JPH08207678A - 電装品の配線構造 - Google Patents

電装品の配線構造

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JPH08207678A
JPH08207678A JP7017291A JP1729195A JPH08207678A JP H08207678 A JPH08207678 A JP H08207678A JP 7017291 A JP7017291 A JP 7017291A JP 1729195 A JP1729195 A JP 1729195A JP H08207678 A JPH08207678 A JP H08207678A
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JP
Japan
Prior art keywords
wiring
glass window
seal rubber
electric wire
electrical equipment
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7017291A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Hayashi
一郎 林
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IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication date
Application filed by IHI Shibaura Machinery Corp filed Critical IHI Shibaura Machinery Corp
Priority to JP7017291A priority Critical patent/JPH08207678A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス窓に電装品を装着して本体側と電装品
の間で配線する構成において、電線を配線する時に止め
る構造を簡単にし、外観上もすっきりさせる。 【構成】 ガラス窓20の周囲をシールするシールゴム
26のガラス挿入側内面に配線挿入部26bを形成し、
ガラス窓とともに配線用の電線30を一本もしくは数本
を挿入可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走行車両のガラス窓に電
装品を配置し、その電装品からの配線の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行車両の運転席をキャビン仕様
として、運転席を日差しや風雨等から護るようにするこ
とは行われている。このキャビンにおいて、ガラス窓の
周囲は雨水が浸入しないようにシールされており、ま
た、換気や視界確保等のためにガラス窓を開閉できるよ
うにしている場合もある。このようなガラス窓にワイパ
ーや熱線等の電装品を付設した場合には、その電装品か
ら引き出される電線は配線用の電線と接続している。例
えば、図5に示すように、電装品31のリード線31a
はコネクタ32を介して電線30と接続し、該電線30
は空間に配線する。また、配線用の電線が他の部品と絡
まったり、運転等の動作の邪魔にならないように、図6
に示すように、電線30をシールゴム34に沿って別部
品の固定部材33によってガラス窓20またはシールゴ
ム34に固定して配線していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術における
前者の場合には、ガラス窓20を開閉する時に、コネク
タ32を抜き差ししなければならない。また、電線30
が外に出ているために他の部品と擦れたりして損傷のお
それがあり、見た目も悪い。上記後者の技術では、前者
と同様に電線が外に出ているために損傷のおそれがあ
り、外観上も悪い。また、シールゴムなどに沿って配線
するため別の部品を使用して電線を固定しなければなら
なかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するために、次のような手段を用いる。即
ち、ガラス窓に電装品を装着して本体側と電装品の間で
配線する構成において、ガラス窓の周囲をシールするシ
ールゴムのガラス挿入側内面に配線挿入部を形成し、ガ
ラス窓とともに配線用の電線を一本もしくは数本を挿入
可能に構成したものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。本発明は、電装品から引
き出された電線を、その電装品から最も近いシールゴム
の位置よりシールゴム内に電線を挿入して、その電線を
シールゴムの内側に配して、シールゴムに沿って配線し
て、ヒンジ近傍や電源側に近い位置から引き出して、コ
ントロール側又は電源側の配線に接続する。
【0006】
【実施例】次に、添付の図面に示した実施例の構成を説
明する。図1は日除け本体仕様のトラクタの側面図、図
2は日除け本体の斜視図、図3は同じく側面図、図4は
ガラス窓端辺をシールゴムで被覆した端部断面図であ
る。
【0007】図1において、1は前輪、2は後輪であ
り、機体前部にエンジンを配置してボンネット3によっ
てカバーし、該ボンネット3後部にハンドル4を突出
し、該ハンドル4後部に座席5を配置し、該座席5両側
には後輪2・2上部をカバーするフェンダー7・7が配
設され、該左右のフェンダー7・7上に門型の安全フレ
ーム9が立設されている。そして、前記ハンドル4及び
座席5が位置する運転席を日除け本体6によって覆い、
オペレーターを日差しや風雨から保護している。
【0008】該日除け本体6は図2、図3に示すよう
に、逆L字状のフレーム10・10を左右平行に配置し
て、前端をボンネット3後部に固定し、後端を前記安全
フレーム9の両側を覆うカバー部材11に固定し、該フ
レーム10・10間は横フレーム12・12と天板13
を横設している。そして、該フレーム10・10の前両
側の下部にドア14・14が配置され、その上方にバッ
クミラー15・15と方向指示器16・16が配設さ
れ、カバー部材11の後上端両側にも方向指示器16・
16が配設されている。そして、前記フレーム10・1
0間の前面にガラス窓20が配置され、前記カバー部材
