JPH08211536A - ピリジニウムカルバモイル硬化剤を含有するハロゲン化銀写真材料 - Google Patents

ピリジニウムカルバモイル硬化剤を含有するハロゲン化銀写真材料

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JPH08211536A
JPH08211536A JP7281587A JP28158795A JPH08211536A JP H08211536 A JPH08211536 A JP H08211536A JP 7281587 A JP7281587 A JP 7281587A JP 28158795 A JP28158795 A JP 28158795A JP H08211536 A JPH08211536 A JP H08211536A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明により、ハロゲン化銀写真材料、特
に、平板状ハロゲン化銀粒子エマルジョンおよび高脱イ
オンゼラチンを含有するハロゲン化銀写真材料へのカル
バモイルピリジニウム硬化剤の使用によって、より良好
な感光特性および物理特性を有する写真材料を提供す
る。 【解決手段】 本発明は、支持体およびその上に被覆し
た少なくとも1つのハロゲン化銀エマルジョン層を含む
ハロゲン化銀写真材料であって、該ハロゲン化銀写真材
料が、高脱イオンゼラチン中に分散した平均アスペクト
比3:1以上を有する平板状ハロゲン化銀粒子、および
ピリジニウムカルバモイル硬化剤を含むハロゲン化銀写
真材料に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハロゲン化銀写真材
料に関する。特に、本発明は、平板状ハロゲン化銀粒子
エマルジョンおよび高脱イオンゼラチンを含有するハロ
ゲン化銀写真材料のカルバモイルピリジニウム硬化剤の
使用に関する。本発明により、より良好な感光特性およ
び物理特性を有する写真材料を提供する。
【0002】
【従来の技術】写真材料層を含むゼラチンの機械特性が
硬化剤の添加により改善され得ることは公知である。事
実、写真材料は通常高温高湿度条件で貯蔵され、また、
異なるpHおよび温度を有する種々の水溶液で処理さ
れ、硬化剤で処理されていないゼラチン層は耐水性、耐
熱性および耐摩耗性が劣る。
【0003】硬化することによりゼラチン層の機械抵抗
を向上するのに有効な多くの化合物が公知である。それ
らには、例えば金属塩、例えばクロム、アルミニウムお
よびジルコニウム塩;アルデヒド、例えばホルムアルデ
ヒドおよびグルタルアルデヒド;ハロゲノカルボキシル
アルデヒド、例えばムコクロル酸;アジリジン化合物、
例えば米国特許第3,017,280号に開示の化合物;エポキ
シ化合物、例えば米国特許第3,091,537号に開示の化合
物;ハロゲノトリアジン化合物、例えばヒドロキシジク
ロロトリアジンおよびアミノジクロロトリアジン;およ
びビニルスルホニル基を有する化合物、例えばメチレン
-ビス-ビニルスルホン、ジビニルスルホンおよびメチレ
ン-ビス-ビニルスルホンアミド:を含む。
【0004】特に興味深い写真用ゼラチン含有層用の硬
化剤群が、米国特許第4,063,952号に開示されている。
これら硬化剤はカルバモイルピリジニウム化合物であ
り、ピリジン環にスルホまたはスルホアルキル基を有す
る。これら化合物は高水溶性、ゼラチンの速硬化作用を
有し、後硬化が起こりにくい(後硬化は徐々に続くゼラ
チンの硬化により生じる硬化度の変化である)。それら
は、感光性写真材料が硬化されて非常に短時間で最適な
硬化度となり得る「速作用」硬化剤の群に属する。
【0005】日本国特許第05/265,115号には、高速度処
理の被覆力および感度を改善するための、平板状粒子エ
マルジョン、カルバモイルピリジニウム硬化剤および少
なくとも1種のエリトリトール化合物を含むハロゲン化
銀写真材料が開示されている。
【0006】欧州特許第578,191号には、アクリルアミ
ドおよびスルホアルキルアクリルアミドモノマーをベー
スとするコポリマーと組合せたピリジニウム硬化剤をハ
ロゲン化銀写真材料に用いて、ハロゲン化銀エマルジョ
ン層の被覆性を改善することが開示されている。
【0007】日本国特許第05/119,427号には、高温の写
