JPH08214139A - メモリ転送機能付きファクシミリ装置 - Google Patents
メモリ転送機能付きファクシミリ装置Info
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- JPH08214139A JPH08214139A JP7015475A JP1547595A JPH08214139A JP H08214139 A JPH08214139 A JP H08214139A JP 7015475 A JP7015475 A JP 7015475A JP 1547595 A JP1547595 A JP 1547595A JP H08214139 A JPH08214139 A JP H08214139A
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Abstract
きない異常が検出された場合に、RAM部3に記憶され
ている転送先に画情報を転送することで、メモリオーバ
ーフローによる受信不能状態を回避することができるメ
モリ転送機能付きファクシミリ装置を提供することを目
的としている。 【構成】 通信回線を介して発信元のファクシミリ装置
から送信される画情報をモデム部8で受信するととも
に、受信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する。次
に、プロッタ部6で画情報を記録紙に印字できない異常
が検出された場合には、RAM部3に記憶されている転
送先の端末番号に基づいて網制御部7で通信回線に発呼
し、該通信回線が閉結した後に、画像メモリ部11に蓄
積されている画情報を転送するように構成する。
Description
し、特に、メモリ受信した画情報を転送先のファクシミ
リ装置に転送するメモリ転送機能付きファクシミリ装置
に関する。
は、特開平5−304598号公報記載の「ファクシミ
リ装置装置」が報告されている。このものは、受信側の
ファクシミリ装置装置(受信局)が受信した画情報をメ
モリに蓄積した後に停電等の障害が発生し、受信した画
情報の消失等による印字出力できない事態が発生した場
合に、発信元のファクシミリ装置装置(送信局)に対し
てその旨を通知するするとともに、受信局側のオペレー
タに対しても通知することにより、受信した画情報のセ
キュリティ性を高めることができるという利点を有する
ものである。
とを通知された画情報を、送信局が再送することによ
り、送信した画情報が受信局において印字出力されるま
での安全性が確保されるという利点を有するものであ
る。
ファクシミリ装置にあっては、記録紙切れ、プロッタ部
における記録紙づまり等が発生したために生じる印字出
力できない状態が考慮されていない構成となっていたた
め、記録紙切れ、プロッタ部における記録紙づまり等が
発生して印字出力できない場合においては、送信局から
送信される画情報を順次受信し画像メモリに蓄積したま
ま放置するので、印字出力できる状態に復帰するまで受
信した画情報を画像メモリに蓄積しておかなければなら
ず、いずれ、メモリオーバーフローが発生し、通信不能
状態に陥ってしまうといった問題があった。
部における記録紙づまり等の印字出力できない事態が発
生しているときにメモリ受信した場合には、メモリ受信
した後に、転送先に対して発呼し、メモリ受信した画情
報を転送することで、メモリオーバーフローによる通信
不能状態が発生することなく、正常に通信を行うことが
できるメモリ転送機能付きファクシミリ装置を提供する
ことを課題としている
上記課題を解決するため、通信回線を介して発信元のフ
ァクシミリ装置から送信される画情報を受信する画情報
受信手段と、該画情報受信手段で受信された画情報を蓄
積する画情報蓄積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積され
た画情報を記録紙に印字する画情報印字手段と、該画情
報印字手段で記録紙に印字できない異常を検出する異常
検出手段と、を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ
装置において、前記画情報蓄積手段に蓄積された画情報
の転送先となる端末番号を記憶する端末番号記憶手段
と、前記異常検出手段で印字できない異常が検出された
場合に、該端末番号記憶手段に記憶されている転送先の
端末番号に基づいて通信回線に発呼する発呼手段と、該
発呼手段で発呼されることにより該通信回線が閉結した
後に、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転
送する画情報転送手段と、を備えたことを特徴とする。
るため、請求項1記載の発明において、前記画情報蓄積
手段に蓄積された画情報の転送動作を許可、あるいは、
禁止させる転送動作可否手段と、を備えたことを特徴と
する。請求項3記載の発明は、上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明において、前記画情報蓄積手段
の空き容量を検出する空き容量検出手段と、該空き容量
検出手段で検出された画情報蓄積手段の空き容量を所定
のメモリ残量の限界値と比較する第1の比較手段と、前
記異常検出手段で印字できない異常が検出され、かつ、
該第1の比較手段により空き容量検出手段で検出された
画情報蓄積手段の空き容量が所定のメモリ残量の限界値
未満であると判断された場合に、前記発呼手段で発呼さ
れることにより前記通信回線が閉結した後に、前記画情
報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送することを特
徴とする。
るため、請求項3記載の発明において、前記画情報蓄積
手段の空き容量と比較されるメモリ残量の限界値を入力
するメモリ残量入力手段と、該メモリ残量入力手段で入
力されたメモリ残量の限界値を、前記空き容量検出手段
で検出された画情報蓄積手段の空き容量と比較する第2
の比較手段と、前記異常検出手段で印字できない異常が
検出され、かつ、該第2の比較手段により空き容量検出
手段で検出された画情報蓄積手段の空き容量が該メモリ
残量入力手段で入力されたメモリ残量の限界値未満であ
ると判断された場合に、前記発呼手段で発呼されること
により前記通信回線が閉結した後に、前記画情報蓄積手
段に蓄積されている画情報を転送することを特徴とす
る。
るため、請求項3記載の発明において、前記画情報蓄積
手段の使用頻度から受信画情報量を算出する受信画情報
量算出手段と、該受信画情報量算出手段で算出された受
信画情報量を、前記空き容量検出手段で検出された画情
報蓄積手段の空き容量と比較する第3の比較手段と、前
記異常検出手段で印字できない異常が検出され、かつ、
該第3の比較手段により空き容量検出手段で検出された
画情報蓄積手段の空き容量が該受信画情報量算出手段で
算出された受信画情報量未満であると判断された場合
に、前記発呼手段で発呼されることにより前記通信回線
が閉結した後に、前記画情報蓄積手段に蓄積されている
画情報を転送することを特徴とする。
るため、請求項5記載の発明において、前記画情報蓄積
手段の空き容量と比較されるメモリ残量の限界値を入力
するメモリ残量入力手段と、該メモリ残量入力手段によ
ってメモリ残量の限界値が入力された場合には、メモリ
残量入力手段で入力されたメモリ残量の限界値を記憶
し、一方、メモリ残量入力手段でメモリ残量の限界値が
入力されなかった場合には、受信画情報量算出手段で算
出された受信画情報量を記憶する記憶手段と、該記憶手
段に記憶されたメモリ残量の限界値、あるいは、受信画
情報量を、前記空き容量検出手段で検出された画情報蓄
積手段の空き容量と比較する第4の比較手段と、前記異
常検出手段で印字できない異常が検出され、かつ、該第
4の比較手段により空き容量検出手段で検出された画情
報蓄積手段の空き容量が該記憶手段で記憶されたメモリ
残量の限界値、あるいは、受信画情報量未満であると判
断された場合に、前記発呼手段で発呼されることにより
前記通信回線が閉結した後に、前記画情報蓄積手段に蓄
積されている画情報を転送することを特徴とする。
るため、請求項1〜6何れかに記載の発明において、通
信回線を介して発信元のファクシミリ装置と接続した後
に、該発信元のファクシミリ装置から送信される信号に
基づいて発信元の端末番号を検出する端末番号検出手段
を備え、前記発呼手段で発呼されることにより前記通信
回線が閉結した後に、前記画情報転送手段で画情報を転
送した後、前記端末番号検出手段で検出された発信元の
端末番号に基づいて通信回線に発呼する発信元発呼手段
と、該発信元発呼手段で発呼され該通信回線が閉結した
後にメッセージを送信することで、前記画情報受信手段
で受信した画情報を転送した旨を発信元のオペレータに
通知する転送通知手段と、を備えたことを特徴とする。
るため、請求項1〜6何れかに記載の発明において、前
記画情報転送手段で画情報を転送した後に警告を発する
ことで、画情報を転送した旨を自端末のオペレータに通
知する転送通知手段を備えたことを特徴とする。請求項
9記載の発明は、上記課題を解決するため、請求項1〜
6何れかに記載の発明において、前記発呼手段で発呼さ
れることにより前記通信回線が閉結した後に、これから
転送する画情報を転送先のファクシミリ装置の画情報蓄
積手段に蓄積するように指示する蓄積指示手段と、該蓄
積指示手段でこれから転送する画情報の蓄積を指示した
後に、前記画情報転送手段で画情報を転送した後、該蓄
積指示手段で蓄積を指示した画情報の返送を要求する返
送要求手段と、を備えたことを特徴とする。
するため、請求項1〜6何れかに記載の発明において、
前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情報が転送され
た後、通信回線を介して転送先のファクシミリ装置にメ
ッセージを送信することで、前記画情報転送手段で転送
した画情報が転送である旨を転送先のオペレータに通知
する転送通知手段と、を備えたことを特徴とする。
するため、請求項1〜6、10何れかに記載の発明にお
いて、前記転送通知手段の転送通知動作を可否する転送
通知動作可否手段を備えたことを特徴とする。請求項1
2記載の発明は、上記課題を解決するため、請求項1〜
6何れかに記載の発明において、前記画情報蓄積手段に
よって蓄積されている画情報が転送された後、前記画情
報転送手段で転送した旨を記憶する転送記憶手段を備え
たことを特徴とする。
するため、請求項1〜6何れかに記載の発明において、
前記発呼手段で発呼されることにより前記通信回線が閉
結した後に、これから転送する画情報を転送先のファク
シミリ装置の画情報蓄積手段に蓄積するように指示する
蓄積指示手段と、前記発呼手段で発呼されることにより
前記通信回線が閉結した後に、該通信回線を介して転送
先のファクシミリ装置にメッセージを送信することで、
前記画情報転送手段で転送した画情報が転送である旨を
転送先のオペレータに通知する転送通知手段と、を備
え、蓄積指示手段で転送先のファクシミリ装置に蓄積す
るように指示された場合には、これから転送する画情報
を転送先のファクシミリ装置に蓄積するように指示した
後に、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転
送し、一方、転送通知手段で転送先のファクシミリ装置
にメッセージが送信された場合には、メッセージによっ
て転送である旨を転送先のオペレータに通知した後に、
前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送する
画情報転送手段と、を備えたことを特徴とする。
するため、請求項1〜6何れかに記載の発明において、
前記発呼手段で発呼されることにより前記通信回線が閉
結した後に、転送先のファクシミリ装置から送信される
信号を受信する信号受信手段と、該信号受信手段で受信
された信号に基づいて、転送した画情報を転送先のファ
クシミリ装置の画情報蓄積手段に蓄積する機能が該転送
先のファクシミリ装置に搭載されているか否かを識別す
る機能識別手段と、該機能識別手段で転送した画情報を
蓄積する機能が転送先のファクシミリ装置に搭載されて
いると識別された場合には、これから転送する画情報を
転送先のファクシミリ装置の画情報蓄積手段に蓄積する
ように指示する蓄積指示手段と、該機能識別手段で転送
した画情報を蓄積する機能が転送先のファクシミリ装置
に搭載されていないと識別された場合には、該通信回線
を介して転送先のファクシミリ装置にメッセージを送信
することで、該画情報転送手段で転送した画情報が転送
である旨を転送先のオペレータに通知する転送通知手段
と、該蓄積指示手段で転送先のファクシミリ装置に蓄積
を指示した後、あるいは、転送通知手段で転送先のファ
クシミリ装置にメッセージを送信した後に、前記画情報
蓄積手段に蓄積されている画情報を転送することを特徴
とする。
するため、通信回線を介して発信元のファクシミリ装置
から送信される画情報を受信する画情報受信手段と、該
画情報受信手段で受信された画情報を蓄積する画情報蓄
積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積された画情報を記録
紙に印字する画情報印字手段と、該画情報印字手段で記
録紙に印字できない異常を検出する異常検出手段と、を
備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置において、
前記画情報蓄積手段に蓄積された画情報の転送先となる
端末番号を優先順位付きで入力する端末番号入力手段
と、該端末番号入力手段で入力された該端末番号を記憶
する端末番号記憶手段と、を備え、前記異常検出手段で
印字できない異常が検出された場合に、該端末番号記憶
手段に記憶されている転送先の端末番号に基づいて発呼
する発呼手段と、該発呼手段で発呼され該通信回線が閉
結した後に、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情
報を転送する画情報転送手段と、該画情報転送手段によ
って正常に転送されたか否かを判断する判断手段と、該
判断手段で正常に転送されなかったと判断された場合に
は、前記端末番号記憶手段に記憶されている転送先の端
末番号のうち、次の優先順位の端末番号に基づいた発呼
を、前記発呼手段に要求する発呼要求手段と、を備えた
ことを特徴とする。
するため、請求項1記載の発明において、発信元のファ
クシミリ装置から送信された画情報の転送を許可あるい
は禁止する信号を受信する信号受信手段と、該信号受信
手段で受信された信号に基づいて、転送可能であるか否
かを判断する判断手段と、該判断手段で転送不可である
と判断された場合には転送を禁止することを特徴とす
る。
するため、通信回線を介して発信元のファクシミリ装置
と接続した後に、該発信元のファクシミリ装置から送信
される信号に基づいて発信元の端末番号を検出する端末
番号検出手段と、通信回線を介して発信元のファクシミ
リ装置から送信される画情報を受信する画情報受信手段
と、該画情報受信手段で受信された画情報を蓄積する画
情報蓄積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積された画情報
を記録紙に印字する画情報印字手段と、該画情報印字手
段で記録紙に印字できない異常を検出する異常検出手段
と、を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置にお
いて、前記端末番号検出手段で検出された発信元の端末
番号に基づいて、画情報蓄積手段に蓄積された画情報の
転送が可能であるか否かを判断する判断手段を備え、該
判断手段により前記端末番号検出手段で検出された発信
元の端末番号が転送不可能であるものと判断された場合
には、転送を禁止することを特徴とする。
するため、通信回線を介して発信元のファクシミリ装置
と接続した後に、該発信元のファクシミリ装置から送信
される信号に基づいて発信元の端末番号を検出する端末
番号検出手段と、通信回線を介して発信元のファクシミ
リ装置から送信される画情報を受信する画情報受信手段
と、該画情報受信手段で受信された画情報を蓄積する画
情報蓄積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積された画情報
を記録紙に印字する画情報印字手段と、該画情報印字手
段で記録紙に印字できない異常を検出する異常検出手段
と、を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置にお
いて、前記端末番号検出手段で検出された発信元の端末
番号に応じて、転送先の端末番号を入力する端末番号入
力手段と、該端末番号入力手段で入力された転送先の端
末番号を、発信元の端末番号と対応させて記憶する端末
番号記憶手段と、を備え、前記端末番号検出手段で検出
された発信元の端末番号に基づいて、該端末番号記憶手
段に記憶されている転送先の端末番号を読み出す端末番
号読出手段と、前記異常検出手段で印字できない異常が
検出された場合に、該端末番号読出手段で読み出された
転送先の端末番号に基づいて通信回線に発呼する発呼手
段と、該発呼手段で発呼され該通信回線が閉結した後
に、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送
する画情報転送手段と、を備えたことを特徴とする。
するため、通信回線を介して発信元のファクシミリ装置
から送信される画情報を受信する画情報受信手段と、該
画情報受信手段で受信された画情報を蓄積する画情報蓄
積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積された画情報を記録
紙に印字する画情報印字手段と、該画情報印字手段で記
録紙に印字できない異常を検出する異常検出手段と、を
備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置において、
前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情報に関する少
なくとも発信元の名称、端末番号、受信日時を含む受信
履歴を作成する受信履歴作成手段と、前記異常検出手段
で印字できない異常が検出された場合に、該受信履歴作
成手段で作成された受信履歴に基づいて、転送する画情
報を選択する画情報選択手段と、該画情報選択手段で転
送する画情報が選択された後に、該画情報を転送する転
送先の端末番号を入力する端末番号入力手段と、該端末
番号入力手段で入力された転送先の端末番号に基づいて
通信回線に発呼する発呼手段と、該発呼手段で発呼され
該通信回線が閉結した後に、該画情報選択手段で選択さ
れたが画情報を転送する画情報転送手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
するため、通信回線を介して発信元のファクシミリ装置
から送信される画情報を受信する画情報受信手段と、該
画情報受信手段で受信された画情報を蓄積する画情報蓄
積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積された画情報を記録
紙に印字する画情報印字手段と、該画情報印字手段で記
録紙に印字できない異常を検出する異常検出手段と、を
備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置において、
前記画情報蓄積手段に蓄積された画情報の転送先となる
端末番号を記憶する端末番号記憶手段と、前記異常検出
手段で印字できない異常が検出された場合に、該端末番
号記憶手段に記憶されている端末番号に基づいて通信回
線に発呼し該通信回線が閉結した後に、前記画情報蓄積
手段に蓄積されている画情報を転送する画情報転送手段
と、を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置であ
って、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情報に関
する少なくとも発信元の名称、端末番号、受信日時を含
む受信履歴を作成する受信履歴作成手段と、前記異常検
出手段で印字できない異常が検出された場合に、該受信
履歴作成手段で作成された受信履歴に基づいて、転送す
る画情報を選択する画情報選択手段と、該画情報選択手
段で転送する画情報が選択された後に、該画情報を転送
する転送先の端末番号を入力する端末番号入力手段と、
該端末番号入力手段で転送先の端末番号が入力されたと
き、前記画情報転送手段により端末番号入力手段に入力
された端末に画情報を転送するようにしたことを特徴と
する。
するため、請求項20記載の発明において、前記画情報
蓄積手段の空き容量を検出する空き容量検出手段と、該
空き容量検出手段で検出された画情報蓄積手段の空き容
量を所定のメモリ残量の限界値と比較する比較手段と、
を備え、前記端末番号入力手段に転送先の端末番号が入
力されたときに、該比較手段により空き容量検出手段で
検出された画情報蓄積手段の空き容量が所定のメモリ残
量の限界値未満であると判断された場合には、前記端末
番号記憶手段に記憶されていた転送先に画情報を転送す
ることを特徴とする。
リ装置から送信される画情報を順次受信して画情報蓄積
手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記録紙に印字で
きない異常が検出された場合には、端末番号記憶手段に
記憶されている転送先の端末番号に基づいて通信回線に
発呼して該通信回線が閉結された後に、画情報蓄積手段
に蓄積されている画情報を転送するようにしているの
で、受信を拒否することが少なくなる。また、受信した
画情報を画情報蓄積手段に蓄積しても、蓄積した画情報
を転送することによって、空き容量を常に確保できるよ
うにしているので、メモリオーバーフローによる受信不
能状態を回避することができる。さらにまた、受信した
画情報を他のファクシミリ装置に転送して印字出力させ
るのではあるが、例えば同じ会社の隣の部署などに印字
出力させるファクシミリ装置が設置されていれば、すぐ
に受信内容を確認することができ、一方、ずっと遠くに
設置されたファクシミリ装置に印字出力させる場合にお
いても、電話等でだいたいの内容を確認することができ
る。
