JPH0544038Y2 - - Google Patents

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JPH0544038Y2
JPH0544038Y2 JP1985092599U JP9259985U JPH0544038Y2 JP H0544038 Y2 JPH0544038 Y2 JP H0544038Y2 JP 1985092599 U JP1985092599 U JP 1985092599U JP 9259985 U JP9259985 U JP 9259985U JP H0544038 Y2 JPH0544038 Y2 JP H0544038Y2
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はシルクスクリーン印刷等のインク塗布
に使用する合成樹脂、あるいは合成ゴム製(ウレ
タンゴム等)等のスキージの塗布部を研摩加工す
る装置に関する。
[従来の技術] スキージの塗布部の研摩加工に当つては、サン
ドベルトを回転しつつ、スキージのホルダーを介
して保持したスキージの塗布部を研摩する研摩機
が実公昭51−47668号公報により公知である。
かかる研摩機は、スキージを、そのホルダーを
介して挟持するとともにサンドペーパーバンド
(環帯状)をプーリーに張設し、かつそのうちの
駆動プーリーを介してサンドペーパーバンドを回
転するとともにこのサンドペーパーバンドをスキ
ージに対して水平移動させることにより、スキー
ジの塗布部を研摩するものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかるに従来の研摩機によるスキージの塗布部
の研摩に於ては、一条のサンドペーパーバンドを
張設する研摩部によるもので、アラ研摩と仕上げ
研摩には、その都度、サンドペーパーバンドを掛
け換える作業が要求されるとともにその都度、研
摩面との研摩位置の調整作業が要求される欠点を
有するものであつた。
因つて、本考案はこの欠点に着目してなされた
もので、サンドペーパーバンドの掛け換えの不要
なスキージの研摩装置を提供せんとするものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、スキージ1の保持部2と、この保持
部2にて保持したスキージ1を、その長さ方向に
移動する移動部4と、スキージ1の塗布部3を研
摩する研摩部5とから成るスキージの研摩装置に
おいて、2条の無端サンドペーパー50,51を
張設し得る横幅を有するとともに保持枠60の上
側に装備された駆動モーター65に駆動軸65a
を介して回転自在に軸支して保持枠60の上側に
取付けた駆動ロール61と、前記2条の無端サン
ドペーパー50,51を別々に張設する独立のテ
ンシヨンロール62a,62bを、保持枠60の
側部に取付けた支持枠66の左右両側部に固設し
たロータリーシリンダー69a,69bにその回
動腕70a,70bを介してロータリーシリンダ
ー69a,69bのシリンダー軸68a,68b
を支点に回転自在にかつ支持軸67a,67bに
て回動自在に軸支して前記保持枠60の下側の側
部に取付けたテンシヨンロール62と保持枠60
より突設した支持板58に支持軸59を介して回
転自在に軸支して前記保持枠60の下側の側部に
取付けた位置決めロール63と、保持枠60に取
付けた支持枠78にロツド71aを連結保持せし
めた研摩圧調整シリンダー71に連結枠板75を
介して保持され、かつ支持軸79にて回転自在に
軸支して、前記保持枠60の下側中央部に取付け
た研摩コンタクトロール64の各ロール間に無端
サンドペーパー50,51を回転自在に張設して
無端サンドペーパー50,51の回転部52を構
成するとともに架台80の上側に間隔を於いて一
対のスライドベース81を設けるとともにこのス
ライドベース81のアリ溝82を介してスライド
部材83を前後方向にスライド自在に取付け、か
つこのスライド部材83に固着した連結部材84
を、一方のスライドベース81の前後両端部に立
設した軸受け85,86間に回転自在に渡架した
リードスクリユー87に螺合連結した前後動調整
移動部53と、前記前後動調整移動部53のスラ
イド部材83の上側に昇降ガイド枠90を立設す
るとともにこの昇降ガイド枠90に昇降ブロツク
91を上下動自在に嵌装し、かつこの昇降ブロツ
ク91の中空部に位置せしめて、前記架台80と
前記研摩部5の回転部52を回動自在に保持する
