JPH08212463A - 無線posシステム - Google Patents

無線posシステム

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Publication number
JPH08212463A
JPH08212463A JP1472995A JP1472995A JPH08212463A JP H08212463 A JPH08212463 A JP H08212463A JP 1472995 A JP1472995 A JP 1472995A JP 1472995 A JP1472995 A JP 1472995A JP H08212463 A JPH08212463 A JP H08212463A
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JP
Japan
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wireless
communication
pos
transmission
zone
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JP1472995A
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English (en)
Inventor
Koichi Sano
貢一 佐野
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】POSターミナルとホスト機器との通信効率を
向上する。 【構成】ホスト機器11に通信回線12を介して無線親
機131 〜133 を接続すると共に通信回線14を介し
て交換機15を接続し、この交換機に無線親機171 ,
172 を接続する。そしてPOSターミナル181 ,1
82 と無線親機131 とで第1の無線システムを構成
し、POSターミナル182 ,183 と無線親機171
とで第2の無線システムを構成し、POSターミナル1
83 ,184と無線親機132 とで第1の無線システム
を構成し、POSターミナル184 ,185 と無線親機
172 とで第2の無線システムを構成し、POSターミ
ナル185 ,186 と無線親機133 とで第1の無線シ
ステムを構成する。第1、第2の無線システムの無線ゾ
ーンは互いの親機を含むこと無く交錯している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のPOSターミナ
ルとホスト機器とのデータ通信を無線で行う無線POS
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−62058号公報では、制御
局と有線接続され、所定のプロトコルで通信する制御局
側無線ユニットと、この制御局側無線ユニットからパケ
ット交換方式により無線通信されるれると共に端末装置
とは有線接続され所定のプロトコルで通信を行う端末側
無線ユニットを備えることにより、制御局側無線ユニッ
トに対し複数の端末装置を設けた場合でも円滑に無線通
信ができるようになっている。
【0003】具体的には、図13に示すように、端末装
置である複数の自動販売機2A〜2Fにそれぞれ無線ユ
ニット1A〜1Fを設け有線により接続している。各自
動販売機2A〜2Fは、2A〜2Cを第1群3、2D〜
2Fを第2群4とし、例えばビルの異なる階に配置して
いる。
【0004】第1群3内の無線ユニット1A〜1Cは、
親機となる1台の無線ユニット1Aと、子機となる2台
の無線ユニット1B,1Cとに区別し、同様に第2群4
内の無線ユニット1D〜1Fも、親機となる1台の無線
ユニット1Dと、子機となる2台の無線ユニット1E,
1Fとに区別する。
【0005】パーソナルコンピュータによって構成され
る制御局5には公衆回線6及びモデム7を介して有線に
よりマスター機となる無線ユニット1Hが接続される。
無線ユニット1Hは、各無線ユニット1A〜1Fを管理
する。無線マスター機1Hは各無線親機1A,1Dとポ
ーリング方式により無線パケット交換方式で通信を行
い、各無線子機1B,1C,1E,1Fは無線親機1
A,1Dを介して無線マスター機1H及び制御局5との
通信を行う。無線親機1A,1Dと無線子機1B,1
C,1E,1F間においても同様にポーリング方式によ
り無線パケット交換方式で通信を行うようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この公報のも
のでは、各自動販売機2A〜2Fと制御局5の間で行う
