JP2591900B2 - 折畳式自転車 - Google Patents

折畳式自転車

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JP2591900B2
JP2591900B2 JP5162731A JP16273193A JP2591900B2 JP 2591900 B2 JP2591900 B2 JP 2591900B2 JP 5162731 A JP5162731 A JP 5162731A JP 16273193 A JP16273193 A JP 16273193A JP 2591900 B2 JP2591900 B2 JP 2591900B2
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folded
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K15/00Collapsible or foldable cycles
    • B62K15/006Collapsible or foldable cycles the frame being foldable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K15/00Collapsible or foldable cycles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は折畳みを容易にした自転
車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に自転車は2つの輪が長さ方向に
一直線の配列に構成され、幅に比べて長さが長い形態を
有している。斯様に走行する方向に長い構造を持つ場
合、走行の時には安定した感を持たせる。しかし、これ
は保管の時と携帯の時にはその体積が大きくなって小さ
い空間、例えばアパ―トの如き余裕空間が小さい住宅、
において不使用の時には大きな空間を占める結果、利用
者にとって不便となる。そして自転車の移動の為に昇降
用エレベ―タや長距離の移動の時に小型自動車のトラン
ク等を使用する時には、その長さが長い為に搭載するの
が困難となり、大きな不便を与える。従って従来から自
転車の車体部を折畳めるもの等が提案されている。
【0003】従来知られた自転車の折畳方法はハンドル
とサドル、そして前輪と後輪の間の車体の大略中央に車
体の連結部を設けその位置に蝶番を装着して、この蝶番
の位置で長さ方向の長さの半分程度に迄、折畳めるよう
にし、更に自転車の走行の時にこの蝶番に依り自転車が
折畳まれるのを防ぐ係止手段を設け、折畳みの時にはこ
の係止を解除することにより、折畳む事と広げる事とが
可能となる構造に造られていた。
【0004】しかし乍ら、この構造はその連結部が脆弱
で、走行中に発生する衝撃等が繰り返し加えられる事に
より係止状態の弛緩が発生する事や、折畳みと広げの転
換作業の時の係止を解除する方法が困難且つ複雑である
事の為、その使用が忌避されているのが実情である。
【0005】又ハンドルに就いても、ハンドルは自転車
の走行方向に対して直角方向に幅が広がっている為、こ
のハンドルも自転車を小さい空間に保管するのには障害
となるので、そのハンドルにもヒンジ手段を設けて折畳
めるようにしたものも提案されている。
【0006】即ち、前輪の支持をする為の縦方向のハブ
シャフトとその上端で両側に広がるハンドルとの分岐位
置にピンを入れ込んで、二つのハンドルバーを回動可能
にヒンジ結合し、この二つのハンドルバーを一つのレバ
―操作で広げ、又は折畳みが可能となるように、ハンド
ルバーの内側端部の所でウォ―ムギヤ及びウォ―ムホイ
ルを歯車結合させる構造が知られている。
【0007】このようなレバ―の回動により、二つのウ
ォ―ムホイルとウォ―ムギヤとが結合された状態のハン
ドルを広げたり又は折畳んだりする構成は、その操作に
長い時間が消費される欠点がある。その理由は、ハンド
ルバ―の回動の為にウォ―ムギヤの軸に装着されたレバ
―を回動することによりウォ―ムギヤを回転させ、又こ
のウォ―ムギヤに歯車結合された二つのウォ―ムホイル
が回動されてハンドルバ―が広げられ又は折畳まれる事
になるが、レバ―の1回転毎にハンドルバ―に装着され
た両側のウォ―ムホイルの一つの歯が移動するメカニズ
ムの特性によりハンドルバ―を略90°程度迄回転させ
る為には、これに相応する数の多数のギヤの歯を動かす
為に、レバ―の多数の回転操作を遂行せねばならず、そ
の作動時間が多く消耗されるので使用者に取って不便で
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、より
簡単に折畳んだり広げたりする事が出来る折畳式自転車
を提供する事にある。
【0009】又本発明の他の目的は自由に回動する蝶番
