JPH08212711A - データ形成方法、データ再生方法、データ形成再生方法、データ形成装置、データ再生装置およびディスク - Google Patents

データ形成方法、データ再生方法、データ形成再生方法、データ形成装置、データ再生装置およびディスク

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JPH08212711A
JPH08212711A JP1630595A JP1630595A JPH08212711A JP H08212711 A JPH08212711 A JP H08212711A JP 1630595 A JP1630595 A JP 1630595A JP 1630595 A JP1630595 A JP 1630595A JP H08212711 A JPH08212711 A JP H08212711A
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JP1630595A
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Tadashi Kojima
正 小島
Koichi Hirayama
康一 平山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ管理が容易で、記録データを誤りなく
再生できるシステムを提供することにある。 【構成】 データを一定長のデータパケットに分割し、
分割された各データパケットの特定の位置に、分割され
た順位に応じた固有の識別コードを付加し、各データパ
ケットの第1の誤り訂正符号を生成して各データパケッ
トに付加してなる第1の符号系列を形成し、第1の符号
系列を分割順に重ねたセクタパケットを、複数段重ねて
インターリーブ処理を行い、インターリーブ処理後の各
系列の第2の誤り訂正符号を生成して各系列に付加して
なる第2の符号系列を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルデータの伝
送、記録に好適なデータ形成方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM等の高密度光ディスクで
は、例えば次のようなデータ構造が採用されている。ま
ず情報データをセクタパケット単位で区切り、セクタ分
離用制御信号やその他の制御信号を加えたデータパケッ
トを、順次Nワード(シンボル)単位で区切り、第1の
誤り訂正符号系列を形成し、第1の誤り訂正パリティー
信号(外符号)を生成付加する。この順次生成される第
1の誤り訂正符号系列により、一系列から1シンボルづ
つ選択集合させ、第2の誤り訂正符号系列を形成し、第
2の誤り訂正パリティー信号(内符号)を生成付加す
る。第2の誤り訂正パリティー信号が付加されたデータ
系列に、フレームシンクを付加し変調回路に通して記録
する。この技術は、データ伝送の分野でも同様に適用さ
れている。
【0003】しかし、上記のデータ構造では、原データ
パケット(セクタパケット)は、誤り訂正パリティー信
号生成の符号化手段によって伝送・記録されるとき分割
されてしまうため、その後の伝送・記録処理でパケット
管理ができない。また、再生処理時に、訂正処理が完了
しないとセクタパケットのデータ分離ができず、さらに
フレームシンク検出回路がシンク検出を誤ると、第2の
訂正系列順に誤りが生じ、第1の訂正符号を用いた誤り
検出訂正の系列形成に誤りが生じ、誤り検出訂正が不可
能になる。
【0004】また、他のデータ構造として次のようなも
のもある。すなわち、情報データのセクタパケット構造
を崩さず、誤り訂正符号を生成付加し、他のセクタパケ
ットの分離をするためにセクタパケットの最初にセクタ
シンク信号を付加する。次に、セクタアドレス信号やそ
の他制御データを加えた後、セクタパケット情報データ
と誤り訂正符号を一定間隔で区切ってフレームシンク信
号を加えた後、変調回路に通して伝送・記録する。この
データ構造は、例えば記録再生光ディスクであるODD
等に採用されている。
【0005】しかし、このようなデータ構造では、セク
タシンクとフレームシンクそれぞれの検出及び保護が必
要であり、また前記と同様にシンク検出が誤ると、誤り
検出訂正処理が不能になってしまう欠点があった。
【0006】ところで、ディスクからのデータ読み出し
速度とデータ出力速度が異なるシステムがある。例え
ば、光ディスクに圧縮映像信号や音声信号ディジタル信
号で記録し、再生する場合に映像信号等は映像の品位に
より圧縮比を変化させる手法がとられるため、出力ディ
ジタルデータ速度はその都度変化する。一方、ディスク
からの読み出しは、安定に読み出すためには一定レート
で読み出す方法が最適であり、この速度差を制御するた
め、ディスクからの読み出しデータをメモリーに蓄え、
出力は必要に応じてメモリーより読み出す。以上の動作
によりメモリーはオーバーフローを生じてしまうため、
メモリーがフル状態になるとその時点でメモリーに書き
込んだセクタ番号を記憶しておき、ディスクの信号読み
出しポイントを前に再生したポイントにキックバックさ
せ、時間待ち処理を行い、メモリーに空きが生じたら再
度記憶しておいたセクタアドレス信号により、連続する
次のセクタパケットデータをメモリーに書き込む処理を
行う。そして、このような処理システムでは、常にセク
タパケットの管理が必要であり、データのセクタ分離が
容易に可能なシステムが望まれている。
【0007】一方、誤り訂正処理においては、ランダム
エラーやバーストエラーのそれぞれに強い訂正符号化構
造が望ましい。このため、近年では、2系列の符号化に
よる、積符号が多く利用されている。この積符号は、n
シンボル単位で第1の符号系列を形成し、この第1の符
号系列をインターリーブ処理して、第2の符号系列を形
成し、誤り訂正パリティー信号を生成付加する構造であ
る。このような構造のデータを再生する処理では、まず
第2の誤り検出訂正処理を行い、次にこの第2の符号系
列をデインターリーブして第1の符号系列を生成し、第
1の誤り検出訂正を行う。この場合、デインターリーブ
を行う第2の符号系列に、系列順の誤りが生じると、系
列の誤りが取り除かれるまで、誤り検出訂正が不能とな
る。
【0008】以上のように、従来のデータ構造では、セ
クタ分離の容易性と誤り検出訂正の系列順の保護が強力
な構造を併せ持つものが提供されていなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デー
タ管理が容易で、記録データを誤りなく再生できるシス
テムを提供することにある。
【0010】より具体的には、本発明は、セクタパケッ
トの分離や系列順の調整が容易に可能なシステムを提供
することを目的とする。
【0011】また、本発明は、誤り検出訂正の系列順の
保護を強力に行うことができるシステムを提供すること
を目的とする。
【0012】さらに、本発明は、以上の目的を冗長度の
少ない制御信号により実現することが可能なシステムを
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明のデータ形成方法は、データ
を一定長のデータパケットに分割するステップと、分割
された各データパケットの特定の位置に、分割された順
位に応じた固有の識別コードを付加するステップと、各
