JPH08207985A - 半導体装置用搬送装置 - Google Patents
半導体装置用搬送装置Info
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- JPH08207985A JPH08207985A JP7016833A JP1683395A JPH08207985A JP H08207985 A JPH08207985 A JP H08207985A JP 7016833 A JP7016833 A JP 7016833A JP 1683395 A JP1683395 A JP 1683395A JP H08207985 A JPH08207985 A JP H08207985A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体装置のリード変形を防止するとともに
半導体装置の高さの変化にかかわらず同一の搬送装置で
対応する。 【構成】 搬送装置本体部1の凹部2に対して、収納す
る半導体装置3を支持固定する突起部7が設けられ、収
納する半導体装置3のリード部の根元部分3aを係止す
る可動アーム部8が設けられている。可動アーム部8
は、可動アーム取付部(支点部)8aと操作部(力点)
8bとにより、係止部(作用部)8cをバネ効果で移動
させる機能を有する。この構成により、搬送装置内に設
けた突起部7と可動アーム8の係止部8cとを収納すべ
き半導体装置3のリード部の根元部分3aに配置するこ
とにより、半導体装置3の高さの変化にかかわらず、半
導体装置3を係止して収納でき、半導体装置のリード部
の変形を防止して搬送することができる。
半導体装置の高さの変化にかかわらず同一の搬送装置で
対応する。 【構成】 搬送装置本体部1の凹部2に対して、収納す
る半導体装置3を支持固定する突起部7が設けられ、収
納する半導体装置3のリード部の根元部分3aを係止す
る可動アーム部8が設けられている。可動アーム部8
は、可動アーム取付部(支点部)8aと操作部(力点)
8bとにより、係止部(作用部)8cをバネ効果で移動
させる機能を有する。この構成により、搬送装置内に設
けた突起部7と可動アーム8の係止部8cとを収納すべ
き半導体装置3のリード部の根元部分3aに配置するこ
とにより、半導体装置3の高さの変化にかかわらず、半
導体装置3を係止して収納でき、半導体装置のリード部
の変形を防止して搬送することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置のリード部
の変形を抑えて搬送することができるエンボス型式の半
導体装置用搬送装置に関する。
の変形を抑えて搬送することができるエンボス型式の半
導体装置用搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置用搬送装置について、
以下、図3を参照しながら説明する。
以下、図3を参照しながら説明する。
【0003】図3(a)は従来の半導体装置用搬送装置
を示す平面図である。図3(b)は同(a)のA−A線
に沿った断面図であり、半導体装置を収納した状態を示
している。なお、図3(a)においては、可動アーム部
を立体的に識別しやすくするために、可動アーム部には
平面図においてもハッチングを付している。
を示す平面図である。図3(b)は同(a)のA−A線
に沿った断面図であり、半導体装置を収納した状態を示
している。なお、図3(a)においては、可動アーム部
を立体的に識別しやすくするために、可動アーム部には
平面図においてもハッチングを付している。
【0004】図3において、従来の半導体装置用搬送装
置は、搬送装置本体部1の凹部2に対して、収納する半
導体装置3を支持固定する突起部4が形成されている。
また収納する半導体装置3の天面角部を係止する可動ア
ーム部5が設けられている。前記可動アーム部5は、可
動アーム取付部(支点部)5aと操作部(力点)5bと
により、係止部(作用部)5cをバネ効果で移動させる
機能を有するものである。なお、前記凹部2の中央部に
設けられている円形部は、開口部6であり、収納した半
導体装置3の取り出しや、通気等のために設けられてい
るものである。
置は、搬送装置本体部1の凹部2に対して、収納する半
導体装置3を支持固定する突起部4が形成されている。
また収納する半導体装置3の天面角部を係止する可動ア
ーム部5が設けられている。前記可動アーム部5は、可
動アーム取付部(支点部)5aと操作部(力点)5bと