保持枠60の保持台73間の軸受に回動自在に昇
降用ネジ杆92を立設するとともにこの昇降用ネ
ジ杆92のネジ部92aに、前記昇降ブロツク9
1に固着した連結部材93を螺合連結し、さら
に、前記昇降用ネジ杆92の上端92bには回転
ギア94を固着するとともにこの回転ギア94に
前記保持台73上側の軸受95,96間に回転自
在に渡架した回転軸97に固着した中間ギア19
0を噛合し、かつこの回転軸97の一端には回転
ハンドル98を取付けるとともに他端は保持台7
3の上側に取付けた昇降用ブレーキ付ギヤートモ
ーター99に連結した上下動調整移動部54と、
前記保持枠60に設けたユニバーサルジヨイント
部100と前記保持台73に取付けた軸受101
間に角度調整ネジ102を回転自在に渡架した回
動(角度)調整移動部55により前記回転部52
の前後および上下動と回転部52の回転軸心線と
の交軸面に対して回動する調整部を設けることに
より構成したものである。
[作用] 本考案スキージ装置は複数の無端サンドペーパ
ーバンドを回転自在に張設し、必要に応じて任意
のサンドペーパーバンドを選択使用しつつスキー
ジの塗布部の研摩を遂行するものである。
[実施例] 以下本考案に係るスキージの研摩装置を図面と
ともに説明をする。
第1図は研摩装置の正面図、第2図は同側面
図、第3図は研摩部の正面図、第4図は同側面
図、第5図は研摩部の前後及び上下動操作部の横
断平面図、第6図は同縦断側面図、第7図はスキ
ージの保持部を示し、第7図aは平面図第7図b
は同側断面図、第7図cは高さ調整部の断面図、
第7図dはガイド部の断面図である。
当該実施例におけるスキージの研摩装置6はス
キージ1の保持部2、この保持部2にて保持した
スキージ1を、その長さ方向に移動する移動部
4、スキージ1の塗布部3を研摩する研摩部5並
びにこの研摩部5に研摩液を供給する供給部7と
から構成されている。
しかして、前記スキージ1の保持部2は、第1
図、第2図および第7図に示す如く移動台30の
上側にガイドシヤフト20に上下動自在に嵌合し
たガイド部材21および高さ調整自在に立設した
調整ネジ22に嵌合した保持部材23を介してホ
ルダー本体24を上下動自在に取付けるとともに
このホルダー本体24の前後両側部に固着した保
持部材25を介して挟持腕26を前後方向にスラ
イド自在に取付け、かつこの挟持腕26の先端2
6a間には、前記ホルダー本体24の挟持板24
aと対をなす挟持板27が挟持板24aに対向せ
しめて保持されている。
また、前記挟持腕26の後端26bは前記ホル
ダー本体24の前後両側部に取付けたクランプシ
リンダー28のシリンダーロツド29に連結板3
1を介して連結されている。
さらに移動台30の上側には、スキージホルダ
ー8を保持する保持片32を立設してある。
尚、この保持片32は、図面にて図示していな
いが、スキージ1のスキージホルダー8の全長に
対応する長さを有する場合と、長さ方向間の所要
個所を保持する為の複数の保持片32を間隔を置
いて立設する場合の実施例を挙げ得る。
かかる構成から成るスキージ1の保持部2の移
動部4は、第1図および第2図に示す如く、前記
移動台30をその下側に取付けたスライド部40
を架台41の上側に敷設したスライドレール42
に嵌合せしめて、スライドレール42の長さ方向
に移動自在に保持するとともに架台41の前後両
側部に取付けたスプロケツト43間に張設したチ
エーンベルト44に、移動台30の下側に取付け
た連結部材45を連結することにより構成されて
いる。
また、一方のスプロケツト43の回転軸43a
には中間スプロケツト46を介してモーター47
の駆動プーリー48に連結されている。
次にスキージ1の塗布部3の研摩部5について
第1図〜第6図により説明すると、無端サンドペ
ーパー50,51の回転部52とこの回転部52
を前後および上下動するとともに回転部52の回
転軸心線との交軸面に対して回動する調整移動部
53,54,55とから構成されている。
しかして、サンドペーパー50,51の回転部
52は第1図〜第4図に示す如く、保持枠60の
上側に取付けた駆動ロール61および保持枠60
の下側の左右両側部に取付けたテンシヨンロール
62、位置決めロール63、さらに保持枠60の
下側中央部に取付けた研摩コンタクトロール64
の各ロール間に無端サンドペーパー50,51を
回転自在に張設することにより構成されている。
また、各ロール61,62,63,64は2条
の無端サンドペーパー50,51を張設し得るよ
うに形成されている。