に蓄積された画情報の転送動作を許可、あるいは、禁止
するようにしているので、画情報印字手段で記録紙に印
字できない状態にあるときに受信した全ての画情報を、
順次転送することを回避することができる。また、オペ
レータが画情報印字手段を印字出力できる状態に復帰さ
せることが可能な場合には、メモリ受信した画情報の転
送を禁止するように設定しておくことで、不要な転送を
省くことができ、利便性を向上することができる。さら
にまた、記録紙切れ、画情報印字手段における記録紙づ
まり等が発生して印字出力できない状態にあるときに、
機密性の高い文書(画情報)をメモリ受信した場合に
は、メモリ受信した画情報の転送を禁止するように設定
することができるので、受信した文書(画情報)の機密
性を保持することができる。
シミリ装置から送信される画情報を順次受信して画情報
蓄積手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記録紙に印
字できない異常が検出され、かつ、画情報蓄積手段の空
き容量が所定のメモリ残量の限界値未満になった場合に
は、端末番号記憶手段に記憶されている転送先の端末番
号に基づいて通信回線に発呼して該通信回線が閉結され
た後に、画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送
するようにしている。したがって、画情報印字手段で記
録紙に印字できない状態にあるときに受信した画情報
を、順次転送するという動作を軽減しつつ、メモリオー
バーフローによる通信不能状態を避けることができる。
特に、画情報蓄積手段の空き容量が所定のメモリ残量の
限界値未満になるまでに、オペレータが画情報印字手段
を印字出力できる状態に復帰させることで、不要な転送
を省くことができ、利便性を向上することができる。請
求項4記載の発明では、転送を開始するメモリ残量の限
界値をオペレータによって設定するようにしているの
で、オペレータの使い勝手に応じた限界値を設定すれ
ば、メモリの利便性を向上することができる。また、画
情報蓄積手段の空き容量がメモリ残量の限界値未満にな
るまでに、オペレータが画情報印字手段を印字出力でき
る状態に復帰させることで、不要な転送を省くことがで
き、利便性を向上することができる。
受信画情報量を使用状況に応じて自動的に設定している
ので、オペレータの手をわずらわせることなしに、メモ
リ残量の限界値が効果的に設定され、利便性を向上する
ことができる。また、画情報蓄積手段の空き容量が受信
画情報量未満になるまでに、オペレータが画情報印字手
段を印字出力できる状態に復帰させることで、不要な転
送を省くことができ、利便性を向上することができる。
画情報蓄積手段の空き容量を、オペレータによって設定
されたメモリ残量の限界値、あるいは、演算によって求
められた受信画情報量から選択するようにしているの
で、転送を開始する画情報蓄積手段の空き容量を使用環
境に応じて適切に設定することができ、利便性を向上す
ることができる。例えば、通常の使用時には画情報蓄積
手段の空き容量が受信画情報量未満になったときに転送
するように設定することで、オペレータの手をわずらわ
せずに済むが、この設定の場合には画情報蓄積手段の空
き容量がかなり少なくならなければ転送が開始されない
可能性があり、ここで、大量の画情報を受信し、かつ、
画情報印字手段で記録紙に印字できない異常が発生した
場合には、転送が間に合わない。そこで、受信画情報量
未満になったときに転送を開始するように設定されてい
るときに、大量の画情報を受信することが分かった場合
には、オペレータによって設定されるメモリ残量の限界
値未満になったときに転送を開始するように設定しなお
しておくことで、メモリオーバーフローによる通信不能
状態を回避することができ、かつ、転送を開始する画情
報蓄積手段の空き容量を使用環境に応じて適切に設定す
ることができるので、利便性を向上することができる。
また、画情報蓄積手段の空き容量がオペレータによって
設定されたメモリ残量の限界値未満、あるいは、演算に
よって算出された受信画情報量未満になるまでに印字出
力できる状態に復帰することで、不要な転送を省くこと
ができ、利便性を向上することができる。
信元の端末番号に基づいて通信回線に発呼し、該通信回
線が閉結された後に、受信した画情報を転送した旨のメ
ッセージを送信するようにしているので、発信元のオペ
レータに転送されたことを確実に知覚させることができ
る。請求項8記載の発明では、画情報蓄積手段に蓄積さ
れている画情報を転送した後に、転送通知手段で警告を
発して自端末のオペレータに転送した旨を通知するよう
にしているので、転送した旨が出力レポート等によって
通知される前にオペレータに直ちに通知され、迅速な対
応が可能となり、利便性を向上することができる。
これから転送する画情報を転送先のファクシミリ装置の
画情報蓄積手段に蓄積するように指示した後に、画情報
転送手段で画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転
送するとともに、蓄積を指示した画情報の返送を返送要
求手段で要求するようにしているので、転送した画情報
を転送先のファクシミリ装置の画情報蓄積手段に蓄積さ
せておくことができ、また、印字出力できる状態に復帰
し次第、転送した画情報を転送先のファクシミリ装置の
画情報蓄積手段から取得することができるので、利便性
を向上することができる。
段に蓄積されている画情報が転送された後、通信回線を
介して転送先のファクシミリ装置にメッセージを送信す
ることで、前記画情報転送手段で転送した画情報が転送
である旨を転送先のオペレータに通知するようにしてい
るので、通常の送信と転送を明確に区別させることがで
き、利便性を向上することができる。
可否手段で転送した画情報が転送である旨を転送先のオ
ペレータに通知する転送通知動作を可否するようにして
いるので、転送先のファクシミリ装置にメッセージを送
信した場合には、通常の送信と転送を明確に区別させる
ことができ、一方、送信しなかった場合には、転送先の
ファクシミリ装置における記録紙の浪費を抑制すること
ができ利便性を向上することができる。
で発信元のファクシミリ装置から送信される画情報を転
送した旨を自端末に記憶するようにしているので、印字
出力できる状態に復帰し次第、自動的に転送先のファク
シミリ装置に返送要求文書を送信でき、利便性を向上す
ることができる。また、転送先のファクシミリ装置に転
送した画情報を蓄積しておく機能が搭載されていない場
合においても、転送した画情報を返送してもらうことで
入手することができる。
クシミリ装置から送信される画情報を順次受信して画情
報蓄積手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記録紙に
印字できない異常が検出された場合に、これから転送す
る画情報を蓄積するように転送先のファクシミリ装置に
指示するか、または、通信回線を介して転送先のファク
シミリ装置にメッセージを送信するかの何れかの選択が
可能にしているので、これから転送する画情報を転送先
のファクシミリ装置に蓄積するように指示した後に、画
情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送するパター
ンと、メッセージを送信して転送である旨を転送先のオ
ペレータに通知した後に、画情報蓄積手段に蓄積されて
いる画情報を転送するパターンとを選択することができ
る。このため、転送される画情報を転送先のファクシミ
リ装置に搭載された機能に対応させて転送することがで
きる。したがって、転送先の変更等により、転送先のフ
ァクシミリ装置に搭載されている機能が変わった場合に
おいても対応することができ、利便性を向上することが
できる。
クシミリ装置から送信される画情報を順次受信して画情
報蓄積手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記録紙に
印字できない異常が検出された場合には、端末番号記憶
手段に記憶されている転送先の端末番号に基づいて通信
回線に発呼して該通信回線が閉結された後に、転送先の
ファクシミリ装置から送信される信号を受信し、該信号
に基づいて、転送した画情報を転送先のファクシミリ装
置の画情報蓄積手段に蓄積する機能が該転送先のファク
シミリ装置に搭載されているか否かを識別する。ここ
で、転送した画情報を蓄積する機能が転送先のファクシ
ミリ装置に搭載されていると識別された場合には、これ
から転送する画情報を蓄積するように転送先のファクシ
ミリ装置に指示した後に、画情報蓄積手段に蓄積されて
いる画情報を転送し、一方、転送した画情報を蓄積する
機能が転送先のファクシミリ装置に搭載されていないと
識別された場合には、通信回線を介して転送先のファク
シミリ装置にメッセージを送信することで、転送した画
情報が転送である旨を転送先のオペレータに通知するよ
うにしているので、転送先のファクシミリ装置に搭載さ
れている機能に変更があった場合にも、オペレータの手
をわずらわすことなしに、転送先のファクシミリ装置に
搭載された機能に対応して転送することができ、利便性
を向上することができる。
クシミリ装置から送信される画情報を順次受信して画情
報蓄積手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記録紙に
印字できない異常が検出された場合には、端末番号記憶
手段に記憶されている転送先の端末番号のうち、優先順
位の高い端末番号に基づいて通信回線に発呼して通信回
線が閉結した後に、画情報蓄積手段に蓄積されている画
情報を転送し、正常に転送されたか否かを判断する。こ
こで、正常に転送されなかったと判断された場合には、
前記端末番号記憶手段に記憶されている転送先の端末番
号のうち、次の優先順位の端末番号に基づいて発呼する
ようにしているので、転送先のファクシミリ装置の故障
等による転送できない事態を回避することができるとと
もに、確実に転送することができる。
クシミリ装置から送信される信号に基づいて転送可能で
あるか否かを判断し、転送が可能であるものと判断され
た場合に画情報の転送を行い、一方、転送不可能である
ものと判断された場合には転送を禁止するようにしてい
るので、発信元のファクシミリ装置では、通常の文書を
送信する場合には転送を許可することにより、送信先の
ファクシミリ装置の画情報蓄積手段の空き容量を常に確
保することができ、メモリオーバーフローによる通信不
能状態を回避することができる。また、発信元のファク
シミリ装置から機密性の高い文書を送信する場合には転
送を禁止することにより、送信した文書の機密性を保持
することができる。
クシミリ装置から送信される画情報を順次受信して画情
報蓄積手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記録紙に
印字できない異常が検出され、かつ、検出された発信元
の端末番号に基づいて転送が許可されている場合には、
転送先の端末番号に基づいて通信回線に発呼して該通信
回線が閉結された後に、画情報蓄積手段に蓄積されてい
る画情報を転送するようにしているので、発信元におい
て転送許可するか否かを設定することを省くことがで
き、利便性を向上することができるとともに、画情報蓄
積手段の空き容量を常に確保することができるので、メ
モリオーバーフローによる通信不能状態を回避すること
ができる。一方、転送できない発信元のファクシミリ装
置から送信されてきた画情報を受信し、かつ、印字出力
できない状態にある場合には、受信した画情報を画情報
蓄積手段に蓄積しておくことにより、受信した文書の機
密性を確保することができる。
クシミリ装置から送信される画情報を順次受信して画情
報蓄積手段に蓄積した後に、検出された発信元の端末番
号に基づいて転送先を自動的に決定するようにしている
ので、発信元のユーザに応じた転送先に画情報が転送さ
れ、発信元の機密度に応じた転送先に転送することがで
き、メモリオーバーフローによる通信不能状態を回避し
つつ、受信文書の機密を保持することができる。
クシミリ装置から送信される画情報を順次受信して画情
報蓄積手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記録紙に
印字できない異常が検出された場合には、画情報蓄積手
段に蓄積された画情報に関する受信履歴を作成する。次
に、オペレータは受信履歴に基づいて転送する画情報を
選択するとともに、該画情報を転送する転送先の端末番
号を入力する。次いで、入力された転送先の端末番号に
基づいて通信回線に発呼して該通信回線が閉結された後
に、画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送する
ようにしているので、発信元のオペレータとの事前連絡
により受信した画情報の機密度が解っている場合にはオ
ペレータの意志によって画情報の転送先を振り分けるこ
とができ、利便性および柔軟性を向上することができ
る。
クシミリ装置から送信される画情報を順次受信して画情
報蓄積手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記録紙に
印字できない異常が検出され、かつ、第1の画情報転送
手段が選択されている場合には、端末番号記憶手段に記
憶されている転送先の端末番号に基づいて通信回線に発
呼して該通信回線が閉結された後に、画情報蓄積手段に
蓄積されている画情報を転送する。一方、第2の画情報
転送手段が選択されている場合には、オペレータは画情
報に関する受信履歴に基づいて転送する画情報を選択す
るとともに、該画情報を転送する転送先の端末番号を入
力する。次いで、入力された転送先の端末番号に基づい
て通信回線に発呼して該通信回線が閉結された後に、画
情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送するように
しているので、オペレータがファクシミリ装置の近くに
いる状況が続いている時期には、オペレータの操作によ
って画情報の転送先を選択することで柔軟な転送が可能
になり、一方、オペレータがファクシミリ装置の近くに
いられない時期には、所定の転送先に画情報を転送する
ことで、メモリオーバーフローによる通信不能状態が発
生することなく、正常に通信を行うことができる。
クシミリ装置から送信される画情報を順次受信して画情
報蓄積手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記録紙に
印字できない異常が検出され、かつ、画情報蓄積手段の
空き容量が所定のメモリ残量の限界値未満になった場合
には、端末番号記憶手段に記憶されている転送先の端末
番号に基づいて通信回線に発呼して該通信回線が閉結さ
れた後に、画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転
送するようにしているので、メモリオーバーフローによ
る通信不能状態が発生することなく、正常に通信を行う
ことができる。また、画情報蓄積手段の空き容量が所定
のメモリ残量の限界値未満になるまでに、オペレータが
画情報印字手段を印字できる状態に復帰することで、不
要な転送を省くことができ、利便性を向上することがで
きる。
1)であるメモリ転送機能付きファクシミリ装置のシス
テム構成図である。
ァクシミリ装置100は、CPU部1、ROM部2、R
AM部3、オペポート部4、スキャナ部5、プロッタ部
6、網制御部7、モデム部8、符号化・復号化部9、通
信制御部10、画像メモリ部11によって構成されてい
る。CPU部1は、ROM部2に記憶された制御プログ
ラムおよびデータに従って本装置全体を制御する。RA
M部3は、制御に必要なデータを記憶し、特に、転送先
の名称、端末番号等を記憶する。また、RAM部3は停
電等によるデータ消失を防止するために、SRAM等を
用いて構成してもよい。オペポート部4は、オペレータ
による操作を入力するとともに、操作情報を表示してオ
ペレータに伝える。
トされた送信原稿を光学的に読み取って画像データを電
気信号に変換する。プロッタ部6は、通信回線を介して
受信した画像データ、あるいは、自装置で読み取った画
像データ等を記録紙に記録(以下、印字出力とも言う)
する。また、プロッタ部6は、記録紙切れ、記録紙づま
り等を検出する機能を備え、記録紙切れ、記録紙づまり
等が検出された場合には、プロッタ部6において画情報
を印字出力できない旨をCPU部1に通知する。
の制御を行う。モデム部8は、画像データをアナログ信
号に変調するとともに、受信されたアナログ信号をデジ
タル化された画像データに復調する。符号化・復号化部
9は、画像データをMH方式、MR方式、MMR方式等
に基づいて符号化して画情報(ファクシミリ圧縮符号デ
ータ)に変換するとともに、画情報を復号化して画像デ
ータに変換する。通信制御部10は、相手ファクシミリ
装置との間でファクシミリ装置制御信号を交換しファク
シミリ装置伝送制御手順に基づいて通信を行う。
取った原稿の画像データ、受信した画情報、符号化・復
号化部9で符号化された画情報等を記憶する。図2は本
発明の一実施例であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置のオペポート部4の構成図である。図2に示すよう
に、オペポート部4は、LCD(Liquid Crystal Displ
ay)21、自動転送モード切り替えボタン22、自動転
送モード有効LED(Light Emitting Diode)23、自
動転送開始メモリ残量設定キー24、「+」キー25、
「−」キー26、スレッシュ自動設定機能スイッチ2
7、転送履歴LED28、転送履歴リセットキー29、
転送履歴検索キー30、受信履歴LED31、受信履歴
リセットキー32、受信履歴検索キー33、転送先への
事情説明文書添付選択スイッチ34、返送依頼方式(自
動/マニュアル)切り替えスイッチ35、メモリ転送宛
先設定キー36、転送禁止指定スイッチ37、転送禁止
設定キー38、マニュアル転送/自動転送切り替えスイ
ッチ39、転送キー40、スタートキー41、アルファ
ベットキー42、テンキー43によって構成されてい
る。
機能付きファクシミリ装置の通信制御手順の一例を示す
図である。図3に示すように、送信側のファクシミリ装
置が、PSTN回線を介して受信側のファクシミリ装置
に呼び出し音CNG信号を送信して発呼する。受信側フ
ァクシミリ装置は、CNG信号を検出した後に、被呼局
識別CED、被呼端末識別CSI、デジタル識別信号D
ISおよび非標準機能識別信号NSFを送信する。
は、受信側ファクシミリ装置の端末番号、各種機能等を
検出する。次に、送信端末識別信号TSIを送信するこ
とによって、送信側のファクシミリ装置の端末番号等を
受信側ファクシミリ装置に通知するとともに、非標準機
能識別信号NSFから検出された受信側ファクシミリ装
置の機能のうち、これから使用する機能を非標準機能設
定信号NSSを送信することによって、受信側ファクシ
ミリ装置に通知する。次いで、送信側のファクシミリ装
置はトレーニングチェックTCFを開始する。
ーニングチェックTCFを受信した後に、受信準備確認
信号CFRを送信する。送信側のファクシミリ装置が受
信準備確認信号CFRを受信すると、送信側ファクシミ
リ装置は原稿の1ページ目の画情報を送信した後に、手
順終了信号EOPを送信し、送信すべき原稿がなくなっ
たことを受信側ファクシミリ装置に通知する。
信号EOPを受信すると、送信側のファクシミリ装置に
メッセージ確認信号MCFを送信する。次いで、送信側
のファクシミリ装置はメッセージ確認信号MCFを受信
した後に、受信側ファクシミリ装置に切断命令信号DC
Nを送信して通信を終了する。なお、本通信制御手順で
は、送信する画情報が1ページのみの場合について説明
したが、送信する画情報が複数ページである場合につい
てはCCITT勧告に基づく通信制御手順によって送受
信することができる。
るメモリ転送機能付きファクシミリ装置100の転送動
作を示すフローチャートである。まず、発信元のファク
シミリ装置から着信有りか否かを判断する(処理S
1)。処理S1で、着信有りと判断された場合には、プ
ロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する(処理S
2)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部6における記
録紙づまり等が発生しておらず、受信した画情報を正常
に記録紙に印字出力できる状態にあるか否かを判断す
る。
場合には、発信元のファクシミリ装置から送信されてく
る画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、受信し
た画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受
信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符号
化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロッ
タ部6で記録紙に印字出力し(処理S3)、処理を終了
する。
断された場合には、発信元のファクシミリ装置から送信
されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信
し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発信
元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受信
した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦終
了する(処理S4)。
送先の端末番号を読み出し、この転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する。通信回線が閉結された後
に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を転送先に転送
し、転送先のファクシミリ装置に印字出力させるととも
に、転送した画情報を画像メモリ部11から削除し(処
理S5)、処理を終了する。
