JPH08204895A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08204895A
JPH08204895A JP7011781A JP1178195A JPH08204895A JP H08204895 A JPH08204895 A JP H08204895A JP 7011781 A JP7011781 A JP 7011781A JP 1178195 A JP1178195 A JP 1178195A JP H08204895 A JPH08204895 A JP H08204895A
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JP7011781A
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Takeshi Kono
健 河野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数枚にわたる一連からなる受信画像を受付
け、記録後排出積載される記録シートを受信別にユーザ
が容易に仕分けすることができ、また、装置の小型化、
コストダウンを図ると共にインクジェット式記録の場合
のインク転写によるシートの汚れを防止する。 【構成】 収納部(8)から1枚ずつ被記録材(P)を
記録装置に搬送し、更に排出するための搬送手段(1
0,11,12,12A,12B,21,22,23,
24,25)と、記録手段(E)と、画像記録を終えた
被記録材が搬送手段により排出される前および/または
後に記録の無い被記録材を排出するように制御する制御
手段(26)とを具備するファクシミリ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特に、定型サイズの記録シート上に受信画像を記録
可能なファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置の構成例を図5
に示す。まずその記録系50では、シートカセット51
内に積載収納された複数枚の記録シート52が送給ロー
ラ53によって最上側から1枚ずつ送出され、搬送ロー
ラ54によって記録部55に搬送される。この記録部5
5には、例えば電子写真方式やインクジェット記録方式
等が用いられ、記録シート52の上面にトナー像やイン
ク像52Aが形成される。そして、画像が形成された
後、記録シート52は排出ローラ対56により装置外に
搬送、排出され、記録シート積載トレイ57上に排出順
に積載される。
【0003】また、読取系60では、原稿台上に多数枚
セットされた原稿61が摩擦片62Aと分離ローラ62
Bとよりなる分離部63において1枚ずつ分離送出さ
れ、原稿送りローラ64によって読取部65に搬送され
る。なお、読取部65は原稿61上の画像を不図示のC
CD等の光電変換素子により、読み取るものである。か
くして読み取りを終えた原稿61は排出ローラ対66に
より装置外に搬送、排出され、原稿積載トレイ67上に
排出順に積載される。
【0004】なお、その通信に関して送信の場合は、前
記読取系50により原稿61から読み取られた画像情報
を制御回路により送信し、逆に、受信の場合は、受信し
た画像情報を、制御回路にて制御処理し、記録系50に
より記録シート52上に画像を形成する。また、複数ペ
ージにわたる画像や、1枚の記録シートに納まらない画
像を受信した場合には、順次送給ローラ53が連続作動
し、続いて記録、排出、積載を行うように制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、受信の場合、次々と記録シート積載トレイ5
7上に受信画像を記録した記録シート52が積載される
ため、1通信にて複数頁にわたる受信を複数回受信する
と通信毎の区切りが判別しにくいという欠点があった。
【0006】特にファクシミリ装置は、無人の状態で自
動的に受信させる使い方が一般的であり、ユーザが気が
つかないうちに、多数の受信を受けつけ、記録済記録シ
ート52が多数トレイ57上に積載されてしまう。ま
た、ファクシミリ装置は、近年急速に普及しているもの
の、オフィスにおいては、複数人で共用している場合が
まだまだ多い。従って、上記のように多通信分の受信記
録が積載された状態から受信画像を複数の宛先別に仕分
ける作業が必要であり、このような欠点はユーザの業務
効率を低下させるものであった。
【0007】本発明の第1の目的は、多数の受信画像を
受け付けることにより記録され、積載された記録シート
を受信別にユーザが容易に仕分けすることが可能なファ
クシミリ装置を提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的は、更にファクシミリ
装置の小型化、コストダウンを図ることにある。
【0009】また、記録部55にインク滴を吐出させて
画像を形成するインクジェット記録方式を適用する場合
には、非常に高画質でかつ廉価であるなど利点も多い
が、記録後インクの定着が遅く記録直後の記録シートに
