JPH08213943A - 干渉補償器 - Google Patents

干渉補償器

Info

Publication number
JPH08213943A
JPH08213943A JP7034268A JP3426895A JPH08213943A JP H08213943 A JPH08213943 A JP H08213943A JP 7034268 A JP7034268 A JP 7034268A JP 3426895 A JP3426895 A JP 3426895A JP H08213943 A JPH08213943 A JP H08213943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
signal
tap
tap coefficient
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7034268A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanari Iemura
隆也 家村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7034268A priority Critical patent/JPH08213943A/ja
Priority to US08/594,578 priority patent/US5661753A/en
Publication of JPH08213943A publication Critical patent/JPH08213943A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
    • H04L25/03057Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a recursive structure
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H21/00Adaptive networks
    • H03H21/0012Digital adaptive filters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル無線通信システムにおける変調波
干渉の影響を補償する干渉補償器において、変調波干渉
成分がない場合に不要な補償動作によるビットエラーレ
ートの劣化および動作の不安定性の抑圧。 【構成】 入力信号Sは前方フィルタ1によって変調波
干渉成分が除去される。後方フィルタ2は前方フィルタ
1による信号歪を補正する。この補正は前方フィルタ1
の出力と後方フィルタ2の出力とを加算器3で加算する
ことによって行われる。加算器3の出力は信号判定部4
でレベル判定され最終的な出力信号dが得られる。トラ
ンスバーサルフィルタ構成の前方フィルタ1及び後方フ
ィルタ2のタップ係数は、先ずタップ係数計算部5によ
って計算され、その後これらタップ係数はリーケージ処
理部6に供給され、これによりタップ係数の絶対値の増
大を抑制し常時零に収束させる方向に減少制御しつつ前
方フィルタ1及び後方フィルタ2に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は干渉補償器に関し、特に
ディジタル無線通信システムの通信回線を介して受信し
た信号の含む変調波干渉成分の影響を除去すべく、トラ
ンスバーサルフィルタ構成による判定帰還型等化器(D
F EQL)と、符号間干渉による漏話を処理するリー
ケージ処理器とを組み合せて構成し、変調波干渉成分不
在時におけるビットエラー増大抑圧に有効な干渉補償器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル無線通信システムで
は、例えば「1983年4月、アイ・イー・イー・イー・ト
ランザクションズ・オン・コミュニケーション、第CO
M−31巻、第4号(IEEE TRANSACTIONS ON COMMUNICAT
ION,VOL.COM-31,NO.4,APRIL,1983)」に示されるよう
に、変調波干渉による回線品質の劣化を補償するため
に、受信側に前方フィルタを構成するトランスバーサル
フィルタの基準タップを中心タップとしたDF EQL
(以下、DFEと略称する)を用いる方式が提案されて
いる。
【0003】図4にDFEを用いた従来の干渉補償器の
ブロック図を示す。図4に示す構成は、DFEの前方フ
ィルタ1および後方フィルタ2、前方フィルタ1と後方
フィルタ2の出力を加算し出力する加算器3、加算器3
の出力レベルを判定する信号判定部4、ならびに前方フ
ィルタ1と後方フィルタ2のフィルタのタップ係数を計
算し供給するタップ係数計算部5を備える。
【0004】入力信号Sは、タップ係数計算部5によっ
て計算されるタップ係数A-1,A0,A1 をフィルタ係数
とする前方フィルタ1によって変調波干渉成分が除去さ
れる。また、信号判定部4が入力レベルを判定して出力
する判定信号dは、タップ係数計算部5によって計算さ
れるタップ係数B1,B2 で動作する後方フィルタ2によ
