JPH08204751A - 専用回線網における簡易パケット交換方法 - Google Patents

専用回線網における簡易パケット交換方法

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JPH08204751A
JPH08204751A JP3185095A JP3185095A JPH08204751A JP H08204751 A JPH08204751 A JP H08204751A JP 3185095 A JP3185095 A JP 3185095A JP 3185095 A JP3185095 A JP 3185095A JP H08204751 A JPH08204751 A JP H08204751A
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JP
Japan
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node
route
packet
relay
communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP3185095A
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English (en)
Inventor
Masaru Yoshiji
勝 吉次
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用回線で構成された通信網において、交換
局でルーチング情報を全て定義しなくとも、通信ルート
を決定できる方法を提供し、通信網の変更に伴うメンテ
ナンスのコストと時間を低減する。 【構成】 発信ノードは、着信ノードへ至る通信ルート
を予め決めておき、このルート上で経由する交換局の出
線ルートの通信路を指示するルーチング情報をもつルー
ト接続要求パケットを送信し、通信ルート上の各ノード
はこのルーチング情報を必要に応じ参照し、順次中継す
ることにより通信ルートを確立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、専用回線で網状に接続
された装置群において、蓄積交換を行いながら、隔たっ
た装置間で通信を行う場合の通信ルートの決定方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、専用回線で網状に接続された装置
間での通信は、CCITTのX25プロトコルを使用し
たパケット交換網を構築して行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】CCITTのX25プ
ロトコルを使用したパケット交換網を構築する場合、通
信路を3つ以上持つノード(以下、通信路を3つ以上持
つノードを「交換局」という。)において、通信ルート
を決定するためのルーチング情報を定義しなければなら
なかった。ところが、このルーチング情報は、回線の網
の構成が複雑になればなるほど膨大な情報となり、回線
網の構成変更に伴うそのメンテナンスに多大なコストを
要するという問題があった。また、網上に配置される装
置が、マイクロコンピュータを応用した装置となった場
合、ルーチング情報の定義に多量のメモリを必要とし、
システム構築における大きな制約となるという問題もあ
った。本発明は、交換局においてルーチング情報を定義
することなく、網内における隔たった2装置間の通信ル
ートを決定する方法を提供し、前記問題を解決するため
になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、例え複雑な回
線網においても、必要とされる通信ルートは、組み合わ
せ可能な全てのルートではなく、信頼性から要求される
たかだか複数のルートで足りるという前提に立ってい
る。本発明では、回線網を構成するノードを、物理的
通信路を3つ以上もつ「交換局」、物理的通信路を2
つもつ「中継ノード」及び物理的通信路を1つだけも
つ「終端ノード」の3種類に分類する。尚、各ノードに
は回線網内において固有なノードアドレスを付与し、各
ノードに接続される物理的通信路には各ノード内におい
て固有な通信路番号を付与する。
【0005】上記3種類のノードの内、ルート決定にお
いて選択の余地があるのは交換局のみである。即ち、交
換局において中継に使用する出線ルートの物理的通信路
が決定されれば、通信ルートが一意に決まることにな
る。従って、各ノードは通信先のノードへ至る通信ルー
トを予め決めておき、この通信ルート上で経由する交換
局のみについてその交換局での出線ルートとなる通信路
番号を指示するようにする。これは発信ノードが、発信
ノードアドレス、着信ノードアドレス及び経由する交換
局のノードアドレスとこの交換局からの出線ルートの通
信路番号をもったルート接続要求パケットを送信するこ
とにより実現される。
【0006】また、ルート接続要求パケットを受信した
各ノードは、ノードの種類により、それぞれ次のように
処理することにより、ルート接続要求パケットを発信ノ
ードから着信ノードへ到達させることができる。
【0007】交換局:受信したルート接続要求パケッ
トの着信ノードアドレスが自ノードの場合は、ルート接
