JP2600672B2 - 誤り訂正符号化方法及び誤り訂正符号化装置 - Google Patents

誤り訂正符号化方法及び誤り訂正符号化装置

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JP2600672B2 JP7778387A JP7778387A JP2600672B2 JP 2600672 B2 JP2600672 B2 JP 2600672B2 JP 7778387 A JP7778387 A JP 7778387A JP 7778387 A JP7778387 A JP 7778387A JP 2600672 B2 JP2600672 B2 JP 2600672B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、誤り訂正符号化方法及び誤り訂正符号化装
置に関し、特に、ブロック完結型のクロスインターリー
ブ符号あるいは連接符号、鎖状符号を用いた誤り訂正符
号化方法及び誤り訂正符号化装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、2種類以上の誤り訂正符号系列を用いる誤
り訂正方法において、ある対象ワードに対する各誤り訂
正符号系列のうちの一方の系列の最後のインターリーブ
間隔を拡げ、他方の系列の最終ワードのインターリーブ
を戻して該最終ワードをその直前ワードより後方に位置
させることにより、バーストエラー訂正長の低下を防止
するようにしたものである。
〔従来の技術〕
オーディオPCM信号等を伝送あるいは記録・再生する
系で用いられる誤り訂正符号の例として、ブロック完結
型のクロスインターリーブ符号や連接符号等が知られて
いる。このようなブロック完結型の誤り訂正符号は、例
えば回転ヘッドにより磁気テープ上に斜めの複数個の記
録トラックを形成するような記録再生系に適用する場合
に、1本の記録トラックの記録内容を1ブロックとして
取り扱え、便利である。
ここで、ブロック完結型クロスインターリーブ符号の
具体例として、日本音響学会講演論文集、昭和57年10月
号、第325頁〜第326頁の「ブロック完結型クロスインタ
ーリーブ符号に関する一考案」にて開示された誤り訂正
符号について説明する。この先行技術においては、第5
図に示すように、1つのCRCブロックを7ワード2パリ
ティとし、N個のCRCブロックで誤り訂正が完結する1
つのブロックを構成するようにしている。この第5図で
は、CRCの方向及び媒体に記録する際等の読み出し方向
を図中垂直方向としており、第1のパリティPをワード
W0、W1、W2、W5、W6、W7及びW8に基づいて生成するとと
もに、第2のパリティQをワードW0、W1、W2、W5、W6
W7、W8及びパリティPに基づいて生成している。ここ
で、上記P系列のインターリーブ間隔は互いに等しくD
と、またQ系列のインターリーブ間隔は互いに等しくD
−dとなっている。また、パリティP及びQをCRCブロ
ックの中央部に配置することにより、訂正能力を上げて
いる。
このようなブロック完結型クロスインターリーブ符号
において、CRCによりCRCブロック単位でのエラー位置の
検出が行われるとき、上記各パリティP、Qによりそれ
ぞれ1ワードずつのエラー訂正が行えるのみならず、同
一の系列に2以上のエラーが存在しても、他の系列での
エラー訂正により最終的にエラー訂正が可能となること
が多い。これは第5図において、例ればパリティPの系
列の2つのワードWa、Wbがエラーとなっても、他のQ系
列でワードWbがエラー訂正されればP系列でのエラーは
ワードWaのみとなり、パリティPを用いてこのワードWa
を訂正することができるからである。ただし、第6図に
示すように、PA、QB、PC及びQDの4つの系列の各交点の
4ワードWa、Wb、Wc及びWdがいずれもエラーとなってい
る場合には、4系列の全てが2ワードエラーとなって、
エラー訂正が不可能となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記1ブロックのサイズが小さいものに対
して上記ブロック完結型のクロスインターリーブ符号あ
るいは連接符号、鎖状符号等を適用しようとすると、上
記インターリーブ間隔Dを充分に大きくとれないことよ
り、同一の対象ワードを含む上記P系列のワードとQ系
列のワードとが、同じCRCブロック内に存在すること、
あるいCRC方向で重なることが生じ、誤り訂正に悪影響
を及ぼすことになる。