により、係止部(作用部)5cをバネ効果で移動させる
機能を有するものである。なお、前記凹部2の中央部に
設けられている円形部は、開口部6であり、収納した半
導体装置3の取り出しや、通気等のために設けられてい
るものである。
【0005】次に半導体装置の収納機構について説明す
る。図3においては、半導体装置3の左右部に設けてい
る可動アーム部5の操作部5bを作用させ、可動アーム
取付部5aを支点として可動アーム部5の係止部5cを
外側方向に移動させる。そして可動アーム部5を静止さ
せたまま、収納するべき半導体装置3を搬送装置本体部
1の凹部2に設けられた突起部4上に載置し、前記突起
部4により、半導体装置の側面リードの根元部分3aを
支持する。そして操作部5bへの力の印加をやめ、可動
アーム部5をもとの位置に戻すことにより、可動アーム
部5の係止部5cが半導体装置3の天面角部を係止する
こととなる。
る。図3においては、半導体装置3の左右部に設けてい
る可動アーム部5の操作部5bを作用させ、可動アーム
取付部5aを支点として可動アーム部5の係止部5cを
外側方向に移動させる。そして可動アーム部5を静止さ
せたまま、収納するべき半導体装置3を搬送装置本体部
1の凹部2に設けられた突起部4上に載置し、前記突起
部4により、半導体装置の側面リードの根元部分3aを
支持する。そして操作部5bへの力の印加をやめ、可動
アーム部5をもとの位置に戻すことにより、可動アーム
部5の係止部5cが半導体装置3の天面角部を係止する
こととなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、収納すべき半導体装置の高さ(厚さ)が変
化すれば使用できないという課題があった。すなわち、
可動アーム部5の係止部5cは、半導体装置3の天面を
押さえる働きがある以上、半導体装置3の厚さ(パッケ
ージ厚)が、搬送装置本体部1の底部から可動アーム部
5の係止部5cまでの距離よりも大きくなってしまえ
ば、係止部5cは半導体装置の天面部を押さえることが
できなくなり、半導体装置を固定して収納することはで
きなくなってしまう。また、搬送中に可動アーム部5が
振動により動き、係止部5cが外れてしまうという課題
もあり、可動アーム部5が振動に耐えうるよう強化すれ
ば、可動アーム部5を可動させる時に可動アーム部5が
折れてしまうなどの不具合を生じるという問題もある。
の構成では、収納すべき半導体装置の高さ(厚さ)が変
化すれば使用できないという課題があった。すなわち、
可動アーム部5の係止部5cは、半導体装置3の天面を
押さえる働きがある以上、半導体装置3の厚さ(パッケ
ージ厚)が、搬送装置本体部1の底部から可動アーム部
5の係止部5cまでの距離よりも大きくなってしまえ
ば、係止部5cは半導体装置の天面部を押さえることが
できなくなり、半導体装置を固定して収納することはで
きなくなってしまう。また、搬送中に可動アーム部5が
振動により動き、係止部5cが外れてしまうという課題
もあり、可動アーム部5が振動に耐えうるよう強化すれ
ば、可動アーム部5を可動させる時に可動アーム部5が
折れてしまうなどの不具合を生じるという問題もある。
【0007】本発明は、前記課題を解決するもので、半
導体装置のリード変形を防止して収納し、安定して収納
することができる半導体装置用搬送装置を提供すること
を目的とする。
導体装置のリード変形を防止して収納し、安定して収納
することができる半導体装置用搬送装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の半導体装置用搬送装置は、以下のような構
成を有している。すなわち、搬送装置本体部に設けられ
た凹部と、前記凹部の底部に設けられ、搬送すべき半導
体装置を収納して前記半導体装置のリード部根元部分を
支持する突起部と、前記凹部の側面に設けられた可動ア
ーム部とを有した半導体装置用搬送装置であって、前記
可動アーム部は、支点となる取付部と、力点となる操作
部と、作用点となる係止部とにより構成され、前記係止
部は前記突起部上に位置し、前記突起部の頂点に近接す
る高さに設けられたことを特徴とする。また搬送装置本
体部に設けられた凹部と、前記凹部の底部に設けられ、
搬送すべき半導体装置を収納して前記半導体装置のリー
ド部根元部分を支持する突起部と、前記凹部の側面に設
けられた可動アーム部とを有した半導体装置用搬送装置
であって、前記可動アーム部は、支点となる取付部と、
力点となる操作部と、作用点となる係止部とにより構成