続許可パケットを入線ルートの通信路へ返送する。受信
したルート接続要求パケットの着信ノードアドレスが自
ノードでない場合は、受信したルート接続要求パケット
中の自ノードのルーチング情報に指定されている出線ル
ートの通信路へ、受信したルート接続要求パケットを中
継送信する。尚、ルート接続要求に対し、次ノードへ中
継できない事象が発生した場合は、入線ルートの通信路
へルート切断パケットを返送する。
【0008】中継ノード:受信したルート接続要求パ
ケットの着信ノードアドレスが自ノードの場合は、ルー
ト接続許可パケットを入線ルートの通信路へ返送する。
受信したルート接続要求パケットの着信ノードアドレス
が自ノードでない場合は、受信したルート接続要求パケ
ットを、入線した通信路とは反対の通信路へ中継送信す
る。
【0009】終端ノード:受信したルート接続要求パ
ケットの着信ノードアドレスが自ノードの場合は、ルー
ト接続許可パケットを入線ルートの通信路へ返送する。
受信したルート接続要求パケットの着信ノードアドレス
が自ノードでない場合は、入線ルートの通信路へルート
切断パケットを返送する。
【0010】また、各ノードは、ルート接続許可パケッ
トを受信した場合、このルート接続許可パケットに対応
するルート接続要求を受信した入線ルートの通信路に、
ルート接続許可パケットを中継返送することにより、ル
ート接続要求をしたノードにルート接続許可パケットが
到達し通信ルートの確立が完了する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明において通信ルートの決定に
使用するルート接続要求パケットの形式の1実施例であ
る。図1で、41はパケットの種類を示すパケット識別
子、42は発信元ノードのノードアドレスである発信ノ
ードアドレス45の桁数を示す発信ノードアドレス桁
数、43は着信先ノードのノードアドレスである着信ノ
ードアドレス44の桁数を示す着信ノードアドレス桁
数、46は発信ノードと着信ノードとの間にあって中継
するノードの数を示す最大中継ノード段数、47はルー
トを識別するためのルート番号、48は該ルート上で経
由する交換局の情報件数を示すルーチング情報件数、4
9〜51はルーチング情報である。このルーチング情報
は、前記ルーチング情報件数48に示される数だけあ
り、各ルーチング情報とも同一の構成である。ルーチン
グ情報#1(49)を例にすれば、ルーチング情報は交
換局ノードアドレス桁数49aと交換局ノードアドレス
49bと出線ルート通信路番号49cとからなる。
【0012】図2に示す通信網を例にして通信ルートの
確立の方法を説明する。尚、説明を簡明にするため、異
常時の処理については説明を省略している。図2で、1
a、1bは終端ノード、2a、2b、2c、2dは中継
ノード、3a、3bは交換局であり、4a〜4iはそれ
ぞれ通信路である。
【0013】ここで、中継ノード2cは、中継ノード2
bと通信するルートとして、中継ノード2aと交換局3
aを経由するルート#1(5a)と交換局3bと中継ノ
ード2dを経由するルート#2(5b)の2つのルート
をもっているものとする。また、各ノードのノードアド
レスは4桁で定義され、中継ノード2cのノードアドレ
スは「0022」、交換局3bのノードアドレスは「0
012」、中継ノード2bのノードアドレスは「002
1」とし、通信路4hの交換局3bにおける通信路番号
は「3」とする。
【0014】このとき、中継ノード2cが中継ノード2
bに対してルート#2(5b)の通信ルートを確立する
方法を説明する。中継ノード2cが送信するルート接続
要求パケットは具体的に図3の通りとなる。図3で、パ
ケット識別子41は「ルート接続要求パケット」である
こと、発信ノードアドレス桁数42、着信ノードアドレ
ス桁数43、交換局ノードアドレス桁数49aはともに
「4」であること、着信ノードアドレス43は中継ノー
ド2bのノードアドレスを示す「0021」であるこ
と、発信ノードアドレスは中継ノード2cのノードアド
レスを示す「0022」であること、最大中継ノード段
数46は交換局3bと中継局2dを経由する「2」段で
あること、ルート番号47はルート#2(5b)を示す
「2」であること、ルーチング情報件数48は経由する
交換局が交換局3bのみの「1」件であること、交換局
ノードアドレス49bは経由する交換局3bのノードア
ドレスが「0012」であること、出線ルート通信路番
号49cは交換局3bにおける通信路4hの通信路番号
が「3」であることをそれぞれ表している。
【0015】さて、発信ノードである中継ノード2cは
図3に示すルート接続要求パケットを通信路4gに送出
し、このルート接続要求パケットは交換局3bによって
受信される。交換局3bは、まず、受信したパケットの
着信ノードアドレス44を調べる。着信ノードアドレス
44の内容が「0021」で、自ノードのアドレスとは
異なるため、中継先を調べる。交換局ノードアドレス4
9bの内容が「0012」であることから、自ノードで
使用すべきルーチング情報があることを確認し、出線ル
ート通信路番号49cの内容「3」で指示された通信路
番号が3である通信路4hへ、受信したパケットを中継
送出する。この中継送出されたパケットは中継ノード2
dによって受信される。
