JPH0821329A - 燃料噴射ポンプ - Google Patents

燃料噴射ポンプ

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Publication number
JPH0821329A
JPH0821329A JP15756394A JP15756394A JPH0821329A JP H0821329 A JPH0821329 A JP H0821329A JP 15756394 A JP15756394 A JP 15756394A JP 15756394 A JP15756394 A JP 15756394A JP H0821329 A JPH0821329 A JP H0821329A
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JP
Japan
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plunger
fuel
curved surface
rotor
roller
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JP15756394A
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English (en)
Inventor
Zenichiro Kato
善一郎 加藤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はカムリングのカムに応じて摺動する
ローラシュー及びプランジャが各ガイド孔に対して傾い
てもプランジャが作動不可状態とならないよう構成され
た燃料噴射ポンプを提供することを目的とする。 【構成】 燃料噴射ポンプ10は、駆動軸70と同一の
軸線上に延在するようハウジング11内に回転自在に挿
入されたロータ90が回転駆動されるとともに、燃料を
加圧してエンジンに供給する。ロータ90のガイド孔1
05に挿入されたプランジャ98は、カムリング110
のカムを摺動するローラ99を保持するローラシュー9
8の往復動により、ポンプ室91に燃料を吸引して加圧
する。ローラシュー98は内側端面に凸状曲面106が
形成され、プランジャ96は外側端面に凸状曲面106
が当接する凹状曲面107が形成されている。凸状曲面
106の曲率半径は凹状曲面107の曲率半径より小さ
く設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料噴射ポンプに係り、
特にディーゼル機関の燃料噴射ポンプに好適な燃料噴射
ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディーゼル機関の燃料噴射ポ
ンプの一種として、インナカム式分配型燃料噴射ポンプ
が知られている。この方式の噴射ポンプは、内周面にカ
ムを有するカムリングと、カムリングの内側で半径方向
に摺動可能に設けられカムリングのカムに摺接するロー
ラを回転可能に保持するローラシュー(ローラ保持部
材)と、ローラシューの内側で回転駆動されるロータ
と、ロータの半径方向に摺動可能に設けられローラシュ
ーの半径方向の摺動動作により燃料を吸引又は吐出させ
る方向に駆動されるプランジャとを有する構成である。
【0003】そして、この噴射ポンプは、ロータが回転
駆動されるとともに、ローラシューに保持されたローラ
がカムリングのカムを通過し、カム形状に応じてロータ
内に挿入されたプランジャがローラシューの押圧されて
往復動することにより加圧した燃料をエンジンの燃焼室
に噴射するようになっている。
【0004】このように、ローラシュー及びプランジャ
は、回転防止のため横断面形状が四角形となっており、
カムリングのカム形状に応じて往復動するため、ローラ
シューの側面とローラシューが挿入された四角形のガイ
ド孔との間には僅かなクリアランスが設けられ、プラン
ジャの側面とプランジャが挿入されたガイド孔との間に
も僅かなクリアランスが設けられている。
【0005】ところが、ローラシュー及びプランジャが
各ガイド孔に対して僅かに傾いて往復動することがあ
り、且つ、互いに当接するローラシュー及びプランジャ
の端面が平面になっている。そのため、ローラシュー又
はプランジャが各ガイド孔に対して傾むくと、プランジ
ャは端部の中心ではなく周縁角部がローラシューに当接
することになる。即ち、プランジャの外側端面は周縁角
部がローラシューの内側端面に当接することになり、プ
ランジャの内側端面は燃料を加圧した際の反力を端面中
央(プランジャの軸芯上)で受けることになる。
【0006】従って、ローラシューによる押圧力の作用
