JP2864492B2 - ディジタル信号の記録装置 - Google Patents
ディジタル信号の記録装置Info
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- JP2864492B2 JP2864492B2 JP62189855A JP18985587A JP2864492B2 JP 2864492 B2 JP2864492 B2 JP 2864492B2 JP 62189855 A JP62189855 A JP 62189855A JP 18985587 A JP18985587 A JP 18985587A JP 2864492 B2 JP2864492 B2 JP 2864492B2
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- Japan
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- encoder
- signal
- digital signal
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えばDPCM化されたビデオデータを磁気
テープに記録するのに適用されるディジタル信号の記録
装置に関する。 〔従来の技術〕 ビデオデータの情報量を圧縮する符号化として、DPCM
が良く知られている。本願出願人は、誤り伝播を短くす
るために、9サンプルのデータ毎にビデオデータをまと
め、この9サンプルからなるクラスタ(かたまり)の中
心サンプルは、元のビット数(例えば8ビット)で伝送
し、中心サンプルから順次隣接するサンプルをDPCM化す
る方式を提案している。DPCMのコード信号を5ビットと
すると、(8×9=72ビット)が(8+5×8=48ビッ
ト)となり、(2/3)に圧縮される。DPCMクラスタの6
バイトは、互いに密接に関係したデータである。従っ
て、磁気テープに記録される場合は、DPCMクラスタを構
成する6バイトのデータは、ひとかたまりとして記録さ
れる必要がある。 ディジタルVTRでは、記録/再生時に生じるエラーを
訂正するために誤り訂正符号が用いられる。誤り訂正符
号としては、データの2次元配列の水平方向及び垂直方
向の配列の夫々を別個のエラー訂正符号により符号化す
る積符号が用いられる。即ち、記録時に、データは、外
符号の符号化がされ、次にシャフリング処理がされ、更
に、内符号の符号化がされる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 DPCM化されたデータのように、複数サンプルデータが
密接な関係を有している場合、外符号の符号化を行い、
内符号の符号化を次に行った場合、内符号のブロック内
には、密接な関係を有するサンプルデータが分離して含
まれる問題が生じる。 何故ならば、DPCM化したデータを記録する場合、再生
時には、DPCMクラスタの全データを正しく訂正されて再
生されなければ、DPCMを復号してももとの信号を再生す
ることができないからである。 例えば再生時の誤り率が誤り訂正符号の訂正限界を越
えて劣化すると、全ての再生データを正しく訂正するこ
とができなくなる。このとき、1個のDPCMクラスタのデ
ータが複数の誤り訂正ブロックに分散していると、その
誤り訂正ブロックの1個でも、訂正限界を越えてしまえ
ば、DPCMクラスタの全サンプルを再生できなくなる。 さらに、ディジタルVTR等では、記録時と同一の再生
速度以外に、早送り、スロー、逆転などの変速再生も行
われる。この場合、ディジタルVTRでは、記録トラック
を斜めに横切って再生ヘッドが走行するが、1個のDPCM
クラスタのデータの1ビットでも欠ければ、そのクラス
タの全サンプルを再生できなくなってしまうからであ
る。 従って、この発明の目的は、DPCMクラスタのように、
複数サンプルのかたまりが同一の内符号ブロックに含ま
れるようにしたディジタル信号の記録装置を提供するこ
とにある。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は、ディジタル信号に対してエラー訂正符号
の符号化を行い、符号化されたデータを記録媒体に記録
するディジタル信号の記録装置であって、 エラー訂正符号は、ディジタル信号の2次元配列の一
方の方向に外符号の符号化を行い、その他方の方向に内
符号の符号化を行い、他方の方向が記録方向とされたデ
ィジタル信号の記録装置において、 ディジタル信号の複数のサンプル毎に圧縮符号化を行
い、複数のサンプルの内の少なくとも1個の原サンプル
と、複数のサンプルの内の原サンプル以外のサンプルと
対応し、原サンプル及び予測値間の差分データとからな
るクラスタを単位とする符号化出力を発生するエンコー
ダと、 他方の方向に整数個のクラスタが含まれるように、エ
ンコーダの出力の順序を並び替え、一方の方向のデータ