通信を全て1つの無線システム(無線マスター機1Hを
介して)で処理しなければならないので自動販売機の数
が多い場合や自動販売機2A〜2Fと制御局5の間の通
信量が多い場合には、通信が完了するまでに時間を要す
るという問題があった。
【0007】また、何等かの原因で無線マスター機1H
或いは無線親機1A,1Dが故障した場合、通信が途絶
えてしまう問題があった。
【0008】また、ある特定の位置に通信状態を悪化さ
せる要因がある場合、安定した通信ができなくなる問題
があった。
【0009】請求項1対応の発明は、POSターミナル
とホスト機器とで迅速に通信を行うことができて通信効
率を向上でき、また、一部故障が生じても通信を確保で
きる無線POSシステムを提供する。
【0010】請求項2対応の発明は、POSターミナル
とホスト機器とでさらに迅速に通信を行うことができて
通信効率をより向上でき、また、一部故障が生じても通
信を確保できる無線POSシステムを提供する。
【0011】請求項3対応の発明は、POSターミナル
とホスト機器とで迅速に通信を行うことができて通信効
率を向上でき、また、一部故障が生じても通信を確保で
き、しかも安定した無線通信ができる無線POSシステ
ムを提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
各売場にて商品の売上金額等を登録する複数のPOSタ
ーミナルと、この各POSターミナルの売上金額等を集
計するホスト機器とを備え、各POSターミナルとホス
ト機器とのデータ通信を無線で行う無線POSシステム
において、ホスト機器に複数の無線親機を有線接続する
と共に、各POSターミナルに第1の無線送受信手段と
音声通信可能な第2の無線送受信手段を設け、各無線親
機の一部は、各POSターミナルに対して、各無線親機
が1台以上のPOSターミナルの第1の無線送受信手段
とで無線ゾーンを形成する第1の無線システムを構成
し、各無線親機の残りは、各POSターミナルに対し
て、各無線親機が1台以上のPOSターミナルの第2の
無線送受信手段とで無線ゾーンを形成する第2の無線シ
ステムを構成し、各POSターミナルは対応する無線ゾ
ーンの無線親機を介してホストと無線通信を行うことに
ある。
【0013】請求項2対応の発明は、請求項1記載の無
線POSシステムにおいて、さらに、各POSターミナ
ルは、第1の無線送受信手段及び第2の無線送受信手段
が共にデータ送信可能な状態にあるとき、前回における
送信待ち時間及び通信時のエラー数の一方又は両方に基
づいて各無線送受信手段を選択してデータ送信を行うこ
とにある。
【0014】請求項3対応の発明は、請求項1又は2記
載の無線POSシステムにおいて、さらに、第1の無線
システムの無線ゾーンと第2の無線システムの無線ゾー
ンは、互いにゾーン内の無線親機が異なると共に互いに
ゾーン内に共通のPOSターミナルを有するように交錯
することにある。
【0015】
【作用】請求項1対応の発明においては、POSターミ
ナルは例えば通常は第1の無線システムの第1の無線送
受信手段及び無線親機を介してホスト機器とデータの送
受信を行い、また、第2の無線システムの第2の無線送
受信手段及び無線親機を介してホスト機器と音声通信を
行う。
【0016】そしてもし第1の無線システムの通信が不
能になる事態が発生した時には第2の無線システムの第
2の無線送受信手段及び無線親機を介してホスト機器と
データの送受信を行う。
【0017】また、請求項2対応の発明においては、P
OSターミナルは、第1、第2の無線送受信手段が共に
データ送信可能な状態にあるときには、前回における送
信待ち時間や通信時のエラー数に基づいてどの無線送受
信手段を使用してデータ送信を行うか決める。
【0018】さらに、請求項3対応の発明においては、
第1の無線システムの無線ゾーンと第2の無線システム
の無線ゾーンが交錯しているので、POSターミナル
は、例えば第1の無線システムにおいて無線親機との通
信が不可能になっても第2の無線システムの無線親機と
の通信ができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0020】図1はシステム全体の構成を示すブロック
図で、ホスト機器11に第1の通信回線12を介して複
数、例えば3台の無線親機131 ,132 ,133 を接
続し、また、第2の通信回線14を介して交換機(PB
X)15を接続している。前記第1の通信回線12とし
ては、例えばイーサネット等のLAN或いはその他の仕
様の有線を使用し、前記第2の通信回線14としては、
例えば電話回線やLAN等を使用する。
【0021】前記交換機(PBX)15にはまた外部と