位置と燃料を加圧した際の反力の作用位置とがずれてい
るため、プランジャを軸線に対して揺動させようとする
偶力が作用する。これにより、プランジャはガイド孔の
内壁に強く擦られて焼き付いてしまうことがある。
【0007】このような課題を解決するため、特開昭4
8−72519号公報に記載された燃料噴射ポンプがあ
る。この公報の燃料噴射ポンプでは、ローラシューの端
面が凸状曲面とされ、ローラシューが傾いてもプランジ
ャの中央にローラシューの凸状曲面が当接する構成とな
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報の
燃料噴射ポンプでは、プランジャに当接するローラシュ
ーの端面を凸状の曲面にしてローラシューが傾いても両
部材の接点を軸線近傍に位置させてプランジャに与える
偶力を小さくする構成であるが、ローラシューが当接す
るプランジャの端面が平面であるため、プランジャ両端
に作用する偶力の軸方向の作用点間距離がプランジャの
全長と同一であり、その分プランジャが傾いた際の軸線
と直交する方向の分力によるモーメントが大きく作用す
ることになる。
【0009】そのため、プランジャが傾くとローラシュ
ーの端面を凸状曲面に形成しても上記のように大きなモ
ーメントがプランジャに作用して、軸線に対して直交す
る方向の力がプランジャに作用することになり、その結
果プランジャの側面がガイド孔の内壁に強く擦られて焼
き付いてしまうおそれがあった。
【0010】そこで、本発明は、上述の点に鑑みてなさ
れたものであり、ローラシュー及びプランジャが各ガイ
ド孔に対して傾いてもプランジャが作動不可状態となら
ないことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、内周面にカム
を有するカムリングと、該カムリングの内側で半径方向
に摺動可能に設けられ該カムリングのカムに摺接するロ
ーラを回転可能に保持するローラ保持部材と、該ローラ
保持部材の内側で回転駆動されるロータと、該ロータの
半径方向に摺動可能に設けられ該ローラ保持部材の半径
方向の摺動動作により燃料を吸引又は吐出させる方向に
駆動されるプランジャとを有し、該ロータが回転駆動さ
れるとともに燃料を加圧してエンジンに供給する燃料噴
射ポンプにおいて、前記ローラ保持部材の内側端面に凸
状曲面を形成し、且つ、前記プランジャの外側端面に該
凸状曲面が当接する凹状曲面を形成し、少なくとも前記
凹状曲面に当接する前記凸状曲面の曲率半径を前記凹状
曲面の曲率半径より小さく設定したことを特徴とする。
【0012】
【作用】ローラ保持部材の内側端面に凸状曲面を形成
し、且つ、プランジャの外側端面に凹状曲面を形成する
とともに、凸状曲面の曲率半径を凹状曲面の曲率半径よ
り小さく設定することにより、プランジャの両端面に作
用する偶力の作用点間距離をプランジャの全長よりも小
さくできるので、その分プランジャが傾むいた際の軸線
と直交する方向の分力によるモーメントが小さく抑える
ことができ、プランジャの側面がガイド孔の内壁に擦ら
れる力を緩和してプランジャが動作不能になることを防
止するとともに、プランジャの側面のガイド面の面積を
確保して摺動安定性を維持できる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である燃料噴射ポ
ンプ10の全体構成を表す正面断面図を示す。
【0014】同図においてハウジング11は、燃料噴射
ポンプ10の本体であり、その内部には、燃料噴射ポン
プ10の各機能部品を収納し、かつ燃料が充填される燃
料室12を備えている。
【0015】また、ハウジング11には、それぞれ燃料
室12の所定位置に連通するオーバーフローバルブ2
0、スピルバルブ30、燃料還流バルブ40、アキュム
レータ50、及びコンスタントプレッシャバルブ60が
配設されている。
【0016】オーバーフローバルブ20は、燃料室12
内が過剰圧力となるのを防止するバルブであり、ボール
弁22、及びスプリング24からなる逆止弁を備え、燃
料室12内に燃料が過剰供給された場合に、その過剰分
を燃料タンク(図示せず)に還流させる。尚、本実施例
においては、その開弁圧を0.8kg/cm2程度に設定して
いる。
【0017】スピルバルブ30は、電磁コイル31の発
する電磁力により弁体32を開閉させる電磁弁であり、
後述する燃料還流バルブ40及び燃料吸入ギャラリ17
と、後述する燃料漏出通路103との導通を制御する。
【0018】このスピルバルブ30の弁体32は、スプ
リング33によって上方に向けて付勢されると共に、そ
の上端は、電磁コイル31の発する電磁力を伝達するロ
ッド34、及びスプリング35に付勢されるストッパ3
6に規制されている。