すなわち、上述したエラー訂正が不可能となる場合を
考慮する時、第7図に示すように、所定の対象ワードWa
に対するエラー訂正符号の系列であるPA系列及びQD系列
について、PA系列上のワードWb及びQD系列上のワードWd
が同一のCRCブロック内に位置することがある。この場
合には、3つのCRCブロックのエラーが検出されたのみ
でエラー訂正不可能の状態が生じ、エラー訂正の能力が
低下することになる。
また、ブロックサイズが小さいことより、P系列の最
終ワードから先頭ワードまでの間隔が上記第6図の平行
四辺形の横方向長さよりも短くなることがあり、この場
合にはバーストエラー訂正長が上記最終ワードから先頭
ワードまでの間隔によって制限を受け、バーストエラー
訂正能力が充分引き出されないことになる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、任意の対象ワードに対するP、Q系列において、P
系列の終端部と先端部との間の間隔によるバーストエラ
ー訂正能力の劣化を防止し、また一般的なエラー訂正能
力の低下を防止し得るような誤り訂正符号化方法及び誤
り訂正符号化装置の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る誤り訂正符号化方法は、上述したような
問題点を解決するために、2種類の誤り訂正符号系列と
してのP系列及びQ系列を少なくとも用いて誤り訂正を
行うための誤り訂正符号化方法において、任意の対象ワ
ードに対する上記P系列及び上記Q系列について、P系
列の最後のインターリーブ間隔を拡げ、Q系列の最終ワ
ードをその直前ワードより後方に位置するようにインタ
ーリーブの遅延方向を逆とする形態で上記Q系列を構成
し、これらのP系列及びQ系列に従って各々順次符号化
することを特徴としている。
また、本発明に係る誤り訂正符号化装置は、所定数の
入力ワードに対して第1の系列のパリティを発生する第
1のパリティ発生手段と、上記所定数の入力ワードの先
頭ワードに対して後続のワード及び上記第1のパリティ
発生手段にて発生した第1の系列のパリティを上記所定
数の入力ワードの先頭ワードに対して各々所定時間遅延
させる第1の遅延手段と、上記第1の遅延手段を介した
上記所定数の入力ワードの後続のワード及び上記第1の
系列のパリティと、上記所定数の入力ワードの先頭ワー
ドとに基づいて第2の系列のパリティを発生する第2の
パリティ発生手段と、上記第1の遅延手段を介した上記
所定数の入力ワードの後続のワード及び上記第1の系列
のパリティを各々遅延する第2の遅延手段と、上記第2
の系列のパリティを遅延する第3の遅延手段とを備え、
上記所定数の入力ワードの最終ワードと直前のワード間
の遅延量を他のワード間同士の遅延量に比較して長くな
るように上記第1、第2の遅延手段を設定すると共に、
上記第3の遅延手段を遅延量を上記第2の遅延手段の最
終ワードの遅延量よりも小さく設定することを特徴とし
ている。
さらに、バーストエラー及びランダムエラーの同時発
生時のエラー訂正能力を向上するために、上記逆方向の
インターリーブ遅延量を最も大きくとることが好まし
い。
〔作 用〕
P系列の最後のインターリーブ間隔を拡げ、Q系列の
最終ワードをその直前ワードより後方に位置するように
インターリーブの遅延方向を逆とすることにより、バー
ストエラー訂正長の劣化を防止することができる。
〔実施例〕
本発明に係る誤り訂正符号化方法及び誤り訂正符号化
装置のいくつかの実施例について、図面を参照しながら
説明する。
ここで、本発明の実施例においては、上述したCRCブ
ロックをフレームと称しており、例えば第1図に示すよ
うに、1フレーム中にデータを8ワード、パリティを2
ワード(P、Qパリティ)設けている。すなわち、第1
図中の縦(垂直)方向は、CRCの方向かつ媒体等への記
録の方向であり、この方向に沿ってワードW0、W1、W2
W3、パリティP、ワードW4、W5、W6、W7、パリティQが
この順に配列されている。この他、図示しないがCRC及
びID(識別データ)を2ワード設けて計12ワードを1フ
レームとしている。このフレームが例えば第0番から第
79番まで80個集まって1ブロックを構成しており、最終
フレーム(第79番フレーム)が最初のフレーム(第0番
フレーム)に接続されて環状となり、この環状ブロック
内で誤り訂正処理が完結するようになっている。ここで
第n番のフレームのワードやパリティを、例えばW
0(n)、W1(n)…やP(n)、Q(n)のように表