部を運転の時に、より強く維持することができる折畳式
自転車を提供することであり、又本発明の他の目的はよ
り簡単、迅速にハンドルも折畳んだり広げたりする事が
出来る折畳式自転車を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上端部に左・
右一対のハンドルバ―が両側に広げられる様に設けら
れ、自転車の前方に配置され、前輪を回動可能に支持す
るハブを前方に結合された前方側体台と、サドル及び後
輪を夫々の通常の位置に具備する後方側体台とを整列し
て結合して自転車の車体を形成する車体部を具備し、 前記車体部は; 前記車体部の前方側体台と後方側体台の夫々に対し、前
記前方側体台と後方側体台との境界の所に、ヒンジを中
心に回動可能な固定板と回転板を夫々固定設置して、前
方側体台と後方側体台が前記ヒンジの位置で折畳まれる
事を可能にし、自転車を使用する為に前記前方側体台を
広げた状態にする時、前記ヒンジが折畳まれるのを防ぐ
為に前記固定板と回転板とを係止する係止手段を具備す
る車体折畳部と、前記車体部の前輪の方向を変える為の
前記ハンドルバ―の夫々を、夫々のピンを中心として回
転可能にヒンジ結合し、前記ハンドルバ―と前記ハブと
の分岐位置に配置され、前記ハンドルバ―を折畳む事
と、広げる事とを可能にするハンドル折畳部とを有す
る、折畳式自転車であり、 前記車体折畳部の係止手段が; (a)前記固定板に半円形の凹みを有する掛片を前記ヒ
ンジの反対側の終端部に垂直に固定して装着する事と、 (b)前記回転板に、前記掛片を受容出来る大きさの切
欠部を有する案内パイプを前記掛片を受容出来る位置に
固定設置して、受容時に、前記案内パイプと前記凹みと
が共同して円形断面を構成する様にする事と、 (c)前記案内パイプに垂直棒を挿入した時の、前記案
内パイプの切欠部に対応する位置と大きさに、、前記垂
直棒を切欠く事により形成される半円形部分を有する前
記垂直棒を、前記案内パイプに回動可能に挿入する事
と、 (d)前記垂直棒の上部に引手を形成し、前記引手を回
動する事により、前記半円形部分を前記凹みに嵌まり込
ませ、前記固定板と回転板とを係止する事と、により構
成される。
【0011】又本発明は、上端部に左・右一対のハンド
ルバ―が両側に広げられる様に設けられ、自転車の前方
に配置され、前輪を回動可能に支持するハブを前方に結
合された前方側体台と、サドル及び後輪を夫々の通常の
位置に具備する後方側体台とを整列して結合して自転車
の車体を形成する車体部を具備し、 前記車体部は; 前記車体部の前方側体台と後方側体台の夫々に対し、前
記前方側体台と後方側体台との境界の所に、ヒンジを中
心に回動可能な固定板と回転板を夫々固定設置して、前
方側体台と後方側体台が前記ヒンジの位置で折畳まれる
事を可能にし、自転車を使用する為に前記前方側体台を
広げた状態にする時、前記ヒンジが折畳まれるのを防ぐ
為に前記固定板と回転板とを係止する係止手段を具備す
る車体折畳部と、前記車体部の前輪の方向を変える為の
前記ハンドルバ―の夫々を、夫々のピンを中心として回
転可能にヒンジ結合し、前記ハンドルバ―と前記ハブと
の分岐位置に配置され、前記ハンドルバ―を折畳む事
と、広げる事とを可能にするハンドル折畳部とを有す
る、折畳式自転車であり、 前記ハンドル折畳部が; (a)前記ハンドルバ―の夫々の端部内側に夫々のピン
を中心に回転可能なギヤを固着する事と、 (b)蓋が一側部に着脱可能に装着されるケ―スにヒン
ジ軸を嵌め込み、前記ヒンジ軸を中心に回動可能なブラ
ケットに前記ギヤの夫々と歯車結合する平ギヤをピン軸
で回転可能に設ける事と、 (c)前記蓋の内側に位置され、操作レバ―と連結され
た作動板が前記ブラケットの突出部を下に押し下げる事
により、板スプリングで下部面を押し上げる弾性力によ
り支持されているブラケットを押し下げて、平ギヤとギ
ヤとの歯車結合を解除し、ハンドルバ―を回転可能とす
るギヤをピン軸で回転可能に設ける事と、により構成さ
れる。
【0012】
【実施例】図1の車体部(100)は前方端部に前輪
(160)を有する前方側体台(110)と後方側体台
(120)とで構成されている。図1はこの車体部(1
00)に前方側体台(110)と後方側体台(120)
を設けた状態を図示したもので、前方側体台(110)
の先端には前輪(160)を支持するハブ(150)を
溶接により固定し、後方側体台(120)は搭乗者が座
ることがきるサドル(180)と後輪(170)を支持
している。前記後方側体台(120)の先端部には、前
輪(160)と後輪(170)の間に配置され、運転者
のペダル(121)操作で回転されるスプロケット(1
22)がチェ―ン(123)と結合された状態で設けら
れ、前記スプロケット(122)は運転者のペダル(1
21)の回転を後輪(170)に伝達することにより自
