JPH08207003A - 丸鋸盤の用材送り装置 - Google Patents

丸鋸盤の用材送り装置

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JPH08207003A
JPH08207003A JP31637695A JP31637695A JPH08207003A JP H08207003 A JPH08207003 A JP H08207003A JP 31637695 A JP31637695 A JP 31637695A JP 31637695 A JP31637695 A JP 31637695A JP H08207003 A JPH08207003 A JP H08207003A
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saw
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caterpillar
moving
frame
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JP31637695A
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Hiroshi Imamura
博史 今村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用材の直進性、鋸刃の交換性を良好にする。 【解決手段】 固定鋸S1 の外側にキャタピラC1 を配
設し、内側にキャタピラC2 、C3 を縦続して配設す
る。各キャタピラC1 、C2 、C3 は、共通の用材搬送
面を形成し、外側のキャタピラC1 は、外側に平行移動
して開き、固定鋸S1 の鋸刃を容易に交換することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、用材を挽き割
り、柱材や板材等の各種の用途材に加工するための丸鋸
盤の用材送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】用材の挽割り加工を目的とする製材機械
として、丸鋸盤が多用されている。
【0003】丸鋸盤は、円板状の鋸刃を固定フレームに
搭載し、鋸刃の有効半径部分により用材を挽き割るよう
になっている。また、固定フレームの上面には、用材搬
送面を形成する定盤を設け、鋸刃は、定盤上の用材を直
線状に挽き割ることができる。なお、大形機において
は、定盤に代えて、用材を自動的に送材するために、積
極駆動形のローラコンベヤを設備することもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術の前者
によるときは、鋸刃は、定盤に形成する切欠きを介して
刃先部分が定盤の上面に突出し、定盤上の用材を挽き割
るようになっているから、鋸刃の交換作業が極めて厄介
であるという問題があった。また、ローラコンベヤは、
鋸刃の交換が容易であるとしても、用材の直進性が悪い
上、加工後の端材がローラ間に落下するため、端材の整
理が煩雑であるという問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、固定鋸の内外にキャタピラを2列に設
け、外側のキャタピラを平行移動可能にすることによっ
て、鋸刃の交換性、用材の直進性に優れ、しかも、端材
の整理も極めて容易である丸鋸盤の用材送り装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、固定鋸の外側に配設するキャタ
ピラと、固定鋸の内側に配設し、外側のキャタピラと平
行な別のキャタピラとを備えてなり、外側のキャタピラ
は、内側のキャタピラとともに共通の用材搬送面を形成
し、外側に平行移動可能であることをその要旨とする。
【0007】なお、内側のキャタピラは、2組を縦続し
て配設することができ、外側のキャタピラは、内側のキ
ャタピラの全長と同一長さに形成することができる。
【0008】また、各キャタピラは、共通の送材モータ
を介して駆動することができる。
【0009】
【作用】かかる発明の構成によるときは、各キャタピラ
は、固定鋸の外側、内側に位置し、共通の用材搬送面を
形成するから、用材を安定に自動送材し、固定鋸に供給
することができる。なお、ここでいう固定鋸とは、各キ