データパケットの第1の誤り訂正符号を生成して各デー
タパケットに付加してなる第1の符号系列を形成するス
テップと、第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケ
ットを、複数段重ねてインターリーブ処理を行うステッ
プと、インターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂正
符号を生成して各系列に付加してなる第2の符号系列を
形成するステップとを具備する。
【0014】請求項2記載の本発明のデータ形成方法
は、データを一定長で一定個数のブロックからなるデー
タパケットに分割するステップと、分割された各データ
パケットの特定のブロックに、分割された順位に応じた
固有の識別コードを付加するステップと、各データパケ
ットの第1の誤り訂正符号を生成して各データパケット
に付加してなる第1の符号系列を形成するステップと、
第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケットを、各
ブロック内でブロック内インターリーブ処理を行うステ
ップと、ブロック内インターリーブ処理が行われたセク
タパケットを、複数段重ねてブロック単位でブロックイ
ンターリーブ処理を行うステップと、ブロックインター
リーブ処理後の各系列の第2の誤り訂正符号を生成して
各系列に付加してなる第2の符号系列を形成するステッ
プとを具備する。
【0015】請求項3記載の本発明のデータ形成方法
は、請求項1または請求項2記載のデータ形成方法にお
いて、識別コードをバイナリーコードにより昇順または
降順で構成したことを特徴とする。
【0016】請求項4記載の本発明のデータ再生方法
は、第2の符号系列を一定長のデータパケットに分割す
るステップと、分割された各データパケットを各データ
パケットに付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り
検出訂正処理を行うステップと、誤りなく識別コードが
得られたデータパケットに対しては得られた識別コード
を用い、識別コードが得られなかったデータパケットに
対してはそれまでに得られた識別コードから推定した識
別コードを用い、データパケットの系列の順位を補償す
るステップと、データパケットを系列の順番に重ねたセ
クタパケットを、複数段重ねてデインターリーブ処理を
行うステップと、デインターリーブ処理後の各系列を各
系列に付加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出
訂正処理を行うステップとを具備する。
【0017】請求項5記載の本発明のデータ再生方法
は、第2の符号系列を一定長のデータパケットに分割す
るステップと、分割された各データパケットを各データ
パケットに付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り
検出訂正処理を行うステップと、誤りなく識別コードが
得られたデータパケットに対しては得られた識別コード
を用い、識別コードが得られなかったデータパケットに
対してはそれまでに得られた識別コードから推定した識
別コードを用い、データパケットの系列の順位を補償す
るステップと、データパケットを系列の順番に重ねたセ
クタパケットを、複数段重ねてブロック単位でデインタ
ーリーブ処理を行うステップと、各ブロック内でブロッ
ク内デインターリーブ処理を行うステップと、2つのデ
インターリーブ処理後の各系列を各系列に付加された第
1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うステ
ップとを具備する。
【0018】請求項6記載の本発明のデータ再生方法
は、請求項4または請求項5記載のデータ再生方法にお
いて、識別コードがバイナリーコードにより昇順または
降順で構成され、識別コードが得られなかった場合の識
別コードの推定を、識別コードを昇順または降順にカウ
ントしてその結果に基づき行うことを特徴とする。
【0019】請求項7記載の本発明のデータ再生方法
は、請求項4または請求項5記載のデータ再生方法にお
いて、セクタパケット内の系列数が少ないときはダミー
系列を付加し、系列数が多い時は二重となっている系列
を取り除くことを特徴とする。請求項8記載の本発明の
データ形成再生方法は、データを一定長のデータパケッ
トに分割するステップと、分割された各データパケット
の特定の位置に、分割された順位に応じた固有の識別コ
ードを付加するステップと、各データパケットの第1の
誤り訂正符号を生成して各データパケットに付加してな
る第1の符号系列を形成するステップと、第1の符号系
列を分割順に重ねたセクタパケットを、複数段重ねてイ
ンターリーブ処理を行うステップと、インターリーブ処
理後の各系列の第2の誤り訂正符号を生成して各系列に
付加してなる第2の符号系列を形成するステップと、第
2の符号系列を一定長のデータパケットに分割するステ
ップと、分割された各データパケットを各データパケッ
トに付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂
正処理を行うステップと、誤りなく識別コードが得られ
たデータパケットに対しては得られた識別コードを用
い、識別コードが得られなかったデータパケットに対し
てはそれまでに得られた識別コードから推定した識別コ
ードを用い、データパケットの系列の順位を補償するス
テップと、データパケットを系列の順番に重ねたセクタ
パケットを、複数段重ねてデインターリーブ処理を行う
ステップと、デインターリーブ処理後の各系列を各系列
に付加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正
処理を行うステップとを具備する。 請求項9記載の本
発明のデータ形成再生方法は、データを一定長で一定個
数のブロックからなるデータパケットに分割するステッ
プと、分割された各データパケットの特定のブロック
に、分割された順位に応じた固有の識別コードを付加す
るステップと、各データパケットの第1の誤り訂正符号
を生成して各データパケットに付加してなる第1の符号
系列を形成するステップと、第1の符号系列を分割順に
重ねたセクタパケットを、各ブロック内でブロック内イ
ンターリーブ処理を行うステップと、ブロック内インタ
ーリーブ処理が行われたセクタパケットを、複数段重ね
てブロック単位でブロックインターリーブ処理を行うス
テップと、ブロックインターリーブ処理後の各系列の第
2の誤り訂正符号を生成して各系列に付加してなる第2
の符号系列を形成するステップと、第2の符号系列を一
定長のデータパケットに分割するステップと、分割され
た各データパケットを各データパケットに付加された第
2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うステ
ップと、誤りなく識別コードが得られたデータパケット
に対しては得られた識別コードを用い、識別コードが得
られなかったデータパケットに対してはそれまでに得ら
れた識別コードから推定した識別コードを用い、データ
パケットの系列の順位を補償するステップと、データパ
ケットを系列の順番に重ねたセクタパケットを、複数段
重ねてブロック単位でデインターリーブ処理を行うステ
ップと、各ブロック内でブロック内デインターリーブ処
