JPH0917132A - 記録装置と再生装置 - Google Patents

記録装置と再生装置

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JPH0917132A
JPH0917132A JP16040595A JP16040595A JPH0917132A JP H0917132 A JPH0917132 A JP H0917132A JP 16040595 A JP16040595 A JP 16040595A JP 16040595 A JP16040595 A JP 16040595A JP H0917132 A JPH0917132 A JP H0917132A
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JP
Japan
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error correction
signal
series
recording
error
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Application number
JP16040595A
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English (en)
Inventor
Chiyoko Matsumi
知代子 松見
Akira Iketani
章 池谷
Masazumi Yamada
山田  正純
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力信号から複数の系列の信号を生成し、各
系列が十分の誤り訂正能力を持つようにして、回路規模
の小さい記録装置で記録することを目的とする。 【構成】 入力された信号は、第1のフォーマッタ11
で、パケット毎にフォーマット変換される。また、第2
のフォーマッタ13では入力された信号の一部のパケット
を選択し、フォーマット変換を行なう。そして、誤り訂
正符号化器31では、第2のフォーマッタ13の出力のそれ
それと第1のフォーマッタ11の出力に対し、独立に誤り
訂正符号化を行なう。ここで、それぞれの誤り訂正符号
は符号長は異なっても、同じ生成多項式を用いるような
符号を利用することにすれば、実際の回路構成はほとん
ど共通である。記録信号変換器14では、誤り訂正符号化
器31の出力を記録信号に変換し、ヘッド15でテープ16に
記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルビデオテー
プレコーダ等に用いて好適なる記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ディジタルTV放送や、CAT
V、電話回線を利用した映像サービスなど、高能率符号
化された映像信号をディジタル伝送により供給する事業
が検討されている。そして、それにともなってディジタ
ル伝送された映像信号を記録/再生する記録再生装置も
必要となっている。
【0003】従来の記録装置と再生装置のブロック図を
図5に示し、この記録装置と再生装置の動作を説明す
る。また、映像信号の伝送フォーマットの一例を図6
に、記録フォーマットの一例を図7、図8に示す。図5
において、11は第1のフォーマッタ、12は誤り訂正符号
化器、13は第2のフォーマッタ、14は記録信号変換器、
15は記録ヘッド、16はテープ、21は再生ヘッド、22は再
生信号処理器、23は誤り訂正復号化器、24は第1のデフ
ォーマッタ、25は第2のデフォーマッタである。
【0004】以上のように構成された記録装置では、ま
ず入力された信号は、第1のフォーマッタ11で、パケッ
ト毎にフォーマット変換される。そして、誤り訂正符号
化器12で誤り訂正符号化される。また、第2のフォーマ
ッタ13では入力された信号の一部のパケットを選択し、
フォーマット変換を行なう。記録信号変換器14では、誤
り訂正符号化器12と第2のフォーマッタ13の出力をまと
めて記録信号に変換し、ヘッド15でテープ16に記録す
る。
【0005】ここで、例えば入力される信号はMPEG
信号のトランスポート・ストリームであるとすると図6
(a)に示すように188バイトのパケットとして伝送