ャタピラとともに固定フレームに搭載する鋸刃をいう。
【0010】また、外側のキャタピラは、外側に平行移
動可能であるから、固定鋸の鋸刃は容易に交換可能であ
る。
【0011】2組を縦続して内側のキャタピラを形成す
れば、固定鋸の回転軸を上流側のキャタピラと下流側の
キャタピラとの間に位置させることができ、全体の組立
作業やキャタピラの保守作業を容易にすることができ
る。
【0012】外側のキャタピラと内側のキャタピラとを
同一長さに形成すれば、前者の両端の軸は、後者の上流
側、下流側の軸と共通にすることができ、全体構成を単
純にすることができる。
【0013】共通の送材モータを介して各キャタピラを
駆動すれば、送材モータは、各キャタピラを一斉に同期
運転することができ、用材を一層安定に送材することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0015】丸鋸盤の用材送り装置は、固定鋸S1 の外
側に配設するキャタピラC1 と、固定鋸S1 の内側に縦
続して配設する2組のキャタピラC2 、C3 とを備えて
なる(図1、図7)。なお、丸鋸盤は、ベース10上の
固定フレーム20、移動フレーム30からなる機械フレ
ーム上に、固定鋸S1 と移動鋸S2 とを搭載して構成さ
れている(図1、図2)。
【0016】ベース10は、丸鋸盤全体の台座であり、
H形材を上面平坦に組み合せて構成されている。
【0017】ベース10上の固定フレーム20は、ボル
トB1 、B1 …を介してベース10に固定されている
(図2)。固定フレーム20は、固定鋸S1 を搭載する
架台であり、固定鋸S1 の駆動軸S1kは、固定フレーム
20上に固定する軸受21、21を介し、固定フレーム
20上に軸支されている(図3)。ただし、軸受21、
21の一方は、固定フレーム20上のフレーム材22の
一部を切り欠くことにより、固定フレーム20に固定さ
れている。駆動軸S1kの一端には、固定鋸S1 が着脱自
在に取り付けてあり、他端には、ベルトプーリS1pが取
り付けられている。一方、ベース10上には、モータ台
M1bを介して駆動モータM1 が設置されており(図
1)、駆動モータM1 の出力軸M1cには、ベルトプーリ
M1pが取り付けられている。固定鋸S1 は、ベルトプー
リS1p、M1p間に掛けられたVベルトM1aを介し、駆動
モータM1 によって同図の矢印Ks1方向に回転駆動する
ことができる。
【0018】固定フレーム20に並設された移動フレー
ム30は、移動鋸S2 を搭載する架台である(図3)。
移動フレーム30は、台部31と、台上部32とからな
り、台部31、台上部32は、ボルトB2 、B2 …を介
して連結されている。台部31は、固定フレーム20に
対し、摺動レールL1 、L1 、スライダL1a、L1a…を
介して上下動自在に結合されており、台上部32は、固
定フレーム20の上方に大きく突出している。また、台
部31の内部において、台部31の天板31aとベース
10との間には、エアシリンダCy1が装着されており、
移動フレーム30は、エアシリンダCy1を伸縮させるこ
とにより、固定フレーム20に対して上下動可能になっ
ている(図3の二点鎖線)。
【0019】移動フレーム30の台上部32は、底板3
2aの両側端部に側板32b、32bを立設してなり
(図5)、側板32b、32bの各内面側には、レール
台32c、32cが付設されている。側板32b、32
bの上方には、レール台32c、32c上に敷設する摺
動レールL2 、L2 、スライダL2a、L2a…を介し、台
上部32の蓋板を兼ねるスライドベース33が水平動自
在に設置されている。スライドベース33の一側端部に
は、補助板33aが垂設されており、他側には、ブラケ
ット33bを介してナットブラケット33cが付設され
ている(図4、図5)。なお、ナットブラケット33c
側の側板32bの外側面には、軸受34、34を介し、
ナットブラケット33cに螺合する送りねじ軸M3bが軸
支されている。そこで、スライドベース33は、台上部
32の底板32a上に設ける位置決めモータM3 を駆動
源とし、VベルトM3aを介して送りねじ軸M3bを回転駆
動することにより、摺動レールL2 、L2 上を水平方向
に前後に摺動させることができる(図4の二点鎖線)。
【0020】移動鋸S2 の駆動軸S2kは、スライドベー
ス33の下面に固定する軸受35、35を介し、スライ
ドベース33の下面に軸支されている(図4、図5)。
