JPH08214028A - データ形成方法、データ再生方法、データ形成再生方法、データ形成装置、データ再生装置およびディスク - Google Patents
データ形成方法、データ再生方法、データ形成再生方法、データ形成装置、データ再生装置およびディスクInfo
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- JPH08214028A JPH08214028A JP1737795A JP1737795A JPH08214028A JP H08214028 A JPH08214028 A JP H08214028A JP 1737795 A JP1737795 A JP 1737795A JP 1737795 A JP1737795 A JP 1737795A JP H08214028 A JPH08214028 A JP H08214028A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 完結型のデータ構造でありながら、誤り訂正
能力が高く、しかも第2の誤り検出訂正符号も第1の誤
り検出訂正符号により保護できるシステムを提供。 【構成】 大ブロック内において、インターリーヴ処理
が行われる前のセクタパケットと当該セクタパケットよ
り1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号とこれ
らにより形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符号
系列を形成するステップと、インターリーヴ処理が行わ
れた後のセクタパケットと第1の符号系列を形成するス
テップで形成された第1の誤り訂正符号とこれらにより
形成された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列を形
成するステップとを順次繰り返すことにより、完結型で
ありながら第2の誤り検出訂正符号を第1の誤り検出訂
正符号に順次畳み込む構造を実現している。
能力が高く、しかも第2の誤り検出訂正符号も第1の誤
り検出訂正符号により保護できるシステムを提供。 【構成】 大ブロック内において、インターリーヴ処理
が行われる前のセクタパケットと当該セクタパケットよ
り1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号とこれ
らにより形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符号
系列を形成するステップと、インターリーヴ処理が行わ
れた後のセクタパケットと第1の符号系列を形成するス
テップで形成された第1の誤り訂正符号とこれらにより
形成された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列を形
成するステップとを順次繰り返すことにより、完結型で
ありながら第2の誤り検出訂正符号を第1の誤り検出訂
正符号に順次畳み込む構造を実現している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルデータの伝
送、記録に好適な誤り訂正符号を形成するデータ形成方
法等に関する。
送、記録に好適な誤り訂正符号を形成するデータ形成方
法等に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータの伝送や記録に用いら
れる誤り訂正符号として、リードソロモン符号等の誤り
訂正符号系列を積符号にしたり、積符号化の前後でデー
タをインターリーヴする多くの方式とその装置が実用化
されている。
れる誤り訂正符号として、リードソロモン符号等の誤り
訂正符号系列を積符号にしたり、積符号化の前後でデー
タをインターリーヴする多くの方式とその装置が実用化
されている。
【0003】2系列の誤り訂正符号の積符号は、各々の
データシンボルが2つの誤り訂正符号に含まれるように
することで、1つの誤り訂正符号が訂正不可能な状況に
なっても他方の誤り訂正符号が訂正可能であればその訂
正結果をもとにした繰り返し訂正が可能になる効果や、
訂正不可能な1つの誤り符号に基づいて他方の誤り訂正
符号中の消失ポインタを発生することにより、訂正シン
ボル数の多い消失誤り訂正を可能にするという効果があ
り、広く用いられている。また、データのインターリー
ヴはバースト誤りを分散することにより、訂正可能なバ
ースト誤りを長くする効果があるため、バースト誤りの
発生しやすい殆どの記録系で用いられている。
データシンボルが2つの誤り訂正符号に含まれるように
することで、1つの誤り訂正符号が訂正不可能な状況に
なっても他方の誤り訂正符号が訂正可能であればその訂
正結果をもとにした繰り返し訂正が可能になる効果や、
訂正不可能な1つの誤り符号に基づいて他方の誤り訂正
符号中の消失ポインタを発生することにより、訂正シン
ボル数の多い消失誤り訂正を可能にするという効果があ
り、広く用いられている。また、データのインターリー
ヴはバースト誤りを分散することにより、訂正可能なバ
ースト誤りを長くする効果があるため、バースト誤りの
発生しやすい殆どの記録系で用いられている。
【0004】しかしながら、ランダムエラー及びバース
トエラーに高い訂正能力を持つ積符号においても限界は
あり、また情報データに対するパリティーシンボルの冗
長度を小さくしたい要求もあるが、従来の構造では限界
があった。すなわち従来の構造で、訂正能力を高めるた
めの手法としては誤り訂正処理を、積を構成している内
符号訂正処理と外符号訂正処理を繰り返し行う手法であ
る。この手法は、特定の誤り状態を除けば、少ないパリ
ティーシンボルで、高い訂正能力を得ることができる。
ただし、繰り返し処理のできないパターンが数多く存在
し、従来の能力を得ることができない。
トエラーに高い訂正能力を持つ積符号においても限界は
あり、また情報データに対するパリティーシンボルの冗
長度を小さくしたい要求もあるが、従来の構造では限界
があった。すなわち従来の構造で、訂正能力を高めるた
めの手法としては誤り訂正処理を、積を構成している内
符号訂正処理と外符号訂正処理を繰り返し行う手法であ
る。この手法は、特定の誤り状態を除けば、少ないパリ
ティーシンボルで、高い訂正能力を得ることができる。
ただし、繰り返し処理のできないパターンが数多く存在
し、従来の能力を得ることができない。
【0005】すなわち、従来のシンターリーヴを伴う積
符号の構成装置では、例えば図18や図19に示すよう
に、内符号Piシンボは外符号検査行列内に含まれてい
ないため、自らの内符号検査行列でのみ誤り検出訂正が
可能であり、また検査シンボル内にエラーフラグが付け
られないシンボルがあるため、消失訂正が不可能であ
る。つまり、バーストエラーが発生し、内符号検査行列
で誤り訂正不可能行列はエラーフラグを付加し外符号検
査行列により誤りシンボル検出訂正を行うが、エラーが
多い行列では、エラーシンボル検出をせず、エラーフラ
グを用いて消失訂正を行いエラーシンボルを訂正する。
ここで、外符号で訂正不能が発生した場合、再度内符号
で誤り訂正を行うが、バーストエラー等でPi符号が誤
っていれば、内符号で訂正可能シンボル数は、消失訂正
不能なため、Piシンボル数1/2であり、内符号検査
行列では訂正不能である。
符号の構成装置では、例えば図18や図19に示すよう
に、内符号Piシンボは外符号検査行列内に含まれてい
ないため、自らの内符号検査行列でのみ誤り検出訂正が
可能であり、また検査シンボル内にエラーフラグが付け
られないシンボルがあるため、消失訂正が不可能であ
る。つまり、バーストエラーが発生し、内符号検査行列
で誤り訂正不可能行列はエラーフラグを付加し外符号検
査行列により誤りシンボル検出訂正を行うが、エラーが
多い行列では、エラーシンボル検出をせず、エラーフラ
グを用いて消失訂正を行いエラーシンボルを訂正する。
ここで、外符号で訂正不能が発生した場合、再度内符号
で誤り訂正を行うが、バーストエラー等でPi符号が誤
っていれば、内符号で訂正可能シンボル数は、消失訂正
不能なため、Piシンボル数1/2であり、内符号検査
行列では訂正不能である。
【0006】以上の理由により従来の構造では、繰り返
し処理は特定のパターン、特にバーストエラーには効果
が得られなかった。これを解決するため、Pi符号をP
o符号検査行列内に入れる構造が提案されている。
し処理は特定のパターン、特にバーストエラーには効果
が得られなかった。これを解決するため、Pi符号をP
o符号検査行列内に入れる構造が提案されている。
【0007】図20がその検査行列を示す図である。図
20で示すとおり、この構造はたたむ込む符号を積符号
に取り入れた構造である。これらの図から明らかなよう
に、第1の誤り訂正バリティーシンボルPoと第2の誤
り訂正バリティーシンボルPiは各々新しい符号系列で
生成されるため、矛盾系列は発生せず、Piシンボルを
第1の符号化系列に入れることができる。しかし、この
誤り訂正符号化の構造は、非完結型積符号であり、パリ
ティーシンボルが相手のパリティーシンボルで保護され
る構造は、従来完結型では提案されていなかった。
20で示すとおり、この構造はたたむ込む符号を積符号
に取り入れた構造である。これらの図から明らかなよう
に、第1の誤り訂正バリティーシンボルPoと第2の誤
り訂正バリティーシンボルPiは各々新しい符号系列で
生成されるため、矛盾系列は発生せず、Piシンボルを
第1の符号化系列に入れることができる。しかし、この
誤り訂正符号化の構造は、非完結型積符号であり、パリ
ティーシンボルが相手のパリティーシンボルで保護され
る構造は、従来完結型では提案されていなかった。
【0008】例えば、図18等の完結型積符号では、P
iをPo符号行列内に入れると、PiとPoの初期値が
得られず矛盾構造となる。つまり、従来の構造では、P
i符号をPo符号検査行列に入れるためには、誤り訂正
検査行列の生成を非完結構造にしなくてはならず、情報
データの編集等に適した完結タイプでは困難であった。
iをPo符号行列内に入れると、PiとPoの初期値が
得られず矛盾構造となる。つまり、従来の構造では、P
i符号をPo符号検査行列に入れるためには、誤り訂正
検査行列の生成を非完結構造にしなくてはならず、情報
データの編集等に適した完結タイプでは困難であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる課題
を解決するためになされたもので、完結型のデータ構造
でありながら、誤り訂正能力が高く、しかも第2の誤り
検出訂正符号も第1の誤り検出訂正符号により保護でき
るシステムを提供することを目的としている。
を解決するためになされたもので、完結型のデータ構造
でありながら、誤り訂正能力が高く、しかも第2の誤り
検出訂正符号も第1の誤り検出訂正符号により保護でき
るシステムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明のデータ形成方法は、データ
を一定長のデータパケットに分割し、これらデータパケ
ットを分割順に重ねてセクタパケットを構成するステッ
プと、セクタパケットを一定単位の小ブロックに分割
し、各小ブロック内でブロック内インターリーヴ処理を
行うステップと、ブロック内インターリーヴ処理が行わ
れたセクタパケットを複数段重ねて大ブロックを構成
し、この大ブロックを小ブロック単位で完結型のブロッ
クインターリーヴ処理を行うステップと、大ブロック内
において、上記のインターリーヴ処理が行われる前のセ
クタパケットと当該セクタパケットより1つ前のセクタ
パケットの第2の誤り訂正符号とこれらにより形成され
た第1の誤り訂正符号とで第1の符号系列を形成するス
テップと、上記のインターリーヴ処理が行われた後のセ
クタパケットと前記第1の符号系列を形成するステップ
で形成された第1の誤り訂正符号とこれらにより形成さ
れた第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列を形成する
ステップとを順次繰り返し行うステップとを具備する。
め、請求項1記載の本発明のデータ形成方法は、データ
を一定長のデータパケットに分割し、これらデータパケ
ットを分割順に重ねてセクタパケットを構成するステッ
プと、セクタパケットを一定単位の小ブロックに分割
し、各小ブロック内でブロック内インターリーヴ処理を
行うステップと、ブロック内インターリーヴ処理が行わ
れたセクタパケットを複数段重ねて大ブロックを構成
し、この大ブロックを小ブロック単位で完結型のブロッ
クインターリーヴ処理を行うステップと、大ブロック内
において、上記のインターリーヴ処理が行われる前のセ
クタパケットと当該セクタパケットより1つ前のセクタ
パケットの第2の誤り訂正符号とこれらにより形成され
た第1の誤り訂正符号とで第1の符号系列を形成するス
テップと、上記のインターリーヴ処理が行われた後のセ
クタパケットと前記第1の符号系列を形成するステップ
で形成された第1の誤り訂正符号とこれらにより形成さ
れた第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列を形成する
ステップとを順次繰り返し行うステップとを具備する。
【0011】請求項2記載の本発明のデータ形成方法
は、請求項1のデータ形成方法において、大ブロック内
の先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ
前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、1つ
前の大ブロック内の最後尾のセクタパケットの第2の誤
り訂正符号を用いたことを特徴とする。
は、請求項1のデータ形成方法において、大ブロック内
の先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ
前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、1つ
前の大ブロック内の最後尾のセクタパケットの第2の誤
り訂正符号を用いたことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の本発明のデータ形成方法