されており、先頭の1バイトは固定パターンのシンクバ
イト(SB)、続く3バイトはリンクヘッダ(LH)、
残りの184バイトがデータである。これを77バイト
長のブロックに変換するとすれば、図6(b)のように
丁度5個のブロックで2個のパケットが納まる。但し、
エクストラヘッダ(EX)や、タイミング情報(TM)
を付加している。
【0006】エクストラヘッダは、各ブロックの内容を
説明するものであり、第1のフォーマッタ11から出力さ
れたものか第2のフォーマッタ13から出力されたデータ
化を示す、あるいは図6(b)では5個のブロックが1
まとまりとなっているが、この順序を示すための情報で
ある。タイミング情報は、再生時に出力タイミングを元
通りに再現するための情報であり、この図では3バイト
としている。第1のフォーマッタ11では、このようにフ
ォーマット変換し、所定の情報を付加するものである。
記録再生装置のクロック系と、伝送系のクロック系が同
期している保証がない上に、記録するパケットが間欠的
に伝送されていうる可能性もあり(マルチプログラムの
信号から1プログラムを選択すれば必ずそうなる)、タ
イミング情報は必須である。
【0007】MPEG信号を記録するにあたっては、専
用の記録再生装置ではなく、上記のようにフォーマット
化されたデータをビットストリームとしてデータレート
から判断して受け付けられれば、どのような記録再生装
置でも利用できる。一般的な記録装置のトラックフォー
マットを図7に示す。トラック先頭にトラッキングのた
めの情報のための領域(ITI)を設け、続いて音声信
号記録領域(Audio)、映像信号記録領域(Vid
eo)、サーチ用データ及びタイムコード信号のための
領域(Subcode)が、それぞれの信号を独立して
編集するための緩衝領域(G1、G2、G3)をはさん
で設けられている。そして、各領域は、その先頭に再生
時のクロック再生を保証するためのランナップ(Run
−up)と、その後端に編集時の消え残りをなくすこと
を保証するためのガード(Guard)を設け、複数の
固定長ブロックの形でデータを記録する。領域によって
ブロック長が異なっていても良い。各ブロックは、ブロ
ック先頭を意味するシンクパターンと、ブロックを特定
するアドレスと、データと、再生時に生起する誤りを訂
正するためにデータに付加されるパリティで構成され
る。ブロック単位の第1の誤り訂正符号の他に、トラッ
ク単位に付加される第2の誤り訂正符号のパリティがデ
ータとなっているブロックもある。
【0008】従って、誤り訂正符号化器12で付加される
のはトラック間に付加される第3の誤り訂正符号とし、
記録信号変換器14では誤り訂正符号化器12と第2のフォ
ーマッタ13の出力をまとめてこのようなトラックフォー
マットに変換し、さらに所定の変調も行なう。
【0009】ここで、再生時にサーチを行なおうとする
と、再生信号は途切れ途切れにしか得られないが、MP
EG信号は、連続した全ての信号が得られなければ、全
く画像が現われないという特性を持つ。そこで、第2の
フォーマッタ13では、画像信号の一部を取り出して、サ
ーチ用データを生成し、記録信号変換器14はそれをサー
チ時に再生できるように、トラック上の配置を行なう。
従って、サーチのスピードによって、複数種類のサーチ
用データを生成する必要がある。サーチ用データも図6
(b)で表わす形式に従うものとする。
【0010】サーチ用データの配置の一例として、図8
に示すようにテープの長手方向に繰り返して同じデータ
を配置する手法をあげることができる。2個のヘッドを
180°対抗に配置したシリンダ構成で180°巻付け
とし、AヘッドとBヘッドによりアジマス記録するもの
とする。Aヘッドによる軌跡を実線で、Bヘッドによる
軌跡を点線で示しているが、この軌跡がどのようにシフ
トしても、長手方向に配置されたデータを必ず1回は再
生できることは明らかである。
【0011】図8(a)は12倍速サーチのためのデー
タ配置の例である。 … a, b, (c,)d, e, f, g, h, i,
(j, k,) m, … と連続する信号を再生できるように配置
されている。同様に図8(b)は6倍速サーチのための
データ配置の例である。… c, d, e, f, g, h, i, j,
k, m, … と連続する信号を再生できるように配置され
ている。