駆動軸S2kの一端には、移動鋸S2 が着脱自在に取り付
けられており、他端には、ベルトプーリS2pが取り付け
られている。一方、スライドベース33上のモータ台M
2b上には、駆動モータM2 が搭載されており、駆動モー
タM2 の出力軸M2cには、ベルトプーリM2pが固定され
ている。移動鋸S2 は、スライドベース33の開口部3
3bを通し、ベルトプーリS2p、M2p間に掛けられたV
ベルトM2aを介して、図1の矢印Ks2方向に回転駆動す
ることができる。なお、固定鋸S1 、移動鋸S2 には、
それぞれ割刃S1s、S2sが付属している。
【0021】スライドベース33は、移動フレーム30
の後方に突出する鉤状のストッパリブ36を有する(図
4)。移動フレーム30は、その全体をエアシリンダC
y1によって所定の位置にまで上昇させ、次に、スライド
ベース33が固定鋸S1 の方向に前進し、固定鋸S1
と、スライドベース33に搭載された移動鋸S2 とが同
一垂直面内に位置した時点において(図4の二点鎖
線)、ストッパリブ36の下端面36aがベース10に
立設する台リブ11の上端面11a上に入り込むことに
より、エアシリンダCy1に故障等があっても、全体が不
用意に落下しないようになっている。また、スライドベ
ース33は、台上部32の底板32aの後端の位置決め
ボルトB3 がストッパリブ36の凹形の端面36bに突
き当ることにより、移動鋸S2 の前進限を規定すること
ができる。
【0022】移動鋸S2 は、固定鋸S1 に対し、用材の
供給側(図6(a)の矢印A側)、すなわち上流側に配
設されている。また、移動鋸S2 は、固定鋸S1 と移動
鋸S2 とによって厚材を上下方向から挽き割る場合にお
いて、固定鋸S1 、移動鋸S2 の間に挽残し部分を生じ
ることがないように、固定鋸S1 、移動鋸S2 が、同一
垂直面内において、互いに接触することなく、重なり代
aをとることができる(同図(a))。
【0023】キャタピラC1 、C2 、C3 は、ベース1
0上に固定する送材モータM4 を共通の駆動源とする送
りロールR1 、R2 、R3 、R4 とともに、用材送り装
置を形成している(図1、図7)。ただし、送りロール
R2 は、用材のばたつき防止用であり、送りロールR1
に付属している。
【0024】外側のキャタピラC1 と内側のキャタピラ
C2 、C3 とは、固定鋸S1 を挾んで2列に平行に配置
されている。一方、キャタピラC1 は、キャタピラC2
、C3 とともに共通の用材搬送面を形成しており、キ
ャタピラC2 、C3 は、移動鋸S2 がキャタピラC2 、
C3 上の図示しない用材を完全に分断することができる
ように、また、固定鋸S1 を中間に配置することができ
るように、上流側、下流側に分割され、縦続して配設さ
れている。なお、キャタピラC1 は、キャタピラC2 、
C3 の全長と同一長さに十分長く形成されている。ま
た、キャタピラC1は、固定鋸S1 の交換時には、ノブ
C1aを回転させることにより、2組のベベルギヤユニッ
トC1b、C1bと、ベベルギヤユニットC1b、C1bによっ
て回転駆動する送りねじ軸C1c、C1cとを介し(図1、
図3)、固定鋸S1 の外側に平行移動して開くことがで
きる(図7の二点鎖線)。
【0025】送りロールR1 、R2 、R3 、R4 は、固
定鋸S1 の上流側、下流側に分離して設けてある(図
1、図7)。固定鋸S1 の上流側の送りロールR1 、R
2 は、用材を供給するためのものであり、固定鋸S1 の
下流側の送りロールR3 、R4は、分断された用材を排
出するためのものである。
【0026】供給側の送りロールR1 、R2 は、補助フ
レーム37の下端部に軸着されている(図1、図2)。
ただし、送りロールR2 は、送りロールR1 のまわりに
揺動可能とし、シリンダCy3によって、常時下方に押し
付けられている。また、補助フレーム37は、スライド
ベース33に付設する補助板33aに取り付けられてお
り、移動フレーム30の上下動と、スライドベース33
の水平動とに連動し、しかも、シリンダCy2によって独
立に上下動させることができる。
【0027】一方、排出側の送りロールR3 、R4 は、
補助フレーム38の下端部に付設する中間軸E5 、揺動
アーム38cを介し、上下に揺動自在に軸着されている
(図1)。補助フレーム38は、移動フレーム30の台
上部32の側板32b(図5)に取り付けられており、