理を行うステップと、2つのデインターリーブ処理後の
各系列を各系列に付加された第1の誤り訂正符号を用い
て誤り検出訂正処理を行うステップとを具備する。
【0020】請求項10記載の本発明のデータ形成再生
方法は、請求項8または請求項9記載のデータ形成再生
方法において、識別コードがバイナリーコードにより昇
順または降順で構成され、識別コードが得られなかった
場合の識別コードの推定を、識別コードを昇順または降
順にカウントしてその結果に基づき行うことを特徴とす
る。
【0021】請求項11記載の本発明のデータ形成再生
方法は、請求項8または請求項9記載のデータ形成再生
方法において、セクタパケット内の系列数が少ないとき
はダミー系列を付加し、系列数が多い時は二重となって
いる系列を取り除くことを特徴とする。
【0022】請求項12記載の本発明のデータ形成装置
は、データを一定長のデータパケットに分割し、分割し
た各データパケットの特定の位置に、分割した順位に応
じた固有の識別コードを付加する識別コード付加手段
と、識別コードが付加された各データパケットの第1の
誤り訂正符号を生成して各データパケットに付加してな
る第1の符号系列を形成する第1の符号系列形成手段
と、形成された第1の符号系列を分割順に重ねたセクタ
パケットを、複数段重ねてインターリーブ処理を行うイ
ンターリーブ処理手段と、インターリーブ処理後の各系
列の第2の誤り訂正符号を生成して各系列に付加してな
る第2の符号系列を形成する第2の符号系列形成手段と
を具備する。
【0023】請求項13記載の本発明のデータ形成装置
は、データを一定長で一定個数のブロックからなるデー
タパケットに分割し、分割した各データパケットの特定
のブロックに、分割した順位に応じた固有の識別コード
を付加する識別コード付加手段と、識別コードが付加さ
れた各データパケットの第1の誤り訂正符号を生成して
各データパケットに付加してなる第1の符号系列を形成
する第1の符号系列形成手段と、形成された第1の符号
系列を分割順に重ねたセクタパケットを、各ブロック内
でブロック内インターリーブ処理を行うブロック内イン
ターリーブ処理手段と、ブロック内インターリーブ処理
が行われたセクタパケットを、複数段重ねてブロック単
位でブロックインターリーブ処理を行うブロックインタ
ーリーブ処理手段と、ブロックインターリーブ処理後の
各系列の第2の誤り訂正符号を生成して各系列に付加し
てなる第2の符号系列を形成する第2の符号系列形成手
段とを具備する。
【0024】請求項14記載の本発明のデータ形成装置
は、請求項12または請求項13記載のデータ形成装置
において、識別コードをバイナリーコードにより昇順ま
たは降順で構成したことを特徴とする。
【0025】請求項15記載の本発明のデータ再生装置
は、第2の符号系列を一定長のデータパケットに分割
し、分割した各データパケットを各データパケットに付
加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理
を行う第1の誤り検出訂正処理手段と、誤りなく識別コ
ードが得られたデータパケットに対しては得られた識別
コードを用い、識別コードが得られなかったデータパケ
ットに対してはそれまでに得られた識別コードから推定
した識別コードを用い、前記誤り検出訂正処理の行われ
たデータパケットの系列の順位を補償する補償手段と、
系列の順位が補償されたデータパケットを系列の順番に
重ねたセクタパケットを、複数段重ねてデインターリー
ブ処理を行うデインターリーブ処理手段と、デインター
リーブ処理後の各系列を各系列に付加された第1の誤り
訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行う第2の誤り検
出訂正処理手段とを具備する。
【0026】請求項16記載の本発明のデータ再生装置
は、第2の符号系列を一定長のデータパケットに分割
し、分割した各データパケットを各データパケットに付
加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理
を行う第1の誤り検出訂正処理手段と、誤りなく識別コ
ードが得られたデータパケットに対しては得られた識別
コードを用い、識別コードが得られなかったデータパケ
ットに対してはそれまでに得られた識別コードから推定
した識別コードを用い、前記誤り検出訂正処理の行われ
たデータパケットの系列の順位を補償する補償手段と、
系列の順位が補償されたデータパケットを系列の順番に
重ねたセクタパケットを、複数段重ねてブロック単位で
デインターリーブ処理を行うブロックデインターリーブ
処理手段と、各ブロック内でブロック内デインターリー
ブ処理を行うブロック内デインターリーブ処理手段と、
2つのデインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加
された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
行う第2の誤り検出訂正処理手段とを具備する。
【0027】請求項17記載の本発明のデータ再生装置
は、請求項15または請求項16記載のデータ再生装置
において、識別コードがバイナリーコードにより昇順ま
たは降順で構成され、識別コードが得られなかった場合
の識別コードの推定を、識別コードを昇順または降順に
カウントしてその結果に基づき行うことを特徴とする。
請求項18記載の本発明のデータ再生装置は、請求項
15または請求項16記載のデータ再生装置において、
セクタパケット内の系列数が少ないときはダミー系列を
付加し、系列数が多い時は二重となっている系列を取り
除く手段をさらに具備することを特徴とする。
【0028】請求項19記載の本発明のディスクは、デ
ータを一定長のデータパケットに分割し、分割した複数
のデータパケットからなるセクタパケットと、分割され
た各データパケットの特定の位置に付加された、分割さ
れた順位に応じた固有の識別コードと、各データパケッ
ト毎に生成され、各データパケットに付加された第1の
誤り訂正符号と、インターリーブ処理後に各系列毎に生
成され、各データパケットに付加された第2の誤り訂正
符号とを具備する。
【0029】請求項20記載の本発明のディスクは、デ
ータを一定長のデータパケットに分割し、分割した複数
のデータパケットからなるセクタパケットと、分割され
た各データパケットの特定の位置に付加された、分割さ
れた順位に応じた固有の識別コードと、各データパケッ
ト毎に生成され、各データパケットに付加された第1の
誤り訂正符号と、ブロック内インターリーブ処理及びブ
ロックインターリーブ処理後に各系列毎に生成され、各
データパケットに付加された第2の誤り訂正符号とを具
備する。
【0030】請求項21記載の本発明のディスクは、請
求項19または請求項20記載のディスクにおいて、識
別コードをバイナリーコードにより昇順または降順で構
成したことを特徴とする。
【0031】
【作用】本発明では、分割された各データパケットの特
定の位置に、分割された順位に応じた固有の識別コード
を付加しているので、インターリーブ処理を行ったとし
ても、インターリーブ処理後の系列の識別コードにより
分割された順位、すなわちデータ内における当該系列や
データパケットの行を識別することができる。したがっ
て、セクタパケットの分離や系列順の調整が容易であ
