JPH08209350A - 薄膜形成装置及び薄膜形成装置のクリーニング方法 - Google Patents

薄膜形成装置及び薄膜形成装置のクリーニング方法

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JPH08209350A
JPH08209350A JP1733995A JP1733995A JPH08209350A JP H08209350 A JPH08209350 A JP H08209350A JP 1733995 A JP1733995 A JP 1733995A JP 1733995 A JP1733995 A JP 1733995A JP H08209350 A JPH08209350 A JP H08209350A
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JP
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gas
cleaning
film forming
thin film
introducing
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Application number
JP1733995A
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Inventor
Yoshihiko Kusakabe
嘉彦 草壁
Hiroshi Onishi
寛 大西
Yoshihiko Okamoto
佳彦 岡本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】装置内に形成された付着物等を装置にダメージ
を与えることなく均一かつ効率的に除去し、製造デバイ
スの特性劣化或いは不良品発生をなくして製造歩留まり
を向上させるような薄膜形成装置を得る。 【構成】クリーニングガスを反応容器に導入する前に加
熱する第一のガス温度制御手段39と、クリーニングガ
スを反応容器2に導入する前に冷却する第二のガス温度
制御手段40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、DRAM等の半導体
製造に使用する薄膜形成装置をクリーニングするに際し
て、薄膜形成装置を分解することなく薄膜形成装置に形
成された付着膜や反応副生成物による付着物を均一かつ
効率的に除去可能なセルフクリーニング機能を備えた薄
膜形成装置及び薄膜形成装置のクリーニング方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のセルフクリーニング機能を
備えた薄膜形成装置を図について説明する。図10は特
公平4−157161号公報に示された従来の薄膜形成
装置を示す正面図であり、図11は他の従来の薄膜形成
装置を示す正面図である。図において、1は二重管構造
の反応容器2を有した縦型熱処理装置であり、この反応
容器2は下方に開口部を備えて、例えば石英からなる外
管3と内管4とから構成され、また周囲には加熱ヒータ
5及び図示しない断熱材等が配置されている。6は反応
容器2の開口部を密閉する円盤状のキャップ部、7はキ
ャップ部6上に設置された保温筒、8は成膜時の被処理
物である複数の半導体ウェハ、9は半導体ウェハ8を収
容可能とするために保温筒7の上方に搭載される石英製
のウェハボートである。なお、この半導体ウェハ8は、
クリーニング時にウェハボート9から取り出せるように
なっている。これらウェハボート9、保温筒7及びキャ
ップ部6は、図示しない昇降機構によって一体となって
反応容器2内にローディングされるようになっている。
【0003】10はガス吐出部10aを内管4内に突出
するように反応容器2の下端部付近に設けられたガス導
入管、11はガス導入管10に接続されSiH4 等の処
理ガスをガス導入管10から反応容器2内に所定量供給
する反応ガス供給系、12はガス導入管10に接続され
たクリーニングガス供給系、13及び14は切替えバル
ブである。上記クリーニングガス供給系12は、クリー
ニングガス源であるClF3 ガス供給部15と希釈用の
2 ガス供給部16とを有しており、それぞれマスフロ
ーコントローラ17,18及びバルブ19,20等を介
してガス導入管10に接続されている。これらマスフロ
ーコントローラ17,18は、ClF3ガス及びN2
スの供給量を調整可能に形成され、これによってClF
3 ガス濃度が所定濃度に希釈されたクリーニングガスが
ガス導入管10側に供給されるようになっている。
【0004】21はClF3 ガス供給部15側に設けら
れた配管、22は配管21に巻かれ配管21内でのCl
3 ガスの再液化を防止するテープヒータ、23は反応
容器2の下端部付近に設けられた排気管(クリーニング
ガス排出手段)、24は反応容器2内にガス導入管10
を介して導入されたガスを排出する真空ポンプ、25は
真空ポンプ24によって排出されたClF3 を含むガス
から有害・危険な成分を除去し排気する除外装置、26
は有害・危険なガス成分を吸着または分解する薬剤を備
え除外装置25に収納された薬剤筒である。27は自然
酸化膜形成を抑制するために外管3と内管4との間に設
けられ、例えば10slm程度以上の大流量のN2 ガス
を導入できるように形成された自然酸化膜形成抑制用ガ
ス導入管、27aは自然酸化膜形成抑制用ガス導入管2
7のガス吐出部、28はマスフローコントローラであ
る。
【0005】次に動作について説明する。すなわち、従
来の薄膜形成装置を用いた成膜工程を説明する。処理温
度として、例えば、450℃〜650℃程度の温度に加
熱された反応容器2内に多数枚の半導体ウェハ8を収容
したウェハボート9をローディングし、キャップ部6に
よって反応容器2を密閉する。次に、反応容器2内を真
空排気し減圧した後、SiH4 等の処理ガスをガス導入
管10から所定量供給して、例えば1.0Torr程度
の真空度を保持しながら半導体ウェハ8への成膜処理を
行う。この際、クリーニングガス供給系12側の切替え
バルブ14は、閉状態とされている。成膜処理終了後
は、H2 やN2 パージ等を行って反応容器2内の処理ガ
スを除去し、無害な雰囲気で常圧状態とした後、ウェハ
ボート9を反応容器2からアンローディングする。この
際、反応容器2内の温度は上記成膜処理温度に維持す
る。
【0006】次に、キャップ部6によって反応容器2を
密閉し、上記450℃〜650℃の処理温度に加熱され