移動フレーム30の上下動と連動し、しかも、シリンダ
Cy4によって独立に上下動させることができる。ただ
し、中間軸E5 は、軸受38aを介して補助フレーム3
8に装着されており、送りロールR3 、R4 は、中間軸
E5 からの距離が送りロールR4 側に長く設定されてい
る。そこで、送りロールR3 、R4 を取り付ける揺動ア
ーム38cには、中間軸E5 を中心として送りロールR
4 側が下がる方向に回転モーメントが作用しているが、
揺動アーム38cの一端を支持するアブソーバCy5は、
送りロールR4 が送りロールR3 よりやや下がった位置
において、揺動アーム38cの傾きを一定に保持してい
る。
【0028】キャタピラC1 、C2 、C3 、送りロール
R1 、R2 、R3 、R4 は、共通の送材モータM4 によ
り、積極駆動されている(図1、図7)。
【0029】送材モータM4 の回転は、送材モータM4
の出力軸Eo から、チェーンとスプロケットとを介して
分岐軸E1 に伝達され、分岐軸E1 の回転は、チェーン
とスプロケットとを介し、固定ギヤ軸E2 と、キャタピ
ラC1 、C3 のスプロケット軸E3 とに分岐伝達され
る。固定ギヤ軸E2 の回転は、固定ギヤG1 、遊動ギヤ
G2 を介して遊動アーム軸E4 に伝達され、遊動アーム
軸E4 の回転は、チェーンとスプロケットとを介して中
間軸E5 に伝達される。中間軸E5 の回転は、送りロー
ルR3 、R4 の駆動軸R3c、R4cに分岐伝達され、送り
ロールR3 、R4を駆動する。
【0030】一方、キャタピラC1 、C3 のスプロケッ
ト軸E3 の回転は、キャタピラC1、C3 の駆動用スプ
ロケットG3 、G4 と、キャタピラC1 、C3 の内周面
に取り付けられたチェーンとを介し、キャタピラC1 、
C3 の各上流側のスプロケットG6 、G5 に伝達され
る。ただし、キャタピラC3 のスプロケットG5 は空転
スプロケットであり、スプロケット軸E6 は回転しな
い。キャタピラC1 のスプロケットG6 の回転は、スプ
ロケット軸E7 を介してキャタピラC1 、C2 の外部に
導出され、それぞれ、チェーンとスプロケットを介し、
キャタピラC2 の下流側のスプロケット軸E8 と、ギヤ
軸E9 とに分岐伝達されている。ただし、スプロケット
軸E7 に取り付けられているキャタピラC2 の上流側の
スプロケットG8 は、空転スプロケットであり、キャタ
ピラC2 は、スプロケット軸E7 によって駆動されるの
ではなく、下流側のスプロケット軸E8 によって駆動す
るようになっている。
【0031】ギヤ軸E9 の回転は、所定の歯数比で歯合
するギヤG9 、G10を介し、ギヤ軸E10に伝達される。
ギヤ軸E10の回転は、チェーンとスプロケットとを介
し、送りロールR1 の駆動軸R1cに伝達されて送りロー
ルR1 を駆動し、さらに、駆動軸R1cの回転は、送りロ
ールR2 の駆動軸R2cに伝達され、送りロールR2 を駆
動するようになっている。ただし、ギヤ軸E10、駆動軸
R1cは、それぞれの途中に自在継手を介装するフレキシ
ブルシャフトとなっており、移動フレーム30が上下動
し、スライドベース33が水平動するとき、これらに連
動して移動する送りロールR1 に対し、支障なく回転を
伝達することができる。
【0032】なお、キャタピラC1 、C2 、C3 、送り
ロールR1 、R2 、R3 、R4 は、送材モータM4 から
の駆動伝達系に介在するチェーンスプロケットやギヤに
より、所定の送材速度が得られるように同期運転させる
ものとする。また、固定鋸S1 、移動鋸S2 に対する過
負荷を駆動モータM1 、M2 の電流値によって検出し、
検出結果を送材モータM4 に帰還することにより、送材
速度をコントロールするようになっている。
【0033】丸鋸盤は、用材の所定位置を正確に分断す
るために、定規40とサイドロール50とからなる位置
決め機構を備えている(図1、図2、図8)。
【0034】定規40は、キャタピラC1 、C2 に対し
て平行に配置し(図1、図2)、キャタピラC1 、C2
に対して平行移動可能なガイド板であって、定規位置決
めモータM5 により、ベルトM5a、ボールねじ軸M5b、
ナットブラケットM5cを介し、図8の矢印B方向に移動
して位置決めすることができる。ただし、ナットブラケ
ットM5cは、ボールねじ軸M5bに螺合するとともに、ガ
イドロッドM5dに固定されており、ボールねじ軸M5bの