る。そして、再生処理において、各系列の行を識別して
系列の順位を補償しているので、誤り検出訂正の系列順
の保護を強力に行うことができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づき
説明する。
【0033】図1〜図4は本発明に係る第1のデータ形
成例を説明するための図である。
【0034】図1に示すように、原情報データを一定長
のデータパケットであるn個の情報データに分割し、各
情報データの特定の位置、例えば先頭には分割された順
位に応じた固有の識別コードである行識別コードを付加
する。このn種類の行識別コードは、例えばバイナリー
コードによる昇順または降順で構成したものが考えられ
る。次に、各データパケットの第1の誤り訂正符号(外
符号poシンボル)を生成して各データパケットに付加
してなる第1の符号系列を形成する。以上の処理でDシ
ンボル×n行の第1の符号化されたセクタパケットが形
成される。上記処理を連続して行い、同様のセクタパケ
ットを重ねて連結する。
【0035】次に、図2に示すように、連結したセクタ
パケットを全体でインターリーブ処理を行う。このと
き、セクタパケット単位でみると、新たなDシンボル×
n行のセクタパケットが形成されている。その際、行識
別コードは、各系列の先頭に配置されているため、各行
の行識別が可能である。次に、このインターリーブ処理
後の各系列の第2の誤り訂正符号(内符号piシンボ
ル)を生成し、各系列に付加して第2の符号系列を形成
する。このとき、セクタパケット単位でみると、図3に
示すように、Eシンボル×n行のセクタパケットが形成
されている。そして、図4に示すように、図3のセクタ
パケットにおける各系列の先頭に同期信号を付加し、記
録セクタパケットを形成する。このような記録セクタパ
ケットは、各行を連続して例えばCDなどのディスクに
記録され、あるいは伝送される。
【0036】図5〜図6は本発明に係る第2のデータ形
成例を説明するための図である。
【0037】ここで、データパケットに行識別コードや
外符号を含めたデータを、mシンボル×n行×kブロッ
クとしたブロック集合セクタに形成した構造を図5に示
す。そして、第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパ
ケットを、各ブロック内でブロック内インターリーブ処
理を行い、ブロック内インターリーブ処理が行われたセ
クタパケットを、複数段重ねてブロック単位でブロック
インターリーブ処理を行っている。図6は図5のデータ
セクタパケットを5個連結し、第2の系列セクタパケッ
トを形成するためのブロックインターリーブを示した図
である。図6ではブロックk=5とした例を示してい
る。
【0038】ブロックインターリーブは、ブロック化さ
れたセクタパケットのブロックを各セクタから選択集合
して、新たなセクタパケットを形成する。この場合、行
識別コードは、セクタパケットを構成する特定のブロッ
クに配置すればよいが、特にブロックの先頭に配置すれ
ば、第1の符号系列も第2の符号系列も同一の行識別コ
ードの順となる。ただし、先頭でない場合もコードがシ
フトするにすぎず、制御は同様に可能である。
【0039】図6では、行識別コードは最終ブロックの
先頭に配置され、第1のデータセクタパケットEと第2
のセクタパケットaは同一の行識別コードが組み込まれ
ている。
【0040】次に、本発明に係るデータ形成装置を説明
する。
【0041】図7はこのデータ形成装置の構成を示す図
である。
【0042】同図に示すように、情報データ多重化部1
は、圧縮された映像信号、音声信号、字幕等の副映像信
号その他映像信号や音声信号の同期化等に用いられる制
御信号等を各々小さなパケットにして多重化を行い、1
ストリーム伝送が可能なように整理する。
【0043】セクタパケット処理部2は、セレクタS1
により選択された情報データ多重化部1の出力または情
報ファイル管理データを入力する。情報ファイル管理デ
ータは、映像信号の圧縮スタイルや音声信号のストリー
ム数字あるいは圧縮比等の全体に関する制御情報管理デ
ータである。セクタパケット処理部2は、まず情報ファ
イル管理データを1セクタパケット容量(この例では、
2048バイト)にセクタアライメントし、以後の誤り
訂正符号化を行う系列化のベース配列を生成する。ここ
では、図8に示すように、128バイト(またはシンボ
ル)×16行のセクタパケットのベース配列を形成す
る。セクタパケット処理部2は、管理データのセクタパ
ケット(ベース)を生成すると、次にセレクトタS1を
情報データ多重化部1側に接続し、副映像信号や音声信
号が多重化された情報データストリームを受取り、上記
と同様の2048バイト(128B×16行)のセクタ
パケット(ベース)配列を形成していく。セクタパケッ
ト処理部2は、1セクタパケットの配列を行うと128
バイト単位で遅延器3と情報データ誤り検出符号生成部
4に信号を送る。
【0044】情報データ誤り検出符号生成部4は、1セ
クタ単位の誤り検出符号(IEC)を生成する。
【0045】一方、情報データ誤り検出符号生成部4が
1つのIECを生成したとき、ID生成カウンタ5は、
1カウントアップし、IECに対応するセクタパケット
のアドレス信号(ID)を生成し、セクタに関する制御
信号(SLI=セクタパケット単位の内容識別信号等)
を含めて、ID誤り検出訂正符号生成部6に送る。
【0046】ID誤り検出訂正符号生成部6は、ID+
SLIの誤り訂正符号IECを生成する。ここで、ID
とSLIはセレクタS2で順序が選択され、上記のIE
Cが生成されたら、セレクタS3により、1バイト単位
で第1の誤り訂正符号である外符号(Po)を生成する
外符号(Po)生成部7とブロック内インターリーブ回
路8に送られる。
【0047】一方、情報データは、遅延器3によりID
+SLI+IEC+EDCの送信タイミングに伝送タイ
ミングが合わせられ、同じく外符号(Po)生成部7と
ブロック内インターリーブ処理部8に送られる。
【0048】情報データ(128B)とID等の信号1
Bが外符号(Po)生成部7に送られるタイミングに合
わせて、行番号生成16進カウンタ9はアップカウント
動作を行う。セクタパケット(ベース)の最初の128
Bが送信されるときに、行番号生成16進カウンタ9は
“0”にセットされる。
【0049】行番号生成16進カウンタ9は、カウント
動作と共にその時の値を検査系列番号として、情報デー
タやID信号等ととにも外符号(Po)生成部7とブロ
ック内インターリーブ回路8に伝送する。
【0050】外符号(Po)生成部7は、送られてきた
情報データ128BとID信号等の1B及び行番号生成
16進カウンタ9からの1Bと内符号(Pi)生成部1
0で生成されたPi信号の8Bにより、14バイトの第
1の誤り訂正符号を生成する。1セクタパケットでは、
16系列が生成される。このときのセクタパケットの配
列を、図9に示す。
【0051】ブロック内インターリーブ処理部8は、P
i信号を除いた情報データの128B×16行、ID等
の1B×16行、行番号の1B×16行及び外符号Po
の14B×16行の合わせた、144B×16行のセク
タパケットデータを16B×16行のブロックに9分割
し、各ブロック内でインターリーブ処理を行う。図10
に代表的な原データの配列状況を示す。
【0052】ブロック内インターリーブされたデータ
