JPH08210500A - 変速機操作用ブースタ装置 - Google Patents

変速機操作用ブースタ装置

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JPH08210500A
JPH08210500A JP4126295A JP4126295A JPH08210500A JP H08210500 A JPH08210500 A JP H08210500A JP 4126295 A JP4126295 A JP 4126295A JP 4126295 A JP4126295 A JP 4126295A JP H08210500 A JPH08210500 A JP H08210500A
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pressure
piston
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Abstract

(57)【要約】 【目的】チェンジレバー操作上のフィーリングを改善し
た変速機操作用ブースタ装置を提供する。 【構成】2個のピストン部33,34間に形成される空
間部38を介して制御弁間の空間部53に加圧流体を供
給する。これによりチェンジレバーに対して一方向に偏
った圧力を及すことが回避される。また、各制御弁を構
成する弁座部42,43の下流側をピストン体の両側に
形成される各圧力室36,37にそれぞれ連通するとと
もに、それぞれの圧力室を絞り通路を介して各反力室に
接続する。これにより弁座部が開弁されると直ちに圧力
室が昇圧し、応答性が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等に用いられる変
速機の操作力を軽減するための変速機操作用ブースタ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の変速機操作装置の要部を示
した概略斜視図である。図中、1はシフトアンドセレク
ト用シャフトで、A方向の作動によりセレクト動作、B
方向の回動によりシフト動作を行うものである。このシ
フトアンドセレクト用シャフト1は、チェンジレバー2
の操作に応じて軸方向Aに作動し得るようにリンク機構
を介して接続されている。さらに、シフトアンドセレク
ト用シャフト1には、シフト部材3が固着されていると
ともに、そのシフト部材3に対して選択的に係合し得る
係合部4及びそれぞれ所定速のギヤに対応したシフトフ
ォーク5を備える複数組のシフトロッド6が配設されて
おり、これらを選択的に係合することによりセレクト動
作を行うように構成されている。
【0003】また、チェンジレバー2は、後述の圧縮エ
ア等の加圧流体を用いた増力用のブースタ装置7の入力
軸側に連結され、該ブースタ装置7の出力軸8を介して
シフト動作を行うように構成されている。すなわち、チ
ェンジレバー2の操作に追随して出力軸8が軸方向Cに
作動すると、シフトアンドセレクト用シャフト1がB方
向に回動して既に選択されたシフトロッド6をD方向に
作動することによりシフト動作が行われる。なお、ブー
スタ装置7の出力軸8は、シフトアンドセレクト用シャ
フト1と直交して配置され、該シフトアンドセレクト用
シャフト1の端部と第1及び第2のコネクティングロッ
ド9,10を介して連結ピン11を中心に互いに回動可
能に連結することにより、シフトアンドセレクト用シャ
フト1にA方向の自由度を与えている。
【0004】図5及び図6は従来のブースタ装置7の具
体例を示したもので、図5は全体を示した縦断面図、図
6はその要部を示した拡大縦断面図である。図中、12
はチェンジレバー2側と連結される連結部材で、スライ
ドブロック13を介して入力軸14に接続される。この
入力軸14は、ブースタ本体15に摺動自在に支持され
た前述の出力軸8の中空部に相対移動可能に内設されて
いる。また、入力軸14の他端には、圧縮エア供給用の
制御弁16を操作する公知のレバー機構17が連係され
ている。このレバー機構17は、前記入力軸14と出力
軸8との相対移動に応じて制御弁16を開閉制御して、
出力軸8の外周面に付設されたピストン体18の両側に
形成される圧力室19,20に対して圧縮エアを供給す
