JPH08212712A - データ形成方法、データ再生方法、データ形成再生方法、データ形成装置、データ再生装置およびディスク - Google Patents

データ形成方法、データ再生方法、データ形成再生方法、データ形成装置、データ再生装置およびディスク

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JPH08212712A
JPH08212712A JP1630695A JP1630695A JPH08212712A JP H08212712 A JPH08212712 A JP H08212712A JP 1630695 A JP1630695 A JP 1630695A JP 1630695 A JP1630695 A JP 1630695A JP H08212712 A JPH08212712 A JP H08212712A
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JP1630695A
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Tadashi Kojima
正 小島
Koichi Hirayama
康一 平山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冗長度を小さく抑えたまま誤り訂正処理完了
前にセクタアドレスコ−ドを使用することができるシス
テムを提供すること。 【構成】 セクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアド
レスコ−ドに対する誤り訂正検出符号を分割された複数
のデータパケットの特定の位置にこれら複数のデータパ
ケットに1シンボル単位で分散させて配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像データ等を光ディ
スクに記録するデータ形成方法、これに関連するデータ
再生方法、データ形成再生方法、データ形成装置、デー
タ再生装置およびディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】CDと同じ径の光ディスクに映像データ
等を超高密度に記録するデ−タ構造が検討されている。
従来からあるこの種の技術としては次のようなものがあ
る。
【0003】例えば、CD−ROMで採用されているデ
−タ構造では、まず情報デ−タをセクタパケット単位で
区切ってセクタ分離用制御信号セクタアドレスコ−ドや
その他の制御信号を加えたデ−タパケットを、順次Nワ
−ド(あるいはシンボル)単位で区切り、第1の誤り訂
正符号系列を形成し、第1の誤り訂正パリティ−信号
(外符号)を生成して付加する。上記のように順次生成
される第1の誤り訂正符号系列により1系列から1シン
ボルずつ選択集合(インターリーブ)して第2の符号化
系列を形成し、第2の誤り訂正符号系列を形成し、第2
の誤り訂正パリティ−信号(内符号)を生成して付加す
る。そして、第2の誤り訂正パリティ−信号が付加され
たデ−タ系列にフレ−ムシンクを付加し、変調回路に通
して伝送または記録する。このデータ構造を図13に示
す。このデータ構造では、最初のセクタパケットと第1
及び第2の符号化系列に規則性がなく、伝送系の誤り検
出訂正ブロックとセクタパケットに関係を持たせていな
い。このデータ構造では、原デ−タパケットであるセク
タパケットが上記の一連の処理によって分解されてしま
うため、伝送・記録処理でパケット管理ができない。
【0004】図14は記録再生光ディスクであるODD
等に採用されているデータ構造である。同図に示すデー
タ構造では、情報デ−タのセクタパケット構造を崩さず
に誤り訂正符号を生成して付加し、他のセクタパケット
の分離をするため、セクタパケットの最初にセクタシン
ク信号を付加し、次にセクタアドレス信号セクタアドレ
ス誤り検出信号やその他制御デ−タを加えた後セクタパ
ケット情報デ−タと誤り訂正符号を一定間隔で区切って
フレ−ムシンク信号を加えた後、変調回路に通して伝送
・記録している。
【0005】これらのデータ構造では、再生システムに
おいて次のような問題を生じる。
【0006】図13に示したデータ構造では、セクタア
ドレスコ−ドは情報デ−タとともに第1及び第2の誤り
訂正符号による積符号構造で保護されているが、誤り訂
正処理が完了しないと、セクタパケットの分離及び管理
ができない。
【0007】図14に示したデータ構造では、セクタシ
ンクの次に伝送されてくるアドレスコ−ド及びアドレス
コ−ドの誤り検出信号によりアドレスコ−ドを復調し、
セクタパケットの管理が可能になっているが、セクタパ
ケットに特別のセクタシンク(セクタ分離用同期信号)
等の分離デ−タが付加された構造となっているため、伝
送系や再生専用ディスク等においては、冗長度が大きく
なるという欠点がある。冗長度を小さくするためのアド
レスコ−ド用の誤り検出信号では、誤り訂正能力を持っ
ていない。
【0008】一方、情報デ−タに関しては、高い誤り訂
正能力を持たせた符号化構造、デ−タセクタ、記録セク
タ、誤り検出訂正セクタパケットの管理がセクタ単位で
可能であることが要求される。このため、デ−タのイン
タ−リ−ブ処理を挟んで第1の誤り訂正符号化と第2の
誤り訂正符号化を行う積符号構造とともに長いインタ−
リ−ブ長構造の採用を含めて、ランダムエラ−やバ−ス
トエラ−に対する高い訂正能力を持たせている。また、
セクタパケットの大きさは、各種デ−タファイル構造に
対して効率よく利用するため、1Kから2Kバイト程度
が最適であり、2Kバイト程度の複数のセクタパケット
を連結したインタ−リ−ブ処理を行っている。このよう
な場合、セクタパケットのアドレスコ−ドは、デ−タセ
クタパケットや記録セクタは同一のものを効率よく配置
することが望まれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に基づきなされたもので、冗長度を小さく抑えたま
ま誤り訂正処理完了前にセクタアドレスコ−ドを使用す
ることができるシステムを提供することを目的としてい
る。
【0010】本発明の別の目的は、セクタアドレスコ−
ドに対する誤り訂正能力が強力なシステムを提供するこ
とをにある。
【0011】本発明のさらなる目的は、セクタパケット
のアドレスコ−ドをデ−タセクタパケットや記録セクタ
と共通化することができるシステムを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明のデータ形成方法は、データ
を一定長のデータパケットに分割し、分割した複数のデ
ータパケットからなるセクタパケットを構成するステッ
プと、セクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレス
コ−ドに対する誤り訂正検出符号を、分割された複数の
データパケットの特定の位置にこれら複数のデータパケ
ットに1シンボル単位で分散させて付加するステップ
と、各データパケットの第1の誤り訂正符号を生成して
各データパケットに付加してなる第1の符号系列を形成
するステップと、第1の符号系列を分割順に重ねたセク
タパケットを、複数段重ねてインターリーブ処理を行う
ステップと、インターリーブ処理後の各系列の第2の誤
り訂正符号を生成して各系列に付加してなる第2の符号
系列を形成するステップとを具備する。
【0013】請求項2記載の本発明のデータ形成方法
は、データを一定長のデータパケットに分割し、分割し
た複数のデータパケットからなるセクタパケットを構成
するステップと、セクタアドレスコ−ドおよびこのセク
タアドレスコ−ドに対する誤り訂正検出符号を、分割さ
れた複数のデータパケットの特定の位置にこれら複数の
データパケットに1シンボル単位で分散させて付加する
ステップと、各データパケットの第1の誤り訂正符号を
生成して各データパケットに付加してなる第1の符号系
列を形成するステップと、第1の符号系列を分割順に重
ねたセクタパケットを、各ブロック内でブロック内イン