転車を走行させる。この前方側体台(110)及び後方
側体台(120)は重量の軽減と材料の節約を勘案して
中空の金属製のパイプで製造されるのが通常的である。
【0013】前記車体折畳部(200)は前方側体台
(110)と後方側体台(120)の境界部のヒンジ
(221)により折畳まれて、その長さを自転車全体の
長さのほぼ1/2に縮小する構造部分である。図2はこ
の車体折畳部(200)のヒンジ(221)を中心に前
方側体台(110)が折畳まれて後方側体台(120)
と平行に位置された状態を示している。前記ヒンジ(2
21)は、固定板(220)と回転板(230)を自由
に回転して広げる事が出来、固定板(220)と回転板
(230)の夫々を前方側体台(110)と後方側体台
(120)の夫々に直角に溶接で固着する事により、ヒ
ンジ(221)を中心に前方側体台(110)と後方側
体台(120)の中の何ずれか一つが回転され得る様に
なる。従って自転車を使用しない保管時かエレベ―タか
又は車輌等を利用して移動しようとする時には、その長
さを短くして、大きい空間を占めない様に、このヒンジ
(221)を中心に折畳むようにする。そして自転車に
搭乗して走行しようとする時には、上記前方側体台(1
10)と後方側体台(120)を一直線に整列する状態
に保持し、ヒンジ(221)が折り畳まれる事を強制的
に防止する為の係止手段(210)が設けられる。
【0014】上記係止手段(210)は専門の知識がな
い幼児や主婦等でも手易く取り扱う事が出来、簡単で且
つ迅速に前記係止を解除して、前方側体台(110)と
後方側体台(120)を折畳んだり、又は広げる事が出
来る様になっている。又最も主要なことは走行中には結
合部分が弛緩し、走行に支障を与えて正常な運転が不可
能になり、ひいては事故が誘発されることが絶対にあっ
てはならない。
【0015】以下本発明で上記の条件を満足させる好し
い実施例を説明する。
【0016】即ち、ヒンジ(221)を中心に回転可能
な前記固定板(220)のヒンジ(221)と反対側の
自由端には垂直に半円形の凹み(223)を有する掛片
(222)が固着され、前記回転板(230)には、こ
の回転板(230)を固定板(220)と平行に位置さ
せて、即ち前方体側台(110)と後方側体台(12
0)とを一直線に広げて、自転車を使用する状態にした
時、回転板(230)の掛片(222)に対応する位置
に、垂直に中空の案内パイプ(231)を固着し、これ
に垂直棒(240)を自由に回転出来る様に嵌め込む。
前記掛片(222)と案内パイプ(231)の固定方法
は溶接によるのが強度の面からして効率的である。
【0017】そして案内パイプ(231)の中央部分に
は上記固定板(220)に固着した掛片(222)と対
応する大きさと位置の切欠部(232)を設けて、前記
掛片(222)を受容し、前記掛片(222)が案内パ
イプ(231)の前記切欠部(232)の残りの部分と
共同して、円形断面を構成する様にする。案内パイプ
(231)に嵌め込まれた垂直棒(240)に対しても
同じ位置を切り欠いて、半円形の断面を有する半円形部
分(242)を作り、前記掛片(222)が案内パイプ
(231)の前記切欠部(232)に受容された状態、
即ち回転板(230)を固定板(220)と平行に位置
させて前方体側台(110)と後方側体台(120)と
を一直線に広げて自転車を使用する状態に於いて、この
垂直棒(240)を或る回転位置にした時に、回転板
(230)の掛片(222)の凹みに前記垂直棒(24
0)の半円形部分(242)が受容されて、回転板(2
30)と固定板(220)とが平行に係止され得る様
に、垂直棒(240)に半円形の断面を有する半円形部
分(242)を作る。更に、この垂直棒(240)の上
部には、その上端部を折り曲げて引手(241)を一体
に形成する。前記案内パイプ(231)に嵌め込む垂直
棒(240)の下端には図示の無い“C”形か“E”形
の形状を持つスナップリングを嵌め、垂直棒(240)
が自転車の使用中に案内パイプ(231)から離脱する
のを防ぐ。
【0018】図3の(A)は前記掛片(222)の凹み
(223)に垂直棒(240)の半円形部分(242)
が入り込み前記回転板(230)の広がるのを係止する
様に固定された状態を示す。この状態では、引手(24
1)によりその回転位置を操作して半円形の断面を有す
る半円形部分(242)が掛片(222)の凹み(22
3)に入り込んだ状態を維持するので掛片(222)よ
り垂直棒(240)の離脱が不可能な様に係止され、結
果的には固定板(220)と回転板(230)が平行に
しっかりと保持されて前方側体台(110)と後方側体
台(120)とが一直線に広げられて、自転車の使用状
態を強く保持する事になる。従ってこの状態で自転車の
走行をしても、ヒンジ(221)が回動され、前方側体
台(110)と後方側体台(120)とが遊動して自転