通信回線を介して発信元のファクシミリ装置から送信さ
れる画情報を受信する通信制御部10(画情報受信手
段)と、通信制御部10で受信された画情報を蓄積する
画像メモリ部11(画情報蓄積手段)と、画像メモリ部
11に蓄積された画情報を記録紙に印字するプロッタ部
6(画情報印字手段)と、プロッタ部6で記録紙に印字
できない異常を検出するCPU部1(異常検出手段)
と、を備え、画像メモリ部11に蓄積された画情報の転
送先となる端末番号を記憶するRAM部3(端末番号記
憶手段)と、CPU部1で印字できない異常が検出され
た場合に、RAM部3に記憶されている転送先の端末番
号に基づいて通信回線に発呼する網制御部7(発呼手
段)と、網制御部7で発呼されることにより該通信回線
が閉結した後に、画像メモリ部11に蓄積されている画
情報を転送する通信制御部10(画情報転送手段)と、
を備えている。
なる。また、受信した画情報を画像メモリ部11に蓄積
しても、蓄積した画情報を転送することによって、空き
容量を常に確保できるようにしているので、メモリオー
バーフローによる受信不能状態を避けることができる。
さらにまた、受信した画情報を他のファクシミリ装置に
転送して印字出力させるのではあるが、例えば同じ会社
の隣の部署などに印字出力させるファクシミリ装置が設
置されていれば、すぐに受信内容を確認することがで
き、一方、ずっと遠くに設置されたファクシミリ装置に
印字出力させる場合においても、電話等でだいたいの内
容を確認することができる。
求項2)であるメモリ転送機能付きファクシミリ装置1
00の転送動作を示すフローチャートである。まず、発
信元のファクシミリ装置から着信有りか否かを判断する
(処理S11)。
には、プロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する
(処理S12)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部6
における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した画
情報を正常に記録紙に印字出力できる状態にあるか否か
を判断する。処理S12で、印字出力できると判断され
た場合には、発信元のファクシミリ装置から送信されて
くる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、受信
した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受
信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符号
化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロッ
タ部6で記録紙に印字出力し(処理S13)、処理を終
了する。
判断された場合には、CPU部1は画像メモリ部11の
空き容量を検出し、メモリ受信可能か否かを判断する
(処理S14)。メモリ受信できないと判断された場合
には、切断命令信号DCNを送信して通信を終了するこ
とにより受信拒否し(処理S15)、処理を終了する。
一方、処理S14で、メモリ受信できると判断された場
合には、オペレータがオペポート部4の自動転送モード
切り替えボタン22を操作することによって、自動転送
モードを有効にしているか否かを判断する(処理S1
6)。なお、自動転送モードが有効になっている場合に
は、自動転送モード有効LED23を点灯させることに
より、オペレータに自動転送モードが有効である旨を通
知する。
いと判断された場合には、発信元のファクシミリ装置か
ら送信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次
受信し、画像メモリ部11に蓄積し(メモリ受信)(処
理S17)、処理を終了する。一方、処理S16で、自
動転送モードが有効であると判断された場合には、発信
元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を通信
制御手順に基づいて順次受信し、画像メモリ部11に蓄
積する(メモリ受信)。発信元のファクシミリ装置から
送信されてくる画情報を受信した後に、切断命令信号D
CNを送信して通信を一旦終了する(処理S18)。
送先の端末番号を読み出し、この転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する。通信回線が閉結された後
に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を転送先に転送
し、転送先のファクシミリ装置に印字出力させるととも
に、転送した画情報を画像メモリ部11から削除し(処
理S19)、処理を終了する。
画像メモリ部11に蓄積された画情報の転送動作を許
可、あるいは、禁止させるCPU部1(転送動作可否手
段)を備えているので、プロッタ部6で記録紙に印字で
きない状態にあるときに受信した全ての画情報を、順次
転送することを回避することができる。また、オペレー
タがプロッタ部6を印字出力できる状態に復帰させるこ
とが可能な場合には、メモリ受信した画情報の転送を禁
止するように設定しておくことで、不要な転送を省くこ
とができ、利便性を向上することができる。さらにま
た、記録紙切れ、プロッタ部6における記録紙づまり等
が発生して印字出力できない状態にあるときに、機密性
の高い文書(画情報)をメモリ受信した場合には、メモ
リ受信した画情報の転送を禁止するように設定すること
ができるので、受信した文書(画情報)の機密性を保持
することができる。
求項3、4)であるメモリ転送機能付きファクシミリ装
置100の転送動作を示すフローチャートである。ま
ず、発信元のファクシミリ装置から着信有りか否かを判
断する(処理S21)。
には、プロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する
(処理S22)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部6
における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した画
情報が正常に記録紙に記録できる状態にあるか否かを判
断する。処理S22で、印字出力できると判断された場
合には、発信元のファクシミリ装置から送信されてくる
画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、画像メモ
リ部11に蓄積する(メモリ受信)。次に、画像メモリ
部11に蓄積した画情報を符号化・復号化部9で画像デ
ータに復号化した後に、プロッタ部6で記録紙に印字出
力し(処理S23)、処理を終了する。
判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から送
信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信
し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発信
元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受信
した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦終
了する(処理S24)。
転送開始メモリ残量設定キー24を押下した後に、
「+」キー25および「−」キー26を操作して設定し
た自動転送を開始するメモリ残量の限界値をRAM部3
から読み出す。次いで、CPU部1は画像メモリ部11
の空き容量が、RAM部3から読み出した自動転送を開
始するメモリ残量の限界値未満であるか否かを判断する
(処理S25)。
始するメモリ残量の限界値以上であると判断された場合
には、そのまま処理を終了する。一方、画像メモリ部1
1の空き容量が自動転送開始するメモリ残量の限界値未
満であると判断された場合には、予めRAM部3に記憶
されている転送先の端末番号を読み出し、この転送先の
端末番号に基づいて通信回線に発呼する。通信回線が閉
結した後に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を転送
先に転送し、転送先のファクシミリ装置に印字出力させ
るとともに、転送した画情報を画像メモリ部11から削
除し、処理を終了する(処理S26)。
画像メモリ部11の空き容量を検出するCPU部1(空
き容量検出手段)と、CPU部1で検出された画像メモ
リ部11の空き容量を所定のメモリ残量の限界値と比較
するCPU部1(第1の比較手段)と、を備え、CPU
部1で印字できない異常が検出され、かつ、CPU部1
により検出された画像メモリ部11の空き容量が所定の
メモリ残量の限界値未満であると判断された場合に、網
制御部7で発呼されることにより前記通信回線が閉結し
た後に、画像メモリ部11に蓄積されている画情報を転
送するようにしている。
できない状態にあるときに受信した全ての画情報を、順
次転送するという動作を軽減しつつ、メモリオーバーフ
ローによる通信不能状態を避けることができる。特に、
画像メモリ部11の空き容量が所定のメモリ残量の限界
値未満になるまでに、オペレータがプロッタ部6を印字
出力できる状態に復帰させることで、不要な転送を省く
ことができ、利便性を向上することができる。
モリ部11の空き容量と比較されるメモリ残量の限界値
を入力するオペポート部4(メモリ残量入力手段)と、
オペポート部4で入力されたメモリ残量の限界値を、C
PU部1で検出された画像メモリ部11の空き容量と比
較するCPU部1(第2の比較手段)と、を備え、CP
U部1で印字できない異常が検出され、かつ、CPU部
1により検出された画像メモリ部11の空き容量がオペ
ポート部4で入力されたメモリ残量の限界値未満である
と判断された場合に、網制御部7で発呼されることによ
り前記通信回線が閉結した後に、画像メモリ部11に蓄
積されている画情報を転送するようにしているので、オ
ペレータの使い勝手に応じた限界値を設定すれば、メモ
リの利便性を向上することができる。また、画像メモリ
部11の空き容量がメモリ残量の限界値未満になるまで
に、オペレータがプロッタ部6を印字出力できる状態に
復帰させることで、不要な転送を省くことができ、利便
性を向上することができる。
求項5)であるメモリ転送機能付きファクシミリ装置1
00の転送動作を示すフローチャートである。まず、発
信元のファクシミリ装置から着信有りか否かを判断する
(処理S31)。
には、プロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する
(処理S32)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部6
における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した画
情報を正常に記録紙に印字出力できる状態にあるか否か
を判断する。処理S32で、印字出力できると判断され
た場合には、発信元のファクシミリ装置から送信されて
くる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、画像
メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。次に、画像メ
モリ部11に蓄積した画情報を符号化・復号化部9で画
像データに復号化した後に、プロッタ部6で記録紙に印
字出力し(処理S33)、処理を終了する。
判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から送
信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信
し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発信
元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受信
した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦終
了する(処理S34)。
数および今回の受信に要した画像メモリ部11の使用メ
モリ量をRAM部3に記憶するとともに、1週間前から
の画像メモリ部11の使用メモリ量を平均することによ
り、1日当りに受信する画情報の量(1日当りの受信画
情報量)を求め、RAM部3に記憶する(処理S3
5)。
空き容量が、処理S35でRAM部3に記憶した1日当
りの受信画情報量未満であるか否かを判断する(処理S
36)。画像メモリ部11の現在の空き容量が1日当り
の受信画情報量以上であると判断された場合には、その
まま処理を終了する。
が1日当りの受信画情報量未満であると判断された場合
には、予めRAM部3に記憶されている転送先の端末番
号を読み出し、この転送先の端末番号に基づいて通信回
線に発呼する。通信回線が閉結された後に、画像メモリ
部11に蓄積した画情報を転送先に転送し、転送先のフ
ァクシミリ装置に印字出力させるとともに、転送した画
情報を画像メモリ部11から削除し(処理S37)、処
理を終了する。
画像メモリ部11の使用頻度から受信画情報量を算出す
るCPU部1(受信画情報量算出手段)と、CPU部1
で算出された受信画情報量を、CPU部1で検出された
画像メモリ部11の空き容量と比較するCPU部1(第
3の比較手段)と、を備え、CPU部1で印字できない
異常が検出され、かつ、CPU部1により検出された画
像メモリ部11の空き容量がCPU部1で算出された受
信画情報量未満であると判断された場合に、網制御部7
で発呼されることにより前記通信回線が閉結した後に、
画像メモリ部11に蓄積されている画情報を転送するよ
うにしているので、オペレータの手をわずらわせること
なしに、メモリ残量の限界値が効果的に設定され、利便
性を向上することができる。また、画像メモリ部11の
空き容量が受信画情報量未満になるまでに、オペレータ
がプロッタ部6を印字出力できる状態に復帰させること
で、不要な転送を省くことができ、利便性を向上するこ
とができる。
求項6)であるメモリ転送機能付きファクシミリ装置1
00の転送動作を示すフローチャートである。まず、発
信元のファクシミリ装置から着信有りか否かを判断する
(処理S41)。
には、プロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する
(処理S42)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部6
における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した画
情報を正常に記録紙に印字出力できる状態にあるか否か
を判断する。処理S42で、印字出力できると判断され
た場合には、発信元のファクシミリ装置から送信されて
くる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、画像
メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。次に、画像メ
モリ部11に蓄積した画情報を符号化・復号化部9で画
像データに復号化した後に、プロッタ部6で記録紙に印
字出力し(処理S43)、処理を終了する。
判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から送
信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信
し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発信
元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受信
した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦終
了する(処理S44)。
ッシュ自動設定機能スイッチ27を操作することによっ
て、転送を開始する画像メモリ部11の空き容量を、自
動的に求める機能を有効にしているか否かを判断する
(処理S45)。処理S45で、転送を開始する画像メ
モリ部11の空き容量を自動的に求める機能が有効であ
ると判断された場合には、CPU部1は1週間前からの
受信回数及び今回の受信に要した画像メモリ部11の使
用メモリ量をRAM部3に記憶するとともに、1週間前
からの画像メモリ部11の使用メモリ量を平均すること
により、1日当りに受信する画情報の量(1日当りの受
信画情報量)を求め、RAM部3に記憶する(処理S4
6)。
た1日当りの受信画情報量、あるいは、オペレータがオ
ペポート部4の自動転送開始メモリ残量設定キー24を
押下した後に、「+」キー25および「−」キー26を
操作して設定した自動転送を開始するメモリ残量の限界
値をRAM部3から読み出す。なお、RAM部3から1
日当りの受信画情報量、メモリ残量の限界値のどちらを
読み出すかは、処理S45における判断に依存する。す
なわち、処理S45で、転送を開始する画像メモリ部1
1の空き容量を自動的に求める機能が有効であると判断
された場合には、1日当りの受信画情報量をRAM部3
から読み出し、一方、有効でないと判断された場合に
は、自動転送を開始するまでのメモリ残量の限界値をR
AM部3から読み出す。
が、RAM部3から読み出した1日当りの受信画情報量
未満、あるいは、自動的に転送を開始するまでのメモリ
残量の限界値未満であるか否かを判断する(処理S4
7)。画像メモリ部11の現在の空き容量が1日当りの
受信画情報量以上、あるいは、自動転送開始までのメモ
リ残量の限界値以上である場合には、そのまま処理を終
了する。
が1日当りの受信画情報量未満、あるいは、自動転送を
開始するメモリ残量の限界値未満である場合には、予め
RAM部3に記憶されている転送先の端末番号を読み出
し、この転送先の端末番号に基づいて通信回線に発呼す
る。通信回線が閉結された後に、画像メモリ部11に蓄
積した画情報を転送先に転送し、転送先のファクシミリ
装置に印字出力させるとともに、転送した画情報を画像
メモリ部11から削除し(処理S48)、処理を終了す
る。このように、本実施例(請求項6)では、画像メモ
リ部11の空き容量と比較されるメモリ残量の限界値を
入力するオペポート部4(メモリ残量入力手段)と、オ
ペポート部4によってメモリ残量の限界値が入力された
場合には、オペポート部4で入力されたメモリ残量の限
界値を記憶し、一方、オペポート部4でメモリ残量の限
界値が入力されなかった場合には、CPU部1で算出さ
れた受信画情報量を記憶するRAM部3(記憶手段)
と、RAM部3に記憶されたメモリ残量の限界値、ある
いは、受信画情報量を、CPU部1で検出された画像メ
モリ部11の空き容量と比較するCPU部1(第4の比
較手段)と、を備え、前記異常検出手段で印字できない
異常が検出され、かつ、CPU部1により検出された画
情報蓄積手段の空き容量がRAM部3で記憶されたメモ
リ残量の限界値、あるいは、受信画情報量未満であると
判断された場合に、網制御部7で発呼されることにより
前記通信回線が閉結した後に、画像メモリ部11に蓄積
されている画情報を転送するようにしているので、転送
を開始する画像メモリ部11の空き容量を使用環境に応
じて適切に設定することができ、利便性を向上すること
ができる。例えば、通常の使用時には画像メモリ部11
の空き容量が受信画情報量未満になったときに転送する
ように設定することで、オペレータの手をわずらわせず
に済むが、この設定の場合には画像メモリ部11の空き
容量がかなり少なくならなければ転送が開始されない可
能性があり、ここで、大量の画情報を受信し、かつ、プ
ロッタ部6で記録紙に印字できない異常が発生した場合
には、転送が間に合わない。そこで、受信画情報量未満
になったときに転送を開始するように設定されていると
きに、大量の画情報を受信することが分かった場合に
は、オペレータによって設定されるメモリ残量の限界値
未満になったときに転送を開始するように設定しなおし
ておくことで、メモリオーバーフローによる通信不能状
態を回避することができ、かつ、転送を開始する画像メ
モリ部11の空き容量を使用環境に応じて適切に設定す
ることができるので、利便性を向上することができる。
また、画像メモリ部11の空き容量がオペレータによっ
て設定されたメモリ残量の限界値未満、あるいは、演算
によって算出された受信画情報量未満になるまでに印字
出力できる状態に復帰することで、不要な転送を省くこ
とができ、利便性を向上することができる。
求項7)であるメモリ転送機能付きファクシミリ装置1
00の転送動作を示すフローチャートである。まず、発
信元のファクシミリ装置から着信有りか否かを判断する
(処理S51)。
には、通信制御手順に基づいて受信した送信端末識別信
号TSIから発信元の名称、端末番号等を検出して、R
AM部3に記憶するとともに、プロッタ部6で印字出力
可能か否かを判断する(処理S52)。すなわち、記録
紙切れ、プロッタ部6における記録紙づまり等が発生し
ておらず、受信した画情報を正常に記録紙に印字出力で
きる状態にあるか否かを判断する。
た場合には、発信元のファクシミリ装置から送信されて
くる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、受信
した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受
信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符号
化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロッ
タ部6で記録紙に印字出力し(処理S53)、処理を終
了する。
判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から送
信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信