ってフィルタリングされる。前方フィルタ1の出力と後
方フィルタ2の出力とを加算器3によって加算すること
によって、前方フィルタ1によって変調波干渉成分を除
去する時に同時に生じた信号の歪が後方フィルタ2によ
って補償される。この加算器3の出力は信号判定部4に
入力されてレベル判定され、最終的な出力信号としての
判定信号dと、判定信号dと入力との誤差信号eとが得
られる。
【0005】以下に各部の動作について述べる。図5に
前方フィルタ1の構成例を示す。図5に示す前方フィル
タ1は、単位遅延素子を利用する遅延器7,8、乗算器
9〜11、加算器12を備える。なお、この前方フィル
タ1における基準タップは前方フィルタ遅延信号DA0
を送出する中央タップである。
【0006】入力信号Sは、遅延零の入力信号それ自体
は前方フィルタ遅延信号DA-1として扱い、遅延器7に
よるDA-1の1タップ遅延信号はDA0 、遅延器8によ
るその更に1タップ遅延信号はDA1 としてそれぞれ乗
算器9〜11において、タップ係数計算部5によって計
算されたタップ係数A-1,A0 ,A1 と乗算される。乗
算器9〜11の出力は加算器12によって加算されて前
方フィルタ1の出力信号Y1 を得る。ここで、タップ係
数A-1,A0 ,A1 はそれぞれタップ係数計算部5によ
って前方フィルタ1が変調波干渉成分を除去する特性の
ノッチフィルタを形成するように計算されたタップ係数
であり、前方フィルタ1の出力からは変調波干渉成分が
除去される。しかしながら、同時にこのようなタップ係
数で構成されるノッチフィルタによって前方フィルタ1
の出力には信号成分の歪が生じる。この歪を補正するの
が後方フィルタ2である。
【0007】図6に後方フィルタ2の構成例を示す。図
6の後方フィルタ2は、遅延器13、乗算器14,1
5、加算器16を備える。判定信号dは、遅延量零の後
方フィルタ遅延信号DB1 としても利用され、このDB
1 はその1タップ遅延信号DB2 とともにそれぞれ乗算
器14、15によってタップ係数計算部5によって計算
されたタップ係数B1、B2 と乗算される。乗算器14、
15の出力は加算器16によって加算され後方フィルタ
2の出力信号Y2 を得る。ここで、タップ係数B1、B2
はタップ係数計算部5によって、ノッチフィルタとして
動作する前方フィルタ1によって生じる信号成分の歪を
補償するような特性のフィルタを形成するためのタップ
係数である。
【0008】図7に信号判定部4の構成例を示す。図7
に示す信号判定部4は、減算器17、信号判定器18を
備える。入力信号としての加算器出力Y3 は、信号判定
器18に入力され判定信号dが出力される。更に、加算
器出力Y3 と判定信号dは減算器17に入力されその差
が誤差信号eとして出力される。
【0009】加算器出力Y3 は図4に示すように、前方
フィルタ1と後方フィルタ2それぞれの出力信号Y1,Y
2 の加算器3による加算出力である。出力信号Y1 は、
入力信号Sから変調波干渉成分を前方フィルタ1に付与
したノッチフィルタ特性で除去したものであり、出力信
号Y1 には前方フィルタ1のフィルタリングによって生
ずる信号成分の歪を含み、この歪を後方フィルタ2の出
力信号Y2 で補正したものが加算器出力Y3 である。信
号判定部4は、入力する加算器出力Y3 のレベルを信号
判定器18で判定してディジタル化し、これを判定信号
dとして出力する。従って、この判定信号dには、加算
器出力Y3 の含む端数は表現されず、この端数は判定信
号dと加算器出力Y3 との差を減算器17によって求
め、誤差信号eとして出力される。判定信号d、誤差信
号e、前方フィルタ1の送出する前方フィルタ遅延信号
DA-1、DA0 、DA1 および後方フィルタ2の送出す
る後方フィルタ遅延信号DB1 、DB2 はいずれもタッ
プ係数計算に利用するためタップ係数計算部5に供給さ
れる。
【0010】図8にタップ係数計算部5の構成例を示
す。図8のタップ係数計算部5は、相関器19〜23、
積分器24〜28を備える。前方フィルタ遅延信号DA
-1、DA0 、DA1 および後方フィルタ遅延信号DB
1 、DB2 は、それぞれ相関器19〜21および22,
23に入力され、信号判定部4からの誤差信号eとの相
関が取られる。相関器19〜23の出力は、積分器24
〜28に入力され積分されることにより平滑化され(タ
ップ係数A-1、A0 、A1 として出力され)る。これら
タップ係数は、図9の(a)に示すような変調干渉波成
分を含む入力信号に対して、図9の(b)に示すような
特性のノッチフィルタを形成するために前方フィルタ1
に与えられるタップ係数であり、このノッチフィルタに
よって変調波干渉成分が除去される。このフィルタリン
グ動作は、タップ係数計算部5に入力する誤差信号eを
限りなく零とするようにタップ係数A-1、A0 、A1
決定しつつ前方フィルタ1のフィルタリングに基づいて
行われる判定帰還等化動作として実行される。
【0011】しかしながら、この判定帰還等化動作とし
て行われる前方フィルタ1のノッチフィルタリングによ
って信号成分が歪み、符号間干渉を生ずる。この信号成
分の歪は、図4に示す如く後方フィルタ2の信号出力Y
2 によって補償する。この後方フィルタ2に対するタッ