ターリーブ処理を行うステップと、ブロック内インター
リーブ処理が行われたセクタパケットを、複数段重ねて
ブロック単位でブロックインターリーブ処理を行うステ
ップと、ブロックインターリーブ処理後の各系列の第2
の誤り訂正符号を生成して各系列に付加してなる第2の
符号系列を形成するステップとを具備する。
【0014】請求項3記載の本発明のデータ形成方法
は、請求項1または請求項2記載のデータ形成方法にお
いて、各データパケットの第1の誤り訂正符号の生成
を、他のセクタパケットにおける第2の誤り訂正符号を
含めて行うことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の本発明のデータ形成方法
は、請求項1または請求項2記載のデータ形成方法にお
いて、デ−タパケットの制御コ−ドも、分割された複数
のデータパケットの特定の位置にこれら複数のデータパ
ケットに1シンボル単位で分散させて付加することを特
徴とする。
【0016】請求項5記載の本発明のデータ形成方法
は、請求項1または請求項2記載のデータ形成方法にお
いて、セクタアドレスコ−ドおよび誤り訂正検出符号
を、データパケットの先頭に付加することを特徴とす
る。
【0017】請求項6記載の本発明のデータ再生方法
は、第2の符号系列を一定長のデータパケットに分割す
るステップと、分割された各データパケットを各データ
パケットに付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り
検出訂正処理を行うステップと、誤り検出訂正処理が行
われた複数のデータパケットからセクタパケットを構成
し、構成されたセクタパケットからセクタアドレスコ−
ドおよびこのセクタアドレスコ−ドに対する誤り訂正検
出符号を抽出するステップと、抽出されたセクタアドレ
スコ−ドを抽出された誤り訂正検出符号を用いて誤り訂
正検出処理を行うステップと、データパケットを系列の
順番に重ねたセクタパケットを、複数段重ねてデインタ
ーリーブ処理を行うステップと、デインターリーブ処理
後の各系列を各系列に付加された第1の誤り訂正符号を
用いて誤り検出訂正処理を行うステップとを具備する。
【0018】請求項7記載の本発明のデータ再生方法
は、第2の符号系列を一定長のデータパケットに分割す
るステップと、分割された各データパケットを各データ
パケットに付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り
検出訂正処理を行うステップと、誤り検出訂正処理が行
われた複数のデータパケットからセクタパケットを構成
し、構成されたセクタパケットからセクタアドレスコ−
ドおよびこのセクタアドレスコ−ドに対する誤り訂正検
出符号を抽出するステップと、抽出されたセクタアドレ
スコ−ドを抽出された誤り訂正検出符号を用いて誤り訂
正検出処理を行うステップと、データパケットを系列の
順番に重ねたセクタパケットを、複数段重ねてブロック
単位でデインターリーブ処理を行うステップと、各ブロ
ック内でブロック内デインターリーブ処理を行うステッ
プと、2つのデインターリーブ処理後の各系列を各系列
に付加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正
処理を行うステップとを具備する。
【0019】請求項8記載の本発明のデータ形成再生方
法は、データを一定長のデータパケットに分割し、分割
した複数のデータパケットからなるセクタパケットを構
成するステップと、セクタアドレスコ−ドおよびこのセ
クタアドレスコ−ドに対する誤り訂正検出符号を、分割
された複数のデータパケットの特定の位置にこれら複数
のデータパケットに1シンボル単位で分散させて付加す
るステップと、各データパケットの第1の誤り訂正符号
を生成して各データパケットに付加してなる第1の符号
系列を形成するステップと、第1の符号系列を分割順に
重ねたセクタパケットを、複数段重ねてインターリーブ
処理を行うステップと、インターリーブ処理後の各系列
の第2の誤り訂正符号を生成して各系列に付加してなる
第2の符号系列を形成するステップと、第2の符号系列
を一定長のデータパケットに分割するステップと、分割
された各データパケットを各データパケットに付加され
た第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行う
ステップと、誤り検出訂正処理が行われた複数のデータ
パケットからセクタパケットを構成し、構成されたセク
タパケットからセクタアドレスコ−ドおよびこのセクタ
アドレスコ−ドに対する誤り訂正検出符号を抽出するス
テップと、抽出されたセクタアドレスコ−ドを抽出され
た誤り訂正検出符号を用いて誤り訂正検出処理を行うス
テップと、データパケットを系列の順番に重ねたセクタ
パケットを、複数段重ねてデインターリーブ処理を行う
ステップと、デインターリーブ処理後の各系列を各系列
に付加された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正
処理を行うステップとを具備する。
【0020】請求項9記載の本発明のデータ形成再生方
法は、データを一定長のデータパケットに分割し、分割
した複数のデータパケットからなるセクタパケットを構
成するステップと、セクタアドレスコ−ドおよびこのセ
クタアドレスコ−ドに対する誤り訂正検出符号を、分割
された複数のデータパケットの特定の位置にこれら複数
のデータパケットに1シンボル単位で分散させて付加す
るステップと、各データパケットの第1の誤り訂正符号
を生成して各データパケットに付加してなる第1の符号
系列を形成するステップと、第1の符号系列を分割順に
重ねたセクタパケットを、各ブロック内でブロック内イ
ンターリーブ処理を行うステップと、ブロック内インタ
ーリーブ処理が行われたセクタパケットを、複数段重ね
てブロック単位でブロックインターリーブ処理を行うス
テップと、ブロックインターリーブ処理後の各系列の第
2の誤り訂正符号を生成して各系列に付加してなる第2
の符号系列を形成するステップと、第2の符号系列を一
定長のデータパケットに分割するステップと、分割され
た各データパケットを各データパケットに付加された第
2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うステ
ップと、誤り検出訂正処理が行われた複数のデータパケ
ットからセクタパケットを構成し、構成されたセクタパ
ケットからセクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアド
レスコ−ドに対する誤り訂正検出符号を抽出するステッ
プと、抽出されたセクタアドレスコ−ドを抽出された誤
り訂正検出符号を用いて誤り訂正検出処理を行うステッ
プと、データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケ
ットを、複数段重ねてブロック単位でデインターリーブ
処理を行うステップと、各ブロック内でブロック内デイ
ンターリーブ処理を行うステップと、2つのデインター
リーブ処理後の各系列を各系列に付加された第1の誤り
訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うステップとを
具備する。
【0021】請求項10記載の本発明のデータ形成再生
方法は、請求項8または請求項9記載のデータ形成再生
方法において、セクタアドレスコ−ドを昇順または降順
で構成するとともに、セクタアドレスコ−ドを抽出する
毎に順次カウントするステップと、セクタアドレスコ−
ドの誤り訂正検出処理においてセクタアドレスコ−ドが
得られなかったとき、前記カウント結果に基づきセクタ
アドレスコ−ドを推定するステップとをさらに具備する
ことを特徴とする。
【0022】請求項11記載の本発明のデータ形成装置
は、データを一定長のデータパケットに分割し、分割し
た複数のデータパケットからなるセクタパケットを構成