回転により、その軸方向に移動することができる。な
お、定規位置決めモータM5 、ボールねじ軸M5b、ガイ
ドロッドM5dは、移動鋸S2 を搭載するスライドベース
33の矢印C方向の動きと連動させるために、スライド
ベース33の補助板33aに連結する移動プレート41
上に組み立てられている。
【0035】移動プレート41は、ブラケット41a、
41aを介してスライドロッド42に固定されており、
スライドロッド42は、固定フレーム20に取り付ける
スライドメタル42a、42aを介し、矢印C方向と平
行に摺動自在に支持されている。スライドロッド42の
一端は、ブラケット42bによって把持され、ブラケッ
ト42bは、別のスライドメタル44a、スライドロッ
ド44bからなる上下方向のスライド機構44と、連結
アーム43とを介し、スライドベース33の補助板33
aに連結されている。なお、上下方向のスライド機構4
4は、補助板33aが移動フレーム30の上下動に伴っ
て上下するとき、移動プレート41に上下方向の動きを
伝達しないようにしている。
【0036】定規40の背面側には、定規面40aに用
材が押し付けられた際に、定規40に有害な撓みが生じ
ないように、車輪40c付きの補強ロッド40bが突設
されている。補強ロッド40bの先端部には、シリンダ
Cy6によって作動するロック機構40dが設けてあり、
ロック機構40dは、定規40の移動時には、補強ロッ
ド40bの軸方向の動きを許容し、定規40の位置決め
完了時には、これを不動に拘束することができる。
【0037】サイドロール50は、供給される用材を定
規40に押し付けるための消極駆動ロールである(図1
ないし図3)。サイドロール50は、ベースプレート5
2に搭載する水平方向のスライドロッド52a、52
a、エアシリンダCy7と、スライドロッド52a、52
aの先端のトッププレート53に搭載し、ロール本体5
1の支持軸を兼ねる垂直方向のスライドロッド53a、
エアシリンダCy8との組合せによって、上下左右に移動
させることができる(図1、図8)。なお、ベースプレ
ート52は、スライドベース33の補助板33aに取り
付けられており、スライドベース33と連動して上下左
右に移動する。また、ロール本体51には、ワンウェイ
クラッチが内蔵され、図8の矢印D方向にのみ回転可能
であり、逆回転不能となっている。
【0038】かかる用材送り装置、位置決め機構は、各
種のセンサと、オイル圧を併用するエア圧とによって制
御する。
【0039】図1の矢印Aによって示す用材の供給側の
最上流端には、補助フレーム37とともに上下するよう
に、補助フレーム37から延設するアーム37aを介
し、用材の厚みを検出する光センサ37S1 が横向きに
設置されている(図1、図2)。また、光センサ37S
1 と、キャタピラC1 、C2 の上流端との間には、補助
フレーム37からキャタピラC1 、C2 の上方に延設す
るアーム37bを介し、用材の進入を検出する光センサ
37S2 が下向きに配置されている。なお、補助フレー
ム37から水平方向に突出して移動フレーム30上を跨
ぎ、補助フレーム38の方向に延設されたアーム37c
の先端部には、近接スイッチ37S3 が設置されてい
る。近接スイッチ37S3 は、シリンダCy2、Cy4によ
って駆動する補助フレーム37、38の相対位置を検知
し、補助フレーム37、38を上下方向に連動させるこ
とができる。
【0040】補助フレーム37を介して送りロールR1
、R2 を上下動させるシリンダCy2には、移動フレー
ム30が上昇位置にあるとき、下降位置にあるときに、
送りロールR1 、R2 の各下降限を示すリミットスイッ
チ37S4 、37S5 が取り付けられ、アブソーバCy5
には、その短縮限を示すリミットスイッチ38S1 が取
り付けられている。また、送りロールR3 の下方には、
その下降を検知するリミットスイッチ38S2 が設置さ
れている。固定フレーム20と移動フレーム30との間
には、固定フレーム20に対する移動フレーム30の上
昇位置、下降位置を検知するために、リミットスイッチ
20S1 、20S2 が設けてある(図2)。
【0041】なお、送りロールR1 、R2 を上下動させ
るシリンダCy2、送りロールR2 の上下動を制動するシ
リンダCy3と、補助フレーム38を介して送りロールR
3 、R4 を上下動させるシリンダCy4とは、それぞれオ
イルタンクOT1 、OT2 を伴う(図1、図9、図1
