JPH08209479A - 短尺経糸を製造する方法及び装置 - Google Patents

短尺経糸を製造する方法及び装置

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JPH08209479A
JPH08209479A JP7330290A JP33029095A JPH08209479A JP H08209479 A JPH08209479 A JP H08209479A JP 7330290 A JP7330290 A JP 7330290A JP 33029095 A JP33029095 A JP 33029095A JP H08209479 A JPH08209479 A JP H08209479A
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wound
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Josef Heuermann
48727 ビラーベック ベーアラーガー シュトラーセ 9 ドイツ
Herbert Wisniewski
48653 ケッセルフェルト−レッテ インドゥストリー シュトラーセ 25 ドイツ
Josef Lenzen
48249 デュルメン メルフェルダーシュトラーセ 63 ドイツ
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    • D02HWARPING, BEAMING OR LEASING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交絡糸の生じる可能性が著しく低減し、長い
経糸長の整経糸が製造可能な短尺経糸の製造方法とその
装置を提供する。 【構成】 特に柄布用の短尺経糸を製造する方法で、給
糸器(4) が巻取装置(2)の周面輪郭の周りで巻取平面(1
0)上を移動可能であることによって、及び送り装置(16)
が並行して巻取られる糸シートを、給糸器(4) の周回す
るたびに、1本の糸の太さ分だけ移動させることによっ
て、単糸(1) を前後して単層に並べられて所望の経糸長
に応じて巻取面(9,11)に巻取り、短尺整経完了後、エン
ドレス状態で得られる糸シート(18)が、並行する糸(1)
に対して直交する方向に切断される、短尺経糸の製造方
法において、巻取平面(10)に対して直角に移動可能な支
持面(11)に第1の単糸(1) が巻取られ、その他の各単糸
(1) が、その前に巻取られた糸シート(18)上に、少なく
とも1本の糸の太さ分だけ余分に戻して巻取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1又は6の前提
部分に記載された、特に飾り編織の柄布用の短尺経糸を
製造する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】このよ
うな柄・短尺経糸整経機では、異色又は同色の糸が相前
後して単層に並べて巻取られ、給糸器は巻取装置の周面
輪郭の周りを回転可能になっている。エンドレス状態で
得られる糸シートは、短尺整経完了後、巻取り方向に対
して直交する方向に切断することができる。
【0003】この種の柄整経機又は短尺経糸整経機は既
に公知である(ドイツ公告特許公報第 12 27 398号、第
22 07 370号)。これを利用して短尺経糸は色ごとに単
独ののスプールで整経することができる。従って、布柄
を編成(あるいは織成)するために総シートの所定幅に
わたって交互するように異なる色の糸で糸シートを製造
することもできる。その際、支持フレームに配置される
巻取装置の巻取面が給糸器の巻取平面に直交する方向に
移動可能であり、給糸器が巻取装置の周面輪郭の周りを
巻取方向に対して直角な方向に移動可能で、巻取装置の
支持フレームは固定されている。巻取装置は、このよう
な装置では、半径方向で調整可能な周面部分を有するド
ラムとして構成しておくことができ、又、相互間隔を調
整可能な少なくとも2つの離間して配置される転向ロー
ルで構成することができる。送りエレメントは、この場
合、ロール又はドラムの周面の巻取平面内に配置され、
巻取装置の長手方向に周回する、送りベルトからなる。
【0004】公知の短尺経糸製造方法では、整経される
べき単糸が送りエレメントに対して、制御されない状態
で給糸され、設定された糸密度の程度に応じて順次搬送
される。周回数が多くなり、例えば約6〜8周回以降と
なり、単位cm当たりの糸密度が増してくると、あるいは
糸が特定の材料特性を有するとき、糸は給糸される際に
しばしば絡み合う。このように糸が絡み合うと、巻戻す
とき交絡糸 (絡まって解けない状態の糸をいう) が生じ
て、整経経糸を完全に破壊(使用できない状態に)する
ことがある。
