JPH0679599A - スキージの研摩方法 - Google Patents

スキージの研摩方法

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JPH0679599A
JPH0679599A JP12568592A JP12568592A JPH0679599A JP H0679599 A JPH0679599 A JP H0679599A JP 12568592 A JP12568592 A JP 12568592A JP 12568592 A JP12568592 A JP 12568592A JP H0679599 A JPH0679599 A JP H0679599A
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JP
Japan
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polishing
squeegee
holding
moving
sandpaper
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JP12568592A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Otani
泰章 大谷
Isamu Kubo
勇 久保
Hideyuki Matsuura
秀之 松浦
Genshichi Suzuki
源七 鈴木
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MARUGEN TEKKOSHO YUGEN
Nippon CMK Corp
CMK Corp
Original Assignee
MARUGEN TEKKOSHO YUGEN
Nippon CMK Corp
CMK Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スキージの研摩加工に必要な荒研摩、仕上げ
研摩の加工作業を、セット換えや研摩用サンドペーパー
のかけ換えの必要なく、自動的に連続して遂行すること
のできる研摩方法を提供する。 【構成】 スキージ1の羽口を、その長さ方向間にわた
って矯正保持するとともに長さ方向に往復移動せしめ、
回転する無端サンドペーパーベルト50,51にて研摩
液を供給しつつ研摩するスキージの研摩方法において、
スキージ1の塗布部を荒研摩および仕上げ研摩を完了し
た後、移動部4を停止し、研摩部5を上動しつつ後方に
後退せしめるとともに、保持部2のクランプシリンダー
23を作動して挟持板による塗布部の挟持を解除し、保
持部2よりスキージ1を取り外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシルクスクリーン印刷等
のインク塗布に使用する合成樹脂、あるいは合成ゴム製
(ウレタンゴム等)等のスキージの塗布部を研摩加工す
る方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スキージの塗布部の研摩加工に当って
は、サンドベルトを回転しつつ、スキージのホルダーを
介して保持したスキージの塗布部を研摩する研摩機が実
公昭51−47668号公報により公知である。
【0003】かかる研摩機は、スキージを、そのホルダ
ーを介して挟持するとともにサンドペーパーバンド(環
帯状)をプーリーに張設し、かつその駆動プーリーを介
してサンドペーパーバンドを回転するとともにこのサン
ドペーパーバンドをスキージに対して水平移動させるこ
とにより、スキージの塗布部を研摩するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来の研摩機
によるスキージの塗布部の研摩に於ては、被研摩面に熱
をもち、塗布部の組成に変化を生ぜしめ、例えばウレタ
ンゴム製の場合には弾力性を低下せしめ塗布部本来の性
能を低下せしめたり、磨耗を早め耐久性を劣化させる等
の欠点を有するとともにサンドペーパーバンドの表面に
研摩粉が付着し、研摩効率を低下せしめ、かつ被研摩面
の面粗度にバラツキを生ぜしめるとともにベルト自体の