0)。オイルタンクOT1 、OT2 は、非圧縮性のオイ
ルを併用することにより、各送りロールR1 、R2 、R
3 、R4 に対する負荷によってシリンダCy2、Cy3、C
y4が急激に伸縮することを抑制することができる。
【0042】移動鋸S2 は、エアシリンダCy1を介して
移動フレーム30を上下動させることにより、上下方向
に移動させることができ、また、位置決めモータM3 を
介してスライドベース33を前後動させることにより、
前後方向に水平移動させることができる。
【0043】そこで、移動鋸S2 は、それが上昇位置に
あるときは、固定鋸S1 と同一垂直面内において固定鋸
S1 の上方に位置する垂直配置をとることができ(図6
(a)、(b))、このとき、移動鋸S2 の中心S20よ
り下側の有効半径部分r2 と、固定鋸S1 の中心S10よ
り上側の有効半径部分r1 とにより、用材の同一垂直面
を上下方向から切断することによって、厚材を挽き割る
ことができる。一方、移動鋸S2 は、それが下降位置に
あるときは、固定鋸S1 に対して所定の水平距離dをと
った上(同図(c)、(d))、移動鋸S2 の中心S20
より下側の有効半径部分r2 と、固定鋸S1 の中心S10
より上側の有効半径部分r1 とが水平方向に重なる並列
配置をとり、用材の2箇所を一挙に挽き割ることが可能
である。
【0044】ただし、移動鋸S2 は、それが垂直配置を
とるときは、その上昇限にあり、しかも、前進限に位置
する。移動鋸S2 の上昇限は、固定鋸S1 と移動鋸S2
とが必要最少限の重なり代aを維持することができる最
も高い位置であり(図6(a))、前進限は、移動鋸S
2 が、所定の精度で固定鋸S1 と同一垂直面内にあると
きの位置である(同図(b))。このとき、固定鋸S1
、移動鋸S2 は、最大板厚D=r1 +r2 −a相当の
厚材を挽き割ることが可能である。また、移動鋸S2
は、それが並列配置をとるとき、固定鋸S1 との間に所
定の水平距離dを隔てて下降限にある(同図(d))。
移動鋸S2 の下降限は、用材搬送面を形成するキャタピ
ラC2 、C3 の上面に対して必要最少限の重なり代bを
維持することができる最も高い位置であり(同図
(c))、このとき、固定鋸S1 、移動鋸S2 は、任意
に設定された水平距離dを隔て、最大板厚r1 (r1 <
r2 )相当の用材の2箇所を同時に挽き割ることが可能
である。
【0045】なお、移動鋸S2 が下降しているときは、
水平距離dを一定値以下にすることができないように、
図示しない適当なインタロックが施されており、スライ
ドベース33の水平動による固定鋸S1 、移動鋸S2 の
接触事故を防止する。また、固定鋸S1 、移動鋸S2 が
上下に同一垂直面内にあるときは、ストッパリブ36が
台リブ11上に入り込み(図4)、移動フレーム30の
下降による固定鋸S1、移動鋸S2 の接触事故を防止す
る。
【0046】定規40は、定規位置決めモータM5 を駆
動することによって、任意の位置に設定位置決めするこ
とができる。一方、定規位置決めモータM5 、ボールね
じ軸M5b、ナットブラケットM5cは、補助板33a、連
結アーム43を介してスライドベース33と連動する移
動プレート41上に組み立てられているから、定規40
は、常に、スライドベース33上の移動鋸S2 を基準に
して位置設定することができる。また、これによって、
定規40と移動鋸S2 との接触事故を完全に防止するこ
とができる。
【0047】移動鋸S2 と定規40との位置決め設定を
完了したら、固定鋸S1 、移動鋸S2 を運転するととも
に、送材モータM4 を起動し、キャタピラC1 、C2 、
C3、送りロールR1 、R2 、R3 、R4 を運転する。
このとき、図9の切換弁Vが切換位置の位置にあるた
め、シリンダCy2は下降限にあり、したがって、送りロ
ールR1 、R2 は、下降限に待機している(図11)。
また、同時に、シリンダCy3は、そのロッドを長く伸長
して、送りロールR2 を低い位置にしている。
【0048】送りロールR3 、R4 については、図10
の切換弁V1 が開位置にあり、切換弁V2 が閉位置にあ
るために、シリンダCy4には高圧エアP1 が供給され、
シリンダCy4は、送りロールR3 、R4 を高く上昇させ
ようとする。しかし、送りロールR3 、R4 が送りロー
ルR1 、R2 より高くなると、近接スイッチ37S3が
動作して切換弁V1 を閉位置にし、送りロールR3 、R
