JPH082056Y2 - キャブティルト装置 - Google Patents

キャブティルト装置

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JPH082056Y2
JPH082056Y2 JP1988156355U JP15635588U JPH082056Y2 JP H082056 Y2 JPH082056 Y2 JP H082056Y2 JP 1988156355 U JP1988156355 U JP 1988156355U JP 15635588 U JP15635588 U JP 15635588U JP H082056 Y2 JPH082056 Y2 JP H082056Y2
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興平 池田
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はキャブオーバエンジン型車輌のキャブティル
ト装置に係り、特にティルトポンプ電源用のティルトス
イッチのアップ或いはダウン操作と油圧回路における切
換弁切換操作を1操作で行い得るようにしたキャブティ
ルト装置に関するものである。
[従来の技術] キャブオーバエンジン型車輌では、キャブティルト装
置として、一般にモータの動力によりティルトポンプを
駆動し、その発生油圧をティルトシリンダに送りキャブ
をアップする装置が採用されることが多い。而して従来
のキャブティルト装置の一例は第4図に示され、図中、
1は下端がシャーシフレーム2に枢着され且つピストン
ロッド先端がキャブ3に固定したブラケット4に枢着さ
れたティルトシリンダ、5はシャーシフレーム2に固定
されたブラケット6と前記ブラケット4に枢着されたリ
ンクレバー、7はブラケット4とリンクレバー5に上下
端が枢着されたショックアブソーバ、8はブラケット4
とリンクレバー5間に介装されたコイルスプリング、9
はレバー10により切換える切換弁11を装備したティルト
ポンプ、12はティルトスイッチ13を備えた操作盤、14は
キャブロックアセンブリ15によるキャブロックを解除す
るキャブロック解除レバーである。
上記装置の電気回路図は第3図に示され、16は電源、
17はキャブロックスイッチ、18はティルトリミットスイ
ッチ、19は警報器、20はサーマルスイッチ21を備えたテ
ィルトポンプ駆動用のモータ、22はコイル22a及び接点2
2bを備えたティルトパワーリレーである。
ティルトスイッチ13は接点23を介してティルトリミッ
トスイッチ18を備えた回路24と接続し得るようになって
いると共に、接点25を介して回路24と並列に設けた回路
26と接続し得るようになっており、ティルトスイッチ13
を接点23或いは25の何れかに接続した場合には、電源16
からティルトパワーリレー22のコイル22aに電流が流
れ、接点22bをオンさせ得るようになっており、ティル
トパワーリレー22の接点22bがオンになった場合は、モ
ータ20が回転駆動されるようになっている。
キャブ3をアップする場合は、キャブロック解除レバ
ー14によりキャブ3のロックを解除する。すると、キャ
ブロックスイッチ17はオンになる。一方、ティルトリミ
ットスイッチ18はオンになっているため、ティルトスイ
ッチ13をアップに切換えて接点23と接続すると、電源16
から電流がキャブロックスイッチ17、ティルトリミット
スイッチ18、ティルトスイッチ13、サーマルスイッチ21
を通ってティルトパワーリレー22のコイル22aへ流れ、
接点22bをオンに切換える。
ティルトパワーリレー22の接点22bがオンになれば、
電源16からの電流がティルトパワーリレー22を経てモー
タ20に供給され、モータ20が回転させられる。そこで、
第4図のレバー10を操作して切換弁11をアップ側に切換
えれば、ティルトポンプ9から吐出された油はティルト
シリンダ1のヘッド側油室へ供給され、ピストンロッド
が突出することによりキャブ3がアップされる。この
際、警報器19は連続的に警報を発する。
キャブ3が所定の角度までアップされると、ティルト
リミットスイッチ18がストライカによりオフにされるた
め、ティルトパワーリレー22のコイル22aへの通電が停
止されることにより接点22bがオフになり、モータ20が
停止する。
アップ状態のキャブ3を元に戻すには、ティルトスイ
ッチ13をダウンに切換えて接点23から離し、接点25に接
続する。このため、前述と同様にしてティルトパワーリ