【0005】本発明は、巻戻すときに交絡糸の生じる可
能性が著しく低減し、一層長い最大経糸長の整経糸が製
造可能となった短尺経糸の製造方向とそのための装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば請求項1
から請求項6に記載される特徴的事項がこの課題を解決
するのに寄与する。
【0007】本発明の有利な構成は、巻取面が、巻取平
面に対して直角方向に延びる少なくともその一部に、該
巻取面から突出して糸シートを巻取る支持面を有するこ
とである。このような構成にすることによって、相前後
して単層に並べて整経される単糸をこれらの支持面に巻
取ることが可能となり、この結果、単糸は制御された状
況下で規制されて給糸される。単層で支持面に巻取られ
る第1の糸シート上に、後続のすべての糸シートが順次
巻取られていき、新たな糸シートの単糸は、少なくとも
1本の糸の太さ分だけ、巻取平面の進行方向に対して逆
方向に超えた位置から整経される。
【0008】支持面は、巻取平面から離れた部位で巻取
面から上昇して (ドラムの半径方向に大きくなって)、
巻取平面の部位で送り装置の巻取面に等しくなるよう変
化している。支持面は、整経中、巻取装置の端面の側方
の側に、所要の経糸長が巻取られるまで順次移動させら
れる。後続の糸を整経するために、支持面は再びベース
ポジション (正確には、ベースポジションより少なくと
も1本の糸の太さ分だけ進行方向に対して逆方向に超え
た位置) に戻され、送り装置は各糸シートごとに一種の
予備動作として前後に移動する。
【0009】本発明では、単糸当たり20〜30倍の周回数
となるよう経糸が製造(整経)可能であり、従来知られ
ていないほどの品質を有する経糸長200 mまでの短尺経
糸が製造可能である。
【0010】このようにして製造される経糸は、支障な
く巻戻すことができ、並外れた品質を有する。巻戻し操
作は、交絡糸が生ずるという問題をほぼ完全に取り除く
ことによって、もはや妨げられることはない。
【0011】巻戻しをかなりの高速で行うことができる
点においても、上記利点とは別の本質的な利点がある。
【0012】
【発明の実施の形態】好ましくは、最初の巻取平面側で
漸次先細となった円錐形の支持面を有することである。
【0013】まず、装置のベースポジションから、経糸
の第1の単糸の整経が開始され、送り装置は、給糸器の
周回するたびに、巻取られた糸シートを有する巻取面を
1本の糸の太さ分だけ給糸器の巻取平面に対して直角方
向に搬送する (移動させる)。希望する経糸長に応じて
第1の単糸が完全に整経されると、送り装置はベースポ
ジションを少なくとも1本の糸の太さ分だけ超えた位置
まで戻し、引き続き第2の単糸が例えば円錐形の第1の
糸シート上に整経される。
【0014】単糸が制御された状況下で給糸されること
によって、巻取面の1周回長の20〜30倍の長さの経糸を
製造(整経)することができる。
【0015】送り装置は、好ましくは平行に並べられ同
期して移動動作する複数の送りエレメントを有し、これ
らの送りエレメントは巻取平面に対して直交する方向で
それぞれ1つの円錐状に上昇 (径方向に突出) する巻取
エレメントを有する。この送りエレメントは、巻取装置
の長手方向に対して平行に延設される送りベルトで構成
することができ、最初の巻取平面の側で先細となって円
錐状に上昇(ドラムの径方向に突出)する巻取エレメン
トが、送りベルトの外面に固着される。
【0016】相隣接した送りエレメントの巻取エレメン
ト間に、巻取エレメントの円錐形状に応じて円錐状に配
置される支持板を配置しておくことができ、これらの支
持板は巻取エレメントと同期して移動する。
【0017】円錐形の支持板は、この場合、円弧状又は
直線状の形態を有して各巻取エレメント間に配設するこ
とができる。
【0018】単数又は複数の案内板の形態を有する糸案
内機構は、糸案内機構の前縁によって正確に規制される
巻取平面において、給糸器が、糸を巻取面に給糸するよ
うに、巻取面上方に配置しておくことができる。糸案内
機構は、有利には、送りエレメントの適切な制御と合わ
せて、単糸を巻取面に正確に規制して給糸することを可
能とする。
【0019】糸案内機構は、巻取面の周面の周りを回転
するか、又はそれぞれの送りエレメントの動作領域ごと
に配置される複数の案内板によって構成することができ
る。
【0020】
【実施例】図面を参照しながら、以下、本発明の実施例
について詳細に説明する。
【0021】色柄編織分野において、好ましくは、柄布
用の短尺経糸を製造する巻取装置2が支持フレーム3を
具備し、この支持フレーム3内に任意長のドラム6がド
ラム軸7上に配置され、このドラム軸7は支持フレーム
3の側壁5によって支承されている如き構成を有する。
上記ドラム軸7によって支承されるドラム6は回転可能
であり、好適な制動手段(固定手段)によって固定 (ブ
レーキング) することができる。
