JPH08206943A - ロール研磨装置 - Google Patents

ロール研磨装置

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JPH08206943A
JPH08206943A JP3902995A JP3902995A JPH08206943A JP H08206943 A JPH08206943 A JP H08206943A JP 3902995 A JP3902995 A JP 3902995A JP 3902995 A JP3902995 A JP 3902995A JP H08206943 A JPH08206943 A JP H08206943A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で製造コストが安く、研磨部材の
交換が容易で、生産ラインを停止させずに交換が可能な
ロール研磨装置を提供する。 【構成】 被研磨用ロール1に対し接触・離間可能で、
ロール1の長手方向に研磨部材16を往復移動させるエ
アシリンダ15を備え、研磨部材16は、ゴム21を介
して紙やすり22を張設した構造にするとともに、エア
シリンダ15で往復移動する支持台18に対し交換可能
に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主としてメッキ設備
のコンダクタロール(通電ロール)を研磨するためのロ
ール研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の研磨装置に使用されている研磨
材としては、一般的に、樹脂製あるいはセラミックス製
の砥石が使用されている。例えば、セラミックス製砥石
を使用した先行技術に、特開平3−79793号公報に
記載の自動研磨設備がある。この研磨設備は、駆動装置
により回転駆動される円盤状砥石が、移動台車からガイ
ド機構を介して昇降可能に吊設され、自動操作機構によ
り作業者が研磨の条件を設定するだけで、研磨対象の通
電ロールに対して円盤状砥石が下降して研磨作業が行な
われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
一般的な研磨装置および上記公報に記載の装置では、次
のような不都合がある。
【0004】 樹脂製の研磨材はオーダーメイドで高
価であり、しかも加工性が悪いために加工精度が低く、
また酸に侵されやすい。
【0005】 セラミックス製の砥石は樹脂製と同様
に高価なうえに、破損しやすく、またロールが研磨され
過ぎるおそれがある。
【0006】 上記公報の研磨設備は構造が複雑で、
自動操作するための制御機構を備えているため、設備費
用が多大である。また砥石の交換に手間がかかるととも
に、交換時にメッキラインをいったん停止させる必要が
あるため、生産効率が低下するおそれがある。
【0007】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、構造が簡単で製造コストが安く、研磨部材の交換が
容易で、生産ラインを停止させずに交換できるロール研
磨装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ためにこの発明のロール研磨装置は、被研磨用ロールに
対し接触・離間可能で、該ロールの長手方向に研磨部材
を往復移動させる送り機構を備え、前記研磨部材は、ゴ
ムなどの弾性部材を介して紙やすりを張設した構造にす
るとともに、前記送り機構の移動部本体に対し交換可能
に取り付けている。
【0009】請求項2記載のように、前記移動部本体
を、下向き位置と上向き位置の間で垂直方向に旋回自在
に軸支するとともに、カウンタウエイトを前記移動部本
体の下向き位置でその上方に位置するように取り付ける
ことが好ましい。
【0010】請求項3記載のように、前記移動部本体に
一対のガイド部材をその幅方向に間隔をあけて長手方向
に配設するとともに、これらのガイド部材に摺動自在に
嵌合するガイド具を前記研磨部材に設け、この研磨部材
と前記移動部本体の間に両者を連結するピンを着脱可能
に装着してもよい。
【0011】請求項4記載のように、前記送り機構の往