し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発信
元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受信
した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦終
了する(処理S54)。
送先の端末番号を読み出し、この転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する。通信回線が閉結した後に、
画像メモリ部11に蓄積した画情報を転送先に転送し、
転送先のファクシミリ装置に印字出力させるとともに、
転送した画情報を画像メモリ部11から削除する(処理
S55)。
称、端末番号等に基づいて通信回線に発呼する。通信回
線が閉結した後に、図10に示されるメッセージ(事情
説明文書1)を送信する。このメッセージ(事情説明文
書1)の送信によって、発信元のオペレータに画情報を
転送した旨を通知する(処理S56)。なお、図10に
示されるメッセージ(事情説明文書1)には、転送した
旨を通知する文書、転送先の名称、端末番号等が記載さ
れている。
通信回線を介して発信元のファクシミリ装置と接続した
後に、該発信元のファクシミリ装置から送信される信号
に基づいて発信元の端末番号を検出する通信制御部10
(端末番号検出手段)を備え、網制御部7で発呼される
ことにより前記通信回線が閉結した後に、通信制御部1
0で画情報を転送した後、通信制御部10で検出された
発信元の端末番号に基づいて通信回線に発呼する網制御
部7(発信元発呼手段)と、網制御部7で発呼され該通
信回線が閉結した後にメッセージを送信することで、通
信制御部10で受信した画情報を転送した旨を発信元の
オペレータに通知する通信制御部10(転送通知手段)
と、を備えているので、発信元のオペレータに転送され
たことを確実に知覚させることができる。
(請求項8)であるメモリ転送機能付きファクシミリ装
置100の転送動作を示すフローチャートである。ま
ず、発信元のファクシミリ装置から着信有りか否かを判
断する(処理S61)。
には、プロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する
(処理S62)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部6
における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した画
情報を正常に記録紙に印字出力できる状態にあるか否か
を判断する。処理S62で、印字出力できると判断され
た場合には、発信元のファクシミリ装置から送信されて
くる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、画像
メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。次に、画像メ
モリ部11に蓄積した画情報を符号化・復号化部9で画
像データに復号化した後に、プロッタ部6で記録紙に印
字出力し(処理S63)、処理を終了する。
判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から送
信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信
し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発信
元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受信
した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦終
了する(処理S64)。
送先の端末番号を読み出し、この転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する。通信回線が閉結された後
に、転送先のファクシミリ装置から受信した被呼端末識
別信号CSIに基づいて、転送先のファクシミリ装置で
の受信時刻、転送先のファクシミリ装置の情報等を検出
するとともに、RAM部3に記憶する。次いで、画像メ
モリ部11に蓄積されている画情報を転送先に転送し、
転送先のファクシミリ装置に印字出力させるとともに、
転送した画情報を画像メモリ部11から削除する(処理
S65)。
28を点灯させることによって、転送した画情報が存在
することをオペレータに通知する(処理S66)。図1
2は本発明の一実施例(請求項8)であるメモリ転送機
能付きファクシミリ装置100の転送履歴確認動作を示
すフローチャートである。まず、転送を行った場合に
は、CPU部1はオペポート部4の転送履歴LED28
を点灯させることによって(処理S71)、転送された
画情報が存在することをオペレータに通知する。転送履
歴LED28の点灯により、転送された画情報の存在を
認識したオペレータは、オペポート部4の転送履歴検索
キー30を押下することにより(処理S72)、処理S
65でRAM部3に記憶された転送先のファクシミリ装
置での受信時刻、転送先のファクシミリ装置の情報等
を、LCD21に表示させる(処理S73)。この処理
によって、オペレータは転送先に転送された時刻、転送
先の端末番号等を認識する。
ー29を押下するか否かを判断する(処理S74)。オ
ペレータによって転送履歴リセットキー29が押下され
た場合には、CPU部1は転送履歴LED28を消灯し
(処理S75)、処理を終了する。このように、本実施
例(請求項8)では、通信制御部10で画情報を転送し
た後に警告を発することで、画情報を転送した旨を自端
末のオペレータに通知するオペポート部4(転送通知手
段)を備えているので、転送した旨が出力レポート等に
よって通知される前にオペレータに直ちに通知され、迅
速な対応が可能となり、利便性を向上することができ
る。
(請求項9)であるメモリ転送機能付きファクシミリ装
置100の転送動作を示すフローチャートである。ま
ず、発信元のファクシミリ装置から着信有りか否かを判
断する(処理S81)。
には、プロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する
(処理S82)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部6
における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した画
情報を正常に記録紙に印字出力できる状態にあるか否か
を判断する。処理S82で、印字出力できると判断され
た場合には、発信元のファクシミリ装置から送信されて
くる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、受信
した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受
信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符号
化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロッ
タ部6で記録紙に印字出力し(処理S83)、処理を終
了する。
判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から送
信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信
し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発信
元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受信
した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦終
了する(処理S84)。
送先の端末番号を読み出し、この端末番号に基づいて通
信回線にて発呼する。通信回線が閉結された後に、転送
先のファクシミリ装置から受信した非標準機能識別信号
NSFに基づいて、転送先のファクシミリ装置に搭載さ
れている機能を検出するとともに、転送された画情報を
画像メモリに蓄積しておき、返送要求の通知を受けたと
きに返送する機能が転送先のファクシミリ装置に搭載さ
れているか否かを判断する(処理S85)。
画情報を画像メモリに蓄積しておき、返送要求の通知を
受けたときに返送する機能が搭載されていると判断され
た場合には、転送先のファクシミリ装置に非標準機能設
定信号NSSを送信し、これから送信する画情報が転送
である旨を通知する。すなわち、これから送信される画
情報を画像メモリに蓄積しておき、返送要求の通知を受
けたときに返送するように、転送先のファクシミリ装置
に指示する(処理S86)。
転送である旨を転送先のファクシミリ装置に通知した後
に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を転送し転送先
のファクシミリ装置の画像メモリ部11に蓄積させると
ともに、転送した画情報を画像メモリ部11から削除し
(処理S87)、処理を終了する。また、処理S85
で、転送先のファクシミリ装置に、転送された画情報を
画像メモリに蓄積しておき、返送要求の通知を受けたと
きに返送する機能が搭載されていないと判断された場合
には、画像メモリ部11に蓄積している画情報を転送
し、転送先のファクシミリ装置に印字出力させ(処理S
87)、処理を終了する。
あるメモリ転送機能付きファクシミリ装置100の返送
動作を示すフローチャートである。本フローチャート
は、処理S85において、転送された画情報を画像メモ
リ部11に蓄積しておき、返送要求の通知を受けたとき
に返送する機能が転送先のファクシミリ装置に搭載され
ていると判断された場合に、適用されるものとして説明
する。
記録紙づまり等によって印字出力できない状態から、印
字出力できる状態に復帰したか否かを判断する(処理S
91)。処理S91で、印字出力できる状態に復帰した
と判断された場合には、予めRAM部3に記憶されてい
る転送先の端末番号を読み出し、この転送先の端末番号
に基づいて通信回線に発呼する(処理S92)。通信回
線が閉結した後に、転送先のファクシミリ装置に非標準
機能NSFを送信し、転送した画情報の返送を要求する
(処理S93)。次いで、切断命令信号DCNを送信す
ることによって通信を一旦終了する(処理S94)。
シミリ装置から着信有りか否かを判断する(処理S9
5)。着信有りと判断された場合には、転送先のファク
シミリ装置から送信されてくる画情報を通信制御手順に
基づいて受信するとともに、自端末のプロッタ部6で印
字出力し(処理S96)、処理を終了する。図15は本
発明の一実施例(請求項9)であるメモリ転送機能付き
ファクシミリ装置100の返送動作を示すフローチャー
トである。
リ装置における制御手順を示すものであり、転送された
画情報を画像メモリ部11に蓄積しているものとして説
明する。まず、着信有りか否かを判断する(処理S10
1)。処理S101で、着信有りと判断された場合に
は、発信元のファクシミリ装置から送信されてくる送信
端末識別信号TSI、非標準機能NSF等を順次受信す
るとともに、受信した送信端末識別信号TSIに基づい
て、発信元の名称、端末番号等を検出する。また、受信
した非標準機能NSFに基づいて、返送要求されている
か否かを判断する(処理S102)。
は、送信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順
次受信し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受
信)。次に、画像メモリに蓄積した画情報を符号化・復
号化部9で画像データに復号化した後に、プロッタ部6
で記録紙に印字出力し(処理S103)、処理を終了す
る。
ると判断された場合には、切断命令信号DCNを送信し
て通信を一旦終了する(処理S104)。通信を一旦終
了した後に、返送要求された画情報に関する情報を非標
準機能NSFから検出するとともに、検出した情報に基
づいて画像メモリ部11を検索する(処理S105)。
返送要求された画情報が見つかった後に、処理S102
で検出した発信元の端末番号(すなわち、返送先のファ
クシミリ装置)に基づいて通信回線に発呼する(処理S
106)。次に、処理S105で検索した画情報(すな
わち、返送要求された画情報)を通信手順に基づいて返
送するとともに(処理S107)、返送した画情報を画
像メモリ部11から削除し(処理S108)、処理を終
了する。
網制御部7で発呼されることにより前記通信回線が閉結
した後に、これから転送する画情報を転送先のファクシ
ミリ装置の画像メモリ部11に蓄積するように指示する
通信制御部10(蓄積指示手段)と、通信制御部10で
これから転送する画情報の蓄積を指示した後に、画情報
を転送した後、通信制御部10で蓄積を指示した画情報
の返送を要求する通信制御部10(返送要求手段)と、
を備えているので、転送した画情報を転送先のファクシ
ミリ装置の画像メモリ部11に蓄積させておくことがで
き、また、印字出力できる状態に復帰し次第、転送した
画情報を転送先のファクシミリ装置の画像メモリ部11
から取得することができるので、利便性を向上すること
ができる。
(請求項10、11)であるメモリ転送機能付きファク
シミリ装置100の転送動作を示すフローチャートであ
る。まず、発信元のファクシミリ装置から着信有りか否
かを判断する(処理S111)。
合には、プロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する
(処理S112)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部
6における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した
画情報を正常に記録紙に印字出力できる状態にあるか否
かを判断する。処理S112で、印字出力できると判断
された場合には、発信元のファクシミリ装置から送信さ
れてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、
受信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ
受信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符
号化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロ
ッタ部6で記録紙に印字出力し(処理S113)、処理
を終了する。
と判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から
送信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受
信し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発
信元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受
信した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦
終了する(処理S114)。
送先の端末番号を読み出し、この転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する。通信回線が閉結した後に、
画像メモリ部11に蓄積した画情報を転送先に転送し、
転送先のファクシミリ装置に印字出力させるとともに、
転送した画情報を画像メモリ部11から削除する(処理
S115)。
送先への事情説明文書添付選択スイッチ34を操作する
ことによって、転送先に事情説明文書を添付する機能を
有効にしているか否かを判断する(処理S116)。転
送先に事情説明文書を添付する機能が有効であると判断
された場合には、図17に示すメッセージ(事情説明文
書2)を送信し、転送先のファクシミリ装置に印字出力
させることによって、送信した画情報が転送である旨を
通知するとともに、転送元の名称、端末番号、転送日時
等を通知する(処理S117)。
は、画像メモリ部11に蓄積されている画情報が転送さ
れた後、通信回線を介して転送先のファクシミリ装置に
メッセージを送信することで、通信制御部10で転送し
た画情報が転送である旨を転送先のオペレータに通知す
る通信制御部10(転送通知手段)を備えているので、
通常の送信と転送を明確に区別させることができ、利便
性を向上することができる。
制御部10の転送通知動作を可否するCPU部1(転送
通知動作可否手段)を備えているので、転送先のファク
シミリ装置にメッセージを送信した場合には、通常の送
信と転送を明確に区別させることができ、一方、送信し
なかった場合には、転送先のファクシミリ装置における
記録紙の浪費を抑制することができ利便性を向上するこ
とができる。
(請求項12)であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置100の転送動作を示すフローチャートである。ま
ず、発信元のファクシミリ装置から着信有りか否かを判
断する(処理S121)。
合には、プロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する
(処理S122)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部
6における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した
画情報を正常に記録紙に印字出力できる状態にあるか否
かを判断する。処理S122で、印字出力できると判断
された場合には、発信元のファクシミリ装置から送信さ
れてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、
受信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ
受信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符
号化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロ
ッタ部6で記録紙に印字出力し(処理S123)、処理
を終了する。
と判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から
送信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受
信し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発
信元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受
信した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦
終了する(処理S124)。
送先の端末番号を読み出し、この転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する。通信回線が閉結した後に、
画像メモリ部11に蓄積した画情報を転送先に転送し、
転送先のファクシミリ装置に印字出力させる(処理S1
25)。次いで、図17に示すメッセージ(事情説明文
書2)を送信し、転送先のファクシミリ装置に印字出力
させることによって、送信した画情報が転送である旨を
通知するとともに、転送元の名称、端末番号、転送日時
等を通知する。次いで、CPU部1は転送した旨を自端
末のRAM部3に記憶し(処理S127)、処理を終了
する。
であるメモリ転送機能付きファクシミリ装置100の返
送動作を示すフローチャートである。本フローチャート
では、処理S125で、転送先のファクシミリ装置に転
送され、転送先のファクシミリ装置において印字出力さ
れた画情報がすでに存在するものとして説明する。
記録紙づまり等によって印字出力できない状態から、印
字出力できる状態に復帰したか否かを判断する(処理S
131)。印字出力できる状態に復帰したと判断された
場合には、予めRAM部3に記憶されている転送先の端
末番号を読み出し、この転送先の端末番号に基づいて通
信回線に発呼する(処理S132)。通信回線が閉結さ
れた後に、図20に示すメッセージ(返送要求文書)を
送信し、転送先のファクシミリ装置に印字出力させるこ
とによって、以前に転送した文書の返送を要求する(処
理S133)。なお、図20に示すメッセージには、い
つ転送した画情報を返送して欲しいのかを転送先に通知
するために、転送した日時等を記載するとともに、返送
先となる端末番号等も記載する。次いで、切断命令信号
DCNを送信することによって通信を一旦終了する(処
理S134)。
シミリ装置から着信有りか否かを判断する(処理S13
5)。着信有りと判断された場合には、転送先のファク
シミリ装置から送信されてくる画情報を通信制御手順に
基づいて受信し、自端末のプロッタ部6において印字出
力する(処理S136)。図21は本発明の一実施例
(請求項12)であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置100の返送動作を示すフローチャートである。
リ装置における制御手順を示すものであり、処理S12
5において転送された画情報が、転送先のファクシミリ
装置において印字出力されているものとして説明する。
まず、着信有りか否かを判断する(処理S141)。処
理S141で、着信有りと判断された場合には、送信さ
れてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、
受信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ
受信)。送信されてくる画情報を受信した後に、切断命
令信号DCNを送信して通信を一旦終了する。次に、画
像メモリ部11に蓄積した画情報を符号化・復号化部9