【0012】サーチ用のデータとしては、MPEG信号
から、映像部分でかつフレーム内の符号化がなされてい
るデータを抽出して用いれば、再生されたデータを十分
に生かして画像の再構成ができる。
【0013】また、以上のように構成された再生装置で
は、まずヘッド21でテープ16から再生された信号は再生
信号処理器22で復調、ブロック同期、誤り訂正など所定
の処理がなされた後、通常再生を行なっている場合は、
誤り訂正復号化器23で誤り訂正復号を行なったあと、第
1のデフォーマッタ24により、元の入力信号が再構成さ
れ、サーチを行なっている場合には、第2のデフォーマ
ッタ25でサーチ用データとして記録したデータを出力信
号のフォーマットにあわせて出力する。このように再生
することにより、記録した信号を再生できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た記録装置/再生装置においては、サーチ用データに対
しては、記録信号変換器14によるものだけである。もと
もとサーチは画像の内容を確かめるだけであるので、画
質は問わないものとみなし、誤りが生起してもやむを得
ないと考えられていることもあり、またサーチは明らか
にトラック単位の符号が利用できないため誤り訂正能力
は強くないという問題がある。
【0015】また、このような手法でサーチ用データを
構成するとすれば、入力データがスクランブルされてい
た場合には、サーチ用データは構成できない。にもかか
わらず、サーチ用の誤り訂正符号化・復号化を行なう回
路を用意するのは、コスト・アップの問題となる。
【0016】しかし、コストアップにならなければ、誤
り訂正能力が強い方が画質が良くなることは明らかであ
り、本発明はこのような従来の記録装置の課題を解決す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、入力さ
れたディジタル信号から複数の系列のディジタル信号を
生成するフォーマット手段と、それぞれの系列の前記生
成されたディジタル信号に対し同じ生成多項式で定義さ
れる誤り訂正符号による誤り訂正符号化を行なう誤り訂
正符号化手段と、それぞれの系列の前記誤り訂正符号化
されたディジタル信号を記録信号に変換して記録媒体に
記録する記録手段を備えた記録装置である。
【0018】第2の本発明は、入力されたディジタル信
号から複数の系列のディジタル信号を生成し、それぞれ
の系列の前記生成されたディジタル信号に対し同じ生成
多項式で定義される誤り訂正符号による誤り訂正符号化
を行ない、それぞれの系列の前記誤り訂正符号化された
ディジタル信号を記録信号に変換して記録された記録媒
体を再生する再生装置であって、少なくとも、前記複数
の系列のディジタル信号のうち1個だけを選択して誤り
訂正復号化を行なう誤り訂正復号化手段と、前記誤り訂
正復号化手段で訂正したディジタル信号のみを所定のフ
ォーマットの出力信号に再構成して出力するデフォーマ
ット手段を備えた再生装置である。
【0019】
【作用】本発明は、入力されたディジタル信号から生成
される複数の系列のディジタル信号に対し、同じ生成多
項式で定義される誤り訂正符号による誤り訂正符号化を
行なうことにより、全ての系列のディジタル信号の誤り
訂正能力を改善することができるが、回路規模を従来と
同等である記録装置を及び再生装置を構成する。
【0020】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例における記録装
置のブロック図であり、11は第1のフォーマッタ、31は
誤り訂正符号化器、13は第2のフォーマッタ、14は記録
信号変換器、15は記録ヘッド、16はテープである。同じ
番号を持った要素は、従来例と同じ機能を持つ。以下、
この記録装置の動作を図1に基づいて説明する。
【0021】以上のように構成された記録装置では、ま
ず入力された信号は、第1のフォーマッタ11で、パケッ
ト毎にフォーマット変換される。また、第2のフォーマ
ッタ13では入力された信号の一部のパケットを選択し、
フォーマット変換を行なう。そして、誤り訂正符号化器
31では、第2のフォーマッタ13の出力のそれそれと第1
のフォーマッタ11の出力に対し、独立に誤り訂正符号化
を行なう。ここで、それぞれの誤り訂正符号は符号長は
異なっても、同じ生成多項式を用いるような符号を利用