4 は、その高さが送りロールR1 、R2 の高さに一致す
るように追従制御がなされる(図12)。このとき、切
換弁V2 から大気に放出されるエア量は小さく絞られて
いるから、切換弁V1 の開閉によるハンチング周期は長
く、安定な制御が可能である。
【0049】つづいて、用材が供給され、光センサ37
S1 、37S2 の双方によって用材の先端が検出される
と(図11のタイミングT11)、切換弁Vは切換位置
に切り換わるため、シリンダCy2により、送りロールR
1 、R2 は上方に突き上げられる。このとき、光センサ
37S1 は、シリンダCy2によって上昇される補助フレ
ーム37に取り付けてあるので、光センサ37S1 も上
方に移動し、これが用材の厚みを越えたときに切換弁V
が切換位置に切り換えられ(図11のタイミングT1
2)、以後、送りロールR1 、R2 は、用材の厚みに相
当する高さ位置に保持される。なお、シリンダCy2によ
って補助フレーム37が上昇し、送りロールR1 、R2
が上昇すると、送りロールR3 、R4 も、これに追従し
て上昇する。
【0050】送りロールR1 、R2 が用材の厚み相当分
だけ上昇して所定時間が経過すると(図11のタイミン
グT13)、そのときまでには、供給された用材の先端が
送りロールR1 、R2 の下に到達しているから、切換弁
Vを切換位置の位置に切り換えることにより、送りロ
ールR1 、R2 は用材の上面に押し付けられ、用材のク
ランプ状態に入る。
【0051】ここで、送りロールR1 、R2 が用材を押
す力は、低圧エアPo による力と、補助フレーム37、
送りロールR1 、R2 等の系の自重との和P12に相当す
る力となっている。また、高圧エアP1 により送りロー
ルR1 、R2 を突き上げる際の力は、これより大きな力
であって、その差△P=P1 −P12に相当する小さな力
によって送りロールR1 、R2 が上昇する。そこで、送
りロールR1 、R2 は、ショックが少ない滑らかな動き
をすることができる。
【0052】送りロールR2 は、シリンダCy3に低圧エ
アPo が供給されているので、固定鋸S1 、移動鋸S2
の極く近傍において用材を押圧し、用材のばたつきを防
止する。
【0053】このようにして、送りロールR1 、R2 に
よってクランプされた用材は、以後、送りロールR1 、
R2 、キャタピラC1 、C2 によって自動搬送され、固
定鋸S1 、移動鋸S2 によって所定の挽割り加工がなさ
れる。なお、固定鋸S1 、移動鋸S2 には、それぞれ割
刃S1s、S2sが付属しているので、用材が固定鋸S1、
移動鋸S2 を噛むことがなく、鋸刃の破損事故が生じた
り、送材動作の円滑性が妨げられたりするおそれはな
い。
【0054】次いで、用材の先端が送りロールR3 、R
4 の下方に到達すると、送りロールR3 、R4 は、送り
ロールR1 、R2 に追従して用材の厚み相当の高さにあ
るので、用材の先端は、まず、低い位置にある送りロー
ルR4 に当接し、これを上方に押し上げる。これによっ
て、アブソーバCy5が伸長してリミットスイッチ38S
1 が作動し(図12のタイミングT31)、切換弁V1 は
閉、切換弁V2 は開に切り換わる。したがって、シリン
ダCy4には低圧エアP2 が供給され、送りロールR3 、
R4 は、その系の自重と、低圧エアP2 による力との差
P31に相当する押圧力によって用材をクランプするに至
り、以後、この状態で用材の加工を続行する。
【0055】用材の後端部が送りロールR1 、R2 の下
方を通過すると、送りロールR1 、R2 は、シリンダC
y2の下降限にまで下がり、リミットスイッチ37S4 、
37S5 のいずれかを作動させる(図11のタイミング
T14)。これによって、送りロールR1 、R2 は、元の
待機位置に復帰する。一方、リミットスイッチ37S4
、37S5 のいずれかが動作すると、送りロールR3
、R4 の系統の切換弁V2 が閉となり(図12のタイ
ミングT32)、送りロールR3 、R4 は、系の自重と、
切換弁V2 からの大気への絞り背圧Po との差P32に相
当する大きな力で用材をクランプし、加工済の製品を確
実に排出することができる。
【0056】用材の後端が送りロールR3 の位置を通過
すると、送りロールR3 は、その下降限にまで下降して
リミットスイッチ38S2 を動作させ(同図のタイミン
グT33)、切換弁V1 が開となって元の追従制御の状態