は、請求項1のデータ形成方法において、大ブロック内
の先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ
前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、ダミ
ーデータを用いたことを特徴とする。
は、請求項1のデータ形成方法において、大ブロック内
の先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ
前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、ダミ
ーデータを用いたことを特徴とする。
【0013】請求項4記載の本発明のデータ形成方法
は、請求項1のデータ形成方法において、大ブロック内
の先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ
前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、再生
専用のデータに対しては1つ前の大ブロック内の最後尾
のセクタパケットの第2の誤り訂正符号を用い、記録再
生用のデータに対してはダミーデータを用いたことを特
徴とする。
は、請求項1のデータ形成方法において、大ブロック内
の先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ
前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、再生
専用のデータに対しては1つ前の大ブロック内の最後尾
のセクタパケットの第2の誤り訂正符号を用い、記録再
生用のデータに対してはダミーデータを用いたことを特
徴とする。
【0014】請求項5記載の本発明のデータ形成方法
は、データを一定長のデータパケットに分割し、これら
データパケットを分割順に重ねてセクタパケットを構成
し、このセクタパケットを一定単位の小ブロックに分割
し、さらに分割されたセクタパケットを複数段重ねて大
ブロックを構成するステップと、この大ブロックを複数
の小ブロックが行列方向に並んで構成されているものと
みなし、1つの対角方向と平行する1つの線上に並ぶ小
ブロック群とこの小ブロック群と第1の誤り訂正符号を
共通する行より1つ前の行の第2の誤り訂正符号とこれ
らにより形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符号
系列を形成するステップと、上記小ブロック群と第1の
誤り訂正符号を共通する行の小ブロック群と当該第1の
誤り訂正符号とこれらにより形成された第2の誤り訂正
符号とで第2の符号系列を形成するステップとを順次繰
り返し行うステップとを具備する。
は、データを一定長のデータパケットに分割し、これら
データパケットを分割順に重ねてセクタパケットを構成
し、このセクタパケットを一定単位の小ブロックに分割
し、さらに分割されたセクタパケットを複数段重ねて大
ブロックを構成するステップと、この大ブロックを複数
の小ブロックが行列方向に並んで構成されているものと
みなし、1つの対角方向と平行する1つの線上に並ぶ小
ブロック群とこの小ブロック群と第1の誤り訂正符号を
共通する行より1つ前の行の第2の誤り訂正符号とこれ
らにより形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符号
系列を形成するステップと、上記小ブロック群と第1の
誤り訂正符号を共通する行の小ブロック群と当該第1の
誤り訂正符号とこれらにより形成された第2の誤り訂正
符号とで第2の符号系列を形成するステップとを順次繰
り返し行うステップとを具備する。
【0015】請求項6記載の本発明のデータ形成方法
は、請求項5のデータ形成方法において、大ブロック内
の1つの第2の誤り訂正符号として、1つ前の大ブロッ
ク内の1つの第2の誤り訂正符号を用いたことを特徴と
する。
は、請求項5のデータ形成方法において、大ブロック内
の1つの第2の誤り訂正符号として、1つ前の大ブロッ
ク内の1つの第2の誤り訂正符号を用いたことを特徴と
する。
【0016】請求項7記載の本発明のデータ形成方法
は、請求項5のデータ形成方法において、大ブロック内
の1つの第2の誤り訂正符号として、ダミーデータを用
いたことを特徴とする。
は、請求項5のデータ形成方法において、大ブロック内
の1つの第2の誤り訂正符号として、ダミーデータを用
いたことを特徴とする。
【0017】請求項8記載の本発明のデータ形成方法
は、請求項5のデータ形成方法において、大ブロック内
の1つの第2の誤り訂正符号として、再生専用のデータ
に対しては1つ前の大ブロック内の1つの第2の誤り訂
正符号を用い、記録再生用のデータに対してはダミーデ
ータを用いたことを特徴とする。
は、請求項5のデータ形成方法において、大ブロック内
の1つの第2の誤り訂正符号として、再生専用のデータ
に対しては1つ前の大ブロック内の1つの第2の誤り訂
正符号を用い、記録再生用のデータに対してはダミーデ
ータを用いたことを特徴とする。
【0018】請求項9記載の本発明のデータ再生方法
は、大ブロックに対して各小ブロック内でブロック内デ
インターリーブ処理と小ブロック単位でデインターリー
ブ処理を行うステップと、2つのデインターリーブ処理
後の大ブロック内の各第2の符号系列を各系列に付加さ
れた第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行
うステップと、大ブロック内の各第1の符号系列を各系
列に付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂
正処理を行うステップと、このステップの後に誤り訂正
がされなかった第2の符号系列について、その系列に付
加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理
を再度行うステップとを具備する。
は、大ブロックに対して各小ブロック内でブロック内デ
インターリーブ処理と小ブロック単位でデインターリー
ブ処理を行うステップと、2つのデインターリーブ処理
後の大ブロック内の各第2の符号系列を各系列に付加さ
れた第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行
うステップと、大ブロック内の各第1の符号系列を各系
列に付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂
正処理を行うステップと、このステップの後に誤り訂正
がされなかった第2の符号系列について、その系列に付
加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理
を再度行うステップとを具備する。
【0019】請求項10記載の本発明のデータ再生方法
は、大ブロック内の各第2の符号系列を各系列に付加さ
れた第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行
うステップと、大ブロック内の各第1の符号系列を各系
列に付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂
正処理を行うステップと、このステップの後に誤り訂正
がされなかった第2の符号系列について、その系列に付
加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理
を再度行うステップとを具備する。
は、大ブロック内の各第2の符号系列を各系列に付加さ
れた第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行
うステップと、大ブロック内の各第1の符号系列を各系
列に付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂
正処理を行うステップと、このステップの後に誤り訂正
がされなかった第2の符号系列について、その系列に付
加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理
を再度行うステップとを具備する。
【0020】請求項11記載の本発明のデータ再生方法
は、請求項9または請求項10のデータ再生方法におい
て、第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再
度行った後に当該第2の符号系列についてシンドローム
を算出し、当該処理により誤り訂正がされたかを判断す
るステップをさらに具備する。
は、請求項9または請求項10のデータ再生方法におい
て、第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再
度行った後に当該第2の符号系列についてシンドローム
を算出し、当該処理により誤り訂正がされたかを判断す
るステップをさらに具備する。
【0021】請求項12記載の本発明のデータ形成再生
方法は、データを一定長のデータパケットに分割し、こ
れらデータパケットを分割順に重ねてセクタパケットを
構成するステップと、セクタパケットを一定単位の小ブ
ロックに分割し、各小ブロック内でブロック内インター
リーヴ処理を行うステップと、ブロック内インターリー
ヴ処理が行われたセクタパケットを複数段重ねて大ブロ
ックを構成し、この大ブロックを小ブロック単位で完結
型のブロックインターリーヴ処理を行うステップと、大
ブロック内において、上記のインターリーヴ処理が行わ
れる前のセクタパケットと当該セクタパケットより1つ
前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号とこれらによ
り形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符号系列を
形成するステップと、上記のインターリーヴ処理が行わ
れた後のセクタパケットと前記第1の符号系列を形成す
るステップで形成された第1の誤り訂正符号とこれらに
より形成された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列
を形成するステップとを順次繰り返し行うステップと、
大ブロックに対して各小ブロック内でブロック内デイン
ターリーブ処理と小ブロック単位でデインターリーブ処
理を行うステップと、2つのデインターリーブ処理後の
大ブロック内の各第2の符号系列を各系列に付加された
第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うス
テップと、大ブロック内の各第1の符号系列を各系列に
付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処
理を行うステップと、このステップの後に誤り訂正がさ
れなかった第2の符号系列について、その系列に付加さ
れた第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再
度行うステップとを具備する。
方法は、データを一定長のデータパケットに分割し、こ
れらデータパケットを分割順に重ねてセクタパケットを
構成するステップと、セクタパケットを一定単位の小ブ
ロックに分割し、各小ブロック内でブロック内インター
リーヴ処理を行うステップと、ブロック内インターリー
ヴ処理が行われたセクタパケットを複数段重ねて大ブロ
ックを構成し、この大ブロックを小ブロック単位で完結
型のブロックインターリーヴ処理を行うステップと、大
ブロック内において、上記のインターリーヴ処理が行わ
れる前のセクタパケットと当該セクタパケットより1つ
前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号とこれらによ
り形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符号系列を
形成するステップと、上記のインターリーヴ処理が行わ
れた後のセクタパケットと前記第1の符号系列を形成す
るステップで形成された第1の誤り訂正符号とこれらに
より形成された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列
を形成するステップとを順次繰り返し行うステップと、
大ブロックに対して各小ブロック内でブロック内デイン
ターリーブ処理と小ブロック単位でデインターリーブ処
理を行うステップと、2つのデインターリーブ処理後の
大ブロック内の各第2の符号系列を各系列に付加された
第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うス
テップと、大ブロック内の各第1の符号系列を各系列に
付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処
理を行うステップと、このステップの後に誤り訂正がさ
れなかった第2の符号系列について、その系列に付加さ
れた第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再
度行うステップとを具備する。
【0022】請求項13記載の本発明のデータ形成再生
方法は、データを一定長のデータパケットに分割し、こ
れらデータパケットを分割順に重ねてセクタパケットを
構成し、このセクタパケットを一定単位の小ブロックに
分割し、さらに分割されたセクタパケットを複数段重ね
て大ブロックを構成するステップと、この大ブロックを
複数の小ブロックが行列方向に並んで構成されているも
のとみなし、1つの対角方向と平行する1つの線上に並
ぶ小ブロック群とこの小ブロック群と第1の誤り訂正符
号を共通する行より1つ前の行の第2の誤り訂正符号と
これらにより形成された第1の誤り訂正符号とで第1の
符号系列を形成するステップと、上記小ブロック群と第
1の誤り訂正符号を共通する行の小ブロック群と当該第
1の誤り訂正符号とこれらにより形成された第2の誤り
訂正符号とで第2の符号系列を形成するステップとを順
次繰り返し行うステップと、大ブロック内の各第2の符
号系列を各系列に付加された第1の誤り訂正符号を用い
て誤り検出訂正処理を行うステップと、大ブロック内の
各第1の符号系列を各系列に付加された第2の誤り訂正
符号を用いて誤り検出訂正処理を行うステップと、この