た反応容器2にクリーニングガスをガス導入管10から
所定量供給し、1.2Torrの圧力で反応容器2に付
着したSi系被膜の除去処理を行う。このクリーニング
処理に先立ってクリーニングガス中のClF3 濃度が1
0〜50体積%となるように、ClF3 ガス及びN2
スの供給量を予めマスフローコントローラ17,18で
調整しておく。また、ガス導入管10のガス吐出部10
aは内管4内に直線的に突出させかつ保温筒7と対向す
るように設けてあるため、保温筒7にクリーニングガス
が当たって反応容器2内で乱流が生じ、ガス導入管10
と対向する部分のクリーニングも十分に行われる。
【0007】一方、かかる従来の薄膜形成装置のうち、
ポリシリコン膜、SiN膜や金属膜等の、配線材・電極
材として使用される膜を形成する薄膜形成装置の場合に
あっては、大気を巻き込んだ高温の反応容器2内部へ半
導体ウェハ8を挿入し、反応容器2内を減圧状態にした
後成膜を開始するまでの間において、半導体ウェハ8表
面上への自然酸化膜の形成を抑制するために、次のよう
な手段を採っていた。すなわち、図11に示したよう
に、成膜時の半導体ウェハ8をロードする際に自然酸化
膜形成抑制用ガス導入管27のガス吐出部27aから大
流量のN2 ガスを導入し、反応容器2内部の大気を極力
早く置換し、自然酸化膜形成の抑制が図れるようになっ
ていた。また反応容器2のクリーニング時にあっては、
自然酸化膜形成抑制用ガス導入管27へのClF3 ガス
の逆流による腐食を抑制するために、一定流量のN2
スをマスフローコントローラ28で調節して流してい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のセルフクリーニ
ング機能を備えた薄膜形成装置及び薄膜形成装置のクリ
ーニング方法は以上のように構成されているので、成膜
時に供給された処理ガスは、保温筒7、ウェハボート
9、外管3、内管4にも半導体ウェハ8上と同一の膜が
形成される。その一方で、CVD炉内の均熱部で当該膜
の堆積に消費される処理ガスの割合は、例えば数%程度
と低く、大部分は未反応のまま或いは反応副生成物とし
て排気されるが、かかる排気ガスは排気管23近傍の低
温部位において多量の付着物を発生させる。特にこの付
着物は外管3からの排気口において顕著となり、CVD
炉の定期的なクリーニングメンテナンスを必要とすると
いう問題点があった。さらにこの付着物は、反応容器2
内で舞い上がって多量の不純物粒子を飛散させ、これが
半導体ウェハ8に付着して不良品発生の原因となるとい
う問題点があった。
【0009】反応容器2内に形成されたかかる付着膜、
付着物を薄膜形成装置の構造部材を分解することなく成
膜時とほぼ同じ状態で除去するために、当該薄膜形成装
置にはClF3 ガスを用いたセルフクリーニング機能が
必要となる。しかしながら、従来の薄膜形成装置のクリ
ーニング方法にあっては、ClF3 ガスの消費がガスの
流れの上流側から進むために、下流側のクリーニング速
度が上流側よりも遅くなったり、またガスの予備加熱が
不十分なためにガス導入側のクリーニング速度が遅くな
るなど、クリーニングの均一性が悪かった。例えば、特
公平4−245627号公報に示された従来の薄膜形成
装置にあっては、TEOS(テトラエトキシシラン)を
処理ガスとして形成したSiO2 膜のクリーニング速度
は、処理容器内温度620℃、圧力1.0Torr、C
lF3 ガスを700sccm、希釈N2 ガスを2800
sccmでのクリーニング条件の下では、ガス導入側に
比べてガス排気側で遅く、およそ1/2以下程度になっ
ている。また、最も排気側に近い部分では当該クリーニ
ング速度は、1/10程度に遅くなっている。さらにガ
スの供給側に最も近い部分でも、当該クリーニング速度
は、1/10程度に遅くなってしまっている。これは、
ガスが十分に予備加熱されていないことや、部材の加熱
が不十分であることが原因で起こっていた。
【0010】またさらに、図11に示した外管3と内管
4との間等に設けた自然酸化膜形成抑制用ガス導入管2
7のガス吐出部27a近傍の外管3部位、内管4部位に
は、クリーニング時においても付着膜等の取れ残りが生
じやすかった。これは、自然酸化膜形成抑制用ガス導入
管27へのClF3 ガスの逆流によって、配管及びCl
3 仕様でないマスフローコントローラが腐食するのを
抑制するために、マスフローコントローラ28で制御で
きる下限(最大使用流量の1%)以上の流量のN2 ガス
を流しているために局部的にClF3 濃度が低くなり、
クリーニング速度が遅くなることが原因であった。
【0011】このように従来の薄膜形成装置及び薄膜形
成装置のクリーニング方法にあっては、クリーニングの
均一性が悪かったため、保温筒7、ウェハボート9、外
管3、内管4等の石英部材に形成された付着膜等をすべ
て除去するまでクリーニングを続けると、クリーニング
速度が速い箇所の石英が腐食されやすく、その一方で、
かかる腐食が起こらないようにクリーニング時間を短く
すると、付着膜等の除去が不完全となってしまってい
た。また、排気口近傍に形成された付着物等のクリーニ
ングについては考慮されていなかったため、付着物等の
種類や量、付着箇所での温度、付着箇所でのClF3
度等によっては、クリーニング不足となり、石英部材に
形成された膜のクリーニング完了時に付着物等の取れ残
りが生じたり、或いは過度のクリーニングのために配管
部材等に腐食が生じていたなどの問題点があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、薄膜形成装置内に形成された付
着膜や反応副生成物による付着物を、当該薄膜形成装置
にダメージを与えることなく均一かつ効率的に除去し、
製造するデバイスの特性劣化或いは不良品発生をなくし
て製造歩留まりを向上させるような薄膜形成装置を得る
ことを目的とする。
【0013】またこの発明は、薄膜形成装置内に形成さ
れた付着膜や反応副生成物による付着物を、当該薄膜形
成装置にダメージを与えることなく均一かつ効率的に除
去し、製造するデバイスの特性劣化或いは不良品発生を
なくして製造歩留まりを向上させるような薄膜形成装置
のクリーニング方法を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る薄
膜形成装置は、クリーニングガスを反応容器に導入する
前に加熱する第一のガス温度制御手段と、前記クリーニ
ングガスを前記反応容器に導入する前に冷却する第二の
ガス温度制御手段の少なくとも一方を備えて構成したも
のである。
【0015】請求項2の発明に係る薄膜形成装置は、請