電話連絡できるように公衆回線16を接続している。
【0022】前記交換機(PBX)15に複数、例えば
2台の無線親機171 ,172 を接続している。
【0023】そして例えば6台のPOSターミナル18
1 〜186 を設け、POSターミナル181 は前記無線
親機131 との無線通信が可能で、POSターミナル1
82は前記無線親機131 及び無線親機171 との無線
通信が可能で、POSターミナル183 は前記無線親機
132 及び無線親機171 との無線通信が可能で、PO
Sターミナル184 は前記無線親機132 及び無線親機
172 との無線通信が可能で、POSターミナル185
は前記無線親機133 及び無線親機172 との無線通信
が可能で、かつPOSターミナル186 は前記無線親機
133 との無線通信が可能になっている。
【0024】すなわち、前記各POSターミナル181
〜186 は、図2に示すように、ターミナル本体21の
前面に販売商品の登録に必要な各種キー等を備えたキー
ボード22、商品の価格情報等を表示する表示器23、
レシート発行口24、金銭等を収納するドロワ25など
を設け、また、コード26を介して商品に付したバーコ
ードを読取るハンドスキャナー27を接続し、さらに、
一側面に第1の無線送受信手段である第1の無線機28
を設けると共に他側面に第2の無線送受信手段である送
受話器付き第2の無線機29を設けている。
【0025】前記第1の無線機28としては、微弱無
線、特定小電力無線、構内無線或いは小電力データ通信
システムの無線等を使用し、前記第2の無線機29とし
ては、微弱無線電話、特定小電力無線電話或いはパーソ
ナルハンディホンシステム(PHS)等を使用する。す
なわち、前記第2の無線機29は一種のコードレス電話
となっている。
【0026】前記第1の無線機28は、データ伝送専用
であり、通常はハンドスキャナー27からのバーコード
データを問い合わせデータとしてホスト機器11に送信
したり、ホスト機器11からの問い合わせによる価格情
報を受信する。
【0027】前記第2の無線機29は、通常はコードレ
ス電話として使用するが、データ通信にも使用する。デ
ータ通信は、例えばコードレス電話と音響カプラとの組
み合わせにより行う。なお、パーソナルハンディホンシ
ステムを使用した場合は内部にデジタルインターフェー
スを持っているので音響カプラ等は不要である。
【0028】前記各POSターミナル181 〜186
は、図3に示すように、マイクロコンピュータを備えた
制御部31を設け、この制御部31にキーボードコント
ローラ32、表示コントローラ33、プリンタコントロ
ーラ34、ドロワコントローラ35、スキャナーインタ
ーフェース36、第1の無線機インターフェース37及
び第2の無線機インターフェース38をそれぞれ接続し
ている。
【0029】そして前記キーボードコントローラ32に
前記キーボード22を接続し、前記表示コントローラ3
3に前記表示器23を接続し、前記プリンタコントロー
ラ34にレシート及びジャールに商品の価格情報等を印
字するプリンタ39を接続し、前記ドロワコントローラ
35に前記ドロワ25を駆動するドロワ駆動部40を接
続し、前記スキャナーインターフェース36に前記ハン
ドスキャナー27を接続し、前記第1の無線機インター
フェース37に前記第1の無線機28を接続し、前記第
2の無線機インターフェース38に前記第2の無線機2
9を接続している。前記第2の無線機29は内部に前記
送受話器を制御する音声入出力部29aを設けている。
【0030】前記制御部31にデータの送受信時に前記
第1の無線機28を選択するか前記第2の無線機29を
選択するか決める無線機選択手段31aを設けている。
【0031】前記第1の無線機28は、図4に示すよう
に、制御部41に有線インターフェース42、無線送受
信部43及び表示部44をそれぞれ接続し、前記有線イ
ンターフェース42とPOSターミナル本体18とを有
線接続している。前記無線送受信部43にアンテナ45
を接続し、この無線送受信部43からアンテナ45を介
して無線親機13とデータの無線通信を行うようになっ
ている。
【0032】前記第2の無線機29は、図5に示すよう
に、制御部51に有線インターフェース52、無線送受
信部53、表示部54、各種キー55及び前記音声入出
力部29aをそれぞれ接続し、前記有線インターフェー
ス52とPOSターミナル本体18(181 〜186 )
とを有線接続している。前記無線送受信部53にアンテ
ナ56を接続し、この無線送受信部53からアンテナ5
6を介して無線親機17と音声やデータの無線通信を行
うようになっている。なお、有線インターフェース52