11の後面にはガラス窓21が配設されている。
【0009】前記ガラス窓20の上辺の後端はヒンジ2
2・22によって横フレーム12に枢結され、ガラス窓
20両側下部とフレーム10の間にはダンパー23が介
装されて、ガラス窓20の開閉が急激にできないように
するとともに、上方へ上げた状態に保持できるようにし
ている。また、ガラス窓20下部中央に電気部品として
ワイパーモーター24が配設され、該ワイパーモーター
24の駆動軸にワイパー25が固定されている。尚、ガ
ラス窓に付設する電装品はワイパーモーター24に限ら
ず、熱線やアンテナ線等がある。
【0010】そして、本発明のシールゴム26がガラス
窓20の周囲に固定されて、フレーム10、横フレーム
12・12の間で密閉できるようにしている。即ち、該
シールゴム26は図4に示すように、断面視「コ」字状
に構成され、該シールゴム26の内側には対向してフィ
ン26a・26a・・・が数列突出され、最も奥側のフ
ィン26aとシールゴム26で囲まれた空間を配線挿入
部26bとして、配線のための電線30を少なくとも一
本挿入できるようにし、本実施例ではこの配線挿入部2
6bに二本電線30・30を挿入している。そして、こ
の対向するフィン26aとフィン26aの間にガラス窓
20を挿入して、該フィン26aを奥に向かって傾斜し
て突出し、その弾性により抜けないようになり固定され
る。同時に電線30も抜けなくなる。また、後側のガラ
ス窓21も前側のガラス窓20と同様に開閉できるよう
に構成され、その周囲にも同様にシールゴム26が固定
されている。
【0011】このような構成において、ワイパー25を
回動するためのワイパーモーター24は電気の供給を得
て駆動されるので、その電気を供給するためにワイパー
モーター24とスイッチを介してバッテリー等の電源側
と接続する電線30は、ワイパーモーター24から最も
近い位置のシールゴム26側へ引き出し、その位置から
シールゴム26内に挿入して、そのシールゴム26に沿
って電線30を配線挿入部26b内に挿入して、電線3
0がガラス窓20の開閉にともなって移動する距離が最
も小さいヒンジ22近傍まで配線して、そのヒンジ22
近傍位置からシールゴム26内の電線30を引き出し
て、日除け本体6の天井に配線して、トラクタ側のスイ
ッチ又は電源側と接続する。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したことによ
り次のような効果を奏する。即ち、電線はシールゴムの
中に入って配線されるため、電線が他の部品と絡まった
り、引っ掛かったりすることがなく、シールゴムによっ
て保護されて回動操作等で他の部品と擦れる等の損傷が
なくなる。また、配線がシールゴム内に隠れるため外観
上すっきりし、電線を止めたり、被覆したりする別の部
品も必要がなく、安価な配線構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】日除け本体仕様のトラクタの側面図である。
【図2】日除け本体の斜視図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】ガラス窓端辺をシールゴムで被覆した端部断面
図である。
【図5】従来のガラス窓に配線した状態を示す側面図で
ある。
【図6】同じく従来の他の技術を示す図である。
【符号の説明】
6 日除け本体 20 ガラス窓 26 シールゴム 26b 配線挿入部 30 電線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス窓に電装品を装着して本体側と電
    装品の間で配線する構成において、ガラス窓の周囲をシ
    ールするシールゴムのガラス挿入側内面に配線挿入部を
    形成し、ガラス窓とともに配線用の電線を一本もしくは
    数本を挿入可能に構成したことを特徴とする電装品の配
    線構造。
JP7017291A 1995-02-03 1995-02-03 電装品の配線構造 Withdrawn JPH08207678A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7017291A JPH08207678A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 電装品の配線構造

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JP7017291A JPH08207678A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 電装品の配線構造

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JPH08207678A true JPH08207678A (ja) 1996-08-13

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ID=11939895

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JP7017291A Withdrawn JPH08207678A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 電装品の配線構造

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JP (1) JPH08207678A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020129961A1 (ja) * 2018-12-20 2020-06-25 株式会社クボタ 作業車

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CN112004720B (zh) * 2018-12-20 2023-09-08 株式会社久保田 作业车

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Legal Events

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Effective date: 20020507