求項1の発明において、クリーニングガスがClF3
場合、前記第一のガス温度制御手段を、40℃ないし2
20℃の温度範囲で形成して構成したものである。
【0016】請求項3の発明に係る薄膜形成装置は、請
求項1の発明において、クリーニングガスがClF3
場合、前記第二のガス温度制御手段を、前記クリーニン
グガスの分圧をP(Torr)とした場合に、[109
6.917/(7.361−logP)]−232.7
5℃で示される温度以上で形成して構成したものであ
る。
【0017】請求項4の発明に係る薄膜形成装置は、前
記クリーニングガス導入手段から導入された前記クリー
ニングガスの流れの下流に相当する箇所に、前記クリー
ニングガスを導入可能に形成された第二のクリーニング
ガス導入手段を、少なくとも一つ以上備えて構成したも
のである。
【0018】請求項5の発明に係る薄膜形成装置は、請
求項4の発明において、前記クリーニングガス導入手段
を、前記反応容器内での自然酸化膜形成を抑制する自然
酸化膜形成抑制用ガスを導入するための自然酸化膜形成
抑制用ガス導入手段として兼用可能に形成して構成した
ものである。
【0019】請求項6の発明に係る薄膜形成装置は、前
記反応容器内に導入する自然酸化膜形成抑制用ガスの流
量範囲を大きく制御するために、前記自然酸化膜形成抑
制用ガス導入手段に複数のガス流量制御手段を備えて構
成したものである。
【0020】請求項7の発明に係る薄膜形成装置は、水
素基若しくは水酸基を含むガスを前記反応容器内に導入
する吸着ガス供給手段を備えて構成したものである。
【0021】請求項8の発明に係る薄膜形成装置は、塩
化水素ガス及びアンモニアガスを前記反応容器内に導入
するガス導入手段を備えて構成したものである。
【0022】請求項9の発明に係る薄膜形成装置のクリ
ーニング方法は、前記反応容器内に前記クリーニングガ
スを導入し所定時間滞在させてクリーニングする第一の
クリーニング工程の後に、前記クリーニングガスを前記
第一のクリーニング工程における滞在時間よりも長く滞
在させてクリーニングする第二のクリーニング工程を行
い、または前記第一のクリーニング工程と前記第二のク
リーニング工程とを複数回交互に行うように構成したも
のである。
【0023】請求項10の発明に係る薄膜形成装置のク
リーニング方法は、請求項9の発明において、前記第一
のクリーニング工程における前記クリーニングガスの滞
在時間を、前記クリーニングガスの圧力をP(Tor
r)とした場合に、1.5/P(sec)で示される時
間以下として構成したものである。
【0024】請求項11の発明に係る薄膜形成装置は、
前記クリーニングガス排出手段により排出される反応ガ
スを放電分解して前記放電分解時に生じる発光強度を検
出することによってクリーニング終了時を検出するクリ
ーニング終了時検出手段を備えて構成したものである。
【0025】
【作用】請求項1の発明における薄膜形成装置は、第一
のガス温度制御手段と第二のガス温度制御手段を備えた
ことにより、反応容器内の付着膜、付着物を、第一のガ
ス温度制御手段により加熱されたクリーニングガスによ
ってガス導入側で積極的に除去を行い、次いで第二のガ
ス温度制御手段によって冷却されたクリーニングガスに
よってガス排気側での積極的な除去を行う。
【0026】請求項2の発明における薄膜形成装置は、
前記クリーニングガスがClF3 の場合の発明と同様の
作用を奏するほか、前記第一のガス温度制御手段を40
℃ないし220℃の温度範囲で形成し、反応容器内の付
着膜、付着物をガス導入側で積極的に除去する。
【0027】請求項3の発明における薄膜形成装置は、
前記クリーニングガスがClF3 の場合の発明と同様の
作用を奏するほか、前記第二のガス温度制御手段を、前
記クリーニングガスの分圧をP(Torr)とした場合
に、[1096.917/(7.361−logP)]
−232.75℃で示される温度以上で形成し、反応容
器内の付着膜、付着物をガス排気側で積極的に除去す
る。
【0028】請求項4の発明における薄膜形成装置は、
第二のクリーニングガス導入手段を備えたことにより、
薄膜形成装置内に形成された付着膜や反応副生成物によ
る付着物を均一かつ効率的に除去できる。
【0029】請求項5の発明における薄膜形成装置は、
請求項4の発明と同様の作用を奏する他、自然酸化膜形
成抑制用ガス導入手段から大流量の自然酸化膜形成抑制
用ガスを供給できるので、反応容器内部の大気を迅速に
置換することで自然酸化膜の形成を抑制できる。
【0030】請求項6の発明における薄膜形成装置は、
自然酸化膜形成抑制用ガス導入手段に複数のガス流量制
御手段を備え、自然酸化膜形成抑制用ガスの流量制御範
囲を大きくすることにより、自然酸化膜形成抑制用ガス
導入部近傍においても十分なクリーニング速度を維持で
き、薄膜形成装置内に形成された付着物を均一かつ効率
的に除去できる。
【0031】請求項7の発明における薄膜形成装置は、
水素基若しくは水酸基を含むガスを前記反応容器内に導
入する吸着ガス供給手段を備えたことにより、クリーニ
ング速度が遅くなりやすい箇所においても十分なクリー
ニング速度の維持が可能となる。
【0032】請求項8の発明における薄膜形成装置は、
塩化水素ガス及びアンモニアガスを前記反応容器内に導
入するガス導入手段を備えたことにより、塩化アンモニ
ウムを発生させることができ、クリーニング速度が遅く
なりやすい箇所においても十分なクリーニング速度の維
持が可能となる。
【0033】請求項9の発明における薄膜形成装置のク
リーニング方法は、第一のクリーニング工程と第二のク
リーニング工程とを前後して、または複数回交互に行う
ことにより、クリーニングガス導入側及び排気側のクリ
ーニング速度を上げて薄膜形成装置内に形成された付着
物を均一かつ効率的に除去できる。
【0034】請求項10の発明における薄膜形成装置の
クリーニング方法は、請求項9の発明と同様の作用を奏
するほか、前記第一のクリーニング工程における前記ク
リーニングガスの滞在時間を、前記クリーニングガスの
圧力をP(Torr)とした場合に、1.5/P(se
c)で示される時間以下として形成し、薄膜形成装置内
に形成された付着物をさらに均一かつ効率的に除去でき
る。
【0035】請求項11の発明における薄膜形成装置
は、クリーニング終了時を検出するクリーニング終了時
検出手段を備えたことにより、クリーニング終了時を検
出でき、不要なオーバークリーニングを防止できる。
【0036】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による薄膜形成装置を