ステップの後に誤り訂正がされなかった第2の符号系列
について、その系列に付加された第1の誤り訂正符号を
用いて誤り検出訂正処理を再度行うステップとを具備す
る。
方法は、データを一定長のデータパケットに分割し、こ
れらデータパケットを分割順に重ねてセクタパケットを
構成し、このセクタパケットを一定単位の小ブロックに
分割し、さらに分割されたセクタパケットを複数段重ね
て大ブロックを構成するステップと、この大ブロックを
複数の小ブロックが行列方向に並んで構成されているも
のとみなし、1つの対角方向と平行する1つの線上に並
ぶ小ブロック群とこの小ブロック群と第1の誤り訂正符
号を共通する行より1つ前の行の第2の誤り訂正符号と
これらにより形成された第1の誤り訂正符号とで第1の
符号系列を形成するステップと、上記小ブロック群と第
1の誤り訂正符号を共通する行の小ブロック群と当該第
1の誤り訂正符号とこれらにより形成された第2の誤り
訂正符号とで第2の符号系列を形成するステップとを順
次繰り返し行うステップと、大ブロック内の各第2の符
号系列を各系列に付加された第1の誤り訂正符号を用い
て誤り検出訂正処理を行うステップと、大ブロック内の
各第1の符号系列を各系列に付加された第2の誤り訂正
符号を用いて誤り検出訂正処理を行うステップと、この
ステップの後に誤り訂正がされなかった第2の符号系列
について、その系列に付加された第1の誤り訂正符号を
用いて誤り検出訂正処理を再度行うステップとを具備す
る。
【0023】請求項14記載の本発明のデータ形成装置
は、データを一定長のデータパケットに分割し、これら
データパケットを分割順に重ねてセクタパケットを構成
し、セクタパケットを一定単位の小ブロックに分割し、
各小ブロック内でブロック内インターリーヴ処理を行う
ブロック内インターリーヴ処理手段と、ブロック内イン
ターリーヴ処理が行われたセクタパケットを複数段重ね
て大ブロックを構成し、この大ブロックを小ブロック単
位で完結型のブロックインターリーヴ処理を行うブロッ
クインターリーヴ処理処理手段と、大ブロック内におい
て、上記のインターリーヴ処理が行われる前のセクタパ
ケットと当該セクタパケットより1つ前のセクタパケッ
トの第2の誤り訂正符号とこれらにより形成された第1
の誤り訂正符号とで第1の符号系列を形成する処理と、
上記のインターリーヴ処理が行われた後のセクタパケッ
トと前記第1の符号系列を形成する処理で形成された第
1の誤り訂正符号とこれらにより形成された第2の誤り
訂正符号とで第2の符号系列を形成する処理とを順次繰
り返し行う手段とを具備する。
は、データを一定長のデータパケットに分割し、これら
データパケットを分割順に重ねてセクタパケットを構成
し、セクタパケットを一定単位の小ブロックに分割し、
各小ブロック内でブロック内インターリーヴ処理を行う
ブロック内インターリーヴ処理手段と、ブロック内イン
ターリーヴ処理が行われたセクタパケットを複数段重ね
て大ブロックを構成し、この大ブロックを小ブロック単
位で完結型のブロックインターリーヴ処理を行うブロッ
クインターリーヴ処理処理手段と、大ブロック内におい
て、上記のインターリーヴ処理が行われる前のセクタパ
ケットと当該セクタパケットより1つ前のセクタパケッ
トの第2の誤り訂正符号とこれらにより形成された第1
の誤り訂正符号とで第1の符号系列を形成する処理と、
上記のインターリーヴ処理が行われた後のセクタパケッ
トと前記第1の符号系列を形成する処理で形成された第
1の誤り訂正符号とこれらにより形成された第2の誤り
訂正符号とで第2の符号系列を形成する処理とを順次繰
り返し行う手段とを具備する。
【0024】請求項15の本発明のデータ形成装置は、
請求項14のデータ形成装置において、大ブロック内の
先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ前
のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、1つ前
の大ブロック内の最後尾のセクタパケットの第2の誤り
訂正符号を用いたことを特徴とする。
請求項14のデータ形成装置において、大ブロック内の
先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ前
のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、1つ前
の大ブロック内の最後尾のセクタパケットの第2の誤り
訂正符号を用いたことを特徴とする。
【0025】請求項16の本発明のデータ形成装置は、
請求項14のデータ形成装置において、大ブロック内の
先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ前
のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、ダミー
データを用いたことを特徴とする。
請求項14のデータ形成装置において、大ブロック内の
先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ前
のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、ダミー
データを用いたことを特徴とする。
【0026】請求項17の本発明のデータ形成装置は、
請求項14のデータ形成装置において、大ブロック内の
先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ前
のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、再生専
用のデータに対しては1つ前の大ブロック内の最後尾の
セクタパケットの第2の誤り訂正符号を用い、記録再生
用のデータに対してはダミーデータを用いることを特徴
とするデータ形成装置。 請求項18の本発明のデータ
形成装置は、データを一定長のデータパケットに分割
し、これらデータパケットを分割順に重ねてセクタパケ
ットを構成し、このセクタパケットを一定単位の小ブロ
ックに分割し、さらに分割されたセクタパケットを複数
段重ねて大ブロックを構成する大ブロック構成手段と、
この構成された大ブロックを複数の小ブロックが行列方
向に並んで構成されているものとみなし、1つの対角方
向と平行する1つの線上に並ぶ小ブロック群とこの小ブ
ロック群と第1の誤り訂正符号を共通する行より1つ前
の行の第2の誤り訂正符号とこれらにより形成された第
1の誤り訂正符号とで第1の符号系列を形成する処理
と、上記小ブロック群と第1の誤り訂正符号を共通する
行の小ブロック群と当該第1の誤り訂正符号とこれらに
より形成された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列
を形成する処理とを順次繰り返し行う手段とを具備す
る。
請求項14のデータ形成装置において、大ブロック内の
先頭のセクタパケットの第1の符号系列における1つ前
のセクタパケットの第2の誤り訂正符号として、再生専
用のデータに対しては1つ前の大ブロック内の最後尾の
セクタパケットの第2の誤り訂正符号を用い、記録再生
用のデータに対してはダミーデータを用いることを特徴
とするデータ形成装置。 請求項18の本発明のデータ
形成装置は、データを一定長のデータパケットに分割
し、これらデータパケットを分割順に重ねてセクタパケ
ットを構成し、このセクタパケットを一定単位の小ブロ
ックに分割し、さらに分割されたセクタパケットを複数
段重ねて大ブロックを構成する大ブロック構成手段と、
この構成された大ブロックを複数の小ブロックが行列方
向に並んで構成されているものとみなし、1つの対角方
向と平行する1つの線上に並ぶ小ブロック群とこの小ブ
ロック群と第1の誤り訂正符号を共通する行より1つ前
の行の第2の誤り訂正符号とこれらにより形成された第
1の誤り訂正符号とで第1の符号系列を形成する処理
と、上記小ブロック群と第1の誤り訂正符号を共通する
行の小ブロック群と当該第1の誤り訂正符号とこれらに
より形成された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列
を形成する処理とを順次繰り返し行う手段とを具備す
る。
【0027】請求項19の本発明のデータ形成装置は、
請求項18のデータ形成装置において、大ブロック内の
1つの第2の誤り訂正符号として、1つ前の大ブロック
内の1つの第2の誤り訂正符号を用いたことを特徴とす
る。
請求項18のデータ形成装置において、大ブロック内の
1つの第2の誤り訂正符号として、1つ前の大ブロック
内の1つの第2の誤り訂正符号を用いたことを特徴とす
る。
【0028】請求項20の本発明のデータ形成装置は、
請求項18のデータ形成装置において、大ブロック内の
1つの第2の誤り訂正符号として、ダミーデータを用い
たことを特徴とする。
請求項18のデータ形成装置において、大ブロック内の
1つの第2の誤り訂正符号として、ダミーデータを用い
たことを特徴とする。
【0029】請求項21の本発明のデータ形成装置は、
請求項18のデータ形成装置において、大ブロック内の
1つの第2の誤り訂正符号として、再生専用のデータに
対しては1つ前の大ブロック内の1つの第2の誤り訂正
符号を用い、記録再生用のデータに対してはダミーデー
タを用いたことを特徴とする。
請求項18のデータ形成装置において、大ブロック内の
1つの第2の誤り訂正符号として、再生専用のデータに
対しては1つ前の大ブロック内の1つの第2の誤り訂正
符号を用い、記録再生用のデータに対してはダミーデー
タを用いたことを特徴とする。
【0030】請求項22の本発明のデータ形成装置は、
大ブロックに対して各小ブロック内でブロック内デイン
ターリーブ処理と小ブロック単位でデインターリーブ処
理を行うデインターリーブ処理手段と、2つのデインタ
ーリーブ処理後の大ブロック内の各第2の符号系列を各
系列に付加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出
訂正処理を行う第1の誤り検出訂正処理手段と、大ブロ
ック内の各第1の符号系列を各系列に付加された第2の
誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行う第2の誤
り検出訂正処理手段と、この誤り検出訂正処理の後に誤
り訂正がされなかった第2の符号系列について、その系
列に付加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂
正処理を再度行う第3の誤り検出訂正処理手段とを具備
する。
大ブロックに対して各小ブロック内でブロック内デイン
ターリーブ処理と小ブロック単位でデインターリーブ処
理を行うデインターリーブ処理手段と、2つのデインタ
ーリーブ処理後の大ブロック内の各第2の符号系列を各
系列に付加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出
訂正処理を行う第1の誤り検出訂正処理手段と、大ブロ
ック内の各第1の符号系列を各系列に付加された第2の
誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行う第2の誤
り検出訂正処理手段と、この誤り検出訂正処理の後に誤
り訂正がされなかった第2の符号系列について、その系
列に付加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂
正処理を再度行う第3の誤り検出訂正処理手段とを具備
する。
【0031】請求項23の本発明のデータ再生装置は、
大ブロック内の各第2の符号系列を各系列に付加された
第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行う第
1の誤り検出訂正処理手段と、大ブロック内の各第1の
符号系列を各系列に付加された第2の誤り訂正符号を用
いて誤り検出訂正処理を行う第2の誤り検出訂正処理手
段と、この誤り検出訂正処理の後に誤り訂正がされなか
った第2の符号系列について、その系列に付加された第
1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再度行う
第3の誤り検出訂正処理手段とを具備する。
大ブロック内の各第2の符号系列を各系列に付加された
第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行う第
1の誤り検出訂正処理手段と、大ブロック内の各第1の
符号系列を各系列に付加された第2の誤り訂正符号を用
いて誤り検出訂正処理を行う第2の誤り検出訂正処理手
段と、この誤り検出訂正処理の後に誤り訂正がされなか
った第2の符号系列について、その系列に付加された第
1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再度行う
第3の誤り検出訂正処理手段とを具備する。
【0032】請求項24の本発明のデータ再生装置は、
請求項22または請求項23のデータ再生装置におい
て、第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再
度行った後に当該第2の符号系列についてシンドローム
を算出し、当該処理により誤り訂正がされたかを判断す
る手段をさらに具備する。
請求項22または請求項23のデータ再生装置におい
て、第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再
度行った後に当該第2の符号系列についてシンドローム
を算出し、当該処理により誤り訂正がされたかを判断す
る手段をさらに具備する。
【0033】請求項25の本発明のディスクは、大ブロ
ックを構成する各小ブロック内でブロック内インターリ
ーヴ処理と小ブロック単位で完結型のブロックインター
リーヴ処理が行われた第1のデータ群と、大ブロック内
において、上記のインターリーヴ処理が行われる前のセ
クタパケットと当該セクタパケットより1つ前のセクタ
パケットの第2の誤り訂正符号とこれらにより形成され
た第1の誤り訂正符号とで第1の符号系列を形成する処
理と、上記のインターリーヴ処理が行われた後のセクタ
パケットと前記第1の符号系列を形成する処理で形成さ
