JPH082068Y2 - 折畳み自転車における連結具のロック装置 - Google Patents

折畳み自転車における連結具のロック装置

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JPH082068Y2
JPH082068Y2 JP1989047624U JP4762489U JPH082068Y2 JP H082068 Y2 JPH082068 Y2 JP H082068Y2 JP 1989047624 U JP1989047624 U JP 1989047624U JP 4762489 U JP4762489 U JP 4762489U JP H082068 Y2 JPH082068 Y2 JP H082068Y2
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JP
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lock
hole
lock hole
tightening portion
screw
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強 金本
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Miyata Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は運搬時あるいは格納時に外形をコンパクト
に折畳むことができる折畳み自転車における連結具のロ
ック装置に関する。
従来の技術 従来、外形をコンパクトに折畳むことが可能な自転車
は種々提案されており、そのロック装置についても、連
結具にしたがって工夫され、例えば、実開昭48-71538、
実開昭49-27144および実開昭51-47146の公報などがあ
り、フレームの両側で連結金から回動可能の掛金を押ネ
ジで係合部に押圧するもの、連結具の一側を前後方向か
らボルトとナットにより挾持するものなどがある。
考案が解決しようとする課題 フレームを折曲して折畳み可能な連結具において、ロ
ック解除時にロックネジを取り外すものでは、組立・解
除に時間がかかり、又紛失しやすく、出先で組立不能に
なることなどのおそれがある。
課題を解決するための手段 自転車車体に装備され、自転車を横向きに二つ折りし
て折畳む連結具にあって、組立て時に互いに対面する連
結部は車体中心から左右に離隔して連結用ヒンジ部と連
結用締付部が設けられ、その一方側の連結用ヒンジ部は
縦枢軸に枢支されて軸回りに回動して折曲自在に連結さ
れ、他方側の連結用締付部は、上下に分割されて形成さ
れ、この上方側締付部にロック孔、下方側締付部にロッ
クネジ孔が上下に貫通形成され、その上方側締付部のロ
ック孔と下方側締付部のロックネジ孔にロックネジが嵌
挿締着されて固定連結状態にロックする連結具におい
て、上方側締付部のロック孔は側方が開口される溝孔形
に設けられるとともに、その上面のロック孔回りが適宜
高さ突出して係合突起に形成され、この係合突起にロッ
クネジ頭部下面に形成される係合凹環が被嵌し、締着時
にロックすることを特徴とする折畳み自転車における連
結具のロック装置にある。
前記上方側締付部のロック孔は、側方が開口されるロ
ック孔に設けられるとともに、その上面のロック孔回り
が適宜深さ凹環に形成され、この凹環にロックネジの頭
部が締付時に嵌合してロックするようにしてもよいもの
である。
前記上方側締付部のロック孔は、側方が開口されるロ
ック孔に設けられ、これに嵌挿するロックネジは、頭部
下の所要長さのねじ部を削設して扁平部に設けられ、ロ
ックネジを緩めて扁平部を開口と平行に対応してロック
孔の内外に出入自在であるとともに、締付時に扁平部を
開口と交叉させてロック孔内に係合させてロックするよ
うにしてもよいものである。
作用 この考案は上記のように構成されるから、ロックネジ
を締めると、その下端を下方側締付部のロックネジ孔に
螺合した状態で、ロックを解放し、したがって、縦枢軸
を中心に連結具を折曲回動し、これに接続する自転車車
体を二つ折りし、横方向に折畳むことができる。また、
組立も当初の位置に戻せば自動的にロックネジが上方側
締付部のロック孔に嵌挿し、それからロックネジを締
め、上方側締付部と係合させれば回動することなく固定
ができる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面により説明すると、車
体1のヘッドパイプ2と立パイプ3とを上下で連結する
フレームパイプ4、5の中間位置に、第1図A−A縦線
に沿って折曲折畳み可能の連結具6、7が装備される。
前記連結具6、7は同一構造なので、ここでは上方の連
結具6について詳述する。この連結具6は、第2図およ
び第3図に示すように、前接合ラグ6aと後接合ラグ6bと
から設けられる。この前後接合ラグ6a、6bは、夫々接合
部(図示しない)はフレームパイプ4の前部4aと後部4b
とに差込固着される。連結部8、9は外方に突出し、回
動展開して折畳み、ロックして固定連結とが行える連結
用ヒンジ部10、11および下方側締付部12、上方側締付部
13が、夫々車体中心から左右に離隔して設けられた。そ
して、その一方後接合ラグ6bの連結用ヒンジ部11、11
は、前接合ラグ6aの連結用ヒンジ部10を中間に支える構
造、例えば図示の如く、連結用ヒンジ部11が上下に設け
られて、連結用ヒンジ部10を支えるように設けられる。
そして、縦枢軸14を中心に回動自在に連結される。他側
の締付部は上下に分割されて、下方側締付部12を前接合
ラグ6aに、上方側締付部13を後接合ラグ6bに、例えば図
示の如く、上下に対応させ、下方側締付部12には、ロッ
クネジ孔15が、また、上方側締付部13には側方が開口し
たロック孔16が上下に貫通形成され、かつそのロック孔
16回りの上面に係合突起17が設けられ、ロックネジ18の
頭部19の下面には係合凹環20が設けられ、この係合凹環
20が締付時に、前記係合突起17に被嵌して係合するロッ
ク装置に構成される。
前記実施例のロック装置では、ロックネジ18の頭部に
アーレンキー孔21を設け、そのアーレンキー孔21に工具
を差込んで緩めると、頭部19は上昇し、係合突起17より