車が折畳まれる事は無い。この場合、係止手段(21
0)によりヒンジ(221)の回動を防ぐ状態に在る垂
直棒(240)の引手(241)の方向を固定板(22
0)、乃至は回転板(230)と同一の方向に位置させ
る事により、凹み(223)に半円形部分(242)が
掛っている事を外観的に見易く又その係止手段を手易く
操作する事が出来る様に出来る。
【0019】そして、前記回転板(230)を回動させ
て自転車を折畳む必要がある場合には、前記引手(24
1)を回転させ、これと一体に造られた垂直棒(24
0)を回転させる事により、掛片(222)の凹み(2
23)から前記垂直棒(240)の半円形部分(24
2)の掛りを外し図3の(B)で仮想線で示された如
く、その係止状態を解除させ、次に人為的に力を加えて
前方側体台(110)と後方側体台(120)を折畳む
ようにする。
【0020】又上記の説明の如く引手(241)の回転
位置を変える事により半円形部分(242)と凹み(2
23)とが係止される様にして、自転車の形態を正常に
構成した状態でも、繰返しの衝撃か振動により引手(2
41)が回動され、前方側体台(110)と後方側体台
(120)の結合の所で両者が相対的に回動し自転車が
折畳まれる場合には、事故発生の恐れがあるので上記垂
直棒(240)の外径と案内パイプ(231)の内径と
の差を小さくした嵌め合いとして、比較的大きな外力に
よってのみ操作可能な様にする事も出来るが、より物理
的に完全に引手(241)の回転を制御する為の手段と
しては、図4に示す如く、前記ヒンジ(221)の上端
にスプリング(251)とボ―ル(250)を弾力を持
たせて設置し、中空のパイプを折曲げたものよりなる引
手(241)の終端面の内側に、このボ―ル(250)
が弾力的に嵌め込まれる様に、即ちクリックストップの
態様にする事により、垂直棒(240)の自由な回動を
防ぐのが好ましい。そして、ヒンジの係止状態を解除し
て前方側体台(110)と後方側体台(120)を折畳
む必要がある場合には使用者が若干の強制の力を加えて
引手(241)を回転させれば、スプリング(251)
の弾力を押さえボ―ル(250)が下降して掛りが解除
され、半円形部分(242)の切欠き部と掛片(22
2)とを一致させる事により、ヒンジ(221)の回転
が可能となる。
【0021】前記ハンドル折畳部(300)は、自転車
の幅に該当する幅まで広がるハンドルバ―(130)
(140)も、折畳み方向に直角な方向への比較的に大
きい突出物となり、保管するのに支障を起こすので、こ
れを折り畳む為の構造部である。 ハンドルは広がった
状態で走行時に前輪(160)の方向を転換させ、自転
車を目標に到達させるのに、極めて重要の役割をする。
従って、このハンドル折畳部(300)は、ハンドルが
運転中に前輪との遊びなしに、方向転換出来る為に、精
密性と堅固性を持つ事が重要となる。又広げと折畳みと
の転換が迅速に且つ専門知識が無い子供や主婦等にも手
易く作業ができることは最も好ましい。
【0022】図5は本発明によるハンドル折畳部(30
0)の構成を斜視図で示す。
【0023】即ち、ハブ(150)の上端に、蓋(31
1)が一側面で着脱可能に取り付けられ、ハンドルバ―
(130)(140)の上部面を取り囲んでハンドルバ
―(130)(140)の外径と一致する内側の面とな
る様に曲げられた支持面(312)を持ち、前記一側面
が開口した、ケ―ス(310)を設ける。上記ハンドル
バ―(130)(140)の終端部内側には夫々のピン
(322)を中心に回転出来るギヤ(320)(32
1)が夫々固着され、ハンドルバ―(130)(14
0)の折畳み又は広げの動作の時には、夫々のピン(3
22)を中心として、一対のギヤ(320)(321)
が相互に噛み合った状態で対称な角度の回転動作を行
う。このピン(322)の終端部、即ち蓋(311)の
側には雄ねじが形成されて、蓋(311)が被せられた
状態で蓋(311)の穴(312)を貫通する雄ねじに
ナット(323)(特にキャップナットが美観の為に好
ましい)を締付け、固定する事によりケ―ス(310)
の開口面を隠し、内部の構造物等を取囲み、外部から見
えない様にする。平ギヤ(331)の両側面を支持する
ブラケット(330)をその中心軸線で回転可能に支持
するヒンジ軸(332)をこのケ―ス(310)に嵌
め、前記平ギヤ(331)は前記ブラケット(330)
に装着されたピン軸(333)を中心として自由に回転
出来る状態で前記ギヤ(320)(321)に噛み合わ
される様にする。そして前記ブラケット(330)に
は、そのヒンジ軸(332)と反対側の端部に、一体
で、折曲げる方法で、蓋(311)に当らない範囲内
で、突出部(334)を突出させる。この突出部(33
4)は上記蓋(311)の外側に位置された操作レバ―
(350)を回転させた時に、操作レバ―(350)に
連結された作動板(351)が蓋(311)の内部で回