れた第1の誤り訂正符号とこれらにより形成された第2
の誤り訂正符号とで第2の符号系列を形成する処理とを
順次繰り返し行うことによって得られた第2のデータ群
とを具備する。
ックを構成する各小ブロック内でブロック内インターリ
ーヴ処理と小ブロック単位で完結型のブロックインター
リーヴ処理が行われた第1のデータ群と、大ブロック内
において、上記のインターリーヴ処理が行われる前のセ
クタパケットと当該セクタパケットより1つ前のセクタ
パケットの第2の誤り訂正符号とこれらにより形成され
た第1の誤り訂正符号とで第1の符号系列を形成する処
理と、上記のインターリーヴ処理が行われた後のセクタ
パケットと前記第1の符号系列を形成する処理で形成さ
れた第1の誤り訂正符号とこれらにより形成された第2
の誤り訂正符号とで第2の符号系列を形成する処理とを
順次繰り返し行うことによって得られた第2のデータ群
とを具備する。
【0034】請求項26の本発明のディスクは、請求項
25のディスクにおいて、大ブロック内の先頭のセクタ
パケットの第1の符号系列における1つ前のセクタパケ
ットの第2の誤り訂正符号として、1つ前の大ブロック
内の最後尾のセクタパケットの第2の誤り訂正符号を用
いたことを特徴とする。
25のディスクにおいて、大ブロック内の先頭のセクタ
パケットの第1の符号系列における1つ前のセクタパケ
ットの第2の誤り訂正符号として、1つ前の大ブロック
内の最後尾のセクタパケットの第2の誤り訂正符号を用
いたことを特徴とする。
【0035】請求項27の本発明のディスクは、請求項
25のディスクにおいて、大ブロック内の先頭のセクタ
パケットの第1の符号系列における1つ前のセクタパケ
ットの第2の誤り訂正符号として、ダミーデータを用い
たことを特徴とする。
25のディスクにおいて、大ブロック内の先頭のセクタ
パケットの第1の符号系列における1つ前のセクタパケ
ットの第2の誤り訂正符号として、ダミーデータを用い
たことを特徴とする。
【0036】請求項28の本発明のディスクは、大ブロ
ックを構成する第1のデータ群と、この大ブロックを複
数の小ブロックが行列方向に並んで構成されているもの
とみなし、1つの対角方向と平行する1つの線上に並ぶ
小ブロック群とこの小ブロック群と第1の誤り訂正符号
を共通する行より1つ前の行の第2の誤り訂正符号とこ
れらにより形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符
号系列を形成する処理と、上記小ブロック群と第1の誤
り訂正符号を共通する行の小ブロック群と当該第1の誤
り訂正符号とこれらにより形成された第2の誤り訂正符
号とで第2の符号系列を形成する処理とを順次繰り返し
行うことによって得られた第2のデータ群とを具備す
る。
ックを構成する第1のデータ群と、この大ブロックを複
数の小ブロックが行列方向に並んで構成されているもの
とみなし、1つの対角方向と平行する1つの線上に並ぶ
小ブロック群とこの小ブロック群と第1の誤り訂正符号
を共通する行より1つ前の行の第2の誤り訂正符号とこ
れらにより形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符
号系列を形成する処理と、上記小ブロック群と第1の誤
り訂正符号を共通する行の小ブロック群と当該第1の誤
り訂正符号とこれらにより形成された第2の誤り訂正符
号とで第2の符号系列を形成する処理とを順次繰り返し
行うことによって得られた第2のデータ群とを具備す
る。
【0037】請求項29の本発明のディスクは、請求項
28のディスクにおいて、大ブロック内の1つの第2の
誤り訂正符号として、1つ前の大ブロック内の1つの第
2の誤り訂正符号を用いたことを特徴とする。
28のディスクにおいて、大ブロック内の1つの第2の
誤り訂正符号として、1つ前の大ブロック内の1つの第
2の誤り訂正符号を用いたことを特徴とする。
【0038】請求項30の本発明のディスクは、請求項
28のディスクにおいて、大ブロック内の1つの第2の
誤り訂正符号として、ダミーデータを用いたことを特徴
とする。
28のディスクにおいて、大ブロック内の1つの第2の
誤り訂正符号として、ダミーデータを用いたことを特徴
とする。
【0039】
【作用】本発明では、大ブロック内において、インター
リーヴ処理が行われる前のセクタパケットと当該セクタ
パケットより1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正
符号とこれらにより形成された第1の誤り訂正符号とで
第1の符号系列を形成するステップと、インターリーヴ
処理が行われた後のセクタパケットと第1の符号系列を
形成するステップで形成された第1の誤り訂正符号とこ
れらにより形成された第2の誤り訂正符号とで第2の符
号系列を形成するステップとを順次繰り返すことによ
り、完結型でありながら第2の誤り検出訂正符号を第1
の誤り検出訂正符号に順次畳み込む構造を実現してい
る。これにより、完結型のデータ構造でありながら、誤
り訂正能力が高く、しかも第2の誤り検出訂正符号も第
1の誤り検出訂正符号により保護できるシステムを実現
している。
リーヴ処理が行われる前のセクタパケットと当該セクタ
パケットより1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正
符号とこれらにより形成された第1の誤り訂正符号とで
第1の符号系列を形成するステップと、インターリーヴ
処理が行われた後のセクタパケットと第1の符号系列を
形成するステップで形成された第1の誤り訂正符号とこ
れらにより形成された第2の誤り訂正符号とで第2の符
号系列を形成するステップとを順次繰り返すことによ
り、完結型でありながら第2の誤り検出訂正符号を第1
の誤り検出訂正符号に順次畳み込む構造を実現してい
る。これにより、完結型のデータ構造でありながら、誤
り訂正能力が高く、しかも第2の誤り検出訂正符号も第
1の誤り検出訂正符号により保護できるシステムを実現
している。
【0040】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づき
説明する。
説明する。
【0041】まず、図1〜図6に基づき本発明に係るデ
ータ形成の手順を説明する。
ータ形成の手順を説明する。
【0042】図1は形成される1つのユニットの構成を
示している。
示している。
【0043】同図に示すように、このユニットは、k=
9、m=16、n=16として0列から124列に挿入
された(9×16−14)シンボル×16行のデータパ
ケット部と、130列から143列に挿入された14シ
ンボル×16行の第1のパリティーシンボルPo(外符
号)部と、144列から151列に挿入された8シンボ
ル×16行の第2のパリティーシンボルPi(外符号)
部とで構成される。
9、m=16、n=16として0列から124列に挿入
された(9×16−14)シンボル×16行のデータパ
ケット部と、130列から143列に挿入された14シ
ンボル×16行の第1のパリティーシンボルPo(外符
号)部と、144列から151列に挿入された8シンボ
ル×16行の第2のパリティーシンボルPi(外符号)
部とで構成される。
【0044】このユニットは次のようにしてデータが形
成される。
成される。
【0045】図2に示すように、符号化前の原データパ
ケット130シンボルに第1のパリティーシンボル14
シンボルを加えた144シンボルを、それぞれ16列
(シンボル)×16行の小ブロックに分割して考える。
そして、分割した9個の小ブロックで1つの集合ユニッ
トを構成し、10組の集合ユニットを行方向に連結す
る。連結したユニット連結ブロックをパリティー生成の
ための大ブロック(パリティー生成大ブロック)と考え
る。この関係を図2に示す。ここでは、m=16、n=
16、k=9、L=10とし、小ブロック番号ki(0
≦i≦8)、ユニット番号Li(0≦i≦9)とする。
また、ユニット番号0の原データパケットと第1のパリ
ティーシンボル144シンボル×16行の情報を
[A]、ユニット番号1を[B]、以下[C]、
[D]、[E]、[F]、[G]、[H]、[I]、
[J]にて表す。
ケット130シンボルに第1のパリティーシンボル14
シンボルを加えた144シンボルを、それぞれ16列
(シンボル)×16行の小ブロックに分割して考える。
そして、分割した9個の小ブロックで1つの集合ユニッ
トを構成し、10組の集合ユニットを行方向に連結す
る。連結したユニット連結ブロックをパリティー生成の
ための大ブロック(パリティー生成大ブロック)と考え
る。この関係を図2に示す。ここでは、m=16、n=
16、k=9、L=10とし、小ブロック番号ki(0
≦i≦8)、ユニット番号Li(0≦i≦9)とする。
また、ユニット番号0の原データパケットと第1のパリ
ティーシンボル144シンボル×16行の情報を
[A]、ユニット番号1を[B]、以下[C]、
[D]、[E]、[F]、[G]、[H]、[I]、
[J]にて表す。
【0046】まず、図3に示すようにブロック内インタ
ーリーヴを施す。ブロック内インターリーヴは、144
シンボル×16行の行列の、行番号を0から15、列番
号を0から143とし、行番号16に相当する行に行番
号0の行を回転配置して、行番号16以上の行を扱うこ
ととする。そして、i(0≦i≦15)行目のシンボル
を、i行0列から行番号と列番号を夫々1ずつ増加して
得られる(i+143)行143列までの位置に配置し
直す。
ーリーヴを施す。ブロック内インターリーヴは、144
シンボル×16行の行列の、行番号を0から15、列番
号を0から143とし、行番号16に相当する行に行番
号0の行を回転配置して、行番号16以上の行を扱うこ
ととする。そして、i(0≦i≦15)行目のシンボル
を、i行0列から行番号と列番号を夫々1ずつ増加して
得られる(i+143)行143列までの位置に配置し
直す。
【0047】次に、図4に示すように16行×16列の
ブロックを単位とする完結型ブロックインターリーヴを
施す。この完結型ブロックインターリーヴは、次の処理
によって行われる。すなわち、144シンボル×16行
のユニットを10組行方向に連結し、各ユニットを16
シンボル×16行の9個ブロックに分割する。ここで各
ブロックは、ブロック番号iとした時、(8−iユニッ
ト分)ユニット番号方向にシフトする。但し、ユニット
番号Lは0から9であるが、10以上が扱えるようユニ
ット番号10をユニット番号0に回転配置する。
ブロックを単位とする完結型ブロックインターリーヴを
施す。この完結型ブロックインターリーヴは、次の処理
によって行われる。すなわち、144シンボル×16行
のユニットを10組行方向に連結し、各ユニットを16
シンボル×16行の9個ブロックに分割する。ここで各
ブロックは、ブロック番号iとした時、(8−iユニッ
ト分)ユニット番号方向にシフトする。但し、ユニット
番号Lは0から9であるが、10以上が扱えるようユニ
ット番号10をユニット番号0に回転配置する。
【0048】次に、図5に示すようにパリティーシンボ
ルを生成して付加する。すなわち、まず図5の如く1
6シンボル×16行の小ブロックA0〜A7、A8+A
Po、Pi9’で第1の誤り訂正系列を構成し、この第
1の誤り訂正系列により外符号(Po)を生成してAP
oに付加する。ただし、Pi9’は、ユニット[A]〜
[J]の10組のユニット連結によるパリティー生成大
ブロックで生成されたパリティーシンボルではなく、1
組前のパリティー生成大ブロックで生成されたものであ
る。次に、図5の如くC0、D1、E2、F3、G
4、H5、I6、J7、A8+APo、Pi0で第2の
誤り訂正系列を構成し、この第2の誤り訂正系列により
外符号(Pi)を生成してPi0に付加する。
ルを生成して付加する。すなわち、まず図5の如く1
6シンボル×16行の小ブロックA0〜A7、A8+A
Po、Pi9’で第1の誤り訂正系列を構成し、この第
1の誤り訂正系列により外符号(Po)を生成してAP
oに付加する。ただし、Pi9’は、ユニット[A]〜
[J]の10組のユニット連結によるパリティー生成大
ブロックで生成されたパリティーシンボルではなく、1
組前のパリティー生成大ブロックで生成されたものであ
る。次に、図5の如くC0、D1、E2、F3、G
4、H5、I6、J7、A8+APo、Pi0で第2の
誤り訂正系列を構成し、この第2の誤り訂正系列により
外符号(Pi)を生成してPi0に付加する。
【0049】次に、図5の如く16シンボル×16行
の小ブロックB0〜B7、B8+BPo、Pi0で第1
の誤り訂正系列を構成し、この第1の誤り訂正系列によ
り外符号(Po)を生成してBPoに付加する。次に、
図5の如くD0、E1、F2、G3、H4、I5、J
6、K7、B8+BPo、Pi1で第2の誤り訂正系列
を構成し、この第2の誤り訂正系列により外符号(P
i)を生成してPi1に付加する。
の小ブロックB0〜B7、B8+BPo、Pi0で第1
の誤り訂正系列を構成し、この第1の誤り訂正系列によ
り外符号(Po)を生成してBPoに付加する。次に、
図5の如くD0、E1、F2、G3、H4、I5、J
6、K7、B8+BPo、Pi1で第2の誤り訂正系列
を構成し、この第2の誤り訂正系列により外符号(P
i)を生成してPi1に付加する。
【0050】以下、これらの処理を順次繰り返して行
う。
う。
【0051】最後に生成されたPi9は次の10組のユ
ニットで形成されるパリティー生成大ブロックにおける
最初のユニットの第1の誤り訂正系列に組み込まれる。
ニットで形成されるパリティー生成大ブロックにおける
最初のユニットの第1の誤り訂正系列に組み込まれる。
【0052】以上の説明で明らかなように、誤り訂正積
符号化の系列の形成において、原データと外符号Poか
ら構成される144シンボル×(16行×10ユニッ
ト)は、誤り生成系列が完全な完結構成となっており、
内符号のみが完結ブロックを構成している1ユニットの
Pi(8シンボル×16行)ブロックが、完結のためパ
リティー生成大ブロック間を接続することで、従来の完
結インターリーヴ構造では不可能であった外符号系列内
に内符号が挿入された構造の形成を可能にしている。
以上の説明で、外符号Poと内符号Piの符号化系列形
成について説明したが、系列を形成する符号化手段にお
いて、具体的にデータ配列を上記のように整える必要は