真材料での貯蔵安定性を改善するための、エマルジョン
中の少なくとも1種の三置換トリアジンおよび少なくと
も1種のスルホン酸ピリジニウムおよび/または親水性
層を含有するハロゲン化銀写真材料が開示されている。
【0008】しかし、そのカルバモイルピリジニウム硬
化剤を常套の公知のハロゲン化銀写真成分、即ち等軸の
(立方晶、八面晶等)ハロゲン化銀粒子および/または
常套のゼラチンを含有する写真成分と共に用いる場合、
それらは満足な結果を得られない。特に、ローラー目(r
oller marking)および硬質モトル(mottle)が従来の硬化
剤を用いたものより劣り、感光性結果に関して更に有用
性を有さない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体および
その上に被覆した少なくとも1つのハロゲン化銀エマル
ジョン層ハロゲン化銀写真材料であって、該ハロゲン化
銀写真が、高脱イオンゼラチン中に分散した平均アスペ
クト比3:1以上を有する平板状ハロゲン化銀粒子、お
よびピリジニウムカルバモイル硬化剤を含むハロゲン化
銀写真材料に関する。
【0010】従って、本発明は、支持体およびその上に
被覆した少なくとも1つのハロゲン化銀エマルジョン層
ハロゲン化銀写真材料であって、該ハロゲン化銀写真
が、高脱イオンゼラチン中に分散した平均アスペクト比
3:1以上を有する平板状ハロゲン化銀粒子、およびピ
リジニウムカルバモイル硬化剤を含むハロゲン化銀写真
材料に関する。
【0011】広範囲の実験後、本発明の組合せは前述の
従来技術の不都合を与えないことが予期せずに見い出さ
れた。特に、本発明の材料の物理特性は、従来の硬化剤
を用いて得られるものと同等または優れる。更に、本発
明のハロゲン化銀写真材料の感光性結果は実質的に改善
されている。
【0012】本発明のカルバモイルピリジニウム硬化剤
は一般式:
【化2】 (式中、R1およびR2は(同一または異なってもよ
く)、それぞれ、1〜10個の炭素原子を有するアルキル
基(例えば、メチル、エチル、2-エチルヘキシル)、6
〜15個の炭素原子を有するアリール基(例えば、フェニ
ル、ナフチル)7〜15個の炭素原子を有するアラルキル
基(ベンジル、フェネチル)を表し、また、R1および
2は共に複素環(例えば、ピロリジン、モルホリン、
ピペリジン、ピペラジン、1,2,3,4-テトラヒドロキノリ
ン環等)を完成するのに必要な原子を構成し;R3は、
水素原子、ハロゲン原子、1〜10個の炭素原子を有する
アルキル基(例えば、メチル、エチル)、1〜10個の炭
素原子を有するアルコキシ基、カルバモイル基、ウレイ
ド基等を表し;およびR4は、1〜4個の炭素原子を有
するアルキレン基(例えばメチレン、エチレン、プロピ
レン)または単化学結合を表す。)に相当する。
【0013】本発明中で「基(group)」または「環(rin
g)」の語を用いる場合、その化学物質には基本の基また
は環および常套の置換基を有する基または環を含む。
「部分(moiety)」の語を使用して化合物または置換基を
表す場合には、非置換化学物質だけを包含する。例え
ば、「アルキル基(alkyl group)」の語にはそのような
アルキル部分、例えばメチル、エチル、オクチル、ステ
アリル等だけでなく、置換基、例えばハロゲン、シア
ノ、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、カルボキシレート等
を含むそのような部分も包含することを意味する。これ
に反して、「アルキル部分(alkyl moiety)」の語は、メ
チル、エチル、オクチル、ステアリル、シクロヘキシル
等だけを含む。
【0014】本発明に用いるカルバモイルピリジニウム
化合物の実際の例を以下に示すが、本発明はこれら化合
物には限定されず、前述の従来の技術に記載のピリジニ
ウム化合物を包含する。
【0015】
【化3】
【化4】
【0016】本発明のカルバモイルピリジニウム硬化剤
を、ハロゲン化銀写真エマルジョンまたはその他の非感
光性層、例えばトップコート層、帯電防止層等に添加し
てもよい。本発明の好ましい態様に従って、カルバモイ
ルピリジニウム硬化剤をそのエマルジョンおよびトップ
コート層の両方に添加する。
【0017】そのカルバモイルピリジニウム硬化剤は、