を使用せずに音声入出力部29aと音響カプラを使用し
て制御部31に接続することも可能となっている。
【0033】そして、図6に示すように、前記POSタ
ーミナル182 は無線親機131 とで無線ゾーンZ1 に
よる第1の無線システムを構成すると共に無線親機17
1 とで無線ゾーンZ2 による第2の無線システムを構成
し、前記POSターミナル183 は無線親機132 とで
無線ゾーンZ3 による第1の無線システムを構成すると
共に無線親機171 とで無線ゾーンZ2 による第2の無
線システムを構成し、前記POSターミナル184 は無
線親機132 とで無線ゾーンZ3 による第1の無線シス
テムを構成すると共に無線親機172 とで無線ゾーンZ
4 による第2の無線システムを構成し、前記POSター
ミナル185 は無線親機133 とで無線ゾーンZ5 によ
る第1の無線システムを構成すると共に無線親機172
とで無線ゾーンZ4 による第2の無線システムを構成し
ている。
【0034】前記各POSターミナル181 〜186 と
前記ホスト機器11との間で送受信するパケット通信の
フォーマットは、図7に示すように、先頭から同期信
号、開始符号、送信先アドレス、送信元アドレス、デー
タ、終了符号及びCRC符号が順に並べられた構成にな
っている。同期信号は、受信側でビット同期をとるため
の信号であり、開始符号はアドレス及びデータの先頭を
表わし、終了符号はデータの終了を表わしている。CR
C符号はパケットの誤りを検出するための符号である。
【0035】POSターミナル18側で送信要求が発生
すると、送信すべきデータを第1の無線機28に第1の
無線機インターフェース37を介して送り無線送信す
る。キャリアセンスマルチアクセス、無線親機13から
のポーリング等の手順でPOSターミナル18と無線親
機13とは多元接続されており、受信後、送信元に対
し、エラーの有無を示すレスポンスを返送する。無線親
機13は無線受信すると、ホスト機器11に対して第1
の通信回線12を介して送信する。ホスト機器11から
POSターミナル18に対してパケット通信を行う場合
は送信先アドレスに送信先のPOSターミナル18のア
ドレスやこのPOSターミナル18の属する無線親機1
3を指定するデータをセットする。また、POSターミ
ナル18からホスト機器11に対してパケット通信を行
う場合は送信元アドレスに送信元のPOSターミナル1
8のアドレスやこのPOSターミナル18の属する無線
親機13を指定するデータをセットする。従って、無線
親機13はデータが自分が受けとるべきものか否かを判
定でき、また、通信はホスト機器11を介さずに無線親
機13,17間で行うことができるようになっている。
【0036】図8は第1の無線システムで使用する周波
数帯fmと第2の無線システムで使用する周波数帯fn
を示し、このように周波数帯が異なっている。
【0037】図9は前記制御部31の無線機選択手段3
1aが行う送信要求発生時の無線機選択処理を示す流れ
図で、予め、第1の無線機28と第2の無線機29に対
して送信待ち時間の許容値T11,T21及び送信待ち
時間の限界値T12,T22を設定しておく。なお、許
容値とはそれ以下の場合通信が短時間で完了すると判定
する時間、限界値とはそれ以上の場合に通信が不能であ
ると判定する時間を示している。
【0038】無線送信要求が発生すると、先ずS1にて
前回の第1の無線機28の送信時の送信待ち時間が許容
値T11以上か否かを判定し、許容値T11以上でなけ
ればS2にて第1の無線機28を選択して無線送信す
る。
【0039】前回の第1の無線機28の送信時の送信待
ち時間が許容値T11以上であれば、続いてS3にて前
回の第2の無線機29の送信時の送信待ち時間が許容値
T21以上か否かを判定し、許容値T21以上でなけれ
ばS4にて第2の無線機29を選択して無線送信する。
【0040】前回の第2の無線機29の送信時の送信待
ち時間が許容値T21以上であれば、続いてS5にて前
回の第1の無線機28の送信時の送信待ち時間が限界値
T12以上か否かを判定し、限界値T12以上でなけれ
ばS2にて第1の無線機28を選択して無線送信する。
【0041】前回の第1の無線機28の送信時の送信待
ち時間が限界値T12以上であれば、続いてS6にて前
回の第2の無線機29の送信時の送信待ち時間が限界値
T22以上か否かを判定し、限界値T22以上でなけれ
ばS4にて第2の無線機29を選択して無線送信する。
【0042】前回の第2の無線機29の送信時の送信待
ち時間が限界値T22以上であれば、S7にて前回の無
線送信が第1の無線機28か否かを判定し、第1の無線