【0019】一方、弁体32とその弁座37は、弁体3
2が弁座37に着座している場合、すなわちスピルバル
ブ30が閉弁している場合には、弁体32の側面にのみ
油圧が作用し、また、弁体32が弁座37から離座して
いる場合、すなわちスピルバルブ30が開弁している場
合には、弁体32の先端部にも油圧が作用するように構
成されている。
【0020】すなわち、電磁コイル31が電磁力を発生
し、ロッド34が弁体32を押圧すると、弁体32に
は、ロッド34の押圧力、及びスプリング35の付勢力
が閉弁方向に作用し、その結果スプリング33の付勢力
に抗して弁体32が変位してスピルバルブ30が閉弁状
態となる。
【0021】そして、ロッド34の押圧力が消滅する
と、スプリング33の付勢力がスプリング35の付勢力
に抗して弁体32を開弁方向に変位せしめ、スピルバル
ブ30が開弁状態となる。この際、弁体32の先端に
は、弁体32を開弁方向に押圧する油圧が作用するた
め、その油圧が高圧であるほどスピルバルブ30におい
て大きな開弁度が確保されることになる。
【0022】燃料還流バルブ40は、スピルバルブ30
開弁時において燃料漏出通路から漏出された燃料を適当
に減圧して燃料タンクに還流させるべく設けられたバル
ブであり、上述したオーバーフローバルブ20と同様
に、ボール弁42、及びスプリング44からなる逆止弁
で構成されている。
【0023】また、アキュムレータ50は、燃料吸入ギ
ャラリ17内における燃料圧力の脈動を吸収すべく配設
されたものであり、燃料吸入ギャラリ17に連通する燃
料室の圧力変動に応じて変位するピストン52、及びピ
ストン52を付勢するスプリング54を備えている。
【0024】コンスタントプレッシャバルブ60は、後
述するハウジング11内の燃料流出ポート102と、内
燃機関の各気筒に設けられた燃料噴射バルブとの間に設
けられるバルブであり、燃料流出ポート102の内圧が
所定圧力を越えて高圧となると、燃料噴射バルブに向け
てその圧力で燃料を流通させ、かつ燃料流出ポート10
2の内圧が所定圧力以下となっても、燃料噴射バルブ側
の圧力を所定圧力に保つ機能を有している。
【0025】また、ハウジング11の燃料室12には、
内燃機関のクランクシャフトの1/2の回転速度で回転
する駆動軸70、この駆動軸70の回転力を駆動源とし
て燃料のフィードを行うベーン式燃料フィードポンプ
(以下、単にフィードポンプと称す)80、駆動軸70
と共に回転するロータ90、ロータ90の細径部が嵌挿
されるシリンダ100、及びロータ90の大径部の外周
を取り囲むカムリング110が組み込まれている。
【0026】駆動軸70は、ハウジング11の端部付近
に配設されるブッシュ13、及びハウジング11内部に
配設されるベアリング14により、ハウジング11に対
して回転可能に保持されている。ここで、ブッシュ13
には、摺動抵抗の軽減を図るべく燃料を給油することと
しており、その端部にオイルシール18を配設すると共
に、燃料インレット15とブッシュ13とを連通すべく
油路16を設けている。
【0027】ここで、駆動軸70には、その外周上に所
定間隔毎に設けられた複数の突起121を備えるパルサ
120が嵌挿されており、一方、カムリング110に
は、駆動軸70とともに回転するパルサ120の突起1
21の近接・離間をパルス信号に変換する回転角センサ
122が固定されている。
【0028】上記駆動軸70とロータ90とは結合され
ており、駆動軸70の回転がロータ90に伝達されるよ
うになっている。従って、ロータ90は駆動軸70と一
体的に回転する。
【0029】上記構成の燃料噴射ポンプ10において
は、回転角センサ122が発するパスル数をカウントす
ることで、カムリング110に対する駆動軸70の回転
角、すなわちカムリング110に対するロータ90の回
転角を検出することが可能である。
【0030】フィードポンプ80は、ハウジング11に
固定される外壁81と、複数のベーン82を備える回転
子83とからなるベーン式ポンプである。すなわち、燃
料インレット15に連通して設けられた吸入口84から
吸い込まれた燃料は、回転子83の回転に伴ってベーン
82により昇圧され、所定位置に設けられた燃料吐出口
85から吐出される。
【0031】ロータ90は、駆動軸70と結合された状
態で、シリンダ100のシリンダ孔100a内に回転可
能に嵌挿されている。従って、シリンダ孔100aはロ
ータ90を回転自在に軸承する軸受としても機能する。
【0032】ここで、ロータ90は、その大径部にポン
プ室91を、また細径部に燃料吸入口92と燃料吐出口
93とを連通する第1の燃料通路94、及び燃料吸入口
92とポンプ室91とを連通する第2の燃料通路95を
有している。
【0033】また、ポンプ室91には、ロータ90の径