合計量20〜500mg/m2、好ましくは80〜200mg/m2で添加さ
れる。
【0018】本発明の用途に使用され得る高脱イオンゼ
ラチンは、通常用いられる写真用ゼラチンのより高脱イ
オン化により特徴付けられる。高脱イオンゼラチンは、
市販され、当業者に公知の材料である。本発明の用途に
有用な高脱イオンゼラチンは、ロウゼロット(Rousselo
t)社(フランス)から市販されている。最も広義には、
高脱イオンゼラチンは、カルシウムイオン50ppm以下を
有するゼラチンと定義され得る。また、高脱イオンゼラ
チンには、より少量のカルシウムイオン同様、低減した
量のアニオン材料を含んでもよい。初期に写真システム
に添加される場合、その高脱イオンゼラチンは50ppm以
下、好ましくは5ppm以下のアニオン材料、例えば塩化
物、ホスフェート、スルフェートおよびニトレートを有
してもよい。これらアニオン材料の含量は、写真用付加
物の可溶性塩の形での添加により、写真フィルム製造工
程中で変化してもよい。最終写真フィルムのカルシウム
イオン含量はなお変化してもよい。通常用いられる写真
用ゼラチンはCa++イオン5000ppm以下を有し、十分量の
アニオン(1000ppm以上)を有する。最終写真フィルム
がCa++1500ppm以下、好ましくはCa++1000ppm以下、よ
り好ましくはCa++500ppm以下を含有する場合、製造中
にエマルジョンに添加されたゼラチンは、本発明の実施
による脱イオンゼラチンである。
【0019】高脱イオンゼラチンを、平板状ハロゲン化
銀粒子を含むハロゲン化銀エマルジョン層に使用しなけ
ればならないが、写真成分の他の成分層、例えば平板状
ハロゲン化銀粒子以外を含むハロゲン化銀エマルジョン
層、オーバーコート層、中間層およびエマルジョン層の
下にある層にも使用し得る。本発明では、写真成分の全
親水性コロイドに対する好ましくは少なくとも50%、よ
り好ましくは少なくとも70%が高脱イオンゼラチンを含
有する。本発明の感光性写真材料に用いられるゼラチン
量は、総銀量/ゼラチン量の比が1(Agのg数/ゼラチン
のg数で表す)以下となる量である。特に、ハロゲン化銀
エマルジョン層の銀/ゼラチンの比は、1〜1.5の範囲内
である。
【0020】本発明のハロゲン化銀エマルジョン層内に
含まれる平板状ハロゲン化銀粒子は、平均直径:厚さの
比(しばしば当業者間ではアスペクト比と言われる)少
なくとも3:1、好ましくは3:1〜20:1、より好まし
くは3:1〜14:1、および最も好ましくは3:1〜8:1
を有する。本発明に用いる平板状ハロゲン化銀粒子の平
均直径は、約0.3〜約5μm、好ましくは0.5〜3μm、よ
り好ましくは0.8〜1.5μmの範囲である。本発明の使用
に適する平板状ハロゲン化銀粒子は、厚さ約0.4μm以
下、好ましくは0.3μm以下および、より好ましくは0.2
μmを有する。
【0021】前記の平板状ハロゲン化銀粒子の特徴を、
当業者間で公知の方法により容易に確認し得る。「直径
(diameter)」の語は、粒子の投影面積と等しい面積を有
する円の直径と定義されている。「厚さ(thickness)」
の語により、平板状ハロゲン化銀粒子を構成する2つの
本質的に平行な主要面間の距離を表す。各々の粒子の直
径および厚さの測定から、各々の粒子の直径:厚さの比
を計算し得、全平板状粒子の直径:厚さの比を平均し、
平均直径:厚さの比を求め得る。この定義によれば、平
均直径:厚さの比は、個々の平板状粒子の直径:厚さの
比の平均である。実際には、平板状粒子の平均直径およ
び平均厚さを求めること、およびこれら2種の平均の比
として平均直径:厚さの比を計算することはより簡単で
ある。どんな方法を用いても、得られた平均直径:厚さ
の比は大きくは違わない。
【0022】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子を含むハ
ロゲン化銀エマルジョン層内では、少なくとも15%、好
ましくは少なくとも25%および、より好ましくは少なく
とも50%のハロゲン化銀粒子が、3:1以上の平均直
径:厚さの比を有する平板状粒子である。前記のそれぞ
れの比率、「15%」、「25%」および「50%」は、層内
の全ハロゲン化銀の投影面積に対する、少なくとも3:
1の平均直径:厚さの比および0.4μm以下の厚さを有す