で画像データに復号化した後に、プロッタ部6で記録紙
に印字出力する(処理S142)。
されたメッセージ(返送要求文書)をオペレータが確認
することによって、返送要求されているか否かを判断す
る(処理S143)。すなわち、オペレータは、図20
に示されるメッセージが記録紙に印字出力されているこ
とを確認することによって、返送要求されていると判断
する。
断された場合には、オペレータはメッセージ(返送要求
文書)に示された日時、名称等に基づいて、以前に受信
し印字出力した文書の中から、返送要求された文書を捜
し出す(処理S144)。次いで、メッセージ(返送要
求文書)に示された端末番号に基づいて通信回線に発呼
する(処理S145)。次いで、処理S144で捜し出
した文書を画情報に変換するとともに、変換した画情報
を返送先のファクシミリ装置に返送し(処理S14
6)、処理を終了する。
は、画像メモリ部11によって蓄積されている画情報が
転送された後、通信制御部10で転送した旨を記憶する
RAM部3(転送記憶手段)を備えているので、印字出
力できる状態に復帰し次第、自動的に転送先のファクシ
ミリ装置に返送要求文書を送信でき、利便性を向上する
ことができる。また、転送先のファクシミリ装置に転送
した画情報を蓄積しておく機能が搭載されていない場合
においても、転送した画情報を返送してもらうことで入
手することができる。
(請求項13)であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置100の転送動作を示すフローチャートである。ま
ず、発信元のファクシミリ装置から着信有りか否かを判
断する(処理S151)。
合には、プロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する
(処理S152)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部
6における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した
画情報を正常に記録紙に印字出力できる状態にあるか否
かを判断する。処理S152で、印字出力できると判断
された場合には、発信元のファクシミリ装置から送信さ
れてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、
受信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ
受信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符
号化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロ
ッタ部6で記録紙に印字出力し(処理S153)、処理
を終了する。
と判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から
送信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受
信し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発
信元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受
信した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦
終了する(処理S154)。
依頼方式(自動/マニュアル)切り替えスイッチ35を
操作することによって、返送依頼方式(自動/マニュア
ル)切り替えスイッチ35がマニュアルに設定されてい
るか否かを判断する(処理S155)。返送依頼方式が
マニュアルに設定されていると判断された場合には、予
めRAM部3に記憶されている転送先の端末番号を読み
出し、この転送先の端末番号に基づいて通信回線に発呼
する。通信回線が閉結された後に、図17に示すメッセ
ージ(事情説明文書2)を送信し、転送先のファクシミ
リ装置に印字出力させることによって、これから送信す
る画情報が転送である旨を通知するとともに、転送元の
名称、端末番号、転送日時等を通知する(処理S15
6)。
蓄積した画情報を通信回線を介して転送先に転送し、転
送先のファクシミリ装置において印字出力させるととも
に、返送依頼方式の設定を自端末のRAM部3に記憶す
る(処理S158)。一方、処理S155で、返送依頼
方式が自動に設定されていると判断された場合には、予
めRAM部3に記憶されている転送先の端末番号を読み
出し、この転送先の端末番号に基づいて通信回線に発呼
する。通信回線が閉結された後に、転送先のファクシミ
リ装置に非標準機能設定信号NSSを送信することによ
って、これから送信する画情報が転送である旨を通知す
る。すなわち、転送された画情報を画像メモリ部に蓄積
しておき、返送の通知を受けたときに返送するように転
送先のファクシミリ装置に指示する(処理S157)。
蓄積した画情報を通信回線を介して転送先に転送し、転
送先のファクシミリ装置の画像メモリ部11に蓄積させ
るとともに、返送依頼方式の設定を自端末のRAM部3
に記憶する(処理S158)。図23は本発明の一実施
例(請求項13)であるメモリ転送機能付きファクシミ
リ装置100の返送動作を示すフローチャートである。
いて、転送先のファクシミリ装置に転送された画情報が
すでに存在するものとして説明する。まず、記録紙切
れ、プロッタ部6における記録紙づまり等によって印字
出力できない状態から、印字出力できる状態に復帰した
か否かを判断する(処理S161)。
た場合には、予めRAM部3に記憶されている転送先の
端末番号を読み出し、この転送先の端末番号に基づいて
通信回線に発呼する(処理S162)。通信回線が閉結
された後に、処理S158でRAM部3に記憶した返送
依頼方式の設定を読み出し、返送依頼方式の設定がマニ
ュアルか否かを判断するとともに、返送依頼方式の設定
を含む非標準機能NSFを転送先のファクシミリ装置に
送信する(処理S163)。
判断された場合には、図20に示すメッセージ(返送要
求文書)を送信し、転送先のファクシミリ装置に印字出
力させることによって、以前に転送した文書の返送を要
求する(処理S164)。なお、図20に示すメッセー
ジには、いつ転送した画情報を返送して欲しいのかを転
送先に通知するために、転送した日時等を記載するとと
もに、返送先となる名称、端末番号等も記載する。
判断された場合には、通信制御手順に基づいて転送先の
ファクシミリ装置に非標準機能NSFを送信し、転送し
た画情報の返送を要求する(処理S165)。処理S1
64および処理S165の処理を終えたのちに、切断命
令信号DCNを送信することによって通信を一旦終了す
る(処理S166)。
シミリ装置から着信有りか否かを判断する(処理S16
7)。着信有りと判断された場合には、転送先のファク
シミリ装置から送信されてくる画情報を通信制御手順に
基づいて受信した後に、自端末のプロッタ部6において
印字出力し(処理S168)、処理を終了する。図24
は本発明の一実施例(請求項13)であるメモリ転送機
能付きファクシミリ装置100の返送動作を示すフロー
チャートである。
送された画情報が存在するものとして、転送先のファク
シミリ装置における制御手順について説明する。まず、
着信有りか否かを判断する(処理S171)。処理S1
71で、着信有りと判断された場合には、通信制御手順
に基づいて送信端末識別信号TSI、非標準機能NSF
等を順次受信し、受信した送信端末識別信号TSIに基
づいて、発信元の端末の名称、端末番号等を検出する。
また、受信した非標準機能NSFに基づいて、返送要求
されているか否かを判断する(処理S172)。返送要
求されていないと判断された場合には、送信されてくる
画情報を通信制御手順に基づいて順次受信するととも
に、受信した画情報を画像メモリ部に蓄積する(メモリ
受信)。次に、画像メモリ部に蓄積した画情報を符号化
・復号化部で画像データに復号化した後に、プロッタ部
で記録紙に印字出力し(処理S173)、処理を終了す
る。
ると判断された場合には、発信元のファクシミリ装置か
ら受信した非標準機能NSFに基づいて、返送依頼方式
の設定がマニュアルか否かを判断する(処理S17
4)。返送依頼方式がマニュアルであると判断された場
合には、発信元のファクシミリ装置から送信されてくる
画情報を通信制御手順に基づいて順次受信するととも
に、受信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する。発
信元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受
信した後に、受信した画情報をプロッタ部6で印字出力
する(処理S175)。なお、ここで印字出力された画
情報は、返送要求方式の設定がマニュアルであるので、
メッセージ(返送要求文書)である。また、メッセージ
(返送要求文書)には、いつ転送した画情報を返送して
欲しいのかを通知するために、転送した日時等が記載さ
れているとともに、返送先となる名称、端末番号等が記
載されている。
によって通信を一旦終了する(処理S176)。次に、
オペレータはメッセージ(返送依頼方式)に記載されて
いる転送した日時、名称等に基づいて、以前に受信し印
字出力した文書の中から返送要求された文書を捜し出す
(処理S177)。次いで、オペレータはメッセージに
記載されている返送先の端末番号(すなわち、返送先の
ファクシミリ装置)に基づいて通信回線に発呼する(処
理S178)。通信回線が閉結された後に、処理S17
7で捜し出した文書を通信手順に基づいて返送し(処理
S179)、処理を終了する。
定が自動であると判断された場合には、発信元のファク
シミリ装置から受信した非標準機能NSFに基づいて、
返送要求された画情報に関する情報を検出するととも
に、切断命令信号DCNによって通信を一旦終了する
(処理S180)。次に、検出した情報に基づいて画像
メモリ部を検索する(処理S181)。返送要求された
画情報が見つかった後に、処理S172で検出した発信
元の端末番号(すなわち、返送先のファクシミリ装置)
に基づいて通信回線に発呼する(処理S182)。次い
で、返送要求された画情報を返送先のファクシミリ装置
に返送した後に(処理S183)、返送した画情報を画
像メモリ部11から削除し(処理S184)、処理を終
了する。
は、網制御部7で発呼されることにより前記通信回線が
閉結した後に、これから転送する画情報を転送先のファ
クシミリ装置の画像メモリ部11に蓄積するように指示
する通信制御部10(蓄積指示手段)と、網制御部7で
発呼されることにより前記通信回線が閉結した後に、該
通信回線を介して転送先のファクシミリ装置にメッセー
ジを送信することで、通信制御部10で転送した画情報
が転送である旨を転送先のオペレータに通知する通信制
御部10(転送通知手段)と、を備え、通信制御部10
で転送先のファクシミリ装置に蓄積するように指示され
た場合には、これから転送する画情報を転送先のファク
シミリ装置に蓄積するように指示した後に、画像メモリ
部11に蓄積されている画情報を転送し、一方、通信制
御部10で転送先のファクシミリ装置にメッセージが送
信された場合には、メッセージによって転送である旨を
転送先のオペレータに通知した後に、画像メモリ部11
に蓄積されている画情報を転送する通信制御部10(画
情報転送手段)と、を備えているので、これから転送す
る画情報を転送先のファクシミリ装置に蓄積するように
指示した後に、画像メモリ部11に蓄積されている画情
報を転送するパターンと、メッセージを送信して転送で
ある旨を転送先のオペレータに通知した後に、画像メモ
リ部11に蓄積されている画情報を転送するパターンと
を選択することができる。このため、転送される画情報
を転送先のファクシミリ装置に搭載された機能に対応さ
せて転送することができる。したがって、転送先の変更
等により、転送先のファクシミリ装置に搭載されている
機能が変わった場合においても対応することができ、利
便性を向上することができる。
(請求項14)であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置100の転送動作を示すフローチャートである。ま
ず、発信元のファクシミリ装置から着信有りか否かを判
断する(処理S191)。
合には、プロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する
(処理S192)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部
6における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した
画情報を正常に記録紙に印字出力できる状態にあるか否
かを判断する。処理S192で、印字出力できると判断
された場合には、発信元のファクシミリ装置から送信さ
れてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、
受信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ
受信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符
号化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロ
ッタ部6で記録紙に印字出力し(処理S193)、処理
を終了する。
と判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から
送信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受
信し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発
信元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受
信した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦
終了する(処理S194)。
送先の端末番号を読み出し、この転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する。通信回線が閉結された後
に、通転送先のファクシミリ装置から受信した非標準機
能NSFに基づいて、転送先のファクシミリ装置の機能
を検出する(処理S195)。次に、検出した転送先の
ファクシミリ装置の機能に基づいて、自動返送機能(す
なわち、転送された画情報を画像メモリ部11に蓄積し
ておき、返送要求の通知を受けたときに返送する機能)
が転送先のファクシミリ装置に搭載されているか否かを
判断する(処理S196)。自動返送機能が搭載されて
いないと判断された場合には、返送要求するときにメッ
セージ(返送要求文書)を送信することによって返送要
求するマニュアルの返送依頼方式である旨をRAM部3
に記憶する(処理S197)。次いで、図17に示すメ
ッセージ(事情説明文書2)を送信し、転送先のファク
シミリ装置に印字出力させることによって、送信した画
情報が転送である旨を通知するとともに、転送元の名
称、端末番号、転送日時等を通知する(処理S19
8)。次いで、処理S194で画像メモリ部11に蓄積
した画情報を転送先に転送し、転送先のファクシミリ装
置に印字出力させるとともに、転送した画情報を画像メ
モリ部11から削除し(処理S201)、処理を終了す
る。一方、処理S196で、自動返送機能が搭載されて
いると判断された場合には、返送要求するときに非標準
機能NSFを送信することによって返送要求する自動の
返送依頼方式である旨をRAM部3に記憶する(処理S
199)。次いで、転送先のファクシミリ装置に非標準
機能設定信号NSSを送信することによって、これから
送信する画情報が転送である旨を通知する(処理S20
0)。次いで、処理S194で画像メモリ部11に蓄積
した画情報を転送先に転送し、転送先のファクシミリ装
置の画像メモリに蓄積させるとともに、転送した画情報
を画像メモリ部11から削除し(処理S201)、処理
を終了する。
は、網制御部7で発呼されることにより前記通信回線が
閉結した後に、転送先のファクシミリ装置から送信され
る信号を受信する通信制御部10(信号受信手段)と、
通信制御部10で受信された信号に基づいて、転送した
画情報を転送先のファクシミリ装置の画像メモリ部11
に蓄積する機能が該転送先のファクシミリ装置に搭載さ
れているか否かを識別するCPU部1(機能識別手段)
と、CPU部1で転送した画情報を蓄積する機能が転送
先のファクシミリ装置に搭載されていると識別された場
合には、これから転送する画情報を転送先のファクシミ
リ装置の画像メモリ部11に蓄積するように指示する通
信制御部10(蓄積指示手段)と、CPU部1で転送し
た画情報を蓄積する機能が転送先のファクシミリ装置に
搭載されていないと識別された場合には、該通信回線を
介して転送先のファクシミリ装置にメッセージを送信す
ることで、通信制御部10で転送した画情報が転送であ
る旨を転送先のオペレータに通知する通信制御部10
(転送通知手段)と、通信制御部10で転送先のファク
シミリ装置に蓄積を指示した後、あるいは、通信制御部
10で転送先のファクシミリ装置にメッセージを送信し
た後に、画像メモリ部11に蓄積されている画情報を転
送するようにしているので、転送先のファクシミリ装置
に搭載されている機能に変更があった場合にも、オペレ
ータの手をわずらわすことなしに、転送先のファクシミ
リ装置に搭載された機能に対応して転送することがで
き、利便性を向上することができる。
(請求項15)であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置100のメモリ転送宛先設定動作を示すフローチャ
ートである。まず、オペレータはオペポート部4のメモ
リ転送宛先設定キー36を押下する。オペレータによっ
て転送宛先設定キー36が押下された後に、CPU部1
はLCD21に「優先順位1の宛先は?」と表示させる
(処理S211)。次に、オペレータは、もう一度メモ
リ転送宛先設定キー36を押下するか否かを判断する
(処理S212)。もう一度メモリ転送宛先設定キー3
6を押下した場合には、そのまま処理を終了する。
6を押下せず、テンキー43を用いて転送先の端末番号
を入力した後に(処理S213)、メモリ転送宛先設定
キー36を押下した場合には、入力した転送先の端末番
号が優先順位とともにRAM部3に記憶される(処理S
214)。転送先の端末番号が記憶された後に、処理S
212に戻り、CPU部1がLCD21に「優先順位2
の宛先は?」と表示させ、オペレータに次の優先順位の
転送先の端末番号を入力するように要求する。
6が連続して押下されるまで、転送先の端末番号を入力
する処理を繰り返す。図27は本発明の一実施例(請求
項15)であるメモリ転送機能付きファクシミリ装置1
00の転送動作を示すフローチャートである。まず、発
信元のファクシミリ装置から着信有りか否かを判断する
(処理S221)。
合には、プロッタ部6で印字出力可能か否かを判断する
(処理S222)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部
6における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した
画情報を正常に記録紙に印字出力できる状態にあるか否
かを判断する。処理S222で、印字出力できると判断
された場合には、発信元のファクシミリ装置から送信さ
れてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、
画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。次に、画
像メモリ部11に蓄積した画情報を符号化・復号化部9
で画像データに復号化した後に、プロッタ部6で記録紙
に印字出力し(処理S223)、処理を終了する。
と判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から
送信されてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受
信し、画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発
信元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受
信した後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦
終了する(処理S224)。
末番号のうち、一番優先順位が高い転送先の端末番号を
読み出し、この転送先の端末番号に基づいて通信回線に
発呼する(処理S225)。通信回線が閉結した後に、
処理S224で画像メモリ部11に蓄積した画情報の転
送を試みる(処理S226)。次いで、通信制御手順に
基づいて正常転送でき終了したか否かを判断する(処理
S227)。正常に転送でき終了したと判断された場合
には、転送した画情報を画像メモリ部11から削除し、
処理を終了する。
された場合には、処理S225に戻り、次の優先順位の
転送先の端末番号をRAM部3から読み出し、処理を繰
り返す。このように、本実施例(請求項15)では、通
信回線を介して発信元のファクシミリ装置から送信され
る画情報を受信する通信制御部10(画情報受信手段)
と、通信制御部10で受信された画情報を蓄積する画像
メモリ部11(画情報蓄積手段)と、画像メモリ部11
に蓄積された画情報を記録紙に印字するプロッタ部6
(画情報印字手段)と、プロッタ部6で記録紙に印字で
きない異常を検出するCPU部1(異常検出手段)と、
画像メモリ部11に蓄積された画情報の転送先となる端
末番号を優先順位付きで入力するオペポート部4(端末
番号入力手段)と、オペポート部4で入力された該端末
番号を記憶するRAM部3(端末番号記憶手段)と、を
備え、CPU部1で印字できない異常が検出された場合
に、RAM部3に記憶されている転送先の端末番号に基