示す正面図、図2はこの発明の一実施例による薄膜形成
装置のクリーニングガス温度制御手段を示す正面図であ
り、以下従来技術である図10ないし図11に示した相
当部分には同一符号を付しその説明を省略する。図にお
いて、29は反応容器2の下端部に設けられ成膜用ガス
吐出部29aを内管4内に突設させて形成された成膜用
ガス導入管であり、反応ガス供給系31(成膜用ガス導
入手段)が接続されている。30は反応容器2の下端部
に設けられクリーニングガス吐出部30aを内管4内に
突設させて形成されたクリーニングガス導入管(クリー
ニングガス導入手段)であり、クリーニングガス供給系
32(クリーニングガス導入手段)が接続されている。
33及び34はガスを切替えバルブ、35及び36はマ
スフローコントローラである。
【0037】なお、上記クリーニングガス供給系32
は、例えば希釈していないClF3 ガス或いは予め希釈
したクリーニングガス等をボンベとして用いたものとな
っているが、従来例で示したようなクリーニングガス源
であるClF3 ガス供給部と希釈用のN2 キャリアガス
供給部とを備えさせ、マスフローコントローラでClF
3 ガス及びN2 ガスの供給量を調整することによって、
ClF3 濃度が所定濃度に希釈されたクリーニングガス
をクリーニングガス導入管30側に供給可能に形成して
もよい。
【0038】37は反応容器2の手前で導入するクリー
ニングガスの温度を制御するクリーニングガス温度制御
手段、38はクリーニングガス導入側バルブ、39は反
応容器2へ導入される前のクリーニングガスを加熱可能
に形成された第一のガス温度制御手段、40はクリーニ
ングガスを冷却可能に形成された第二のガス温度制御手
段、41は第一のガス温度制御手段39の上流側に位置
させた希釈ガス供給系、42は第二のガス温度制御手段
40の上流側に位置させた希釈ガス供給系である。
【0039】次に動作について説明する。クリーニング
ガス供給系32から供給されるクリーニングガスは、先
ず、第一のガス温度制御手段39により加熱される。か
かる加熱手段のみを使用したプロセスでは、制御する温
度に応じて希釈ガス供給系41からは腐食や液化が起こ
らないClF3 濃度で調整され、かつ反応容器2内の付
着膜、付着物が有効に除去できるようにN2 等の希釈ガ
スで調整される。次に、第二のガス温度制御手段40に
よる冷却手段のみを使用したプロセスでも、上記と同様
にして調整される。
【0040】例えば、8インチウェハ(被処理物)を処
理できる縦型熱処理装置(薄膜形成装置)1の場合に
は、反応容器2内の付着膜、付着物を、第一のガス温度
制御手段39により加熱されたクリーニングガスによっ
て、先ず、ガス導入側で積極的に除去を行い、次いで第
二のガス温度制御手段40によって冷却されたクリーニ
ングガスによってガス排気側での積極的な除去を行う。
反応容器2内のクリーニング時の温度及び圧力は、従来
例の条件と同様とする。このとき、第一のガス温度制御
手段39の加熱温度を、ClF3 ガスの液化防止のため
の管理温度(20℃〜40℃)から分解温度(220
℃)の範囲で制御することで、薄膜形成装置内の付着物
等が従来技術によるものよりも均一にクリーニングでき
ると共に、ClF3 ガスの分解温度以下での温度制御が
可能なため、第一のガス温度制御手段39の構成部材の
極度の腐食も生じない。
【0041】また、第二のガス温度制御手段40の冷却
温度を、冷却部のClF3 ガス分圧をP(Torr)と
した場合に、[1096.917/(7.361−lo
gP)]−232.75℃で示される温度以上に制御す
ることで、冷却部においてもClF3 ガスの液化が発生
せず、薄膜形成装置内の付着物が従来技術によるものよ
りも均一にクリーニングできる。
【0042】なお、例えば、第一のガス温度制御手段3
9,第二のガス温度制御手段40におけるClF3 ガス
分圧を、希釈ガス供給系41,42から供給する希釈N
2 ガス等によって1.5Torr以下に調整した場合に
は、−80℃〜220℃程度の温度制御が可能となる。
また、上記クリーニングガス温度制御手段37には、第
一のガス温度制御手段39,第二のガス温度制御手段4
0のうち少なくとも一方を備えるだけでも、薄膜形成装
置内の付着物が従来技術によるものよりも均一にクリー
ニングできる。
【0043】また、クリーニングガス導入側バルブ38
を開閉操作のみを可能とするバルブではなく差圧制御可
能な減圧弁とすることで、クリーニングガス温度制御手
段37側の圧力を反応容器2側の圧力に応じて容易に制
御可能となる。
【0044】上記クリーニングガス温度制御手段37の
配管断面積は、クリーニングガス供給側のクリーニング
ガス導入管30の断面積よりも大きくすることが、クリ
ーニングガス温度制御手段37の圧力制御上望ましい。
【0045】さらに、第一のガス温度制御手段39,第
二のガス温度制御手段40を、クリーニング中に自動ま
たは手動で迅速に取り外し可能に形成することで、クリ
ーニングプロセス中にガス温度を迅速に変えることが可
能となり、ガス温度を2段階以上で制御する際に有効な
手段となり得る。
【0046】以上に述べたように、この実施例によれ
ば、薄膜形成装置内に形成された付着膜や反応副生成物
による付着物を、当該薄膜形成装置にダメージを与える
ことなく均一かつ効率的に除去してクリーニング時間を
短縮できると共に、保温筒7、ウェハボート9、外管
3、内管4等のクリーニング不足や過度のクリーニング
を防止できる。そして、付着物等の取れ残りや各種部材
の腐食による異物発生を飛躍的に防止できると共に、製
造するデバイスの特性劣化或いは不良品発生をなくして
製造歩留まりを向上できる。
【0047】実施例2.図3はこの発明の一実施例によ
る薄膜形成装置を示す正面図であり、図において、43
は第二のクリーニングガス導入管(第二のクリーニング
ガス導入手段)、43aは前記クリーニングガス吐出部
30aよりもガスの流れの下流側にある第二のクリーニ
ングガス吐出部、44は第二のクリーニングガス制御用
バルブ、45はマスフローコントローラである。
【0048】次に動作について説明する。クリーニング
ガス供給系32から供給されるクリーニングガスは、先
ず、クリーニングガス導入管30を通してクリーニング
ガス吐出部30aから供給される。かかるクリーニング
ガス吐出部30aから供給されるクリーニングガスを使
用したプロセスでは、ガス導入側において反応容器2内
の付着膜、付着物を積極的に除去できる。次いで、クリ
ーニングガスは、上記第二のクリーニングガス導入管4