係合凹環20が外れる。そこで、上下の締付けがなくなり
係合突起17との係合もなくなるので、ロックは解除さ
れ、ロックネジ18をロックネジ孔15から完全に抜きとる
ことなく、連結具は縦枢軸14を中心に回動自在となり、
前述のような自転車車体1を二つ折りに折畳むことがで
きる。
ロック装置は、前記実施例の他に、第10図〜第12図に
示す第2の実施例、第13図〜第15図に示す第3の実施例
がある。次に、これらについて説明する。
第2の実施例では、上方側締付部13は前記実施例と同
じく側方が開口したロック孔16が設けられ、上面にロッ
クネジ18の頭部19と係合する凹環部22を設け、ロックネ
ジの締付時に係合してロックする。
第3の実施例では、上方側締付部13のロック孔16は側
方の開口をネジ径より狭く設け、ロックネジ18は頭部19
の直下の所要長さを、前記上方側締付部13の上下の厚み
より長く、かつ、ロック孔16の開口より狭い薄肉の偏平
部23に設け、この偏平部をロック孔16の開口と平行にし
たとき、ロック孔16に出入自在とし、その開口と交叉さ
せたとき係合するようにしたものである。
尚、この第3の実施例では、前記第1、第2のロック
装置を重複させても勿論よいものである。
効果 この考案ロック装置は前述のようになるから、ロック
ネジをわずかに緩めるとロックが解除され、ロックネジ
を連結具から外すことなく、そのままで車体の折畳みを
なすことができ、よって、ロックネジを折畳み時に紛失
させるおそれがない。また、ロックネジの締付けが万一
緩んでも係合が外れることなく、安全走行を確保でき
る。また第1の実施例のロック装置では、ロックネジは
頭部の係合環を係合突起に被嵌させるものであるから、
係合強度を高め、特に安全走行に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであって、第1図は
この考案ロック装置を装備した自転車の側面図、第2図
は自転車車体を二つ折りにした折畳み時における連結具
部分の拡大平面図、第3図は同じくその正面図、第4図
〜第8図は第1の実施例の要部の説明図で、第4図は要
部の一部切断正面図、第5図はロックネジ単体の平面
図、第6図は上方側の連結用締付部の平面図、第7図は
下方側の連結用締付部の平面図、第8図は第4図B−B
線に沿う断面図、第9図はロックを解除した状態の説明
正面図、第10図〜第12図は第2の実施例を示し、第10図
はロック状態における要部の縦断面図、第11図は上方側
の連結用締付部の平面図、第12図はロックを解除時の一
部切欠き正面図、第13図〜第16図は第3の実施例を示
し、第13図はロック状態における要部の縦断面図、第14
図はこの実施例に使用されるロックネジの斜視図、第15
図は上方側の連結用締付部の平面図、第16図はロック解
除時の一部切欠き正面図である。 1……車体、2……ヘッドパイプ、3……立パイプ、
4、5……フレームパイプ、6……連結具、6a……前接
合ラグ、6b……後接合ラグ、7……連結具、8、9……
連結部、10、11……連結用ヒンジ部、12……下方側締付
部、13……上方側締付部、14……縦枢軸、15……ロック
ネジ孔、16……ロック孔、17……係合突起、18……ロッ
クネジ、19……頭部、20……係合凹環、21……アーレン
キー孔、22……凹環部、23……偏平部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車車体に装備され、自転車を横向きに
    二つ折りして折畳む連結具にあって、組立て時に互いに
    対面する連結部は車体中心から左右に離隔して連結用ヒ
    ンジ部と連結用締付部が設けられ、その一方側の連結用
    ヒンジ部は縦枢軸に枢支されて軸回りに回動して折曲自
    在に連結され、他方側の連結用締付部は、上下に分割形
    成され、この上方側締付部にロック孔、下方側締付部に
    ロックネジ孔が上下に貫通形成され、その上方側締付部
    のロック孔と下方側締付部のロックネジ孔にロックネジ
    が嵌挿締着されて固定連結状態にロックする連結具にお
    いて、上方側締付部のロック孔は側方が開口される溝孔
    形に設けられるとともに、その上面のロック孔回りが適
    宜高さ突出して係合突起に形成され、この係合突起にロ
    ックネジ頭部下面に形成される係合凹環が被嵌し、締着
    時にロックすることを特徴とする折畳み自転車における
    連結具のロック装置。
  2. 【請求項2】上方側締付部のロック孔は、側方が開口さ
    れるロック孔に設けられるとともに、その上面のロック
    孔回りが適宜深さ凹環に形成され、この凹環にロックネ
    ジの頭部が締付時に嵌合してロックすることを特徴とす
    る請求項1記載の折畳み自転車における連結具のロック
    装置。
  3. 【請求項3】上方側締付部のロック孔は、側方が開口さ
    れるロック孔に設けられ、これに嵌挿するロックネジ
    は、頭部下の所要長さのねじ部を削設して扁平部に設け
    られ、ロックネジを緩めて扁平部を開口と平行に対応し
    てロック孔の内外に出入自在であるとともに、締付時に
    扁平部を開口と交叉させてロック孔内に係合させてロッ
    クすることを特徴とする請求項1記載の折畳み自転車に
    おける連結具のロック装置。
JP1989047624U 1989-04-21 1989-04-21 折畳み自転車における連結具のロック装置 Expired - Lifetime JPH082068Y2 (ja)

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JPH02139191U JPH02139191U (ja) 1990-11-20
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US4433852A (en) * 1981-02-12 1984-02-28 Hon Corporation Foldable and portable vehicle
JPS5983689U (ja) * 1982-11-30 1984-06-06 松間 秀記 折りたたみ自転車

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