るように構成されている。21,22はその圧縮エアの
供給路である。さらに、前記入力軸14と出力軸8との
間には、図6に示すように、入力軸14側の受け部2
3,24と出力軸8側の受け部25との間に復帰用のス
プリング26,27が配設されている。なお、前記圧力
室内の圧縮エアの一部は、これらの受け部23あるいは
24部分にも流入し、その受け部23あるいは24を介
して入力軸に対しても圧力室内の圧力を及ぼすように構
成されており、これにより、チェンジレバー2に前記出
力軸8に対する増力作用の反力が伝達され、運転者にお
いて操作の反応を感知し得るように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、以上に
例示した従来のブースタ装置7においては、ピストン体
18の両側の圧力室19あるいは20に対する圧縮エア
の供給制御は、入、出力軸14,8の端部に配設された
制御弁16を介して行うように構成されている。これに
対して、装置のコンパクト化などの種々のメリットから
圧縮エアの供給制御を入力軸と出力軸との間に内装した
弁機構により行う形式のものが開発されている。この後
者の形式においては、入力軸と出力軸との間に内装した
弁機構を介して各圧力室へ圧縮エアを供給する関係か
ら、圧縮エアの供給は、入力軸の内部に形成した供給路
を介して行われる場合が多い。しかしながら、前者の形
式の場合にはブースタ本体15自体に形成された供給路
21,22を介して圧縮エアの供給が行われるため特に
問題にはならないが、後者の形式の場合においては、入
力軸の内部に形成される供給路に圧縮エアが供給される
ため、その圧縮エアの圧力作用によって入力軸自体が一
方向のみに偏って押圧される結果、チェンジレバー操作
上のフィーリングを害するといった欠点をもっていた。
【0006】本発明は、以上のような従来の事情に鑑み
てなされたもので、後者の形式を採用してそのメリット
を保有しながら次の改良を図ったものである。すなわ
ち、 (1)圧縮エア等の加圧流体の供給の仕方をチェンジレ
バーのフィーリングを害しないものに改良する。 (2)操作上の応答性を改善してチェンジレバーのフィ
ーリングを向上する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明においては、前記出力軸側に設
けたピストン体の両側に形成された圧力室への加圧流体
の供給を制御するための弁機構を、入力軸と出力軸との
間に配設され、かつ前記入力軸の動作により開弁される
2組の制御弁から構成するとともに、前記出力軸側に設
けたピストン体に間隔をあけて2個のピストン部を設
け、それらの両ピストン部間に形成される空間部を介し
て前記2組の制御弁の弁座部間に形成される空間部に加
圧流体を供給するようにしたことを特徴とする。また、
請求項2記載の発明においては、前記圧力室への加圧流
体の供給を制御するための弁機構を、同様に、前記入力
軸と出力軸との間に配設され、かつ前記入力軸の動作に
より開弁される2組の制御弁から構成するとともに、そ
れらの制御弁の各弁座部の下流側を前記ピストン体の両
側に形成される各圧力室にそれぞれ連通し、さらに、そ
れぞれの圧力室を絞り要素を介して各反力室に接続した
ことを特徴とする。なお、前記圧力室と反力室との接続
経路中にアキュームチャンバを介在させたり、入力軸を
中空状に形成し、その中空部を加圧流体の排気通路とし
て用いたり、入力軸の外周面に気密状態に外装した中間
パイプを介して弁座部を開閉するスライド弁体を気密か
つ摺動可能に支持したりすることができる。
【0008】
【作用】本発明によれば、加圧流体の供給は、前記出力
軸側に設けたピストン体を構成する2個のピストン部間
に形成される空間部を介して前記各弁座部間に形成され
る空間部に加圧流体を供給することにより行われるの
で、従来のように、入力軸に一方向に偏った余計な圧力
を及すことはなく、チェンジレバーのフィーリングを害
することもない。なお、入力軸の中空部を加圧流体の排
気通路として用いた場合には、実質的に大気圧に等しく
なるため入力軸に押圧力を及すことはない。また、前記
弁座部の下流側を前記ピストン体の両側に形成される各
圧力室にそれぞれ連通するとともに、それぞれの圧力室
を絞り要素を介して各反力室に接続したので、弁座部が