機28であればS4にて第2の無線機29を選択して無
線送信し、また、第1の無線機28で無ければS2にて
第1の無線機28を選択して無線送信する。
【0043】そして、S2での第1の無線機28による
無線送信が完了するとS8にて第1の無線機28の送信
待ち時間を更新し、また、S4での第2の無線機29に
よる無線送信が完了するとS9にて第2の無線機29の
送信待ち時間を更新して一連の送信処理を完了する。
【0044】このような無線機選択制御により、自動的
に最適な無線機を選択することが可能となり迅速な無線
通信を行うことができる。例えば、POSターミナル1
82において第1の無線システムが通信不能であれば、
前回の第1の無線機28の送信時の送信待ち時間が許容
値T11以上になっているか、限界値T12以上になっ
ているので、この場合にはPOSターミナル182 は第
2の無線システムにより無線通信を行う。すなわち、P
OSターミナル182 は第2の無線機29を選択し、無
線親機171 を介してホスト機器11とデータの送受信
を行うことになる。
【0045】従って、POSターミナル182 とホスト
機器11とで迅速に通信を行うことができて通信効率を
向上できる。また、無線親機131 にたとえ故障が生じ
てもホスト機器11との通信を確保できる。
【0046】これはPOSターミナル18側からホスト
機器11側にデータを送信する場合のみでなく、ホスト
機器11側からPOSターミナル18側にデータを送信
する場合でも同様である。
【0047】また、POSターミナル181 〜186 の
操作者は、第1の無線機28により第1の無線システム
で売り上げ情報や価格情報をホスト機器11と通信する
一方で、第2の無線機(コードレス無線電話)29によ
り第2の無線システムでホスト機器11と通話すること
ができ使い勝手を向上できる。また、第1の無線機28
と第2の無線機29の両方を使用してデータ通信を行う
こともできる。
【0048】また、各POSターミナル181 〜186
は無線親機131 〜133 ,171,172 と無線通信
を行うので、配線等が不要となり配置の自由度が向上す
る。また、配線工事の面倒もなくトータルコストの点で
有利となる。
【0049】また、2つの通信システムを利用できるの
で、一方の通信システムでの通信量が多くなって無線通
信時に衝突の多発や待ち時間の増加が発生した場合には
他方の通信システムで通信を行うことができ、通信効率
を向上できる。
【0050】また、図6に示すように、第1の無線シス
テムの無線ゾーンと第2の無線システムの無線ゾーンは
交錯している。例えば、POSターミナル182 は第1
の無線システムではPOSターミナル181 と共に無線
親機131 の無線ゾーンに属しているが、第2の無線シ
ステムではPOSターミナル183 と共に無線親機17
1 の無線ゾーンに属している。
【0051】無線親機131 と無線親機171 が近接あ
るいは無線ゾーンが一致している状態では、妨害発生源
が無線親機の近傍にあった場合には、両親機131 ,1
71共通信不能になってしまい、空間的な通信不能エリ
アが発生してしまう。しかし、このように無線親機13
1 と無線親機171 の無線ゾーンを異ならせることによ
り、例えば無線親機171 の近傍に妨害発生源があって
も通信不能となるのは無線親機171 のみで無線親機1
31 の無線ゾーンは問題がないのでPOSターミナル1
82 は無線親機131 を介してホスト機器11と無線通
信が可能となる。
【0052】さらに、第1の無線システムと第2の無線
システムで使用する周波数帯が異なっているので、ある
周波数帯において妨害が発生した場合でも、2つの通信
システムが同時に通信不能となることはなく、いずれか
一方で通信することができる。
【0053】さらにまた、2つの無線システムの伝送速
度や変調方式等を異なるものとし、エラー発生率に差を
設けて一方は比較的エラーが少ないようにしておけば、
これを重要データの通信用に使用することができる。ま
た、2つの無線システムの通信データの暗号化につい
て、少なくとも一方の暗号化を強力にすれば、これを重
要データの通信用に使用することもできる。
【0054】なお、この実施例では送信待ち時間に基づ
いて無線機を選択したが、必ずしもこれに限定するもの
ではなく、パケット通信のフォーマットには誤り検出の
ためのCRC符号が設けられており、このCRC符号を
基にエラー数を検出し、このエラー数に基づいて無線機
を選択しても、また、送信待ち時間とエラー数の両方に
基づいて無線機を選択してもよい。
【0055】次に本発明の他の実施例を図面を参照して