3を通して第二のクリーニングガス吐出部43aから供
給される。かかる第二のクリーニングガス吐出部43a
から供給されるクリーニングガスを使用したプロセスで
は、ガス排気側において反応容器2内の付着膜、付着物
を積極的に除去できる。
【0049】以上に述べたように、この実施例によれ
ば、クリーニングガス吐出部30aからのクリーニング
ガスの供給と、このクリーニングガス吐出部30aより
もガスの流れの下流側にある第二のクリーニングガス吐
出部43aからのクリーニングガスの供給とを、上記の
ように時間的に前後して、或いは交互に若しくは同時に
行うことにより、薄膜形成装置内に形成された付着膜や
反応副生成物による付着物を従来のものよりも均一かつ
効率的に除去できる。また、ガスの流れの上流部におけ
る過度のクリーニングを防止できるので、薄膜形成装置
に前述したダメージを与えることがない。
【0050】実施例3.図4はこの発明の一実施例によ
る薄膜形成装置を示す正面図であり、図において、46
は第二のクリーニングガス導入管43の途中に設けた自
然酸化膜形成抑制用ガス供給系(自然酸化膜形成抑制用
ガス導入手段)、47は自然酸化膜形成抑制用ガス制御
バルブ、48は自然酸化膜形成抑制用のマスフローコン
トローラである。
【0051】次に動作について説明する。成膜時に半導
体ウェハ8をロードする際に自然酸化膜形成抑制用のガ
ス導入経路として、第二のクリーニングガス導入管43
及び第二のクリーニングガス吐出部43aから、10s
lm程度以上の大流量のN2ガスを導入する。かかるN2
ガスは、自然酸化膜形成抑制用ガス供給系46から供
給される。
【0052】以上に述べたように、この実施例によれ
ば、自然酸化膜形成抑制用ガス供給系46から大流量の
2 ガスを供給できるので、反応容器2内部の大気を迅
速に置換し、自然酸化膜の形成を抑制できる。さらに、
クリーニング時においては、ClF3 ガスの逆流によっ
てClF3 仕様でないマスフローコントローラが腐食す
るのを抑制するために、第二のクリーニングガス吐出部
43aにマスフローコントローラ48で制御できる範囲
内の一定流量でN2 ガスを流しても、同時にクリーニン
グガスも供給できるために、局部的にClF3 濃度が低
くなりクリーニング速度が遅くなることによる付着膜等
の取れ残りを防止できる。
【0053】また、クリーニングガス吐出部30aから
のクリーニングガスの供給と、このクリーニングガス吐
出部30aよりもガスの流れの下流側にある第二のクリ
ーニングガス吐出部43aからのクリーニングガスの供
給とを、上記のように時間的に前後して、或いは交互に
若しくは同時に行うことにより、薄膜形成装置内に形成
された付着膜や反応副生成物による付着物を従来のもの
よりも均一かつ効率的に除去できる。また、ガスの流れ
の上流部における過度のクリーニングを防止できるの
で、薄膜形成装置に前述したダメージを与えることがな
い。
【0054】実施例4.図5はこの発明の一実施例によ
る薄膜形成装置を示す正面図であり、図において、49
はクリーニング時における自然酸化膜形成抑制用ガス導
入管27へのClF3 ガスの逆流によって腐食するのを
防止するために設けられた腐食防止用ガス制御バルブ
(ガス流量制御手段)、50はクリーニング時における
自然酸化膜形成抑制用ガス導入管27へのClF3 ガス
の逆流によって腐食するのを防止するために設けられた
小流量制御仕様のマスフローコントローラ(ガス流量制
御手段)である。
【0055】次に動作について説明する。成膜時に半導
体ウェハ8をロードする際に自然酸化膜形成抑制用のガ
ス導入経路として、自然酸化膜形成抑制用ガス導入管2
7及び自然酸化膜形成抑制用ガス吐出部27aから、大
流量のN2 ガスを導入する。かかるN2 ガスは、自然酸
化膜形成抑制用ガス供給系46から供給される。
【0056】以上に述べたように、この実施例によれ
ば、自然酸化膜形成抑制用ガス供給系46から大流量の
2 ガスを供給できるので、反応容器2内部の大気を迅
速に置換し、自然酸化膜の形成を抑制できる。さらに、
クリーニング時においては、ClF3 ガスの自然酸化膜
形成抑制用ガス吐出部27aからの逆流によって自然酸
化膜形成抑制用ガス導入管27やClF3 仕様でないマ
スフローコントローラが腐食するのを抑制するために、
大流量制御仕様のマスフローコントローラ48では制御
できない流量(例えば、最大使用流量の1%以下に相当
する100sccm以下)のN2 ガスを、小流量制御仕
様のマスフローコントローラ50により供給でき、Cl
3 ガスの自然酸化膜形成抑制用ガス吐出部27aから
の逆流を防止できる。従って、配管やマスフローコント
ローラ等の腐食をも防止できる。
【0057】実施例5.図6はこの発明の一実施例によ
る薄膜形成装置を示す正面図であり、図において、51
はH2 ,H2 O,NH3 ,CH3 OH,C25 OH等
のH,OH基を含むガスのガス導入管(吸着ガス供給手
段)、51aは外管3と内管4との間に配設させたH,
OH基を含むガスのガス吐出部、52はH,OH基を含
むガスのガス供給系(吸着ガス供給手段)、53はH,
OH基を含むガスのガス制御バルブ、54はH,OH基
を含むガスを供給制御するマスフローコントローラであ
る。
【0058】次に動作について説明する。セルフクリー
ニング前にクリーニングの起点となるH2 ,H2 O,N
3 ,CH3 OH,C25 OH等のH,OH基を含む
ガスの少なくとも一つ以上を吸着させるためのガスをガ
ス吐出部51aから供給する。これは従来においてクリ
ーニング速度が遅かったガスの排気口近傍の付着膜形成
部位や排気配管での反応副生成物の形成部位等の低温部
分の上流からガスを供給することとなり、その低温部分
にクリーニングの起点となるH2 ,H2 O,NH3 ,C
3 OH,C25 OH等のH,OH基を含むガスの少
なくとも一つ以上を吸着させることによって、十分なク
リーニング速度の維持が可能となる。
【0059】なお、セルフクリーニング前にクリーニン
グの起点となるH2 ,H2 O,NH3 ,CH3 OH,C
25 OH等のH,OH基を含むガスの少なくとも一つ
以上を吸着させるためのガス吐出口は、成膜用ガス吐出
部29a近傍の上流側に位置させてもよく、この場合、
排気口近傍の付着膜、排気配管での反応副生成物の形成
部位のみならず、ガスの導入口近傍の付着膜に対しても
クリーニング速度の維持が可能となる。
【0060】実施例6.図7はこの発明の一実施例によ
る薄膜形成装置を示す正面図であり、図において、55
はHClガス導入管(ガス導入手段)、55aはHCl