復移動装置に、エアシリンダを使用することができる。
【0012】
【作用】上記の構成を有するこの発明のロール研磨装置
によれば、市販の紙やすりを利用してメッキ用のコンダ
クタロールなどを研磨することができる。すなわち、一
方向に定速回転するロールに対し紙やすりを接触させる
とともに、この状態でロールの長手方向に往復移動させ
ることにより、ロールの表面が研磨される。このとき、
紙やすり内の弾性部材が紙やすりがロールに接触した際
の衝撃を吸収し、また紙やすりは弾性部材の弾性力で張
設されるとともに、接触した後は弾性部材の弾性力の下
に紙やすりが一定の押し付け力でロールの表面に押し付
けられる。これにより、ロールに対する紙やすりの接触
面がほぼ全面にわたり均等に押し付け力を受け、ロール
に密着するから、紙やすりが往復移動する際にもロール
から浮き上がらずロールをほぼ均一に研磨する。また、
紙やすりや弾性部材などは交換可能なため、ロールの種
類や研磨条件に応じて紙やすりの種類を変更したり、弾
性部材の弾性力を変更したりできる。
【0013】請求項2記載のロール研磨装置によれば、
ロールに対し紙やすりがカウンタウエイトの荷重の下に
一定の力で押し付けられることにより、ロールが効率よ
く研磨される。また、送り機構の移動部本体をカウンタ
ウエイトの荷重に抗して垂直方向に所定角度以上(ほぼ
半回転ほど)旋回させることにより、紙やすりはロール
の表面から離間した状態に維持される。したがって、紙
やすり等をロールの回転を中止させずに、いいかえれば
メッキラインを停止させずに、容易に交換することがで
きる。
【0014】請求項3記載のロール研磨装置によれば、
連結ピンを引き抜いて研磨部材と移動部本体との連結を
解除し、移動部本体側のガイド部材に沿ってガイド具を
介して研磨部材をその長手方向に移動させることによ
り、研磨部材を移動部本体から取り外すことができ、こ
の結果、研磨部材を簡単に交換できる。なお、これとは
逆の要領により、研磨部材を移動部本体に取り付けるこ
とができる。
【0015】請求項4記載のロール研磨装置によれば、
エアシリンダにより研磨部材をロールの長手方向に往復
移動させ、ロールを研磨できるとともに、加圧エア源を
使用するために仮にエア漏れを生じても、メッキ作業に
悪影響を及ぼすことがない。
【0016】
【実施例】以下、この発明のロール研磨装置をメッキ装
置のコンダクタロールポリシャーに適用した実施例につ
いて図面を参照のうえ説明する。
【0017】図1は本実施例にかかるロールポリシャー
を示す、一部を省略した正面図、図2は図1のII−II線
断面図で、図2(a)は作業状態を、図2(b)は研磨部材
を上げた状態をそれぞれ表す。図3は図1の一部を拡大
した正面図で、一部を省略している。図4は図3の状態
から研磨部材を抜き取った状態の一部を省略した正面
図、図5は図3のV−V線断面図、図6は空気圧回路図で
ある。
【0018】図2に示すように、コンダクタロール1は
その両端中心部で回動自在に軸支され、メッキ槽2内の
メッキ液A中にその下半分が浸かっている。またメッキ
槽2内には、コンダクタロール1の中央部分の電極面1
a(図1)に対応する円弧状のアノード(陽極)3が、
コンダクタロール1の表面から所定の間隔をあけて配設
されている。さらにコンダクタロール1の前後には、帯
鋼Bを案内するガイドロール4、5がそれぞれ回動自在
に軸支されている。
【0019】コンダクタロール1の上方には、屋根型の
フード6が天井から吊設されたフレーム7に支持されて
配設されている。このフード6は、メッキ槽2のメッキ
液Aからの蒸発ガスを吸引する。
【0020】図1・図2のように、フレーム7の両側か
ら垂直フレーム7aが垂下され、これらの垂直フレーム
7aの下端に跨がって水平フレーム7bが架設されてい
る。本例では、研磨装置としてのロールポリシャー10
が、水平フレーム7bの下方に取り付けられている。す
なわち、水平フレーム7bから一対の支持具11が垂下
され、各下端部に軸受12が装着されている。両側の軸
受12・12に跨がって支持軸13が水平に配設され、
支持軸13は垂直方向に旋回可能に且つ軸方向に摺動自
在に構成されている。また支持軸13上に、外径の大き