プ係数B1 、B2 の供給は、相関器22、23で後方フ
ィルタ2から受ける後方フィルタ遅延信号DB1 、DB
2 と誤差信号eとの相関をとり、積分器27,28で平
滑化することによって行われる。この動作は、誤差信号
eを限りなく零とするようにタップ係数B1 、B2 を決
定しつつ後方フィルタ2のフィルタリングに基づいて行
われる判定帰還動作として実行される。こうして、変調
波干渉による通信回線品質の劣化が補償される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この従来の干渉補償器
は、変調波干渉を補償している状態において急激に干渉
が無くなった場合には、前方フィルタのタップ係数が干
渉存在時の値に固定されてしまい、このため変調波干渉
が存在しない状態では前方フィルタに対する制御が行わ
れなくなってしまう。
【0013】この結果、前方フィルタは単なる干渉源と
して存在することになり、信号処理におけるビットエラ
ーレート(以後BERと略称する)の劣化を招く原因と
なる。また、この状態で周波数の異なる変調干渉波が入
力されると動作が不安定になり、前方フィルタおよび後
方フィルタのタップ係数の値がいずれも発散してしまう
という問題点がある。
【0014】本発明の目的は上述した問題点を解決すべ
く、トランスバーサルフィルタ構成によるDFEとして
機能する干渉補償器と符号間干渉による漏話抑圧機能を
有するリーケージ処理器とを組み合せて運用することに
より、ディジタル無線通信の通信回線における変調波干
渉の補償に対し、DFEのみによる変調波不在時での不
要な干渉補償でBERが劣化することを抑圧し、かつ干
渉補償動作の安定化を確保してタップ係数の発散を排除
した干渉補償器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために次の手段構成を有する。即ち、干渉補償器
に関する本発明の第1の構成は、ディジタル無線通信シ
ステムの通信回線を介して受信した入力の含む変調波干
渉成分の影響を補償することを特徴とする干渉補償器で
あって、下記に示す(イ)ないし(ヘ)の各構成を備え
る。 (イ)変調波を復調した復調ベースバンドディジタル信
号を入力とし、この入力の含む変調波干渉成分を除去す
る特性を有するトランスバーサルフィルタによる判定帰
還型等化器としての前方フィルタ (ロ)前記前方フィルタの出力と加算し、前記前方フィ
ルタのフィルタリング処理によって生ずる信号成分の歪
を補償する特性を付与したトランスバーサルフィルタに
よる判定帰還型等化器としての後方フィルタ (ハ)前記前方フィルタと前記後方フィルタの出力とを
加算し、前記前方フィルタによる信号成分の歪を補正し
た出力を得る加算器 (ニ)前記加算器の出力を入力とし、この入力のレベル
を判定してビット単位で表現した判定信号として送出す
るとともに前記判定信号と前記入力との差を誤差信号と
して送出する信号判定部 (ホ)前記前方フィルタおよび前記後方フィルタそれぞ
れの有するトランスバーサルフィルタの入力信号に所定
形式による遅延を与えた遅延信号を提供されるとともに
前記信号判定部からは前記誤差信号および前記判定信号
を提供されて前記前方フィルタおよび前記後方フィルタ
それぞれのトランスバーサルフィルタのタップ係数を計
算して出力するタップ係数計算部 (ヘ)前記タップ係数計算部の出力するタップ係数を受
け、このタップ係数の絶対値を最終的には零に収束させ
る方向の減少制御を行いつつ前記前方フィルタおよび前
記後方フィルタに供給することにより、前記復調ベース
バンドディジタル信号が前記変調波干渉成分を含まない
場合には不要となる前記前方フィルタおよび前記後方フ
ィルタのフィルタリング処理によるビットエラーレート
の増大を抑圧せしめるリーケージ処理部
【0016】本発明の第2の構成は、前記第1の構成に
おいて、前記前方フィルタが、そのトランスバーサルフ
ィルタの中央タップを基準タップとした構成を有するも
のである。
【0017】本発明の第3の構成は、前記第1または第
2の構成において、前記前方フィルタおよび前記後方フ
ィルタが、それぞれのトランスバーサルフィルタの入力
信号それ自体と、前記入力信号が前記それぞれのトラン
スバーサルフィルタの構成要素たる単位遅延素子を通る
毎に単位遅延量を累加して受けながらタップ毎に送出さ
れる遅延入力信号とを含むものを前記遅延信号として送
出するものである。
【0018】本発明の第4の構成は、前記第1,2又は
3の構成において、前記リーケージ処理部が、前記前方
フィルタおよび前記後方フィルタそれぞれのトランスバ
ーサルフィルタに供給すべきタップ係数の減少制御を、
前記タップ係数Cn を入力する毎に前記タップ係数Cn
と同一符号を有し、かつ前記減少制御を安定に保つ条件
の下で予め設定した第1の定数α=βsign(Cn)(0
〈β〈|Cn |、signはCn が+のとき1、−のときは
−1)を前記タップ係数Cn から減じつつ前記タップ係
数の絶対値を零に収束させる方向の制御としたものであ
る。
【0019】本発明の第5の構成は、前記第1,2,3
又は4の構成において、前記リーケージ処理部が、前記
前方フィルタおよび前記後方フィルタそれぞれのトラン