に対して外符号の符号化を行う外符号エンコーダと、 外符号エンコーダの出力の順序を並び替え、他方の方
向の整数個のクラスタに対して内符号の符号化を行う内
符号エンコーダとからなることを特徴とするディジタル
信号の記録装置である。 〔作用〕 外符号の符号化を行う時に、入力ディジタル信号の例
えば3ライン分のデータに関してインターリーブが施さ
れる。インターリーブされたデータに関して外符号の符
号化がなされる。これによって、連続したサンプルデー
タが誤ることを低減でき、エラー修正が良好になされ
る。また、外符号の符号化の後にシャフリングがされ、
内符号の符号化がされる。内符号のブロック内には、DP
CMのクラスタが分かれずに含まれるようにされる。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。第1図は、記録側の構成を示し、1a,1b,1cで夫
々示す入力端子にコンポーネントカラービデオデータが
供給される。このコンポーネントカラービデオデータが
帯域圧縮エンコーダ2に供給される。帯域圧縮エンコー
ダ2は、輝度信号に対して所定の位相でディジタル変調
された赤の色差信号及び青の色差信号を重畳することに
より、帯域幅を圧縮するものである。 帯域圧縮エンコーダ2によって、(4:2:2)方式から
(4:0:0)方式に変更されディジタルビデオ信号がDPCM
エンコーダ3に供給される。DPCMエンコーダ3は、ディ
ジタルビデオ信号の1サンプルおきの9サンプルずつを
クラスタ(かたまり)とし、この9サンプルの中心サン
プルは、元のビット数(8ビット)で伝送し、中心サン
プルから両側のサンプルを順次PCM化する。DPCMエンコ
ーダ3の出力コード信号のビット数は、5ビットであ
る。元の9サンプルのビット数は、(9×8=72ビッ
ト)であり、DPCMクラスタのビット数は、(8+8×5
=48ビット)であり、圧縮率が2/3となる。1ライン中
に含まれる有効サンプル数は、720サンプルであり、DPC
Mにより、この有効サンプル数が480サンプルに圧縮され
る。 DPCMエンコーダ3の出力信号がプリシャフリング回路
4に供給される。プリシャフリング回路4の出力信号が
外符号エンコーダ5に供給される。外符号エンコーダ5
の出力信号がシャフリング回路6に供給される。シャフ
リング回路6の出力信号が内符号エンコーダ7に供給さ
れる。プリシャフリング回路4及びシャフリング回路6
は、後述のようなデータの順序の並び替えを行うため
に、各々メモリを有している。外符号エンコーダ5は、
60バイトのデータに対してリード・ソロモン符号の符号
化を行い、4バイトのチェックコードを発生するもの
で、4イレージャ訂正が可能な能力を有する。内符号エ
ンコーダ7は、126バイトのデータに対してリード・ソ
ロモン符号の符号化を行い、8バイトのチェックコード
を発生するもので、3バイトエラーを訂正できる能力を
有する。 内符号エンコーダ7の出力信号が同期信号及びID信号
付加回路8に供給され、ブロック同期信号及びID信号が
付加される。ID信号には、フィールド及びフレームを各
々識別するためのID信号、ヘッドの識別するためのヘッ
ドID信号が含まれる。また、同期信号及びID信号付加回
路8では、内符号ブロック毎にアドレス信号が付加され
る。同期信号及びID信号付加回路8の出力信号が並列→
直列変換回路9に供給され、直列データに変換される。
並列→直列変換回路9の出力信号が出力端子10に取り出
される。この出力端子10には、図示せずも、記録アンプ
及び回転トランスを介して磁気ヘッドが接続され、記録
データが磁気テープに記録される。 磁気テープから再生されたデータは、第2図において
21で示す入力端子に供給される。入力端子21から再生デ
ータが直列→並列変換回路23に供給される。直列→並列
変換回路23からのバイトパラレルのデータが同期信号及
びID信号分離回路24に供給され、同期信号及びID信号が
検出される。次段の内符号デコーダ25において、内符号
を用いたエラー訂正がなされる。 内符号デコーダ25において、エラー訂正がされたデー
タとエラーの有無を示すフラグがデシャフリング回路26
に供給される。デシャフリング回路26は、記録側のシャ
フリング回路6でなされた処理と逆の処理を行う。デシ
ャフリング回路26の出力信号が外符号デコーダ27に供給
される。外符号デコーダ27では、リード・ソロモン符号
のイレージャ訂正がなされる。外符号デコーダ27の出力
信号がポストシャフリング回路28に供給される。ポスト
シャフリング回路28は、記録側のプリシャフリング回路
4でなされた処理と逆の処理を行う。 ポストシャフリング回路28の出力信号がDPCMデコーダ
29に供給される。DPCMデコーダ29では、DPCMの復号がさ
れ、6バイトのクラスタが9バイトのクラスタに復元さ
れる。DPCMデコーダ29の出力信号がエラー修整回路30に
供給される。エラー修整回路30では、内符号及び外符号
により訂正できなかったサンプルデータが相関のある近