すものとする。なお、このような1つのブロックのデー
タに同期信号部分やアドレス信号部分等が付加されたも
のが、具体的には例えば回転ヘッドの1回の走査により
形成される1本の記録トラック等に対応するわけであ
る。また第1図中の垂直方向は、上記CRCの方向であり
かつ媒体等への記録の方向であるが、CRCを用いない場
合には少なくとも記録の方向として本発明を適用でき
る。
ここで第1図は、本発明の第1の実施例となる誤り訂
正方法を説明するための図であり、この第1図のような
エラー訂正符号系を得るための回路構成の一例を第2図
に示している。
先ず第1図において、2種類の誤り訂正符号系列とし
てのP系列及びQ系列を少なくとも用いて誤り訂正を行
う誤り訂正方法において、所定の対象ワード、例えばワ
ードW0(0)に対する上記P系列及びQ系列の各ワード
について、記録方向(図中垂直方向)についての重複を
避けるように誤り訂正符号系列のインターリーブ間隔を
部分的に長く設定している。具体的には、基本的なイン
ターリーブ間隔を8フレームとするP系列のワードの
W0、W1間を1フレーム分だけ長く9フレームとし、W6
W7間を拡大して15フレームとしている。これらのP系列
の各インターリーブ間隔に対して1フレームの差を有す
る基本インターリーブ間隔が7フレームのQ系列のワー
ドについては、W0、W1間を1フレーム分だけ長く8フレ
ームとし、W6、W7間を14フレームとするとともに、W7
Q間を逆方向に戻すようにインターリーブしている。こ
の第1図の例では、ワードW7から後方に6フレームだけ
戻った位置に最後ワードであるパリティQを配置してい
る。
このような逆向きのインターリーブを施す理由につい
て、第3図を参照しながら説明する。
この第3図においては、上記誤り訂正符号系列の端部
(図中上端部、下端部)のインターリーブ間隔のみを長
く設定することにより、共通の対象ワードW0に対する
P、Q系列の各ワードについて、前述した第7図のよう
な記録方向(実施例ではCRC方向)でのワードの重複を
避けるようにしている。すなわち、一般に第k番のフレ
ームの例えば先頭ワードW0(k)を対象ワードとするP
系列及びQ系列を考えるとき、パリティPは第k+33番
のフレームに、またパリティQは第k+67番のフレーム
にそれぞれ配置されている。P系列上のパリティP(k
+33)は、 P(k+33)=W0(k)W1(k+9)W2(k+17) W3(k+25)W4(k+41)W5(k+49) W6(k+57)W7(k+66) と表され、Q系列上のパリティQ(k+67)は、 Q(k+67)=W0(k)W1(k+8)W2(k+15) W3(k+22)P(k+29)W4(k+36) W5(k+43)W6(k+50)W7(k+58) と表される。これら式中のは、所謂法2の加算、ある
いは排他的論理演算を示している。これらの各式からも
明らかなように、同一の対象ワードW1(k)に対するP
系列及びQ系列中の各ワードは、CRC方向、より一般的
には記録方向での重複が回避され、すなわち、当該P系
列及びQ系列に含まれる上記対象ワードW0(k)以外の
いずれのワードも、同じ番号のフレームに配置されるこ
とがなく、エラー訂正能力の低下を防止できる。
この第3図の例をより一般化するならば、誤り訂正符
号系列(P系列やQ系列)の端部側ほど中央部よりもイ
ンターリーブ間隔を長くして、任意の対象ワードに対す
る各誤り訂正符号系列のワードがCRC方向(一般的には
記録方向)で近接することのないようにするものであ
る。
ところで、バーストエラーが生じた場合を考慮する
と、記録方向に沿ってエラー領域が増大することより、
上記フレームの隣接するものから順次エラー領域となっ
てゆく。上記第3図の例の場合には、前述した第6図の
ような誤り訂正不可能状態を形成する平行四辺形のうち
の最も小さいものは、第6図のWa、Wb間(Wc、Wd間)が
8フレームで、Wb、Wc間(Wd、Wa間)が7フレームとな
る平行四辺形であるから、連続する16フレームに及ぶバ
ーストエラーが生じたとき必然的に訂正が不可能とな
る。ただし、誤り訂正符号系列の端部では事情が異なっ
ており、第3図のP系列の最終ワードW7、Q系列の最終
ワードであるパリティQ、及び両系列の先頭ワードW0
バーストエラーにより誤りとなると、誤り訂正が不可能
となる。上記第3図の例においては、P系列の最終ワー
ドW7と先頭ワードW0との間が14フレームとなっているこ
とより、バーストエラー訂正長はその他の部分(中央部