スバーサルフィルタのタップ係数の減少制御を、前記タ
ップ係数Cn を入力する毎に前記タップ係数Cn を前記
減少制御を安定に保つ条件の下で予め設定した第2の定
数γ(0〈γ〈1)倍しつつ前記タップ係数の絶対値を
零に収束させる方向の制御としたものである。
【0020】本発明の第6の構成は、前記第1〜5のい
ずれか1項の構成において、前記前方フィルタが、その
トランスバーサルフィルタを、前記変調波干渉成分のみ
通過を抑圧する特性のノッチフィルタとしたものであ
る。
【0021】
【作用】以下、本発明の作用を説明する。判定帰還型等
化器として動作するトランスバーサルフィルタ構成の前
方フィルタ1は、ディジタル無線通信回線を介して入力
し、復調した復調ベースバンドディジタル信号を受け、
変調波干渉成分を除去して送出する。判定帰還型等化器
として動作するトランスバーサルフィルタ構成の後方フ
ィルタ2は、前方フィルタ1の出力が含むフィルタリン
グによる信号歪を補償する出力を送出する。加算器3
は、前方フィルタ1と後方フィルタ2の出力を加算し前
方フィルタ1による出力の含む信号歪を補償した出力を
信号判定部4に供給する。判定信号部4は、入力信号の
レベルを判定してディジタル形式のビット単位で表現し
た判定信号dとして送出し且つ入力信号との差を誤差信
号eとして送出する。
【0022】タップ係数計算部5は、信号判定部4から
は判定信号dと誤差信号eとを提供され、前方フィルタ
1および後方フィルタ2からはそれぞれのトランスバー
サルフィルタの入力にタップ位置までに介在する遅延器
による単位遅延量を累加しつつ各タップから送出したも
のを前方フィルタ遅延信号および後方フィルタ遅延信号
として提供されタップ係数を計算し送出する。
【0023】タップ係数計算部5によって計算されたタ
ップ係数は、従来はそのまま前方フィルタ1および後方
フィルタ2に供給され、これら両フィルタにより変調波
干渉成分の除去と、この除去動作に伴って発生する信号
歪による符号間干渉の抑圧とが行われていた。
【0024】しかしながら、このような構成において
は、前方フィルタ1が変調波干渉成分の無い時でも有る
ものとして振る舞い、このためにBERの増大を招き、
且つ周波数の異なった新たな変調干渉波入力に対しては
動作の不安定となってタップ係数の発散も招くに至る欠
点を有することは前述したとおりである。
【0025】本発明においては、タップ係数計算部5に
よって求めるタップ係数をそのまま前方フィルタ1およ
び後方フィルタ2に利用することなく、一旦これらタッ
プ係数をリーケージ処理部6に供給し、これらタップ係
数の絶対値を常に零に収束させる方向の減少制御を行わ
せつつ運用することによって、変調波干渉成分が無い場
合の前方フィルタによるBERの劣化と、新たな周波数
の変調干渉波の入力時の動作不安定によるタップ係数の
発散抑止とを図っている。
【0026】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。本実施例は、入力する復調ベースバンド
ディジタル信号から変調波干渉成分の影響を除去する前
方フィルタ1と、前方フィルタ1のフィルタリングによ
る信号歪を補償する出力を送出する後方フィルタ2と、
加算器3と、加算器3の出力のレベルを判定する信号判
定部4と、前方フィルタ1および後方フィルタ2のタッ
プ係数を計算するタップ係数計算部5と、タップ係数計
算部5で計算したタップ係数を受け、これらタップ係数
を常に零に収束する方向に減少制御しつつ前方フィルタ
1および後方フィルタ2に供給するリーケージ処理部6
とを備える。これら構成要素中、図4に示す構成要素と
同一記号を付与したものは同一内容であるので、これら
同一構成要素に関する個々の詳細な説明は省略する。
【0027】次に、本実施例の動作について説明する。
入力信号Sは前方フィルタ1に入力されて、変調波干渉
成分が除去された出力Y1 が得られる。この前方フィル
タ1の出力は、信号判定部4の出力する判定信号dを後
方フィルタ2によってフィルタリングして得られる出力
信号Y2 と、加算器3によって加算することによって、
前方フィルタ1を通過することによって生じた信号の歪
が補償される。加算器出力Y3 は信号判定部4に入力さ
れてレベル判定を受け、最終的な信号としてビット表現
した判定信号dが得られる。
【0028】前方フィルタ1のタップ係数は、先ずタッ
プ係数計算部5によって、前方フィルタ1が入力信号S
の変調波干渉成分を除去するノッチフィルタを形成する
ような係数として計算されたタップ係数A-1、A0 、A
1 が出力される。
【0029】タップ係数計算部5の出力するタップ係数
-1、A0 、A1 は、リーケージ処理部6に入力されタ
ップ係数の増大を抑圧した値のタップ係数としての抑圧
タップ係数(A-1)、(A0 )、(A1 )が計算され、この
抑圧タップ係数(A-1)、(A0 )、(A1 )が前方フィ
ルタ1のタップ係数となる。
【0030】リーケージ処理部6の動作の具体的内容に
ついては後述して詳細に説明するが、基本的にはディジ
タル無線通信における符号間干渉を補償し漏話を抑圧す
る公知のリーケージ処理動作を行う。なお、このリーケ