触れるとインクが転写してしまうという欠点もある。
【0010】本発明の第3,第4,第5の目的は、上記
未定着インクの転写による弊害を防ぐことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本出願に係る第1の発明は、定型の被記録材を積
層収納する収納部から前記被記録材を1枚ずつ記録位置
に搬送し、該記録位置から前記被記録材を排出可能な搬
送手段と、前記記録位置に導かれた前記被記録材上に外
部から受信した一連の画像の記録が可能な記録手段と、
前記受信した一連の画像を記録した被記録材を搬送手段
により排出する前および/または後に記録の無い白紙の
被記録材を排出するように制御する制御手段とを具備し
たことを特徴とするものである。
【0012】本出願に係る第2の発明は、第1の発明に
加えて、原稿から記録画像を読み取る読取手段と、該読
取手段により読み取られた原稿を排出する原稿排出口
と、該原稿排出口の下方に配設され、前記被記録材を排
出する被記録材排出口と、該被記録材排出口から排出さ
れた被記録材および前記原稿排出口から排出された原稿
が共に積載可能な排出トレイとを有することを特徴とす
るものである。
【0013】本出願に係る第3の発明は、第2の発明に
おいて、前記記録手段を前記読取手段により原稿から読
み取られた記録画像の記録が可能であることを特徴とす
るものである。
【0014】本出願に係る第4の発明は、第2または第
3の発明において前記読取手段により読み取られた原稿
が前記原稿排出口から排出される前に前記記録の無い被
記録材が前記被記録材排出口から前記排出トレイに排出
されるように前記制御手段により制御されることを特徴
とするものである。
【0015】本出願に係る第5の発明は、第4の発明に
おいて、前記制御手段は、前記記録手段により記録され
た被記録材の排出後所定の時間が経過した後では前記記
録の無い被記録材を排出しないように制御することを特
徴とするものである。
【0016】
【作用】第1の発明によれば、搬送手段により記録位置
に導かれた被記録材に対して記録手段により外部から受
信した一連の画像が記録され、再び搬送手段により排出
されるが、その前および/またはあとに、記録の無い被
記録材が搬送手段により排出されるように制御手段によ
って制御されるもので、これにより記録された一連の被
記録材を記録のない被記録材を介在させることによって
他の一連の被記録材と仕分けすることができる。
【0017】また、第2の発明によれば、読取手段を有
するものにおいて、読み取りを終えた原稿が被記録材を
排出する排出口より上方の原稿排出口から同じ排出トレ
イに向けて排出されるので、排出トレイを別々に設けな
くても済む。
【0018】更にまた、第3の発明によれば、読取手段
によって読み取られた記録画像をそのまま記録手段によ
って記録し、排出することができるが、その排出の前お
よび/または後に記録の無い被記録材が排出されること
によって被記録材の種類別に仕分けを容易にすることが
できる。
【0019】また、第4の発明によれば、読取手段によ
って読み取られた原稿からの記録画像および外部から受
信した記録画像の双方が可能なものにおいて、原稿排出
前に記録の無い被記録材を排出しておくことにより、上
述の記録排出後に記録の無い被記録材を排出しなくて済
む。
【0020】更にまた、第5の発明によれば、所定の時
間経過後では被記録材上のインクは乾燥した状態となる
ので記録の無い被記録材を排出する必要がなく、そのよ
うに制御することで無用に被記録材を使わなくてすむ。
【0021】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。
【0022】図1はファクシミリ装置の概略構成例を示
す説明図である。
【0023】ファクシミリ装置は、原稿画像を読み取る
原稿読取部Aと画像情報に応じて記録紙等のシートに記
録を行う記録部Bとを装備している。
【0024】先ず原稿読取部Aの構成について説明す
る。
【0025】図1において、1は原稿載置台であり、原
稿Dを画像面を下側にして積載する。原稿載置台1に積
載された原稿Dは幅方向に移動可能なスライダー1Aに
よって位置決めが行われる。2は予備搬送ローラであ
り、上記原稿載置台1に積載された原稿Dを予備搬送す
る。3Aは分離ローラであり、これに押圧する分離押圧
片3Bとの協働作用により、予備搬送された原稿Dを1
枚ずつ分離送給する。4Aおよび4Bは原稿搬送ローラ
および原稿搬送従動ローラであり、分離送給された原稿
Dを読取位置に搬送する。5は読取位置に設けられてい
る密着型センサであり、原稿搬送ローラ4A及び従動ロ
ーラ4Bによって挟持されつつ搬送されてくる原稿D上
から画像を読み取る。そして、密着型センサ5によって
読み取られた画像情報が、コピーモードの場合には後述
する記録部Bに転送され、ファクシミリモードの場合に
は電話線などの通信線により他機の記録部に転送され
る。6A及び6Bは原稿排出ローラおよびその従動ロー
ラであり、画像読取後の原稿Dを搬送して排出トレイ7
に排出する。なお、上記原稿読取部Aの上面にはテンキ
ーや各種ファンクションキーを有する操作パネルCが設