し、セクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ
−ドに対する誤り訂正検出符号を分割した複数のデータ
パケットの特定の位置にこれら複数のデータパケットに
1シンボル単位で分散させて付加するアドレスコ−ド付
加手段と、アドレスコ−ドの付加された各データパケッ
トの第1の誤り訂正符号を生成して各データパケットに
付加してなる第1の符号系列を形成する第1の符号系列
形成手段と、形成された第1の符号系列を分割順に重ね
たセクタパケットを、複数段重ねてインターリーブ処理
を行うインターリーブ処理手段と、インターリーブ処理
後の各系列の第2の誤り訂正符号を生成して各系列に付
加してなる第2の符号系列を形成する第2の符号系列形
成手段とを具備する。
【0023】請求項12記載の本発明のデータ形成装置
は、データを一定長のデータパケットに分割し、分割し
た複数のデータパケットからなるセクタパケットを構成
し、セクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ
−ドに対する誤り訂正検出符号を分割した複数のデータ
パケットの特定の位置にこれら複数のデータパケットに
1シンボル単位で分散させて付加するアドレスコ−ド付
加手段と、アドレスコ−ドの付加された各データパケッ
トの第1の誤り訂正符号を生成して各データパケットに
付加してなる第1の符号系列を形成する第1の符号系列
形成手段と、形成された第1の符号系列を分割順に重ね
たセクタパケットを、各ブロック内でブロック内インタ
ーリーブ処理を行うブロック内インターリーブ処理手段
と、ブロック内インターリーブ処理が行われたセクタパ
ケットを、複数段重ねてブロック単位でブロックインタ
ーリーブ処理を行うブロックインターリーブ処理手段
と、ブロックインターリーブ処理後の各系列の第2の誤
り訂正符号を生成して各系列に付加してなる第2の符号
系列を形成する第2の符号系列形成手段とを具備する。
請求項13記載の本発明のデータ形成装置は、請求項
11または請求項12記載のデータ形成装置において、
第1の符号系列形成手段が各データパケットの第1の誤
り訂正符号の生成を他のセクタパケットにおける第2の
誤り訂正符号を含めて行うことを特徴とする。
【0024】請求項14記載の本発明のデータ形成装置
は、請求項11または請求項12記載のデータ形成装置
において、アドレスコ−ド付加手段がデ−タパケットの
制御コ−ドも分割された複数のデータパケットの特定の
位置にこれら複数のデータパケットに1シンボル単位で
分散させて付加することを特徴とする。
【0025】請求項15記載の本発明のデータ形成装置
は、請求項11または請求項12記載のデータ形成装置
において、アドレスコ−ド付加手段がセクタアドレスコ
−ドおよび誤り訂正検出符号をデータパケットの先頭に
付加することを特徴とする。請求項16記載の本発明の
データ再生装置は、第2の符号系列を一定長のデータパ
ケットに分割し、分割された各データパケットを各デー
タパケットに付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤
り検出訂正処理を行う第1の誤り検出訂正処理手段と、
誤り検出訂正処理が行われた複数のデータパケットから
セクタパケットを構成し、構成されたセクタパケットか
らセクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−
ドに対する誤り訂正検出符号を抽出し、抽出されたセク
タアドレスコ−ドを抽出された誤り訂正検出符号を用い
て誤り訂正検出処理を行うセクタアドレス誤り訂正検出
処理手段と、データパケットを系列の順番に重ねたセク
タパケットを、複数段重ねてデインターリーブ処理を行
うデインターリーブ処理手段と、デインターリーブ処理
後の各系列を各系列に付加された第1の誤り訂正符号を
用いて誤り検出訂正処理を行う第2の誤り検出訂正処理
手段とを具備する。 請求項17記載の本発明のデータ
再生装置は、第2の符号系列を一定長のデータパケット
に分割し、分割された各データパケットを各データパケ
ットに付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出
訂正処理を行う第1の誤り検出訂正処理手段と、誤り検
出訂正処理が行われた複数のデータパケットからセクタ
パケットを構成し、構成されたセクタパケットからセク
タアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−ドに対
する誤り訂正検出符号を抽出し、抽出されたセクタアド
レスコ−ドを抽出された誤り訂正検出符号を用いて誤り
訂正検出処理を行うセクタアドレス誤り訂正検出処理手
段と、データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケ
ットを、複数段重ねてブロック単位でデインターリーブ
処理を行うブロックデインターリーブ処理手段と、各ブ
ロック内でブロック内デインターリーブ処理を行うブロ
ック内デインターリーブ処理手段と、2つのデインター
リーブ処理後の各系列を各系列に付加された第1の誤り
訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行う第2の誤り検
出訂正処理手段とを具備する。
【0026】請求項18記載の本発明のディスクは、デ
ータを一定長のデータパケットに分割し、分割した複数
のデータパケットからなるセクタパケットと、分割され
た各データパケットの特定の位置にこれら複数のデータ
パケットに1シンボル単位で分散させて付加されたセク
タアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−ドに対
する誤り訂正検出符号と、各データパケット毎に生成さ
れ、各データパケットに付加された第1の誤り訂正符号
と、インターリーブ処理後に各系列毎に生成され、各デ
ータパケットに付加された第2の誤り訂正符号とを具備
する。
【0027】請求項19記載の本発明のディスクは、デ
ータを一定長のデータパケットに分割し、分割した複数
のデータパケットからなるセクタパケットと、分割され
た各データパケットの特定の位置にこれら複数のデータ
パケットに1シンボル単位で分散させて付加されたセク
タアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−ドに対
する誤り訂正検出符号と、各データパケット毎に生成さ
れ、各データパケットに付加された第1の誤り訂正符号
と、ブロック内インターリーブ処理及びブロックインタ
ーリーブ処理後に各系列毎に生成され、各データパケッ
トに付加された第2の誤り訂正符号とを具備する。
【0028】請求項20記載の本発明のディスクは、請
求項18または請求項19記載のディスクにおいて、各
データパケットの第1の誤り訂正符号の生成が他のセク
タパケットにおける第2の誤り訂正符号を含めて行われ
ていることを特徴とする。
【0029】請求項21記載の本発明のディスクは、請
求項18または請求項19記載のディスクにおいて、分
割された複数のデータパケットの特定の位置にこれら複
数のデータパケットに1シンボル単位で分散させて付加
されたデ−タパケットの制御コ−ドをさらに有する。
【0030】請求項22記載の本発明のディスクは、請
求項18または請求項19記載のディスクにおいて、セ
クタアドレスコ−ドおよび誤り訂正検出符号がデータパ
ケットの先頭に付加されていることを特徴とする。
【0031】
【作用】本発明では、セクタアドレスコ−ドおよびこの
セクタアドレスコ−ドに対する誤り訂正検出符号を分割
された複数のデータパケットの特定の位置にこれら複数
のデータパケットに1シンボル単位で分散させて配置し
たので、冗長度を小さく抑えたまま誤り訂正処理完了前
にセクタアドレスコ−ドを使用することができ、さらに
セクタパケットのアドレスコ−ドをデ−タセクタパケッ
トや記録セクタと共通化することができる。セクタアド
レスコ−ドは、第2の誤り訂正符号を内符号とし、セク