等)よりも短くなり、15フレームのバーストエラー発生
により訂正不可能となってしまう。
そこで、第1図に示す本発明の第1の実施例のよう
に、上記P系列の最後のインターリーブ間隔(ワードW6
とW7との間隔)を上記通常のバーストエラー訂正長に応
じた15フレームにまで拡大するとともに、Q系列の最終
ワード(パリティQ)をその直前のワードW7のフレーム
位置より後方となるように戻す(インターリーブによる
フレーム遅延の方向を逆とする)ことにより、バースト
エラー訂正長の低下を防止するわけである。この場合の
上記最終ワードであるパリティQの戻し量は、P系列の
ワードW6とのフレームの重複を避けて、−1フレームか
ら−6フレームまでの6通りが可能であるが、バースト
エラー及びランダムエラーが同時に生じた場合を考慮し
て、−6に設定している。すなわち、Q系列のワードW7
と最終ワード(パリティQ)との距離が短いと、バース
トエラーによりQ系列の2ワードが同時に誤りとなるエ
ラー長が短くなることより、最も長い6フレームの距離
をとるようにしている。
次に、第2図を参照しながら上記第1図のようなエラ
ー訂正符号系を得るための回路構成の一例について説明
する。
この第2図において、入力ワードW0′〜W7′は上記P
系列のワードとなっている。すなわち、これらの入力ワ
ードW0′〜W7′に対して、パリティ発生器PGによりリー
ド・ソロモン符号あるいは単純パリティを発生すること
により、第1の系列の誤り訂正符号であるパリティPを
得ている。ここで、入力ワードW1′〜W3′、パリティP
及び入力ワードW4′〜W7′の8ワードについては、上記
フレーム(CRCブロック)を遅延単位とする8個の遅延
器DL1〜DL8により、それぞれ1フレーム〜8フレームの
遅延を施した後、上記入力ワードW0′も含めた9ワード
に対して、第2のパリティ発生器QGによりリード・ソロ
モン符号あるいは単純パリティを発生することにより、
第2の系列の誤り訂正符号であるパリティQを得てい
る。第1の遅延手段である各遅延器DL1〜DL8からの出力
データは第2の遅延手段である8個の遅延器DL11〜DL18
により、またパリティ発生器QGからの第2の系列のパリ
ティデータは第3の遅延手段である遅延器DL19により、
それぞれ所定の遅延が施され、上記入力ワードの先頭ワ
ードW0′とともに、出力ワードW0〜W3、第1の系列のパ
リティP、出力ワードW4〜W7、及び第2の系列のパリテ
ィQとして出力される。ここで、第2の遅延手段の8個
の遅延器DL11〜DL18のそれぞれの遅延量は、順次8、1
5、22、29、36、43、50、64フレームとされ、第3の遅
延手段の遅延器DL19の遅延量は58フレームとされてい
る。すなわち、Q系列の最終ワードQに対応する遅延器
DL19の遅延量(58フレーム)を、第2の遅延手段の最終
ワードW7に対応する遅延器DL18の遅延量(64フレーム)
よりも小さく設定することにより、インターリーブの遅
延方向を逆としている。
このような第1の遅延手段の各遅延器遅延器DL1〜D
L8、第2の遅延手段の遅延器DL11〜DL18、及び第3の遅
延手段の遅延器DL19のぞれぞれ遅延量を上記のように設
定することにより、任意の第k番のフレームの例えば先
頭ワードW0(k)を対象ワードとするP系列及びQ系列
の各パリティP及びQは、第k+33番のフレーム及び第
k+58番のフレームにそれぞれ配置されることになる。
すなわち、P系列上のパリティP(k+33)は、 P(k+33)=W0(k)W1(k+9)W2(k+17) W3(k+25)W4(k+41)W5(k+49) W6(k+57)W7(k+72) と表され、Q系列上のパリティQ(k+58)は、 Q(k+58)=W0(k)W1(k+8)W2(k+15) W3(k+22)P(k+29)W4(k+36) W5(k+43)W6(k+50)W7(+64) と表される。
さらに、訂正可能バーストエラーを越えた場合の残存
エラー数を考慮し、この残存エラー数(ただしパリティ
ワードを除く)が最も少なくなるようなフォーマットの
具体例を、本発明の第2の実施例として第4図に示す。
この第2の実施例においては、上記第1の実施例にお
けるワードW0、W1間のみならず、ワードW1,W2間もイン
ターリーブ間隔を広げており、P系列を9フレーム、Q
系列を8フレームとしている。従って、P系列のインタ
ーリーブ間隔は、先頭ワードW0から順に、9、9、8、
8、8、8、8、15フレームとなり、Q系列のインター