い支持筒14が一体に被装されている。支持軸13の一
端(図1の左側)は、水平フレーム7bの一端部(図1
の左側)にエアシリンダ15が装備され、このエアシリ
ンダ15によって支持軸13が往復移動する。本例で
は、上記の符号13〜15で表される構成部材により、
特許請求の範囲の送り機構が構成される。
【0021】図1・図3のように、支持筒14から吊設
された支持台(特許請求の範囲の移動部本体に相当)1
8に、研磨部材16が取り付けられている。すなわち、
支持筒14に固定された一対の固定リング17・17か
ら支持部17aを介して支持台18が吊設されている。
この支持台18の下面には、図5のように、幅方向に間
隔をあけて一対のガイド部材19・19が下向きに突設
されている。ガイド部材19の対向する内面に、長手方
向にガイド溝19aが形成されている。研磨部材16の
上端部に板状のガイド具20が両側方に突出して固設さ
れ、このガイド具20の両側部がガイド溝19aに摺動
自在に嵌合されている。研磨部材16の上部本体部分1
6aの下面に長手方向に沿って凹状部16bが形成さ
れ、この凹状部16bに、弾性体としての直方体状のゴ
ム21の上端部分が交換可能に嵌め込まれている。そし
て、ゴム21の下面に添わせて底面を平坦にし、その両
側で折り曲げ、さらに上部本体部分16aの角縁に沿っ
て五面体状に折り曲げた紙やすり22の両側部分が、上
部本体部分16aに止め具(図示せず)を介して交換可
能に取着されている。
【0022】上部本体部分16aの一端(図1の右側)
に、図4のように延長管23の一端が一体に連結され、
この延長管23の他端に鉤状金具23aが取着されてい
る。そして、図3のように、鉤状金具23aに対応して
支持板24が支持筒14に固定され、支持板24のL字
状の下端水平部分24aの穴と鉤状金具23aの上端水
平部分23bの穴とを一致させた状態で、連結ピン25
が挿入されて支持板24と延長管23の一端とが連結さ
れている。この状態で、研磨部材16は支持台18にセ
ットされる。
【0023】図2に示すように、支持台18は支持部1
7aの下端に傾斜して吊設され、紙やすり22の下面
が、図2(a)のようにコンダクタロール1の円周面の接
線をなすように接触する。本例では、紙やすり22の中
心軸線とコンダクタロール1の中心鉛直面とがわずかに
傾斜角αで交差する。また、円柱状のカウンタウエイト
26が、支持筒14又は支持軸13から半径方向に延設
された支持具27の先端に取着され、作業状態では支持
台18の上方に位置し、紙やすり22をコンダクタロー
ル1の外周面上に押し付ける。一方、非作業状態では、
図2(b)のように支持台18が支持軸13を中心に上方
に、本例ではほぼ150゜旋回し、保持される。すなわ
ち、支持軸13は約150゜の範囲内で旋回可能で、支
持台18(研磨部材16)が支持軸13の真上に位置し
たときには、カウンタウエイト26が支持軸13の鉛直
面より時計方向側へ偏心した位置に旋回し、支持台18
が元の研磨位置へ逆戻りするのを阻止する。なお、図1
中の符号29は、エアシリンダ15の加圧空気供給管で
ある。
【0024】次に、研磨部材16の往復駆動用エアシリ
ンダ15の空気圧回路の一例を図5に基づいて説明す
る。同図に示すように、上記支持軸13の一端に接続さ
れるエアシリンダ15のピストンロッド15aには、3
ポート2位置機械切換式メカニカルバルブ31・32を
それぞれ切換操作するための操作部15bが備えられて
いる。加圧エアの供給口33に接続されたエア供給管3
4が給気管34a、34bに分岐され、一方の給気管3
4aが5ポート2位置ダブルパイロット切換式のマスタ
ーバルブ35に接続され、マスターバルブ35の2つの
給気側とエアシリンダ15の両端の給排気口とが、それ
ぞれスピードコントロールバルブ36、37を介設した
配管38、39により接続されている。また、マスター
バルブ35の2つの排気口にサイレンサー40、41が
接続されている。
【0025】給気管34bは4ポート2位置ダブルパイ
ロット切換式のパイロットバルブ42に接続され、この
パイロットバルブ42の2つの給気側がメカニカルバル
ブ31、32に配管43、44によりそれぞれ接続され