タアドレスコ−ドに対する誤り訂正検出符号を外符号と
した積符号構造を形成し、かつ、第1の誤り訂正符号を
内符号とし、セクタアドレスコ−ドに対する誤り訂正検
出符号を外符号とした積符号構造を形成しているので、
セクタアドレスコ−ドに対する誤り訂正能力が強力であ
る。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づき
説明する。
【0033】図1は本発明の一実施例に係るセクタパケ
ットのデータ構造を示す図である。同図に示すセクタパ
ケットは、128B(バイト)×16行の主データ、1
B×4行(第0行〜第3行)の4Bのセクタアドレスコ
−ド(ID)、1B×6行(第4行〜第9行)のIDと
RSVに対する6Bのセクタアドレス予備デ−タ(RS
V)、1B×2行(第10行〜第11行)の2Bの誤り
訂正パリティ−(IEC)、4BのEDC、8BのRO
W NO、8BのAUXの20Bのその他の制御デ−
タ、以上合計2080Bで情報デ−タが構成される。こ
れら16行の情報デ−タが第1の誤り訂正符号系列を形
成する。
【0034】誤り訂正パリティ−(IEC)は、セクタ
アアドレスコ−ド(ID)とセクタアドレス予備デ−タ
(RSV)の計10Bに対してアドレス誤り訂正符号系
列を形成し、事前に生成したものである。
【0035】セクタパケット内におけるセクタアドレス
コ−ド(ID)、セクタアドレス予備デ−タ(RS
V)、誤り訂正パリティ−(IEC)の配置は、16行
の第1の誤り訂正符号系列において、各系列の129B
目に1Bずつ分散配置されている。 なお、図1におい
て、Po、Piはそれぞれ後述する第1の誤り訂正パリ
ティ−信号(外符号)、第2の誤り訂正パリティ−信号
(内符号)である。
【0036】次に、図2に示すように、上記の第1の誤
り訂正符号化系列において第1の誤り訂正パリティ−信
号(外符号)Poを生成し、付加する。図2では、2系
列に対してのみ矢印でそのデ−タ系列を示してある。
【0037】ここで、第2の誤り訂正パリティ−信号
(内符号)Piを除いた、144B×16行のセクタパ
ケットを16バイト×16行を1ブロックとして9ブロ
ックに分割する。
【0038】次に、図3に示すように、各ブロック内で
インタ−リ−ブ処理を行う。図3の矢印は、図2に示し
た矢印のデ−タ系列が配置移動した状態である。
【0039】次に、図4に示すように、ブロックインタ
−リ−ブ処理を施す。ブロックインタ−リ−ブ処理は、
9ブロックに分割された各セクタパケットをブロック単
位の列で、9種の遅延量の異なる遅延回路に通し、セク
タ構成をブロック単位で分散させるものである。これに
より、第1の訂正符号化系列のセクタパケットを構成す
る9ブロックは、斜め方向に配置される。
【0040】次に、最上段の構成されたセクタパケット
(記録セクタ#n)を16行の第2の訂正符号化系列と
して、図2に示したデ−タ系列と同様のデ−タ系列に対
して第2の誤り訂正パリティ−信号(内符号)Piを生
成し、付加する。
【0041】そして、このように生成されたセクタパケ
ットは、16Bに分割され、16Bの各セクタに同期信
号が付加され、伝送または記録される。
【0042】図5はこの記録セクタのパケット配置構造
である。同図に示すように、情報デ−タは、ブロック内
インタ−リ−ブおよびブロックインタ−リ−ブ処理を行
った後も、元のパケットセクタにおけるデ−タ配置と同
じ位置にある。なお、図5において、括弧内の数字は、
セクタアドレスコ−ド(ID)、セクタアドレス予備デ
−タ(RSV)、誤り訂正パリティ−(IEC)等が配
置されたブロックからどれだけずれているか(1ブロッ
クを1単位とする。)を表している。
【0043】また、セクタアドレスコ−ド(ID)、セ
クタアドレス予備デ−タ(RSV)は、第2の誤り訂正
パリティ−信号(内符号)Piを内符号とし、誤り訂正
パリティ−(IEC)を外符号とした積符号構造を形成
し、かつ、第1の誤り訂正パリティ−信号(外符号)P
oを内符号とし(ただし、その他の情報デ−タに対して
は、外符号として構成する。)、誤り訂正パリティ−
(IEC)を外符号とした積符号構造を形成している。
【0044】すなわち、ブロックインタ−リ−ブ処理に
おいては、再生動作のときインタ−リ−ブ処理した後で
なければセクタアドレスが不明であるということでは処
理が迅速にできない。そのため、上記の記録セクタ状態
からセクタアドレスの検出が必要である。従来は、一般
的なCRCによる誤り検出コ−ドを付加し、誤りが検出
されたときには誤ったアドレス信号を削除し、情報デ−
タに対するPoとPiで誤り検出訂正したデ−タを利用
していた。これに対して、本実施例のデータ構造では、
上記の記録セクタ状態から強力に誤り訂正処理されたセ
クタアドレスコ−ド(ID)を利用することが可能であ
る。
【0045】なお、アドレス信号およびその訂正符号の
配置は、PoやPiと積符号構造を形成できるよう配置
すればよいのであって、上記の実施例に限定されない。
【0046】また、上記の実施例では、Poの生成にお
いてPiを系列に入れているが、一般に採用されている
Poの生成にはPiを系列に入れない構造であっても構
わない。
【0047】次に、本発明に係るデータ形成装置を説明
する。
【0048】図6はこのデータ形成装置の構成を示す図
である。
【0049】同図に示すように、情報データ多重化部1
は、圧縮された映像信号、音声信号、字幕等の副映像信
号その他映像信号や音声信号の同期化等に用いられる制
御信号等を各々小さなパケットにして多重化を行い、1
ストリーム伝送が可能なように整理する。
【0050】セクタパケット処理部2は、セレクタS1
により選択された情報データ多重化部1の出力または情
報ファイル管理データを入力する。情報ファイル管理デ
ータは、映像信号の圧縮スタイルや音声信号のストリー
ム数字あるいは圧縮比等の全体に関する制御情報管理デ
ータである。セクタパケット処理部2は、まず情報ファ
イル管理データを1セクタパケット容量(この例では、
2048バイト)にセクタアライメントし、以後の誤り
訂正符号化を行う系列化のベース配列を生成する。ここ
では、図7に示すように、128バイト(またはシンボ
ル)×16行のセクタパケットのベース配列を形成す
る。セクタパケット処理部2は、管理データのセクタパ
ケット(ベース)を生成すると、次にセレクトタS1を
情報データ多重化部1側に接続し、副映像信号や音声信
号が多重化された情報データストリームを受取り、上記
と同様の2048バイト(128B×16行)のセクタ
パケット(ベース)配列を形成していく。セクタパケッ
ト処理部2は、1セクタパケットの配列を行うと128
バイト単位で遅延器3と情報データ誤り検出符号生成部
4に信号を送る。
【0051】情報データ誤り検出符号生成部4は、1セ
クタ単位の誤り検出符号(IEC)を生成する。
【0052】一方、情報データ誤り検出符号生成部4が
1つのIECを生成したとき、ID生成カウンタ5は、
1カウントアップし、IECに対応するセクタパケット
のアドレス信号(ID)を生成し、セクタに関する制御
信号(SLI=セクタパケット単位の内容識別信号等)
を含めて、ID誤り検出訂正符号生成部6に送る。
【0053】ID誤り検出訂正符号生成部6は、ID+
SLI(セレクタ制御信号)の誤り訂正符号IECを生
成する。ここで、IDとSLIはセレクタS2で順序が
選択され、上記のIECが生成されたら、セレクタS3
により、1バイト単位で第1の誤り訂正符号である外符
号(Po)を生成する外符号(Po)生成部7とブロッ
ク内インターリーブ回路8に送られる。
【0054】一方、情報データは、遅延器3によりID
+SLI+IEC+EDCの送信タイミングに伝送タイ
ミングが合わせられ、同じく外符号(Po)生成部7と
ブロック内インターリーブ処理部8に送られる。
【0055】情報データ(128B)とID等の信号1
Bが外符号(Po)生成部7に送られるタイミングに合
わせて、行番号生成16進カウンタ9はアップカウント
動作を行う。セクタパケット(ベース)の最初の128