説明する。なお、前記実施例と同一の部分には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0056】図10に示すものは、第2の通信回線14
をホスト機器11に接続せずに第1の通信回線12に直
接接続したもので、このように接続しても前記実施例と
同様の効果が得られる。
【0057】図11に示すものは、第2の通信回線14
をホスト機器11に接続せずに第1の通信回線12に直
接接続するとともに無線親機171 ,172 を交換機
(PBX)を介さずに第2の通信回線14に直接接続し
たもので、このように接続しても前記実施例と同様の効
果が得られる。但し、この場合は各POSターミナル1
81 〜186 は第2の無線機29の音声入出力部29a
によって公衆回線を介して外部と通話することはできな
い。
【0058】図12に示すものは、さらに多数の無線親
機とPOSターミナルを配置したときの無線ゾーンの構
成を示すもので、これは例えば第1の通信回線12に6
台の無線親機131 〜136 を接続し、かつ10台のP
OSターミナル181 〜1810を設け、無線親機131
とPOSターミナル181 ,182 とで無線ゾーンZ1
による第1の無線システムを構成し、無線親機171 と
POSターミナル182 ,183 ,189 ,1810とで
無線ゾーンZ2による第2の無線システムを構成し、無
線親機132 とPOSターミナル183 ,184 とで無
線ゾーンZ3による第1の無線システムを構成し、無線
親機172 とPOSターミナル184 ,185 ,187
,188 とで無線ゾーンZ4による第2の無線システ
ムを構成している。
【0059】また、無線親機133 とPOSターミナル
185 ,186 とで無線ゾーンZ5による第1の無線シ
ステムを構成し、無線親機134 とPOSターミナル1
87とで無線ゾーンZ6による第1の無線システムを構
成し、無線親機135 とPOSターミナル188 ,18
9 とで無線ゾーンZ7による第1の無線システムを構成
し、無線親機136 とPOSターミナル1810とで無線
ゾーンZ8による第1の無線システムを構成している。
【0060】そして、第1の無線システムを構成する無
線親機131 〜136 の無線ゾーンZ1,Z3,Z5,
Z6,Z7,Z8と第2の無線システムを構成する無線
親機171 ,172 の無線ゾーンZ2,Z4とは交錯し
ている。
【0061】この実施例では、例えばPOSターミナル
182 は第1の無線システムではPOSターミナル18
1 と共に無線親機131 の無線ゾーンZ1に属している
が、第2の無線システムではPOSターミナル182 は
POSターミナル183 ,1810と共に無線親機171
の無線ゾーンに属している。
【0062】従って、無線親機171 の近傍に妨害発生
源があった場合に、通信不能ととなるのは無線親機17
1 の無線ゾーンZ2のみで、無線親機131 の無線ゾー
ンZ1、無線親機132 の無線ゾーンZ3、無線親機1
35 の無線ゾーンZ7、無線親機136 の無線ゾーンZ
8により無線ゾーンZ2のエリアをカバーすることがで
きる。
【0063】
【発明の効果】請求項1対応の発明によれば、ホスト機
器に複数の無線親機を有線接続すると共に、各POSタ
ーミナルに第1の無線送受信手段と音声通信可能な第2
の無線送受信手段を設け、各無線親機の一部は、各PO
Sターミナルに対して1台以上のPOSターミナルの第
1の無線送受信手段とで無線ゾーンを形成する第1の無
線システムを構成し、各無線親機の残りは、各POSタ
ーミナルに対して1台以上のPOSターミナルの第2の
無線送受信手段とで無線ゾーンを形成する第2の無線シ
ステムを構成し、各POSターミナルは対応する無線ゾ
ーンの無線親機を介してホストと無線通信を行う構成と
しているので、POSターミナルとホスト機器とで迅速
に通信を行うことができて通信効率を向上でき、また、
一部故障が生じても通信を確保できる。また、一方の無
線システムを点検する際にも他方の無線システムで通信
できる。
【0064】請求項2対応の発明によれば、さらに各P
OSターミナルは、第1の無線送受信手段及び第2の無
線送受信手段が共にデータ送信可能な状態にあるとき、
前回における送信待ち時間及び通信時のエラー数の一方
又は両方に基づいて各無線送受信手段を選択してデータ
送信を行う構成としているので、POSターミナルとホ
スト機器とでさらに迅速に通信を行うことができて通信
効率をより向上でき、また、一部故障が生じても通信を
確保できる。また、一方の無線システムを点検する際に
も他方の無線システムで通信できる。
【0065】請求項3対応の発明によれば、さらに第1
の無線システムの無線ゾーンと第2の無線システムの無