づいて発呼する網制御部7(発呼手段)と、網制御部7
で発呼され該通信回線が閉結した後に、画像メモリ部1
1に蓄積されている画情報を転送する通信制御部10
(画情報転送手段)と、通信制御部10によって正常に
転送されたか否かを判断するCPU部1(判断手段)
と、CPU部1で正常に転送されなかったと判断された
場合には、RAM部3に記憶されている転送先の端末番
号のうち、次の優先順位の端末番号に基づいた発呼を、
網制御部7に要求するCPU部1と、を備えているの
で、転送先のファクシミリ装置の故障等による転送でき
ない事態を回避することができるとともに、確実に転送
することができる。
(請求項16)であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置100の転送禁止設定動作を示すフローチャートで
ある。本フローチャートでは、発信元のファクシミリ装
置における制御手順について説明する。
置のオペポート部の転送禁止指定スイッチ37を操作す
ることによって、転送禁止指定スイッチ37が有効な状
態になっているか否かを判断する(処理S231)。転
送禁止指定スイッチが無効な状態であると判断された場
合には、オペレータがテンキー43を用いて入力した送
信先の端末番号に基づいて発呼し(処理S232)、通
信制御手順に基づいて画情報を送信する(処理S23
5)。
ッチが有効な状態であると判断された場合には、オペレ
ータがテンキー43を用いて入力した送信先の端末番号
に基づいて発呼する(処理S233)。次に、通信制御
手順に基づいて非標準機能設定信号NSSを送信するこ
とによって、これから送信する画情報が転送禁止である
旨を、送信先のファクシミリ装置に通知する(処理S2
34)。次いで、図示しない原稿台にセットされた送信
原稿をスキャナ部5で読み取り送信する(処理S23
5)。
の通知を受けた送信先のファクシミリ装置は、自機にお
いて印字出力できない状態にある場合においても、転送
せずにメモリ受信したままにする。図29は本発明の一
実施例(請求項16)であるメモリ転送機能付きファク
シミリ装置100の転送禁止動作を示すフローチャート
である。
有りか否かを判断する(処理S241)。処理S241
で、着信有りと判断された場合には、プロッタ部6で印
字出力可能か否かを判断する(処理S242)。すなわ
ち、記録紙切れ、プロッタ部6における記録紙づまり等
が発生しておらず、受信した画情報が正常に記録紙に記
録できる状態にあるか否かを判断する。
れた場合には、発信元のファクシミリ装置から送信され
てくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、受
信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受
信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符号
化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロッ
タ部6で記録紙に印字出力し(処理S243)、処理を
終了する。
と判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から
受信した非標準機能設定信号NSSに基づいて、転送禁
止である旨が通知されてるか否かを判断する(処理S2
44)。転送禁止である旨が通知されていると判断され
た場合には、発信元のファクシミリ装置から送信されて
くる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、受信
した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受
信)(処理S245)。
が通知されていないと判断された場合には、発信元のフ
ァクシミリ装置から送信されてくる画情報を通信制御手
順に基づいて順次受信し、受信した画情報を画像メモリ
部11に蓄積する(メモリ受信)。発信元のファクシミ
リ装置から送信されてくる画情報を受信した後に、切断
命令信号DCNを送信して通信を一旦終了する(処理S
246)。
送先の端末番号を読み出し、この転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する。次いで、CPU部1は画像
メモリ部11に蓄積した画情報を転送先に転送し、転送
した画情報を削除した後に(処理S247)、処理を終
了する。このように、本実施例(請求項16)では、発
信元のファクシミリ装置から送信された画情報の転送を
許可あるいは禁止する信号を受信する通信制御部10
(信号受信手段)と、通信制御部10で受信された信号
に基づいて、転送可能であるか否かを判断するCPU部
1(判断手段)と、を備え、該判断手段で転送不可であ
ると判断された場合には転送を禁止するようにしている
ので、発信元のファクシミリ装置では、通常の文書を送
信する場合には転送を許可することにより、送信先のフ
ァクシミリ装置の画像メモリ部11の空き容量を常に確
保することができ、メモリオーバーフローによる通信不
能状態を回避することができる。また、発信元のファク
シミリ装置から機密性の高い文書を送信する場合には転
送を禁止することにより、送信した文書の機密性を保持
することができる。
(請求項17)であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置100のメモリ転送禁止設定動作を示すフローチャ
ートである。まず、オペレータは画情報を送信してきた
発信元に応じて、転送を禁止するか否かを設定するため
に、オペポート部4の転送禁止設定キー38を押下する
(処理S251)。オペレータは転送禁止設定キー38
を押下した後に、転送を禁止する発信元の名称をアルフ
ァベットキー42、テンキー43等を用いて入力し(処
理S252)、次いで、テンキー43を用いて転送を禁
止する発信元の端末番号を入力する(処理S253)。
端末番号を入力し終えた後に、転送禁止設定キー38を
押下することによって、転送を禁止する発信元の名称、
端末番号等をRAM部3に記憶する(処理S254)。
報を受信した場合には、印字出力できない状態にある場
合においても、転送せずに受信した画情報を画像メモリ
部11に蓄積しておく。図31は本発明の一実施例(請
求項17)であるメモリ転送機能付きファクシミリ装置
100の転送禁止動作を示すフローチャートである。
有りか否かを判断する(処理S261)。処理S261
で、着信有りと判断された場合には、プロッタ部6で印
字出力可能か否かを判断する(処理S262)。すなわ
ち、記録紙切れ、プロッタ部6における記録紙づまり等
が発生しておらず、受信した画情報を正常に記録紙に印
字出力できる状態にあるか否かを判断する。
れた場合には、発信元のファクシミリ装置から送信され
てくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、受
信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受
信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符号
化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロッ
タ部6で記録紙に印字出力し(処理S263)、処理を
終了する。
と判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から
受信した送信端末識別信号TSIに基づいて、発信元の
名称、端末番号等を検出するとともに、RAM部3に記
憶されている転送を禁止する発信元の名称、端末番号等
を読み出すことによって、転送可能な発信元からの着信
か否かを判断する(処理S264)。
された場合には、発信元のファクシミリ装置から送信さ
れてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、
受信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ
受信)(処理S265)。一方、処理S264で、転送
可能な発信元からの着信であると判断された場合には、
発信元のファクシミリ装置から送信されてくる画情報を
通信制御手順に基づいて順次受信し、受信した画情報を
画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受信)。発信元の
ファクシミリ装置から送信されてくる画情報を受信した
後に、切断命令信号DCNを送信して通信を一旦終了す
る(処理S266)。
送先の端末番号を読み出し、この転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する。次いで、CPU部1は画像
メモリ部11に蓄積されている画情報を転送した後に、
転送した画情報を削除し(処理S267)、処理を終了
する。このように、本実施例(請求項17)では、通信
回線を介して発信元のファクシミリ装置と接続した後
に、該発信元のファクシミリ装置から送信される信号に
基づいて発信元の端末番号を検出する通信制御部10
(端末番号検出手段)と、通信回線を介して発信元のフ
ァクシミリ装置から送信される画情報を受信する通信制
御部10(画情報受信手段)と、通信制御部10で受信
された画情報を蓄積する画像メモリ部11(画情報蓄積
手段)と、画像メモリ部11に蓄積された画情報を記録
紙に印字するプロッタ部6(画情報印字手段)と、プロ
ッタ部6で記録紙に印字できない異常を検出するCPU
部1(異常検出手段)と、通信制御部10で検出された
発信元の端末番号に基づいて、画像メモリ部11に蓄積
された画情報の転送が可能であるか否かを判断するCP
U部1(判断手段)と、を備え、CPU部1により通信
制御部10で検出された発信元の端末番号が転送不可能
であるものと判断された場合には転送を禁止するように
しているので、発信元において転送許可するか否かを設
定することを省くことができ、利便性を向上することが
できるとともに、画像メモリ部11の空き容量を常に確
保することができるので、メモリオーバーフローによる
通信不能状態を回避することができる。一方、転送でき
ない発信元のファクシミリ装置から送信されてきた画情
報を受信し、かつ、印字出力できない状態にある場合に
は、受信した画情報を画像メモリ部11に蓄積しておく
ことにより、受信した文書の機密性を確保することがで
きる。
(請求項18)であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置100のメモリ転送宛先設定動作を示すフローチャ
ートである。まず、オペレータは画情報を送信してきた
発信元に応じた転送先を設定するために、オペポート部
4のメモリ転送宛先設定キー36を押下する(処理S2
71)。次に、オペレータは、もう一度メモリ転送宛先
設定キー36を押下するか否かを判断する(処理S27
2)。もう一度メモリ転送宛先設定キー36を押下した
場合には、そのまま処理を終了する。
6を押下せず、アルファベットキー42、テンキー43
等を用いて発信元の名称、端末番号を入力した後に(処
理S273)、処理S273で入力した発信元に対応し
た転送先の情報を、アルファベットキー42、テンキー
43等を用いて入力し(処理S274)、かつ、メモリ
転送宛先設定キー36を押下した場合には、CPU部1
は発信元の情報と転送先の情報を対にしてRAM部3に
記憶し(処理S275)、処理S272に戻る。
6が連続して押下されるまで、発信元と転送先の情報を
順次入力する。この処理によって、入力した発信元から
着信があり、かつ、印字出力できない状態にある場合に
は、発信元から送信されてきた画情報を、発信元に応じ
た転送先に転送することが可能になる。図33は本発明
の一実施例(請求項18)であるメモリ転送機能付きフ
ァクシミリ装置100の転送動作を示すフローチャート
である。
有りか否かを判断する(処理S281)。処理S281
で、着信有りと判断された場合には、プロッタ部6で印
字出力可能か否かを判断する(処理S282)。すなわ
ち、記録紙切れ、プロッタ部6における記録紙づまり等
が発生しておらず、受信した画情報を正常に記録紙に印
字出力できる状態にあるか否かを判断する。
れた場合には、発信元のファクシミリ装置から送信され
てくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、受
信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ受
信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符号
化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロッ
タ部6で記録紙に印字出力し(処理S283)、処理を
終了する。
と判断された場合には、発信元のファクシミリ装置から
受信した送信端末識別信号TSIに基づいて、発信元の
名称、端末番号等を検出するとともに、発信元のファク
シミリ装置から送信されてくる画情報を通信制御手順に
基づいて順次受信し、受信した画情報を画像メモリ部1
1に蓄積する(メモリ受信)。発信元のファクシミリ装
置から送信されてくる画情報を受信した後に、切断命令
信号DCNを送信して通信を一旦終了する(処理S28
4)。
に基づいて、発信元に応じた転送先をRAM部3から検
索するとともに、検索した転送先の端末番号に基づいて
通信回線に発呼する(処理S285)。次いで、CPU
部1は画像メモリ部11に蓄積されている画情報を転送
した後に、転送した画情報を削除し(処理S286)、
処理を終了する。
は、通信回線を介して発信元のファクシミリ装置と接続
した後に、該発信元のファクシミリ装置から送信される
信号に基づいて発信元の端末番号を検出する通信制御部
10(端末番号検出手段)と、通信回線を介して発信元
のファクシミリ装置から送信される画情報を受信する通
信制御部10(画情報受信手段)と、通信制御部10で
受信された画情報を蓄積する画像メモリ部11(画情報
蓄積手段)と、画像メモリ部11に蓄積された画情報を
記録紙に印字するプロッタ部6(画情報印字手段)と、
プロッタ部6で記録紙に印字できない異常を検出するC
PU部1(異常検出手段)と、を備え、通信制御部10
で検出された発信元の端末番号に応じて、転送先の端末
番号を入力するオペポート部4(端末番号入力手段)
と、オペポート部4で入力された転送先の端末番号を、
発信元の端末番号と対応させて記憶するRAM部3(端
末番号記憶手段)と、を備え、通信制御部10で検出さ
れた発信元の端末番号に基づいて、RAM部3に記憶さ
れている転送先の端末番号を読み出すCPU部1(端末
番号読出手段)と、CPU部1で印字できない異常が検
出された場合に、CPU部1で読み出された転送先の端
末番号に基づいて通信回線に発呼する網制御部7(発呼
手段)と、網制御部7で発呼され該通信回線が閉結した
後に、画像メモリ部11に蓄積されている画情報を転送
する通信制御部10(画情報転送手段)と、を備えてい
るので、発信元のユーザに応じた転送先に画情報が転送
され、発信元の機密度に応じた転送先に転送することが
でき、メモリオーバーフローによる通信不能状態を回避
しつつ、受信文書の機密を保持することができる。
(請求項19)であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置100のメモリ受信動作を示すフローチャートであ
る。まず、発信元のファクシミリ装置から着信有りか否
かを判断する(処理S291)。
合には、プロッタ部6印字出力可能か否かを判断する
(処理S292)。すなわち、記録紙切れ、プロッタ部
6における記録紙づまり等が発生しておらず、受信した
画情報を正常に記録紙に印字出力できる状態にあるか否
かを判断する。処理S292で、印字出力できると判断
された場合には、発信元のファクシミリ装置から送信さ
れてくる画情報を通信制御手順に基づいて順次受信し、
受信した画情報を画像メモリ部11に蓄積する(メモリ
受信)。次に、画像メモリ部11に蓄積した画情報を符
号化・復号化部9で画像データに復号化した後に、プロ
ッタ部6で記録紙に印字出力し(処理S293)、処理
を終了する。
と判断された場合には、画像メモリ部11の空き容量を
検出することによって、メモリ受信可能か否かを判断す
る(処理S294)。メモリ受信できないと判断された
場合には、切断命令信号DCNを送信することによって
通信を強制終了し、受信拒否する(処理S295)。一
方、メモリ受信できると判断された場合には、発信元の
ファクシミリ装置から送信されてくる画情報を通信制御
手順に基づいて順次受信し、受信した画情報を画像メモ
リ部11に蓄積する(メモリ受信)。発信元のファクシ
ミリ装置から送信されてくる画情報を受信した後に、切
断命令信号DCNを送信して通信を一旦終了する(処理
S296)。
に関する情報(発信元の名称、発信元の端末番号、受信
日時等)をRAM部3に記憶することにより、受信した
画情報を受信履歴に登録するとともに、メモリ受信した
画情報が存在することをオペレータに通知するために、
オペポート部4の受信履歴LED31を点灯させ(処理
S297)、処理を終了する。
であるメモリ転送機能付きファクシミリ装置100の転
送動作を示すフローチャートである。まず、オペレータ
は、オペポート部4の受信履歴LED31が点灯してい
ることを確認することによって、メモリ受信した画情報
が存在することを認識する(処理S301)。メモリ受
信した画情報の存在を認識したオペレータは、オペポー
ト部4の受信履歴検索キー33を押下することによって
(処理S302)、画像メモリ部11に蓄積されている
画情報に関する情報(発信元の名称、発信元の端末番
号、受信日時等)を、LCD21上に表示させる(処理
S303)。
れた画情報に関する情報を確認するとともに、LCD2
1上に表示された情報に対応する画情報を転送するか否
かを判断し、転送する場合にはオペポート部4の転送キ
ー40を押下する(処理S304)。転送キー40を押
下せず、受信履歴検索キー33を押下した場合には、処
理S302に戻り、次の画情報に関する情報がLCD2
1上に表示される。
応する画情報を転送するために、転送キー40を押下し
た場合には、LCD21上に「転送先の端末番号を入力
してください」と表示される。この表示を確認してオペ
レータは、転送先の端末番号を入力する(処理S30
5)。オペレータが転送先の端末番号を入力し、スター
トキー41を押下した後に(処理S306)、CPU部
1はオペレータが入力した転送先の端末番号に基づいて
通信回線に発呼する。CPU部1は、LCD21上に表
示していた情報に対応する画情報を転送先のファクシミ
リ装置に転送した後に、転送した画情報を削除し(処理
S307)、処理を終了する。
は、通信回線を介して発信元のファクシミリ装置から送
信される画情報を受信する通信制御部10(画情報受信
手段)と、通信制御部10で受信された画情報を蓄積す
る画像メモリ部11(画情報蓄積手段)と、画像メモリ
部11に蓄積された画情報を記録紙に印字するプロッタ
部6(画情報印字手段)と、プロッタ部6で記録紙に印
字できない異常を検出するCPU部1(異常検出手段)
と、を備え、画像メモリ部11に蓄積されている画情報
に関する少なくとも発信元の名称、端末番号、受信日時
を含む受信履歴を作成するCPU部1(受信履歴作成手
段)と、CPU部1で印字できない異常が検出された場
合に、CPU部1で作成された受信履歴に基づいて、転
送する画情報を選択するオペポート部4(画情報選択手
段)と、オペポート部4で転送する画情報が選択された
後に、該画情報を転送する転送先の端末番号を入力する
オペポート部4(端末番号入力手段)と、オペポート部
4で入力された転送先の端末番号に基づいて通信回線に
発呼する網制御部7(発呼手段)と、網制御部7で発呼
され該通信回線が閉結した後に、オペポート部4で選択
されたが画情報を転送する通信制御部10(画情報転送
手段)と、を備えているので、発信元のオペレータとの
事前連絡により受信した画情報の機密度が解っている場
合にはオペレータの意志によって画情報の転送先を振り
分けることができ、利便性および柔軟性を向上すること
ができる。
(請求項20)であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置100の転送動作を示すフローチャートである。本
フローチャートでは、図34の処理S296においてメ
モリ受信した画情報が、画像メモリ部11に蓄積されて
いるものとして説明する。
されてきた画情報がメモリ受信され、処理S297でオ
ペポート部4の受信履歴LED31が点灯された後に、
CPU部1はオペレータがオペポート部4のマニュアル
転送/自動転送切り替えスイッチ39を操作することに
よって、マニュアル転送/自動転送切り替えスイッチ3
9がマニュアル転送に設定されているか否かを判断する
(処理S311)。
チ39が自動転送に設定されていると判断された場合に
は、予めRAM部3に記憶されている転送先の端末番号
を読み出し、この転送先の端末番号に基づいて通信回線
に発呼する。通信回線が閉結された後に、メモリ受信し
た画情報を画像メモリ部11から読み出し転送先のファ
クシミリ装置に転送する(処理S312)。
自動転送切り替えスイッチ39がマニュアル転送に設定
されていると判断された場合には、オペレータはオペポ
ート部4の受信履歴LED31が点灯していることを確
認することによって、メモリ受信した画情報が存在する
ことを認識する(処理S313)。次に、メモリ受信し
た画情報の存在を認識したオペレータは、オペポート部
4の受信履歴検索キー33を押下することによって(処
理S314)、画像メモリ部11に蓄積されている画情
報に関する情報(発信元の名称、発信元の端末番号、受
信日時等)を、LCD21に表示させる(処理S31
5)。
れた情報を確認するとともに、LCD21に表示された
情報に対応する画情報を転送するか否かを判断し、転送
する場合にはオペポート部4の転送キー40を押下する
(処理S316)。転送キー40を押下せず、受信履歴
検索キー33を押下した場合には、処理S314に戻