けられている。
【0026】次に記録部Bの構成について説明する。
【0027】図1において、8は記録シートPを複数枚
積載収納可能なカセットである。このカセット8は装置
下部にこの図面の左方から着脱自在に装着される。上記
カセット8は記録シートPを収納する筐体状の本体ケー
ス8Aを有し、ケース8Aに記録シートPを積載状態に
保持する中板8Aが装備されている。この中板8Bは給
送ローラ9に対応するシート給送方向下流側の位置でそ
の裏面側から加圧バネ8Cによって上方に付勢されてい
る。8Dは分離爪であり、記録シートPの先端部を係止
する。8Eは後端規制板であり中板8B上に積載された
記録シートPの長さ方向の後端位置を規制する。8Fは
サイド規制板であり中板8B上に積載された記録シート
Pの幅方向の側端位置を規制する。
【0028】なお、給送ローラ9は、カセット8上に積
載収納された記録シートPを前記分離爪8Dとの協働作
用によって最上側の1枚のみを分離送給するもので、こ
の給送ローラ9は、半月形状をなし、記録シートPと接
触して送給にかかわる円弧面9Aと、記録シートPとの
間に所定の間隔を隔てて対向する平面部9Bとを有して
おり、送給待機時においては、平面部9Bが記録シート
Pに対向する状態に保たれる。また送給時には、図示し
ない1回転バネクラッチ等により1回転だけ回転して円
弧面9Aにより記録シートPを送出する。
【0029】10は搬送手段である搬送ローラであり、
上記給送ローラ9によって分離送給された記録シートP
を卷回する形で搬送する。搬送ローラ10の下部には従
動ローラ11が設けられており、不図示の板ばねによっ
て搬送ローラ10に押圧されている。12は記録シート
Pの搬送方向を反転させる反転ガイドであり、搬送ロー
ラ10と対向するガイド面12Aには従動ローラ12B
が設けられていて、板ばねによって搬送ローラ10に押
圧されている。なお上記反転ガイド12は、装置本体の
ケース10Cに対し開閉可能に取り付けられる。
【0030】Eは記録手段であり、上記搬送ローラ10
により搬送された記録シートP上に記録画像を形成する
ものである。この装置における記録手段としては、記録
ヘッドからインクを吐出して記録するインクジェット記
録方式を用いている。なお、記録ヘッドについては後述
するが、この記録ヘッドは微細な液体吐出口(オリフィ
ス)、液路及びこの液路の一部に設けられるエネルギ作
用部と、該作用部にある液体に作用させる液滴形成エネ
ルギを発生するエネルギ発生手段とを備えている。
【0031】このようなエネルギを発生するエネルギ発
生手段としてピエゾ素子等の電気機械変換体を用いた記
録方法やレーザ等の電磁波を照射して発熱させ、該発熱
による作用で液滴を吐出させるエネルギ発生手段を用い
た記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する発熱素子等の
電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出させる
エネルギ発生手段を用いた記録方法等がある。
【0032】その中でも熱エネルギによって液体を吐出
させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッド
は、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するため
のインク吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。特に電気熱変換体をエネルギ発生手段として用いた
記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且つ最近の
半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著しい
IC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に活用出
来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価なことか
ら有利である。
【0033】本実施例では、記録ヘッドとしてインクタ
ンクと一体にしたディスポーザブルタイプのインクジェ
ットカートリッジ14が用いられており、該インクジェ
ットカートリッジ14をキャリッジ15に搭載して記録
シートPの幅方向に図示しないキャリッジ駆動モータに
より走行させて記録を行う。16はプラテン板であり、
上記インクジェットカートリッジ14のインク吐出面に
対向して設けられており、記録シートPを記録位置にお
いて裏面側から支持する。
【0034】17はプラテンローラであり、プラテン板
16よりシート搬送方向上流側に配置され、記録シート
Pをプラテン板16上に搬送する。18はプラテンロー
ラ17に押圧して従動する押圧ローラである。19は上
ガイドであり、前記搬送ローラ10により搬送されてく
る記録シートPをプラテンローラ17及び押圧ローラ1
8間に導く。20はエッジセンサであり、記録シートP
の先端位置を検出する。21及び22は送りローラ及び