開弁されると直ちに圧力室が昇圧するため、操作の応答
性が改善され、操作性が向上される。同時に、前記絞り
要素の流路抵抗の大きさや、圧力室と反力室との接続経
路中に介在したアキュームチャンバの容量により反力室
の昇圧の遅れを適度に調整することにより、チェンジレ
バーのフィーリングを良好なものに調整することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例に関して
説明する。図1〜図3は本発明の一実施例を示したもの
で、図1は装置全体を示した縦断面図、図2はその要部
を示した拡大縦断面図、図3は更にその一部分を拡大し
て示した部分拡大縦断面図である。図中、28は入力軸
で、ブースタ本体29に摺動自在に支持された出力軸3
0の中空部に同心的に相対移動可能に内設されており、
連結ピン31及びスライドブロック32を介して、前記
従来技術と同様に、前記チェンジレバー2に接続されて
いる。この入力軸28は中空状に形成されており、後述
のように、中空部は加圧流体の排気通路として用いられ
る。出力軸30の外周面には、間隔をあけて配設された
2個のピストン部33,34を有するピストン体35が
固定されており、その両側の圧力室36,37に供給さ
れる圧縮エア等の加圧流体により入力軸28の動作に追
随して増力作用を奏するように構成されている。また、
前記ピストン部33,34間には、本体29の内面とに
より囲まれる空間部38が形成され、前記本体29に設
けられた供給口39からの加圧流体をその空間部38を
介して、後述のように、弁機構部分へ供給するように構
成されている。
【0010】前記入力軸28と出力軸30との間には、
圧力室36,37への加圧流体の供給を制御する弁機構
が配設されている。この弁機構は、対称的に配設された
2組の制御弁から構成される。すなわち、図2及び一方
の制御弁部分を拡大して示した図3のように、制御弁
は、係止ピン40,41を介して出力軸30に対して一
体的に固定され、弁座部42,43を有する弁座ブロッ
ク44,45と、入力軸28の外周面に気密状態に固定
された中間パイプ46を介して気密かつ摺動可能に嵌合
され、前記弁座部42,43に当接する当接部47,4
8を有するスライド弁体49,50とから構成されてい
る。なお、このスライド弁体49,50どうしは、スプ
リング51により互いに弁座部42,43を閉弁する方
向に付勢されている。そして、これらの2組の制御弁の
間には、連通路52を介して前記空間部38に連通する
空間部53が形成され、その流出側が弁座部42,43
により開閉されることにより加圧流体の供給が制御され
ることになる。さらに、入力軸28には弁座部42,4
3を開弁するリフタ54,55が嵌合されており、入力
軸28が図2において右方へシフトされた場合には、入
力軸28の端部に設けられ係止部56によりリフタ54
を介してスライド弁体49が右方へ押動され、弁座42
側が開弁される。逆に、図2において入力軸28が左方
へシフトされた場合には、スライドブロック32の端面
によりリフタ55を介してスライド弁体50が左方へ押
動され、弁座43側が開弁される。なお、リフタ54,
55は、それぞれスプリング57,58により非開弁方
向に付勢されている。
【0011】つぎに、図3に基づいて加圧流体の流通経
路に関して説明する。なお、ここでは一方の制御弁部分
に関して説明するが、他方の制御弁部分においても同様
である。上述したように、ブースタ本体29の供給口3
9に供給された圧縮エア等の加圧流体は、ピストン部3
3,34間の空間部38及び連通路52を介して2組の
制御弁間に形成された空間部53に供給される。そし
て、その空間部53の流出側に当る弁座部42の開閉に
より加圧流体の供給が制御されることになる。すなわ
ち、チェンジレバー2により入力軸28が図中、右方へ
作動され、リフタ54が当接部47に押圧された状態
で、その当接部47を弁座部42から離間して開弁する
と、加圧流体はその間隙を流下し、更にリフタ54の外
周面と弁座ブロック44の内周面との間隙、弁座ブロッ
ク44に形成された流路59、弁座ブロック44の外周
面と出力軸30の内周面との間隙60及び出力軸30に
形成された流路61を経て圧力室36へ流入する。この
圧力室36への加圧流体の流入によりピストン体35は