り、次の画情報に関する情報がLCD21に表示され
る。
する画情報を転送するために、転送キー40を押下した
場合には、LCD21上に「転送先の端末番号を入力し
てください」と表示される。この表示を確認してオペレ
ータは、転送先の端末番号を入力する(処理S31
7)。オペレータが転送先の端末番号を入力した後に、
スタートキー41を押下した後に(処理S318)、C
PU部1はオペレータが入力した転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する。次いで、CPU部1はLC
D21に表示されていた情報に対応する画情報を転送し
た後に、転送した画情報を画像メモリ部11から削除し
(処理S319)、処理を終了する。
は、通信回線を介して発信元のファクシミリ装置から送
信される画情報を受信する通信制御部10(画情報受信
手段)と、通信制御部10で受信された画情報を蓄積す
る画像メモリ部11(画情報蓄積手段)と、画像メモリ
部11に蓄積された画情報を記録紙に印字するプロッタ
部6(画情報印字手段)と、プロッタ部6で記録紙に印
字できない異常を検出するCPU部1(異常検出手段)
と、を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置にお
いて、画像メモリ部11に蓄積された画情報の転送先と
なる端末番号を記憶するRAM部3(端末番号記憶手
段)と、CPU部1で印字できない異常が検出された場
合に、RAM部3に記憶されている端末番号に基づいて
通信回線に発呼し該通信回線が閉結した後に、画像メモ
リ部11に蓄積されている画情報を転送する通信制御部
10(画情報転送手段)と、を備えたメモリ転送機能付
きファクシミリ装置であって、画像メモリ部11に蓄積
されている画情報に関する少なくとも発信元の名称、端
末番号、受信日時を含む受信履歴を作成するCPU部1
(受信履歴作成手段)と、CPU部1で印字できない異
常が検出された場合に、CPU部1で作成された受信履
歴に基づいて、転送する画情報を選択するオペポート部
4(画情報選択手段)と、オペポート部4で転送する画
情報が選択された後に、該画情報を転送する転送先の端
末番号を入力するオペポート部4(端末番号入力手段)
と、オペポート部4で転送先の端末番号が入力されたと
き、通信制御部10によりオペポート部4に入力された
端末に画情報を転送するようにしているので、オペレー
タがファクシミリ装置の近くにいる状況が続いている時
期には、オペレータの操作によって画情報の転送先を選
択することで柔軟な転送が可能になり、一方、オペレー
タがファクシミリ装置の近くにいられない時期には、所
定の転送先に画情報を転送することで、メモリオーバー
フローによる通信不能状態が発生することなく、正常に
通信を行うことができる。
(請求項21)であるメモリ転送機能付きファクシミリ
装置100の転送動作を示すフローチャートである。本
フローチャートでは、図34の処理S296においてメ
モリ受信した画情報が、画像メモリ部11に蓄積されて
いるものとして説明する。
されてきた画情報がメモリ受信され、処理S297にお
いてオペポート部4の受信履歴LED31が点灯された
後に、CPU部1はオペレータがオペポート部4のマニ
ュアル転送/自動転送切り替えスイッチ39を操作する
ことによって、オペポート部4のマニュアル転送/自動
転送切り替えスイッチ39がマニュアル転送に設定され
ているか否かを判断する(処理S321)。
チ39が自動転送に設定されていると判断された場合に
は、予めRAM部3に記憶されている転送先の端末番号
を読み出し、この転送先の端末番号に基づいて通信回線
に発呼する。通信回線が閉結された後に、メモリ受信し
た画情報を画像メモリ部11から読み出し転送する(処
理S322)。
自動転送切り替えスイッチ39がマニュアル転送に設定
されていると判断された場合には、画像メモリ部11の
空き容量が所定のメモリ残量の限界値以上であるか否か
を判断する(処理S323)。画像メモリ部11の空き
容量が所定のメモリ残量の限界値未満であると判断され
た場合には、マニュアル転送/自動転送切り替えスイッ
チ39がマニュアル転送に設定されているのを、自動転
送に切り替えるとともに、予めRAM部3に記憶されて
いる転送先の端末番号を読み出し、この転送先の端末番
号に基づいて通信回線に発呼する。通信回線が閉結され
た後に、メモリ受信した画情報を画像メモリ部11から
読み出して転送するとともに、転送した画情報を画像メ
モリ部11から削除し、画像メモリ部11の空き容量を
確保する(処理S324)。
の空き容量が所定のメモリ残量の限界値以上であると判
断された場合には、オペレータはオペポート部4の受信
履歴LED31が点灯していることを確認することによ
って、メモリ受信した画情報が存在することを認識する
(処理S325)。次に、メモリ受信した画情報の存在
を確認したオペレータは、オペポート部4の受信履歴検
索キー33を押下することによって(処理S326)、
画像メモリ部11に蓄積されている画情報に関する情報
(発信元の名称、発信元の端末番号、受信日時等)を、
LCD21に表示させる(処理S327)。
れた画情報に関する情報を確認するとともに、LCD2
1に表示された情報に対応する画情報を転送するか否か
を判断し、転送する場合にはオペポート部4の転送キー
40を押下する(処理S328)。転送キー40を押下
せず、受信履歴検索キー33を押下した場合には、処理
S326に戻り、次の画情報に関する情報がLCD21
に表示される。
する画情報を転送するために、転送キー40を押下した
場合には、LCD21に「転送先の端末番号を入力して
ください」と表示される。この表示を確認してオペレー
タは、転送先の端末番号を入力する(処理S329)。
オペレータが転送先の端末番号を入力し、スタートキー
41を押下した後に(処理S330)、CPU部1はオ
ペレータが入力した転送先の端末番号に基づいて通信回
線に発呼する。次いで、CPU部1はLCD21に表示
していた情報に対応する画情報を転送した後に、転送し
た画情報を画像メモリ部11から削除し(処理S33
1)、処理を終了する。
は、画像メモリ部11の空き容量を検出するCPU部1
(空き容量検出手段)と、CPU部1で検出された画像
メモリ部11の空き容量を所定のメモリ残量の限界値と
比較するCPU部1(比較手段)と、を備え、オペポー
ト部4に転送先の端末番号が入力されたときに、CPU
部1により検出された画像メモリ部11の空き容量が所
定のメモリ残量の限界値未満であると判断された場合に
は、RAM部3に記憶されていた転送先に画情報を転送
するようにしているので、メモリオーバーフローによる
通信不能状態が発生することなく、正常に通信を行うこ
とができる。また、画像メモリ部11の空き容量が所定
のメモリ残量の限界値未満になるまでに、オペレータが
プロッタ部6を印字できる状態に復帰することで、不要
な転送を省くことができ、利便性を向上することができ
る。
字手段で記録紙に印字できない異常が検出された場合に
は、画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送する
ようにしているので、受信を拒否することを少なくでき
る。また、受信した画情報を画情報蓄積手段に蓄積して
も、蓄積した画情報を転送することによって、空き容量
を常に確保できるようにしているので、メモリオーバー
フローによる受信不能状態を回避することができる。ま
た、受信した画情報を他のファクシミリ装置に転送して
印字出力させるのではあるが、例えば同じ会社の隣の部
署などに印字出力させるファクシミリ装置が設置されて
いれば、すぐに受信内容を確認することができ、一方、
ずっと遠くに設置されたファクシミリ装置に印字出力さ
せる場合においても、電話等でだいたいの内容を確認す
ることができる。
手段の転送動作を許可、あるいは、禁止するようにして
いるので、画情報印字手段で記録紙に印字できない状態
にあるときに受信した全ての画情報を、順次転送するこ
とを回避することができる。また、オペレータが画情報
印字手段を印字出力できる状態に復帰させることが可能
な場合には、メモリ受信した画情報の転送を禁止するよ
うに設定できるので、不要な転送を省くことができ、利
便性を向上することができる。さらにまた、記録紙切
れ、画情報印字手段における記録紙づまり等が発生して
印字出力できない状態にあるときに、機密性の高い文書
(画情報)をメモリ受信した場合には、メモリ受信した
画情報の転送を禁止するように設定できるので、受信し
た文書(画情報)の機密性を保持することができる。
手段で記録紙に印字できない状態にあるときに受信した
全ての画情報を、順次転送するという動作を軽減しつ
つ、メモリオーバーフローによる通信不能状態を避ける
ことができる。特に、画情報蓄積手段の空き容量が所定
のメモリ残量の限界値未満になるまでに、画情報印字手
段を印字出力できる状態に復帰させることができるの
で、不要な転送を省くことができ、利便性を向上するこ
とができる。
の使い勝手に応じた限界値を設定することで、メモリの
利便性を向上することができる。また、画情報蓄積手段
の空き容量がメモリ残量の限界値未満になるまでに、画
情報印字手段を印字出力できる状態に復帰させることが
できるので、不要な転送を省くことができ、利便性を向
上することができる。請求項5記載の発明によれば、オ
ペレータの手をわずらわせることなしに、メモリ残量の
限界値を効果的に設定することができ、利便性を向上す
ることができる。また、画情報蓄積手段の空き容量が受
信画情報量未満になるまでに、画情報印字手段を印字出
力できる状態に復帰させることができるので、不要な転
送を省くことができ、利便性を向上することができる。
する画情報蓄積手段の空き容量を、オペレータによって
設定されたメモリ残量の限界値、あるいは、演算によっ
て求められた受信画情報量から選択するようにしている
ので、転送を開始する画情報蓄積手段の空き容量を使用
環境に応じて適切に設定することができ、利便性を向上
することができる。また、画情報蓄積手段の空き容量が
オペレータによって設定されたメモリ残量の限界値未
満、あるいは、演算によって算出された受信画情報量未
満になるまでに印字出力できる状態に復帰することがで
きるので、不要な転送を省くことができ、利便性を向上
することができる。
た発信元の端末番号に基づいて通信回線に発呼すること
ができ、該通信回線が閉結された後に、受信した画情報
を転送した旨のメッセージを送信することができるの
で、発信元のオペレータに転送されたことを確実に知覚
させることができる。請求項8記載の発明によれば、転
送した旨が出力レポート等によって通知される前にオペ
レータに直ちに通知することができるので、迅速な対応
をとることができ、利便性を向上することができる。
情報を転送先のファクシミリ装置の画情報蓄積手段に蓄
積させておくことができ、かつ、印字出力できる状態に
復帰し次第、転送した画情報を転送先のファクシミリ装
置の画情報蓄積手段から取得することができるので、利
便性を向上することができる。請求項10記載の発明に
よれば、画情報蓄積手段に蓄積されている画情報が転送
された後、通信回線を介して転送先のファクシミリ装置
にメッセージを送信することで、画情報転送手段で転送
した画情報が転送である旨を転送先のオペレータに通知
するようにしているので、通常の送信と転送を明確に区
別させることができ、利便性を向上することができる。
画情報が転送である旨を、転送先のオペレータに通知す
る転送通知動作を転送通知動作可否手段で可否するよう
にしているので、転送先のファクシミリ装置にメッセー
ジを送信した場合には、通常の送信と転送を明確に区別
させることができ、一方、送信しなかった場合には、転
送先のファクシミリ装置における記録紙の浪費を抑制す
ることができるので、利便性を向上することができる。
手段で発信元のファクシミリ装置から送信される画情報
を転送した旨を自端末に記憶するようにしているので、
印字出力できる状態に復帰し次第、自動的に転送先のフ
ァクシミリ装置に返送要求文書を送信でき、利便性を向
上することができる。また、転送先のファクシミリ装置
に転送した画情報を蓄積しておく機能が搭載されていな
い場合においても、転送した画情報を返送してもらうこ
とで入手することができる。
ファクシミリ装置から送信される画情報を順次受信して
画情報蓄積手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記録
紙に印字できない異常が検出された場合に、これから転
送する画情報を蓄積するように転送先のファクシミリ装
置に指示するか、または、通信回線を介して転送先のフ
ァクシミリ装置にメッセージを送信するかの何れかを選
択することができるので、これから転送する画情報を転
送先のファクシミリ装置に蓄積するように指示した後
に、画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送する
パターンと、メッセージを送信して転送である旨を転送
先のオペレータに通知した後に、画情報蓄積手段に蓄積
されている画情報を転送するパターンとを選択すること
ができ、転送される画情報を転送先のファクシミリ装置
に搭載された機能に対応させて転送することができる。
先のファクシミリ装置に搭載されている機能が変わった
場合においても対応することができ、利便性を向上する
ことができる。請求項14記載の発明によれば、転送し
た画情報を蓄積する機能が転送先のファクシミリ装置に
搭載されている場合には、これから転送する画情報を蓄
積するように転送先のファクシミリ装置に指示した後
に、画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送し、
一方、転送した画情報を蓄積する機能が転送先のファク
シミリ装置に搭載されていない場合には、通信回線を介
して転送先のファクシミリ装置にメッセージを送信する
ことで、転送した画情報が転送である旨を転送先のオペ
レータに通知することができるので、転送先のファクシ
ミリ装置に搭載されている機能に変更があった場合に
も、オペレータの手をわずらわすことなしに、転送先の
ファクシミリ装置に搭載された機能に対応して転送する
ことができ、利便性を向上することができる。
ファクシミリ装置から送信される画情報を順次受信して
画情報蓄積手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記録
紙に印字できない異常が検出された場合には、端末番号
記憶手段に記憶されている転送先の端末番号のうち、優
先順位の高い端末番号に基づいて通信回線に発呼すると
ともに、画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送
した後に、正常に転送されたか否かを判断することがで
き、正常に転送されなかったと判断された場合には、端
末番号記憶手段に記憶されている転送先の端末番号のう
ち、次の優先順位の端末番号に基づいて発呼することが
できるので、転送先のファクシミリ装置の故障等による
転送できない事態を回避することができるとともに、確
実に転送することができる。
ファクシミリ装置から送信される信号に基づいて転送可
能であるか否かを判断し、転送が可能であるものと判断
された場合に画情報の転送を行い、一方、転送不可能で
あるものと判断された場合には転送を禁止することがで
きるので、発信元のファクシミリ装置では、通常の文書
を送信する場合には転送を許可することにより、送信先
のファクシミリ装置の画情報蓄積手段の空き容量を常に
確保することができ、メモリオーバーフローによる通信
不能状態を回避することができる。また、機密性の高い
文書を送信する場合には、発信元のファクシミリ装置に
おいて転送を禁止することができるので、送信した文書
の機密性を保持することができる。
字手段で記録紙に印字できない異常が検出され、かつ、
先に検出された発信元の端末番号に基づいて転送が許可
されている場合に、画情報蓄積手段に蓄積されている画
情報を転送することができるので、発信元において転送
許可するか否かを設定することを省くことができ、利便
性を向上することができるとともに、画情報蓄積手段の
空き容量を常に確保することができるので、メモリオー
バーフローによる通信不能状態を回避することができ
る。一方、転送できない発信元のファクシミリ装置から
送信されてきた画情報を受信し、かつ、印字出力できな
い状態にある場合には、受信した画情報を画情報蓄積手
段に蓄積しておくことにより、受信した文書の機密性を
確保することができる。
ファクシミリ装置から送信される画情報を順次受信して
画情報蓄積手段に蓄積した後に、検出された発信元の端
末番号に基づいて転送先を自動的を決定することができ
るので、発信元のユーザに応じた転送先に画情報を転送
することができ、発信元の機密度に応じた転送先に転送
することができる。
通信不能状態を回避しつつ、受信文書の機密を保持する
ことができる。請求項19記載の発明によれば、発信元
のファクシミリ装置から送信される画情報を順次受信し
て画情報蓄積手段に蓄積した後に、画情報印字手段で記
録紙に印字できない異常が検出された場合には、画情報
蓄積手段に蓄積された画情報に関する受信履歴を作成す
ることができるので、オペレータが受信履歴に基づいて
選択した画情報を所望の転送先に転送することができ、
利便性および柔軟性を向上することができる。
入力手段で転送先の端末番号が入力されたとき、画情報
転送手段により端末番号入力手段に入力された端末に画
情報を転送するようにしているので、オペレータがファ
クシミリ装置の近くにいる状況が続いている時期には、
オペレータの操作によって画情報の転送先を選択するこ
とで柔軟な転送が可能になり、一方、オペレータがファ
クシミリ装置の近くにいられない時期には、所定の転送
先に画情報を転送することで、メモリオーバーフローに
よる通信不能状態が発生することなく、正常に通信を行
うことができる。
入力手段で転送先の端末番号が入力されたときに、空き
容量検出手段により検出された画情報蓄積手段の空き容
量が所定のメモリ残量の限界値未満であると判断された
場合には、端末番号記憶手段に記憶されていた転送先に
画情報を転送するようにしているので、メモリオーバー
フローによる通信不能状態が発生することなく、正常に
通信を行うことができる。また、画情報蓄積手段の空き
容量が所定のメモリ残量の限界値未満になるまでに、オ
ペレータが画情報印字手段を印字できる状態に復帰する
ことで、不要な転送を省くことができ、利便性を向上す
ることができる。
モリ転送機能付きファクシミリ装置のシステム構成図で
ある。
ァクシミリ装置のオペポート部4の構成図である。
ァクシミリ装置の通信制御手順の一例を示す図である。
送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示すフ
ローチャートである。
送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示すフ
ローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示
すフローチャートである。
送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示すフ
ローチャートである。
送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示すフ
ローチャートである。
送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示すフ
ローチャートである。
ファクシミリ装置100が発信元のファクシミリ装置に
送信するメッセージ(事情説明文書1)である。
転送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示す
フローチャートである。
転送機能付きファクシミリ装置100の転送履歴確認動
作を示すフローチャートである。
転送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示す
フローチャートである。
転送機能付きファクシミリ装置100の返送動作を示す
フローチャートである。
転送機能付きファクシミリ装置100の返送動作を示す
フローチャートである。
るメモリ転送機能付きファクシミリ装置100の転送動
作を示すフローチャートである。
ファクシミリ装置100が転送先のファクシミリ装置に
送信するメッセージ(事情説明文書2)である。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示
すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の返送動作を示
すフローチャートである。
ファクシミリ装置100が転送先のファクシミリ装置に
送信するメッセージ(返送要求文書)である。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の返送動作を示
すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示
すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の返送動作を示
すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の返送動作を示
すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示
すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100のメモリ転送宛
先設定動作を示すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示
すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の転送禁止設定
動作を示すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の転送禁止動作
を示すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100のメモリ転送禁