に復帰する。
【0057】用材送り装置は、用材が供給されるごと
に、以上の動作を繰り返す。
【0058】サイドロール50の高さは、エアシリンダ
Cy8によって定規40と対向する高さ位置に保たれる。
すなわち、定規40は、エアシリンダCy1により移動フ
レーム30が上下動する際にも、上下方向のスライド機
構44のスライドロッド44bがスライドメタル44a
に対して滑ることにより、上下動することがない。これ
に対し、サイドロール50は、移動フレーム30ととも
に上下するので、移動フレーム30の上昇時には、エア
シリンダCy8を伸長してロール本体51を下降させ、逆
に、移動フレーム30の下降時には、エアシリンダCy8
を短縮してロール本体51を上昇させるようにコントロ
ールするものとする。
【0059】一方、サイドロール50の水平運動は、送
りロールR1 、R2 を上下させるシリンダCy2に同期し
ている。すなわち、送りロールR1 、R2 が用材をクラ
ンプしている間(図11のタイミングT13〜T14)にお
いてのみ、エアシリンダCy7を短縮して用材を定規40
に押し付け、その他のタイミングにおいては、エアシリ
ンダCy7を十分に伸長すればよい。なお、エアシリンダ
Cy7を短縮するときは、定規40の背面側に設置する補
強ロッド40bのロック機構40dをロックし、補強ロ
ッド40bを拘束することによって定規40の不用意な
移動を阻止し、設定精度の低下を防止する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、固定鋸の外側、内側に2列のキャタピラを平行に配
設し、外側のキャタピラを外側に平行移動可能にするこ
とによって、各キャタピラは、十分に長いほぼ連続的な
用材搬送面を形成するから、用材の直進性が良好である
上、外側に発生する端材も完全に排出側に搬送すること
ができるから、端材の整理が容易であり、しかも、外側
のキャタピラを外側に平行移動して開くことにより、鋸
刃の交換も極めて容易であるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 丸鋸盤の全体右側図面
【図2】 丸鋸盤の正面説明図(1)
【図3】 丸鋸盤の正面説明図(2)
【図4】 丸鋸盤の要部背面図
【図5】 丸鋸盤の要部左側面図
【図6】 丸鋸盤の動作説明図
【図7】 用材送り装置の模式系統図
【図8】 位置決め機構の分解斜視図
【図9】 油空圧系統図(1)
【図10】 油空圧系統図(2)
【図11】 動作説明線図(1)
【図12】 動作説明線図(2)
【符号の説明】
S1 …固定鋸 M4 …送材モータ C1 、C2 、C3 …キャタピラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定鋸の外側に配設するキャタピラと、
    固定鋸の内側に配設し、前記外側のキャタピラと平行な
    別のキャタピラとを備えてなり、前記外側のキャタピラ
    は、前記内側のキャタピラとともに共通の用材搬送面を
    形成し、外側に平行移動可能であることを特徴とする丸
    鋸盤の用材送り装置。
  2. 【請求項2】 前記内側のキャタピラは、2組を縦続し
    て配設することを特徴とする請求項1記載の丸鋸盤の用
    材送り装置。
  3. 【請求項3】 前記外側のキャタピラは、前記内側のキ
    ャタピラの全長と同一長さに形成することを特徴とする
    請求項2記載の丸鋸盤の用材送り装置。
  4. 【請求項4】 前記各キャタピラは、共通の送材モータ
    を介して駆動することを特徴とする請求項1ないし請求
    項3のいずれか記載の丸鋸盤の用材送り装置。
JP31637695A 1995-12-05 1995-12-05 丸鋸盤の用材送り装置 Pending JPH08207003A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845842U (ja) * 1981-09-22 1983-03-28 後藤 正 建物用手摺

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845842U (ja) * 1981-09-22 1983-03-28 後藤 正 建物用手摺

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