Bが送信されるときに、行番号生成16進カウンタ9は
“0”にセットされる。
【0056】行番号生成16進カウンタ9は、カウント
動作と共にその時の値を検査系列番号として、情報デー
タやID信号等ととにも外符号(Po)生成部7とブロ
ック内インターリーブ回路8に伝送する。
【0057】外符号(Po)生成部7は、送られてきた
情報データ128BとID信号等の1B及び行番号生成
16進カウンタ9からの1Bと内符号(Pi)生成部1
0で生成されたPi信号の8Bにより、14バイトの第
1の誤り訂正符号を生成する。1セクタパケットでは、
16系列が生成される。このときのセクタパケットの配
列を、図8に示す。
【0058】ブロック内インターリーブ処理部8は、P
i信号を除いた情報データの128B×16行、ID等
の1B×16行、行番号の1B×16行及び外符号Po
の14B×16行の合わせた、144B×16行のセク
タパケットデータを16B×16行のブロックに9分割
し、各ブロック内でインターリーブ処理を行う。図9に
代表的な原データの配列状況を示す。
【0059】ブロック内インターリーブされたデータ
は、9種に遅延量を持つ遅延回路11により、ブロック
インターリーブ処理が行われる。
【0060】ブロック内インターリーブとブロックイン
ターリーブされたデータは、第2の誤り訂正符号である
内符号(Pi)を生成する内符号(Pi)生成回路10
に送られ、内符号(Pi)が生成される。
【0061】内符号生成回路10に送られてきたデータ
と内符号(Pi)を合わせた152B×16行のセクタ
パケットは、変換付加部12により152Bの並列デー
タがバイト直列データに変換され、各系列(行=あるい
は1行を複数フレームに分割する。)をフレームとし
て、フレーム同期信号が付加され、変調回路13に送ら
れる。
【0062】変調回路13は、このデータを伝送あるい
は記録処理に適した信号に変調し、ビットシリアルで伝
送あるいは光ディスク等のメディアに記録する。
【0063】次に、本発明に係るデータ再生装置を説明
する。
【0064】図10はこのデータ再生装置の構成を示す
図、図11および図12はこの装置における各種信号の
タイミングを示す図である。
【0065】まず、図10に示す再生装置には、伝送あ
るいは記録媒体に記録された変調信号が入力される。再
生装置では、このような変調信号(a)を受信すると、
復調回路30に送るとともに、同期信号検出回路14で
同期パターンを検出する。
【0066】同期パターンの検出では、情報データ内で
もディフェクト等で符号誤りを生じて偽同期信号が検出
されるため、その防御対応として同期窓生成部15が同
期パターンよりも信号区間が長い同期信号検出窓信号
(c)を生成し、再生同期信号生成部16がアンド回路
17を介して同期検出信号(b)と同期信号検出窓信号
(c)とを入力し再生同期信号(d)を生成する。そし
て、この再生同期信号(d)に基づき復調を行うことで
誤り同期化を防御している。
【0067】ところで、これら変調信号(a)と同期検
出信号(b)と同期信号検出窓信号(c)との関係は図
11に示すとおりであるが、このような同期信号検出窓
信号を用いた誤り同期化処理方式では、同期信号検出窓
信号が同期信号と一定以上の距離で離れていると、永久
に同期化はできない。そこで、本実施例では、一定期間
同期化ができない場合は、同期信号検出窓信号をオープ
ンにして、最初の同期信号のみ無条件で同期化信号とす
るような対応をとっている。図11の同期信号検出窓信
号(c)における(c´)部分がオープンにしたため作
成された窓信号である。
【0068】復調回路13は、上記の如く生成された再
生同期信号(d)に基づき誤り訂正符号系列を出力す
る。
【0069】内符号誤り検出訂正処理部18は、復調回
路13から出力された誤り訂正符号系列に対して第2の
誤り訂正符号(内符号(Pi))に基づく誤り検出訂正
処理を行う。 内符号(Pi)による誤り検出訂正処理
が行われたデータ(e)は、順に系列順補償回路19に
送られる。内符号誤り検出訂正処理部18は、誤り訂正
符号系列が訂正不能データのときは、内符号エラーフラ
グ(f)を出力する。また、内符号による誤り検出訂正
の処理の後、行番号データ(g)は、行番号チェック回
路20に送られる。
【0070】行番号チェック回路20は、上記の内符号
誤り検出訂正処理において誤りシンボルの訂正処理が少
なかったときは行番号データ(g)をチェックし、内符
号誤り検出訂正処理において訂正処理が可能であったが
誤りシンボル数が多いときであっても誤り検出訂正処理
において昇順(或いは降順)関係がその系列の前後の2
系列で確認されたときは行番号データ(g)をチェック
し、内符号誤り検出訂正処理において上記の2つの場合
以外はプリセッタブル16進カウンタ21のデータ
(h)をチェックする。行番号チェック回路20は、上
記データを用いて正しく系列順で送り出されているか検
査し、誤っているときは系列順補償回路19に制御信号
(k)を送り、誤った系列を修正させる。
【0071】系列順補償回路19は、n種類の識別コー
ド付加順規則を用い、正しいと判断された識別コードと
規則順からユニット分割を行い、ユニット内の系列数で
ある行数が少ないときはダミー系列を付加し、系列数が
多い時は二重となっている系列を取り除き、ユニット内
の行数をn行にして処理する機能も有する。
【0072】なお、プリセッタブル16進カウンタ21
では、正しい行番号データが検出されると、そのデータ
がプリセットされる。
【0073】上記信号(k)により、系列順補償回路1
9の出力データ(i)は、正しい系列順でその系列数も
正しくなり、以後の外符号による誤り検出訂正処理の能
力を最大限に活かすことが可能になる。図12の例で
は、出力データ(i)のうち13系列目のデータは、再
度正しいデータに置き換えられ、系列数も正しい関係に
修正される。これにより、系列順補償回路19からの出
力データ(i)は、正しい系列順で系列数も正しくな
り、エラーフラグ(j)と共に、ブロックデインターリ
ーブ処理を行う遅延回路22に送られる。エラーフラグ
(j)とは、内符号により訂正不能なデータパケットに
対して立てられるフラグである。
【0074】次に、内符号(Pi)を除く情報データと
外符号(Po)は、ブロック内デインターリーブ処理部
23によりブロック内デインターリーブ処理が行われ、
外符号(Po)誤り検出訂正処理部24により外符号に
よる誤り検出訂正処理が行われる。なお、外符号(P
o)による誤り検出訂正処理では、内符号による訂正不
能のエラーフラグ(j)をエラーロケーション指示信号
とし、パリティー信号をエラーパターン生成に振り向け
ることで、訂正能力を向上させた消失訂正にも利用され
る。
【0075】外符号による誤り訂正処理が完了した情報
データは、セクタパケット処理部25を介してデコーダ
回路(図示せず。)に出力される。デコーダ回路は情報
データを映像信号や音声信号にデコードするデコーダ回
路に出力される。
【0076】ところで、情報データは、記録セクタ単位
で受信処理され、デインターリーブ処理でデータセクタ
パケットが形成され、原データセクタパケットに復号さ
れるが、記録媒体等に記録されたデータを再生するシス
テムでは、圧縮映像データ等の再生データレートが変化
する一方、記録媒体からの読み出しが完結動作によって
行われる。この場合、ディスク等は常時回転しており、
バッファメモリー等を用い、一定量が記憶されたらデー
タ読み出しポイントを前に戻し、再びメモリーに空きス
ペースができたら、前に読みとった最後のデータの連続
部分から読みとる操作が必要である。この再生装置で
は、このようなデータの連続性の管理をセクタパケット
のアドレス信号であるID信号で行う。
【0077】これは、まず系列順補償回路19の出力デ
ータからID信号部分を取り出し、訂正不能エラーフラ
グとともにID信号誤り訂正回路26に送り、IECパ
リティー信号で誤り訂正処理を行う。この処理によっ
て、ID信号は記録セクタだけで、(Pi)と(IE
C)で積符号を構成しているため、高い訂正能力を持た