ージ処理動作自体については、例えば「1982年10月、ベ
ル・システム・テクニカル・ジャーナル、pp.1832-1833
(The Bell System Technical Journal,pp.1832-1833,Oc
tober,1982)」等に詳しい。
【0031】次に、後方フィルタ2のタップ係数は、先
ずタップ係数計算部5によって、ノッチフィルタを形成
するタップ係数を与えられた前方フィルタ1によって信
号に生じた歪を補償することができるようなタップ係数
として計算されたタップ係数B1、B2 が出力される。タ
ップ係数計算部5の出力するタップ係数B1、B2 はリー
ケージ処理部6に入力されタップ係数の増大を抑圧した
値のタップ係数としての抑圧タップ係数(B1)、(B2)
が計算される。この増大抑圧タップ係数(B1)、(B2)
が後方フィルタ2のタップ係数となる。
【0032】図2はリーケージ処理部の第1の構成例を
示すブロック図である。図2のリーケージ処理部6a
は、減算器29〜33、乗算器34〜38、符号判定器
39〜43を備えて成る。タップ係数計算部5によって
計算されたタップ係数A-1、A0、A1 およびB1、B2
は、それぞれ符号判定器39,40,41および42,
43に入力されてそれぞれの正負の符号が判定され、こ
のあと乗算器34,35,36および37,38によっ
てβ倍される。乗算器34〜38の出力は、減算器29
〜33によってタップ係数A-1、A0、A1 およびB1、B
2 から減算され、実際に用いる前方フィルタ1の抑圧タ
ップ係数(A-1)、(A0 )、(A1 )および後方フィルタ
2の抑圧タップ係数(B1)、(B2)として出力される。
今、リーケージ処理部6aの入力信号をCn 、出力信号
を(Cn )とすると、入出力関係は次の数式1で表され
る。
【0033】
【数1】(Cn )=Cn −βsignCn
【0034】数式1において、signはCn の符号によっ
て符号判定器39〜43によって決定される+1か−1
の値であり、Cn が正の符号を持つ場合には+1、負の
符号を持つ場合は−1として決定される。またβの値
は、0よりも大きくCn の絶対値よりは小さい0〈β
〈|Cn |の範囲で、かつ前方フィルタ1および後方フ
ィルタ2に供給すべき抑圧タップ係数(A-1)、(A0 )、
(A1 )及び(B1)、(B2)に対する減少制御の抑圧が速
すぎることも遅すぎることもなく行われ、これらタップ
係数の減少制御動作を安定に保つ条件をシステムの設計
諸元に基づいて予め策定して決定される。
【0035】このようにして、予め決定されたβと入力
n による常数βsignCn を減算器29〜33によって
入力信号Cn から減算することにより、Cn 入力毎に絶
対値が一定の値だけ減算された出力(Cn )が得られ
る。これが抑圧タップ係数(A-1)、(A0 )、(A1 )お
よび(B1)、(B2)であり、このようなタップ係数に対す
る減少制御動作によって、前方フィルタ1および後方フ
ィルタ2のタップ係数の絶対値が常時零に収束する方向
に減少制御されることになる。
【0036】図3はリーケージ処理部の第2の構成例を
示すブロック図である。図3のリーケージ処理部6b
は、乗算器44〜48を備えてなる。タップ係数計算部
5によって計算されたタップ係数A-1、A0、A1 および
1、B2 は、それぞれ乗算器44,45,46および4
7,48によってγ倍され、前方フィルタ1の抑圧タッ
プ係数(A-1)、(A0 )、(A1 )および後方フィルタ2
の抑圧タップ係数(B1)、(B2)として出力される。リー
ケージ処理部6bの入力信号をCn 、出力信号を(C
n )とすると、入出力関係は次の数式2で表される。
【0037】
【数2】(Cn )=γ・Cn
【0038】数式2において、γの値は0よりも大きく
1よりも小さい0〈β〈1の範囲で、かつ前方フィルタ
1および後方フィルタ2に供給すべき抑圧タップ係数
(A-1)、(A0 )、(A1 )および(B1)、(B2)に対する
増大抑圧が速すぎることも遅すぎることもなく行われ、
これらタップ係数の減少制御動作を安定に保つ条件をシ
ステムの設計諸元に基づいて予め策定して決定される。
【0039】このようにして、入力信号を予め決定され
た常数γ倍することによって絶対値が一定の割合γだけ
入力Cn を受ける毎に抑圧された出力信号を得ることが
でき、この動作によって前方フィルタ1と後方フィルタ
2のタップ係数は常時絶対値が零に収束する方向に制御
されることとなる。
【0040】このようなタップ係数の零収束減少制御を
受けることにより、変調干渉波が急激に無くなった場合
にタップ係数計算部5によるタップ係数の制御が行われ
なくなって、タップ係数計算部5の出力が一定値に固定
されてしまうと、リーケージ処理部6によって前方フィ
ルタ1および後方フィルタ2のタップ係数が零に収束さ
れることになる。この動作によって、変調波干渉成分が
存在しない状態にあっても行われる不要な前方フィルタ
1のノッチフィルタ処理によるBERの劣化を抑圧する
ことができ、かつ以前補償していた変調波干渉成分とは
異なった周波数の変調波干渉成分の到来に対して干渉補
償器の動作が不安定となってタップ係数値が発散するこ