は、9種に遅延量を持つ遅延回路11により、ブロック
インターリーブ処理が行われる。
【0053】ブロック内インターリーブとブロックイン
ターリーブされたデータは、第2の誤り訂正符号である
内符号(Pi)を生成する内符号(Pi)生成回路10
に送られ、内符号(Pi)が生成される。
【0054】内符号生成回路10に送られてきたデータ
と内符号(Pi)を合わせた152B×16行のセクタ
パケットは、変換付加部12により152Bの並列デー
タがバイト直列データに変換され、各系列(行=あるい
は1行を複数フレームに分割する。)をフレームとし
て、フレーム同期信号が付加され、変調回路13に送ら
れる。
【0055】変調回路13は、このデータを伝送あるい
は記録処理に適した信号に変調し、ビットシリアルで伝
送あるいは光ディスク等のメディアに記録する。
【0056】次に、本発明に係るデータ再生装置を説明
する。
【0057】図11はこのデータ再生装置の構成を示す
図、図12はこの装置における各種信号のタイミングを
示す図である。
【0058】まず、図11に示す再生装置には、伝送あ
るいは記録媒体に記録された変調信号が入力される。再
生装置では、このような変調信号(a)を受信すると、
復調回路30に送るとともに、同期信号検出回路14で
同期パターンを検出する。
【0059】同期パターンの検出では、情報データ内で
もディフェクト等で符号誤りを生じて偽同期信号が検出
されるため、その防御対応として同期窓生成部15が同
期パターンよりも信号区間が長い同期信号検出窓信号
(c)を生成し、再生同期信号生成部16がアンド回路
17を介して同期検出信号(b)と同期信号検出窓信号
(c)とを入力し再生同期信号(d)を生成する。そし
て、この再生同期信号(d)に基づき復調を行うことで
誤り同期化を防御している。
【0060】ところで、これら変調信号(a)と同期検
出信号(b)と同期信号検出窓信号(c)との関係は図
12に示すとおりであるが、このような同期信号検出窓
信号を用いた誤り同期化処理方式では、同期信号検出窓
信号が同期信号と一定以上の距離で離れていると、永久
に同期化はできない。そこで、本実施例では、一定期間
同期化ができない場合は、同期信号検出窓信号をオープ
ンにして、最初の同期信号のみ無条件で同期化信号とす
るような対応をとっている。図12の同期信号検出窓信
号(c)における(c´)部分がオープンにしたため作
成された窓信号である。
【0061】復調回路13は、上記の如く生成された再
生同期信号(d)に基づき誤り訂正符号系列を出力す
る。
【0062】内符号誤り検出訂正処理部18は、復調回
路13から出力された誤り訂正符号系列に対して第2の
誤り訂正符号(内符号(Pi))に基づく誤り検出訂正
処理を行う。
【0063】内符号(Pi)による誤り検出訂正処理が
行われたデータ(e)は、順に系列順補償回路19に送
られる。内符号誤り検出訂正処理部18は、誤り訂正符
号系列が訂正不能データのときは、内符号エラーフラグ
(f)を出力する。また、内符号による誤り検出訂正の
処理の後、行番号データ(g)は、行番号チェック回路
20に送られる。
【0064】行番号チェック回路20は、上記の内符号
誤り検出訂正処理において誤りシンボルの訂正処理が少
なかったときは行番号データ(g)をチェックし、内符
号誤り検出訂正処理において訂正処理が可能であったが
誤りシンボル数が多いときであっても誤り検出訂正処理
において昇順(或いは降順)関係がその系列の前後の2
系列で確認されたときは行番号データ(g)をチェック
し、内符号誤り検出訂正処理において上記の2つの場合
以外はプリセッタブル16進カウンタ21のデータ
(h)をチェックする。行番号チェック回路20は、上
記データを用いて正しく系列順で送り出されているか検
査し、誤っているときは系列順補償回路19に制御信号
(k)を送り、誤った系列を修正させる。
【0065】系列順補償回路19は、n種類の識別コー
ド付加順規則を用い、正しいと判断された識別コードと
規則順からユニット分割を行い、ユニット内の系列数で
ある行数が少ないときはダミー系列を付加し、系列数が
多い時は二重となっている系列を取り除き、ユニット内
の行数をn行にして処理する機能も有する。
【0066】なお、プリセッタブル16進カウンタ21
では、正しい行番号データが検出されると、そのデータ
がプリセットされる。
【0067】上記信号(k)により、系列順補償回路1
9の出力データ(i)は、正しい系列順でその系列数も
正しくなり、以後の外符号による誤り検出訂正処理の能
力を最大限に活かすことが可能になる。図12の例で
は、出力データ(i)のうち13系列目のデータは、再
度正しいデータに置き換えられ、系列数も正しい関係に
修正される。これにより、系列順補償回路19からの出
力データ(i)は、正しい系列順で系列数も正しくな
り、エラーフラグ(j)と共に、ブロックデインターリ
ーブ処理を行う遅延回路22に送られる。エラーフラグ
(j)とは、内符号により訂正不能なデータパケットに
対して立てられるフラグである。
【0068】次に、内符号(Pi)を除く情報データと
外符号(Po)は、ブロック内デインターリーブ処理部
23によりブロック内デインターリーブ処理が行われ、
外符号(Po)誤り検出訂正処理部24により外符号に
よる誤り検出訂正処理が行われる。なお、外符号(P
o)による誤り検出訂正処理では、内符号による訂正不
能のエラーフラグ(j)をエラーロケーション指示信号
とし、パリティー信号をエラーパターン生成に振り向け
ることで、訂正能力を向上させた消失訂正にも利用され
る。
【0069】外符号による誤り訂正処理が完了した情報
データは、セクタパケット処理部25を介してデコーダ
回路(図示せず。)に出力される。デコーダ回路は情報
データを映像信号や音声信号にデコードするデコーダ回
路に出力される。
【0070】このように本実施例では、行番号に基づき
系列の順位を補償し、その後に外符号(Po)による誤
り検出訂正処理を行っているので、誤った系列順での外
符号(Po)による誤り検出訂正処理や再生を防ぐこと
ができる。
【0071】ところで、情報データは、記録セクタ単位
で受信処理され、デインターリーブ処理でデータセクタ
パケットが形成され、原データセクタパケットに復号さ
れるが、記録媒体等に記録されたデータを再生するシス
テムでは、圧縮映像データ等の再生データレートが変化
する一方、記録媒体からの読み出しが完結動作によって
行われる。この場合、ディスク等は常時回転しており、
バッファメモリー等を用い、一定量が記憶されたらデー
タ読み出しポイントを前に戻し、再びメモリーに空きス
ペースができたら、前に読みとった最後のデータの連続
部分から読みとる操作が必要である。この再生装置で
は、このようなデータの連続性の管理をセクタパケット
のアドレス信号であるID信号で行う。
【0072】これは、まず系列順補償回路19の出力デ
ータからID信号部分を取り出し、訂正不能エラーフラ
グとともにID信号誤り訂正回路26に送り、IECパ
リティー信号で誤り訂正処理を行う。この処理によっ
て、ID信号は記録セクタだけで、(Pi)と(IE
C)で積符号を構成しているため、高い訂正能力を持た
せることができる。
【0073】ここで検出されたID信号はOUT−ID
検出回路29を介して出力され、記録媒体からの読み取
り制御に利用される。
【0074】この訂正処理でID信号が検出されないと