せることができる。
【0078】ここで検出されたID信号はOUT−ID
検出回路29を介して出力され、記録媒体からの読み取
り制御に利用される。
【0079】この訂正処理でID信号が検出されないと
きは、行番号と同様にID制御部28がIDカウンタ2
7の出力を利用して代用する。IDカウンタ27は行番
号とは異なり、記録媒体のID数以上をカウント可能な
カウンタであり、ID訂正回路26で正しいID信号が
検出されたときは、そのデータがプリセットされる。こ
の関係を、図12の(i´)(j´)(m)(n)
(o)に示す。当然、出力のデータをセクタパケットに
対するID信号も、PiとPo符号による訂正処理後、
IEC符号で再度訂正処理が可能である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冗長度を小さく抑えたまま誤り訂正処理完了前にセクタ
アドレスコ−ドを使用することができ、セクタアドレス
コ−ドに対する誤り訂正能力が強力であり、セクタパケ
ットのアドレスコ−ドをデ−タセクタパケットや記録セ
クタと共通化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデータの構成例であ
る。
【図2】本発明の一実施例における外符号の生成を説明
するための図である。
【図3】本発明の一実施例におけるブロック内インター
リーブを説明するための図である。
【図4】本発明の一実施例におけるブロック内インター
リーブを説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例におけるデータの構成例であ
る。
【図6】本発明に係るデータ形成装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図6の装置におけるセクタパケット処理後のデ
ータの構成例である。
【図8】図6の装置における行識別コードが付加された
データの構成例である。
【図9】図6の装置におけるインターリーブ処理を説明
するための図である。
【図10】本発明に係るデータ再生装置の構成を示す図
ブロック図である。
【図11】図11の装置における各種信号のタイミング
を示す図である。
【図12】図11の装置における各種信号のタイミング
を示す図である。
【図13】従来のデータ構造を示す図である。
【図14】従来のデータ構造を示す図である。
【符号の説明】
1………情報データ多重化部 2………セクタパケット処理部 3………遅延器 4………情報データ誤り検出符号生成部 5………ID生成カウンタ 6………ID誤り検出訂正符号生成部 7………外符号(Po)生成部 8………ブロック内インターリーブ処理部 9………行番号生成16進カウンタ 10………内符号(Pi)生成部 11………遅延回路 12………変換付加部 13………変調回路 14………同期信号検出回路 15………同期窓生成部 16………再生同期信号生成部 17………アンド回路 18………内符号誤り検出訂正処理部 19………系列順補償回路 20………行番号チェック回路 21………プリセッタブル16進カウンタ 22………遅延回路 23………ブロック内デインターリーブ処理部 24………外符号(Po)誤り検出訂正処理部 25………セクタパケット処理部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを一定長のデータパケットに分割
    し、分割した複数のデータパケットからなるセクタパケ
    ットを構成するステップと、 セクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−ド
    に対する誤り訂正検出符号を、分割された複数のデータ
    パケットの特定の位置にこれら複数のデータパケットに
    1シンボル単位で分散させて付加するステップと、 各データパケットの第1の誤り訂正符号を生成して各デ
    ータパケットに付加してなる第1の符号系列を形成する
    ステップと、 第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケットを、複
    数段重ねてインターリーブ処理を行うステップと、 インターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂正符号を
    生成して各系列に付加してなる第2の符号系列を形成す
    るステップと、 を具備することを特徴とするデータ形成方法。
  2. 【請求項2】 データを一定長のデータパケットに分割
    し、分割した複数のデータパケットからなるセクタパケ
    ットを構成するステップと、 セクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−ド
    に対する誤り訂正検出符号を、分割された複数のデータ
    パケットの特定の位置にこれら複数のデータパケットに
    1シンボル単位で分散させて付加するステップと、 各データパケットの第1の誤り訂正符号を生成して各デ
    ータパケットに付加してなる第1の符号系列を形成する
    ステップと、 第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケットを、各
    ブロック内でブロック内インターリーブ処理を行うステ
    ップと、 ブロック内インターリーブ処理が行われたセクタパケッ
    トを、複数段重ねてブロック単位でブロックインターリ
    ーブ処理を行うステップと、 ブロックインターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂
    正符号を生成して各系列に付加してなる第2の符号系列
    を形成するステップと、 を具備することを特徴とするデータ形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のデータ形
    成方法において、 各データパケットの第1の誤り訂正符号の生成を、他の
    セクタパケットにおける第2の誤り訂正符号を含めて行
    うことを特徴とするデータ形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のデータ形
    成方法において、 デ−タパケットの制御コ−ドも、分割された複数のデー
    タパケットの特定の位置にこれら複数のデータパケット
    に1シンボル単位で分散させて付加することを特徴とす
    るデータ形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載のデータ形
    成方法において、 セクタアドレスコ−ドおよび誤り訂正検出符号を、デー
    タパケットの先頭に付加することを特徴とするデータ形
    成方法。
  6. 【請求項6】 第2の符号系列を一定長のデータパケッ
    トに分割するステップと、 分割された各データパケットを各データパケットに付加
    された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 誤り検出訂正処理が行われた複数のデータパケットから
    セクタパケットを構成し、構成されたセクタパケットか
    らセクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−
    ドに対する誤り訂正検出符号を抽出するステップと、 抽出されたセクタアドレスコ−ドを抽出された誤り訂正
    検出符号を用いて誤り訂正検出処理を行うステップと、 データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケット
    を、複数段重ねてデインターリーブ処理を行うステップ
    と、 デインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加された