【0022】また、上記ドラム軸7によって給糸器4が
支承されている。この給糸器4が連行体22を担持してお
り、この連行体22によって、それぞれ1本の単糸1を、
巻取装置2のドラム6と送り装置16とによって形成され
る巻取面9に巻取ることができるよう構成されている。
上記給糸器4はドラム6の一方の端面の側方部位8に配
置されており、上記連行体22と共にドラム6の周面輪郭
の周りを回転するように構成されている。単糸1は、連
行体22を介して、ドラム6の周面に配置された送り装置
16に対して給糸され、該送り装置16は、巻取られた糸シ
ートを、糸案内機構20の前縁によって規制される(定め
られた)巻取平面10を横切る方向に、巻取の進展に応じ
て搬送する。これは、単糸1の巻取られた糸シートが、
ドラム軸7に対して平行に、給糸器4の方へと連続的に
搬送されることを意味する。送り装置16を駆動するため
の駆動力は、給糸器4の回転運動から正確に取り出すこ
とができる。回転のたびに、単糸の各巻を、正確に隣接
して並べて巻取面9、11に給糸することができるよう
に、送り速度は糸番手の太さ(1本の糸の太さ)に合わ
せて調整されている。
【0023】この送り装置16は、ドラム軸7に対して平
行に延設される送りベルト17を有し、これらの送りベル
ト17は、ドラム6のドラム周面に支承される2つの転向
ロール15の間をエンドレス状態で周回している。送りベ
ルト17は、糸が一回周回するたびに、1本の糸の太さに
相当する所定の送り量だけ動く。連行体22を備えた給糸
器4は、スプールから単糸を巻取ることができる。各単
糸を相前後して単層に並べて、巻取面9に配置されると
ころの支持面11に巻取ることができるように、上記送り
装置16の送りは調整されている。上記支持面11は、好ま
しくは円錐形の形態を有する。
【0024】このようにして柄に一致した糸数が整経さ
れると、エンドレス状態に得られた糸シートは、希望す
る柄用経糸を得るために、並行する糸に対して直交する
方向で切断することができる。
【0025】このドラム6は周面の上半分と下半分とに
それぞれ7つの送りベルト17を有する。該ドラム6は両
側面が平らで、この部分は垂直部分となっている。この
両方の垂直部分の、例えば一方又は両方に3つの棒部材
を有する棒部材装置30を配置しておくことができる。
【0026】図2は図1のII−II線矢視断面図である。
この図に示すように、送り装置16の送りベルト17は、ド
ラム周面のそれぞれ半分の部分に、それぞれ均一に配設
されている。各送りベルト17に強固に配置された円錐形
の巻取エレメント25は、送りベルト17と一緒に巻取平面
10に対して相対的に前後方向(巻取平面10に直交する方
向)に移動することができる。それぞれの送りベルト17
上の巻取エレメント25間に、支持板26が配置されてお
り、これらの支持板26は巻取エレメント25の例えば約15
°の円錐角に合わせて巻取面9に対して相対的に斜めに
されており、且つ巻取エレメント25と一緒に円錐形の支
持面11を形成する。上記支持板26は巻取エレメント25と
一緒に同期して移動し、好適な手法で巻取エレメント25
に固着されている。上記支持板26の長さ(ドラム軸方向
の寸法)は、巻取エレメント25の円錐形の側面の長さに
一致する。この支持板26は直線状に、又はドラム6の曲
率半径に合わせて曲げて、上記巻取エレメント25間に配
設することができる。同様に巻取エレメント25の円錐面
は、横断面形状において円弧形の巻取円錐体24を形成す
るために、ドラムの曲率半径に合わせて曲げておく。
【0027】ドラム6の側面の垂直部分にやはり支持板
26を配設することができるが、しかし図2には図示され
ていない。
【0028】図3は第1の単糸を整経する場合の装置の
ベースポジションの状態を示す図である。この図に図示
するように、送りベルト17上の巻取エレメント25は、糸
案内機構20の前縁21によって規制される巻取平面10に対
して、相対的に1本の糸幅の間隔を守るように位置決め
される。この結果、糸は第1周回のとき巻取面9に給糸
され、第2周回以降にはじめて円錐形の支持面11に給糸
される。周回数は希望する経糸長に応じて決まり、単糸
1は−−−図4からわかるように−−−整経時に継続し
て巻取円錐体24(図1参照)の上昇 (径方向に突出) す
る円錐面に巻取られる。給糸器4は、連行体22によっ
て、巻取平面10で糸を周回させることができる。糸案内
機構20の前縁21は、巻取円錐体24に給糸される直前に、
単糸の正確な位置決めを可能とする。送りベルト17は、
巻取の進展に応じて、周回のたびに、1本の糸の太さ分
だけ、ドラム6の端面の側方部位8の側に移動する。第
1の単糸の整経(巻取)が終了したら、送りベルト17
は、第1の単糸のベースポジションを少なくとも1本の
糸の太さ分だけ超える位置まで戻され、後続単糸の第1