接したデータによって補間される。エラー修整回路30の
出力信号が帯域圧縮デコーダ31に供給される。帯域圧縮
デコーダ31は、くし形フィルタによって、輝度信号と赤
の色差信号と青の色差信号とを分離し、(4:2:2)方式
のコンポーネントビデオデータを出力端子32a,32b,32c
に夫々発生する。 この発明の一実施例では、外符号エンコーダ5の前段
に設けられているプリシャフリング回路4によって第3
図に示すように、3ラインを単位とするプリシャフリン
グがなされる。 1ライン中には、DPCM化された480バイトのデータが
含まれている。この480バイトのデータは、6バイトをD
PCMクラスタとするものである。プリシャフリングは、2
4バイト毎に位置するデータを寄せ集める処理である。
第3図において、斜線で示すように、3ラインのデータ
の中で、例えば0番目、24番目、48番目‥‥456番目に
夫々位置する60バイトのデータが集められる。この60バ
イトのデータが外符号のブロックとして外符号エンコー
ダ5に供給される。外符号エンコーダ5は、(64,60)
のリード・ソロモン符号の符号化を行う。 第4図に示すように、60バイトのデータと4バイトの
チェックコードからなる外符号ブロックが126個並べら
れ、シャフリング回路6においてシャフリングがなされ
る。この場合、内符号エンコーダ7では、外符号ブロッ
クの垂直方向に整列する126サンプルに関して内符号の
符号化がされる。シャフリングの場合、連続する6個の
行に含まれるDPCMクラスタが同一の内符号ブロックに含
まれる関係が保たれるようにする。つまり、DPCMクラス
タの単位でシャフリングがなされる。内符号エンコーダ
7では、21個のDPCMクラスタ(126バイト)に関してリ
ード・ソロモン符号の符号化がされ、8バイトのチェッ
クコードが生成される。磁気テープに記録される場合に
は、6バイトの同期信号,ID信号,アドレス信号が付加
され、140バイトの内符号ブロックのデータ構成とされ
る。 〔発明の効果〕 この発明によれば、3ライン単位のプリシャフリング
を行っているので、磁気テープにDPCMクラスタが分離さ
れずに記録できると共に、連続したデータがエラー訂正
不可能となることを防止できる。これによって、複数の
トラックが跨がって再生する変速再生時でも、DPCMクラ
スタ単位で再生データを得ることができると共に、エラ
ー修整を良好になしうる。
テープに記録するのに適用されるディジタル信号の記録
装置に関する。 〔従来の技術〕 ビデオデータの情報量を圧縮する符号化として、DPCM
が良く知られている。本願出願人は、誤り伝播を短くす
るために、9サンプルのデータ毎にビデオデータをまと
め、この9サンプルからなるクラスタ(かたまり)の中
心サンプルは、元のビット数(例えば8ビット)で伝送
し、中心サンプルから順次隣接するサンプルをDPCM化す
る方式を提案している。DPCMのコード信号を5ビットと
すると、(8×9=72ビット)が(8+5×8=48ビッ
ト)となり、(2/3)に圧縮される。DPCMクラスタの6
バイトは、互いに密接に関係したデータである。従っ
て、磁気テープに記録される場合は、DPCMクラスタを構
成する6バイトのデータは、ひとかたまりとして記録さ
れる必要がある。 ディジタルVTRでは、記録/再生時に生じるエラーを
訂正するために誤り訂正符号が用いられる。誤り訂正符
号としては、データの2次元配列の水平方向及び垂直方
向の配列の夫々を別個のエラー訂正符号により符号化す
る積符号が用いられる。即ち、記録時に、データは、外
符号の符号化がされ、次にシャフリング処理がされ、更
に、内符号の符号化がされる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 DPCM化されたデータのように、複数サンプルデータが
密接な関係を有している場合、外符号の符号化を行い、
内符号の符号化を次に行った場合、内符号のブロック内
には、密接な関係を有するサンプルデータが分離して含
まれる問題が生じる。 何故ならば、DPCM化したデータを記録する場合、再生
時には、DPCMクラスタの全データを正しく訂正されて再
生されなければ、DPCMを復号してももとの信号を再生す
ることができないからである。 例えば再生時の誤り率が誤り訂正符号の訂正限界を越
えて劣化すると、全ての再生データを正しく訂正するこ
とができなくなる。このとき、1個のDPCMクラスタのデ
ータが複数の誤り訂正ブロックに分散していると、その
誤り訂正ブロックの1個でも、訂正限界を越えてしまえ
ば、DPCMクラスタの全サンプルを再生できなくなる。 さらに、ディジタルVTR等では、記録時と同一の再生
速度以外に、早送り、スロー、逆転などの変速再生も行
われる。この場合、ディジタルVTRでは、記録トラック
を斜めに横切って再生ヘッドが走行するが、1個のDPCM
クラスタのデータの1ビットでも欠ければ、そのクラス
タの全サンプルを再生できなくなってしまうからであ