ガス吐出部、56はNH3 ガス導入管(ガス導入手
段)、56aはNH3 ガス吐出部、57はHClガス供
給系(ガス導入手段)、58はNH3 ガス供給系(ガス
導入手段)である。
【0061】次に動作について説明する。従来において
クリーニング速度が遅かったガスの導入近傍、排気口近
傍の付着膜形成部位や排気配管での反応副生成物の形成
部位等の低温部分の上流からHClガス及びNH3 ガス
を供給し、その低温部分にセルフクリーニングの起点と
なるNH4 Clを発生させる。これにより、従来におい
てクリーニング速度が遅かった箇所において、十分なク
リーニング速度の維持が可能となる。
【0062】なお、セルフクリーニング前にクリーニン
グの起点となるNH4 Cl形成のためのHClガス及び
NH3 ガスを供給するためのガス吐出部は、成膜用ガス
吐出部29a近傍の上流側に位置させてもよく、この場
合、排気口近傍の付着膜、排気配管での反応副生成物の
形成部位のみならず、ガスの導入口近傍の付着膜に対し
てもクリーニング速度の維持が可能となる。
【0063】実施例7.図8はこの発明の一実施例によ
る薄膜形成装置を示す正面図である。図において、59
は反応容器2内でのクリーニングガスの滞在時間を制御
するための希釈用N2 ガス導入管、59aは反応容器2
の下端部付近に配設された希釈用N2 ガス吐出部、60
は希釈用N2 ガス供給系、61は反応容器2内でのクリ
ーニングガスの滞在時間を制御するための反応容器内圧
力制御装置である。
【0064】次に動作について説明する。ガスの予備加
熱が十分でない220℃以下の一定温度のClF3 ガス
を使用し、薄膜形成装置内でのClF3 ガスの滞在時間
が短い工程である第一のクリーニング工程と、その第一
のクリーニング工程よりもClF3 ガスの滞在時間が長
い工程である第二のクリーニング工程とを用いて、セル
フクリーニングを行う。
【0065】従来の技術にあっては、ガスの予備加熱が
不十分であったためにガス導入側のクリーニング速度が
遅く、また排気側においてはClF3 ガスが消費される
ためにクリーニング速度が遅くなっていたが、この実施
例によれば、薄膜形成装置内でのClF3 ガスの滞在時
間を制御することにより、クリーニング速度を上げるこ
とが可能となる。すなわち、ClF3 ガスを十分に予備
加熱してガス導入側のクリーニング速度を上げる手段
と、ClF3 ガスの予備加熱を不十分にすることによっ
てガス導入側でのクリーニング速度を抑制しクリーニン
グガスの消費量を抑制して排気側のクリーニング速度を
上げる手段とを、時間的に相前後して或いは交互に用い
ることにより、薄膜形成装置内に形成された付着物を均
一かつ効率的に除去できる。
【0066】この場合、薄膜形成装置内でのClF3
スの滞在時間を制御する手段としては、反応容器2内の
圧力を一定にした状態でクリーニングガス供給系32或
いは希釈用N2 ガス供給系60からの供給ガスの流量を
増減させたり、またはクリーニングガス供給系32或い
は希釈用N2 ガス供給系60からの供給ガスの流量を一
定にした状態で反応容器内圧力制御装置61により圧力
を増減させてもよい。
【0067】また、通常使用されるClF3 ガスの温度
が20℃〜40℃、クリーニング処理温度が450℃〜
650℃の場合にあっては、クリーニング圧力をP(T
orr)として1.5/P(sec)程度の時間だけク
リーニングガスを薄膜形成装置内に滞在させると、クリ
ーニングガスは十分に予備加熱されると判断される。従
って、第一のクリーニング工程の滞在時間を、上記式の
1/3〜1/2程度以下に設定することで、ClF3
スの予備加熱を不十分にしてガス導入側でのクリーニン
グ速度、すなわちクリーニングガスの消費量を抑制し、
排気側のクリーニング速度を上げることができる。
【0068】実施例8.図9はこの発明の一実施例によ
る薄膜形成装置を示す正面図であり、図において、62
は排気管23から分岐された排気ガス配管(クリーニン
グ終了時検出手段)、63は光を透過する石英等の材料
で構成された励起室(クリーニング終了時検出手段)、
64は放電を起こすための電極(クリーニング終了時検
出手段)、65はその電源(クリーニング終了時検出手
段)、66は発光モニタ装置(クリーニング終了時検出
手段)である。
【0069】次に動作について説明する。排気ガス配管
62から励起室63に入ってきた反応ガスは、電源65
により高周波のかけられた電極64間で放電分解され、
その時生じる光が発光モニタ装置66で観測される。そ
して、被クリーニング物の構成元素やその化合物の発光
強度をモニタしておけば、クリーニングが終了した段階
で発光強度が減衰するため、クリーニング終了時を検出
できる。かかる発光強度の変化をクリーニング終了信号
として利用し、発光強度が減衰したときにクリーニング
ガスの供給を停止するような制御をすれば、不要なオー
バークリーニングを防止できる。すなわち、従来の薄膜
形成装置において温度制御や流量計のばらつき等を考慮
して時間管理で行っていたために生じていたオーバーク
リーニングを防止できる。また、突発的に被クリーニン
グ物の付着量が少なくなっているような偶発的な事態が
生じても、過度のオーバークリーニングによって装置の
各構成部材が腐食等されることも防止できる。
【0070】なお、発光強度の低下をより精度よく検出
するために、発光強度の微分値を用いてクリーニング終
了時を決定してもよい。また、排気ガス配管62を反応
容器2の近傍の排気管23に配設してあるが、排気管2
3の他の部分や、図示しない排気ポンプの直前に配設し
てもよい。
【0071】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、クリーニングガスを反応容器に導入する前に加熱す
る第一のガス温度制御手段と、前記クリーニングガスを
前記反応容器に導入する前に冷却する第二のガス温度制
御手段の少なくとも一方を備えるように構成したので、
反応容器内の付着膜、付着物を第一のガス温度制御手段
により加熱されたクリーニングガスによってガス導入側
で積極的に除去を行い、次いで第二のガス温度制御手段
によって冷却されたクリーニングガスによってガス排気
側での積極的な除去を行える。従って、薄膜形成装置内
に形成された付着膜や反応副生成物による付着物を、当
該薄膜形成装置にダメージを与えることなく均一かつ効
率的に除去し、製造するデバイスの特性劣化或いは不良
品発生をなくして製造歩留まりを向上させるような薄膜
形成装置を得ることができる効果がある。
【0072】請求項2の発明によれば、クリーニングガ