動され、突出部(334)を下げる事により前記一対の
ギヤ(320)(321)と平ギヤ(331)の噛み合
わせを解除する事が出来る。又上記ブラケット(33
0)の下部面には“U”形に折曲げられた板スプリング
(340)を配置して、外部で操作レバ―(150)を
強制的に回転させない場合には、常に平ギヤ(331)
はギヤ(320)(321)と噛み合った状態を保つ様
にする。前記ケ―ス(310)は金属材でハブ(15
0)とハンドルバ―(130)(140)の分岐位置に
主に溶接の方法により固定設置され、上部の位置でハン
ドルバ―(130)(140)の上部面を取囲むように
形成された支持面(312)はハンドルバ―(130)
(140)が運転に適切な状態に広げられた状態以上に
上方に向って回動されることを強制的に抑止する。
【0024】上記ハンドルバ―(130)(140)の
端部の内側にはケ―ス(310)に被われる様に設けら
れたギヤ(320)(321)が、ハンドルバ―(13
0)(140)が対称に折畳まれるようにする手段とし
て設けられており、2本のハンドルバ―(130)(1
40)の中の何ずれかの一方を折畳むか広げるように回
動させる場合、これと一体に固定されたギヤ(320)
(321)はギヤ同士が歯車結合されていて両者が同時
に回転されることによりハンドルバ―(130)(14
0)は常に同一の対称な角を維持して動作する。斯の様
なギヤ(320)(321)は、ハンドルバ―(13
0)(140)の一側端に熔接の方法で固定され夫々の
ピン(322)を中心として共に回転動作を行ない、ハ
ンドルバ―(130)(140)と連結される位置を除
いた処にだけ歯車が形成される。
【0025】斯の様な機能をもつ上記ギヤ(320)
(321)と平ギヤ(331)とを同時に歯車結合させ
る理由はハンドルバ―(130)(140)を広げた状
態で自転車の方向を調節する運転の時にハンドルバ―
(130)(140)が遊動したり、折畳まれたりする
のを防ぐためである。
【0026】即ち、図6は正常な状態で自転車を使用す
る為にハンドルバ―(130)(140)が両側に広げ
られた状態を示す。この状態では夫々のギヤ(320)
(321)が平ギヤ(331)と歯車結合しており、相
互に噛み合った方向で対称な回転だけがなされるギヤ
(320)(321)の間では、どの方向にも回転が出
来ず、平ギヤ(331)がストッパ―の機能を果すこと
になるのでハンドルバ―(130)(140)が折畳ま
れるのを防ぐことになる。この場合平ギヤ(331)は
ブラケット(330)の下部に位置される板スプリング
(340)の弾力で常に上方に押し上げられる弾力を受
けており、外部の衝撃か振動が作用してもそれに耐える
ようになっている。
【0027】図7は前記図6に図示した状態から操作レ
バ―(350)の回動で作動板(351)がブラケット
(330)の一側部に突出した突出部(334)を下方
に降ろして平ギヤ(331)のギヤ(320)(32
1)との相互の噛み合いを解除することによりハンドル
バ―(130)(140)を折畳む事を可能にし、その
後、操作レバ―(350)に加えた力を除いて再び平ギ
ヤ(331)を板スプリング(340)の弾力で上昇さ
せ、ギヤ(320)(321)と歯車結合させた状態を
示している。従ってハンドルバ―(130)(140)
が折畳まれその幅が狭くなることにより保管又は車輌移
動の時の体積を大いに減らす。
【0028】図8は上記折畳状態からハンドルバ―(1
30)(140)を広げる途中の、中間の段階を図示し
たもので、使用者が両側のハンドルバ―(130)(1
40)の中の何ずれかひとつ(又は両側のハンドルバ―
を共に利用してもよい)を広げる方向に力を加えて操作
すれば、ギヤ(320)(321)はお互いに結合され
た状態で対称に広がる。この時には、ブラケット(33
0)は、ヒンジ軸(332)での下の方向への移動は不
可能であるが、反対側(図面で右側)の突出部(33
4)は板スプリング(340)に弾性支持された状態で
ヒンジ軸(332)を中心とした回転の移動が可能であ
るから、右側のギヤ(321)が平ギヤ(331)に噛
み合った状態で回動しようとする力は左側のギヤ(32
0)に平ギヤ(331)を媒体として、共に瞬間的に回
動が防止される状態となるが、この平ギヤ(331)の
回動力は右側のギヤ(321)との接線方向にある突出
部(334)に作用して板スプリング(340)を圧縮
し、平ギヤ(331)及びこれを支持するブラケット
(330)がヒンジ軸(332)を中心に少し回動され
る。斯様にブラケット(330)と平ギヤ(331)は
共に回動されて平ギヤ(331)が回転され得る様に歯
の高さ程下方に下げられ、平ギヤ(331)が回転され
左側のギヤ(320)との噛み合いの歯が一歯分ずれた
直後に、板スプリング(340)の弾力で再びギヤ(3