拍車であり、プラテン板16のシート搬送方向下流側に
配置され、記録終了後の記録シートPを下流側に搬送す
る。拍車22は図示しない押圧手段により送りローラ2
1に押圧するもので、記録シートPの記録面に接触して
もインクが転写されることがない材質、例えばプラスチ
ック等が用いられている。23は搬送ガイドであり、上
記送りローラ21及び拍車22によって搬送されてくる
記録シートPをガイドする。
【0035】なお上記搬送ガイド23の上方は広く開放
されている。24は排出ローラであり、25は排出ロー
ラ24に接する拍車であり、これらは上記送りローラ2
1及び拍車22によって搬送された記録シートPを前記
排出トレイ7上に排出する。
【0036】すなわち、このように、原稿DとシートP
とを同一の排出トレイ7上に混載する形で排出すること
で原稿用の排出トレイを省くことができ、部品点数の削
減と共に、装置本体ケース100からよけいな突出がな
くなるためそれだけ装置の小型化を図ることができる。
【0037】次に図2により制御系について説明する。
【0038】26は中央制御部であり、中央演算処理回
路(CPU)26AとCPU26Aの制御シーケンスを
入力済のROM26Bとデータを一時収納するためのR
AM26Cとを具えている。なお、中央制御部26では
読取部Aの各ローラを駆動するモータ(不図示)を制御
し、密着型センサ5からの読取信号の入力により、原稿
Dから画像を読み取ったあと、原稿Dを排出するように
制御する。また、記録部Bの各ローラを駆動するモータ
及び記録ヘッド、キャリッジ駆動モータ(いずれも不図
示)を制御し、記録シートP上にインク像を形成して、
排出するように制御する。27は回線制御回路であり、
回路27では公衆電話回線28との回路接続及び解放と
共に、回線28からの受信信号を前記中央制御部26に
転送する。また逆に中央制御部26から回線28に画像
読取信号を送出する役割を果たす。なお、回線制御回路
27もまた中央制御部26により制御されるものであ
る。
【0039】続いて、本発明ファクシミリ装置により受
信を行う場合の動作の手順を図3に従って説明する。
【0040】まずステップS1で回線28を介して外部
から被呼の信号を受け取るとステップS2で回線制御回
路27が反応し、中央制御部26の指示により回線を接
続し、通信を開始する。かくして最初に相手がファクシ
ミリであることを確認したならばステップS3で通信速
度や通信方式等の通信条件を決定するための通信を行
う。次のステップS4で、前記通信条件の設定と同時
に、ステップS4で記録部Bにおいて搬送モータを駆動
し、ステップS5でカセット8内の記録シートDを1枚
(P1)分離給送し、記録手段Eにて何も記録せずに搬
送して、ステップS6で排出ローラ24により排出トレ
イ7上にシートP1を排出し、積載させる。そしてステ
ップS7でもう1枚カセット8内の記録シートP2を1
枚分離給送し、記録手段Eの記録開始位置にセットし、
待機する。
【0041】次に、ステップS8で回線28により画像
データが送られて来たか否かを判断し、その送給を待っ
てステップS9において記録部Bにより、受信した画像
データを記録シートP2上にインク像として形成させ
る。続くステップS10で1ページ分の画像データの受
信による記録が終了したか否かを判断し、終了の時点で
ステップS11においてインク像を形成した記録済シー
トP2を排出トレイ7に排出し、最上部に積載する。そ
して、続くステップS12でもう1枚カセット8内のシ
ートP3を1枚分離送給し、記録手段Eの記録開始位置
にせットしステップS13に移行する。ここで更に続け
て、受信画像データがある場合は、ステップS8以下の
ステップ動作を繰り返す。かくして、受信画像が終了し
たとの判断で、通信を終了し、ステップS14において
回線28を解放する。そして、最後に記録開始位置に待
機していた記録シートPをステップS15で何も記録せ
ずに排出トレイ7に排出し、トレイ7の最上部に積載す
る。
【0042】よって、受信によって画像が形成された記
録済シートは、何も記録していないシートP1とP3、
いわゆる白紙に挟まれた状態で排出トレイ7上に積載さ
れることとなる。
【0043】再度、受信を受けると上述のステップS1
〜S4の繰返しにより更にその上に白線に挟まれた記録
済シートが積載され、各受信時の受信画像を形成したシ
ートの間に2枚ずつ白紙が挟まることとなり、通信毎を
区切る目印となり、ユーザが通信毎に仕分ける時に容易
に仕分けることが可能となり、ユーザの業務の効率化に
貢献する。
【0044】また、排出トレイ7上に上記白紙に挟まれ
た記録済シートが多数積載されている時に、送信を行う
場合は、読取部から排出された原稿Dが次々と排出トレ
イ7の最上部に積載される。そして、その後再度受信を
行うと原稿の上に上述したステップに従って白紙に挟ま
れた記録済シートが積載されることになる。よって、積
載された記録済シートと原稿との間に1枚の白紙が存在
することとなり、上記同様に仕分けが容易となる。
【0045】なお、本実施例に示すインクジェット記録
方式は、インク滴により、記録シートP上にインク像を