することにすれば、実際の回路構成はほとんど共通であ
る。記録信号変換器14では、誤り訂正符号化器31の出力
を記録信号に変換し、ヘッド15でテープ16に記録する。
【0022】入力される信号や記録フォーマットは、従
来例で説明した図6、図7、図8で示されるようなもの
である。
【0023】第2のフォーマッタ13で生成される信号
は、それぞれ所定の再生スピードに対応するものであ
る。それぞれの系列、即ち図8で … a, b, c, d, e,
f, g, h,i, j, … とした系列は、それぞれ誤り訂正符
号化器32では誤り訂正符号化された系列である。誤り訂
正符号化された後で、記録信号変換器14で、各信号を所
定の長さに区切って、所定回数繰り返した配置を行な
う。
【0024】ここで、第1のフォーマッタ11の出力に対
しては、誤り訂正符号化器31でトラック間の誤り訂正符
号化を行ない、記録信号変換器14でトラック単位の誤り
訂正符号化、ブロック単位の符号化を行なって、いわば
3重に積符号化された状態になっている。第2のフォー
マッタ13の出力については、記録信号変換器14のトラッ
ク単位の誤り訂正符号化はトラックを横切って再生して
いるため全く無意味である。そこで、記録信号変換器14
によるブロック単位の誤り訂正符号化と誤り訂正符号化
器31による符号化によって、再生した信号では2重の積
符号化した状態になるような誤り訂正符号化を行なわな
ければならない。従って誤り訂正符号化器31は第1のフ
ォーマッタ11の出力と第2のフォーマッタ13の出力のそ
れぞれについてはインターリーブを含めて異なった符号
化を行なわなければならないが、パリティ生成部につい
ては同じ生成多項式を持つ符号を用いて共通の回路構成
を利用できるものとしている。
【0025】以上のように構成すれば、非常に簡単な構
成で入力信号を記録でき、さらに入力信号から生成され
る複数の系列の信号に対し、どの系列の信号であっても
再生時の誤り訂正能力を改善できるように記録すること
が可能となる。
【0026】第1の本実施例における構成は記録装置で
あるが、記録再生兼用装置の記録部分であっても良く、
15は記録ヘッドとしたが、記録再生兼用ヘッドであって
も良い。また、トラックの記録フォーマットも任意であ
る。第2のフォーマッタ13で生成される系列の数は任
意であり、そのそれぞれが対応する再生スピードも任意
に決めることができ、それぞれのトラック上の繰り返し
回数、配置する位置なども本実施例と異なっていても、
本実施例を適用することは可能である。誤り訂正符号化
器31で用いられる誤り訂正符号は任意のものであり、パ
リティ数、符号長の選択は任意であり、また第2のフォ
ーマッタ13の出力それぞれで用いる符号長が異なる構成
であったも、本発明を適用することは可能である。
【0027】図2は本発明の第2の実施例における再生
装置のブロック図であり、16はテープ、21は再生ヘッ
ド、22は再生信号処理器、32は誤り訂正復号化器、24は
第1のデフォーマッタ、25は第2のデフォーマッタであ
る。同じ番号を持った要素は、従来例と同じ機能を持
つ。以下、この再生装置の動作を図2に基づいて説明す
る。
【0028】以上のように構成された再生装置では、ま
ずヘッド21でテープ16から再生された信号は再生信号処
理器22で復調、ブロック同期、誤り訂正など所定の処理
がなされ、再生時には現在の再生スピードに対応する信
号のみを処理すればよいので、必要な信号のみを選択し
ておく。その後、通常再生を行なっている場合は、誤り
訂正復号化器32で誤り訂正復号を行なった後、第1のデ
フォーマッタ24により、元の入力信号が再構成され、サ
ーチを行なっている場合には、誤り訂正復号化器32でさ
らに誤り訂正復号を行なった後、第2のデフォーマッタ
25でサーチ用データとして記録したデータを出力信号の
フォーマットにあわせて出力する。
【0029】ここで、第1のデフォーマッタ24の入力に
対しては、再生信号処理器22でブロック単位の誤り訂正
の復号化、トラック単位の誤り訂正の復号化を行なった
後、誤り訂正復号化器32でトラック間の誤り訂正の復号
化を行なった状態である。第2のデフォーマッタ25の入
力については、記録信号変換器14のブロック単位の誤り
訂正の復号化を行なった後、誤り訂正復号化器32による
復号化行なった状態である。従って誤り訂正復号化器32