ている。配管43から分岐された分岐管43bがマスタ
ーバルブ35の一方のパイロット口に接続され、また配
管44から分岐された分岐管44bがマスターバルブ3
5の他方のパイロット口に接続されている。また、メカ
ニカルバルブ31と3ポート2位置マニアル切換式のメ
カニカルバルブ47とが配管45により接続され、メカ
ニカルバルブ32がメカニカルバルブ42の一方のパイ
ロット口に配管46により接続されている。さらに、メ
カニカルバルブ47がメカニカルバルブ42の他方のパ
イロット口に配管48により接続されている。
【0026】上記のようにして構成される本実施例にか
かるロールポリシャー(ロール研磨装置)について、そ
の使用態様を説明する。
【0027】 図2(a)のように、メッキ槽2中で一
方向に定速回転し、アノード3との間を通過する帯鋼B
をメッキするコンダクタロール1の電極面1aに対し、
研磨部材16の紙やすり22をカウンタウエイト26の
付勢下に接触させる。このとき、紙やすり22の平坦な
下面が、コンダクタロール1(電極面1a)の外周面に
対し接線をなす角度で接触する。
【0028】 の状態で、紙やすり22(研磨部材
16)がエアシリンダ15を介しコンダクタロール1の
長手方向に沿って非常に小さなストロークで往復動し、
コンダクタロール1の外周面が研磨される。このとき、
紙やすり22内のゴム21の弾性力で紙やすり22がロ
ール1の表面に接触した際の衝撃を吸収する。また、エ
アシリンダ15の往復動作は、図6の空気圧回路により
次のように行われる。
【0029】すなわち、図6の状態は、紙やすり22が
最右端まで移動した状態で、ピストンロッド15aが最
右端位置にある。この状態で、メカニカルバルブ47が
作業者により作動位置に切り換えられると、加圧エアが
配管34−34b−バルブ42−配管44−44bを経
てバルブ35を切り換える。今度は加圧エアが配管34
−34a−バルブ35−配管38を経てエアシリンダ1
5の右端給排気口に流入し、紙やすり22がピストンロ
ッド15aと共に左側へ移動を始める。こうしてピスト
ンロッド15aが左端位置へ移動すると、操作部15b
によりバルブ32が切り換えられ、加圧エアが配管34
−34b−バルブ42−配管44−バルブ32−配管4
6を経てバルブ42を図6の位置に切り換えるので、加
圧エアが配管34−34b−バルブ42−配管43bを
経てバルブ35が図6の位置に切り換えられる。したが
って、今度は加圧エアが配管34−34a−バルブ35
−配管39を経てエアシリンダ15の左端給排気口から
流入し、紙やすり22がピストンロッド15aと共に右
側へ移動を始める。このようにして、エアシリンダ15
のピストンロッド15aが出入りするので、紙やすり2
2が往復動する。
【0030】 一方、メッキ作業中に紙やすり22が
摩損し交換する必要があるときは、研磨部材16を図2
(a)の状態からカウンタウエイト26に抗して支持軸1
3を中心に上方に旋回させて図2(b)の状態にする。そ
して、図3に示す連結ピン25を引き上げて研磨部材と
支持板24との連結を解除したのち、延長管23を図の
ように右側に引っ張って、支持台18から図4のように
研磨部材16を引き抜く。それから、図5に示す紙やす
り22の部分を交換したのち、上記と逆の要領で、支持
台18に対し研磨部材16をセットして連結ピン25に
より支持板24と連結する。あとは、のように研磨部
材16を支持軸13を中心に下方へ旋回させてコンダク
タロール1の電極面1aに接触させればよい。
【0031】上記に本発明の一実施例を示したが、本発
明の研磨装置は、次のように実施することができる。
【0032】(a) エアシリンダ15に代えて、油圧シリ
ンダを使用する。
【0033】(b) エアシリンダ15に代えて、電動モー
タで回転する送りネジ機構を使用する。
【0034】(c) ゴム21に代えて、板バネを使用す
る。
【0035】(d) コンダクタロール1に限らず、金属製
の各種ローラの研磨に適用する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の研磨装置には、次のような優れた効果がある。
【0037】(1) 市販の紙やすりを利用してロールを研