形成し、インクの自然乾燥にて定着を行うために、定着
が遅く、記録直後にインク像に触れるとインクが転写し
てしまう虞があるが、本実施例のごとく記録済シートの
上に必ず白紙が存在するために、その上に原稿が積載さ
れても原稿に記録済シートからインクが転写されること
がなく、原稿の汚れを防止する効果が得られる。
【0046】尚、区切りに利用した白紙は、再度カセッ
トにセットすることにより、再利用可能であることはい
うまでもない。
【0047】続いて、他の実施例による制御動作につい
て説明する。
【0048】装置構成についてはこれ迄に述べてきた第
1実施例と同じであるが制御動作の手順のみが異なって
いる。すなわち、第1実施例においては受信記録時の前
後に白紙を排出してが、第2の本実施例ではこの点が相
違する。
【0049】すなわち、原稿読取部Aにおいて、読取動
作が行われる場合、読取部Aで原稿Dの搬送が行われて
いる間に記録部Bを駆動し、記録シートPを何も記録せ
ずに排出トレイ7上に排出するもので、その後に読み取
りを終えた原稿Dが上述の排出された白紙の記録シート
上に排出される。よって記録済のシートが多数積載され
ていても原稿と記録済シートのインク像とが直接に触れ
ることがなく、原稿の汚れ防止に効果がある。
【0050】本実施例によれば、第1実施例よりも白紙
の記録シートの排出を少くし、しかも汚れ防止に関して
は同等の効果が得られる。
【0051】続いて、第3の実施例を図4のフローに従
って説明する。
【0052】なお、本例においても装置構成について
は、第1,第2実施例と同じであり、制御動作の手順の
みが異なっている。すなわち、第2実施例の制御動作シ
ーケンスに加えて、白紙の記録シートを排出する場合を
限定し、より一層白紙の記録シート排出を抑制しようと
するもので、第2実施例においては、毎読取動作におい
て白紙の記録シートを排出するようにしていたが、本実
施例では、記録済シートが乾いていない時のみ白紙を排
出するものである。
【0053】本実施例では最後に記録を行った時間を中
央制御部26のRAM26Cに記憶しておく。かくして
ステップS21でユーザが読取部Aに原稿Dをセット
し、動作開始命令を操作パネルCにより入力すると、R
AM26Cに記憶されている最後の記録終了時間から現
在時間までの経過時間をステップS22で演算し、所定
の時間より短い場合のみステップS23で原稿読取開始
後、ステップS24〜S26で記録部Bの搬送手段を駆
動し白紙の記録シートP1を排出トレイ7上の記録済シ
ートの上に排出、積載する。そしてステップS27で原
稿の読み取りを完了させ原稿を白紙の上に排出積載す
る。
【0054】また、ステップS22において、逆に所定
時間を経過しているとの判断の場合は、ステップS33
で原稿搬送による読取開始後、ステップS34〜S36
により記録シート上に記録を行って、ステップS37で
排出し、更にステップS27〜S28に移行して記録済
のシートのインク像形成面に直接原稿を排出する。な
お、前記所定時間とは、記録シート上のインク像が定着
するのに要する時間であり、実験により求められるもの
で、一般的にはおよそ1分程度あれば、接した紙に転写
をしなくなる。よって、原稿にインクが転写する可能性
がある場合のみ選択的に白紙を排出するようにしたの
で、白紙の記録シートの排出を最少限とすることがで
き、しかも原稿の汚れの防止に効果が得られる。
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたように、第1の発明に
よれば、定型の被記録材を積層収納する収納部から前記
被記録材を1枚ずつ記録位置に搬送し、該記録位置から
前記被記録材を排出可能な搬送手段と、前記記録位置に
導かれた前記被記録材上に外部から受信した一連の画像
の記録が可能な記録手段と、前記受信した一連の画像を
記録した被記録材を搬送手段により排出する前および/
または後に記録の無い白紙の被記録材を排出するように
制御する制御手段とを具備したので、受信により画像記
録を終えた被記録材が通信ごとに記録の無い被記録材に
よって区分けされることになり、多通信分の被記録材が
積載状態に保たれるようなことがあっても簡単に仕分け
ることができる。
【0056】また、第2の発明によれば、第1の発明に
加えて原稿から記録画像を読み取る読取手段と、該読取
手段により読み取られた原稿を排出する原稿排出口と、
該原稿排出口の下方に配設され、前記被記録材を排出す
る被記録材排出口と、該被記録材排出口から排出された
被記録材および前記原稿排出口から排出された原稿が共
に積載可能な排出トレイとを有するので、排出トレイが
1つで済むしかも被記録材に一連の記録がなされると、
その前および/またはあとが記録の無い被記録材によっ
て区分けされるため原稿と被記録材とを容易に仕分けす
ることができる。
【0057】更にまた、第3の発明によれば、読取手段
によって原稿から読み取られた画像の記録が可能なこと
から全ての被記録材に対して、仕分けを容易にすること
ができる。
【0058】また、第4の発明によれば、読取手段によ
り読み取られた原稿が前記原稿排出口から排出される前