20)(321)との噛合いがなされるよう復元され
る。この様な平ギヤ(331)の回動がハンドルバ―
(130)(140)が完全に広げられる状態迄くり返
えされる。
【0029】従って図面で左側、即ち、ヒンジ軸(33
2)の上方に位置されるギヤ(320)と平ギヤ(33
1)は、平ギヤ(331)が歯の高さ程下方に下げられ
る瞬間その掛り状態より解除されることができ、ハンド
ルバ―(130)(140)の回転がなされ「タ、タ、
タ」と言う金属音も発生される。
【0030】そして、更にハンドルバ―(130)(1
40)を折畳もうとする場合には操作レバ―(350)
を利用して作動板(351)が下がる方向に操作すれば
ブラケット(330)及び平ギヤ(331)が強制的に
下方に下げられ、ハンドルバ―(130)(140)の
両側が対称の角度で折畳まれる。
【0031】又上記の如く車体折畳部(200)により
前方側体台(110)と後方側体台(120)を折畳む
場合、ハブ(150)に支持された前輪(160)がハ
ンドルバ―(130)(140)と共に自由に回転し、
自転車の重心が移動する為、力が弱い、即ち、子供か主
婦等が操作するのに難しくなり、更に折畳まれた状態で
でも前輪(160)が後輪(170)と平行な状態を維
持せずに回動され斜めに位置されればその体積が若干大
きくなる。
【0032】よって自転車を折畳んで保管しようとする
場合には、前輪(160)及びハンドルバ―(130)
(140)の回動を防ぐロック手段(400)を設ける
のが好ましい。
【0033】図10は上記のロック手段(400)の設
置状態を例示したもので、ハンドルバ―(130)(1
40)の中央での回動角度と同一の角度に前輪(16
0)を回動させるハブシャフト(410)に対する接線
を軸線として、選択レバ―(430)と連結されたピン
(420)が貫通可能な様に、ハブ(150)とハブシ
ャフト(410)にピン孔(411)を設け、このピン
(420)にハブシャフト(410)の外周が当たって
ハブシャフト(410)が動作するのに支障を起こさな
い程の空間部(421)をピン(420)に凹ませて作
る。前記空間部(421)は図面に示している通り四角
形状にハブシャフト(410)が回動されるのに支障を
与えない大きさを勘案して凹ませるか又は図示はしてい
ないがハブシャフト(410)の外径と一致する大きさ
と形状の円弧形にしても同一の効果を奏する。このピン
(420)を貫通させる様にハブシャフト(410)も
一緒に加工した直線のピン孔(411)のハブシャフト
(410)の部分にピン(420)が入り込む様に選択
レバ―(430)を位置させればハブシャフト(41
0)は回転出来なくなる。
【0034】逆に、図10(A)はハブシャフト(41
0)の接線を軸線とする様に挿入したピン(420)の
前記空間部(421)をハブシャフト(410)の中心
に向くように向ける場合は、ハンドルバ―(130)
(140)と共に回動され、前輪(160)の方向を操
作するハブシャフト(410)の回動に何等の支障を与
えない状態で、正常の運転が行われるようになる。
【0035】図10の(B)に示した状態は折畳む為に
前輪(160)を後輪(170)と一直線に位置させる
様にしたものであり、この時には、予めこの位置を勘案
してピン(420)がピン孔(411)のハブシャフト
(410)の部分に入り込める様に加工してあるので、
選択レバ―(430)を回して、ピン(420)の凹ま
された空間部(421)が外方向に向く様に、即ち前輪
(160)の回動防止状態に転換すると、直線のピン
(420)はピン孔(411)のハブシャフト(41
0)の部分に入り込み、ハンドルバ―(130)(14
0)の操作の場合にも、強制的に前輪(160)の回動
を防止する事が出来、折畳む動作時には自転車の重心が
固定され、折畳まれた状態では後輪(170)と前輪
(160)とは平行な状態を維持して最小の体積を保つ
ことができる。上記ピン(420)が嵌められる位置に
はボス(423)を設け、ピン(420)が抜けるのを
防ぐ為のスナップリング(424)をピン(420)の
終端にはめ込む。
【0036】
【発明の効果】本発明による車体折畳部(200)の構
成とハンドル折畳部(300)の構成は、自転車に何ず
れかひとつの構成のみを引用して設ける場合において
も、本発明の範囲に含まれる。
【0037】上記の如き本発明は、只引手の回動のみに
より車体折畳部の掛り状態を係止するか、解除するかを
切替る事が出来、又その操作は子供や主婦等にも簡単に
行ない得て、しかも強固な車体折畳部を構成して、運転
中に繰返し加わる振動又は衝撃よる結着状態の弛緩を防
ぎ安全性を与える。又ハンドル折畳部に就いても、その
広げる動作は只ハンドルバ―を手の動作でするのみで何
等他の動作をする事なしに、ハンドルを運転が可能な正
常の位置に転換し、又ハンドルバーを折畳む動作も簡単
な操作レバ―の転換操作で迅速にハンドルが折畳まれる