磨することができるので、専用の砥石などが不要で、研
磨条件に合わせて研磨粗さの異なる紙やすりを簡単に入
手でき、しかも、ロールを削り過ぎるおそれがなく、ラ
ンニングコストが安くて済む。また、紙やすりの内側に
ゴムなどの弾性部材を介在させているので、紙やすりが
ロールに接触した際の衝撃が吸収され、また紙やすりは
弾性部材の弾性力で張設されるとともに、接触した後は
弾性部材の弾性力の下に紙やすりが一定の押し付け力で
ロールに押し付けられるので、ロールに対する紙やすり
の接触面がほぼ全面にわたり均等に押し付け力を受け、
ロールに密着するから、紙やすりが往復移動する際にも
ロールから浮き上がらず、ロールを効率的に研磨でき
る。さらに全体の構造が簡単で、製造コストが安い。
【0038】(2) 請求項2記載のロール研磨装置では、
紙やすりをカウンタウエイトの荷重の下に一定の力で押
し付けるので、ロールを効率よく均一に研磨することが
できる。また、カウンタウエイトにより、紙やすりをロ
ールから離間した状態に維持できるので、紙やすり等を
生産ラインを停止させずに、容易に交換することができ
る。
【0039】(3) 請求項3記載のロール研磨装置では、
研磨部材の移動部本体との連結およびその解除が簡単に
行え、研磨部材を短時間で容易に交換できる。
【0040】(4) 請求項4記載のロール研磨装置では、
エアシリンダにより研磨部材をロールの長手方向に往復
移動させ、ロールを研磨できるとともに、加圧エア源を
使用するために仮にエア漏れを生じても、メッキ作業に
悪影響を及ぼすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール研磨装置の実施例にかかるロー
ルポリシャーを示す、一部を省略した正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図で、図2(a)は作業状態
を、図2(b)は研磨部材を上げた状態をそれぞれ表す。
【図3】図1の一部を拡大した正面図で、一部を省略し
ている。
【図4】図3の状態から研磨部材を抜き取った状態の一
部を省略した正面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】エアシリンダ15を往復駆動するための空気圧
回路図の一例を示す。
【符号の説明】
1 コンダクタロール 2 メッキ槽 10 ロールポリシャー(ロール研磨装置) 13 支持軸 15 エアシリンダ(送り機構) 16 研磨部材 18 支持台(移動部本体) 21 ゴム(弾性部材) 22 紙やすり

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被研磨用ロールに対し接触・離間可能
    で、該ロールの長手方向に研磨部材を往復移動させる送
    り機構を備え、 前記研磨部材は、ゴムなどの弾性部材を介して紙やすり
    を張設した構造にするとともに、前記送り機構の移動部
    本体に対し交換可能に取り付けたことを特徴とするロー
    ル研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記移動部本体を、下向き位置と上向き
    位置の間で垂直方向に旋回自在に軸支するとともに、カ
    ウンタウエイトを前記移動部本体の下向き位置でその上
    方に位置するように取り付けた請求項1記載のロール研
    磨装置。
  3. 【請求項3】 前記移動部本体に一対のガイド部材をそ
    の幅方向に間隔をあけて長手方向に配設するとともに、
    これらのガイド部材に摺動自在に嵌合するガイド具を前
    記研磨部材に設け、この研磨部材と前記移動部本体の間
    に両者を連結するピンを着脱可能に装着した請求項1又
    は2記載のロール研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記送り機構の往復移動装置に、エアシ
    リンダを使用した請求項1〜3のいずれかに記載のロー
    ル研磨装置。
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