され、前記係止部は前記突起部上に位置し、前記突起部
の頂点に近接する高さに設けられ、前記可動アーム部の
移動を制御する移動ガイド部を設けたことを特徴とす
る。
に、本発明の半導体装置用搬送装置は、以下のような構
成を有している。すなわち、搬送装置本体部に設けられ
た凹部と、前記凹部の底部に設けられ、搬送すべき半導
体装置を収納して前記半導体装置のリード部根元部分を
支持する突起部と、前記凹部の側面に設けられた可動ア
ーム部とを有した半導体装置用搬送装置であって、前記
可動アーム部は、支点となる取付部と、力点となる操作
部と、作用点となる係止部とにより構成され、前記係止
部は前記突起部上に位置し、前記突起部の頂点に近接す
る高さに設けられたことを特徴とする。また搬送装置本
体部に設けられた凹部と、前記凹部の底部に設けられ、
搬送すべき半導体装置を収納して前記半導体装置のリー
ド部根元部分を支持する突起部と、前記凹部の側面に設
けられた可動アーム部とを有した半導体装置用搬送装置
であって、前記可動アーム部は、支点となる取付部と、
力点となる操作部と、作用点となる係止部とにより構成
され、前記係止部は前記突起部上に位置し、前記突起部
の頂点に近接する高さに設けられ、前記可動アーム部の
移動を制御する移動ガイド部を設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】前記構成により、搬送装置に設けた可動アーム
部の係止部が半導体装置のリード部の根元部を押さえ、
また搬送装置の凹部に設けた突起部で半導体装置のリー
ド部の根元部を下から支持固定できるので、半導体装置
のリード部の変形を抑えて収納し、搬送することができ
る。そして可動アーム部の係止部と、底面の突起部とが
半導体装置のリード部の根元部を押さえる機構であるた
め、半導体装置の厚みが変化しても、何等問題なく半導
体装置を固定できる。また可動アーム部は移動ガイド部
により、振動による可動アームの移動を抑制し、半導体
装置のリード部の変形を防止することもできる。
部の係止部が半導体装置のリード部の根元部を押さえ、
また搬送装置の凹部に設けた突起部で半導体装置のリー
ド部の根元部を下から支持固定できるので、半導体装置
のリード部の変形を抑えて収納し、搬送することができ
る。そして可動アーム部の係止部と、底面の突起部とが
半導体装置のリード部の根元部を押さえる機構であるた
め、半導体装置の厚みが変化しても、何等問題なく半導
体装置を固定できる。また可動アーム部は移動ガイド部
により、振動による可動アームの移動を抑制し、半導体
装置のリード部の変形を防止することもできる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の半導体装置用搬送装置の第1
の実施例について、図1を参照しながら説明する。
の実施例について、図1を参照しながら説明する。
【0011】図1(a)は本実施例の半導体装置用搬送
装置を示す平面図である。図1(b)は同(a)のA−
A線に沿った断面図であり、半導体装置を収納した状態
を示している。なお、図1(a)においては、可動アー
ム部を立体的に識別しやすくするために、可動アーム部
には平面図においてもハッチングを付している。
装置を示す平面図である。図1(b)は同(a)のA−
A線に沿った断面図であり、半導体装置を収納した状態
を示している。なお、図1(a)においては、可動アー
ム部を立体的に識別しやすくするために、可動アーム部
には平面図においてもハッチングを付している。
【0012】図1において、本実施例は、エンボス型の
搬送装置本体部1の凹部2に対して、収納する半導体装
置3を支持固定する突起部7が設けられている。前記突
起部7のうち、一対の突起部7は、前記凹部の幅いっぱ
いに設けられており、半導体装置のリード部を安定して
支持固定できるものである。そして収納する半導体装置
3のリード部の根元部分3aを係止する可動アーム部8
が設けられている。前記可動アーム部8は、可動アーム
取付部(支点部)8aと操作部(力点)8bとにより、
係止部(作用部)8cをバネ効果で移動させる機能を有
するものである。なお、前記凹部2の中央部に設けられ
ている円形部は、開口部6であり、収納した半導体装置
3の取り出しや、通気等のために設けられているもので
ある。
搬送装置本体部1の凹部2に対して、収納する半導体装
置3を支持固定する突起部7が設けられている。前記突
起部7のうち、一対の突起部7は、前記凹部の幅いっぱ