は第1のデフォーマッタ24の入力と第2のデフォーマッ
タ25の入力のそれぞれについてはデ・インターリーブを
含めて異なった復号化を行なわなければならないが、実
際に誤りの位置とパターンを計算する部分については同
じ生成多項式を持つ符号が用いられているので共通の回
路構成を利用できるものとしている。
【0030】以上のように構成すれば、非常に簡単な構
成で再生した信号の処理を行なうことができ、記録した
どの系列の信号であっても十分な誤り訂正を行なった上
で出力することができる。
【0031】第2の実施例における構成は再生装置であ
るが、記録再生兼用装置の再生部分であっても良く、21
は再生ヘッドとしたが、記録再生兼用ヘッドであっても
良い。
【0032】第1、第2の本実施例における構成は一例
であり、他の構成によっても同様の効果が得られる。
【0033】図3は本発明の第1の実施例における記録
装置の誤り訂正符号化器31のパリティ生成部一例のブロ
ック図であり、51は8ビット並列の2入力アンドゲート
(And)、52はGF(28)上の定数倍演算器(・αx)、53
は8ビット並列の2入力排他的論理和ゲート(Exor)、
54は8ビット並列のD−フリップフロップ(D-FF)、55
は8ビット並列の2入力選択器である。以下、この誤り
訂正符号化器のパリティ生成部の動作を図3に基づいて
説明する。
【0034】ここでは、よく使われる例として、符号長
nバイト、検査記号数8バイトで、生成多項式が x8+x
4+x3+x2+1 によるGF(28)上の G(X) = (X+1)・(X
+α)・(X+α2)・(X+α3)・(X+α4)・(X+α5)・(X+α6)・(X+α
7) = X8+α175・X7+α238・X6+α208・X5+α249・X4
α215・X3+α252・X2+α196・X+α28 であるReed−
Solomon符号の符号化器を構成するものとする。
【0035】D−フリップフロップ54a〜54hは初期値は
全零とし、アンドゲート51は8ビットのデータの各ビッ
トとイネーブルとの論理積を取って出力する。定数倍演
算器52a〜52hは生成多項式の各係数に対応したフィード
バックを行なう。排他的論理和ゲート53a〜53hはビット
毎の排他的論理和を取って出力する。さらに選択器55
は、選択指定信号が"Low"レベルにある時には入力デー
タを選択し、選択指定信号が"High"レベルにある時には
D-FF 54a の出力を選択する。このようにして、図4の
タイミングチャート(a)〜(f)に示すように符号化がな
される。
【0036】このように構成された誤り訂正符号化器の
パリティ生成部では、生成多項式が同じで、符号長のみ
異なる符号に対しては、必要な入力データ及び符号長に
合わせたイネーブルと選択指定信号を入力するだけで、
全く同じ回路構成で符号化が可能である。従って、ある
符号に対する誤り訂正符号化器を、同じ生成多項式で符
号長が複数種類の誤り訂正符号に対応させても回路規模
はほとんど同じである。
【0037】また、再生装置側の誤り訂正復号化器32
も、一般的にはシンドローム計算部、誤り位置・パター
ン計算部、訂正部の構成であり、大部分を占める誤り位
置・パターン計算部は生成多項式が同じ符号であれば符
号長が変わっても全く同じ構成で良い。シンドローム計
算部は、符号長に応じた制御信号を生成できるようにす
れば回路構成は同じで対応可能である。訂正部も符号長
による選択機能を一部追加するだけでよい。従って、誤
り訂正復号化器32も従来と比較して、回路規模はほとん
ど同じである。本実施例における構成は一例であり、他
の構成によっても同様の効果が得られる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力されたディジタル信号から生成される複数の系列のデ
ィジタル信号に対し、同じ生成多項式で定義される誤り
訂正符号による誤り訂正符号化を行なうことにより、全
ての系列のディジタル信号の誤り訂正能力を改善し、回
路規模を従来と同等である記録装置を及び再生装置を構
成することができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の記録装置のブロック図
【図2】第2の実施例の再生装置のブロック図
【図3】誤り訂正符号化器31のパリティ生成部のブロッ
ク図
【図4】誤り訂正符号化器31のパリティ生成部のタイミ