スをC1F3 とした場合、請求項1の発明の前記第一の
ガス温度制御手段を、40℃ないし220℃の温度範囲
で形成するように構成したので、請求項1の発明と同様
の効果を奏するほか、反応容器内の付着膜、付着物をガ
ス導入側で積極的に除去できるような薄膜形成装置を得
ることができる効果がある。
【0073】請求項3の発明によれば、クリーニングガ
スをC1F3 とした場合、請求項1の発明の前記第二の
ガス温度制御手段を、前記クリーニングガスの分圧をP
(Torr)とした場合に、[1096.917/
(7.361−logP)]−232.75℃で示され
る温度以上で温度制御可能に形成するように構成したの
で、請求項1の発明と同様の効果を奏するほか、反応容
器内の付着膜、付着物をガス排気側で積極的に除去でき
るような薄膜形成装置を得ることができる効果がある。
【0074】請求項4の発明によれば、前記クリーニン
グガス導入手段から導入された前記クリーニングガスの
流れの下流に相当する箇所に、前記クリーニングガスを
導入可能に形成された第二のクリーニングガス導入手段
を、少なくとも一つ以上備えるように構成したので、薄
膜形成装置内に形成された付着膜や反応副生成物による
付着物を均一かつ効率的に除去できるような薄膜形成装
置を得ることができる効果がある。
【0075】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
の前記第二のクリーニングガス導入手段を、前記反応容
器内での自然酸化膜形成を抑制する自然酸化膜形成抑制
用ガスを導入するための自然酸化膜形成抑制用ガス導入
手段として兼用可能に形成するように構成したので、請
求項4の発明と同様の作用を奏する他、自然酸化膜形成
抑制用ガス導入手段から大流量の自然酸化膜形成抑制用
ガスを供給できるので、反応容器内部の大気を迅速に置
換することで自然酸化膜の形成を抑制できるような薄膜
形成装置を得ることができる効果がある。
【0076】請求項6の発明によれば、自然酸化膜形成
抑制用ガスの流量範囲を大きく制御するために、自然酸
化膜形成抑制用ガス導入手段に複数のガス流量制御手段
を備えるように構成したので、自然酸化膜形成抑制用ガ
ス導入部近傍に形成された付着物を均一かつ効率的に除
去できるような薄膜形成装置を得ることができる効果が
ある。
【0077】請求項7の発明によれば、水素基若しくは
水酸基を含むガスを前記反応容器内に導入する吸着ガス
供給手段を備えるように構成したので、クリーニング速
度が遅くなりやすい箇所においても十分なクリーニング
速度の維持できるような薄膜形成装置を得ることができ
る効果がある。
【0078】請求項8の発明によれば、塩化水素ガス及
びアンモニアガスを前記反応容器内に導入するガス導入
手段を備えるように構成したので、塩化アンモニウムを
発生させることができ、クリーニング速度が遅くなりや
すい箇所においても十分なクリーニング速度を維持でき
るような薄膜形成装置を得ることができる効果がある。
【0079】請求項9の発明によれば、前記反応容器内
に前記クリーニングガスを導入し所定時間滞在させてク
リーニングする第一のクリーニング工程の後に、前記ク
リーニングガスを前記第一のクリーニング工程における
滞在時間よりも長く滞在させてクリーニングする第二の
クリーニング工程を行い、または前記第一のクリーニン
グ工程と前記第二のクリーニング工程とを複数回交互に
行うように構成したので、クリーニングガス導入側及び
排気側のクリーニング速度を上げて薄膜形成装置内に形
成された付着物を均一かつ効率的に除去できるような薄
膜形成装置のクリーニング方法を得ることができる効果
がある。
【0080】請求項10の発明によれば、請求項9の発
明の前記第一のクリーニング工程における前記クリーニ
ングガスの滞在時間を、前記クリーニングガスの圧力を
P(Torr)とした場合に、1.5/P(sec)で
示される時間以下とするように構成したので、請求項9
の発明と同様の効果を奏するほか、薄膜形成装置内に形
成された付着物を均一かつ効率的に除去できるような薄
膜形成装置のクリーニング方法を得ることができる効果
がある。
【0081】請求項11の発明によれば、前記クリーニ
ングガス排出手段により排出される反応ガスを放電分解
して前記放電分解時に生じる発光強度を検出することに
よってクリーニング終了時を検出するクリーニング終了
時検出手段を備えるように構成したので、クリーニング
終了時を検出でき、不要なオーバークリーニングを防止
できるような薄膜形成装置を得ることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による薄膜形成装置を示
す正面図である。
【図2】 この発明の一実施例による薄膜形成装置のク
リーニングガス温度制御手段を示す正面図である。
【図3】 この発明の一実施例による薄膜形成装置を示
す正面図である。
【図4】 この発明の一実施例による薄膜形成装置を示
す正面図である。
【図5】 この発明の一実施例による薄膜形成装置を示
す正面図である。
【図6】 この発明の一実施例による薄膜形成装置を示
す正面図である。
【図7】 この発明の一実施例による薄膜形成装置を示
す正面図である。
【図8】 この発明の一実施例による薄膜形成装置を示
す正面図である。
【図9】 この発明の一実施例による薄膜形成装置を示
す正面図である。
【図10】 従来の薄膜形成装置を示す正面図である。
【図11】 従来の薄膜形成装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 縦型熱処理装置(薄膜形成装置)、2 反応容器、
8 半導体ウェハ(被処理物)、23 排気管(クリー
ニングガス排出手段)、27 自然酸化膜形成抑制用ガ
ス導入管(自然酸化膜形成抑制用ガス導入手段)、30
クリーニングガス導入管(クリーニングガス導入手
段)、31 反応ガス供給系(成膜用ガス導入手段)、
32 クリーニングガス供給系(クリーニングガス導入
手段)、39 第一のガス温度制御手段、40 第二の
ガス温度制御手段、43 第二のクリーニングガス導入
管(第二のクリーニングガス導入手段)、46 自然酸
化膜形成抑制用ガス供給系(自然酸化膜形成抑制用ガス
導入手段)、49 腐食防止用ガス制御バルブ(ガス流
量制御手段)、50 マスフローコントローラ(ガス流
量制御手段)、51 ガス導入管(吸着ガス供給手
段)、52 ガス供給系(吸着ガス供給手段)、55
HClガス導入管(ガス導入手段)、56 NH3ガス
導入管(ガス導入手段)、57 HClガス供給系(ガ