とを抑圧することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィジタル無線通信システムの通信回線における変調波干
渉成分による品質劣化を補償する干渉補償器において、
変調波干渉成分に対してノッチフィルタとして動作する
前方フィルタと、この前方フィルタによる信号劣化を補
償する後方フィルタとを構成するトランスバーサルフィ
ルタのフィルタ係数の絶対値を常時零に収束させるよう
に減少させる方向の制御を行うことにより、変調波干渉
成分の不在時の不要な前方フィルタのフィルタリングに
よるBERの劣化を著しく抑圧することができ、またた
異なる周波数の変調干渉波が新たに発生しても動作が不
安定となってタップ係数の値が発散することを大幅に改
善することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の干渉補償器の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1のリーケージ処理部6の第1の構成例を示
すブロック図である。
【図3】図1のリーケージ処理部6の第2の構成例を示
すブロック図である。
【図4】従来の干渉補償器の代表的構成を示すブロック
図である。
【図5】図4の前方フィルタ1の代表的構成を示すブロ
ック図である。
【図6】図4の後方フィルタ2の代表的構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図1の信号判定部4の代表的構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】図1のタップ係数計算部5の代表的構成を示す
ブロック図である。
【図9】図(a)は図1および図4における入力信号S
の周波数スペクトルの一例を示す図であり、図(b)は
前方フィルタ1の周波数特性を示す図である。
【符号の説明】
1 前方フィルタ 2 後方フィルタ 3 加算器 4 信号判定部 5 タップ係数計算部 6,6a,6b リーケージ処理部 7,8 遅延器 9〜11 乗算器 12 加算器 13 遅延器 14,15 乗算器 16 加算器 17 減算器 18 信号判定器 19〜23 相関器 24〜28 積分器 29〜33 減算器 34〜38 乗算器 39〜43 符号判定器 44〜48 乗算器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の各構成を備え、ディジタル無線通信
    システムの通信回線を介して受信した入力の含む変調波
    干渉成分の影響を補償することを特徴とする干渉補償
    器。 (イ)変調波を復調した復調ベースバンドディジタル信
    号を入力とし、この入力の含む変調波干渉成分を除去す
    る特性を有するトランスバーサルフィルタによる判定帰
    還型等化器としての前方フィルタ (ロ)前記前方フィルタの出力と加算し、前記前方フィ
    ルタのフィルタリング処理によって生ずる信号成分の歪
    を補償する特性を付与したトランスバーサルフィルタに
    よる判定帰還型等化器としての後方フィルタ (ハ)前記前方フィルタと前記後方フィルタの出力とを
    加算し、前記前方フィルタによる信号成分の歪を補正し
    た出力を得る加算器 (ニ)前記加算器の出力を入力とし、この入力のレベル
    を判定してビット単位で表現した判定信号として送出す
    るとともに前記判定信号と前記入力との差を誤差信号と
    して送出する信号判定部 (ホ)前記前方フィルタおよび前記後方フィルタそれぞ
    れの有するトランスバーサルフィルタの入力信号に所定
    形式による遅延を与えた遅延信号を提供されるとともに
    前記信号判定部からは前記誤差信号および前記判定信号
    を提供されて前記前方フィルタおよび前記後方フィルタ
    それぞれのトランスバーサルフィルタのタップ係数を計
    算して出力するタップ係数計算部 (ヘ)前記タップ係数計算部の出力するタップ係数を受
    け、このタップ係数の絶対値を最終的には零に収束させ
    る方向の減少制御を行いつつ前記前方フィルタおよび前
    記後方フィルタに供給することにより、前記復調ベース
    バンドディジタル信号が前記変調波干渉成分を含まない
    場合には不要となる前記前方フィルタおよび前記後方フ
    ィルタのフィルタリング処理によるビットエラーレート
    の増大を抑圧せしめるリーケージ処理部
  2. 【請求項2】 前記前方フィルタは、そのトランスバー
    サルフィルタの中央タップを基準タップとした構成を有
    するものであることを特徴とする請求項1記載の干渉補
    償器。
  3. 【請求項3】 前記前方フィルタおよび前記後方フィル
    タは、それぞれのトランスバーサルフィルタの入力信号
    それ自体と、前記それぞれの入力信号が前記それぞれの
    トランスバーサルフィルタの構成要素たる単位遅延素子
    を通る毎に単位遅延量を累加して受けながらタップ毎に
    送出される遅延入力信号とを含むものを前記遅延信号と
    して送出するものであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の干渉補償器。