    第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うス
    テップと、 を具備することを特徴とするデータ再生方法。
  7. 【請求項7】 第2の符号系列を一定長のデータパケッ
    トに分割するステップと、 分割された各データパケットを各データパケットに付加
    された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 誤り検出訂正処理が行われた複数のデータパケットから
    セクタパケットを構成し、構成されたセクタパケットか
    らセクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−
    ドに対する誤り訂正検出符号を抽出するステップと、 抽出されたセクタアドレスコ−ドを抽出された誤り訂正
    検出符号を用いて誤り訂正検出処理を行うステップと、 データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケット
    を、複数段重ねてブロック単位でデインターリーブ処理
    を行うステップと、 各ブロック内でブロック内デインターリーブ処理を行う
    ステップと、 2つのデインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加
    された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 を具備することを特徴とするデータ再生方法。
  8. 【請求項8】 データを一定長のデータパケットに分割
    し、分割した複数のデータパケットからなるセクタパケ
    ットを構成するステップと、 セクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−ド
    に対する誤り訂正検出符号を、分割された複数のデータ
    パケットの特定の位置にこれら複数のデータパケットに
    1シンボル単位で分散させて付加するステップと、 各データパケットの第1の誤り訂正符号を生成して各デ
    ータパケットに付加してなる第1の符号系列を形成する
    ステップと、 第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケットを、複
    数段重ねてインターリーブ処理を行うステップと、 インターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂正符号を
    生成して各系列に付加してなる第2の符号系列を形成す
    るステップと、 第2の符号系列を一定長のデータパケットに分割するス
    テップと、 分割された各データパケットを各データパケットに付加
    された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 誤り検出訂正処理が行われた複数のデータパケットから
    セクタパケットを構成し、構成されたセクタパケットか
    らセクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−
    ドに対する誤り訂正検出符号を抽出するステップと、 抽出されたセクタアドレスコ−ドを抽出された誤り訂正
    検出符号を用いて誤り訂正検出処理を行うステップと、 データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケット
    を、複数段重ねてデインターリーブ処理を行うステップ
    と、 デインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加された
    第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行うス
    テップと、 を具備することを特徴とするデータ形成再生方法。
  9. 【請求項9】 データを一定長のデータパケットに分割
    し、分割した複数のデータパケットからなるセクタパケ
    ットを構成するステップと、 セクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−ド
    に対する誤り訂正検出符号を、分割された複数のデータ
    パケットの特定の位置にこれら複数のデータパケットに
    1シンボル単位で分散させて付加するステップと、 各データパケットの第1の誤り訂正符号を生成して各デ
    ータパケットに付加してなる第1の符号系列を形成する
    ステップと、 第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケットを、各
    ブロック内でブロック内インターリーブ処理を行うステ
    ップと、 ブロック内インターリーブ処理が行われたセクタパケッ
    トを、複数段重ねてブロック単位でブロックインターリ
    ーブ処理を行うステップと、 ブロックインターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂
    正符号を生成して各系列に付加してなる第2の符号系列
    を形成するステップと、 第2の符号系列を一定長のデータパケットに分割するス
    テップと、 分割された各データパケットを各データパケットに付加
    された第2の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 誤り検出訂正処理が行われた複数のデータパケットから
    セクタパケットを構成し、構成されたセクタパケットか
    らセクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−
    ドに対する誤り訂正検出符号を抽出するステップと、 抽出されたセクタアドレスコ−ドを抽出された誤り訂正
    検出符号を用いて誤り訂正検出処理を行うステップと、 データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケット
    を、複数段重ねてブロック単位でデインターリーブ処理
    を行うステップと、 各ブロック内でブロック内デインターリーブ処理を行う
    ステップと、 2つのデインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加
    された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行うステップと、 を具備することを特徴とするデータ形成再生方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9記載のデータ
    形成再生方法において、 セクタアドレスコ−ドを昇順
    または降順で構成するとともに、 セクタアドレスコ−ドを抽出する毎に順次カウントする
    ステップと、 セクタアドレスコ−ドの誤り訂正検出処理においてセク
    タアドレスコ−ドが得られなかったとき、前記カウント
    結果に基づきセクタアドレスコ−ドを推定するステップ
    とをさらに具備することを特徴とするデータ形成再生方
    法。
  11. 【請求項11】 データを一定長のデータパケットに分
    割し、分割した複数のデータパケットからなるセクタパ
    ケットを構成し、セクタアドレスコ−ドおよびこのセク
    タアドレスコ−ドに対する誤り訂正検出符号を分割した
    複数のデータパケットの特定の位置にこれら複数のデー
    タパケットに1シンボル単位で分散させて付加するアド
    レスコ−ド付加手段と、 アドレスコ−ドの付加された各データパケットの第1の
    誤り訂正符号を生成して各データパケットに付加してな
    る第1の符号系列を形成する第1の符号系列形成手段
    と、 形成された第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケ
    ットを、複数段重ねてインターリーブ処理を行うインタ
    ーリーブ処理手段と、 インターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂正符号を
    生成して各系列に付加してなる第2の符号系列を形成す
    る第2の符号系列形成手段と、 を具備することを特徴とするデータ形成装置。
  12. 【請求項12】 データを一定長のデータパケットに分
    割し、分割した複数のデータパケットからなるセクタパ
    ケットを構成し、セクタアドレスコ−ドおよびこのセク
    タアドレスコ−ドに対する誤り訂正検出符号を分割した
    複数のデータパケットの特定の位置にこれら複数のデー
    タパケットに1シンボル単位で分散させて付加するアド
    レスコ−ド付加手段と、 アドレスコ−ドの付加された各データパケットの第1の
    誤り訂正符号を生成して各データパケットに付加してな
    る第1の符号系列を形成する第1の符号系列形成手段
    と、 形成された第1の符号系列を分割順に重ねたセクタパケ
    ットを、各ブロック内でブロック内インターリーブ処理
    を行うブロック内インターリーブ処理手段と、 ブロック内インターリーブ処理が行われたセクタパケッ
    トを、複数段重ねてブロック単位でブロックインターリ
    ーブ処理を行うブロックインターリーブ処理手段と、 ブロックインターリーブ処理後の各系列の第2の誤り訂
    正符号を生成して各系列に付加してなる第2の符号系列
    を形成する第2の符号系列形成手段と、 を具備することを特徴とするデータ形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項11または請求項12記載のデ
    ータ形成装置において、 第1の符号系列形成手段が各
    データパケットの第1の誤り訂正符号の生成を他のセク
    タパケットにおける第2の誤り訂正符号を含めて行うこ
    とを特徴とするデータ形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項11または請求項12記載のデ
    ータ形成装置において、 アドレスコ−ド付加手段がデ
    −タパケットの制御コ−ドも分割された複数のデータパ
    ケットの特定の位置にこれら複数のデータパケットに1
    シンボル単位で分散させて付加することを特徴とするデ
    ータ形成装置。
  15. 【請求項15】 請求項11または請求項12記載のデ
    ータ形成装置において、 アドレスコ−ド付加手段がセ
    クタアドレスコ−ドおよび誤り訂正検出符号をデータパ
    ケットの先頭に付加することを特徴とするデータ形成装
    置。
  16. 【請求項16】 第2の符号系列を一定長のデータパケ
    ットに分割し、分割された各データパケットを各データ
    パケットに付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り
    検出訂正処理を行う第1の誤り検出訂正処理手段と、 誤り検出訂正処理が行われた複数のデータパケットから
    セクタパケットを構成し、構成されたセクタパケットか
    らセクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−
    ドに対する誤り訂正検出符号を抽出し、抽出されたセク
    タアドレスコ−ドを抽出された誤り訂正検出符号を用い
    て誤り訂正検出処理を行うセクタアドレス誤り訂正検出
    処理手段と、 データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケット
    を、複数段重ねてデインターリーブ処理を行うデインタ
    ーリーブ処理手段と、 デインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加された
    第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を行う第
    2の誤り検出訂正処理手段と、 を具備することを特徴とするデータ再生装置。
  17. 【請求項17】 第2の符号系列を一定長のデータパケ
    ットに分割し、分割された各データパケットを各データ
    パケットに付加された第2の誤り訂正符号を用いて誤り
    検出訂正処理を行う第1の誤り検出訂正処理手段と、 誤り検出訂正処理が行われた複数のデータパケットから
    セクタパケットを構成し、構成されたセクタパケットか
    らセクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ−
    ドに対する誤り訂正検出符号を抽出し、抽出されたセク
    タアドレスコ−ドを抽出された誤り訂正検出符号を用い
    て誤り訂正検出処理を行うセクタアドレス誤り訂正検出
    処理手段と、 データパケットを系列の順番に重ねたセクタパケット
    を、複数段重ねてブロック単位でデインターリーブ処理
    を行うブロックデインターリーブ処理手段と、 各ブロック内でブロック内デインターリーブ処理を行う
    ブロック内デインターリーブ処理手段と、 2つのデインターリーブ処理後の各系列を各系列に付加
    された第1の誤り訂正符号を用いて誤り検出訂正処理を
    行う第2の誤り検出訂正処理手段と、 を具備することを特徴とするデータ再生装置。
  18. 【請求項18】 データを一定長のデータパケットに分
    割し、分割した複数のデータパケットからなるセクタパ
    ケットと、 分割された各データパケットの特定の位置にこれら複数
    のデータパケットに1シンボル単位で分散させて付加さ
    れたセクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ
    −ドに対する誤り訂正検出符号と、 各データパケット毎に生成され、各データパケットに付
    加された第1の誤り訂正符号と、 インターリーブ処理後に各系列毎に生成され、各データ
    パケットに付加された第2の誤り訂正符号と、 を具備することを特徴とするディスク。
  19. 【請求項19】 データを一定長のデータパケットに分
    割し、分割した複数のデータパケットからなるセクタパ
    ケットと、 分割された各データパケットの特定の位置にこれら複数
    のデータパケットに1シンボル単位で分散させて付加さ
    れたセクタアドレスコ−ドおよびこのセクタアドレスコ
    −ドに対する誤り訂正検出符号と、 各データパケット毎に生成され、各データパケットに付
    加された第1の誤り訂正符号と、 ブロック内インターリーブ処理及びブロックインターリ
    ーブ処理後に各系列毎に生成され、各データパケットに
    付加された第2の誤り訂正符号と、 を具備することを特徴とするディスク。
  20. 【請求項20】 請求項18または請求項19記載のデ
    ィスクにおいて、 各データパケットの第1の誤り訂正符号の生成が他のセ
    クタパケットにおける第2の誤り訂正符号を含めて行わ
    れていることを特徴とするディスク。
  21. 【請求項21】 請求項18または請求項19記載のデ
    ィスクにおいて、 分割された複数のデータパケットの特定の位置にこれら
    複数のデータパケットに1シンボル単位で分散させて付
    加されたデ−タパケットの制御コ−ドをさらに有するこ
    とを特徴とするディスク。
  22. 【請求項22】 請求項18または請求項19記載のデ
    ィスクにおいて、 セクタアドレスコ−ドおよび誤り訂正検出符号がデータ
    パケットの先頭に付加されていることを特徴とするディ
    スク。
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