寿命を短くする等の欠点を有していた。さらに、これら
の欠点によって実質的にスキージの塗布部の研摩はアラ
研摩となり所期の研摩面を得られないものであるととも
に、スキージの挟持は、スキージのホルダーを介して保
持するものであるから、スキージの使用によって塗布部
が、その長さ方向間に於て、歪等の変形を生じておる場
合には、その変形のままに研摩される結果、研摩後の塗
布部に、所期のエッヂを再生し得ず、スキージとしての
性能が充分に発揮され得ないものであった。
【0005】因って、本発明はこれらの諸欠点に鑑みて
なされたもので、被研摩面の焼け、サンドペーパーバン
ドの目詰まりを防止し、被研摩面の研摩にバラツキを生
ぜしめず、面粗度のこまかい研摩を得ることができると
ともにスキージの使用によって生じた塗布部の変形に左
右されることのない研摩を行なうことができる研摩方法
を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、スキージの羽
口を、その長さ方向間にわたって矯正保持するとともに
このスキージを、その長さ方向に往復移動せしめ、回転
する無端サンドペーパーベルトにて研摩液を供給しつつ
前記スキージの被研摩面を研摩するスキージの研摩方法
において、スキージの塗布部をサンドペーパーにて荒研
摩および仕上げ研摩を完了した後、移動部を停止後、研
摩部を上動しつつ後方に後退せしめるとともに、保持部
のクランプシリンダーを作動して挟持板による塗布部の
挟持を解除し、保持部よりスキージを取り外すことによ
り同スキージの研摩作業を完了し、以下前記と同様の作
業手順にて、次順のスキージの研摩加工を自動的に遂行
することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】スキージの保持を、スキージのホルダーを介し
て保持することに加えて、スキージの羽口を、その長さ
方向間にわたって左右両側より挟持することによって保
持することによりスキージの塗布部の変形を矯正しつつ
研摩するとともに研摩部に研摩液を供給し、被研摩面の
加熱を防止し、研摩粉による研摩部の目詰まりを防止せ
しめている。また、本発明によれば、スキージの研摩加
工に必要な荒研摩、仕上げ研摩の加工作業を、スキージ
のセット換えあるいは研摩部における荒研摩用サンドペ
ーパーと仕上げ研摩用サンドペーパーとのかけ作業の必
要性なく遂行できるとともにスキージの研摩作業を自動
的に連続して遂行することができる。
【0008】
【実施例】図1は研摩装置の正面図、図2は同側面図、
図3は研摩部の正面図、図4は同側面図、図5は研摩部
の前後及び上下動操作部の横断平面図、図6は同縦断側
面図、第7図はスキージの保持部を示す平面図、図8は
同側断面図、図9は高さ調整部の断面図、図10はガイ
ド部の断面図である。
【0009】当該実施例に於けるスキージの研摩装置6
はスキージ1の保持部2、この保持部2にて保持したス
キージ1を、その長さ方向に移動する移動部4、スキー
ジ1の塗布部3を研摩する研摩部5並びにこの研摩部5
に研摩液を供給する供給部7とから構成されている。
【0010】しかして、前記スキージ1の保持部2は、
図1,図2および図7に示す如く移動台30の上側にガ
イドシャフト20に上下動自在に嵌合したガイド部材2
1および高さ調整自在に立設した調整ネジ22に嵌合し
た保持部材23を介してホルダー本体24を上下動自在
に取付けるとともにこのホルダー本体24の前後両側部
に固着した保持部材25を介して挟持腕26を前後方向
にスライド自在に取付け、かつこの挟持腕26の先端2
6a間には、前記ホルダー本体24の挟持板24aと対
をなす挟持板27を挟持板24aに対向せしめて保持さ
れている。
【0011】また、前記挟持腕26の後端26bは前記
ホルダー本体24の前後両側部に取付けたクランプシリ
ンダー28のシリンダーロッド29に連結板31を介し
て連結されている。さらに移動台30の上側には、スキ
ージホルダー8を保持する保持片32を立設してある。
尚、この保持片32は、図面にて図示していないが、ス
キージ1のスキージホルダー8の全長に対応する長さを
有する場合と、長さ方向間の所要個所を保持する為の複
数の保持片32を間隔を置いて立設する場合の実施例を