なく、ブロック及びシンボルデータの選択で対応すれば
よい。例えば、外符号Poの生成の系列形成の符号化手
段は、ユニット番号順に行う。内符号Pi生成は、ユニ
ット番号を0から9とし、ブロック番号を0から8と
し、Piをブロック番号9としたとき、ユニット番号1
0に相当するユニットをユニット番号0のユニットを回
転配置して、ユニット番号10以上を取り扱うこととす
る。そして、i(0≦i≦9)ユニット目のブロックを
iユニット0ブロックからユニット番号とブロック番号
を夫々1つずつ増加して得られる(i+9)ユニット9
ブロックを選択して得られる、選択ブロック集合ユニッ
トにて、内符号Piの生成の系列形成によって行う符号
化手段を、最初のユニット番号i=2から行うようにな
せばよい。ただし、その場合、外符号生成、内符号生成
をユニット単位で交互に処理する。
符号化の系列の形成において、原データと外符号Poか
ら構成される144シンボル×(16行×10ユニッ
ト)は、誤り生成系列が完全な完結構成となっており、
内符号のみが完結ブロックを構成している1ユニットの
Pi(8シンボル×16行)ブロックが、完結のためパ
リティー生成大ブロック間を接続することで、従来の完
結インターリーヴ構造では不可能であった外符号系列内
に内符号が挿入された構造の形成を可能にしている。
以上の説明で、外符号Poと内符号Piの符号化系列形
成について説明したが、系列を形成する符号化手段にお
いて、具体的にデータ配列を上記のように整える必要は
なく、ブロック及びシンボルデータの選択で対応すれば
よい。例えば、外符号Poの生成の系列形成の符号化手
段は、ユニット番号順に行う。内符号Pi生成は、ユニ
ット番号を0から9とし、ブロック番号を0から8と
し、Piをブロック番号9としたとき、ユニット番号1
0に相当するユニットをユニット番号0のユニットを回
転配置して、ユニット番号10以上を取り扱うこととす
る。そして、i(0≦i≦9)ユニット目のブロックを
iユニット0ブロックからユニット番号とブロック番号
を夫々1つずつ増加して得られる(i+9)ユニット9
ブロックを選択して得られる、選択ブロック集合ユニッ
トにて、内符号Piの生成の系列形成によって行う符号
化手段を、最初のユニット番号i=2から行うようにな
せばよい。ただし、その場合、外符号生成、内符号生成
をユニット単位で交互に処理する。
【0053】以上の処理で、原データバケット130シ
ンボルが主要構成データであるデータユニット10組で
積符号系列生成の形成構造となっているが、外符号と内
符号をユニット単位で交互に符号化処理するため、内符
号の系列演算が完了したユニットから順次152シンボ
ルづつ16行分を最終符号化パケットデータとして順次
出力伝送する。図6に最初の第2の符号化と2番目の第
1の符号化のユニットを構成するブロックの関係と符号
系列の配列を示す。
ンボルが主要構成データであるデータユニット10組で
積符号系列生成の形成構造となっているが、外符号と内
符号をユニット単位で交互に符号化処理するため、内符
号の系列演算が完了したユニットから順次152シンボ
ルづつ16行分を最終符号化パケットデータとして順次
出力伝送する。図6に最初の第2の符号化と2番目の第
1の符号化のユニットを構成するブロックの関係と符号
系列の配列を示す。
【0054】図7は具体的な出力伝送のデータ構造を示
してある。この例では、最後に一つの内符号である15
2シンボルに対して、その2分の一の長さの76シンボ
ルを一つの単位とする同期フレームを構成して送出す
る。この76シンボルの同期フレームの構成は、例えば
同図に示すように、その先頭部にフレーム同期信号(S
YNC)を有する構造にしたものである。
してある。この例では、最後に一つの内符号である15
2シンボルに対して、その2分の一の長さの76シンボ
ルを一つの単位とする同期フレームを構成して送出す
る。この76シンボルの同期フレームの構成は、例えば
同図に示すように、その先頭部にフレーム同期信号(S
YNC)を有する構造にしたものである。
【0055】なお、本発明では、上記実施例には限定さ
れず、上記実施例とは行や列が逆のもの、外符号や内符
号を列の先頭や中間に配置したもの等、種々考えられ
る。これら配置の構造により、ブロックの選択配列が異
なることは当然であり、本発明の主旨を逸脱するもので
はない。また、実施例で使用したブロックインターリー
ヴの図は概念図であり、実際の処理に対するメモリーエ
リアは、図に示すとおりに移動させる必要はなく、メモ
リーアドレス制御によって、符号化並びに入出力処理に
必要なシンボルデータをリード/ライトすればよい。
れず、上記実施例とは行や列が逆のもの、外符号や内符
号を列の先頭や中間に配置したもの等、種々考えられ
る。これら配置の構造により、ブロックの選択配列が異
なることは当然であり、本発明の主旨を逸脱するもので
はない。また、実施例で使用したブロックインターリー
ヴの図は概念図であり、実際の処理に対するメモリーエ
リアは、図に示すとおりに移動させる必要はなく、メモ
リーアドレス制御によって、符号化並びに入出力処理に
必要なシンボルデータをリード/ライトすればよい。
【0056】なお、上記の実施例では、Pi9’として
1組前のパリティー生成大ブロックで生成されたものを
用いていたが、これに代え、図8に示すようにPi9’
として、他には出現することのない例えばオール0のよ
うなユニークなダミーデータを用いてもよい。これによ
り、各パリティー生成大ブロックを完全な完結型とする
ことができ、特に、この場合、記録再生用、つまり記録
が細切れで行われるようなとき(例えば、記録メディア
は異なるが家庭用ビデオテープレコーダのような使われ
方のとき)には有効である。
1組前のパリティー生成大ブロックで生成されたものを
用いていたが、これに代え、図8に示すようにPi9’
として、他には出現することのない例えばオール0のよ
うなユニークなダミーデータを用いてもよい。これによ
り、各パリティー生成大ブロックを完全な完結型とする
ことができ、特に、この場合、記録再生用、つまり記録
が細切れで行われるようなとき(例えば、記録メディア
は異なるが家庭用ビデオテープレコーダのような使われ
方のとき)には有効である。
【0057】また、Pi9’として、再生専用のデータ
に対しては1つ前の大ブロック内の最後尾のセクタパケ
ットの第2の誤り訂正符号を用い、記録再生用のデータ
に対しては1つ前の大ブロック内の最後尾のセクタパケ
ットの第2の誤り訂正符号を用い、これらを適宜切り換
えて用いるようにしてもよい。
に対しては1つ前の大ブロック内の最後尾のセクタパケ
ットの第2の誤り訂正符号を用い、記録再生用のデータ
に対しては1つ前の大ブロック内の最後尾のセクタパケ
ットの第2の誤り訂正符号を用い、これらを適宜切り換
えて用いるようにしてもよい。
【0058】次に、本発明に係るデータ形成装置を説明
する。
する。
【0059】図9はこのデータ形成装置の構成を示す図
である。
である。
【0060】同図に示すように、情報データ多重化部1
は、圧縮された映像信号、音声信号、字幕等の副映像信
号その他映像信号や音声信号の同期化等に用いられる制
御信号等を各々小さなパケットにして多重化を行い、1
ストリーム伝送が可能なように整理する。
は、圧縮された映像信号、音声信号、字幕等の副映像信
号その他映像信号や音声信号の同期化等に用いられる制
御信号等を各々小さなパケットにして多重化を行い、1
ストリーム伝送が可能なように整理する。
【0061】セクタパケット処理部2は、セレクタS1
により選択された情報データ多重化部1の出力または情
報ファイル管理データを入力する。情報ファイル管理デ
ータは、映像信号の圧縮スタイルや音声信号のストリー
ム数字あるいは圧縮比等の全体に関する制御情報管理デ
ータである。セクタパケット処理部2は、まず情報ファ
イル管理データを1セクタパケット容量(この例では、
2048バイト)にセクタアライメントし、以後の誤り
訂正符号化を行う系列化のベース配列を生成する。ここ
では、図10に示すように、128バイト(またはシン
ボル)×16行のセクタパケットのベース配列を形成す
る。セクタパケット処理部2は、管理データのセクタパ
ケット(ベース)を生成すると、次にセレクトタS1を
情報データ多重化部1側に接続し、副映像信号や音声信
号が多重化された情報データストリームを受取り、上記
と同様の2048バイト(128B×16行)のセクタ
パケット(ベース)配列を形成していく。セクタパケッ
ト処理部2は、1セクタパケットの配列を行うと128
バイト単位で遅延器3と情報データ誤り検出符号生成部
4に信号を送る。
により選択された情報データ多重化部1の出力または情
報ファイル管理データを入力する。情報ファイル管理デ
ータは、映像信号の圧縮スタイルや音声信号のストリー
ム数字あるいは圧縮比等の全体に関する制御情報管理デ
ータである。セクタパケット処理部2は、まず情報ファ
イル管理データを1セクタパケット容量(この例では、
2048バイト)にセクタアライメントし、以後の誤り
訂正符号化を行う系列化のベース配列を生成する。ここ
では、図10に示すように、128バイト(またはシン
ボル)×16行のセクタパケットのベース配列を形成す
る。セクタパケット処理部2は、管理データのセクタパ
ケット(ベース)を生成すると、次にセレクトタS1を
情報データ多重化部1側に接続し、副映像信号や音声信
号が多重化された情報データストリームを受取り、上記
と同様の2048バイト(128B×16行)のセクタ
パケット(ベース)配列を形成していく。セクタパケッ
ト処理部2は、1セクタパケットの配列を行うと128
バイト単位で遅延器3と情報データ誤り検出符号生成部
4に信号を送る。
【0062】情報データ誤り検出符号生成部4は、1セ
クタ単位の誤り検出符号(IEC)を生成する。
クタ単位の誤り検出符号(IEC)を生成する。
【0063】一方、情報データ誤り検出符号生成部4が
1つのIECを生成したとき、ID生成カウンタ5は、
1カウントアップし、IECに対応するセクタパケット
のアドレス信号(ID)を生成し、セクタに関する制御
信号(SLI=セクタパケット単位の内容識別信号等)
を含めて、ID誤り検出訂正符号生成部6に送る。
1つのIECを生成したとき、ID生成カウンタ5は、
1カウントアップし、IECに対応するセクタパケット
のアドレス信号(ID)を生成し、セクタに関する制御
信号(SLI=セクタパケット単位の内容識別信号等)
を含めて、ID誤り検出訂正符号生成部6に送る。
【0064】ID誤り検出訂正符号生成部6は、ID+
SLIの誤り訂正符号IECを生成する。ここで、ID
とSLIはセレクタS2で順序が選択され、上記のIE
Cが生成されたら、セレクタS3により1バイト単位で
S4及びS6を介してRAM7に送られる。このときの
セクタパケットの配列を概念的に示すと図11に示す通
りとなる。
SLIの誤り訂正符号IECを生成する。ここで、ID
とSLIはセレクタS2で順序が選択され、上記のIE
Cが生成されたら、セレクタS3により1バイト単位で
S4及びS6を介してRAM7に送られる。このときの
セクタパケットの配列を概念的に示すと図11に示す通
りとなる。
【0065】さて、RAM7には、ブロック内インター
リーヴ用アドレス生成ROM8、ブロックインターリー
ヴ用アドレス生成ROM9及びN進カウンタ10から発
生される書き込みアドレスに従って、図4に示したよう
にデータが書き込まれる。図4に示した外符号Poと内
符号Piに関しては、それぞれ外符号Po生成部11と
内符号Pi生成部12により発生された外符号Poと内
符号PiがセレクタS7及びセレクタS6を介してRA
M7に書き込まれる。より具体的には、図5に示したよ
うに、外符号Po生成部11がRAM7に書き込まれた
同図のA0〜A7、A8及びRAM7の特別の領域ま
たは外符号Po生成部11に保持されたPi9’(また
はダミーデータ)を読み出しこれらにより外符号(P
o)を生成してAPoとしてセレクタS7及びセレクタ
S6を介してRAM7に書き込む。次に、内符号Pi生
成部12がRAM7に書き込まれた同図のC0、D
1、E2、F3、G4、H5、I6、J7、A8+AP
oを読み出しこれらにより内符号(Pi)を生成してP
i0としてセレクタS7及びセレクタS6を介してRA
M7に書き込む。次に、外符号Po生成部11がRAM
7に書き込まれた同図のB0〜B7、B8、Pi0を
読み出しこれらにより外符号(Po)を生成してBPo
としてセレクタS7及びセレクタS6を介してRAM7
に書き込む。次に、内符号Pi生成部12がRAM7に
書き込まれた同図のD0、E1、F2、G3、H4、
I5、J6、K7、B8+BPoを読み出しこれらによ
り内符号(Pi)を生成してPi1としてセレクタS7
及びセレクタS6を介してRAM7に書き込む。以下、
これらの処理を順次繰り返して行う。
リーヴ用アドレス生成ROM8、ブロックインターリー
ヴ用アドレス生成ROM9及びN進カウンタ10から発
生される書き込みアドレスに従って、図4に示したよう
にデータが書き込まれる。図4に示した外符号Poと内
符号Piに関しては、それぞれ外符号Po生成部11と
内符号Pi生成部12により発生された外符号Poと内
符号PiがセレクタS7及びセレクタS6を介してRA
M7に書き込まれる。より具体的には、図5に示したよ
うに、外符号Po生成部11がRAM7に書き込まれた
同図のA0〜A7、A8及びRAM7の特別の領域ま
たは外符号Po生成部11に保持されたPi9’(また
はダミーデータ)を読み出しこれらにより外符号(P
o)を生成してAPoとしてセレクタS7及びセレクタ
S6を介してRAM7に書き込む。次に、内符号Pi生
成部12がRAM7に書き込まれた同図のC0、D
1、E2、F3、G4、H5、I6、J7、A8+AP
oを読み出しこれらにより内符号(Pi)を生成してP
i0としてセレクタS7及びセレクタS6を介してRA
M7に書き込む。次に、外符号Po生成部11がRAM
7に書き込まれた同図のB0〜B7、B8、Pi0を
読み出しこれらにより外符号(Po)を生成してBPo
としてセレクタS7及びセレクタS6を介してRAM7
に書き込む。次に、内符号Pi生成部12がRAM7に
書き込まれた同図のD0、E1、F2、G3、H4、
I5、J6、K7、B8+BPoを読み出しこれらによ