  4. 【請求項4】 前記リーケージ処理部は、前記前方フィ
    ルタおよび前記後方フィルタそれぞれのトランスバーサ
    ルフィルタに供給すべきタップ係数の減少制御を、前記
    タップ係数Cn を入力する毎に前記タップ係数Cn と同
    一符号を有し、かつ前記減少制御を安定に保つ条件の下
    で予め設定した第1の定数α=βsign(Cn)(0〈β
    〈|Cn |、signはCn が+のとき1、−のときは−
    1)を前記タップ係数Cn から減じつつ前記タップ係数
    の絶対値を零に収束させる方向の制御としたものである
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の干渉補償
    器。
  5. 【請求項5】 前記リーケージ処理部は、前記前方フィ
    ルタおよび前記後方フィルタそれぞれのトランスバーサ
    ルフィルタのタップ係数の減少制御を、前記タップ係数
    n を入力する毎に前記タップ係数Cn を前記減少制御
    を安定に保つ条件の下で予め設定した第2の定数γ(0
    〈γ〈1)倍しつつ前記タップ係数の絶対値を零に収束
    させる方向の制御としたものであることを特徴とする請
    求項1,2,3又は4記載の干渉補償器。
  6. 【請求項6】 前記前方フィルタは、そのトランスバー
    サルフィルタを前記変調波干渉成分のみ通過を抑圧する
    特性のノッチフィルタとした構成を有するものであるこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の干
    渉補償器。
JP7034268A 1995-01-31 1995-01-31 干渉補償器 Pending JPH08213943A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7034268A JPH08213943A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 干渉補償器
US08/594,578 US5661753A (en) 1995-01-31 1996-01-31 Decision feedback equalizer having leaky tap gain controllers

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7034268A JPH08213943A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 干渉補償器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08213943A true JPH08213943A (ja) 1996-08-20

Family

ID=12409424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7034268A Pending JPH08213943A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 干渉補償器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5661753A (ja)
JP (1) JPH08213943A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429898B1 (ko) * 2001-11-16 2004-05-03 한국전자통신연구원 특정 대역에서의 주파수 왜곡을 선택적으로 보상하는인버스 싱크 필터 및 그 방법
JP2004336707A (ja) * 2003-05-06 2004-11-25 Northrop Grumman Corp イコライザ・システム
JP2008227980A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Nec Corp ディジタル遅延等化器、その乗数係数決定方法及び制御プログラム
JP2010041450A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Nec Electronics Corp 適応等化器、適応等化方法、及び、適応等化プログラム
US8437386B2 (en) 2007-03-12 2013-05-07 Skype Communication system

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2251004T3 (es) * 1996-04-04 2006-04-16 Siemens Aktiengesellschaft Procedimiento para parametrizacion de un equipo de receptor, asi como el correspondiente equipo receptor y estacion de radio.