ングチャート
【図5】従来の記録装置のブロック図
【図6】従来の記録装置で記録する信号の説明図
【図7】一般の記録装置の記録フォーマットの説明図
【図8】従来の記録装置のサーチ用データの記録手法の
説明図
【符号の説明】
11 第1のフォーマッタ 31 誤り訂正符号化器 13 第2のフォーマッタ 14 記録信号変換器 15 記録ヘッド 16 テープ 21 再生ヘッド 22 再生信号処理器 32 誤り訂正復号化器 24 第1のデフォーマッタ 25 第2のデフォーマッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/12 103 9295−5D G11B 20/12 103 // H03M 13/00 H03M 13/00 H04L 1/00 H04L 1/00 F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたディジタル信号から複数の系列
    のディジタル信号を生成するフォーマット手段と、それ
    ぞれの系列の前記生成されたディジタル信号に対し同じ
    生成多項式で定義される誤り訂正符号による誤り訂正符
    号化を行なう誤り訂正符号化手段と、それぞれの系列の
    前記誤り訂正符号化されたディジタル信号を記録信号に
    変換して記録媒体に記録する記録手段を有することを特
    徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】信号生成手段は、1個の系列は再生時には
    入力された信号と同じ信号を出力するために用いられる
    ディジタル信号であり、前記の系列以外の系列のディジ
    タル信号は再生時には入力された信号の概要を高速に出
    力するために用いられるディジタル信号であるようにそ
    れぞれの系列のディジタル信号を生成することを特徴と
    する請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】誤り訂正符号化手段は、前記入力された信
    号と同じ信号を出力するために用いられる系列のディジ
    タル信号に対しては第1の符号長で誤り訂正符号化を行
    ない、前記の系列以外の系列のディジタル信号に対して
    第2の符号長で誤り訂正符号化を行なうことを特徴とす
    る請求項2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】入力されたディジタル信号から複数の系列
    のディジタル信号を生成し、それぞれの系列の前記生成
    されたディジタル信号に対し同じ生成多項式で定義され
    る誤り訂正符号による誤り訂正符号化を行ない、それぞ
    れの系列の前記誤り訂正符号化されたディジタル信号を
    記録信号に変換して記録された記録媒体を再生する再生
    装置であって、少なくとも、前記複数の系列のディジタ
    ル信号のうち1個だけを選択して誤り訂正復号化を行な
    う誤り訂正復号化手段と、前記誤り訂正復号化手段で訂
    正したディジタル信号のみを所定のフォーマットの出力
    信号に再構成して出力するデフォーマット手段を有する
    ことを特徴とする再生装置。
  5. 【請求項5】誤り訂正復号化手段は、再生速度に対応し
    て誤り訂正復号化を行なう系列のディジタル信号を選択
    することを特徴とする請求項4記載の再生装置。
JP16040595A 1995-06-27 1995-06-27 記録装置と再生装置 Pending JPH0917132A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6490243B1 (en) 1997-06-19 2002-12-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Information data multiplex transmission system, its multiplexer and demultiplexer and error correction encoder and decoder

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