挙げ得る。
【0012】かかる構成から成るスキージ1の保持部2
の移動部4は、図1および図2に示す如く、前記移動台
30をその下側に取付けたスライド部40を架台41の
上側に敷設したスライドレール42に嵌合せしめて、ス
ライドレール42の長さ方向に移動自在に保持するとと
もに架台41の前後両側部に取付けたスプロケット43
間に張設したチェーンベルト44に、移動台30の下側
に取付けた連結部材45を連結することにより構成され
ている。また、一方のスプロケット43の回転軸44に
は中間スプロケット46を介してモーター47の駆動プ
ーリー48に連結されている。
【0013】次にスキージ1の塗布部3の研摩部5につ
いて図1〜図6により説明すると、無端サンドペーパー
50,51の回転部52とこの回転部52を前後および
上下動するとともに回転部52の回転軸心線との交軸面
に対して回動する調整移動部53,54,55とから構
成されている。しかして、サンドペーパー50,51の
回転部52は図1〜図4に示す如く、保持枠60の上側
に取付けた駆動ロール61および保持枠60の下側の左
右両側部に取付けたテンションロール62,位置決めロ
ール63,さらに保持枠60の下側中央部に取付けた研
摩コンタクトロール64の各ロール間に無端サンドペー
パー50,51を回転自在に張設することにより構成さ
れている。また、各ロール61,62,63,64は2
条のサンドペーパー50,51を張設し得るように形成
されている。
【0014】すなわち、駆動ロール61は2条のサンド
ペーパー50,51を張設し得る横幅を有するとともに
保持枠60の上側に装備された駆動モーター65に駆動
軸65aを介して回転自在に軸支されている。
【0015】テンションロール62は2条のサンドペー
パー50,51を別々に張設する独立のテンションロー
ル62a,62bを、保持枠60の側部に取付けた支持
枠66の左右両側部に固設したロータリーシリンダー6
9a,69bにその回動腕70a,70bを介してロー
タリーシリンダー69a,69bのシリンダー軸68
a,68bを支点に回動自在にかつ支持軸67a,67
bにて回転自在に軸支されている。
【0016】研摩コンタクトロール64は保持枠60に
取付けた支持枠78にロッド71aを連結保持せしめた
研摩圧調整シリンダー71に連結枠板75を介して保持
され、かつ支持軸79にて回転自在に軸支されている。
また、この研摩コントロール64を保持する連結枠板7
5の上端にはスイッチ片76を突設するとともにこのス
イッチ片76に対向せしめて近接スイッチ77が保持枠
60の中央部に固着されている。ペーパー位置決めロー
ル63は、保持枠60より突設した支持板58に支持軸
59を介して回転自在に軸支されている。さらに、前記
保持枠60は、下部の回動軸72を介して保持台73に
対して回動自在に取付けられている。そして、前記前後
動および上下動,回動の各調整移動部53,54,55
についての構成中、まず、前後動調整移動部53につい
て説明するに、架台80の上側に間隔を置いて一対のス
ライドベース81を設けるとともにこのスライドベース
81のアリ溝82を介してスライド部材83を前後方向
にスライド自在に取付け、かつこのスライド部材83に
固着した連結部材84を、一方のスライドベース81の
前後両端部に立設した軸受け85,86間に回転自在に
渡架したリードスクリュー87に螺合連結することによ
り構成されている。尚、リードスクリュー87の延設部
89には架台41側に位置せしめて回転ハンドル88が
取付けられている。
【0017】また、上下動調整移動部54は、前記前後
動調整移動部53のスライド部材83の上側に昇降ガイ
ド枠90を立設するとともにこの昇降ガイド枠90に昇
降ブロック91を上下動自在に嵌装し、かつこの昇降ブ
ロック91の中空部に位置せしめて、前記架台80と前
記研摩部5の回転部52を回動自在に保持する保持枠6
0の保持台73間の軸受(図示しない)に回動自在に昇
降用ネジ杆92を立設するとともにこのネジ杆92のネ
ジ部92aに、前記昇降ブロック91に固着した連結部
材93を螺合連結してある。
【0018】さらに、前記ネジ杆92の上端92bには
回転ギア94(図2参照)を固着するとともにこの回転