きは、行番号と同様にID制御部28がIDカウンタ2
7の出力を利用して代用する。IDカウンタ27は行番
号とは異なり、記録媒体のID数以上をカウント可能な
カウンタであり、ID訂正回路26で正しいID信号が
検出されたときは、そのデータがプリセットされる。こ
の関係を、図12の(i´)(j´)(m)(n)
(o)に示す。当然、出力のデータをセクタパケットに
対するID信号も、PiとPo符号による訂正処理後、
IEC符号で再度訂正処理が可能である。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、各データパケットの特
定の位置に、分割された順位に応じた固有の識別コード
を付加しているので、識別コードという冗長度の少ない
制御信号によりセクタパケットの分離や系列順の調整を
容易に行うことができ、また誤り検出訂正の系列順の保
護を強力に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における行識別コードが付加
されたデータの構成例である。
【図2】本発明の一実施例におけるインターリーブ処理
を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例における誤り訂正符号が付加
されたデータの構成例である。
【図4】本発明の一実施例における同期信号が付加され
たデータの構成例である。
【図5】本発明の他の実施例における行識別コードが付
加されたデータの構成例である。
【図6】本発明の他の実施例におけるインターリーブ処
理を説明するための図である。
【図7】本発明に係るデータ形成装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】図7の装置におけるセクタパケット処理後のデ
ータの構成例である。
【図9】図7の装置における行識別コードが付加された
データの構成例である。
【図10】図7の装置におけるインターリーブ処理を説
明するための図である。
【図11】本発明に係るデータ再生装置の構成を示す図
ブロック図である。
【図12】図11の装置における各種信号のタイミング
を示す図である。
【符号の説明】
1………情報データ多重化部 2………セクタパケット処理部 3………遅延器 4………情報データ誤り検出符号生成部 5………ID生成カウンタ 6………ID誤り検出訂正符号生成部 7………外符号(Po)生成部 8………ブロック内インターリーブ処理部 9………行番号生成16進カウンタ 10………内符号(Pi)生成部 11………遅延回路 12………変換付加部 13………変調回路 14………同期信号検出回路 15………同期窓生成部 16………再生同期信号生成部 17………アンド回路 18………内符号誤り検出訂正処理部 19………系列順補償回路 20………行番号チェック回路 21………プリセッタブル16進カウンタ 22………遅延回路 23………ブロック内デインターリーブ処理部 24………外符号(Po)誤り検出訂正処理部 25………セクタパケット処理部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを一定長のデータパケットに分割
    するステップと、 分割された各データパケットの特定の位置に、分割され
    た順位に応じた固有の識別コードを付加するステップ
    と、 各データパケットの第1の誤り訂正符号を生成して各デ
    ータパケットに付加してなる第1の符号系列を形成する
    ステップと、 第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケットを、複
    数段重ねてインターリーブ処理を行うステップと、 インターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂正符号を
    生成して各系列に付加してなる第2の符号系列を形成す
    るステップと、 を具備することを特徴とするデータ形成方法。
  2. 【請求項2】 データを一定長で一定個数のブロックか
    らなるデータパケットに分割するステップと、 分割された各データパケットの特定のブロックに、分割
    された順位に応じた固有の識別コードを付加するステッ
    プと、 各データパケットの第1の誤り訂正符号を生成して各デ
    ータパケットに付加してなる第1の符号系列を形成する
    ステップと、 第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケットを、各
    ブロック内でブロック内インターリーブ処理を行うステ
    ップと、 ブロック内インターリーブ処理が行われたセクタパケッ
    トを、複数段重ねてブロック単位でブロックインターリ
    ーブ処理を行うステップと、 ブロックインターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂
    正符号を生成して各系列に付加してなる第2の符号系列
    を形成するステップと、 を具備することを特徴とするデータ形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のデータ形
    成方法において、識別コードをバイナリーコードにより
    昇順または降順で構成したことを特徴とするデータ形成
    方法。
  4. 【請求項4】 第2の符号系列を一定長のデータパケッ
    トに分割するステップと、 分割された各データパケットを各データパケットに付加
    された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 誤りなく識別コードが得られたデータパケットに対して
    は得られた識別コードを用い、識別コードが得られなか
    ったデータパケットに対してはそれまでに得られた識別
    コードから推定した識別コードを用い、データパケット
    の系列の順位を補償するステップと、 データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケット
    を、複数段重ねてデインターリーブ処理を行うステップ
    と、 デインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加された
    第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うス
    テップと、 を具備することを特徴とするデータ再生方法。
  5. 【請求項5】 第2の符号系列を一定長のデータパケッ
    トに分割するステップと、 分割された各データパケットを各データパケットに付加
    された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 誤りなく識別コードが得られたデータパケットに対して
    は得られた識別コードを用い、識別コードが得られなか
    ったデータパケットに対してはそれまでに得られた識別
    コードから推定した識別コードを用い、データパケット
    の系列の順位を補償するステップと、 データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケット
    を、複数段重ねてブロック単位でデインターリーブ処理