方向に摺動し得る複数のプランジャ(本実施例において
は4つ)96a〜96dが挿入されている。又、上記燃
料吐出口93には、軸方向にオフセットした位置におい
てロータ90外周を取り巻いて設けられた環状溝97が
連通されている。
【0034】一方、シリンダ100には、フィードポン
プ80の燃料吐出口85と外部配管(図示せず)を介し
て連通される燃料吸入ギャラリ17とシリンダ100内
周とを連通する燃料供給ポート101と、一端がその外
周において上述のコンスタントプレッシャバルブ60に
連通し、他端がシリンダ100の内周に開口する複数の
燃料流出ポート102が設けられている。
【0035】ここで、各燃料吸入ポート101は、それ
ぞれ内燃機関の各気筒に対応して設けられたポートであ
り、ロータ90が内燃機関の回転角に同期して回転する
際に、内燃機関の回転角に対応して燃料吸入ギャラリ1
7をロータ90の燃料吸入口92に連通し、また特定気
筒に配設されたコンスタントプレッシャバルブ60に対
して燃料吐出口93を連通させる。
【0036】シリンダ100には、ロータ90に設けら
れた環状溝97と、スピルバルブ30とを連通する漏出
通路103が設けられている。ここで、環状溝97は、
上述の如くロータ90の全周に渡って設けられた溝であ
る。従って、環状溝97とスピルバルブ30とは、ロー
タ90の回転角に関わらず、常に連通した状態が形成さ
れる。
【0037】以下、図1中II−II断面に相当する図2を
参照して、ポンプ室91周辺の構成について説明する。
すなわち、本実施例の燃料噴射ポンプ10は、ロータ9
0に挿入された4つのプランジャ96a〜96dを、カ
ムリング110に設けたカムで駆動することで燃料の昇
圧を図るポンプである。
【0038】ここで、本実施例の燃料ポンプ10は、6
気筒式内燃機関に対応したものであるため、カムリング
110には、図2に示すように等間隔で6つのカム11
0a〜110fが設けられており、また、4つのプラン
ジャ96a〜96dは、全てのプランジャ96a〜96
dに同時にリフトが生ずるようにその位置が設計されて
いる。つまり、プランジャ96a〜96dは、カム11
0a〜110fを通過する際にロータ90の中心軸に向
かって摺動する圧縮行程を行い、カム110a〜110
fを通過した後にロータ90の外側に向かって摺動する
吸引行程を行う。
【0039】また、各プランジャ96a〜96dの外周
側端部には、カムリング110のカム110a〜110
fによって与えられるカムリフトを、円滑にプランジャ
96a〜96dに伝達すべく、ローラシュー(ローラ保
持部材)98a〜98d、及びこのローラシュー98a
〜98dに保持されるローラ99a〜99dが配設され
ている。尚、プランジャ96a〜96d及びローラシュ
ー98a〜98dは、回転防止のため、横断面形状が四
角形に形成されている。
【0040】従って、カムリング110の内部でロータ
90が回転すると、ロータ90が一周する間に、プラン
ジャ96a〜96dは6回の往復運動を行うこととな
り、その往復運動でポンプ室91内の燃料を加圧するこ
ととすれば、ロータ90が1回転する間に、すなわち内
燃機関が2回転する間に、等回転角毎に6回の燃料昇圧
が図られることとなる。
【0041】この際、図1に示す燃料供給ポート101
と燃料吸入口92とは、プランジャ96a〜96dにカ
ムリフトが与えられていない状況下で連通する構成とさ
れている。また、燃料流出ポート102と燃料吐出口9
3とは、プランジャ96a〜96dにリフトが生ずる直
前に連通する構成とされている。
【0042】従って、ロータ90の回転に伴って、何れ
かの燃料供給ポート101と燃料吸入口92とが連通す
ると、プランジャ96a〜96dには遠心力とフィード
ポンプ80から供給される燃料圧力とが作用し、ポンプ
室91に燃料が吸入される。
【0043】そして、その後燃料供給ポート101と燃
料吸入口92との連通が遮断され、次いで燃料流出ポー
ト102と燃料吐出口93とが連通した状態でプランジ
ャ96a〜96dにリフトが生ずると、スピルバルブ3
0が閉弁していることを前提に、コンスタントプレッシ
ャバルブ60に対して高圧の燃料が供給されることにな
る。
【0044】ところで、プランジャ96a〜96dによ
る燃料の昇圧が行われる際に上述したスピルバルブ30
が開弁していると、ポンプ室91から圧送される燃料は
スピルバルブ30を介して燃料タンク等へ還流し、各気
筒に向けて高圧の燃料が供給されることがない。
【0045】すなわち、スピルバルブ30が存在しない
と仮定した場合、各気筒への燃料噴射時期は、カムリン
グ110に設けられたカムプロファイルによって一義的
に決定され、燃料噴射時期制御に関する自由度が著しく
失われた状態となる。