右方へ押圧され、チェンジレバー2の操作に追随した増
力作用が付加されることになる。この場合、弁座部42
が開弁されると直ちに圧力室36が昇圧するため、操作
の応答性が改善され、操作性を向上することができる。
また、上述のように、加圧流体の供給は、ピストン部3
3,34間に形成される空間部38を介して供給される
結果、出力軸30の軸方向の圧力作用は相殺され、従来
例のように一方向に偏った圧力作用は回避されるので、
操作のフィーリングが害されることはない。
【0012】圧力室36に流入した加圧流体は、更に出
力軸30に形成された絞り要素である絞り流路62を経
て出力軸30の内周面と弁座ブロック44の外周面と間
に形成されたアキュームチャンバ63に流入され、しか
る後、弁座ブロック44に形成された流路64を経て、
弁座ブロック44とリフタ54との間に形成された反力
室65へ流入する。この反力室65への加圧流体の流入
によりチェンジレバー2に前記出力軸8に付加された増
力作用の反力が伝達され、運転者において操作の反応を
感知し得るようになる。この場合、前述のように、前記
絞り流路62の流路抵抗の大きさや、アキュームチャン
バ63の容量を選定することによって反力室の昇圧の遅
れを適度に調整することによりチェンジレバーのフィー
リングを良好なものに設定することができる。
【0013】なお、以上のように、一方の制御弁部分が
開弁状態にある間あるいはチェンジレバー2が中立状態
にある間は、他方の制御弁部分は閉弁状態にあることは
いうまでもない。そして、その間、他方の制御弁におい
ては、リフタ55の端部と当接部48とが離間状態にあ
り、間隙が形成される結果、他方の圧力室37に残存す
る加圧流体は、前述の加圧流体の供給経路を逆に流下し
て、前記リフタ55の端部と当接部48との間隙及び入
力軸28に形成された開口部66を経て入力軸28の中
空部へ流入し、図1に示した排気管67から排気される
ことになる。すなわち、入力軸28の中空部が加圧流体
の排気通路として用いられることになるが、この場合に
は、前述のように、前記中空部内は実質的に大気圧に等
しくなるため、入力軸28に押圧力を及すことはない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を得ることが
できる。 (1)加圧流体の供給に関して、出力軸側に設けたピス
トン体を構成する2個のピストン部間に形成される空間
部を介して制御弁間の空間部に加圧流体を供給するよう
に構成したので、従来のように、チェンジレバーに対し
て一方向に偏った余計な圧力を及すことはなく、操作上
のフィーリングを害することもない。 (2)各制御弁を構成する弁座部の下流側をピストン体
の両側に形成される各圧力室にそれぞれ連通するととも
に、それぞれの圧力室を絞り要素を介して各反力室に接
続したので、弁座部が開弁されると直ちに圧力室が昇圧
するため、操作の応答性が改善され、操作性が向上す
る。 (3)前記絞り要素の流路抵抗の大きさや、圧力室と反
力室との接続経路中に介在したアキュームチャンバの容
量を選定することによって反力室の昇圧の遅れを適度に
調整することにより、チェンジレバーのフィーリングを
良好なものに設定することができる。 (4)入力軸の中空部を加圧流体の排気通路として用い
れば、その管路構成が容易になり、コンパクト化にも有
効である。 (5)入力軸の外周面に外装する中間パイプの外径を選
定することにより、スライド弁との摺動面の直径をOリ
ングなどのシール手段が確実にその作用を奏するために
必要な直径以上に容易に設定することができる。したが
って、中間パイプを介して必要な長さ分だけ部分的に直
径を大きくすれば、シール作用上、足りるので、装置の
コンパクト化やコスト面で有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の装置全体を示した縦断面図
である。
【図2】 同実施例の要部を示した拡大縦断面図であ
る。
【図3】 図2の一部分を更に拡大した部分拡大縦断面
図である。
【図4】 従来の変速機操作装置の要部を示した概略斜
視図である。
【図5】 従来例の装置全体を示した縦断面図である。