り内符号(Pi)を生成してPi1としてセレクタS7
及びセレクタS6を介してRAM7に書き込む。以下、
これらの処理を順次繰り返して行う。
【0066】なお、これら各部のタイミングの制御は、
タイミング制御メモリーR/W制御部13によって行わ
れる。
タイミング制御メモリーR/W制御部13によって行わ
れる。
【0067】そして、RAM7に図5に示したデータが
全て書き込まれると、記録セクタとして変換付加部14
に送られる。変換付加部14は、152Bの並列データ
をバイト直列データに変換し、各系列(行=あるいは1
行を複数フレームに分割する。)をフレームとしてフレ
ーム同期信号を付加し、変調回路15に送る。変調回路
15は、このデータを伝送あるいは記録処理に適した信
号に変調し、ビットシリアルで伝送あるいは光ディスク
等のメディアに記録する。
全て書き込まれると、記録セクタとして変換付加部14
に送られる。変換付加部14は、152Bの並列データ
をバイト直列データに変換し、各系列(行=あるいは1
行を複数フレームに分割する。)をフレームとしてフレ
ーム同期信号を付加し、変調回路15に送る。変調回路
15は、このデータを伝送あるいは記録処理に適した信
号に変調し、ビットシリアルで伝送あるいは光ディスク
等のメディアに記録する。
【0068】次に、本発明に係るデータ再生装置を説明
する。
する。
【0069】図12はこのデータ再生装置の構成を示す
図である。
図である。
【0070】同図に示すように、入力された変調信号
は、復調回路20と同期信号検出回路21とに送られ
る。
は、復調回路20と同期信号検出回路21とに送られ
る。
【0071】同期信号検出回路21は、変調信号から同
期パターンを検出する。なお、この同期パターンの検出
では、情報データ内でもディフェクト等で符号誤りを生
じて偽同期信号が検出されるため、その防御対応として
同期窓生成部22が同期パターンよりも信号区間が長い
同期信号検出窓信号を生成し、再生同期信号生成部23
がアンド回路24を介して同期検出信号と同期信号検出
窓信号とを入力し再生同期信号を生成する。そして、こ
の再生同期信号に基づき復調を行うことで誤り同期化を
防御している。また、このような同期信号検出窓信号を
用いた誤り同期化処理方式では、同期信号検出窓信号が
同期信号と一定以上の距離で離れていると、永久に同期
化はできない。そこで、本実施例では、一定期間同期化
ができない場合は、同期信号検出窓信号をオープンにし
て、最初の同期信号のみ無条件で同期化信号とするよう
な対応をとっている。
期パターンを検出する。なお、この同期パターンの検出
では、情報データ内でもディフェクト等で符号誤りを生
じて偽同期信号が検出されるため、その防御対応として
同期窓生成部22が同期パターンよりも信号区間が長い
同期信号検出窓信号を生成し、再生同期信号生成部23
がアンド回路24を介して同期検出信号と同期信号検出
窓信号とを入力し再生同期信号を生成する。そして、こ
の再生同期信号に基づき復調を行うことで誤り同期化を
防御している。また、このような同期信号検出窓信号を
用いた誤り同期化処理方式では、同期信号検出窓信号が
同期信号と一定以上の距離で離れていると、永久に同期
化はできない。そこで、本実施例では、一定期間同期化
ができない場合は、同期信号検出窓信号をオープンにし
て、最初の同期信号のみ無条件で同期化信号とするよう
な対応をとっている。
【0072】入力書込アドレス部25は、再生同期信号
に基づき書き込みアドレスを発生する。この書き込みア
ドレスは、復調回路20により復調されたデータをRA
M26に書き込むためのアドレスである。
に基づき書き込みアドレスを発生する。この書き込みア
ドレスは、復調回路20により復調されたデータをRA
M26に書き込むためのアドレスである。
【0073】RAM26には、これにより図5に示した
データの書き込みが行われる。
データの書き込みが行われる。
【0074】そして、RAM26よりブロック内デイン
ターリーヴ用アドレス生成部27、ブロックデインター
リーヴ用アドレス生成部28及びN進カウンタ29から
発生される読み出しアドレスに従ってデータの読み出し
が行われ、内符号Pi誤り検出訂正部30と外符号Po
誤り検出訂正部31による内符号Piの誤り検出訂正と
外符号Poの誤り検出訂正が行われる。より具体的に
は、次のようにして行われる。まず、内符号Pi誤り検
出訂正部30が、RAM26より順次データパケットを
読み出し内符号Piによる誤り検出訂正を行い、以下、
1つのパリティー生成大ブロックの全てについて誤り検
出訂正を行う。次に、外符号Po誤り検出訂正部31
が、内符号Piによる誤り検出訂正が完了した1つのパ
リティー生成大ブロックについて、RAM26より順次
データパケットを読み出し外符号Poによる誤り検出訂
正を行い、以下、1つのパリティー生成大ブロックの全
てについて誤り検出訂正を行う。外符号Po誤り検出訂
正部31による誤り検出訂正において、誤り訂正ができ
なかったデータパケットについてはフラグ部32におい
てフラグを立てておき、このフラグ部32のフラグデー
タはメモリ制御部33に送られる。メモリ制御部33
は、誤り訂正ができなかったデータパケット(内符号P
iに対応するもの)についてのみ内符号Pi誤り検出訂
正部30による内符号Piの誤り検出訂正を再び行わせ
る。そして、内符号Pi誤り検出訂正部30は、そのシ
ンドロームを計算し、その値が0であれば誤り訂正がで
きたものとして判断するが、その値が0でなければ誤り
訂正ができなかったものとして後段の回路にその情報を
伝える。なお、以上の再訂正処理は、2回のみ行うもの
であったが、3回以上行っても勿論よい。ただし、映像
データのようにデータを正確に再生するよりもデータを
滞りなく処理することが要求される場合には、2回程度
の方がよく、制御データのようにデータを正確に再生す
ることが要求される場合には、3回以上行う方がよい。
映像データ等と制御データ等が混在するようなシステム
では、このような再生回数をデータの種別に応じて切り
換えてもよい。その場合、データ記録時に例えば図11
に示したSLI(RSV)にデータの種別のデータを記
録しておくことが考えられる。
ターリーヴ用アドレス生成部27、ブロックデインター
リーヴ用アドレス生成部28及びN進カウンタ29から
発生される読み出しアドレスに従ってデータの読み出し
が行われ、内符号Pi誤り検出訂正部30と外符号Po
誤り検出訂正部31による内符号Piの誤り検出訂正と
外符号Poの誤り検出訂正が行われる。より具体的に
は、次のようにして行われる。まず、内符号Pi誤り検
出訂正部30が、RAM26より順次データパケットを
読み出し内符号Piによる誤り検出訂正を行い、以下、
1つのパリティー生成大ブロックの全てについて誤り検
出訂正を行う。次に、外符号Po誤り検出訂正部31
が、内符号Piによる誤り検出訂正が完了した1つのパ
リティー生成大ブロックについて、RAM26より順次
データパケットを読み出し外符号Poによる誤り検出訂
正を行い、以下、1つのパリティー生成大ブロックの全
てについて誤り検出訂正を行う。外符号Po誤り検出訂
正部31による誤り検出訂正において、誤り訂正ができ
なかったデータパケットについてはフラグ部32におい
てフラグを立てておき、このフラグ部32のフラグデー
タはメモリ制御部33に送られる。メモリ制御部33
は、誤り訂正ができなかったデータパケット(内符号P
iに対応するもの)についてのみ内符号Pi誤り検出訂
正部30による内符号Piの誤り検出訂正を再び行わせ
る。そして、内符号Pi誤り検出訂正部30は、そのシ
ンドロームを計算し、その値が0であれば誤り訂正がで
きたものとして判断するが、その値が0でなければ誤り
訂正ができなかったものとして後段の回路にその情報を
伝える。なお、以上の再訂正処理は、2回のみ行うもの
であったが、3回以上行っても勿論よい。ただし、映像
データのようにデータを正確に再生するよりもデータを
滞りなく処理することが要求される場合には、2回程度
の方がよく、制御データのようにデータを正確に再生す
ることが要求される場合には、3回以上行う方がよい。
映像データ等と制御データ等が混在するようなシステム
では、このような再生回数をデータの種別に応じて切り
換えてもよい。その場合、データ記録時に例えば図11
に示したSLI(RSV)にデータの種別のデータを記
録しておくことが考えられる。
【0075】検査系列番号チェック部34は、各データ
パケットに付加された当該データパケット固有の番号
(例えば、ユニット毎にサイクリックに付加される番
号)をチェックする。そして、メモリ制御部33に対し
てデータパケットが重複する場合は重複する残りのデー
タパケットを廃棄し、データパケットが欠如する場合は
ダミーのデータパケットを挿入する制御を行わせる。
パケットに付加された当該データパケット固有の番号
(例えば、ユニット毎にサイクリックに付加される番
号)をチェックする。そして、メモリ制御部33に対し
てデータパケットが重複する場合は重複する残りのデー
タパケットを廃棄し、データパケットが欠如する場合は
ダミーのデータパケットを挿入する制御を行わせる。
【0076】用い、一定量が記憶されたらデータ読み出
しポイントを前に戻し、再びメモリーに空きスペースが
できたら、前に読みとった最後のデータの連続部分から
読みとる操作が必要である。この再生装置では、このよ
うなデータの連続性の管理をセクタパケットのアドレス
信号であるID信号で行う。
しポイントを前に戻し、再びメモリーに空きスペースが
できたら、前に読みとった最後のデータの連続部分から
読みとる操作が必要である。この再生装置では、このよ
うなデータの連続性の管理をセクタパケットのアドレス
信号であるID信号で行う。
【0077】ID訂正処理部35は、ID信号部分(図
11参照)を取り出し、IECパリティー信号で誤り訂
正処理を行う。この処理によって、ID信号は記録セク
タだけで、(Pi)と(IEC)で積符号を構成してい
るため、高い訂正能力を持たせることができる。IDカ
ウンタ37は、ID信号をカウントしている。ID制御
部38は、ID訂正処理部35において訂正処理ができ
なかったIDについては、IDカウンタ37のデータに
基づきIDを決定する。ID制御部38から出力される
IDデータは、後段の回路に送られる。なお、ID訂正
処理部35で正しいID信号が検出されたときは、ID
カウンタ37はそのデータでプリセットされる。
11参照)を取り出し、IECパリティー信号で誤り訂
正処理を行う。この処理によって、ID信号は記録セク
タだけで、(Pi)と(IEC)で積符号を構成してい
るため、高い訂正能力を持たせることができる。IDカ
ウンタ37は、ID信号をカウントしている。ID制御
部38は、ID訂正処理部35において訂正処理ができ
なかったIDについては、IDカウンタ37のデータに
基づきIDを決定する。ID制御部38から出力される
IDデータは、後段の回路に送られる。なお、ID訂正
処理部35で正しいID信号が検出されたときは、ID
カウンタ37はそのデータでプリセットされる。
【0078】以上の誤り訂正処理が完了した情報データ
は、セクタパケット処理部39を介してデコーダ回路
(図示せず。)に出力される。デコーダ回路は情報デー
タを映像信号や音声信号にデコードするデコーダ回路に
出力される。
は、セクタパケット処理部39を介してデコーダ回路
(図示せず。)に出力される。デコーダ回路は情報デー
タを映像信号や音声信号にデコードするデコーダ回路に
出力される。
【0079】ところで、以上の実施例においては、デー
タ破壊が集中してデータがある間隔に亘って連続的に破
壊されるのを防止するためインターリーヴ処理を行って
いたが、例えば映像データ(圧縮されたものも含む。)
のようにデータが間欠的にとぎれるよりもある間隔に亘
って集中的にデータがとぎれる方がよい場合がある。そ
こで、インターリーヴ処理を行わないようにした本発明
に係る実施例を説明する。
タ破壊が集中してデータがある間隔に亘って連続的に破
壊されるのを防止するためインターリーヴ処理を行って
いたが、例えば映像データ(圧縮されたものも含む。)
のようにデータが間欠的にとぎれるよりもある間隔に亘
って集中的にデータがとぎれる方がよい場合がある。そ
こで、インターリーヴ処理を行わないようにした本発明
に係る実施例を説明する。
【0080】データ形成時にメモリ上(例えば、図9の
RAM7に相当するようなもの)に、例えば図13に示
すように、1つのパリティー生成大ブロックを書き込
む。
RAM7に相当するようなもの)に、例えば図13に示
すように、1つのパリティー生成大ブロックを書き込
む。
【0081】次に、パリティーシンボルを生成して付加
する。すなわち、まず図14に示すように16シンボル
×16行の小ブロックI0、H1、G2、F3、E4、
D5、C6、B7、(Po0)、X(ただし、正の整数
(規定数))で第1の誤り訂正系列を構成し、この第1
の誤り訂正系列により外符号(Po)を生成して付加す
る。次に、A0〜A7、(Po0)、Piaで第2の誤
り訂正系列を構成し、この第2の誤り訂正系列により外
符号(Pi)を生成して付加する。次に、図14に示す
ようにJ0、I1、H2、G3、F4、E5、D6、C
7、(Po1)、Pibで第1の誤り訂正系列を構成
し、この第1の誤り訂正系列により外符号(Po)を生
成して付加する。次に、B0〜B7、(Po1)、Pi
bで第2の誤り訂正系列を構成し、この第2の誤り訂正
系列により外符号(Pi)を生成して付加する。以下、
これらの処理を順次繰り返して行う。
する。すなわち、まず図14に示すように16シンボル
×16行の小ブロックI0、H1、G2、F3、E4、
D5、C6、B7、(Po0)、X(ただし、正の整数
(規定数))で第1の誤り訂正系列を構成し、この第1
の誤り訂正系列により外符号(Po)を生成して付加す
る。次に、A0〜A7、(Po0)、Piaで第2の誤
り訂正系列を構成し、この第2の誤り訂正系列により外
符号(Pi)を生成して付加する。次に、図14に示す
ようにJ0、I1、H2、G3、F4、E5、D6、C
7、(Po1)、Pibで第1の誤り訂正系列を構成
し、この第1の誤り訂正系列により外符号(Po)を生
成して付加する。次に、B0〜B7、(Po1)、Pi
bで第2の誤り訂正系列を構成し、この第2の誤り訂正