【0046】これに対して、本実施例の如くスピルバル
ブ30を有する構成においては、ポンプ室91において
昇圧が開始されても、上記の如くスピルバルブ30が開
弁している限りは燃料噴射が行われず、この意味で、ス
ピルバルブ30を開弁状態から閉弁状態に切り換える時
期を制御することで燃料噴射開始時期を、その後再びス
ピルバルブ30を開弁する時期を制御することで燃料噴
射終了時期を、それぞれ精度よく制御することが可能で
ある。
【0047】本実施例においてロータ90に環状溝97
を設け、シリンダ100に燃料漏出通路103を設け、
更に燃料漏出通路103の導通を制御するスピルバルブ
30を設けたのは、上述の如き燃料噴射時期制御を実現
するためである。
【0048】この場合において、燃料噴射終了時期を精
度良く制御するためには、スピルバルブ30の開弁時に
おける漏出能力は高いほど有利である。
【0049】ところで、スピルバルブ30を用いて高圧
燃料の漏出を図る場合、漏出時における燃料の慣性効果
により、ロータ90内に設けられた第1及び第2通路9
4、95の内圧が負圧化する場合がある。そして、これ
らの通路の内圧が負圧となると、プランジャ96a〜9
6dのストロークに対する燃料の圧送量の関係が変化
し、燃料噴射量の制御精度の悪化を伴う。
【0050】本実施例において、スピルバルブ30を介
して漏出される燃料の一部を燃料吸入ギャラリ17に還
流させ、かつ燃料吸入ギャラリ17に連通してアキュム
レータ50を設けているのは、かかる弊害を有効に除去
するためである。
【0051】すなわち、本実施例の燃料噴射ポンプ10
においては、上記の如き構成を採用していることから、
燃料漏出時における慣性効果により過剰な燃料漏出が行
われたとしても、その一部が燃料吸入ギャラリ17の内
圧を昇圧させるべく作用し、更に漏出燃料が還流される
ことによる内圧の脈動はアキュムレータ50によって適
切に吸収されるため、次回の燃料吸入時には十分な量の
燃料を安定して吸入することが可能である。
【0052】また、本実施例の燃料噴射ポンプ10は、
ハウジング11に対するカムリング110の固定角を可
変とするタイマ装置130を備えている。すなわち、カ
ムリング110は、ハウング11に対して回転可能に組
み付けられており、更に図2に示す如く、タイマピスト
ン131,132に挟持されるロッド133に固定され
ている。
【0053】ここで、タイマピストン131、132
は、タイマ装置130に、その内部を摺動可能に挿入さ
れたピストンであり、図2中、タイマピストン131の
右側にはフィードポンプ80の燃料吐出口85に連通す
る高圧室134が、タイマピストン132の左側にはフ
ィードポンプ80の燃料吸入口84に連通する低圧室1
35がそれぞれ形成されている。
【0054】また、低圧室135には、タイマピストン
132を図2中右方へ付勢するスプリング136が配設
され、高圧室134と低圧室135とは、図1に示す電
磁弁140により導通が制御される外部配管によって連
通されている。この場合、高圧室134と低圧室135
との差圧に応じてカムリング110が回転することとな
り、本実施例においては、電磁弁140の開閉弁をデュ
ーティー制御することで、所望の回転角に制御してい
る。
【0055】かかる構成とすることで、ロータ90の回
転角、すなわち内燃機関の回転角に対するプランジャ9
6a〜96dのリフト特性を変更することが可能であ
り、従って、燃料噴射時期制御に関する自由度を更に拡
大することが可能であり、制御性に優れた燃料噴射ポン
プが実現されることになる。
【0056】次に図3及び図4を併せ参照して本発明の
要部の構成について説明する。
【0057】本実施例では、前述したように、ロータ9
0に挿入された4つのプランジャ96a〜96dと、ロ
ーラシュー98a〜98dと、ローラ99a〜99dと
がカムリング110の内側に設けられている。この4つ
のプランジャ駆動機構は、夫々同一な構成であるので、
以下「a〜d」の符号を省略して説明する。
【0058】図3中、ローラ99を回転自在に保持する
ローラシュー98は、ロータ90の半径方向に穿設され
た第1ガイド孔104に摺動自在に挿入され、プランジ
ャ96はガイド孔104と同軸となるように半径方向に
穿設された第2ガイド孔105に摺動自在に挿入されて
いる。
【0059】ローラ99がカムリング110のカム11
0a〜110fを通過する際に、ローラシュー98がス
ムーズに摺動できるようにするため、第1ガイド孔10
4の横方向の幅寸法は、ローラシュー98の横幅寸法よ
り僅かに大とされている。従って、第1ガイド孔104
の横幅寸法とローラシュー98の横幅寸法との間には、
僅かなクリアランスSaが形成されている。