レー22の接点22bがオンになり、モータ20が回転するた
め、レバー10をアップの場合とは逆方向へ切換える。こ
れにより、ティルトポンプ9から吐出された油はティル
トシリンダ1のロッド側油室へ供給され、ピストンロッ
ドが下降することによりキャブ3はダウンされ、水平状
態に戻る。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記キャブティルト装置では、 (i)ティルトスイッチ13のアップ或いはダウン操作と
レバー10による切換弁11の切換操作を行う必要があるた
め操作が繁雑である、 (ii)ティルトスイッチ13をアップの方向に切換えて
も、レバー10の操作方向を間違えると、キャブ3はアッ
プせず、また、ダウンの方向に切換えても、レバー10の
操作を間違えると、キャブ3はアップするおそれがあ
り、誤動作のおそれがある。
(iii)切換弁11のレバー10は作業員が操作するため、
操作に便利なよう、操作盤12のみならず、切換弁11もキ
ャブ3の後側面側に設置する必要があり、一方、ティル
トポンプ9は切換弁11と一体形のため、結局ティルトポ
ンプ9をキャブ3の後側面側に設置する必要があり、従
って、ティルトポンプ9によりキャブ3の後面側におけ
る架装スペースが減少する、 等の問題があった。
本考案は上述の実情に鑑み、ティルトスイッチの操作
により切換弁をも同時に自動的に切換え操作して操作を
容易に行い得るようにすること、ティルトポンプをキャ
ブ後側面に設置しなくてもすむようにして上物の架装ス
ペースを増加させること、誤動作をなくしてティルト制
御を指示どおり確実に行い得るようにすること、を目的
としてなしたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、 モータ20により回転されるティルトポンプ9から吐出
された油をティルトシリンダ1へ導入してキャブ3をテ
ィルトし得るようにしたキャブティルト装置において、 電源16に対し直列に配列され且つキャブ3のロックを
解除した場合にオンになるキャブロックスイッチ17と、 キャブロックスイッチ17の電流流れ方向下流側に接続
され且つキャブ3が所定の角度までアップしたらオフに
なるティルトリミットスイッチ18と、 キャブ3をアップさせる場合或いはダウンさせる場合
に切換え得るようにしたティルトスイッチ13と、 該ティルトスイッチ13をアップ側に切換えた場合に前
記キャブロックスイッチ17及びティルトリミットスイッ
チ18を介し通電された電流によりコイル28aが励磁され
て接点28bがオンになるよう、コイル28aの電流流れ方向
上流側がティルトリミットスイッチ18の電流流れ方向下
流側に回路24を介して接続され、コイル28aの電流流れ
方向下流側がティルトスイッチ13のアップ側の接点23に
接続され、接点28bがキャブロックスイッチ17からティ
ルトリミットスイッチ18に至る中途部において分岐した
回路27を介しキャブロックスイッチ17に接続されるよう
にした第1のティルトパワーリレー28と、 前記ティルトスイッチ13をダウン側に切換えた場合に
前記キャブロックスイッチ17を介し通電された電流によ
りコイル29aが励磁されて接点29bがオンになるよう、コ
イル29aの電流流れ方向上流側が前記回路27から分岐し
た回路31に接続され、コイル29aの電流流れ方向下流側
が前記ティルトスイッチ13のダウン側の接点25に接続さ
れ、接点29bが回路31から分岐した回路に接続されるよ
うにした第2のティルトパワーリレー29と、 第1、第2のティルトパワーリレー28,29のうち何れ
かのティルトパワーリレー28,29の接点28b或いは29bが
オンになると当該接点28b或いは29bを介し通電された電
流によりコイル22aが励磁されて接点22bがオンになり、
オンになった接点22bを介し前記ティルトポンプ9駆動
用のモータ20へ電流を供給し得るよう、コイル22aの電
流流れ方向上流側を前記第1、第2のティルトパワーリ
レー28,29の接点28b,29bに接続可能とし、接点22bを電
源16とキャブロックスイッチ17との間に回路を介して接
続し得るようにし、接点22bを回路を介し前記モータ20
へ接続し得るようにした第3のティルトパワーリレー22
と、 前記ティルトスイッチ13をアップ側に切換えた場合に
は、コイル30aに通電が行われずにティルトシリンダ1
のヘッド側油室へ油を供給し得るよう吐出ポートが切換
わり、前記ティルトスイッチ13をダウン側へ切換えた場
合には、コイル30aに通電が行われてティルトシリンダ