る。 従って、この発明の目的は、DPCMクラスタのように、
複数サンプルのかたまりが同一の内符号ブロックに含ま
れるようにしたディジタル信号の記録装置を提供するこ
とにある。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は、ディジタル信号に対してエラー訂正符号
の符号化を行い、符号化されたデータを記録媒体に記録
するディジタル信号の記録装置であって、 エラー訂正符号は、ディジタル信号の2次元配列の一
方の方向に外符号の符号化を行い、その他方の方向に内
符号の符号化を行い、他方の方向が記録方向とされたデ
ィジタル信号の記録装置において、 ディジタル信号の複数のサンプル毎に圧縮符号化を行
い、複数のサンプルの内の少なくとも1個の原サンプル
と、複数のサンプルの内の原サンプル以外のサンプルと
対応し、原サンプル及び予測値間の差分データとからな
るクラスタを単位とする符号化出力を発生するエンコー
ダと、 他方の方向に整数個のクラスタが含まれるように、エ
ンコーダの出力の順序を並び替え、一方の方向のデータ
に対して外符号の符号化を行う外符号エンコーダと、 外符号エンコーダの出力の順序を並び替え、他方の方
向の整数個のクラスタに対して内符号の符号化を行う内
符号エンコーダとからなることを特徴とするディジタル
信号の記録装置である。 〔作用〕 外符号の符号化を行う時に、入力ディジタル信号の例
えば3ライン分のデータに関してインターリーブが施さ
れる。インターリーブされたデータに関して外符号の符
号化がなされる。これによって、連続したサンプルデー
タが誤ることを低減でき、エラー修正が良好になされ
る。また、外符号の符号化の後にシャフリングがされ、
内符号の符号化がされる。内符号のブロック内には、DP
CMのクラスタが分かれずに含まれるようにされる。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。第1図は、記録側の構成を示し、1a,1b,1cで夫
々示す入力端子にコンポーネントカラービデオデータが
供給される。このコンポーネントカラービデオデータが
帯域圧縮エンコーダ2に供給される。帯域圧縮エンコー
ダ2は、輝度信号に対して所定の位相でディジタル変調
された赤の色差信号及び青の色差信号を重畳することに
より、帯域幅を圧縮するものである。 帯域圧縮エンコーダ2によって、(4:2:2)方式から
(4:0:0)方式に変更されディジタルビデオ信号がDPCM
エンコーダ3に供給される。DPCMエンコーダ3は、ディ
ジタルビデオ信号の1サンプルおきの9サンプルずつを
クラスタ(かたまり)とし、この9サンプルの中心サン
プルは、元のビット数(8ビット)で伝送し、中心サン
プルから両側のサンプルを順次PCM化する。DPCMエンコ
ーダ3の出力コード信号のビット数は、5ビットであ
る。元の9サンプルのビット数は、(9×8=72ビッ
ト)であり、DPCMクラスタのビット数は、(8+8×5
=48ビット)であり、圧縮率が2/3となる。1ライン中
に含まれる有効サンプル数は、720サンプルであり、DPC
Mにより、この有効サンプル数が480サンプルに圧縮され
る。 DPCMエンコーダ3の出力信号がプリシャフリング回路
4に供給される。プリシャフリング回路4の出力信号が
外符号エンコーダ5に供給される。外符号エンコーダ5
の出力信号がシャフリング回路6に供給される。シャフ
リング回路6の出力信号が内符号エンコーダ7に供給さ
れる。プリシャフリング回路4及びシャフリング回路6
は、後述のようなデータの順序の並び替えを行うため
に、各々メモリを有している。外符号エンコーダ5は、
60バイトのデータに対してリード・ソロモン符号の符号
化を行い、4バイトのチェックコードを発生するもの
で、4イレージャ訂正が可能な能力を有する。内符号エ
ンコーダ7は、126バイトのデータに対してリード・ソ
ロモン符号の符号化を行い、8バイトのチェックコード
を発生するもので、3バイトエラーを訂正できる能力を
有する。 内符号エンコーダ7の出力信号が同期信号及びID信号
付加回路8に供給され、ブロック同期信号及びID信号が
付加される。ID信号には、フィールド及びフレームを各
々識別するためのID信号、ヘッドの識別するためのヘッ
ドID信号が含まれる。また、同期信号及びID信号付加回
路8では、内符号ブロック毎にアドレス信号が付加され
る。同期信号及びID信号付加回路8の出力信号が並列→
直列変換回路9に供給され、直列データに変換される。
並列→直列変換回路9の出力信号が出力端子10に取り出
される。この出力端子10には、図示せずも、記録アンプ
及び回転トランスを介して磁気ヘッドが接続され、記録
データが磁気テープに記録される。 磁気テープから再生されたデータは、第2図において
21で示す入力端子に供給される。入力端子21から再生デ
ータが直列→並列変換回路23に供給される。直列→並列
変換回路23からのバイトパラレルのデータが同期信号及