【0060】又、ローラシュー98が摺動する際、ロー
ラシュー98に押圧されたプランジャ96がスムーズに
摺動できるようにするため、第2ガイド孔105の横幅
寸法は、プランジャ96の横幅寸法より僅かに大とされ
ている。従って、第2ガイド孔105の横幅寸法とプラ
ンジャ96の横幅寸法との間には、僅かなクリアランス
Sbが形成されている。
【0061】そのため、ローラシュー98はクリアラン
スSaの範囲内で揺動可能に第1ガイド孔104に挿入
され、プランジャ96はクリアランスSbの範囲内で揺
動可能に第2ガイド孔105に挿入されている。
【0062】又、ローラシュー98は内側端面(図3で
は下側端面)に凸状曲面106が形成されている。この
凸状曲面106は、図4に拡大して示すように曲率半径
Raの円弧により形成された曲面を有する。
【0063】プランジャ96は、ローラシュー98の凸
状曲面106が当接する外側端面(図3では上側端面)
に凹状曲面107が形成されている。この凹状曲面10
7は、図4に拡大して示すように曲率半径Rbの円弧に
より形成された曲面を有する。
【0064】ここで、凸状曲面106の曲率半径Ra
は、凹状曲面107の曲率半径Rbよりも小さくなるよ
うに設定されている(Ra<Rb)。そのため、ローラ
シュー98の凸状曲面106は、プランジャ96の凹状
曲面107の全面に当接するのではなく、図4に示すよ
うに凸状曲面106及び凹状曲面107がガイド孔10
4,105の中心で垂直状態であれば、一部分がガイド
孔104,105の軸線O上で当接することになる。
【0065】このように、プランジャ96の外側端面に
は、凹状曲面107が形成されているため、軸線Oにお
ける凹状曲面107から内側端面(図3では下側端面)
までの軸方向(長手方向)の長さ寸法LAと周縁部にお
ける凹状曲面107から内側端面(図3では下側端面)
までの軸方向(長手方向)の長さ寸法LBとを比較する
とLA<LBとなる。
【0066】従って、プランジャ96の両端面に作用す
る偶力の作用点間距離LCがプランジャ96の全長LB
よりも小さくなりLC≒LA<LBとなるため、従来の
ように偶力の作用点間距離LC=LBの場合に比べて軸
線に直交する方向の分力によるモーメントが小さくなっ
ている。そのため、プランジャ96の側面をガイド孔1
05の内壁に押圧しようとするモーメントが減少する。
【0067】しかも、プランジャ96の側面の全長は従
来と同様な寸法LBが確保されているため、ガイド孔1
05を摺接するガイド面積が従来と同一となっている。
そのため、ガイド孔105を摺接するガイド面積が減少
していないので、プランジャ96は、安定してガイド孔
105内を摺動することができる。
【0068】図4に示すように、凸状曲面106及び凹
状曲面107がガイド孔104,105の中心で垂直状
態であるときは、ローラシュー98がプランジャ96を
圧縮方向に押圧する際の力Fの作用方向は、ガイド孔1
04,105の軸線Oと一致してロータ90の中心に向
かうことになる。この場合、プランジャ96及びローラ
シュー98は、ガイド孔105,104内で傾くことな
く垂直状態のまま摺動することができるので、スムーズ
に摺動してガイド孔105,104に焼き付くことがな
い。
【0069】ところが、プランジャ96及びローラシュ
ー98は、ガイド孔105,104に対してクリアラン
スSa,Sbを有する状態で挿入されているため、ガイ
ド孔105,104内で僅かに傾くことがある。
【0070】例えば、図5に示すように、ローラシュー
98がガイド孔104とのクリアランスSaにより僅か
に傾斜した状態を考えてみる。即ち、ローラシュー98
のみが軸線Oに対して角度α傾斜した場合、ローラシュ
ー98の凸状曲面106は、軸線Oより距離Laだけず
れた位置でプランジャ96の凹状曲面107に当接する
ことになる。
【0071】従って、ローラシュー98のみが傾斜した
場合、ローラシュー98がプランジャ96を圧縮方向に
押圧する際の力Fは、ガイド孔104,105の軸線O
から傾斜方向に距離Laだけずれた位置でプランジャ9
6の凹状曲面107に作用する。この場合、力Fの作用
位置が軸線Oから傾斜方向に距離Laだけずれることに
なるが、プランジャ96及びローラシュー98の端面が
平面とされた従来のようにプランジャ96の周縁部がロ
ーラシュー98の端部に当接する場合に比べてそのずれ
量が大幅に小さく、比較的軸線Oの近傍で力Fがプラン
ジャ96に作用する。
【0072】そのため、力Fのずれによりプランジャ9
6に偶力が生じても距離Laが小さいので、プランジャ
96が傾きにくくなる。しかも、前述したようにプラン
ジャ96の両端面に作用する偶力の作用点間距離LCが
LC≒LA<LBとなるため、従来のように偶力の作用
点間距離LC=LBの場合に比べてプランジャ96の軸
線と直交する方向の分力によるモーメントが小さくなっ
ている。よって、プランジャ96の側面をガイド孔10
5の内壁に押圧しようとするモーメントが減少する。
【0073】その結果、プランジャ96はローラシュー
98の傾斜に伴う揺動が抑制され、ガイド孔105の内
壁に強く擦られて焼き付いてしまうことが防止される。
【0074】又、図6に示すように、プランジャ96が
ガイド孔105とのクリアランスSbにより僅かに傾斜
した状態を考えてみる。即ち、プランジャ96のみが軸
線Oに対して角度β傾斜した場合、プランジャ96の凹
状曲面107は、軸線Oより距離Lbだけずれた位置で
ローラシュー98の凸状曲面106に当接することにな
る(Lb>La)。
【0075】従って、プランジャ96のみが傾斜した場
合、ローラシュー98がプランジャ96を圧縮方向に押
圧する際の力Fは、ガイド孔104,105の軸線Oか
ら傾斜方向に距離Lbだけずれた位置でプランジャ96
の凹状曲面107に作用する。この場合、力Fの作用位
置が軸線Oから傾斜方向に距離Lbだけずれることにな
るが、プランジャ96及びローラシュー98の端面が平
面とされた従来のようにプランジャ96の周縁部がロー
ラシュー98の端部に当接する場合に比べてそのずれ量
が大幅に小さく、比較的軸線Oの近傍で力Fがプランジ
ャ96に作用する。
【0076】そのため、力Fのずれによりプランジャ9
6に偶力が生じても距離Lbが小さいので、プランジャ
96はローラシュー98の押圧(偶力)による揺動が抑
制される。しかも、前述したようにプランジャ96の両
端面に作用する偶力の作用点間距離LCがLC≒LA<
LBとなるため、従来のように偶力の作用点間距離LC
=LBの場合に比べてプランジャ96の軸線と直交する
方向の分力によるモーメントが小さくなっている。よっ
て、プランジャ96の側面をガイド孔105の内壁に押
圧しようとするモーメントが減少する。
【0077】その結果、プランジャ96はローラシュー
98の傾斜に伴う揺動が抑制され、ガイド孔105の内
壁に強く擦られて焼き付いてしまうことが防止される。
【0078】又、図7に示すように、ローラシュー98
がガイド孔104とのクリアランスSaにより僅かに傾
斜するとともに、プランジャ96がガイド孔105との
クリアランスSbにより僅かに傾斜した状態を考えてみ
る。即ち、ローラシュー98が軸線Oに対して角度α傾
斜するとともに、プランジャ96が軸線Oに対して角度
β傾斜した場合、ローラシュー98の凸状曲面106
は、軸線Oより距離Lcだけずれた位置でプランジャ9
6の凹状曲面107に当接することになる(Lc>Lb
>La)。
【0079】従って、ローラシュー98及びプランジャ
96が傾斜した場合、ローラシュー98がプランジャ9
6を圧縮方向に押圧する際の力Fは、ガイド孔104,
105の軸線Oから傾斜方向に距離Lcだけずれた位置
でプランジャ96の凹状曲面107に作用する。この場
合、力Fの作用位置が軸線Oから傾斜方向に距離Lcだ
けずれることになるが、プランジャ96及びローラシュ
ー98の端面が平面とされた従来のようにプランジャ9
6の周縁部がローラシュー98の端部に当接する場合に
比べてそのずれ量が大幅に小さく、比較的軸線Oの近傍
で力Fがプランジャ96に作用する。
【0080】そのため、力Fのずれによりプランジャ9
6に偶力が生じても距離Lcが小さいので、プランジャ
96は偶力による揺動が抑制される。しかも、前述した
ようにプランジャ96の両端面に作用する偶力の作用点
間距離LCがLC≒LA<LBとなるため、従来のよう
に偶力の作用点間距離LC=LBの場合に比べてプラン
ジャ96の軸線と直交する方向の分力によるモーメント
が小さくなっている。よって、プランジャ96の側面を
ガイド孔105の内壁に押圧しようとするモーメントが
減少する。
【0081】その結果、プランジャ96はローラシュー
98の傾斜に伴う揺動が抑制され、ガイド孔105の内
壁に強く擦られて焼き付いてしまうことが防止される。
【0082】このように、ローラシュー98の内側端面
に凸状曲面106を形成し、且つ、プランジャ96の外
側端面に凹状曲面107を形成するとともに、凸状曲面
106の曲率半径Raを凹状曲面107の曲率半径Rb
より小さく設定することにより、ローラシュー98及び
プランジャ96が傾いてもプランジャ96が往復駆動さ
れる際に揺動すること抑制してプランジャ96が動作不
能になることを防止できる。
【0083】尚、上記凸状曲面106の曲率半径Ra及
び凹状曲面107の曲率半径Rbは、ローラシュー98
及びプランジャ96の傾き具合、即ちプランジャ96と
ガイド孔105とのクリアランスSa及びローラシュー
98とガイド孔104とのクリアランスSbによって適
宜設定されるので、特定の数値に限定する必要がない。
【0084】又、上記実施例では、凸状曲面106の曲
率半径Raを一定としたが、これに限らず、少なくとも
凹状曲面107に当接する部分が一定の曲率半径Raに
なっていれば良いので、例えば凸状曲面106を曲率半
径Raが徐々に変化するような放物線形状としても良
い。
【0085】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ローラ保
持部材の内側端面に凸状曲面を形成し、且つ、プランジ
ャの外側端面に凹状曲面を形成するとともに、凸状曲面
の曲率半径を凹状曲面の曲率半径より小さく設定するた
め、プランジャの両端面に作用する偶力の作用点間距離
をプランジャの全長よりも小さくでき、その分プランジ
ャが傾むいた際の軸線と直交する方向の分力によるモー
メントが小さく抑えることができる。従って、プランジ
ャの側面がガイド孔の内壁に擦られる力を緩和してプラ
ンジャが動作不能になることを防止するとともに、プラ
ンジャの側面のガイド面の面積を確保して摺動安定性を
維持できる。そのため、高圧に加圧された燃料を燃焼室
に安定供給することが可能となり、エンジンの出力を高
められるとともに、燃料供給動作の信頼性をより高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の燃料噴射ポンプの全体構成
を表す正面断面図である。
【図2】燃料噴射ポンプのポンプ室周辺の構成を表す側
面断面図である。
【図3】本発明の要部を拡大した縦断面図である。
【図4】ローラシュー及びプランジャが正常に当接した
状態を示す縦断面図である。
【図5】ローラシューのみが傾斜した状態を示す縦断面
図である。
【図6】プランジャのみが傾斜した状態を示す縦断面図
である。
【図7】ローラシュー及びプランジャが傾斜した状態を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 燃料噴射ポンプ 20 オーバーフローバルブ 30 スピルバルブ 40 燃料還流バルブ 50 アキュムレータ 60 コンスタントプレッシャバルブ 70 駆動軸 80 フィードポンプ 90 ロータ 91 ポンプ室 96(96a〜96d) プランジャ 98(98a〜98d) ローラシュー 99(99a〜99d) ローラ 100 シリンダ 101 燃料供給ポート 102 燃料流出ポート 104 第1ガイド孔 105 第2ガイド孔 106 凸状曲面 107 凹状曲面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面にカムを有するカムリングと、該
    カムリングの内側で半径方向に摺動可能に設けられ該カ
    ムリングのカムに摺接するローラを回転可能に保持する
    ローラ保持部材と、該ローラ保持部材の内側で回転駆動
    されるロータと、該ロータの半径方向に摺動可能に設け
    られ該ローラ保持部材の半径方向の摺動動作により燃料
    を吸引又は吐出させる方向に駆動されるプランジャとを
    有し、該ロータが回転駆動されるとともに燃料を加圧し
    てエンジンに供給する燃料噴射ポンプにおいて、 前記ローラ保持部材の内側端面に凸状曲面を形成し、且
    つ、前記プランジャの外側端面に該凸状曲面が当接する
    凹状曲面を形成し、 少なくとも前記凹状曲面に当接する前記凸状曲面の曲率
    半径を前記凹状曲面の曲率半径より小さく設定したこと
    を特徴とする燃料噴射ポンプ。
JP15756394A 1994-07-08 1994-07-08 燃料噴射ポンプ Pending JPH0821329A (ja)

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JP15756394A JPH0821329A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 燃料噴射ポンプ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013524095A (ja) * 2010-04-15 2013-06-17 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 高圧ポンプ
JP2015507130A (ja) * 2012-02-09 2015-03-05 デルファイ・インターナショナル・オペレーションズ・ルクセンブルク・エス・アー・エール・エル 燃料ポンプに関する改善

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