1のロッド側油室へ油を供給するために吐出ポートが切
換わるよう、コイル30aの電流流れ方向上流側をキャブ
ロックスイッチ17の出側に接続された回路26に接続する
と共にコイル30aの電流流れ方向下流側を回路を介して
ティルトスイッチ13のダウン側の接点25に接続した電磁
切換弁30と、 ティルトスイッチ13及びモータ20並にティルトパワー
リレー22の電流流れ方向下流側に接続されたアースを設
けた ものである。
[作用] キャブ3のティルトを解除すると、キャブロックスイ
ッチ17がオンになる。このためティルトスイッチ13をア
ップ側に切換えると、アップ用の第1のティルトパワー
リレー28の接点28bがオンになり、モータ20へ電流を供
給する第3のティルトパワーリレー22の接点22bがオン
になる。このため第3のティルトパワーリレー22の接点
22bを介しての給電によりモータ20が回転してティルト
ポンプ9が駆動される。又ティルトスイッチ13の切換え
により電磁切換弁30のポートは所定位置に切換わるため
ティルトポンプ9から吐出された油はティルトシリンダ
1の所定の油室へ導入され、キャブ3はアップされる。
キャブ3が所定の角度までアップすると、ティルトリ
ミットスイッチ18がオフになり、モータ20は停止する。
ティルトスイッチ13をダウン側に切換えると、ダウン
用の第2のティルトパワーリレー29の接点29bがオンに
なり、モータ20へ電流を供給する第3のティルトパワー
リレー22の接点22bがオンになる。このため、第3のテ
ィルトパワーリレー22の接点22bを介しての給電により
モータ20が回転してティルトポンプ9が駆動される。又
ティルトスイッチ13の切換えにより電磁切換弁30のポー
トは所定位置に切換わるためティルトポンプ9から吐出
された油はティルトシリンダ1のアップ時とは異なる別
の油室へ導入され、キャブ3はダウンされる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例であり、図中第
3図及び第4図と同一のものには同一符号を付してい
る。
本実施例では、切換弁は電磁切換弁30としてある。而
して、ティルトポンプ9及び電磁切換弁30をシャーシフ
レーム2に、キャブ3の後面と前面の間の所要位置に位
置するように配設し、操作盤12のみをティルトスイッチ
13操作の便宜のためキャブ3後側面側のシャーシフレー
ム2上に設置している。
この装置の場合の電気回路図は第1図に示され、27は
回路24,26と並列に接続された回路、28,29はコイル28a,
29a及び接点28b,29bを備えた第1、第2のティルトパワ
ーリレーである。
ティルトパワーリレー28は、ティルトスイッチ13のス
イッチ本体を接点23に接続させた場合に、回路24を経て
コイル28aへ電流が流れ、接点28bがオンになるよう形成
され、接点28bを通った電流により第3のティルトパワ
ーリレー22のコイル22aを励磁して接点22bをオンにし得
るようになっている。
又ティルトパワーリレー29は、ティルトスイッチ13の
スイッチ本体を接点25に接続させた場合に、回路27から
分岐した回路31を経てコイル29aへ電流が流れ、接点29b
がオンになるよう形成され、ティルトパワーリレー22の
コイル22aを励磁して接点22bをオンにし得るようになっ
ている。更に電磁切換弁30のコイル30aは回路26に接続
されており、ティルトスイッチ13及びモータ20並にティ
ルトパワーリレー22の電流流れ方向下流側には、アース
が接続されている。
キャブ3をアップする場合は、従来装置の場合と同
様、キャブロック解除レバー14によりキャブ3のロック
を解除し、キャブロックスイッチ17をオンにする。又テ
ィルトリミットスイッチ18はオンになっているため、テ
ィルトスイッチ13をアップに切換えて接点23と接続する
と、電源16から電流がキャブロックスイッチ17、ティル
トリミットスイッチ18、ティルトパワーリレー28のコイ
ル28a、ティルトスイッチ13を経て流れ、ティルトパワ
ーリレー28の接点28bがオンになる。このため、回路27
からティルトパワーリレー28の接点28bを経てティルト
パワーリレー22へ電流が流れ、ティルトパワーリレー22
の接点22bがオンになり、モータ20が起動され、ティル
トポンプ9が回転し、油が吐出される。このとき、電磁
切換弁30は励磁されず所定のポートに切換わったままで
あるため、ティルトポンプ9から吐出された油は必ずテ
ィルトシリンダ1のヘッド側油室へ供給され、キャブ3
はアップされる。
キャブ3が所定の角度までアップされれば、ティルト