系列により外符号(Pi)を生成して付加する。以下、
これらの処理を順次繰り返して行う。
【0082】以上のデータ形成は、例えば図9に示した
装置からインターリーヴ処理を行わないようにすれば実
現することができる。また、データ再生では、インター
リーヴ処理がされていないことから例えば図12に示し
たRAM26よりデインターリーヴ処理を行うことな
く、そのまま正順にデータを読み出して誤り訂正処理等
を行うことができる。これにより、データ処理の高速化
や装置の簡略化を図ることができる。
装置からインターリーヴ処理を行わないようにすれば実
現することができる。また、データ再生では、インター
リーヴ処理がされていないことから例えば図12に示し
たRAM26よりデインターリーヴ処理を行うことな
く、そのまま正順にデータを読み出して誤り訂正処理等
を行うことができる。これにより、データ処理の高速化
や装置の簡略化を図ることができる。
【0083】なお、第1の誤り訂正系列の構成方法とし
ては、図14に示したものばかりでなく、図15〜図1
7に示すように様々な態様が考えられる。
ては、図14に示したものばかりでなく、図15〜図1
7に示すように様々な態様が考えられる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
完結型のデータ構造でありながら、誤り訂正能力が高
く、しかも第2の誤り検出訂正符号も第1の誤り検出訂
正符号により保護できる。
完結型のデータ構造でありながら、誤り訂正能力が高
く、しかも第2の誤り検出訂正符号も第1の誤り検出訂
正符号により保護できる。
【図1】本発明の一実施例における形成される1つのユ
ニットの構成を示す図である。
ニットの構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例におけるブロックの構成を説
明するための図である。
明するための図である。
【図3】本発明の一実施例におけるブロック内インター
リーブを説明するための図である。
リーブを説明するための図である。
【図4】本発明の一実施例における完結型ブロックイン
ターリーヴを説明するための図である。
ターリーヴを説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例におけるパリティーシンボル
の生成を説明するための図である。
の生成を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例における最初の第2の符号化
と2番目の第1の符号化のユニットを構成するブロック
の関係と符号系列の配列を示す図である。
と2番目の第1の符号化のユニットを構成するブロック
の関係と符号系列の配列を示す図である。
【図7】本発明の一実施例における具体的な出力伝送の
データ構造を示す図である。
データ構造を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例におけるダミーデータを説
明するための図である。
明するための図である。
【図9】本発明に係るデータ形成装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図10】図9の装置におけるセクタパケット処理後の
データの構成例である。
データの構成例である。
【図11】図9の装置における行識別コード等が付加さ
れたデータの構成例である。
れたデータの構成例である。
【図12】本発明に係るデータ再生装置の構成を示す図
ブロック図である。
ブロック図である。
【図13】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
る。
【図14】本発明の他の実施例における第1の誤り訂正
系列の構成方法を説明するための図である。
系列の構成方法を説明するための図である。
【図15】本発明の他の実施例における第1の誤り訂正
系列の他の構成方法を説明するための図である。
系列の他の構成方法を説明するための図である。
【図16】本発明の他の実施例における第1の誤り訂正
系列の他の構成方法を説明するための図である。
系列の他の構成方法を説明するための図である。
【図17】本発明の他の実施例における第1の誤り訂正
系列の他の構成方法を説明するための図である。
系列の他の構成方法を説明するための図である。
【図18】従来のデータ構造を説明するための図であ
る。
る。
【図19】従来の他のデータ構造を説明するための図で
ある。
ある。
【図20】従来の検査行列を示す図である。
1………情報データ多重化部 2………セクタパケット処理部 3………遅延器 4………情報データ誤り検出符号生成部 5………ID生成カウンタ 6………ID誤り検出訂正符号生成部 7………RAM 8………ブロック内インターリーヴ用アドレス生成RO
M 9………ブロックインターリーヴ用アドレス生成ROM 10………N進カウンタ 11………外符号Po生成部 12………内符号Pi生成部 20………復調回路 26………RAM 27………ブロック内デインターリーヴ用アドレス生成
部 28………ブロックデインターリーヴ用アドレス生成部 29………N進カウンタ 30………内符号Pi誤り検出訂正部 31………外符号Po誤り検出訂正部
M 9………ブロックインターリーヴ用アドレス生成ROM 10………N進カウンタ 11………外符号Po生成部 12………内符号Pi生成部 20………復調回路 26………RAM 27………ブロック内デインターリーヴ用アドレス生成
部 28………ブロックデインターリーヴ用アドレス生成部 29………N進カウンタ 30………内符号Pi誤り検出訂正部 31………外符号Po誤り検出訂正部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 13/22 H04L 1/00 F
Claims (30)
- 【請求項1】 データを一定長のデータパケットに分割
し、これらデータパケットを分割順に重ねてセクタパケ
ットを構成するステップと、 セクタパケットを一定単位の小ブロックに分割し、各小
ブロック内でブロック内インターリーヴ処理を行うステ
ップと、 ブロック内インターリーヴ処理が行われたセクタパケッ
トを複数段重ねて大ブロックを構成し、この大ブロック
を小ブロック単位で完結型のブロックインターリーヴ処
理を行うステップと、 大ブロック内において、上記のインターリーヴ処理が行
われる前のセクタパケットと当該セクタパケットより1
つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号とこれらに
より形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符号系列
を形成するステップと、上記のインターリーヴ処理が行
われた後のセクタパケットと前記第1の符号系列を形成
するステップで形成された第1の誤り訂正符号とこれら
により形成された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系
列を形成するステップとを順次繰り返し行うステップ
と、 を具備することを特徴とするデータ形成方法。 - 【請求項2】 請求項1のデータ形成方法において、 大ブロック内の先頭のセクタパケットの第1の符号系列
における1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号
として、1つ前の大ブロック内の最後尾のセクタパケッ
トの第2の誤り訂正符号を用いたことを特徴とするデー
タ形成方法。 - 【請求項3】 請求項1のデータ形成方法において、 大ブロック内の先頭のセクタパケットの第1の符号系列
における1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号
として、ダミーデータを用いたことを特徴とするデータ
形成方法。 - 【請求項4】 請求項1のデータ形成方法において、 大ブロック内の先頭のセクタパケットの第1の符号系列
における1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号
として、再生専用のデータに対しては1つ前の大ブロッ
ク内の最後尾のセクタパケットの第2の誤り訂正符号を
用い、記録再生用のデータに対してはダミーデータを用
いたことを特徴とするデータ形成方法。 - 【請求項5】 データを一定長のデータパケットに分割
し、これらデータパケットを分割順に重ねてセクタパケ
ットを構成し、このセクタパケットを一定単位の小ブロ
ックに分割し、さらに分割されたセクタパケットを複数
段重ねて大ブロックを構成するステップと、 この大ブロックを複数の小ブロックが行列方向に並んで
構成されているものとみなし、1つの対角方向と平行す
る1つの線上に並ぶ小ブロック群とこの小ブロック群と
第1の誤り訂正符号を共通する行より1つ前の行の第2
の誤り訂正符号とこれらにより形成された第1の誤り訂
正符号とで第1の符号系列を形成するステップと、上記
小ブロック群と第1の誤り訂正符号を共通する行の小ブ
ロック群と当該第1の誤り訂正符号とこれらにより形成
された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列を形成す
るステップとを順次繰り返し行うステップと、 を具備することを特徴とするデータ形成方法。 - 【請求項6】 請求項5のデータ形成方法において、 大ブロック内の1つの第2の誤り訂正符号として、1つ
前の大ブロック内の1つの第2の誤り訂正符号を用いた
ことを特徴とするデータ形成方法。 - 【請求項7】 請求項5のデータ形成方法において、 大ブロック内の1つの第2の誤り訂正符号として、ダミ
ーデータを用いたことを特徴とするデータ形成方法。 - 【請求項8】 請求項5のデータ形成方法において、 大ブロック内の1つの第2の誤り訂正符号として、再生
専用のデータに対しては1つ前の大ブロック内の1つの
第2の誤り訂正符号を用い、記録再生用のデータに対し
てはダミーデータを用いたことを特徴とするデータ形成
方法。 - 【請求項9】 大ブロックに対して各小ブロック内でブ
ロック内デインターリーブ処理と小ブロック単位でデイ
ンターリーブ処理を行うステップと、 2つのデインターリーブ処理後の大ブロック内の各第2
の符号系列を各系列に付加された第1の誤り訂正符号を
用いて誤り検出訂正処理を行うステップと、 大ブロック内の各第1の符号系列を各系列に付加された
第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うス
テップと、 このステップの後に誤り訂正がされなかった第2の符号
系列について、その系列に付加された第1の誤り訂正符
号を用いて誤り検出訂正処理を再度行うステップと、 を具備することを特徴とするデータ再生方法。 - 【請求項10】 大ブロック内の各第2の符号系列を各
系列に付加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出
訂正処理を行うステップと、 大ブロック内の各第1の符号系列を各系列に付加された
第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うス
テップと、 このステップの後に誤り訂正がされなかった第2の符号
系列について、その系列に付加された第1の誤り訂正符
号を用いて誤り検出訂正処理を再度行うステップと、 を具備することを特徴とするデータ再生方法。 - 【請求項11】 請求項9または請求項10のデータ再
生方法において、 第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再度行
った後に当該第2の符号系列についてシンドロームを算
出し、当該処理により誤り訂正がされたかを判断するス
テップをさらに具備することを特徴とするデータ再生方
法。 - 【請求項12】 データを一定長のデータパケットに分
割し、これらデータパケットを分割順に重ねてセクタパ
ケットを構成するステップと、 セクタパケットを一定単位の小ブロックに分割し、各小
ブロック内でブロック内インターリーヴ処理を行うステ
ップと、 ブロック内インターリーヴ処理が行われたセクタパケッ
トを複数段重ねて大ブロックを構成し、この大ブロック
を小ブロック単位で完結型のブロックインターリーヴ処
理を行うステップと、 大ブロック内において、上記のインターリーヴ処理が行
われる前のセクタパケットと当該セクタパケットより1
つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号とこれらに
より形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符号系列
を形成するステップと、上記のインターリーヴ処理が行
われた後のセクタパケットと前記第1の符号系列を形成
するステップで形成された第1の誤り訂正符号とこれら
により形成された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系
列を形成するステップとを順次繰り返し行うステップ
と、 大ブロックに対して各小ブロック内でブロック内デイン
ターリーブ処理と小ブロック単位でデインターリーブ処
理を行うステップと、 2つのデインターリーブ処理後の大ブロック内の各第2
の符号系列を各系列に付加された第1の誤り訂正符号を
用いて誤り検出訂正処理を行うステップと、 大ブロック内の各第1の符号系列を各系列に付加された
第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うス
テップと、 このステップの後に誤り訂正がされなかった第2の符号
系列について、その系列に付加された第1の誤り訂正符
号を用いて誤り検出訂正処理を再度行うステップと、 を具備することを特徴とするデータ形成再生方法。 - 【請求項13】 データを一定長のデータパケットに分
割し、これらデータパケットを分割順に重ねてセクタパ
ケットを構成し、このセクタパケットを一定単位の小ブ
ロックに分割し、さらに分割されたセクタパケットを複
数段重ねて大ブロックを構成するステップと、 この大ブロックを複数の小ブロックが行列方向に並んで
構成されているものとみなし、1つの対角方向と平行す