すなわち、駆動ロール61は2条の無端サンド
ペーパー50,51を張設し得る横幅を有すると
ともに保持枠60の上側に装備された駆動モータ
ー65に駆動軸65aを介して回転自在に軸支さ
れている。
テンシヨンロール62は2条の無端サンドペー
パー50,51を別々に張設する独立のテンシヨ
ンロール62a,62bを、保持枠60の側部に
取付けた支持枠66の左右両側部に固設したロー
タリーシリンダー69a,69bにその回動腕7
0a,70bを介してロータリーシリンダー69
a,69bのシリンダー軸68a,68bを支点
に回動自在にかつ支持軸67a,67bにて回転
自在に軸支することにより構成されている。
研摩コンタクトロール64は保持枠60に取付
けた支持枠78にロツド71aを連結保持せしめ
た研摩圧調整シリンダー71に連結枠板75を介
して保持され、かつ支持軸79にて回転自在に軸
支されている。
また、この研摩コンタクトロール64を保持す
る連結枠板75の上端にはスイツチ片76を突設
するとともにこのスイツチ片76に対向せしめて
近接スイツチ77が保持枠60の中央部に固着さ
れている。
ペーパー位置決めロール63は、保持枠60よ
り突設した支持板58に支持軸59を介して回転
自在に軸支されている。
さらに、前記保持枠60は、下部の回動軸72
を介して保持台73に対して回動自在に取付けら
れている。
そして、前記前後動および上下動、回動の各調
整移動部53,54,55についての構成中、ま
ず、前後動調整移動部53について説明するに、
架台80の上側に間隔を置いて一対のスライドベ
ース81を設けるとともにこのスライドベース8
1のアリ溝82を介してスライド部材83を前後
方向にスライド自在に取付け、かつこのスライド
部材83に固着した連結部材84を、一方のスラ
イドベース81の前後両端部に立設した軸受け8
5,86間に回転自在に渡架したリードスクリユ
ー87に螺合連結することにより構成されてい
る。尚、リードスクリユー87の延設部89には
架台41側に位置せしめて回転ハンドル88が取
付けられている。
また、上下動調整移動部54は、前記前後動調
整移動部53のスライド部材83の上側に昇降ガ
イド枠90を立設するとともにこの昇降ガイド枠
90に昇降ブロツク91を上下動自在に嵌装し、
かつこの昇降ブロツク91の中空部に位置せしめ
て、前記架台80と前記研摩部5の回転部52を
回動自在に保持する保持枠60の保持台73間の
軸受(図示しない)に回動自在に昇降用ネジ杆9
2を立設するとともにこのネジ杆92のネジ部9
2aに、前記昇降ブロツク91に固着した連結部
材93を螺合連結してある。
さらに、前記ネジ杆92の上端92bには回転
ギア94(第2図参照)を固着するとともにこの
回転ギア94に前記保持台73上側の軸受95,
96間に回転自在に渡架した回転軸97に固着し
た中間ギア190を噛合し、かつこの回転軸97
の一端には回転ハンドル98を取付けるとともに
他端は保持台73の上側に取付けた昇降用ブレー
キ付ギヤートモーター99に連結されている。
また、前記保持台73は、前記上下動調整移動
部54の昇降ブロツク91の上側に乗載された状
態にて保持されている。
次に、回動(角度)調整移動部55は、前記保
持枠60に設けたユニバーサルジヨイント部10
0と前記保持台73に取付けた軸受101間に角
度調整ネジ102を回転自在に渡架することによ
り構成されている。
また、前記角度調整ネジ102には回転ハンド
ル103を取付けるとともに軸受101は保持台
73に保持片104を介して回動自在に取付けら
れている。
前記研摩部5に対する研摩液の供給部7は第1
図に示す如く、研摩部5の保持枠60に取付けた
枠板110に、前記無端サンドペーパー50,5
1のテンシヨンロール62a,62bに対向せし
めてノズル111を取付けるとともにこのノズル
111を前記架台41の下側に設けた研摩液のタ
ンク112にホース113を介して連結せしめる
ことにより構成されている。
また、ノズル111よりの研摩液の供給コンプ
レツサー(図示しない)を介して所定の研摩液を
ノズル111より噴出し得るように構成されてい
る。
さて、以上の構成から成るスキージ1の研摩装
置6によりスキージ1の塗布部3を研摩する場合
には、まず、前後動調整部53のハンドル88を
回転してリードスクリユー87を回転することに
より、スライド部材83をスライドベース81上
をスライドせしめつつ後退せしめ、スライド部材
83の上側に昇降ブロツク91、保持台73およ