びID信号分離回路24に供給され、同期信号及びID信号が
検出される。次段の内符号デコーダ25において、内符号
を用いたエラー訂正がなされる。 内符号デコーダ25において、エラー訂正がされたデー
タとエラーの有無を示すフラグがデシャフリング回路26
に供給される。デシャフリング回路26は、記録側のシャ
フリング回路6でなされた処理と逆の処理を行う。デシ
ャフリング回路26の出力信号が外符号デコーダ27に供給
される。外符号デコーダ27では、リード・ソロモン符号
のイレージャ訂正がなされる。外符号デコーダ27の出力
信号がポストシャフリング回路28に供給される。ポスト
シャフリング回路28は、記録側のプリシャフリング回路
4でなされた処理と逆の処理を行う。 ポストシャフリング回路28の出力信号がDPCMデコーダ
29に供給される。DPCMデコーダ29では、DPCMの復号がさ
れ、6バイトのクラスタが9バイトのクラスタに復元さ
れる。DPCMデコーダ29の出力信号がエラー修整回路30に
供給される。エラー修整回路30では、内符号及び外符号
により訂正できなかったサンプルデータが相関のある近
接したデータによって補間される。エラー修整回路30の
出力信号が帯域圧縮デコーダ31に供給される。帯域圧縮
デコーダ31は、くし形フィルタによって、輝度信号と赤
の色差信号と青の色差信号とを分離し、(4:2:2)方式
のコンポーネントビデオデータを出力端子32a,32b,32c
に夫々発生する。 この発明の一実施例では、外符号エンコーダ5の前段
に設けられているプリシャフリング回路4によって第3
図に示すように、3ラインを単位とするプリシャフリン
グがなされる。 1ライン中には、DPCM化された480バイトのデータが
含まれている。この480バイトのデータは、6バイトをD
PCMクラスタとするものである。プリシャフリングは、2
4バイト毎に位置するデータを寄せ集める処理である。
第3図において、斜線で示すように、3ラインのデータ
の中で、例えば0番目、24番目、48番目‥‥456番目に
夫々位置する60バイトのデータが集められる。この60バ
イトのデータが外符号のブロックとして外符号エンコー
ダ5に供給される。外符号エンコーダ5は、(64,60)
のリード・ソロモン符号の符号化を行う。 第4図に示すように、60バイトのデータと4バイトの
チェックコードからなる外符号ブロックが126個並べら
れ、シャフリング回路6においてシャフリングがなされ
る。この場合、内符号エンコーダ7では、外符号ブロッ
クの垂直方向に整列する126サンプルに関して内符号の
符号化がされる。シャフリングの場合、連続する6個の
行に含まれるDPCMクラスタが同一の内符号ブロックに含
まれる関係が保たれるようにする。つまり、DPCMクラス
タの単位でシャフリングがなされる。内符号エンコーダ
7では、21個のDPCMクラスタ(126バイト)に関してリ
ード・ソロモン符号の符号化がされ、8バイトのチェッ
クコードが生成される。磁気テープに記録される場合に
は、6バイトの同期信号,ID信号,アドレス信号が付加
され、140バイトの内符号ブロックのデータ構成とされ
る。 〔発明の効果〕 この発明によれば、3ライン単位のプリシャフリング
を行っているので、磁気テープにDPCMクラスタが分離さ
れずに記録できると共に、連続したデータがエラー訂正
不可能となることを防止できる。これによって、複数の
トラックが跨がって再生する変速再生時でも、DPCMクラ
スタ単位で再生データを得ることができると共に、エラ
ー修整を良好になしうる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用することができるディジタルVT
Rの記録側の構成を示すブロック図、第2図はディジタ
ルVTRの再生側の構成を示すブロック図、第3図はプリ
シャフリングの説明に用いる略線図、第4図はこの発明
の一実施例における積符号の構成を示す略線図である。 図面における主要な符号の説明 4:プリシャフリング回路、5:外符号エンコーダ、6:シャ
フリング回路、7:内符号エンコーダ。
Rの記録側の構成を示すブロック図、第2図はディジタ
ルVTRの再生側の構成を示すブロック図、第3図はプリ
シャフリングの説明に用いる略線図、第4図はこの発明
の一実施例における積符号の構成を示す略線図である。 図面における主要な符号の説明 4:プリシャフリング回路、5:外符号エンコーダ、6:シャ
フリング回路、7:内符号エンコーダ。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.ディジタル信号に対してエラー訂正符号の符号化を
行い、符号化されたデータを記録媒体に記録するディジ
タル信号の記録装置であって、 上記エラー訂正符号は、ディジタル信号の2次元配列の
一方の方向に外符号の符号化を行い、その他方の方向に
内符号の符号化を行い、上記他方の方向が記録方向とさ