る平板状粒子の総投影面積の比率を表す。他の通常のハ
ロゲン化銀粒子構造、例えば立方晶、斜方晶、四面体晶
等により、その粒子の残りの部分を構成し得る。
【0023】本発明では、ハロゲン化銀粒子を有する通
常用いられるハロゲン組成物を使用し得る。典型的なハ
ロゲン化銀には、塩化銀、臭化銀、ヨウ化銀、塩化ヨウ
化銀、臭化ヨウ化銀、塩化臭化ヨウ化銀等を含む。しか
し、臭化銀および臭化ヨウ化銀は、0〜10モル%、好ま
しくは0.2〜5モル%、およびより好ましくは0.5〜1.5
モル%のヨウ化銀を含む臭化ヨウ化銀を使用した平板状
ハロゲン化銀粒子であることが好ましい。個々の粒子の
ハロゲン組成物は均質または不均質で有り得る。
【0024】平板状ハロゲン化銀粒子を含むハロゲン化
銀エマルジョンを、写真材料の調製方法として既知の様
々な方法により調製し得る。ハロゲン化銀エマルジョン
を、酸性法、中性法またはアンモニア法により調製し得
る。調製段階において、可溶性の銀塩およびハロゲン塩
は、粒子形成条件、例えばpH、pAg、温度、反応容器の
形状および大きさ、および反応方法を適合させることに
より、シングル・ジェット(single jet)法、ダブル・ジェ
ット(double jet)法、逆混合(reverse mixing)法または
組合せた方法によって反応し得る。要すれば、ハロゲン
化銀溶媒、例えばアンモニア、チオエーテル、チオ尿素
等を、粒子サイズ、粒子形状、粒子サイズ分布および粒
子生長速度を制御するのに使用してもよい。
【0025】平板状ハロゲン化銀粒子を含むハロゲン化
銀エマルジョンの調製について、例えばカグナック(Cug
nac)およびシャトー(Chateau)の「エボリューション・オ
ブ・ザ・モホロジー・オブ・シルバー・ブロマイド・クリスタ
ルズ・デュアリング・フィジカル・リペニング(Evolution
of the Morphology of Silver Bromide Crystals Durin
g Physical Ripening)」、サイエンス・アンド・インダス
トリィーズ・フォトグラフィックス(Science and Indust
ries Photographiques)、第33巻、NO.2(1962年)、121〜
125ページ、ガットフ(Gutoff)の「ニュークリエーショ
ン・アンド・グロウス・レイツ・デュアリング・ザ・ブレシピ
テーション・オブ・シルバー・ハライド・フォトグラフィッ
ク・エマルジョンズ(Nucleation and Growth Rates Duri
ng thePrecipitation of Silver Halide Photographic
Emulsions)」、フォトグラフィック・サイエンス・アンド
・エンジニアリング(Photographic Science and Enginee
ring)第14巻、No.4(1970年)、248〜257ページ、ベリー
(Berry)等の「エフェクト・オブ・エンバイアロンメント・
オン・ザ・グロウス・オブ・シルバー・ハライド・ミクロクリ
スタルズ(Effect of Environment on the Growth of Si
lver HalideMicrocrystals)」、第5巻、No.6(1961
年)、332〜336ページ、米国特許第4,063,951号、同4,06
7,739号、同4,184,878号、同4,434,226号、同4,414,310
号、同4,386,156号、同4,414,306号および欧州特許出願
第263,508号に開示されている。
【0026】その平板状ハロゲン化銀粒子を含有するハ
ロゲン化銀エマルジョンの調製では、高脱イオンゼラチ
ンに加えて、ハロゲン化銀用の様々な親水性分散剤が使
用され得る。その他のコロイド材料、例えばゼラチン誘
導体、コロイドアルブミン、セルロース誘導体または合
成親水性ポリマーが、当業者に公知のように、使用され
得るが、前述のゼラチンが好ましい。
【0027】本発明に用いる平板状ハロゲン化銀粒子を
有するハロゲン化銀エマルジョンを、公知の方法により
化学的にまたは光学的に増感してもよい。本発明の平板
状ハロゲン化銀粒子を有するハロゲン化銀エマルジョン
には、写真用製品、例えばバインダー、硬化剤、界面活
性剤、速度促進剤、安定剤、可塑剤、光学的増感剤、染
料、紫外線吸収剤等に一般的に用いられる他の成分を含