リミットスイッチ18がストライカによりオフにされティ
ルトパワーリレー28,22の接点28b,22bがオフになるため
モータ20は停止する。
ティルト状態のキャブ3を元に戻すには、ティルトス
イッチ13をダウンに切換えて接点25に接続する。このた
め、回路27,31、ティルトパワーリレー29のコイル29a、
ティルトスイッチ13を流れる電流により接点29bがオン
になり、ティルトパワーリレー22の接点22bもオンにな
り、従ってモータ20が起動されてティルトポンプ9が起
動される。又同時に、電磁切換弁30は回路26からティル
トスイッチ13へ流れる電流によりコイル30aが励磁され
てポートが自動的に切換えられるため、ティルトポンプ
9から吐出される油は必ずティルトシリンダ1のロッド
側油室へ供給され、キャブ3はダウンされる。
上述のように、切換弁を電磁切換弁30としたため、テ
ィルトスイッチ13によりキャブ3のアップ或いはダウン
操作と電磁切換弁30の切換操作を1操作で行うことがで
き、従って、装置の操作が簡単となると共に誤操作がな
くなる。又ティルトポンプ9は後側面に限定されること
なく離して設置できるため、キャブ後面の架装スペース
を広くすることができる。
キャブ3のロックを解除しない場合には、ティルトス
イッチ13を接点23や25に入れてもティルトパワーリレー
28,29の接点28b,29bはオンにならず、延いてはティルト
パワーリレー22の接点22bがオンにならないため、モー
タ20には電流が供給されず、従って後操作によりモータ
20が駆動されることがなく、装置の信頼性が高い。
又キャブ3が所定の角度までアップした場合にはティ
ルトリミットスイッチ18がオフになるため、それ以上キ
ャブ3がアップすることはなく、この場合も装置の信頼
性が高い。
更にモータ20へ給電するためのティルトパワーリレー
22の接点22bはティルトパワーリレー28又は29からの電
流により励磁されたコイル22aにより切換わることにな
り、ティルトスイッチ13からの電流により切換えるよう
にはしていないため、余分な電子機器が不要で全体がシ
ンプルとなり、故障が少く、従ってこの点からも装置の
信頼性が高い。
尚、本考案のキャブティルト装置は、上述の実施例に
のみ限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のキャブティルト装置に
よれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
I)ティルトスイッチ13のアップ或いはダウンの操作と
電磁切換弁30の切換操作を1操作で行うことができるた
め、操作が簡単で作業性が良好である。
II)ティルトスイッチ13のアップ或いはダウン操作によ
り電磁切換弁30は所定のポートに切換わるため、誤操作
のおそれがない。
III)ティルトシリンダ1へ送給する油の流れ方向の切
換えは電磁切換弁30により行うため、作業員がキャブロ
ック解除レバーの他に操作するのはティルトスイッチ13
のみですみ、従ってティルトポンプ9はキャブロック解
除レバー14の設置されたキャブ後側面に設置する必要が
なくキャブ下面等他の場所へ設置できるため、キャブ後
面における上物の架装スペースを大きくとれる。
IV)キャブ3のロックを解除しない場合には、誤ってテ
ィルトスイッチ13をアップやダウンに入れてもティルト
ポンプ駆動用のモータ20へは駆動用の電流が供給される
ことはなく、又キャブ3が所定の角度までアップしたら
ティルトポンプ駆動用のモータ20は停止するため、装置
の信頼性が高い。
V)モータ20へ給電するためのティルトパワーリレー22
の切換えは、ティルトパワーリレー28又は29からの電流
により行われるためダイオード等の余分な電子機器が不
要となり、従って装置がコンパクトになると共に故障が
少く、装置の信頼性がより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のキャブティルト装置の一実施例の電気
回路図、第2図は本考案のキャブティルト装置のティル
トポンプの配置状態を示す側面図、第3図は従来のキャ
ブティルト装置の電気回路図、第4図は従来のキャブテ
ィルト装置のティルトポンプの配置状態を示す側面図で
ある。 図中、1はティルトシリンダ、3はキャブ、9はティル
トポンプ、13はティルトスイッチ、14はキャブロック解
除レバー、16は電源、17はキャブロックスイッチ、18は
ティルトリミットスイッチ、20はモータ、22はティルト
パワーリレー、22aはコイル、22bは接点、23は接点、24