び保持枠60を介して保持される研摩部5をスキ
ージ1の保持部2上側より後退せしめる。
その後、保持部2のクランプシリンダー28を
作動して、挟持腕26を前後せしめて挟持板27
をホルダー本体24の挟持板24aより離反せし
める。
しかして、第7図bに示す如く、アルミ枠から
成るスキージホルダー8に嵌着したスキージ1を
移動台30の保持片32に当接せしめつつ移動台
30上側に載置するとともにスキージ1の塗布部
3をホルダー本体24の挟持板24aと挟持板2
7間に介在セツトした後、再度クランプシリンダ
ー28を作動して挟持腕26を後退動することに
よりスキージ1を、そのスキージホルダー8を保
持片32に当接せしめつつ保持するとともにスキ
ージ1の塗布部3の羽口をその全長にわたつて左
右両側部より挟持板24a,27を介して挟持し
つつ矯正保持することができる。
尚、スキージ1の塗布部3の挟持板24a,2
7による挟持位置は調整ネジ22を回動すること
によりホルダー本体24の高さを、左右両側部の
ガイドシヤフト20を介して上下方向に上下動す
ることにより任意に調整することができる。
因つて、この保持部2のスキージ1の保持作業
の完了後、再度、前記ハンドル88を回転してス
ライド部材83を、スライドベース81上を前進
動せしめることにより、研摩部2をスキージ1を
保持する保持部2の上側に復帰せしめる。
そして、研摩部2の上下動調整移動部54のモ
ーター99を始動して回転軸97、回転ギヤ94
を介して昇降ネジ杆92を回転することにより昇
降ブロツク91を下降するとともにこの昇降ブロ
ツク91の下降動作に関連して回転部52の駆動
モーター65が始動され、駆動ロール61、テン
シヨンロール62a,62b研摩コンタクトロー
ル64および位置決めロール63を介してサンド
ペーパー50,51が回転され、さらにスキージ
1の保持部2の移動部4のモーター47が始動
し、チエーンベルト44、これに連結する連結部
材45を介して移動台30をスライドレール42
の前後両端部間に於て前後往復移動せしめる。
従つて、前記昇降ブロツク91の下降により研
摩コンタクトロール64を介して無端サンドペー
パー50あるいは51が移動部4により往復動す
る塗布部3の被研摩部に圧接されることにより所
期の研摩を遂行することができる。
また、この研摩部5によるスキージ1の塗布部
3の研摩に当つては保持部2の挟持板24a,2
7による挟持によつて、塗布部3の変形を矯正し
た状態下に研摩することができるとともに供給部
7のノズル111を介してタンク112より研摩
液を無端サンドペーパー50あるいは51に供給
せしめつつ遂行するものであるから塗布部3の発
熱を防止することができるとともに無端サンドペ
ーパー50あるいは51の研摩面が研摩粉により
目詰まりするのを防止でき、従来の欠点であつた
焼け、目詰まり等の欠点を解消することができ
る。
さらに、研摩部5の回転部52に於ては、2条
の無端サンドペーパー50,51を張設したもの
であつて、例えば無端サンドペーパー50を荒研
摩用の無端サンドペーパー、無端サンドペーパー
51を仕上げ研摩用の無端サンドペーパーとする
ことにより、無端サンドペーパーの掛け換えの必
要なく、荒研摩、仕上げ研摩を連続して遂行する
ことができる。
この無端サンドペーパー50,51の切換操作
は研摩部5の前後動調整移動部53を介して、研
摩部5を前進あるいは後退動せしめつつ遂行す
る。
すなわち、回転ハンドル88を回転することに
より、リードスクリユー87を回転せしめ、この
リードスクリユー87の回転に伴つて、これに螺
合する連結部材84が螺進せしめられる。
従つて、この連結部材84の螺進によつて、ス
ライド部材83がスライドベース81上側を、連
結部材84の螺進方向に従つて前進あるいは後退
しつつスライドし、研摩部5を前進あるいは後退
動せしめることができる。
この研摩部5の前後方向への移動操作を介し
て、スキージ1の塗布部3に対する無端サンドペ
ーパー50,51の切換え操作を遂行するもので
ある。
また、前記無端サンドペーパー50,51によ
るスキージ1の塗布部3の研摩に当つてのスキー
ジ1の保持部2を移動部4を介して往復動する操
作と、研摩部5の無端サンドペーパー50,51
による研摩操作の関係は近接スイツチ77によつ
て操作することができる。
すなわち、移動部4における移動台30の往復
動は、モーター47を始動して駆動プーリー4
8、スプロケツト46を介してスプロケツト43
を回転することにより、チエーンベルト44を走
