
はそれぞれ同一フィールドの画素である。
【0053】図6において、入力端子601には第1の
フィールドメモリ106から第1フィールドの画素デー
タが入力され、入力端子602には第2のフィールドメ
モリ107から第2フィールドの画素データが入力され
る。
【0054】605、606は入力画素の選択スイッチ
であり、フィルタ処理を行う画素が第1フィールドの画
素の場合は端子♯1側を選択し、第2のフィールドの画
素の場合は端子♯1側を、第2フィールドの画素の場合
は端子♯2側を選択する。
【0055】DL607〜621は遅延回路であり、D
L619,DL620,DL621はそれぞれ図3中の
c,b,aの画素データをそれぞれ同時に出力してい
る。DL616,DL617,DL618はそれぞれ図
3中のf,e,dの画素データをそれぞれ同時に出力し
ている。
【0056】DL613,DL614,DL615はそ
れぞれ図3中のi,h,gの画素データをそれぞれ同時
に出力している。DL610,DL611,DL612
はそれぞれ図3中のl,k,jの画素データをそれぞれ
同時に出力している。
【0057】DL607,DL608,DL609は、
図3中のo,n,mの画素データをそれぞれ同時に出力
しているものとする。
【0058】入力端子604にはパラメータメモリ50
8から画素hを含む画素ブロックの動き情報が入力され
る。622〜627は選択スイッチであり、入力端子6
04からの動き情報により制御される。
【0059】例えば、画素hを含む画素ブロックが動画
領域のブロックであるという動き情報が入力された場
合、その画素ブロックは同一フィールド内のデータでD
CT処理されているので、選択スイッチ622〜627
は、画素hと同一フィールドの近傍画素であるa,b,
c,m,n,oの画素データをそれぞれ選択する。
【0060】また、画素hを含む画素ブロックが静止画
領域のブロックであるという動き情報が入力された場
合、その画素ブロックは同一フレーム内のデータでDC
T処理されている。したがって、この場合、選択スイッ
チは画素hと同一フレームの近傍画素であるd,e,
f,j,k,lの画素データをそれぞれ選択する。
【0061】入力端子603にはパラメータメモリ50
8から画素hを含む画素ブロックの量子化パラメータが
入力される。入力された量子化パラメータは係数選択回
路215〜223に入力され、上述した第1の実施例と
同様に係数を選択し、入力された画素データに係数をか
けたデータを出力する。
【0062】各係数選択回路215〜223から出力さ
れた画素データは、それぞれ加算器224に入力され
る。加算器224で加算されたデータがフィルタ処理済
みの画素hのデータとして出力端子628より出力され
る。
【0063】このようにして、動き情報によってフィル
タリングに用いる画素を選択し、量子化パラメータによ
ってフィルタリングに用いるフィルタの係数を選択する
ことにより、符号化処理方法および劣化状態に応じて適
切なフィルタ処理を行うことができ、良好なフィルタ処
理画像を得ることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明は上述したように、画像信号を符
号化した時の量子化パラメータを用いてフィルタ処理を
行うようにしたので、劣化状態に応じた適切なフィルタ
処理を行うことができるようになり、良好なフィルタ処
理画像を得ることができる。
【0065】また、本発明の他の特徴によれば、再生画
像信号の動き情報に応じて同一フィールド内の画素か同
一フレーム内の画素かのいずれかを選択することができ
るので、劣化状態に応じたフィルタ処理を行うことがで
きるとともに、符号化処理方法に応じた適切なフィルタ
処理を行うことができるようになり、さらに良好なフィ
ルタ処理画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像信号復号装置の第1の実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例の画像信号復号装置に用いられる
フィルタ回路の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明で行うフィルタリング処理の説明図であ
る。
【図4】本発明のフィルタ回路に用いられる係数選択回
路のブロック図である。
【図5】本発明の画像信号復号装置の第2の実施例を示
すブロック図である。
【図6】第2の実施例のフィルタ回路の構成ブロック図
である。
【図7】従来の符号化および復号装置のブロック図であ
る。
【図8】動き情報に基づくDCT処理の説明図である。
【図9】量子化処理の説明図である。
【符号の説明】
101 再生データの入力端子 102 ECC回路 103 可変長符号復号回路 104 逆量子化回路 105 逆DCT回路 106 フィールドメモリ1 107 フィールドメモリ2 108 パラメータメモリ 109 フィルタ回路 110 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 11/04 Z 9185−5C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号をm×n個の画素ごとにまとめ
    てブロック符号化されたデータを復号して得られた再生
    画像信号に対してフィルタ処理を行ってノイズを除去す
    るようにした画像信号復号装置であって、 上記ノイズ除去を行うためのフィルタ回路が複数のフィ
    ルタ特性を具備するとともに、 上記画像信号を符号化した時の量子化パラメータを用い
    て上記フィルタ回路のフィルタ特性を切り換える特性選
    択手段を具備することを特徴とする画像信号復号装置。
  2. 【請求項2】 上記再生画像信号の動き情報を入力する
    ための入力端子と、上記入力端子を介して入力される動
    き情報に応じて、同一フィールド内の画素か同一フレー
    ム内の画素かのいずれかを選択する選択スイッチとを更
    に具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像信号
    復号装置。
JP1906495A 1995-02-07 1995-02-07 画像信号復号装置 Pending JPH08214309A (ja)

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JP1906495A JPH08214309A (ja) 1995-02-07 1995-02-07 画像信号復号装置
US08/596,558 US5748795A (en) 1995-02-07 1996-02-05 Image decoder using adjustable filtering

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