    を行うステップと、 各ブロック内でブロック内デインターリーブ処理を行う
    ステップと、 2つのデインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加
    された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 を具備することを特徴とするデータ再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載のデータ再
    生方法において、識別コードがバイナリーコードにより
    昇順または降順で構成され、識別コードが得られなかっ
    た場合の識別コードの推定を、識別コードを昇順または
    降順にカウントしてその結果に基づき行うことを特徴と
    するデータ再生方法。
  7. 【請求項7】 請求項4または請求項5記載のデータ再
    生方法において、セクタパケット内の系列数が少ないと
    きはダミー系列を付加し、系列数が多い時は二重となっ
    ている系列を取り除くことを特徴とするデータ再生方
    法。
  8. 【請求項8】 データを一定長のデータパケットに分割
    するステップと、 分割された各データパケットの特定の位置に、分割され
    た順位に応じた固有の識別コードを付加するステップ
    と、 各データパケットの第1の誤り訂正符号を生成して各デ
    ータパケットに付加してなる第1の符号系列を形成する
    ステップと、 第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケットを、複
    数段重ねてインターリーブ処理を行うステップと、 インターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂正符号を
    生成して各系列に付加してなる第2の符号系列を形成す
    るステップと、 第2の符号系列を一定長のデータパケットに分割するス
    テップと、 分割された各データパケットを各データパケットに付加
    された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 誤りなく識別コードが得られたデータパケットに対して
    は得られた識別コードを用い、識別コードが得られなか
    ったデータパケットに対してはそれまでに得られた識別
    コードから推定した識別コードを用い、データパケット
    の系列の順位を補償するステップと、 データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケット
    を、複数段重ねてデインターリーブ処理を行うステップ
    と、 デインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加された
    第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うス
    テップと、 を具備することを特徴とするデータ形成再生方法。
  9. 【請求項9】 データを一定長で一定個数のブロックか
    らなるデータパケットに分割するステップと、 分割された各データパケットの特定のブロックに、分割
    された順位に応じた固有の識別コードを付加するステッ
    プと、 各データパケットの第1の誤り訂正符号を生成して各デ
    ータパケットに付加してなる第1の符号系列を形成する
    ステップと、 第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケットを、各
    ブロック内でブロック内インターリーブ処理を行うステ
    ップと、 ブロック内インターリーブ処理が行われたセクタパケッ
    トを、複数段重ねてブロック単位でブロックインターリ
    ーブ処理を行うステップと、 ブロックインターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂
    正符号を生成して各系列に付加してなる第2の符号系列
    を形成するステップと、 第2の符号系列を一定長のデータパケットに分割するス
    テップと、 分割された各データパケットを各データパケットに付加
    された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 誤りなく識別コードが得られたデータパケットに対して
    は得られた識別コードを用い、識別コードが得られなか
    ったデータパケットに対してはそれまでに得られた識別
    コードから推定した識別コードを用い、データパケット
    の系列の順位を補償するステップと、 データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケット
    を、複数段重ねてブロック単位でデインターリーブ処理
    を行うステップと、 各ブロック内でブロック内デインターリーブ処理を行う
    ステップと、 2つのデインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加
    された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 を具備することを特徴とするデータ形成再生方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9記載のデータ
    形成再生方法において、識別コードがバイナリーコード
    により昇順または降順で構成され、識別コードが得られ
    なかった場合の識別コードの推定を、識別コードを昇順
    または降順にカウントしてその結果に基づき行うことを
    特徴とするデータ形成再生方法。
  11. 【請求項11】 請求項8または請求項9記載のデータ
    形成再生方法において、セクタパケット内の系列数が少
    ないときはダミー系列を付加し、系列数が多い時は二重
    となっている系列を取り除くことを特徴とするデータ形
    成再生方法。
  12. 【請求項12】 データを一定長のデータパケットに分
    割し、分割した各データパケットの特定の位置に、分割
    した順位に応じた固有の識別コードを付加する識別コー
    ド付加手段と、 識別コードが付加された各データパケットの第1の誤り
    訂正符号を生成して各データパケットに付加してなる第
    1の符号系列を形成する第1の符号系列形成手段と、 形成された第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケ
    ットを、複数段重ねてインターリーブ処理を行うインタ
    ーリーブ処理手段と、 インターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂正符号を
    生成して各系列に付加してなる第2の符号系列を形成す
    る第2の符号系列形成手段と、 を具備することを特徴とするデータ形成装置。
  13. 【請求項13】 データを一定長で一定個数のブロック
    からなるデータパケットに分割し、分割した各データパ