いに設けられており、半導体装置のリード部を安定して
支持固定できるものである。そして収納する半導体装置
3のリード部の根元部分3aを係止する可動アーム部8
が設けられている。前記可動アーム部8は、可動アーム
取付部(支点部)8aと操作部(力点)8bとにより、
係止部(作用部)8cをバネ効果で移動させる機能を有
するものである。なお、前記凹部2の中央部に設けられ
ている円形部は、開口部6であり、収納した半導体装置
3の取り出しや、通気等のために設けられているもので
ある。
【0013】次に半導体装置の収納機構について説明す
る。図1においては、半導体装置3の左右部に設けてい
る可動アーム部8の操作部8bを作用させ、可動アーム
取付部8aを支点として可動アーム部8の係止部8cを
外側方向に移動させる。そして可動アーム部8を静止さ
せたまま、収納するべき半導体装置3を搬送装置本体部
1の凹部2に設けられた突起部7上に載置し、前記突起
部7により、半導体装置の側面リードの根元部分3aを
支持する。そして操作部8bへの力の印加をやめ、可動
アーム部8をもとの位置に戻すことにより、可動アーム
部8の係止部8cが半導体装置3のリード部の根元部分
3aを係止することとなる。
る。図1においては、半導体装置3の左右部に設けてい
る可動アーム部8の操作部8bを作用させ、可動アーム
取付部8aを支点として可動アーム部8の係止部8cを
外側方向に移動させる。そして可動アーム部8を静止さ
せたまま、収納するべき半導体装置3を搬送装置本体部
1の凹部2に設けられた突起部7上に載置し、前記突起
部7により、半導体装置の側面リードの根元部分3aを
支持する。そして操作部8bへの力の印加をやめ、可動
アーム部8をもとの位置に戻すことにより、可動アーム
部8の係止部8cが半導体装置3のリード部の根元部分
3aを係止することとなる。
【0014】本実施例では、搬送装置内に設けた突起部
7と可動アーム8の係止部8cとを収納すべき半導体装
置3のリード部の根元部分3aに配置することにより、
半導体装置3の高さの変化にかかわらず、半導体装置3
を係止して収納でき、半導体装置のリード部の変形を防
止して搬送することができる。
7と可動アーム8の係止部8cとを収納すべき半導体装
置3のリード部の根元部分3aに配置することにより、
半導体装置3の高さの変化にかかわらず、半導体装置3
を係止して収納でき、半導体装置のリード部の変形を防
止して搬送することができる。
【0015】次に、本発明の半導体装置用搬送装置にお
ける第2の実施例について、図2を参照して説明する。
図2は本実施例を示す平面図である。断面図について
は、前記第1の実施例に示した図1(b)と同様である
ので、省略する。なお、図2においても、図1同様に、
可動アーム部を立体的に識別しやすくするために、可動
アーム部には平面図においてもハッチングを付してい
る。
ける第2の実施例について、図2を参照して説明する。
図2は本実施例を示す平面図である。断面図について
は、前記第1の実施例に示した図1(b)と同様である
ので、省略する。なお、図2においても、図1同様に、
可動アーム部を立体的に識別しやすくするために、可動
アーム部には平面図においてもハッチングを付してい
る。
【0016】図2において、本実施例は、エンボス型の
搬送装置本体部1の凹部2に対して、収納する半導体装
置3を支持固定する突起部7が設けられている。前記突
起部7のうち、一対の突起部7は、前記凹部の幅いっぱ
いに設けられており、半導体装置3のリード部を安定し
て支持固定できるものである。そして収納する半導体装
置3のリード部の根元部分3aを係止する可動アーム部
9が設けられ、前記可動アーム部9に接する移動ガイド
10が設けられている。前記移動ガイド10を設けた点
が、前記第1の実施例と異なる点である。前記可動アー
ム部9は、可動アーム取付部(支点部)9aと操作部
(力点)9bとにより、係止部(作用部)9cをバネ効
果で移動させる機能を有するものである。なお、前記凹
部2の中央部に設けられている円形部は、開口部6であ
り、収納した半導体装置の取り出しや、通気等のために
設けられているものである。
搬送装置本体部1の凹部2に対して、収納する半導体装
置3を支持固定する突起部7が設けられている。前記突
起部7のうち、一対の突起部7は、前記凹部の幅いっぱ
いに設けられており、半導体装置3のリード部を安定し
て支持固定できるものである。そして収納する半導体装
置3のリード部の根元部分3aを係止する可動アーム部