に前記記録の無い被記録材が前記被記録材排出口から前
記排出トレイに排出されるように前記制御手段により制
御されるので、記録済の被記録材の排出後に記録の無い
被記録材を排出しなくて済み、それだけ被記録材の使用
を節約することができる。
【0059】更にまた、第5の発明によれば、制御手段
は、前記記録手段により記録された被記録材の排出後所
定の時間が経過した後では前記記録の無い被記録材を排
出しないように制御するので、記録の無い被記録材の排
出回数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ファクシミリ装置の構成の一例を示す説
明図である。
【図2】本発明にかかる制御系の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明による外部からの受信時の制御動作の手
順を示すフローチャートである。
【図4】本発明による読取原稿からの画像読み取り中に
記録する時の制御動作の手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】従来例の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 原稿載置台 2 予備搬送ローラ 3A 分離ローラ 3B 分離押圧片 4A 原稿搬送ローラ 4B 従動ローラ 5 密着型センサ 6A 排出ローラ 6B 従動ローラ 7 排出トレイ 8 カセット 9 給送ローラ 10 搬送ローラ 11 従動ローラ 12 反転ガイド 14 インクジェットカートリッジ 15 キャリッジ 16 プラテン板 17 プラテンローラ 18 押圧ローラ 20 エッジセンサ 26 中央制御部 26A CPU 26B ROM 26C RAM 27 回線制御回路 28 回線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定型の被記録材を積層収納する収納部か
    ら前記被記録材を1枚ずつ記録位置に搬送し、該記録位
    置から前記被記録材を排出可能な搬送手段と、 前記記録位置に導かれた前記被記録材上に外部から受信
    した一連の画像の記録が可能な記録手段と、 前記受信した一連の画像を記録した被記録材を搬送手段
    により排出する前および/または後に記録の無い白紙の
    被記録材を排出するように制御する制御手段とを具備し
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿から記録画像を読み取る読取手段
    と、 該読取手段により読み取られた原稿を排出する原稿排出
    口と、 該原稿排出口の下方に配設され、前記被記録材を排出す
    る被記録材排出口と、 該被記録材排出口から排出された被記録材および前記原
    稿排出口から排出された原稿が共に積載可能な排出トレ
    イとを有することを特徴とする請求項1に記載のファク
    シミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段は前記読取手段により前記
    原稿から読み取られた記録画像の記録が可能であること
    を特徴とする請求項2に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記読取手段により読み取られた原稿が
    前記原稿排出口から排出される前に前記記録の無い被記
    録材が前記被記録材排出口から前記排出トレイに排出さ
    れるように前記制御手段により制御されることを特徴と
    する請求項2または3に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記記録手段により記
    録された被記録材の排出後所定の時間が経過した後では
    前記記録の無い被記録材を排出しないように制御するこ
    とを特徴とする請求項4に記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、インクを吐出して画像
    の記録が可能なインクジェット記録ヘッドであることを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれかの項に記載のフ
    ァクシミリ装置。
JP7011781A 1995-01-27 1995-01-27 ファクシミリ装置 Pending JPH08204895A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0887712A2 (en) * 1997-06-25 1998-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US6178017B1 (en) 1997-06-25 2001-01-23 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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