んでいてもよく、そのような成分は例えばリサーチ・デ
ィスクロージャー(Research Disclosure)第176巻(1978
年12月)22〜28頁に開示されている。通常ハロゲン化銀
粒子を平板状ハロゲン化銀粒子を含有するエマルジョン
層内、および本発明の感光性ハロゲン化銀写真材料の他
のハロゲン化銀エマルジョン層内に導入してもよい。そ
のような粒子を、写真業者に公知の方法によって作製し
てもよい。
【0028】本発明の感光性ハロゲン化銀写真成分は、
感光性ハロゲン化銀エマルジョン単層または複数層およ
びその他の補助層を支持体上に被覆することにより作製
され得る。その支持体の作製に好適な材料の例として、
ガラス、紙、ポリエチレン被覆紙、金属、ポリマーフィ
ルム、例えば硝酸セルロース、酢酸セルロース、ポリス
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、
ポリプロピレンおよびその他の公知の支持体が挙げられ
る。
【0029】本発明の感光性ハロゲン化銀写真成分は、
感光性写真カラー材料、例えばカラーネガフィルム、カ
ラーリバーサルフィルム、カラー印画紙等、および白黒
感光性写真材料、例えばX線感光性材料、平版印刷感光
性材料、白黒写真印画紙、白黒ネガフィルム、グラフィ
ックアートフィルム等に適用され得る。
【0030】本発明の好ましい感光性ハロゲン化銀写真
材料は、支持体、好ましくはポリエチレンテレフタレー
ト支持体の片面、好ましくは両面に被覆したハロゲン化
銀エマルジョン層を含有するX線画像形成に用いる放射
線透過写真感光性材料であり、少なくとも1つの該ハロ
ゲン化銀エマルジョン層には平均直径:厚さの比少なく
とも3:1を有し、かつ、前記ヒドロキシ置換ビニルス
ルホニル硬化剤で硬化した高脱イオンゼラチンを有する
平板状ハロゲン化銀粒子を含む。好ましくは、ハロゲン
化銀エマルジョン層を3〜6g/m2の範囲の総銀被覆面積
で支持体上に被覆する。通常、放射線透過写真感光性材
料は補力(intensifying)スクリーンと会合し、該スクリ
ーンにより放射される放射線にさらす。そのスクリーン
は比較的厚い燐光物質(phosphor)層から成り、それはX
線をより画像形成に有効な放射線、例えば光(例えば可
視光)に変換する。そのスクリーンは、有用な画像を得
るのに必要なX線を減じるように働きおよび使用される
感光性材料より非常に多くの部分のX線を吸収する。そ
の化学組成により、燐光物質は可視スペクトルの紫外
線、青色、緑色または赤色領域に放射線を放射し得、そ
してハロゲン化銀エマルジョンはスクリーンにより放射
される放射線の波長領域で感光性を与えられる。当業者
に公知のように、ハロゲン化銀粒子表面上で吸収される
分光増感染料を使用することにより、増感が行われる。
【0031】本発明のより好ましい感光性ハロゲン化銀
写真材料は、米国特許第4,425,426号および欧州特許出
願第84,637号に開示の、中間の直径:厚さの比の平板状
ハロゲン化銀エマルジョンを使用する放射線透過写真感
光性材料である。
【0032】本発明の露光感光性材料は、従来の処理技
術により処理され得る。その処理は、その用途により、
銀像を形成する白黒写真処理、または染料画像を形成す
るカラー写真処理であり得る。そのような処理技術は、
例えばリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclos
ure)17643項、1978年12月に開示されている。自動処理
装置によるロール移送処理が、米国特許第3,025,779
号、同3,515,556号、同3,545,971号および同3,647,459
号および英国特許第1,269,268号に開示されている。米
国特許第3,232,761号に開示されているように、硬化現
像が保証され得る。
【0033】
【実施例】 実施例1 (平均直径と厚さの比約6.5:1および平均粒子厚さ0.1
7mmを有し、6.67% w/wでの水中60℃で4.6mPasの粘度、
6.67% w/wでの水中40℃で150μS/cm以下の電気伝導度
および50ppm以下のCa++を有する脱イオンゼラチン存在
下で調製した)平板状粒子臭化銀エマルジョンをシアニ
ン染料を用いて緑色光に対して光学的に増感し、p-トル