ス導入手段)、58NH3 ガス供給系(ガス導入手
段)、62 排気ガス配管(クリーニング終了時検出手
段)、63 励起室(クリーニング終了時検出手段)、
64 電極(クリーニング終了時検出手段)、65 電
源(クリーニング終了時検出手段)、66 発光モニタ
装置(クリーニング終了時検出手段)。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物を成膜処理する反応容器と、前
    記反応容器に成膜用のガスを導入する成膜用ガス導入手
    段と、前記反応容器内に付着した付着物を除去するクリ
    ーニングガスを前記反応容器内に導入するクリーニング
    ガス導入手段と、使用されたクリーニングガスを前記反
    応容器外に排出するクリーニングガス排出手段とを有し
    た薄膜形成装置において、前記クリーニングガスを前記
    反応容器に導入する前に加熱する第一のガス温度制御手
    段と、前記クリーニングガスを前記反応容器に導入する
    前に冷却する第二のガス温度制御手段の少なくとも一方
    を備えたことを特徴とする薄膜形成装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニングガスがClF3 の場
    合、前記第一のガス温度制御手段を、40℃ないし22
    0℃の温度範囲で形成したことを特徴とする請求項1記
    載の薄膜形成装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニングガスがClF3 の場
    合、前記第二のガス温度制御手段を、前記クリーニング
    ガスの分圧をP(Torr)とした場合に、[109
    6.917/(7.361−logP)]−232.7
    5℃で示される温度以上で形成したことを特徴とする請
    求項1記載の薄膜形成装置。
  4. 【請求項4】 被処理物を成膜処理する反応容器と、前
    記反応容器に成膜用のガスを導入する成膜用ガス導入手
    段と、前記反応容器内に付着した付着物を除去するクリ
    ーニングガスを前記反応容器内に導入するクリーニング
    ガス導入手段と、使用されたクリーニングガスを前記反
    応容器外に排出するクリーニングガス排出手段とを有し
    た薄膜形成装置において、前記クリーニングガス導入手
    段から導入された前記クリーニングガスの流れの下流に
    相当する箇所に、前記クリーニングガスを導入可能に形
    成された第二のクリーニングガス導入手段を、少なくと
    も一つ以上備えたことを特徴とする薄膜形成装置。
  5. 【請求項5】 前記のクリーニングガス導入手段を、前
    記反応容器内での自然酸化膜形成を抑制する自然酸化膜
    形成抑制用ガスを導入するための自然酸化膜形成抑制用
    ガス導入手段として兼用可能に形成したことを特徴とす
    る請求項4記載の薄膜形成装置。
  6. 【請求項6】 被処理物を成膜処理する反応容器と前記
    反応容器に成膜用ガスを導入する成膜用ガス導入手段
    と、前記反応容器内に付着した付着物を除去するクリー
    ニングガスを前記反応容器内に導入するクリーニングガ
    ス導入手段と、使用されたクリーニングガスを前記反応
    容器外に排出するクリーニングガス排出手段とを有した
    薄膜形成装置において、自然酸化膜形成抑制用ガスの流
    量範囲を大きく制御するために、前記自然酸化膜形成抑
    制用ガス導入手段に複数のガス流量制御手段を備えたこ
    とを特徴とする薄膜形成装置。
  7. 【請求項7】 被処理物を成膜処理する反応容器と、前
    記反応容器に成膜用のガスを導入する成膜用ガス導入手
    段と、前記反応容器内に付着した付着物を除去するクリ
    ーニングガスを前記反応容器内に導入するクリーニング
    ガス導入手段と、使用されたクリーニングガスを前記反
    応容器外に排出するクリーニングガス排出手段とを有し
    た薄膜形成装置において、水素基若しくは水酸基を含む
    ガスを前記反応容器内に導入する吸着ガス供給手段を備
    えたことを特徴とする薄膜形成装置。
  8. 【請求項8】 被処理物を成膜処理する反応容器と、前
    記反応容器に成膜用のガスを導入する成膜用ガス導入手
    段と、前記反応容器内に付着した付着物を除去するクリ
    ーニングガスを前記反応容器内に導入するクリーニング
    ガス導入手段と、使用されたクリーニングガスを前記反
    応容器外に排出するクリーニングガス排出手段とを有し
    た薄膜形成装置において、塩化水素ガス及びアンモニア
    ガスを前記反応容器内に導入するガス導入手段を備えた
    ことを特徴とする薄膜形成装置。
  9. 【請求項9】 被処理物を成膜処理する反応容器内に付
    着物を除去するクリーニングガスを導入し所定時間滞在
    させてクリーニングする第一のクリーニング工程の後
    に、前記クリーニングガスを前記第一のクリーニング工
    程における滞在時間よりも長く滞在させてクリーニング
    する第二のクリーニング工程を行い、または前記第一の
    クリーニング工程と前記第二のクリーニング工程とを複
    数回交互に行う薄膜形成装置のクリーニング方法。
  10. 【請求項10】 前記第一のクリーニング工程における
    前記クリーニングガスの滞在時間を、前記クリーニング
    ガスの圧力をP(Torr)とした場合に、1.5/P
    (sec)で示される時間以下とした請求項9記載の薄
    膜形成装置のクリーニング方法。
  11. 【請求項11】 被処理物を成膜処理する反応容器と、
    前記反応容器に成膜用のガスを導入する成膜用ガス導入
    手段と、前記反応容器内に付着した付着物を除去するク
    リーニングガスを前記反応容器内に導入するクリーニン
    グガス導入手段と、使用されたクリーニングガスを前記
    反応容器外に排出するクリーニングガス排出手段とを有
    した薄膜形成装置において、前記クリーニングガス排出
    手段により排出される反応ガスを放電分解して前記放電
    分解時に生じる発光強度を検出することによってクリー
    ニング終了時を検出するクリーニング終了時検出手段を
    備えたことを特徴とする薄膜形成装置。
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