ギア94に前記保持台73上側の軸受95,96間に回
転自在に渡架した回転軸97に固着した中間ギア190
を噛合し、かつこの回転軸97の一端には回転ハンドル
98を取付けるとともに他端は保持台73の上側に取付
けた昇降用ブレーキ付ギャートモーター99に連結され
ている。また、前記保持台73は、前記上下動調整移動
部54の昇降ブロック91の上側に乗載された状態にて
保持されている。
【0019】次に、回動(角度)調整移動部55は、前
記保持枠60に設けたユニバーサルジョイント部100
と前記保持台73に取付けた軸受101間に角度調整ネ
ジ102を回転自在に渡架することにより構成されてい
る。また、前記角度調整ネジ102には回転ハンドル1
03を取付けるとともに軸受101は保持台73に保持
片104を介して回動自在に取付けられている。
【0020】前記研摩部5に対する研摩液の供給部7は
図1に示す如く、研摩部5の保持枠60に取付けた枠板
110に、前記サンドペーパー50,51のテンション
ロール62a,62bに対向せしめてノズル111を取
付けるとともにこのノズル111を前記架台41の下側
に設けた研摩液のタンク112にホース113を介して
連結せしめることにより構成されている。また、ノズル
111よりの研摩液の供給はコンプレッサー(図示しな
い)を介して所定の研摩液をノズル111より噴出し得
るように構成されている。
【0021】さて、以上の構成から成るスキージ1の研
摩装置6によりスキージ1の塗布部3を研摩する場合に
は、まず、前後動調整部53のハンドル88を回転して
リードスクリュー87を回転することにより、スライド
部材83をスライドベース81上をスライドせしめつつ
後退せしめ、スライド部材83の上側に昇降ブロック9
1、保持台73および保持枠60を介して保持される研
摩部5をスキージ1の保持部2上側より後退せしめる。
その後、保持部2のクランプシリンダー28を作動し
て、挟持腕26を前後せしめて挟持板27をホルダー本
体24の挟持板24aより離反せしめる。
【0022】しかして、図8に示す如く、アルミ枠から
成るスキージホルダー8に嵌着したスキージ1を移動台
30の保持片32に当接せしめつつ移動台30上側に載
置するとともにスキージ1の塗布部3をホルダー本体2
4の挟持板24aと挟持板27間に介在セットした後、
再度クランプシリンダー28を作動して挟持腕26を後
退動することによりスキージ1を、そのスキージホルダ
ー8を保持片32に当接せしめつつ保持するとともにス
キージ1の塗布部3の羽口をその全長にわたって左右両
側部より挟持板24a,27を介して挟持しつつ矯正保
持することができる。尚、スキージ1の塗布部3の挟持
板24a,27による挟持位置は調整ネジ22を回動す
ることによりホルダー本体24の高さを、左右両側部の
ガイドシャフト20を介して上下方向に上下動すること
により任意に調整することができる。
【0023】因って、この保持部2のスキージ1の保持
作業の完了後、再度、前記ハンドル88を回転してスラ
イド部材83を、スライドベース81上を前進動せしめ
ることにより、研摩部2をスキージ1を保持する保持部
2の上側に復帰せしめる。そして、研摩部2の上下動調
整移動部54のモーター99を始動して回転軸97、回
転ギア94を介して昇降ネジ杆92を回転することによ
り昇降ブロック91を下降するとともにこの昇降ブロッ
ク91の下降動作に関連して回転部52の駆動モーター
65が始動され、駆動ロール61,テンションロール6
2a,62b研摩コンタクトロール64および位置決め
ロール63を介してサンドペーパー50,51が回転さ
れ、さらにスキージ1の保持部2の移動部4のモーター
47が始動し、チェーンベルト44、これに連結する連
結部材45を介して移動台30をスライドレール42の
前後両側部間に於て前後往復移動せしめる。従って、前
記昇降ブロック91の下降により研摩コンタクトロール
64を介してサンドペーパー50あるいは51が移動部
4により往復動する塗布部3の被研摩部に圧接されるこ
とにより所期の研摩を遂行することができる。
【0024】また、この研摩部5によるスキージ1の塗
布部3の研摩に当たっては保持部2の挟持板24a,2