周回分がまず巻取面9に直接巻取られ、第2周回以降
に、先行する単糸1の既成の糸シート18上に巻取られ
る。図6からわかるように、第2の糸シートは2本の糸
の太さ分だけ第1の糸シートに対して相対的に巻取装置
2の端面の側方部位8の方向にずらされている。
【0029】図7は複数の糸シート18が円錐状に巻取ら
れた場合の送りベルト17およびその上の糸シートの位置
状態を示す。
【0030】各糸シートは単層で巻取られ、結局複数の
糸シートがそれぞれ1本の糸の太さ分 (太さ分) だけ前
後方向にずらされて巻取られている。
【0031】この結果、従来の短尺経糸整経機に比べて
かなり長い経糸長を製造することができ、しかも装置の
全長を短くすることができる。
【0032】更に、単糸を正確に円錐面に給糸すること
で、交絡糸の生じる可能性が減少し、同時に、かなり加
速された巻戻し操作によってドラム6から繰り出すこと
のできる高品質の経糸を製造することができる。
【0033】単糸1の整経中、電子制御システムが、給
糸器4の運動と送り装置16の送り運動とを同期させる。
このために給糸器4はレベル駆動手段、例えばACサーボ
駆動装置及び回転検出器を備えている。送りベルト17
は、タコメータ又はレゾルバ(Resolver; リゾルバー)
及びシンクロ電動機を備えた追従駆動手段、例えばACサ
ーボ駆動装置、によって駆動される。制御システムに入
力される整経データ、例えば糸番手(糸の太さ)、希望
する経糸長、整経速度を用いて、制御システムは、上記
レベル駆動手段及び追従駆動手段のための目標値を算出
して、前記測定器を利用してそのとおり動作がおこなわ
れているか否か監視する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかる短尺経糸を製造する
ための装置の全体の構成を示す全体側面図である。
【図2】 図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】 装置のベースポジションにおける送りベルト
の位置を示す図である。
【図4】 単糸が数回周回した後の送りベルトの位置を
示す図である。
【図5】 第2の単糸のベースポジション(開始位置)
における送りベルトの位置を示す図である。
【図6】 第2の単糸を巻取る過程における送りベルト
の中間位置を示す図である。
【図7】 多数の単糸を巻取った後の送りベルトの位置
を示す図である。
【符号の説明】
1…単糸 2…巻取装置 4…給糸器 8…端面の側方部位 9…巻取面 10…巻取平面 11…支持面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドイツ 48727 ビラーベック ベーアラ ーガー シュトラーセ 9 ヨゼフ ホイエルマン (72)発明者 ドイツ 48653 ケッセルフェルト−レッ テ インドゥストリー シュトラーセ 25 ヘルベルト ヴィスニウスキ (72)発明者 ドイツ 48249 デュルメン メルフェル ダーシュトラーセ 63 ヨゼフ レンツェン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に柄布用の短尺経糸を製造する方法で
    あって、巻取装置(2) の一方の端面の側方部位(8) に配
    置される給糸器(4) が該巻取装置(2) の周面輪郭の周り
    で1の巻取平面(10)を回転可能であることによって、及
    び送り装置(16)が並行して巻取られる糸シートを、給糸
    器(4) が周回するたびに、1本の糸の太さ分だけ移動さ
    せることによって、異色又は同色の単糸(1) を相前後し
    て単層に並べられて希望する経糸長に応じて巻取装置
    (2) の巻取面(9) に巻取り、短尺整経完了後、エンドレ
    ス状態で得られる糸シート(18)を、並行する単糸(1) に
    対して直角方向で切断して、短尺経糸を製造する方法に
    おいて、 上記巻取面(9) から突出して、巻取平面(10)に対して直
    角に移動可能な支持面(11)が、整経時に端面の側方部位
    (8) の側に移動することによって、第1の単糸(1) をこ
    の支持面(11)に巻取ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 別の単糸(1) を、その前に支持面(11)に
    巻取られた糸シート(18)上に、少なくとも1本の糸の太
    さ分だけ整経方向とは逆方向に余分に戻して巻取ること
    を特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 端面の側方部位(8) の側で先細となった
    円錐形の支持面(11)が使用されることを特徴とする請求
    項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 第1の単糸(1) の糸シートが、該第1の