ので、誰にでも取扱が容易である。更に、車体折畳部に
よる前方側体台と後方側体台を折り畳む時に前輪が動く
のを防いで、重心の移動による自転車の転倒を止める為
の大きい力の要求を無くし、更に折畳まれた状態では、
常に後輪と前輪が平行を保ち、最小の体積を維持するこ
とができる等の効果を有する、極めて有用な発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図。
【図2】本発明の車体折畳部の作動状態の斜視図。
【図3】本発明の自転車の使用状態にある車体折畳部の
要部の横断面図、およびその折畳状態を例示した横断面
図。
【図4】折畳の操作をする引手の為の回動防止手段を例
示した要部断面図。
【図5】本発明のハンドル折畳部を示す部分分解斜視
図。
【図6】広げられた状態のハンドル折畳部の要部作動状
態を示す正面図。
【図7】折畳まれた状態のハンドル折畳部の要部作動状
態を示す正面図。
【図8】折畳まれた状態から広げられる中間過程のハン
ドル折畳部の要部作動状態を示す正面図。
【図9】本発明のハンドル折畳部の部分切欠縦断面図。
【図10】前輪ロック手段の実施例を示す横断面図。
【符号の説明】
100…車体部、 110…前方側体台、 120…後方側体台、 200…車体折畳部、 210…係止手段、 220…固定板、 230…回転板、 240…垂直棒、 241…引手、 300…ハンドル折畳
部、 310…ケ―ス、 320,321…ギヤ、 330…ブラケット、 331…平ギヤ、 340…板スプリング、 350…操作レバ―、 351…作動板、 400…ロック手段、 410…ハブシャフト、 411…ピン孔、 420…ピン、 430…選択レバ―。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部に左・右一対のハンドルバ―(1
    30)(140)が両側に広げられる様に設けられ、自
    転車の前方に配置され、前輪(160)を回動可能に支
    持するハブ(150)を前方に結合された前方側体台
    (110)と、サドル(180)及び後輪(170)を
    夫々の通常の位置に具備する後方側体台(120)とを
    整列して結合して自転車の車体を形成する車体部(10
    0)を具備し、 前記車体部(100)は; 前記車体部(100)の前方側体台(110)と後方側
    体台(120)の夫々に対し、前記前方側体台(11
    0)と後方側体台(120)との境界の所に、ヒンジ
    (221)を中心に回動可能な固定板(220)と回転
    板(230)を夫々固定設置して、前方側体台(11
    0)と後方側体台(120)が前記ヒンジ(221)の
    位置で折畳まれる事を可能にし、自転車を使用する為に
    前記前方側体台(110)を広げた状態にする時、前記
    ヒンジ(221)が折畳まれるのを防ぐ為に前記固定板
    (220)と回転板(230)とを係止する係止手段
    (210)を具備する車体折畳部(200)と、 前記車体部(100)の前輪(160)の方向を変える
    為の前記ハンドルバ―(130)(140)の夫々を、
    夫々のピン(322)を中心として回転可能にヒンジ結
    合し、前記ハンドルバ―(130)(140)と前記ハ
    ブ(150)との分岐位置に配置され、前記ハンドルバ
    ―(130)(140)を折畳む事と、広げる事とを可
    能にするハンドル折畳部(300)とを有する、折畳式
    自転車であり、 前記車体折畳部(200)の係止手段(210)が下記
    の(a)乃至(d)を特徴とする折畳式自転車。 (a)前記固定板(220)に半円形の凹み(223)
    を有する掛片(222)を前記ヒンジ(221)の反対
    側の終端部に、垂直方向に固定して装着する、 (b)前記回転板(230)に、前記掛片(222)を
    受容出来る大きさの切欠部(232)を有する案内パイ
    プ(231)を前記掛片(222)を受容出来る位置に
    固定設置して、受容時に、前記案内パイプ(231)と
    前記凹み(223)とが共同して円形断面を構成する様
    にする、 (c)前記案内パイプ(231)に垂直棒(240)を
    挿入した時の、前記案内パイプの切欠部(232)に対
    応する位置と大きさに、、前記垂直棒(240)を切欠
    く事により形成される半円形部分(242)を有する前
    記垂直棒(240)を、前記案内パイプ(231)に回
    動可能に挿入する、 (d)前記垂直棒(240)の上部に引手(241)を
    形成し、前記引手(241)を回動する事により、前記
    半円形部分(242)を前記凹み(223)に嵌まり込
    ませ、前記固定板(220)と回転板(230)とを係