7による挟持によって、塗布部3の変形を矯正した状態
下に研摩することができるとともに供給部7のノズル1
11を介してタンク112より研摩液をサンドペーパー
50あるいは51に供給せしめつつ遂行するものである
から塗布部3の発熱を防止することができるとともにサ
ンドペーパー50あるいは51の研摩面が研摩粉により
目詰まりするのを防止でき、従来の欠点であった焼け、
目詰まり等の欠点を解消することができる。さらに、研
摩部5の回転部52に於ては、2条のサンドペーパー5
0,51を張設したものであって、例えばサンドペーパ
ー50を荒研摩用のサンドペーパー,サンドペーパー5
1を仕上げ研摩用のサンドペーパーとすることにより、
サンドペーパーの掛け換えの必要なく、荒研摩、仕上げ
研摩を連続して遂行することができる。
【0025】このサンドペーパー50,51の切換操作
は研摩部5の前後動調整移動部53を介して、研摩部5
を前進あるいは後退動せしめつつ遂行する。すなわち、
回転ハンドル88を回転することにより、リードスクリ
ュー87を回転せしめ、このリードスクリュー87の回
転に伴って、これに螺合する連結部材84が螺進せしめ
られる。従って、この連結部材84の螺進によって、ス
ライド部材83がスライドベース81上側を、連結部材
84の螺進方向に従って前進あるいは後退しつつスライ
ドし、研摩部5を前進あるいは後退動せしめることがで
きる。
【0026】この研摩部5の前後方向への移動操作を介
して、スキージ1の塗布部3に対するサンドペーパー5
0,51の切換え操作を遂行するものである。 また、
前記サンドペーパー50,51によるスキージ1の塗布
部3の研摩に当たってのスキージ1の保持部2を移動部
4を介して往復動する操作と、研摩部5のサンドペーパ
ー50,51による研摩操作の関係は近接スイッチ77
によって操作することができる。すなわち、移動部4に
おける移動台39の往復動は、モーター47を始動して
駆動プーリーー48,スプロケット46を介してスプロ
ケット43を回転することにより、チェーンベルト44
を走行しつつ移動台30を移動するもので、その往動並
びに復動の切換えは、架台41の前進端と後進端に設置
したリミットスイッチ(図示しない)を介してモーター
47を正転および逆転せしめることにより遂行される。
【0027】この移動台30の走行移動はまた、スキー
ジ1の研摩面が研摩コンタクトロール64を上方に押し
上げるとこれを近接スイッチ77が検出して、前記移動
部4における移動台30の往復動が続行され、スキージ
1の研摩面が所定量研摩されて、研摩コントロール64
を上方に押し上げ得る高さを失った時にこれを近接スイ
ッチ77が検出し、その検出信号を介して移動部4にお
けるモーター48の回転駆動を停止せしめる。さらに、
研摩部5とスキージ1の保持部2における研摩位置の調
整は前後動調整移動部53による研摩部5の前後方向へ
の移動操作と上下動調整移動部54による研摩部5の上
下方向への移動操作並びに回動(角度)調整移動部55
による研摩部5の回動操作によって遂行する。すなわ
ち、前後方向への操作については、前述したサンドペー
パー50,51の切換え操作における前後動操作と同様
の操作によって行なうことができるとともに上下方向へ
の移動操作はモーター99の駆動による粗動調整に加え
て、回転ハンドル98による微動調整が行なえるもの
で、それは回転ハンドル98を回転することによりギア
94を介して昇降用ネジ杆92を回転するとともにこれ
に螺合する連結部材93を上下方向に螺進し、この連結
部材93を介して昇降ブロック91を昇降ガイド枠90
に沿って昇降することにより保持枠60を介して研摩部
5を昇降することができる。また、回動操作について
は、回転ハンドル103を回転することにより角度調整
ネジ102を介して保持枠60を回動軸72を支点に図
2において前後方向に回動することができ、これによっ
て研摩部5の角度調整を行なうことができる。
【0028】これら研摩部5の前後、上下および角度調
整操作による研摩位置の位置出し操作に加えて、回転部
52の各ロール61,62,63,64のうちのテンシ
ョンロール62,コンタクトロール64並びに位置決め
ロール63の各ロールによる調整操作と、スキージ1の