9が設けられ、前記可動アーム部9に接する移動ガイド
10が設けられている。前記移動ガイド10を設けた点
が、前記第1の実施例と異なる点である。前記可動アー
ム部9は、可動アーム取付部(支点部)9aと操作部
(力点)9bとにより、係止部(作用部)9cをバネ効
果で移動させる機能を有するものである。なお、前記凹
部2の中央部に設けられている円形部は、開口部6であ
り、収納した半導体装置の取り出しや、通気等のために
設けられているものである。
【0017】次に半導体装置の収納機構について説明す
る。前記第1の実施例と同様、本実施例においても、収
納すべき半導体装置3の左右部に設けている可動アーム
部9の操作部9bを作用させ、可動アーム取付部9aを
支点として可動アーム部9の係止部9cを外側方向に移
動させる。そして可動アーム部9を静止させたまま、収
納するべき半導体装置3を搬送装置本体部1の凹部2に
設けられた突起部7上に載置し、前記突起部7により、
半導体装置3の側面リードの根元部分3aを支持する。
そして操作部9bへの力の印加をやめ、可動アーム部9
をもとの位置に戻すことにより、可動アーム部9の係止
部9cが半導体装置3のリード部の根元部分3aを係止
することとなる。
る。前記第1の実施例と同様、本実施例においても、収
納すべき半導体装置3の左右部に設けている可動アーム
部9の操作部9bを作用させ、可動アーム取付部9aを
支点として可動アーム部9の係止部9cを外側方向に移
動させる。そして可動アーム部9を静止させたまま、収
納するべき半導体装置3を搬送装置本体部1の凹部2に
設けられた突起部7上に載置し、前記突起部7により、
半導体装置3の側面リードの根元部分3aを支持する。
そして操作部9bへの力の印加をやめ、可動アーム部9
をもとの位置に戻すことにより、可動アーム部9の係止
部9cが半導体装置3のリード部の根元部分3aを係止
することとなる。
【0018】なお、本実施例においては、移動ガイド1
0により、可動アーム部9の動きは取り付け部9aを中
心とした円弧状の動作が抑制され、かつ、前記可動アー
ム部9の動きは平行移動に近い動作をなすことができ、
前記可動アーム部9の破損を防止できる。また可動アー
ム部9と移動ガイド10との摩擦力により、多少の振動
には耐え得ることとなり、半導体装置のリード部の変形
を防止できる。
0により、可動アーム部9の動きは取り付け部9aを中
心とした円弧状の動作が抑制され、かつ、前記可動アー
ム部9の動きは平行移動に近い動作をなすことができ、
前記可動アーム部9の破損を防止できる。また可動アー
ム部9と移動ガイド10との摩擦力により、多少の振動
には耐え得ることとなり、半導体装置のリード部の変形
を防止できる。
【0019】本実施例では、搬送装置内に設けた突起部
7と可動アーム9の係止部9cとを収納すべき半導体装
置3のリード部の根元部分3aに配置することにより、
半導体装置3の高さの変化にかかわらず、半導体装置3
を係止して収納でき、半導体装置のリード部の変形を防
止して搬送することができる。
7と可動アーム9の係止部9cとを収納すべき半導体装
置3のリード部の根元部分3aに配置することにより、
半導体装置3の高さの変化にかかわらず、半導体装置3
を係止して収納でき、半導体装置のリード部の変形を防
止して搬送することができる。
【0020】
【発明の効果】このようにして、本発明にかかる半導体
装置用搬送装置によれば、エンボス型の搬送装置本体に
凹部に設けた係止手段により、半導体装置を支持固定す
ることにより、搬送途中等において多少の振動や衝撃を
受けても半導体装置は凹部の中で動かないので、リード
が変形することを防止できるという効果が得られる。ま
た、半導体装置のリード部の根元部分を係止する機構で
あり、半導体装置の高さの変化にかかわらず半導体装置
を係止できるので、搬送装置を多種製作する必要がな
く、低コスト化と標準化が図れるという効果が得られ
る。
装置用搬送装置によれば、エンボス型の搬送装置本体に
凹部に設けた係止手段により、半導体装置を支持固定す
ることにより、搬送途中等において多少の振動や衝撃を
受けても半導体装置は凹部の中で動かないので、リード
が変形することを防止できるという効果が得られる。ま
た、半導体装置のリード部の根元部分を係止する機構で
あり、半導体装置の高さの変化にかかわらず半導体装置
を係止できるので、搬送装置を多種製作する必要がな
く、低コスト化と標準化が図れるという効果が得られ
る。
【図1】(a)は本発明の半導体装置用搬送装置の第1