    単糸(1) のベースポジションから巻取平面の方向に移動
    し、これにより単糸(1) を、第1の糸シート(18)を形成
    するために希望する経糸長に応じて支持面(11)から1層
    分高く巻取り、第1の単糸(1) の巻取操作の終了後に、
    上記糸シート(18)が巻取平面(10)から離れてベースポジ
    ションの方向に戻され、且つ少なくとも1本の糸の太さ
    分だけベースポジションを超えるよう、後続の糸シート
    (18)を、少なくとも1本の糸の太さ分だけその前の巻取
    平面(10)からずらし、その前に巻取られた糸シート(18)
    上に巻取ることができ、その他の各単糸(1) を順次同じ
    ように既成の糸シート(18)上に巻取ることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1の項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 給糸器(4) から供給される単糸(1) が、
    巻取面(9) 及び/ または支持面(11)に給糸される直前
    に、巻取平面(10)を正確に規制する糸案内機構(20)によ
    って位置決めされることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか1の項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 特に柄布用の短尺経糸を製造する装置で
    あって、給糸器(4)が異色又は同色の単糸(1) を相前後
    して単層に並べて希望する経糸長に応じて巻取装置(2)
    の巻取面(9) に巻取り、この巻取装置(2) の一方の端面
    の側方部位(8) で給糸器(4) が該巻取装置(2) の周面輪
    郭の周りを回転して、この巻取装置(2) の周面に配置さ
    れる送り装置(16)に単糸(1) を1の巻取平面(10)におい
    て給糸し、巻取られた糸シート(18)をこの送り装置(16)
    が該巻取平面(10)を横切って巻取の進展に応じて移動さ
    せ、エンドレス状態で得られる糸シート(18)を、短尺整
    経完了後、並行する単糸(1) に対して直交する方向で切
    断可能に構成した、短尺経糸の製造装置において、 上記送り装置(16)上の巻取面(9) が、長さの一部にわた
    って、巻取平面(10)に対して直交する巻取面(9) から突
    出して端面の側方部位(8) の側で先細となった支持面(1
    1)を有することを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 前記支持面(11)が、整経操作中、端面の
    側方部位(8) の側に移動可能であることを特徴とする請
    求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記送り装置(16)が、平行に並べられて
    同期して移動可能になった複数の送りエレメント(17)を
    有し、各送り装置(16)がそれぞれ1つの円錐形の巻取エ
    レメント(25)を有することを特徴とする請求項6又は7
    記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記各送りエレメント(17)間に円錐形の
    支持板(26)が配置され、しかもこれらの支持板(26)が巻
    取エレメント(25)間に配設されてこれと一緒に同期して
    移動可能となり、且つこれら支持板(26)と巻取エレメン
    ト(25)とで、巻取装置(2) の周面輪郭の少なくとも一部
    に巻取円錐体(24)を形成していることを特徴とする請求
    項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 糸案内機構(20)の前縁(21)によって正
    確に規制される巻取平面(10)において、給糸器(4) が単
    糸(1) を巻取面(9) および/または支持面 (11) に給糸
    すように、糸案内機構(20)がこの巻取面(9,11)上方に配
    置されていることを特徴とする請求項6〜9のいずれか
    1の項に記載の装置。
JP7330290A 1994-12-23 1995-12-19 短尺経糸を製造する方法及び装置 Expired - Fee Related JP2637717B2 (ja)

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Cited By (2)

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