エンチオスルホン酸ナトリウム、p-トルエンスルフィン
酸ナトリウムおよびベンゾチアゾールヨードエチレート
で化学増感した。そのエマルジョンを4つに分け、それ
ぞれを、ベンゾチアゾールヨードエチレート20mg/銀モ
ル、テトラクロロ金酸カリウム6mg/銀モル、および以
下の表1の異なる量のp-トルエンチオスルホン酸ナトリ
ウム、p-トルエンスルフィン酸ナトリウム、クロロパラ
ジウム酸(chloropalladate)カリウムで化学増感した。
化学熟成の終わりに、非脱イオンゼラチン(6.67% w/w
での水中60℃で5.5mPasの粘度、6.67% w/wでの水中40
℃で1,100μS/cmの電気伝導度および4,500ppmのCa++
有する)をエマルジョンに、脱イオンゼラチン83重量%
および非脱イオンゼラチン17重量%の量で加えた。湿潤
剤および5-メチル-7-ヒドロキシトリアザインドーリジ
ン安定剤を含有するエマルジョンを、4つの部分に分け
た。その4つの部分を表1および表2に示した硬化剤と
共に加えた。各部分を青色ポリエステルフィルム支持体
の両面に面毎に2.2g/m2の銀被覆面積および面毎に1.6g/
m2のゼラチン被覆面積で被覆した。面毎に1.1g/m2のゼ
ラチンを含む非脱イオンゼラチン保護スーパーコート(s
upercoat)および表1および表2に示した硬化剤を各被
膜(フィルムA〜D)に適用した。シート状のフィルムA
〜Dを50℃で15時間貯蔵し、一対のT8 3M トリマッ
クス(TrimaxTM)スクリーンを用いて75kVのX線に露光
し;硬化剤を含有しない現像液を用いて35℃で27秒間現
像し、硬化剤を含有しない定着液を用いて30℃で27秒間
定着し、35℃で22秒間水洗し、35℃で22秒間乾燥するこ
とによって;3Mトリマチック(TrimaticTM)XP515自動
処理装置により処理した。前記フィルムの処理に用いた
すぐに使用できる現像および定着浴組成物を、以下の表
3および表4に示した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】表3 現像液 水 700 g Na225 40 g KOH 35%(w/w) 107 g K2CO3 13.25 g CH3COOH 7.5 g エチレングリコール 10 g ジエチレングリコール 5 g EDTA.4Na 1.5 g BUDEXTM 5103.2Na 40%(w/w) 7.5 g 硼酸 1.7 g 5-メチル-ベンゾトリアゾール 0.08 g 5-ニトロ-インダゾール 0.107g ヒドロキノン 20 g フェニドン 1.45 g 臭化ナトリウム 5 g 水を加えて1リットルとする20℃でのpH 10.35
【0037】
【表4】表4 定着液 (NH4)223 60%(w/w) 242 g Na2SO3 8.12g NH4OH 25%(w/w) 15 g CH3COOH 20 g KI 0.05g 水を加えて1リットルとする20℃でのpH 5.0/5.2
【0038】フィルムA〜Dの物理特性および感光性の
結果を以下の表5に示した。硬度を、所定温度に保持し
た、液状組成物、水または配合液を吸収した試料を彫刻
する針(stylus)を有する特定の装置を用いて測定した。
硬度値は、試料を彫刻するためにその針にかけた荷重を
グラムで表示し、その重量が大きいほど、その材料は硬
い。
【0039】
【表5】
【0040】本発明の材料にカルバモイルピリジニウム
硬化剤を使用することにより、より良好なDminおよび
maxが得られた。更に、比較材料に対して全体の色合
い(tint characteristics)を改善した。物理的欠点、例
えば硬質モトル(mottle)またはローラー目(roller mar
k)は比較および発明の試料の両方に見られなかった。
【0041】L*、a*、b*色座標を、D65光源および観
察角度2°を用いるダイアノ・マッチプリント(Diano Ma
tchprint)スキャナーにより得た。L*、a*およびb*値
は、標準D65光源を用いるCIE(L*a*b*)法に従って決
定した。CIE 1976(La*b*)-スペース(Space)として認
識されるこの方法は、L*はより明るい色調を示すより
大きな値を有する認識された明るさを表し、a*はより
緑色相を示す負の値およびより赤色相を示す正の値を有