の実施例を示す平面図 (b)は(a)で示した半導体装置用搬送装置のA−A
線に沿った断面図
の実施例を示す平面図 (b)は(a)で示した半導体装置用搬送装置のA−A
線に沿った断面図
【図2】本発明の半導体装置用搬送装置における第2の
実施例を示す平面図
実施例を示す平面図
【図3】(a)は従来の半導体装置用搬送装置を示す平
面図 (b)は(a)で示した半導体装置用搬送装置のA−A
線に沿った断面図
面図 (b)は(a)で示した半導体装置用搬送装置のA−A
線に沿った断面図
1 搬送装置本体部 2 凹部 3 半導体装置 3a リード部の根元部分 4 突起部 5 可動アーム部 6 開口部 7 突起部 8 可動アーム部 9 可動アーム部 10 移動ガイド
Claims (3)
- 【請求項1】 搬送装置本体部に設けられた凹部と、前
記凹部の底部に設けられ、搬送すべき半導体装置を収納
して前記半導体装置のリード部根元部分を支持する突起
部と、前記凹部の側面に設けられた可動アーム部とを有
した半導体装置用搬送装置であって、前記可動アーム部
は、支点となる取付部と、力点となる操作部と、作用点
となる係止部とにより構成され、前記係止部は前記突起
部上に位置し、前記突起部の頂点に近接する高さに設け
られたことを特徴とする半導体装置用搬送装置。 - 【請求項2】 搬送装置本体部に設けられた凹部と、前
記凹部の底部に設けられ、搬送すべき半導体装置を収納
して前記半導体装置のリード部根元部分を支持する突起
部と、前記凹部の側面に設けられた可動アーム部とを有
した半導体装置用搬送装置であって、前記可動アーム部
は、支点となる取付部と、力点となる操作部と、作用点
となる係止部とにより構成され、前記係止部は前記突起
部上に位置し、前記突起部の頂点に近接する高さに設け
られ、前記可動アーム部の移動を制御する移動ガイド部
を設けたことを特徴とする半導体装置用搬送装置。 - 【請求項3】 搬送装置本体部は、射出型エンボステー
プ型であることを特徴とする請求項1または請求項2記
載の半導体装置用搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016833A JPH08207985A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 半導体装置用搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016833A JPH08207985A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 半導体装置用搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08207985A true JPH08207985A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=11927207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7016833A Pending JPH08207985A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 半導体装置用搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08207985A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018129429A (ja) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | 凸版印刷株式会社 | チップトレイ、半導体チップの収納体および収納体の製造方法 |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP7016833A patent/JPH08207985A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018129429A (ja) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | 凸版印刷株式会社 | チップトレイ、半導体チップの収納体および収納体の製造方法 |
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