は回路、25は接点、26,27は回路、29,29はティルトパワ
ーリレー、28a,29aはコイル、28b,29bは接点、30は電磁
切換弁、30aはコイル、31は回路を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ(20)により回転されるティルトポ
    ンプ(9)から吐出された油をティルトシリンダ(1)
    へ導入してキャブ(3)をティルトし得るようにしたキ
    ャブティルト装置において、 電源(16)に対し直列に配列され且つキャブ(3)のロ
    ックを解除した場合にオンになるキャブロックスイッチ
    (17)と、 キャブロックスイッチ(17)の電流流れ方向下流側に接
    続され且つキャブ(3)が所定の角度までアップしたら
    オフになるティルトリミットスイッチ(18)と、 キャブ(3)をアップさせる場合或いはダウンさせる場
    合に切換え得るようにしたティルトスイッチ(13)と、 該ティルトスイッチ(13)をアップ側に切換えた場合に
    前記キャブロックスイッチ(17)及びティルトリミット
    スイッチ(18)を介し通電された電流によりコイル(28
    a)が励磁されて接点(28b)がオンになるよう、コイル
    (28a)の電流流れ方向上流側がティルトリミットスイ
    ッチ(18)の電流流れ方向下流側に回路(24)を介して
    接続され、コイル(28a)の電流流れ方向下流側がティ
    ルトスイッチ(13)のアップ側の接点(23)に接続さ
    れ、接点(28b)がキャブロックスイッチ(17)からテ
    ィルトリミットスイッチ(18)に至る中途部において分
    岐した回路(27)を介しキャブロックスイッチ(17)に
    接続されるようにした第1のティルトパワーリレー(2
    8)と、 前記ティルトスイッチ(13)をダウン側に切換えた場合
    に前記キャブロックスイッチ(17)を介し通電された電
    流によりコイル(29a)が励磁されて接点(29b)がオン
    になるよう、コイル(29a)の電流流れ方向上流側が前
    記回路(27)から分岐した回路(31)に接続され、コイ
    ル(29a)の電流流れ方向下流側が前記ティルトスイッ
    チ(13)のダウン側の接点(25)に接続され、接点(29
    b)が回路(31)から分岐した回路に接続されるように
    した第2のティルトパワーリレー(29)と、 第1、第2のティルトパワーリレー(28)(29)のうち
    何れかのティルトパワーリレー(28)(29)の接点(28
    b)或いは(29b)がオンになると当該接点(28b)或い
    は(29b)を介し通電された電流によりコイル(22a)が
    励磁されて接点(22b)がオンになり、オンになった接
    点(22b)を介し前記ティルトポンプ(9)駆動用のモ
    ータ(20)へ電流を供給し得るよう、コイル(22a)の
    電流流れ方向上流側を前記第1、第2のティルトパワー
    リレー(28)(29)の接点(28b)(29b)に接続可能と
    し、接点(22b)を電源(16)とキャブロックスイッチ
    (17)との間に回路を介して接続し得るようにし、接点
    (22b)を回路を介し前記モータ(20)へ接続し得るよ
    うにした第3のティルトパワーリレー(22)と、 前記ティルトスイッチ(13)をアップ側に切換えた場合
    には、コイル(30a)に通電が行われずにティルトシリ
    ンダ(1)のヘッド側油室へ油を供給し得るよう吐出ポ
    ートが切換わり、前記ティルトスイッチ(13)をダウン
    側へ切換えた場合には、コイル(30a)に通電が行われ
    てティルトシリンダ(1)のロッド側油室へ油を供給す
    るために吐出ポートが切換わるよう、コイル(30a)の
    電流流れ方向上流側をキャブロックスイッチ(17)の出
    側に接続された回路(26)に接続すると共にコイル(30
    a)の電流流れ方向下流側を回路を介してティルトスイ
    ッチ(13)のダウン側の接点(25)に接続した電磁切換
    弁(30)と、 ティルトスイッチ(13)及びモータ(20)並にティルト
    パワーリレー(22)の電流流れ方向下流側に接続された
    アースを設けた ことを特徴とするキャブティルト装置。
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