    止する。
  2. 【請求項2】 上端部に左・右一対のハンドルバ―(1
    30)(140)が両側に広げられる様に設けられ、自
    転車の前方に配置され、前輪(160)を回動可能に支
    持するハブ(150)を前方に結合された前方側体台
    (110)と、サドル(180)及び後輪(170)を
    夫々の通常の位置に具備する後方側体台(120)とを
    整列して結合して自転車の車体を形成する車体部(10
    0)を具備し、 前記車体部(100)は; 前記車体部(100)の前方側体台(110)と後方側
    体台(120)の夫々に対し、前記前方側体台(11
    0)と後方側体台(120)との境界の所に、ヒンジ
    (221)を中心に回動可能な固定板(220)と回転
    板(230)を夫々固定設置して、前方側体台(11
    0)と後方側体台(120)が前記ヒンジ(221)の
    位置で折畳まれる事を可能にし、自転車を使用する為に
    前記前方側体台(110)を広げた状態にする時、前記
    ヒンジ(221)が折畳まれるのを防ぐ為に前記固定板
    (220)と回転板(230)とを係止する係止手段
    (210)を具備する車体折畳部(200)と、 前記車体部(100)の前輪(160)の方向を変える
    為の前記ハンドルバ―(130)(140)の夫々を、
    夫々のピン(322)を中心として回転可能にヒンジ結
    合し、前記ハンドルバ―(130)(140)と前記ハ
    ブ(150)との分岐位置に配置され、前記ハンドルバ
    ―(130)(140)を折畳む事と、広げる事とを可
    能にするハンドル折畳部(300)とを有する、折畳式
    自転車であり、 前記ハンドル折畳部(300)が下記の(a)乃至
    (c)を特徴とする折畳式自転車。 (a)前記ハンドルバ―(130)(140)の夫々の
    端部内側に夫々のピン(322)を中心に回動可能なギ
    ヤ(320)(321)を固着する、 (b)蓋(311)が一側部に着脱可能に装着されるケ
    ―ス(310)にヒンジ軸(332)を嵌め込み、前記
    ヒンジ軸(332)を中心に回動可能なブラケット(3
    30)に前記ギヤ(320)(321)の夫々と歯車結
    合する平ギヤ(331)をピン軸(333)で回転可能
    に設ける、 (c)前記蓋(311)の内側に位置され、操作レバ―
    (350)と連結された作動板(351)が前記ブラケ
    ット(330)の突出部(334)を下に押し下げる事
    により、板スプリング(340)で下部面を押し上げる
    弾性力により支持されているブラケット(330)を押
    し下げて、平ギヤ(331)とギヤ(320)(32
    1)との歯車結合を解除し、ハンドルバ―(130)
    (140)を回転可能とする。
  3. 【請求項3】 前記車体折畳部(200)のヒンジ(2
    21)の上端にボ―ル(250)をスプリング(25
    1)で常に上方に押し上げる方向に、弾性力が掛かって
    いる状態にして装着し、前記ヒンジ(221)の上端の
    位置に中空の断面を有する引手(241)が掛って、ク
    リックストップの態様によって、回動されるのを防ぐよ
    うにされたことを特徴とする請求項1記載の折畳式自転
    車。
  4. 【請求項4】 前記ハンドルバ―(130)(140)
    の操作により回動される前輪(160)の回動を止める
    ロック手段(400)をハブシャフト(410)に設け
    たことを特徴とする請求項1又は2の何ずれか一項記載
    の折畳式自転車。
  5. 【請求項5】 前記ロック手段(400)が、ハブ(1
    50)とハブシャフト(410)を貫通するにピン孔
    (411)を通り、選択レバ―(430)と連結され、
    前記ハブシャフト(410)を回動するのに支障を与え
    ない範囲を勘案して凹まされた空間部(421)を有す
    るピン(420)が、前記ハブシャフト(410)のピ
    ン孔(411)の部分に入り込む事により、前輪(16
    0)の回動が止めて、ロックする手段である事を特徴と
    する請求項4記載の折畳式自転車。
  6. 【請求項6】 前記ピン孔(411)の部分は、前輪
    (160)が後輪(170)と一直線に位置された状態
    を勘案して、ピン(420)が前記ハブシャフト(41
    0)のピン孔(411)の部分に入り込む様に、前記ハ
    ブシャフト(410)に前記ハブシャフト(410)の
    ピン孔(411)の部分を配置することを特徴とする請
    求項5記載の折畳式自転車。
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