線ゾーンは、互いにゾーン内の無線親機が異なると共に
互いにゾーン内に共通のPOSターミナルを有するよう
に交錯する構成としているので、POSターミナルとホ
スト機器とで迅速に通信を行うことができて通信効率を
向上でき、また、一部故障が生じても通信を確保でき、
しかも安定した無線通信ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム全体のブロッ
ク図。
【図2】同実施例におけるPOSターミナルの外観を示
す斜視図。
【図3】同実施例におけるPOSターミナルのブロック
図。
【図4】同実施例における第1の無線機のブロック図。
【図5】同実施例における第2の無線機のブロック図。
【図6】同実施例における無線ゾーンの配置例を示す
図。
【図7】同実施例におけるパケット通信のフォーマット
を示す図。
【図8】同実施例における無線システムで使用する周波
数帯を示す図。
【図9】同実施例におけるPOSターミナルの無線機選
択処理を示す流れ図。
【図10】本発明の他の実施例を示すシステム全体のブ
ロック図。
【図11】本発明の他の実施例を示すシステム全体のブ
ロック図。
【図12】本発明の他の実施例における無線ゾーンの配
置例を示す図。
【図13】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
11…ホスト機器 12,14…通信回線 131 〜133 ,171 ,172 …無線親機 181 〜186 …POSターミナル 28…第1の無線機 29…第2の無線機 31…制御部 31a…無線機選択手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各売場にて商品の売上金額等を登録する
    複数のPOSターミナルと、この各POSターミナルの
    売上金額等を集計するホスト機器とを備え、各POSタ
    ーミナルとホスト機器とのデータ通信を無線で行う無線
    POSシステムにおいて、 前記ホスト機器に複数の無線親機を有線接続すると共
    に、前記各POSターミナルに第1の無線送受信手段と
    音声通信可能な第2の無線送受信手段を設け、 前記各無線親機の一部は、前記各POSターミナルに対
    して、各無線親機が1台以上のPOSターミナルの第1
    の無線送受信手段とで無線ゾーンを形成する第1の無線
    システムを構成し、前記各無線親機の残りは、前記各P
    OSターミナルに対して、各無線親機が1台以上のPO
    Sターミナルの第2の無線送受信手段とで無線ゾーンを
    形成する第2の無線システムを構成し、 前記各POSターミナルは対応する無線ゾーンの無線親
    機を介して前記ホストと無線通信を行うことを特徴とす
    る無線POSシステム。
  2. 【請求項2】 各POSターミナルは、第1の無線送受
    信手段及び第2の無線送受信手段が共にデータ送信可能
    な状態にあるとき、前回における送信待ち時間及び通信
    時のエラー数の一方又は両方に基づいて前記各無線送受
    信手段を選択してデータ送信を行うことを特徴とする請
    求項1記載の無線POSシステム。
  3. 【請求項3】 第1の無線システムの無線ゾーンと第2
    の無線システムの無線ゾーンは、互いにゾーン内の無線
    親機が異なると共に互いにゾーン内に共通のPOSター
    ミナルを有するように交錯することを特徴とする請求項
    1又は2記載の無線POSシステム。
JP1472995A 1995-01-31 1995-01-31 無線posシステム Pending JPH08212463A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1249803A3 (en) * 2001-04-10 2004-04-07 Seiko Epson Corporation POS system, printer and interface board for use in the system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7123375B2 (en) 2001-04-10 2006-10-17 Seiko Epson Corporation Printer, POS system, wireless communication control method, and data storage medium

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