する緑−赤軸に沿った色相を表し、そしてb*はより青
色相を示す負の値およびより黄色相を示す正の値を有す
る青−黄軸に沿った色相を表す色空間を定義する。CIE
1976(L*a*b*)-スペース(Space)は式: L*=116(Y/Yn)1/3−16 a*=500[(X/Xn)1/3−(Y/Yn)1/3] b*=200[(Y/Yn)1/3−(Z/Zn)1/3] (式中、X、YおよびZは測定色のCIE三刺激値であ
り、Xn、Yn、Znは標準光の三刺激値である。)によ
って定義される。CIE 1976(L*a*b*)-スペース(Spac
e)の更に詳細な記載が、R.W.G.ハント(Hunt)のメジャリ
ング・カラー(MeasuringColor)、ニューヨーク(New Yor
k)のJ.ウィレイ・アンド・サンズ(Wiley & Sons)発行に
開示されている。
【0042】L*a*b*値の評価には、同時に全ての値
を考慮する必要がある。0.3以上の差は未経験の観察者
にはかなりの値であり、0.1以上の差は経験のある観察
者によって識別され得る。本発明の放射線透過写真材料
を用いて得られたL*a*b*色座標は、比較の放射線透
過写真成分より冷たい色合い(青-緑)を示した。これ
は主に、より良好な緑色相に応答し得るより低いb*の
値に依存する。
【0043】実施例2 (6.67% w/wでの水中60℃で4.6mPasの粘度、6.67% w/
wでの水中40℃で150μS/cm以下の電気伝導度および50pp
m以下のCa++を有する脱イオンゼラチン存在下で調製し
た)アスペクト比約6:1および平均粒子厚さ0.18mmを
有する平板状粒子臭化ヨウ化銀エマルジョンをシアニン
染料を用いて緑色光に対して光学的に増感した。そのエ
マルジョンを、ベンゾチアゾールヨードエチレート、テ
トラクロロ金酸カリウム、p-トルエンチオスルホン酸ナ
トリウム、およびクロロパラジウム酸(chloropalladat
e)カリウムで化学増感した。それぞれの添加後、約1分
間静置し、そのエマルジョンを均質化した。化学増感剤
の添加後、そのエマルジョンを、60℃で約130分間化学
熟成した。化学熟成の終わりに、非脱イオンゼラチン
(6.67% w/wでの水中60℃で5.5mPasの粘度、6.67% w/
wでの水中40℃で1,100μS/cmの電気伝導度および4,500p
pmのCa++を有する)をエマルジョンに、脱イオンゼラチ
ン83重量%および非脱イオンゼラチン17重量%の量で加
えた。そのエマルジョンの化学熟成の終わりに、KI20
0mg/Agモルおよび5-メチル-7-ヒドロキシトリアザイン
ドーリジン安定剤1.373g/Agモルも添加した。そのエマ
ルジョンを7つの部分に分けた。その7つの部分を表6
に示した硬化剤と共に加えた。各部分を青色ポリエステ
ルフィルム支持体の両面に面毎に2.2g/m2の銀被覆面積
および面毎に1.6g/m2のゼラチン被覆面積で被覆した。
面毎に1.1g/m2のゼラチンを含む非脱イオンゼラチン保
護スーパーコート(supercoat)および表6に示した硬化
剤を各被膜(フィルムA〜G)に適用した。シート状のフ
ィルムA〜Gを50℃で15時間貯蔵し、白色光に露光し;
硬化剤を含有しない現像液を用いて35℃で27秒間現像
し、硬化剤を含有しない定着液を用いて30℃で27秒間定
着し、35℃で22秒間水洗し、35℃で22秒間乾燥すること
によって;3Mトリマチック(TrimaticTM)XP515自動処
理装置により処理した。処理に用いたすぐに使用できる
現像および定着浴組成物を、前記の表3および表4に示
した。
【0044】
【表6】
【0045】フィルムA〜Fの物理特性および感光性結
果を以下の表7に示した。
【表7】
【0046】本発明のフィルムは、Dmax、ショルダー
コントラストおよび速度にかなりの改善が見られた。ま
た、L*a*b*値の評価により示されるように、より良
好な色合いが得られた。a*およびb*のより低い値は、
放射線学者により高く評価された放射線透過写真材料の