る1つの線上に並ぶ小ブロック群とこの小ブロック群と
第1の誤り訂正符号を共通する行より1つ前の行の第2
の誤り訂正符号とこれらにより形成された第1の誤り訂
正符号とで第1の符号系列を形成するステップと、上記
小ブロック群と第1の誤り訂正符号を共通する行の小ブ
ロック群と当該第1の誤り訂正符号とこれらにより形成
された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列を形成す
るステップとを順次繰り返し行うステップと、 大ブロック内の各第2の符号系列を各系列に付加された
第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うス
テップと、 大ブロック内の各第1の符号系列を各系列に付加された
第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うス
テップと、 このステップの後に誤り訂正がされなかった第2の符号
系列について、その系列に付加された第1の誤り訂正符
号を用いて誤り検出訂正処理を再度行うステップと、 を具備することを特徴とするデータ形成再生方法。 - 【請求項14】 データを一定長のデータパケットに分
割し、これらデータパケットを分割順に重ねてセクタパ
ケットを構成し、セクタパケットを一定単位の小ブロッ
クに分割し、各小ブロック内でブロック内インターリー
ヴ処理を行うブロック内インターリーヴ処理手段と、 ブロック内インターリーヴ処理が行われたセクタパケッ
トを複数段重ねて大ブロックを構成し、この大ブロック
を小ブロック単位で完結型のブロックインターリーヴ処
理を行うブロックインターリーヴ処理処理手段と、 大ブロック内において、上記のインターリーヴ処理が行
われる前のセクタパケットと当該セクタパケットより1
つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号とこれらに
より形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符号系列
を形成する処理と、上記のインターリーヴ処理が行われ
た後のセクタパケットと前記第1の符号系列を形成する
処理で形成された第1の誤り訂正符号とこれらにより形
成された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列を形成
する処理とを順次繰り返し行う手段と、 を具備することを特徴とするデータ形成装置。 - 【請求項15】 請求項14のデータ形成装置におい
て、 大ブロック内の先頭のセクタパケットの第1の符号系列
における1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号
として、1つ前の大ブロック内の最後尾のセクタパケッ
トの第2の誤り訂正符号を用いたことを特徴とするデー
タ形成装置。 - 【請求項16】 請求項14のデータ形成装置におい
て、 大ブロック内の先頭のセクタパケットの第1の符号系列
における1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号
として、ダミーデータを用いたことを特徴とするデータ
形成装置。 - 【請求項17】 請求項14のデータ形成装置におい
て、 大ブロック内の先頭のセクタパケットの第1の符号系列
における1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号
として、再生専用のデータに対しては1つ前の大ブロッ
ク内の最後尾のセクタパケットの第2の誤り訂正符号を
用い、記録再生用のデータに対してはダミーデータを用
いることを特徴とするデータ形成装置。 - 【請求項18】 データを一定長のデータパケットに分
割し、これらデータパケットを分割順に重ねてセクタパ
ケットを構成し、このセクタパケットを一定単位の小ブ
ロックに分割し、さらに分割されたセクタパケットを複
数段重ねて大ブロックを構成する大ブロック構成手段
と、 この構成された大ブロックを複数の小ブロックが行列方
向に並んで構成されているものとみなし、1つの対角方
向と平行する1つの線上に並ぶ小ブロック群とこの小ブ
ロック群と第1の誤り訂正符号を共通する行より1つ前
の行の第2の誤り訂正符号とこれらにより形成された第
1の誤り訂正符号とで第1の符号系列を形成する処理
と、上記小ブロック群と第1の誤り訂正符号を共通する
行の小ブロック群と当該第1の誤り訂正符号とこれらに
より形成された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列
を形成する処理とを順次繰り返し行う手段と、 を具備することを特徴とするデータ形成装置。 - 【請求項19】 請求項18のデータ形成装置におい
て、 大ブロック内の1つの第2の誤り訂正符号として、1つ
前の大ブロック内の1つの第2の誤り訂正符号を用いた
ことを特徴とするデータ形成装置。 - 【請求項20】 請求項18のデータ形成装置におい
て、 大ブロック内の1つの第2の誤り訂正符号として、ダミ
ーデータを用いたことを特徴とするデータ形成装置。 - 【請求項21】 請求項18のデータ形成装置におい
て、 大ブロック内の1つの第2の誤り訂正符号として、再生
専用のデータに対しては1つ前の大ブロック内の1つの
第2の誤り訂正符号を用い、記録再生用のデータに対し
てはダミーデータを用いたことを特徴とするデータ形成
装置。 - 【請求項22】 大ブロックに対して各小ブロック内で
ブロック内デインターリーブ処理と小ブロック単位でデ
インターリーブ処理を行うデインターリーブ処理手段
と、 2つのデインターリーブ処理後の大ブロック内の各第2
の符号系列を各系列に付加された第1の誤り訂正符号を
用いて誤り検出訂正処理を行う第1の誤り検出訂正処理
手段と、 大ブロック内の各第1の符号系列を各系列に付加された
第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行う第
2の誤り検出訂正処理手段と、 この誤り検出訂正処理の後に誤り訂正がされなかった第
2の符号系列について、その系列に付加された第1の誤
り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再度行う第3の
誤り検出訂正処理手段と、 を具備することを特徴とするデータ再生装置。 - 【請求項23】 大ブロック内の各第2の符号系列を各
系列に付加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出
訂正処理を行う第1の誤り検出訂正処理手段と、 大ブ
ロック内の各第1の符号系列を各系列に付加された第2
の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行う第2の
誤り検出訂正処理手段と、 この誤り検出訂正処理の後に誤り訂正がされなかった第
2の符号系列について、その系列に付加された第1の誤
り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再度行う第3の
誤り検出訂正処理手段と、 を具備することを特徴とするデータ再生装置。 - 【請求項24】 請求項22または請求項23のデータ
再生装置において、 第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を再度行
った後に当該第2の符号系列についてシンドロームを算
出し、当該処理により誤り訂正がされたかを判断する手
段をさらに具備することを特徴とするデータ再生装置。 - 【請求項25】 大ブロックを構成する各小ブロック内
でブロック内インターリーヴ処理と小ブロック単位で完
結型のブロックインターリーヴ処理が行われた第1のデ
ータ群と、 大ブロック内において、上記のインターリーヴ処理が行
われる前のセクタパケットと当該セクタパケットより1
つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号とこれらに
より形成された第1の誤り訂正符号とで第1の符号系列
を形成する処理と、上記のインターリーヴ処理が行われ
た後のセクタパケットと前記第1の符号系列を形成する
処理で形成された第1の誤り訂正符号とこれらにより形
成された第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列を形成
する処理とを順次繰り返し行うことによって得られた第
2のデータ群とを具備することを特徴とするディスク。 - 【請求項26】 請求項25のディスクにおいて、 大ブロック内の先頭のセクタパケットの第1の符号系列
における1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号
として、1つ前の大ブロック内の最後尾のセクタパケッ
トの第2の誤り訂正符号を用いたことを特徴とするディ
スク。 - 【請求項27】 請求項25のディスクにおいて、 大ブロック内の先頭のセクタパケットの第1の符号系列
における1つ前のセクタパケットの第2の誤り訂正符号
として、ダミーデータを用いたことを特徴とするディス
ク。 - 【請求項28】 大ブロックを構成する第1のデータ群
と、 この大ブロックを複数の小ブロックが行列方向に並んで
構成されているものとみなし、1つの対角方向と平行す
る1つの線上に並ぶ小ブロック群とこの小ブロック群と
第1の誤り訂正符号を共通する行より1つ前の行の第2
の誤り訂正符号とこれらにより形成された第1の誤り訂
正符号とで第1の符号系列を形成する処理と、上記小ブ
ロック群と第1の誤り訂正符号を共通する行の小ブロッ
ク群と当該第1の誤り訂正符号とこれらにより形成され
た第2の誤り訂正符号とで第2の符号系列を形成する処
理とを順次繰り返し行うことによって得られた第2のデ
ータ群とを具備することを特徴とするディスク。 - 【請求項29】 請求項28のディスクにおいて、 大ブロック内の1つの第2の誤り訂正符号として、1つ
前の大ブロック内の1つの第2の誤り訂正符号を用いた
ことを特徴とするディスク。 - 【請求項30】 請求項28のディスクにおいて、 大ブロック内の1つの第2の誤り訂正符号として、ダミ
ーデータを用いたことを特徴とするディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1737795A JPH08214028A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | データ形成方法、データ再生方法、データ形成再生方法、データ形成装置、データ再生装置およびディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1737795A JPH08214028A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | データ形成方法、データ再生方法、データ形成再生方法、データ形成装置、データ再生装置およびディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08214028A true JPH08214028A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11942329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1737795A Withdrawn JPH08214028A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | データ形成方法、データ再生方法、データ形成再生方法、データ形成装置、データ再生装置およびディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08214028A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100388412B1 (ko) * | 1999-11-22 | 2003-06-25 | 샤프 가부시키가이샤 | 광 디스크의 기록 방법, 광 디스크 기록 장치, 광 디스크재생 장치, 및 광 디스크 |
US7471695B2 (en) | 2002-05-02 | 2008-12-30 | Eads Astrium Gmbh | Data interleaving method and user terminal |
CN100458718C (zh) * | 2006-12-29 | 2009-02-04 | 福昭科技(深圳)有限公司 | 一种闪存存储装置及其数据读取和写入方法 |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP1737795A patent/JPH08214028A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100388412B1 (ko) * | 1999-11-22 | 2003-06-25 | 샤프 가부시키가이샤 | 광 디스크의 기록 방법, 광 디스크 기록 장치, 광 디스크재생 장치, 및 광 디스크 |
US7061849B1 (en) | 1999-11-22 | 2006-06-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Recording method of optical disk, optical disk recording apparatus, optical disk reproducing apparatus and optical disk |
US7471695B2 (en) | 2002-05-02 | 2008-12-30 | Eads Astrium Gmbh | Data interleaving method and user terminal |
CN100458718C (zh) * | 2006-12-29 | 2009-02-04 | 福昭科技(深圳)有限公司 | 一种闪存存储装置及其数据读取和写入方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |