JPH08213211A - 避雷器 - Google Patents

避雷器

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Publication number
JPH08213211A
JPH08213211A JP1935795A JP1935795A JPH08213211A JP H08213211 A JPH08213211 A JP H08213211A JP 1935795 A JP1935795 A JP 1935795A JP 1935795 A JP1935795 A JP 1935795A JP H08213211 A JPH08213211 A JP H08213211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elements
electrode plates
varistor
varistor element
lightning arrester
Prior art date
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Pending
Application number
JP1935795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaname Matsui
要 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1935795A priority Critical patent/JPH08213211A/ja
Publication of JPH08213211A publication Critical patent/JPH08213211A/ja
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  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電耐量の高い避雷器を提供することを目的
としている。 【構成】 直列接続したバリスタ素子1,2の両端に、
傘状の電極板13,14を設け、その傘の頂部をバリス
タ素子1,2側に向けるとともに、バリスタ素子1,2
の直列接続体の厚みより僅かに長く、内径がバリスタ素
子1,2の外径より大きく、かつ傘状の電極板13,1
4の外径より小さい絶縁筒8を、バリスタ素子1,2の
外側に設けた構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧配電線路等に使用
する電気機器を瞬間的な過電圧から保護する避雷器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の避雷器について図面を参照
しながら説明する。
【0003】図2は従来の避雷器の断面図である。従来
この種の簡易形避雷器は図2に示すようなものであっ
た。図2において、1,2は円筒状のバリスタ素子で、
電圧に依存して抵抗値が変化する特性を有している。バ
リスタ素子1,2は直列に接続されている。3,4はバ
リスタ素子1,2の直列接続体の両端に設けられた金属
電極板で、中央部にバリスタ素子1,2の内径と同等の
孔を有している。5は絶縁ボルトで、6,7は金属製ナ
ットである。絶縁ボルト5はバリスタ素子1,2の孔お
よび金属電極板3,4の孔に挿入され、金属製ナット
6,7で絶縁ボルト5の両端を締めつけ、バリスタ素子
1,2と金属電極板3,4を固定している。
【0004】以上のように構成された簡易形避雷器につ
いて、以下その動作について説明する。まず、瞬間的な
過電圧が金属電極板3,4間に加わるとバリスタ素子
1,2にも瞬間的な過電圧が加わることになる。バリス
タ素子1,2に瞬間的な過電圧が加わると、バリスタ素
子1,2の抵抗値は急激に低下しサージ電流が流れ、過
電圧を吸収する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、避雷器の出荷梱包時や、避雷器を開閉
器や変圧器等の電気機器に取りつける際などに、バリス
タ素子1,2の側面に作業者の手が触れ、汗や汚れ等に
よりバリスタ素子1,2側面の絶縁性能が低下する恐れ
があった。バリスタ素子1,2側面の絶縁性能が低下す
ると、避雷器に瞬間的な過電圧が加わった場合、サージ
電流はバリスタ素子1,2の側面に集中して流れるた
め、放電耐量が極めて低くなるという問題点を有してい
た。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡略化された構造で放電耐量の高い簡易形避雷器を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、バリスタ素子と、前記バリスタ素子の両端
に設けた電極板とを備え、前記バリスタ素子の外側に、
内径が前記バリスタ素子の外径よりも大きい絶縁筒を設
けたものである。
【0008】
【作用】この構成によって、バリスタ素子の外側に絶縁
筒を配設しているため、避雷器の出荷梱包時や、避雷器
を開閉器や変圧器等の電気機器に取りつける際にも、バ
リスタ素子の側面に作業者の手が触れることがなく、バ
リスタ素子側面の絶縁性能が低下する恐れはない。その
ため、避雷器に瞬間的な過電圧が加わった場合、サージ
電流はバリスタ素子内部に均等に流れるため、放電耐量
を高くすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明における一実施例の避雷器につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0010】図1は、本発明における一実施例の避雷器
の断面図を示すものである。図1において1,2は円筒
状のバリスタ素子で、電圧に依存して抵抗値が変化する
特性を有している。バリスタ素子1,2は直列に接続さ
れている。13,14はバリスタ素子1,2の直列接続
体の両端に設けられた傘状の電極板である。傘状の電極
板13,14は、それぞれ開口部をバリスタ素子1,2
と反対方向にして設置されており、また傘状の電極板1
3,14の中央部にバリスタ素子1,2の内径と同等の
孔を有している。8は絶縁筒で、長さはバリスタ素子
1,2の直列接続体より僅かに長く、内径はバリスタ素
子1,2の外径より大きく且つ傘状の電極板13,14
の外径より小さな形状にしている。絶縁筒8はバリスタ
素子1,2の外側にバリスタ素子を保護するような位置
に配設されている。5は絶縁ボルトで、6,7は金属製
ナットである。絶縁ボルト5はバリスタ素子1,2の孔
および傘状の電極板13,14の孔に挿入され、金属製
ナット6,7で絶縁ボルト5の両端を締めつけ、バリス
タ素子1,2と傘状の電極板13,14を固定してい
る。
【0011】以上のように構成された避雷器について、
以下その動作について説明する。まず、瞬間的な過電圧
が傘状の電極板13,14間に加わるとバリスタ素子
1,2にも瞬間的な過電圧が加わることになる。バリス
タ素子1,2に瞬間的な過電圧が加わると、バリスタ素
子1,2の抵抗値は急激に低下しサージ電流が流れ、過
電圧を吸収する。バリスタ素子1,2の外側に絶縁筒8
を配設しているため、避雷器の出荷梱包時や、避雷器を
開閉器や変圧器等の電気機器に取りつける際にも、バリ
スタ素子1,2の側面に作業者の手が触れることがな
く、バリスタ素子1,2の側面の絶縁性能が低下する恐
れはない。そのため、避雷器に瞬間的な過電圧が加わっ
た場合、サージ電流はバリスタ素子1,2の内部に均等
に流れるため、放電耐量が低下することはない。
【0012】また、電極板13,14は、その傘の頂部
をバリスタ素子1,2側に向けているので、電極板13
と電極板14との間隔は、電極板13,14の外径ほど
長くなり、避雷器に瞬間的な過電圧が加わった場合で
も、バリスタ素子1,2の破壊を極力防ぐことができ
る。
【0013】さらに、本実施例では、電極板13,14
の形状は傘状の形状だが、その他の形状でも、バリスタ
素子の外側に、内径がバリスタ素子1,2の外径よりも
大きい絶縁筒8を設ければ、放電耐量を低下させること
を防止できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、バリスタ
素子の外側に絶縁筒を設けているので、バリスタ素子の
側面に作業者の手が触れることがなく、バリスタ素子側
面の絶縁性能が低下することを防ぎ、放電耐量を高くす
ることができる。
【0015】また、電極は、その傘の頂部をバリスタ素
子側に向けているので、電極と電極との間隔は、電極の
外径ほど長くなり、避雷器に瞬間的な過電圧が加わった
場合でも、バリスタ素子の破壊を極力防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における避雷器の断面図
【図2】従来の避雷器の断面図
【符号の説明】
1 バリスタ素子 2 バリスタ素子 5 絶縁ボルト 6 金属製ナット 7 金属製ナット 8 絶縁筒 13 電極板 14 電極板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バリスタ素子と、前記バリスタ素子の両
    端に設けた電極板とを備え、前記バリスタ素子の外側
    に、内径が前記バリスタ素子の外径よりも大きい絶縁筒
    を設けた避雷器。
  2. 【請求項2】 電極板は、その形状を傘状形状にすると
    ともに、傘の頂部をバリスタ素子側に向けており、絶縁
    筒は、内径が前記バリスタ素子の外径よりも大きく、か
    つ前記電極板外径より小さくした請求項1記載の避雷
    器。
JP1935795A 1995-02-07 1995-02-07 避雷器 Pending JPH08213211A (ja)

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JP1935795A JPH08213211A (ja) 1995-02-07 1995-02-07 避雷器

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6777614B1 (en) 1999-08-23 2004-08-17 Siemens Aktiengesellschaft Surge suppressor with a bracing element
CN100342461C (zh) * 2002-07-09 2007-10-10 中国电力科学研究院 大容量金属氧化物限压器配片方法
KR100910296B1 (ko) * 2005-05-25 2009-08-03 트리델타 위버스판눙사블라이터 게엠베하 케이지 설계를 가진 서지 차단기
KR20140143096A (ko) * 2013-06-05 2014-12-15 머센 유에스에이 뉴버리포트 - 엠에이, 엘엘씨 회로 보호 장치

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KR20140143096A (ko) * 2013-06-05 2014-12-15 머센 유에스에이 뉴버리포트 - 엠에이, 엘엘씨 회로 보호 장치
JP2014239640A (ja) * 2013-06-05 2014-12-18 メルセン ユーエスエー ニューベリーポート—エムエー,エルエルシー 回路保護デバイス

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