行しつつ移動台30を移動するもので、その往動
並びに復動の切換えは、架台41の前進端と後進
端に設置したリミツトスイツチ(図示しない)を
介してモーター47を正転および逆転せしめるこ
とにより遂行される。
この移動台30の走行移動はまた、スキージ1
の研摩面が研摩コンタクトロール64を上方に押
し上げるとこれを近接スイツチ77が検出して、
前記移動部4における移動台30の往復動が続行
され、スキージ1の研摩面が所定量研摩されて、
研摩コンタクトロール64を上方に押し上げ得る
高さを失つた時にこれを近接スイツチ77が検出
し、この検出信号を介して移動部4におけるモー
ター47の回転駆動を停止せしめる。
さらに、研摩部5とスキージ1の保持部2にお
ける研摩位置の調整は前後動調整移動部53によ
る研摩部5の前後方向への移動操作と上下動調整
移動部54による研摩部5の上下方向への移動操
作並びに回動(角度)調整移動部55による研摩
部5の回動操作によつて遂行する。
すなわち、前後方向への操作については、前述
した無端サンドペーパー50,51の切換え操作
における前後動操作と同様の操作によつて行なう
ことができるとともに上下方向への移動操作はモ
ーター99の駆動による粗動調整に加えて、回転
ハンドル98による微動調整が行なえるもので、
それは回転ハンドル98を回転することによりギ
ア94を介して昇降用ネジ杆92を回転するとと
もにこれに螺合する連結部材93を上下方向に螺
進し、この連結部材93を介して昇降ブロツク9
1を昇降ガイド枠90に沿つて昇降することによ
り保持枠60を介して研摩部5を昇降することが
できる。
また、回動操作については、回転ハンドル10
3を回転することにより角度調整ネジ102を介
して保持枠60を回転軸72を支点に第2図にお
いて前後方向に回動することができ、これによつ
て研摩部5の角度調整を行なうことができる。
これら研摩部5の前後、上下および角度調整操
作による研摩位置の位置出し操作に加えて、回転
部52の各ロール61,62,63,64のうち
のテンシヨンロール62a、コンタクトロール6
4並びに位置決めロール63の各ロールによる調
整操作と、スキージ1の保持部2における高さ位
置の調整操作により、設定することが可能であ
る。
保持部における高さ位置の調整操作は、調整ネ
ジ22を回転することにより、ホルダー本体24
をガイドシヤフト20を介して上下方向に上下動
しつつ行なうものである。
以上の各部における各操作により保持部2に保
持したスキージ1の研摩面に対する研摩部5の無
端サンドペーパー50,51の研摩位置を設定す
ることができるが、特定のスキージ1の研摩以外
に多種のスキージ1の研摩作業に対応する場合の
操作についても同様にして研摩位置を設定するこ
とができる。
さて、前記においてスキージ1の塗布部3を無
端サンドペーパー50,51にて荒研摩および仕
上げ研摩を完了した後は、移動部4を停止後、研
摩部5を上動しつつ後方に後退せしめるととも
に、保持部2のクランプシリンダー28を作動し
て挟持板24a,27による塗布部3の挟持を解
除し、保持部2よりスキージ1を取り外すことに
より同スキージ1の研摩作業を完了でき、以下前
記と同様の作業手順にて、次順のスキージ1の研
摩加工を遂行することができる。
尚、前記スキージ1の研磨作業については各部
の操作を関連動作せしめることにより自動的なス
キージ1の研摩作業を可能ならしめることができ
る。
[考案の効果] 以上の説明から明らかな通り本考案によれば、
スキージの塗布部の研摩に要求されるサンドペー
パーバンドの掛け換え作業を不要ならしめ作業効
率を向上することができる。
また、研摩部における研摩部と被研摩面間の調
整作業を簡易迅速化し、適確なスキージの研摩作
業を遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の実施例を示すもので、第1
図は研摩装置の正面図、第2図は同側面図、第3
図は研摩部の正面図、第4図は同側面図、第5図
は研摩部の前後及び上下動操作部の横断平面図、
第6図は同縦断側面図、第7図はスキージの保持
部を示し、第7図aは平面図、第7図bは同側断
面図、第7図cは高さ調整部の断面図、第7図d
はガイド部の断面図である。 1……スキージ、2……保持部、3……塗布
部、4……移動部、5……研摩部、6……研摩装
置、7……供給部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本考案は、スキージ1の保持部2と、この保持