止設定動作を示すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の転送禁止動作
を示すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100のメモリ転送宛
先設定動作を示すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示
すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100のメモリ受信動
作を示すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示
すフローチャートである。
リ転送機能付きファクシミリ装置100の転送動作を示
すフローチャートである。
るメモリ転送機能付きファクシミリ装置100の転送動
作を示すフローチャートである。
Claims (21)
- 【請求項1】通信回線を介して発信元のファクシミリ装
置から送信される画情報を受信する画情報受信手段と、
該画情報受信手段で受信された画情報を蓄積する画情報
蓄積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積された画情報を記
録紙に印字する画情報印字手段と、該画情報印字手段で
記録紙に印字できない異常を検出する異常検出手段と、
を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置におい
て、前記画情報蓄積手段に蓄積された画情報の転送先と
なる端末番号を記憶する端末番号記憶手段と、前記異常
検出手段で印字できない異常が検出された場合に、該端
末番号記憶手段に記憶されている転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する発呼手段と、該発呼手段で発
呼されることにより該通信回線が閉結した後に、前記画
情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送する画情報
転送手段と、を備えたことを特徴とするメモリ転送機能
付きファクシミリ装置。 - 【請求項2】前記画情報蓄積手段に蓄積された画情報の
転送動作を許可、あるいは、禁止させる転送動作可否手
段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のメモリ
転送機能付きファクシミリ装置。 - 【請求項3】前記画情報蓄積手段の空き容量を検出する
空き容量検出手段と、該空き容量検出手段で検出された
画情報蓄積手段の空き容量を所定のメモリ残量の限界値
と比較する第1の比較手段と、前記異常検出手段で印字
できない異常が検出され、かつ、該第1の比較手段によ
り空き容量検出手段で検出された画情報蓄積手段の空き
容量が所定のメモリ残量の限界値未満であると判断され
た場合に、前記発呼手段で発呼されることにより前記通
信回線が閉結した後に、前記画情報蓄積手段に蓄積され
ている画情報を転送することを特徴とする請求項1記載
のメモリ転送機能付きファクシミリ装置。 - 【請求項4】前記画情報蓄積手段の空き容量と比較され
るメモリ残量の限界値を入力するメモリ残量入力手段
と、該メモリ残量入力手段で入力されたメモリ残量の限
界値を、前記空き容量検出手段で検出された画情報蓄積
手段の空き容量と比較する第2の比較手段と、前記異常
検出手段で印字できない異常が検出され、かつ、該第2
の比較手段により空き容量検出手段で検出された画情報
蓄積手段の空き容量が該メモリ残量入力手段で入力され
たメモリ残量の限界値未満であると判断された場合に、
前記発呼手段で発呼されることにより前記通信回線が閉
結した後に、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情
報を転送することを特徴とする請求項3記載のメモリ転
送機能付きファクシミリ装置。 - 【請求項5】前記画情報蓄積手段の使用頻度から受信画
情報量を算出する受信画情報量算出手段と、該受信画情
報量算出手段で算出された受信画情報量を、前記空き容
量検出手段で検出された画情報蓄積手段の空き容量と比
較する第3の比較手段と、前記異常検出手段で印字でき
ない異常が検出され、かつ、該第3の比較手段により空
き容量検出手段で検出された画情報蓄積手段の空き容量
が該受信画情報量算出手段で算出された受信画情報量未
満であると判断された場合に、前記発呼手段で発呼され
ることにより前記通信回線が閉結した後に、前記画情報
蓄積手段に蓄積されている画情報を転送することを特徴
とする請求項3記載のメモリ転送機能付きファクシミリ
装置。 - 【請求項6】前記画情報蓄積手段の空き容量と比較され
るメモリ残量の限界値を入力するメモリ残量入力手段
と、該メモリ残量入力手段によってメモリ残量の限界値
が入力された場合には、メモリ残量入力手段で入力され
たメモリ残量の限界値を記憶し、一方、メモリ残量入力
手段でメモリ残量の限界値が入力されなかった場合に
は、受信画情報量算出手段で算出された受信画情報量を
記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されたメモリ残
量の限界値、あるいは、受信画情報量を、前記空き容量
検出手段で検出された画情報蓄積手段の空き容量と比較
する第4の比較手段と、前記異常検出手段で印字できな
い異常が検出され、かつ、該第4の比較手段により空き
容量検出手段で検出された画情報蓄積手段の空き容量が
該記憶手段で記憶されたメモリ残量の限界値、あるい
は、受信画情報量未満であると判断された場合に、前記
発呼手段で発呼されることにより前記通信回線が閉結し
た後に、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を
転送することを特徴とする請求項5記載のメモリ転送機
能付きファクシミリ装置。 - 【請求項7】通信回線を介して発信元のファクシミリ装
置と接続した後に、該発信元のファクシミリ装置から送
信される信号に基づいて発信元の端末番号を検出する端
末番号検出手段を備え、前記発呼手段で発呼されること
により前記通信回線が閉結した後に、前記画情報転送手
段で画情報を転送した後、前記端末番号検出手段で検出
された発信元の端末番号に基づいて通信回線に発呼する
発信元発呼手段と、該発信元発呼手段で発呼され該通信
回線が閉結した後にメッセージを送信することで、前記
画情報受信手段で受信した画情報を転送した旨を発信元
のオペレータに通知する転送通知手段と、を備えたこと
を特徴とする請求項1〜6何れかに記載のメモリ転送機
能付きファクシミリ装置。 - 【請求項8】前記画情報転送手段で画情報を転送した後
に警告を発することで、画情報を転送した旨を自端末の
オペレータに通知する転送通知手段を備えたことを特徴
とする請求項1〜6何れかに記載のメモリ転送機能付き
ファクシミリ装置。 - 【請求項9】前記発呼手段で発呼されることにより前記
通信回線が閉結した後に、これから転送する画情報を転
送先のファクシミリ装置の画情報蓄積手段に蓄積するよ
うに指示する蓄積指示手段と、該蓄積指示手段でこれか
ら転送する画情報の蓄積を指示した後に、前記画情報転
送手段で画情報を転送した後、該蓄積指示手段で蓄積を
指示した画情報の返送を要求する返送要求手段と、を備
えたことを特徴とする請求項1〜6何れかに記載のメモ
リ転送機能付きファクシミリ装置。 - 【請求項10】前記画情報蓄積手段に蓄積されている画
情報が転送された後、通信回線を介して転送先のファク
シミリ装置にメッセージを送信することで、前記画情報
転送手段で転送した画情報が転送である旨を転送先のオ
ペレータに通知する転送通知手段と、を備えたことを特
徴とする請求項1〜6何れかに記載のメモリ転送機能付
きファクシミリ装置。 - 【請求項11】前記転送通知手段の転送通知動作を可否
する転送通知動作可否手段を備えたことを特徴とする請
求項1〜6、10何れかに記載のメモリ転送機能付きフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項12】前記画情報蓄積手段によって蓄積されて
いる画情報が転送された後、前記画情報転送手段で転送
した旨を記憶する転送記憶手段を備えたことを特徴とす
る請求項1〜6何れかに記載のメモリ転送機能付きファ
クシミリ装置。 - 【請求項13】前記発呼手段で発呼されることにより前
記通信回線が閉結した後に、これから転送する画情報を
転送先のファクシミリ装置の画情報蓄積手段に蓄積する
ように指示する蓄積指示手段と、前記発呼手段で発呼さ
れることにより前記通信回線が閉結した後に、該通信回
線を介して転送先のファクシミリ装置にメッセージを送
信することで、前記画情報転送手段で転送した画情報が
転送である旨を転送先のオペレータに通知する転送通知
手段と、を備え、蓄積指示手段で転送先のファクシミリ
装置に蓄積するように指示された場合には、これから転
送する画情報を転送先のファクシミリ装置に蓄積するよ
うに指示した後に、前記画情報蓄積手段に蓄積されてい
る画情報を転送し、一方、転送通知手段で転送先のファ
クシミリ装置にメッセージが送信された場合には、メッ
セージによって転送である旨を転送先のオペレータに通
知した後に、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情
報を転送する画情報転送手段と、を備えたことを特徴と
する請求項1〜6何れかに記載のメモリ転送機能付きフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項14】前記発呼手段で発呼されることにより前
記通信回線が閉結した後に、転送先のファクシミリ装置
から送信される信号を受信する信号受信手段と、該信号
受信手段で受信された信号に基づいて、転送した画情報
を転送先のファクシミリ装置の画情報蓄積手段に蓄積す
る機能が該転送先のファクシミリ装置に搭載されている
か否かを識別する機能識別手段と、該機能識別手段で転
送した画情報を蓄積する機能が転送先のファクシミリ装
置に搭載されていると識別された場合には、これから転
送する画情報を転送先のファクシミリ装置の画情報蓄積
手段に蓄積するように指示する蓄積指示手段と、該機能
識別手段で転送した画情報を蓄積する機能が転送先のフ
ァクシミリ装置に搭載されていないと識別された場合に
は、該通信回線を介して転送先のファクシミリ装置にメ
ッセージを送信することで、該画情報転送手段で転送し
た画情報が転送である旨を転送先のオペレータに通知す
る転送通知手段と、該蓄積指示手段で転送先のファクシ
ミリ装置に蓄積を指示した後、あるいは、転送通知手段
で転送先のファクシミリ装置にメッセージを送信した後
に、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送
することを特徴とする請求項1〜6何れかに記載のメモ
リ転送機能付きファクシミリ装置。 - 【請求項15】通信回線を介して発信元のファクシミリ
装置から送信される画情報を受信する画情報受信手段
と、該画情報受信手段で受信された画情報を蓄積する画
情報蓄積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積された画情報
を記録紙に印字する画情報印字手段と、該画情報印字手
段で記録紙に印字できない異常を検出する異常検出手段
と、を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置にお
いて、前記画情報蓄積手段に蓄積された画情報の転送先
となる端末番号を優先順位付きで入力する端末番号入力
手段と、該端末番号入力手段で入力された該端末番号を
記憶する端末番号記憶手段と、を備え、前記異常検出手
段で印字できない異常が検出された場合に、該端末番号
記憶手段に記憶されている転送先の端末番号に基づいて
発呼する発呼手段と、該発呼手段で発呼され該通信回線
が閉結した後に、前記画情報蓄積手段に蓄積されている
画情報を転送する画情報転送手段と、該画情報転送手段
によって正常に転送されたか否かを判断する判断手段
と、該判断手段で正常に転送されなかったと判断された
場合には、前記端末番号記憶手段に記憶されている転送
先の端末番号のうち、次の優先順位の端末番号に基づい
た発呼を、前記発呼手段に要求する発呼要求手段と、を
備えたことを特徴とするメモリ転送機能付きファクシミ
リ装置。 - 【請求項16】発信元のファクシミリ装置から送信され
た画情報の転送を許可あるいは禁止する信号を受信する
信号受信手段と、該信号受信手段で受信された信号に基
づいて、転送可能であるか否かを判断する判断手段と、
該判断手段で転送不可であると判断された場合には転送
を禁止することを特徴とする請求項1記載のメモリ転送
機能付きファクシミリ装置。 - 【請求項17】通信回線を介して発信元のファクシミリ
装置と接続した後に、該発信元のファクシミリ装置から
送信される信号に基づいて発信元の端末番号を検出する
端末番号検出手段と、通信回線を介して発信元のファク
シミリ装置から送信される画情報を受信する画情報受信
手段と、該画情報受信手段で受信された画情報を蓄積す
る画情報蓄積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積された画
情報を記録紙に印字する画情報印字手段と、該画情報印
字手段で記録紙に印字できない異常を検出する異常検出
手段と、を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置
において、前記端末番号検出手段で検出された発信元の
端末番号に基づいて、画情報蓄積手段に蓄積された画情
報の転送が可能であるか否かを判断する判断手段を備
え、該判断手段により前記端末番号検出手段で検出され
た発信元の端末番号が転送不可能であるものと判断され
た場合には、転送を禁止することを特徴とするメモリ転
送機能付きファクシミリ装置。 - 【請求項18】通信回線を介して発信元のファクシミリ
装置と接続した後に、該発信元のファクシミリ装置から
送信される信号に基づいて発信元の端末番号を検出する
端末番号検出手段と、通信回線を介して発信元のファク
シミリ装置から送信される画情報を受信する画情報受信
手段と、該画情報受信手段で受信された画情報を蓄積す
る画情報蓄積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積された画
情報を記録紙に印字する画情報印字手段と、該画情報印
字手段で記録紙に印字できない異常を検出する異常検出
手段と、を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置
において、前記端末番号検出手段で検出された発信元の
端末番号に応じて、転送先の端末番号を入力する端末番
号入力手段と、該端末番号入力手段で入力された転送先
の端末番号を、発信元の端末番号と対応させて記憶する
端末番号記憶手段と、を備え、前記端末番号検出手段で
検出された発信元の端末番号に基づいて、該端末番号記
憶手段に記憶されている転送先の端末番号を読み出す端
末番号読出手段と、前記異常検出手段で印字できない異
常が検出された場合に、該端末番号読出手段で読み出さ
れた転送先の端末番号に基づいて通信回線に発呼する発
呼手段と、該発呼手段で発呼され該通信回線が閉結した
後に、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情報を転
送する画情報転送手段と、を備えたことを特徴とするメ
モリ転送機能付きファクシミリ装置。 - 【請求項19】通信回線を介して発信元のファクシミリ
装置から送信される画情報を受信する画情報受信手段
と、該画情報受信手段で受信された画情報を蓄積する画
情報蓄積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積された画情報
を記録紙に印字する画情報印字手段と、該画情報印字手
段で記録紙に印字できない異常を検出する異常検出手段
と、を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置にお
いて、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情報に関
する少なくとも発信元の名称、端末番号、受信日時を含
む受信履歴を作成する受信履歴作成手段と、前記異常検
出手段で印字できない異常が検出された場合に、該受信
履歴作成手段で作成された受信履歴に基づいて、転送す
る画情報を選択する画情報選択手段と、該画情報選択手
段で転送する画情報が選択された後に、該画情報を転送
する転送先の端末番号を入力する端末番号入力手段と、
該端末番号入力手段で入力された転送先の端末番号に基
づいて通信回線に発呼する発呼手段と、該発呼手段で発
呼され該通信回線が閉結した後に、該画情報選択手段で
選択されたが画情報を転送する画情報転送手段と、を備
えたことを特徴とするメモリ転送機能付きファクシミリ
装置。 - 【請求項20】通信回線を介して発信元のファクシミリ
装置から送信される画情報を受信する画情報受信手段
と、該画情報受信手段で受信された画情報を蓄積する画
情報蓄積手段と、該画情報蓄積手段に蓄積された画情報
を記録紙に印字する画情報印字手段と、該画情報印字手
段で記録紙に印字できない異常を検出する異常検出手段
と、を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装置にお
いて、前記画情報蓄積手段に蓄積された画情報の転送先
となる端末番号を記憶する端末番号記憶手段と、前記異
常検出手段で印字できない異常が検出された場合に、該
端末番号記憶手段に記憶されている端末番号に基づいて
通信回線に発呼し該通信回線が閉結した後に、前記画情
報蓄積手段に蓄積されている画情報を転送する画情報転
送手段と、を備えたメモリ転送機能付きファクシミリ装
置であって、前記画情報蓄積手段に蓄積されている画情
報に関する少なくとも発信元の名称、端末番号、受信日
時を含む受信履歴を作成する受信履歴作成手段と、前記
異常検出手段で印字できない異常が検出された場合に、
該受信履歴作成手段で作成された受信履歴に基づいて、
転送する画情報を選択する画情報選択手段と、該画情報
選択手段で転送する画情報が選択された後に、該画情報
を転送する転送先の端末番号を入力する端末番号入力手
段と、該端末番号入力手段で転送先の端末番号が入力さ
れたとき、前記画情報転送手段により端末番号入力手段
に入力された端末に画情報を転送するようにしたことを
特徴とするメモリ転送機能付きファクシミリ装置。 - 【請求項21】前記画情報蓄積手段の空き容量を検出す
る空き容量検出手段と、該空き容量検出手段で検出され
た画情報蓄積手段の空き容量を所定のメモリ残量の限界
値と比較する比較手段と、を備え、前記端末番号入力手
段に転送先の端末番号が入力されたときに、該比較手段
により空き容量検出手段で検出された画情報蓄積手段の
空き容量が所定のメモリ残量の限界値未満であると判断
された場合には、前記端末番号記憶手段に記憶されてい
た転送先に画情報を転送することを特徴とする請求項2
0記載のメモリ転送機能付きファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01547595A JP3437307B2 (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | メモリ転送機能付きファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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JPH08214139A true JPH08214139A (ja) | 1996-08-20 |
JP3437307B2 JP3437307B2 (ja) | 2003-08-18 |
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JP01547595A Expired - Fee Related JP3437307B2 (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | メモリ転送機能付きファクシミリ装置 |
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JP (1) | JP3437307B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008252210A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Brother Ind Ltd | 画像処理装置およびその画像処理プログラム |
JP2015027023A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | ファクシミリ装置 |
JP2021068460A (ja) * | 2017-05-30 | 2021-04-30 | 京セラ株式会社 | 設備管理方法及び設備管理装置 |
-
1995
- 1995-02-02 JP JP01547595A patent/JP3437307B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US11500025B2 (en) | 2017-05-30 | 2022-11-15 | Kyocera Corporation | Equipment management method and equipment management apparatus |
JP2023021125A (ja) * | 2017-05-30 | 2023-02-09 | 京セラ株式会社 | 設備管理方法及び設備管理装置 |
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JP3437307B2 (ja) | 2003-08-18 |
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