より冷たい色合い(青-緑)を表した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パオロ・バッカ イタリア、イ−17016フェラーニア(サヴ ォーナ)(番地の表示なし) スリーエ ム・イタリア・リチェルシェ・ソシエタ・ ペル・アチオニ内 (72)発明者 ステファノ・パロディ イタリア、イ−17016フェラーニア(サヴ ォーナ)(番地の表示なし) スリーエ ム・イタリア・リチェルシェ・ソシエタ・ ペル・アチオニ内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体およびその上に被覆した少なくと
    も1つのハロゲン化銀エマルジョン層を含むハロゲン化
    銀写真材料であって、該ハロゲン化銀写真材料が、高脱
    イオンゼラチン中に分散した平均アスペクト比3:1以
    上を有する平板状ハロゲン化銀粒子、およびピリジニウ
    ムカルバモイル硬化剤を含むハロゲン化銀写真材料。
  2. 【請求項2】 該ピリジニウムカルバモイル硬化剤が以
    下の式: 【化1】 (式中、R1およびR2は、それぞれ独立して炭素原子1
    〜10個を有するアルキル基、炭素原子6〜15個を有する
    アリール基または炭素原子7〜15個を有するアラルキル
    基を表し、またはR1およびR2は共に複素環を完成する
    のに必要な原子を形成し;R3は水素原子、ハロゲン原
    子、炭素原子1〜10個を有するアルキル基、炭素原子1
    〜10個を有するアルコキシ基、カルバモイル基、ウレイ
    ド基を表し;およびR4は、1〜4個の炭素原子を有す
    るアルキレン基または単化学結合を表す)により表され
    る請求項1記載のハロゲン化銀写真材料。
  3. 【請求項3】 該ピリジニウムカルバモイル硬化剤が該
    ハロゲン化銀エマルジョン層に添加される請求項1記載
    のハロゲン化銀写真材料。
  4. 【請求項4】 該ピリジニウムカルバモイル硬化剤が該
    ハロゲン化銀エマルジョン層および付加的非感光性層の
    両方に添加される請求項1記載のハロゲン化銀写真材
    料。
  5. 【請求項5】 該ピリジニウムカルバモイル硬化剤が、
    20〜500mg/m2の量で存在する請求項1記載のハロゲン化
    銀写真材料。
  6. 【請求項6】 該ピリジニウムカルバモイル硬化剤が、
    80〜200mg/m2の量で存在する請求項1記載のハロゲン化
    銀写真材料。
  7. 【請求項7】 該平板状ハロゲン化銀粒子が平均アスペ
    クト比3:1〜8:1を有し、該平板状粒子の投影面積
    が全ハロゲン化銀粒子のその面積の少なくとも50%を覆
    う請求項1記載のハロゲン化銀写真材料。
  8. 【請求項8】 該高脱イオンゼラチンがCa++50ppm以下
    を含有する請求項1記載のハロゲン化銀写真材料。
JP7281587A 1994-10-31 1995-10-30 ピリジニウムカルバモイル硬化剤を含有するハロゲン化銀写真材料 Pending JPH08211536A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
IT94117150-6 1994-10-31
EP94117150A EP0709727B1 (en) 1994-10-31 1994-10-31 Silver halide photographic material comprising pyridinium carbamoyl hardeners

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JP7281587A Pending JPH08211536A (ja) 1994-10-31 1995-10-30 ピリジニウムカルバモイル硬化剤を含有するハロゲン化銀写真材料

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EP (1) EP0709727B1 (ja)
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DE69423620T2 (de) 2000-08-10
EP0709727A1 (en) 1996-05-01
EP0709727B1 (en) 2000-03-22
US5607827A (en) 1997-03-04

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