    部2にて保持したスキージ1を、その長さ方向に
    移動する移動部4と、スキージ1の塗布部3を研
    摩する研摩部5とから成るスキージの研摩装置に
    おいて、2条の無端サンドペーパー50,51を
    張設し得る横幅を有するとともに保持枠60の上
    側に装備された駆動モーター65に駆動軸65a
    を介して回転自在に軸支して保持枠60の上側に
    取付けた駆動ロール61と、前記2条の無端サン
    ドペーパー50,51を別々に張設する独立のテ
    ンシヨンロール62a,62bを、保持枠60の
    側部に取付けた支持枠66の左右両側部に固設し
    たロータリーシリンダー69a,69bにその回
    動腕70a,70bを介してロータリーシリンダ
    ー69a,69bのシリンダー軸68a,68b
    を支点に回転自在にかつ支持軸67a,67bに
    て回動自在に軸支して前記保持枠60の下側の側
    部に取付けたテンシヨンロール62と保持枠60
    より突設した支持板58に支持軸59を介して回
    転自在に軸支して前記保持枠60の下側の側部に
    取付けた位置決めロール63と、保持枠60に取
    付けた支持枠78にロツド71aを連結保持せし
    めた研摩圧調整シリンダー71に連結枠板75を
    介して保持され、かつ支持軸79にて回転自在に
    軸支して、前記保持枠60の下側中央部に取付け
    た研摩コンタクトロール64の各ロール間に無端
    サンドペーパー50,51を回転自在に張設して
    無端サンドペーパー50,51の回転部52を構
    成するとともに架台80の上側に間隔を於いて一
    対のスライドベース81を設けるとともにこのス
    ライドベース81のアリ溝82を介してスライド
    部材83を前後方向にスライド自在に取付け、か
    つこのスライド部材83に固着した連結部材84
    を、一方のスライドベース81の前後両端部に立
    設した軸受け85,86間に回転自在に渡架した
    リードスクリユー87に螺合連結した前後動調整
    移動部53と、前記前後動調整移動部53のスラ
    イド部材83の上側に昇降ガイド枠90を立設す
    るとともにこの昇降ガイド枠90に昇降ブロツク
    91を上下動自在に嵌装し、かつこの昇降ブロツ
    ク91の中空部に位置せしめて、前記架台80と
    前記研摩部5の回転部52を回動自在に保持する
    保持枠60の保持台73間の軸受に回動自在に昇
    降用ネジ杆92を立設するとともにこの昇降用ネ
    ジ杆92のネジ部92aに、前記昇降ブロツク9
    1に固着した連結部材93を螺合連結し、さら
    に、前記昇降用ネジ杆92の上端92bには回転
    ギア94を固着するとともにこの回転ギア94に
    前記保持台73上側の軸受95,96間に回転自
    在に渡架した回転軸97に固着した中間ギア19
    0を噛合し、かつこの回転軸97の一端には回転
    ハンドル98を取付けるとともに他端は保持台7
    3の上側に取付けた昇降用ブレーキ付ギヤートモ
    ーター99に連結した上下動調整移動部54と、
    前記保持枠60に設けたユニバーサルジヨイント
    部100と前記保持台73に取付けた軸受101
    間に角度調整ネジ102を回転自在に渡架した回
    動(角度)調整移動部55により前記回転部52
    の前後および上下動と回転部52の回転軸心線と
    の交軸面に対して回動する調整部を設けることに
    より構成したことを特徴とするスキージの研摩装
    置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026194A (ja) * 1973-07-11 1975-03-19
JPS51134495A (en) * 1975-05-19 1976-11-20 Toyobo Co Ltd Grinding device for printing squeeze

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026194A (ja) * 1973-07-11 1975-03-19
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