【0016】中継ノード2dも受信したパケットの着信
ノードアドレス44を調べ、自ノード宛でないことが分
かり、この受信したパケットを、受信した通信路4hの
反対側の通信路4fへ中継送出する。この中継送出され
たパケットは中継ノード2bによって受信される。
【0017】中継ノード2bは、受信したパケットのパ
ケット識別子41と着信ノードアドレス44と発信ノー
ドアドレス45から、中継ノード2cから自ノードに宛
てられたルート接続要求であることが分かり、中継ノー
ド2c宛のルート接続許可パケットを、受信した通信路
である通信路4fへ返送する。
【0018】この返送されたパケットは、中継ノード2
dで受信され、対応するルート接続要求パケットを受信
した通信路である通信路4hへ中継返送される。そし
て、この返送されたルート接続許可パケットは、交換局
3bでも同様に処理され、通信路4gへ中継返送されて
中継ノード2cに到達する。以上で、ルート#2(5
b)の通信ルートが確立された。
【0019】尚、 最大中継ノード段数46について説
明しなかったが、これは中継する各ノードで1づつ減算
して負になったらエラーにするというエラーチェックに
使用するものである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、各ノードが自身が必要
とする通信ルートを決め、そのルート上にある交換局の
みの情報さえ持っていれば通信ルートを決定できるた
め、交換局が膨大なルーチング情報を持つ必要がない。
従って、回線網の変更に伴うメンテナンス性の良いデー
タ通信網を構築できる。例えば、1親局対多数子局の関
係でデータ通信を行う場合、親局でのみルーチング情報
を管理すればよく、交換局はなんらルーチング情報をも
つ必要がないため、効果が顕著である。この例を図4に
より説明する。図4で、2aは中継ノードである子局
A、2bは中継ノードである子局B、2cは中継ノード
である親局、3aは交換局である子局C、1aは終端ノ
ードである子局Dである。このように構成された回線網
では、親局2cは、子局A(2a)とはルート5aで、
子局B(2b)とはルート5bで、子局C(3a)とは
ルート5cで、子局D(1a)とはルート5dでそれぞ
れ通信するように決めた場合、親局2cがルート5dに
おける子局3aから子局1aへの出線ルートの通信路番
号のみをルーチング情報として管理するだけでよい。
【0021】また、同一着信ノードに対して複数の通信
ルートを設定でき、中継ルート途上での回線障害に対す
る耐性を必要に応じて高めることができる。この例を図
5により説明する。図5において、2a、2b、2c及
び2cは中継ノードであり、3a、3b及び3cは交換
局である。このような回線網において、中継ノード2c
を発信ノードとし中継ノード2bを着信ノードとする通
信ルートは、交換局3bと中継ノード2aと交換局3a
とで中継するルート#1(5a)、交換局3bと交換局
3cとで中継するルート#2(5b)及び中継ノード2
dと交換局3cとで中継するルート#3(5c)の3ル
ートを実現できている。
【0022】以上のように、本発明によれば、回線網の
構成変更に伴うメンテナンスのコストと時間を最小に押
さえ、かつ、必要な信頼性を備えたデータ通信網を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において通信ルートの決定に使用するル
ート接続要求パケットの形式の1実施例を示す図であ
る。
【図2】回線網の例を示す図である。
【図3】ルート接続要求パケットの具体例である。
【図4】メンテナンス性での効果の1例を示す図。
【図5】耐性での効果の1例を示す図。
【符号の説明】
1a、1b 終端ノード 2a〜2d 中継ノード 3a〜3c 交換局 4a〜4i 通信路 5a〜5d 通信ルート 41 パケット識別子 42 発信ノードアドレス桁数 43 着信ノードアドレス桁数 44 着信ノードアドレス 45 発信ノードアドレス 46 最大中継ノード段数 47 ルート番号 48 ルーチング情報件数 49 ルーチング情報#1 49a 交換局ノードアドレス桁数 49b 交換局ノードアドレス 49c 出線ルート通信路番号 50 ルーチング情報#2 51 ルーチング情報#n

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】専用回線で網状に接続された装置群の間
    で、発信ノードから着信ノードに至る通信ルートを決定
    する方法において、発信ノードは、予め着信ノードに至
    るルートを決め、この決められたルート選択に必要なル
    ーチング情報をパケットの中に埋め込んでおき、発信ノ
    ードと着信ノードとの間にあってパケットを中継するノ
    ードは、前記パケットに埋め込まれたルーチング情報を
    参照し、このルーチング情報により決められているルー
    トにパケットを順次中継して通信ルートを確立すること
    を特徴とした専用回線における簡易パケット交換方法。
JP3185095A 1995-01-30 1995-01-30 専用回線網における簡易パケット交換方法 Pending JPH08204751A (ja)

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