リーブ間隔は順に、8、8、7、7、7、7、7、14、
−6フレームとなる。
なお本発明は、上述の例のみに限定されるものではな
く、例えば、上記P、Q系列の誤り訂正符号としては、
所謂リード・ソロモン符号、BCH符号あるいは単純パリ
ティ等にも適用できる。ただし、誤り訂正符号に単純パ
リティを用いる場合には、CRC等の誤り検出符号あるい
は他の誤り訂正符号により、上記P、Q系列にエラー情
報を供給することが必須である。また、P、Qのような
2系列に限定されず、3系列以上の多重誤り訂正符号化
が施された場合にも本発明を適用できる。さらに、誤り
訂正符号系列のデータワード数やパリティ数等は上述の
例に限定されないことは勿論である。この他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
〔発明の効果〕
本発明の誤り訂正符号化方法及び誤り訂正符号化装置
によれば、P系列の最後のインターリーブ間隔を拡大す
るとともに、Q系列の最終ワードをその直前のワードの
フレーム位置より後方となるように戻す(インターリー
ブによるフレーム遅延の方向を逆とする)ことにより、
バーストエラー訂正長の低下を防止することができる。
また、このときに戻り量を最も大きくすることにより、
バーストエラーとランダムエラーが同時に生じた場合の
エラー訂正能力が最も大きくできる。
また、本発明の実施例によれば、ブロックサイズが小
さいこと等によりインターリーブ間隔を充分大きくでき
ないような場合でも、任意の対象ワードに対するP系列
上のワードとQ系列上のワードとがCRC方向、一般的に
は記録方向で重なることがないようにすることにより、
誤り訂正能力の劣化を防止できる。さらに、第4図のよ
うなインターリーブ間隔の設定により、設定可能バース
トエラー長を越えたエラーが発生した場合でも、残存エ
ラーを少なくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を説明するための図、第
2図は該第1の実施例を実現するための回路構成例を示
す回路図、第3図は上記第1の実施例の説明に供する
図、第4図は本発明の第2の実施例を説明するための
図、第5図はブロック完結型クロスインターリーブ符号
の一例を説明するための図、第6図は4つのCRCブロッ
ク(4フレーム)エラーにより訂正不可能となる場合を
示す図、第7図は3つのCRCブロック(3フレーム)エ
ラーにより訂正不可能となる場合を示す図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種類の誤り訂正符号系列としてのP系列
    及びQ系列を少なくとも用いて誤り訂正を行うための誤
    り訂正符号化方法において、 任意の対象ワードに対する上記P系列及び上記Q系列に
    ついて、P系列の最後のインターリーブ間隔を拡げ、Q
    系列の最終ワードをその直前ワードより後方に位置する
    ようにインターリーブの遅延方向を逆とする形態で上記
    Q系列を構成し、 これらのP系列及びQ系列に従って各々順次符号化する
    こと を特徴とする誤り訂正符号化方法。
  2. 【請求項2】所定数の入力ワードに対して第1の系列の
    パリティを発生する第1のパリティ発生手段と、 上記所定数の入力ワードの先頭ワードに対して後続のワ
    ード及び上記第1のパリティ発生手段にて発生した第1
    の系列のパリティを上記所定数の入力ワードの先頭ワー
    ドに対して各々所定時間遅延させる第1の遅延手段と、 上記第1の遅延手段を介した上記所定数の入力ワードの
    後続のワード及び上記第1の系列のパリティと、上記所
    定数の入力ワードの先頭ワードとに基づいて第2の系列
    のパリティを発生する第2のパリティ発生手段と、 上記第1の遅延手段を介した上記所定数の入力ワードの
    後続のワード及び上記第1の系列のパリティを各々遅延
    する第2の遅延手段と、 上記第2の系列のパリティを遅延する第3の遅延手段と
    を備え、 上記所定数の入力ワードの最終ワードと直前のワード間
    の遅延量を他のワード間同士の遅延量に比較して長くな
    るように上記第1、第2の遅延手段を設定すると共に、
    上記第3の遅延手段の遅延量を上記第2の遅延手段の最
    終ワードの遅延量よりも小さく設定すること を特徴とする誤り訂正符号化装置。
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