れたディジタル信号の記録装置において、 ディジタル信号の複数のサンプル毎に圧縮符号化を行
い、上記複数のサンプルの内の少なくとも1個の原サン
プルと、上記複数のサンプルの内の上記原サンプル以外
のサンプルと対応し、上記原サンプル及び予測値間の差
分データとからなるクラスタを単位とする符号化出力を
発生するエンコーダと、 上記他方の方向に整数個のクラスタが含まれるように、
上記エンコーダの出力の順序を並び替え、上記一方の方
向のデータに対して外符号の符号化を行う外符号エンコ
ーダと、 上記外符号エンコーダの出力の順序を並び替え、上記他
方の方向の整数個のクラスタに対して内符号の符号化を
行う内符号エンコーダとからなることを特徴とするディ
ジタル信号の記録装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62189855A JP2864492B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | ディジタル信号の記録装置 |
KR1019880009094A KR890003139A (ko) | 1987-07-29 | 1988-07-21 | 디지탈신호의 부호화 방법 및 그 장치 |
US07/223,527 US4901139A (en) | 1987-07-29 | 1988-07-25 | Method for pulse code modulating a digital video signal |
GB8817854A GB2207831B (en) | 1987-07-29 | 1988-07-27 | Methods of and apparatus for transmitting digital video signals |
AU20066/88A AU609850B2 (en) | 1987-07-29 | 1988-07-27 | Method for coding a digital signal |
CA000573243A CA1311834C (en) | 1987-07-29 | 1988-07-28 | Method for coding a digital signal |
DE3825917A DE3825917A1 (de) | 1987-07-29 | 1988-07-29 | Verfahren und vorrichtung zum codieren eines digitalen signals |
FR8810331A FR2618969A1 (fr) | 1987-07-29 | 1988-07-29 | Procede et dispositif pour transmettre un signal video numerique |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62189855A JP2864492B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | ディジタル信号の記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS6434076A JPS6434076A (en) | 1989-02-03 |
JP2864492B2 true JP2864492B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=16248309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62189855A Expired - Lifetime JP2864492B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | ディジタル信号の記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2864492B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0656695B2 (ja) * | 1983-04-21 | 1994-07-27 | ソニー株式会社 | インタ−リ−ブ回路 |
JPS59167145A (ja) * | 1984-03-02 | 1984-09-20 | Hitachi Denshi Ltd | 誤り訂正方式 |
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-
1987
- 1987-07-29 JP JP62189855A patent/JP2864492B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6434076A (en) | 1989-02-03 |
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