US6163572A (en) * 1998-04-29 2000-12-19 Nortel Networks Limited Method of reducing coefficient leakage noise introduced to an equalizer during steady state operation
US6920333B2 (en) * 2002-09-12 2005-07-19 George L. Yang Decision feedback equalizer with embedded coherent signal combiner
DE10251288B4 (de) * 2002-11-04 2005-08-11 Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale Equalizerschaltung mit Kerbkompensation für einen Direktmischempfänger
US7599431B1 (en) * 2004-11-24 2009-10-06 Xilinx, Inc. Combined decision feedback equalization and linear equalization
DE102007022978A1 (de) 2007-05-15 2008-11-20 Atmel Germany Gmbh Korrelationsvorrichtung

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59219035A (ja) * 1983-05-26 1984-12-10 Toshiba Corp 自動等化器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3992616A (en) * 1975-06-24 1976-11-16 Honeywell Inc. Receiver equalizer apparatus
JP2616152B2 (ja) * 1990-06-15 1997-06-04 日本電気株式会社 自動等化器
FR2680618B1 (fr) * 1991-08-19 1993-11-19 Sgs Thomson Microelectronics Sa Procede et circuit d'adaptation de coefficient dans un egaliseur de modem.
US5398259A (en) * 1992-07-01 1995-03-14 Nec Corporation Decision-feedback equalizer for cancelling CW interference
JP2720721B2 (ja) * 1992-08-21 1998-03-04 日本電気株式会社 変復調装置
US5440583A (en) * 1992-08-24 1995-08-08 Nec Corporation Decision feedback equalizer with second-order recursive filter controlled with two feedback coefficients

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59219035A (ja) * 1983-05-26 1984-12-10 Toshiba Corp 自動等化器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429898B1 (ko) * 2001-11-16 2004-05-03 한국전자통신연구원 특정 대역에서의 주파수 왜곡을 선택적으로 보상하는인버스 싱크 필터 및 그 방법
JP2004336707A (ja) * 2003-05-06 2004-11-25 Northrop Grumman Corp イコライザ・システム
US8437386B2 (en) 2007-03-12 2013-05-07 Skype Communication system
JP2008227980A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Nec Corp ディジタル遅延等化器、その乗数係数決定方法及び制御プログラム
JP2010041450A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Nec Electronics Corp 適応等化器、適応等化方法、及び、適応等化プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US5661753A (en) 1997-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7120193B2 (en) Decision feedback equalizer with dynamic feedback control
JP2762836B2 (ja) 干渉波除去装置
JP2541503B2 (ja) 干渉波除去装置
JP2669393B2 (ja) 干渉波除去装置
JPH08213943A (ja) 干渉補償器
US7561617B1 (en) Channel monitoring and identification and performance monitoring in a flexible high speed signal processor engine
US20050232347A1 (en) Apparatus and method for noise enhancement reduction in an adaptive equalizer
JPH08237520A (ja) テレビジョン信号等化装置
JPH05218915A (ja) 交差偏波干渉補償装置
JPH09186634A (ja) データ受信装置
US5303264A (en) Adaptive equalizer using recursive least-squares algorithm and method therefor
EP0122637B1 (en) Automatic adaptive equalizer
JP4294455B2 (ja) 受信機
JP2616152B2 (ja) 自動等化器
EP1931063A2 (en) On-channel repeater
JP3396318B2 (ja) 自動等化器
US20050123035A1 (en) Multipath elimination filter
KR100262961B1 (ko) 결정 궤환 재귀 신경망을 이용한 등화 장치및 방법
US11456895B2 (en) Channel estimation method
KR100480881B1 (ko) 에러궤환을 이용한 블라인드 적응결정 궤환 등화기
KR100623064B1 (ko) 선형 등화기와 비선형 등화기를 결합한 적응형 등화 시스템및 방법
JP4610944B2 (ja) 自動利得制御装置
KR100767692B1 (ko) 등화기
JP2982501B2 (ja) 干渉波除去装置
JP3224557B2 (ja) モデム装置