    ケットの特定のブロックに、分割した順位に応じた固有
    の識別コードを付加する識別コード付加手段と、 識別コードが付加された各データパケットの第1の誤り
    訂正符号を生成して各データパケットに付加してなる第
    1の符号系列を形成する第1の符号系列形成手段と、 形成された第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケ
    ットを、各ブロック内でブロック内インターリーブ処理
    を行うブロック内インターリーブ処理手段と、 ブロック内インターリーブ処理が行われたセクタパケッ
    トを、複数段重ねてブロック単位でブロックインターリ
    ーブ処理を行うブロックインターリーブ処理手段と、 ブロックインターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂
    正符号を生成して各系列に付加してなる第2の符号系列
    を形成する第2の符号系列形成手段と、 を具備することを特徴とするデータ形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項12または請求項13記載のデ
    ータ形成装置において、識別コードをバイナリーコード
    により昇順または降順で構成したことを特徴とするデー
    タ形成装置。
  15. 【請求項15】 第2の符号系列を一定長のデータパケ
    ットに分割し、分割した各データパケットを各データパ
    ケットに付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検
    出訂正処理を行う第1の誤り検出訂正処理手段と、 誤りなく識別コードが得られたデータパケットに対して
    は得られた識別コードを用い、識別コードが得られなか
    ったデータパケットに対してはそれまでに得られた識別
    コードから推定した識別コードを用い、前記誤り検出訂
    正処理の行われたデータパケットの系列の順位を補償す
    る補償手段と、 系列の順位が補償されたデータパケットを系列の順番に
    重ねたセクタパケットを、複数段重ねてデインターリー
    ブ処理を行うデインターリーブ処理手段と、 デインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加された
    第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行う第
    2の誤り検出訂正処理手段と、 を具備することを特徴とするデータ再生装置。
  16. 【請求項16】 第2の符号系列を一定長のデータパケ
    ットに分割し、分割した各データパケットを各データパ
    ケットに付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検
    出訂正処理を行う第1の誤り検出訂正処理手段と、 誤りなく識別コードが得られたデータパケットに対して
    は得られた識別コードを用い、識別コードが得られなか
    ったデータパケットに対してはそれまでに得られた識別
    コードから推定した識別コードを用い、前記誤り検出訂
    正処理の行われたデータパケットの系列の順位を補償す
    る補償手段と、 系列の順位が補償されたデータパケットを系列の順番に
    重ねたセクタパケットを、複数段重ねてブロック単位で
    デインターリーブ処理を行うブロックデインターリーブ
    処理手段と、 各ブロック内でブロック内デインターリーブ処理を行う
    ブロック内デインターリーブ処理手段と、 2つのデインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加
    された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行う第2の誤り検出訂正処理手段と、 を具備することを特徴とするデータ再生装置。
  17. 【請求項17】 請求項15または請求項16記載のデ
    ータ再生装置において、識別コードがバイナリーコード
    により昇順または降順で構成され、識別コードが得られ
    なかった場合の識別コードの推定を、識別コードを昇順
    または降順にカウントしてその結果に基づき行うことを
    特徴とするデータ再生装置。
  18. 【請求項18】 請求項15または請求項16記載のデ
    ータ再生装置において、セクタパケット内の系列数が少
    ないときはダミー系列を付加し、系列数が多い時は二重
    となっている系列を取り除く手段をさらに具備すること
    を特徴とするデータ再生装置。
  19. 【請求項19】 データを一定長のデータパケットに分
    割し、分割した複数のデータパケットからなるセクタパ
    ケットと、 分割された各データパケットの特定の位置に付加され
    た、分割された順位に応じた固有の識別コードと、 各データパケット毎に生成され、各データパケットに付
    加された第1の誤り訂正符号と、 インターリーブ処理後に各系列毎に生成され、各データ
    パケットに付加された第2の誤り訂正符号と、 を具備することを特徴とするディスク。
  20. 【請求項20】 データを一定長のデータパケットに分
    割し、分割した複数のデータパケットからなるセクタパ
    ケットと、 分割された各データパケットの特定の位置に付加され
    た、分割された順位に応じた固有の識別コードと、 各データパケット毎に生成され、各データパケットに付
    加された第1の誤り訂正符号と、 ブロック内インターリーブ処理及びブロックインターリ
    ーブ処理後に各系列毎に生成され、各データパケットに
    付加された第2の誤り訂正符号と、 を具備することを特徴とするディスク。
  21. 【請求項21】 請求項19または請求項20記載のデ
    ィスクにおいて、識別コードをバイナリーコードにより
    昇順または降順で構成したことを特徴とするディスク。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100335438B1 (ko) * 1999-03-22 2002-05-04 윤종용 고밀도 디스크를 위한 에러 정정 코드 블록 구조와 그 에러 정정방법
US7117387B2 (en) 2003-04-16 2006-10-03 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for writing data and validating data in a recording medium
US7376066B2 (en) 2004-03-16 2008-05-20 Ricoh Company, Ltd. Information recording method and an information recording apparatus
US11540302B2 (en) * 2006-10-22 2022-12-27 Viasat, Inc. Cyclical obstruction communication system

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