保持部2における高さ位置の調整操作により、設定する
ことが可能である。保持部における高さ位置の調整操作
は、調整ネジ22を回転することにより、ホルダー本体
24をガイドシャフト20を介して上下方向に上下動し
つつ行なうものである。以上の各部における各操作によ
り保持部2に保持したスキージ1の研摩面に対する研摩
部5のサンドペーパー50,51の研摩位置を設定する
ことができるが、特定のスキージ1の研摩以外に多種の
スキージ1の研摩作業に対応する場合の操作についても
同様にして研摩位置を設定することができる。
【0029】さて、前記においてスキージ1の塗布部3
をサンドペーパー50,51にて荒研摩および仕上げ研
摩を完了した後は、移動部4を停止後、研摩部5を上動
しつつ後方に後退せしめるとともに、保持部2のクラン
プシリンダー28を作動して挟持板24a,27による
塗布部3の挟持を解除し、保持部2よりスキージ1を取
り外すことにより同スキージ1の研摩作業を完了でき、
以下前記と同様の作業手順にて、次順のスキージ1の研
摩加工を遂行することができる。尚、前記スキージ1の
研摩作業については各部の操作を関連動作せしめること
により自動的なスキージ1の研摩作業を可能ならしめる
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明によ
れば、スキージの被研摩面の焼け、サンドペーパーの目
詰まりを防止し、被研摩面の研摩にバラツキを生ぜしめ
ず、面粗度のこまかい研摩を行なうことができるととも
にスキージの使用によって生じた塗布部の変形に左右さ
れることのない研摩を行なうことができる。特に、本発
明方法によれば、スキージの研摩加工に必要な荒研摩、
仕上げ研摩の加工作業を、スキージのセット換えあるい
は研摩部における荒研摩用サンドペーパーと仕上げ研摩
用サンドペーパーとのかけ作業の必要性なく遂行できる
とともに、スキージの研摩作業を自動的に連続して遂行
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は研摩装置の正面図である。
【図2】図2は同側面図である。
【図3】図3研摩部の正面図である。
【図4】図4は同側面図である。
【図5】図5は研摩部の前後及び上下動操作部の横断平
面図である。
【図6】図6は同縦断側面図である。
【図7】第7図はスキージの保持部を示す平面図であ
る。
【図8】第8図は同側面図である。
【図9】第9図は高さ調整部の断面図である。
【図10】第10図はガイド部の断面図である。
【符号の説明】
1 スキージ 2 保持部 3 塗布部 4 移動部 5 研摩部 6 研摩装置 7 供給部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 勇 群馬県伊勢崎市柴町236 日本シイエムケ イ株式会社内 (72)発明者 松浦 秀之 千葉県印旛郡富里村十倉四区2450番地 (72)発明者 鈴木 源七 静岡県静岡市神明町113番地 株式会社丸 源鉄工所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキージの羽口を、その長さ方向間にわ
    たって矯正保持するとともにこのスキージを、その長さ
    方向に往復移動せしめ、回転する無端サンドペーパーベ
    ルトにて研摩液を供給しつつ前記スキージの被研摩面を
    研摩するスキージの研摩方法において、スキージの塗布
    部をサンドペーパーにて荒研摩および仕上げ研摩を完了
    した後、移動部を停止後、研摩部を上動しつつ後方に後
    退せしめるとともに、保持部のクランプシリンダーを作
    動して挟持板による塗布部の挟持を解除し、保持部より
    スキージを取り外すことにより同スキージの研摩作業を
    完了し、以下前記と同様の作業手順にて、次順のスキー
    ジの研摩加工を自動的に遂行することを特徴とするスキ
    ージの研摩方法。
JP12568592A 1992-04-17 1992-04-17 スキージの研摩方法 Pending JPH0679599A (ja)

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