【図6】 従来例の要部を示した拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1…シフトアンドセレクト用シャフト、2…チェンジレ
バー、5…シフトフォーク、6…シフトロッド、7…ブ
ースタ装置、28…入力軸、29…ブースタ本体、30
…出力軸、33,34…ピストン部、35…ピストン
体、36,37…圧力室、38…空間部、39…供給
口、40,41…係止ピン、42,43…弁座、44,
45…弁座ブロック、46…中間パイプ、47,48…
当接部、49,50…スライド弁体、51…スプリン
グ、52…連通路、53…空間部、54,55…リフ
タ、56…係止部、57,58…スプリング、59…流
路、60…間隙、61…流路、62…絞り流路、63…
アキュームチャンバ、64…流路、65…反力室、66
…開口部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェンジレバー側に連結される入力軸
    と、該入力軸の外側に相対移動可能に同心的に配設され
    るとともにシフトアンドセレクト用シャフト側に連結さ
    れる中空状の出力軸とを備え、該出力軸側に設けたピス
    トン体の両側に形成される圧力室に加圧流体を供給する
    ことにより増力する変速機操作用ブースタ装置におい
    て、前記圧力室への加圧流体の供給を制御する弁機構
    を、前記入力軸と出力軸との間に配設され、かつ前記入
    力軸の動作により開弁される2組の制御弁から構成する
    とともに、前記出力軸側に設けられたピストン体に間隔
    をあけて2個のピストン部を設け、それらの両ピストン
    部間に形成される空間部を介して前記2組の制御弁の弁
    座部間に形成される空間部に加圧流体を供給するように
    したことを特徴とする変速機操作用ブースタ装置。
  2. 【請求項2】 チェンジレバー側に連結される入力軸
    と、該入力軸の外側に相対移動可能に同心的に配設され
    るとともにシフトアンドセレクト用シャフト側に連結さ
    れる中空状の出力軸とを備え、該出力軸側に設けたピス
    トン体の両側に形成される圧力室に加圧流体を供給する
    ことにより増力する変速機操作用ブースタ装置におい
    て、前記圧力室への加圧流体の供給を制御する弁機構
    を、前記入力軸と出力軸との間に配設され、かつ前記入
    力軸の動作により開弁される2組の制御弁から構成する
    とともに、それらの制御弁の各弁座部の下流側を前記ピ
    ストン体の両側に形成される各圧力室にそれぞれ連通
    し、さらに、それぞれの圧力室を絞り要素を介して各反
    力室に接続したことを特徴とする変速機操作用ブースタ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記圧力室と反力室との接続経路中にア
    キュームチャンバを介在させたことを特徴とする請求項
    2に記載の変速機操作用ブースタ装置。
  4. 【請求項4】 前記入力軸を中空状に形成し、その中空
    部を前記加圧流体の排気通路としたことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかの1項に記載の変速機操作用ブー
    スタ装置。
  5. 【請求項5】 前記入力軸の外周面に気密状態に外装し
    た中間パイプを介して前記弁座部を開閉するスライド弁
    体を気密かつ摺動可能に支持したことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかの1項に記載の変速機操作用ブース
    タ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101510969B1 (ko) * 2013-12-27 2015-04-09 현대다이모스(주) 차량용 변속기의 파워 시프트 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101510969B1 (ko) * 2013-12-27 2015-04-09 현대다이모스(주) 차량용 변속기의 파워 시프트 장치

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