JPH08204747A - 端末登録方法、ファクシミリ蓄積交換通信システム及びファクシミリ蓄積交換装置 - Google Patents

端末登録方法、ファクシミリ蓄積交換通信システム及びファクシミリ蓄積交換装置

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JPH08204747A
JPH08204747A JP7007004A JP700495A JPH08204747A JP H08204747 A JPH08204747 A JP H08204747A JP 7007004 A JP7007004 A JP 7007004A JP 700495 A JP700495 A JP 700495A JP H08204747 A JPH08204747 A JP H08204747A
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Takaaki Ishida
敬昭 石田
Sei Goto
聖 後藤
Atsushi Koinuma
敦 鯉沼
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信システムを構成する任意のファクシミリ
蓄積交換装置に端末情報を簡単な操作で同期を確実にと
って登録することができる。 【構成】 ファクシミリ蓄積交換装置1−1に新たに増
設するファクシミリ端末2−7を接続すべく、コンソー
ル3から前記端末の端末情報を入力すると、前記装置1
−1のCPU11は端末登録特権を他の端末装置1−1
又は1−3等から回線網4を通して獲得する処理を行
い、獲得できなかった場合は登録処理を行わず、獲得で
きた場合のみ前記コンソール3から入力された端末情報
を磁気ディスク装置12に登録すると共に、回線網4を
介して他のファクシミリ蓄積交換装置1−2、1−3に
も同端末情報を知らせて、各磁気ディスク装置12に登
録させる。これにより、任意のファクシミリ蓄積交換装
置に端末情報を同期をとって登録することができ、シス
テムの拡張性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ蓄積交換に
おける中継にあって管理するファクシミリ端末装置の登
録及びファクシミリ蓄積交換装置に入力された画像デー
タの削除処理を行う端末登録方法、ファクシミリ蓄積交
換通信システム及びファクシミリ蓄積交換装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のファクシミリ蓄積交換通信
システムは、図11に示すように、複数台のファクシミ
リ蓄積交換装置1−1〜1−3が回線網を通じて相互に
接続され、各ファクシミリ蓄積交換装置1に複数台のフ
ァクシミリ端末2−1〜2−nを接続した構成となって
いる。各蓄積交換装置1には接続されている管理下のフ
ァクシミリ端末2−1〜2−nの発信元名称や使用する
通信モードの種類或いは電話番号等が登録されており、
この登録情報に基づいた前記の(例えば、同報サービ
ス、私書箱サービス、親展箱サービス)通信サービスが
行なわれている。
【0003】従って、各ファクシミリ蓄積交換装置1に
新たにファクシミリ端末を増設した場合、このファクシ
ミリ端末に係わる上記通信サービスに関する情報を登録
しなければならない。しかし、このような複数台のファ
クシミリ蓄積交換装置が接続して成る通信システムで
は、ファクシミリ蓄積交換装置の登録情報が他の全ての
ファクシミリ蓄積交換装置にも登録されていないと、発
信、着信や通信サービスを行なうことができず、場合に
よって通信不能になることもあるため、各ファクシミリ
蓄積交換装置が端末情報登録に際して、同一の情報が他
の全てのファクシミリ蓄積交換装置にも登録されるよう
に、登録情報のを合せる必要がある。
【0004】上記のように端末情報の登録を合せるに
は、予め増設用のファクシミリ蓄積交換装置を設置して
おき、このファクシミリ蓄積交換装置に新たなファクシ
ミリ端末情報の登録を行うようにすればよい。この場
合、システムが電気的に固定化されてしまい新たなファ
クシミリ端末を増設することができず、システムの拡張
性に柔軟性がなく、非常に使い勝手が悪いという欠点が
あった。この欠点を回避するには、端末情報を登録でき
るファクシミリ蓄積交換装置を予め決めておき、このフ
ァクシミリ蓄積交換装置に前記端末情報を登録し、且
つ、この登録情報を他のファクシミリ蓄積交換装置にも
登録した後に運用を開始すれば良い。しかし、この方法
では登録に手間や時間がかかると共に場合によっては各
ファクシミリ端末間の登録情報の内容に誤りが生じて、
正常な通信を行なうことができなくなってしまうという
欠点があった。
【0005】ところで、上記のような各蓄積交換装置に
おいて、管理下のファクシミリ端末から画データを蓄積
するハードディスクなどに入力された画像データ(原
稿)は指定されたサービス処理を完了すると即座に削除
して、前記ファクシミリ蓄積交換装置内から抹消する処
理が行なわれている。しかし、このような処理を行なう
と、前記ファクシミリ蓄積交換装置から宛先へ正常へ送
信されなかった原稿や、正常に送信された後に再度送信
したい原稿等があった際に、上記のように既に処理完了
原稿として削除されているため、このような原稿を検索
して指定された宛先に出力すること(原稿の検索処理)
ができないという欠点があった。したがって、再度、不
達宛先(原稿が正常に送信できなかった宛先)へ原稿を
送信するには、前記原稿をファクシミリ装置からファク
シミリ蓄積交換装置側に再送信しなければならず、その
操作に手間及び時間がかかるという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のフ
ァクシミリ蓄積交換装置を複数台用いた場合の通信シス
テムでは、ファクシミリ蓄積交換装置に新たなファクシ
ミリ端末に増設を行なうことができず、システムに柔軟
性がなく非常に使い勝手が悪いという欠点があった。そ
こで、この欠点を回避するために、新たに端末情報が登
録されたファクシミリ蓄積交換装置の登録情報を直ちに
他のファクシミリ蓄積交換装置にも登録した後、システ
ムの運用を開始するようにして、各ファクシミリ蓄積交
換装置に登録されている端末登録情報に誤りが発生しな
ければならなかった。しかし、これでは、登録に手間や
時間がかかると共に場合に因っては各ファクシミリ端末
間の登録情報の内容に矛盾が生じて、正常な通信システ
ムを行なうことができなくなってしまうという欠点があ
った。
【0007】また、上記のようなファクシミリ蓄積交換
装置は、発信元で指定された通信サービス処理が完了し
た画データ(原稿)を即座に削除するので、通信異常等
で処理が終了した原稿等の原因調査のために、原稿の検
索(指示した宛先へ指示した原稿を出力する機能)を行
いたくともすることができないという欠点があった。そ
の上、再度、不達宛先(原稿が正常に送信できなかった
宛先)等へ原稿を送信するには、再び原稿を上記装置へ
入力して送信する等の手間がかかるという欠点があっ
た。
【0008】本発明は上記の欠点を除去し、任意のファ
クシミリ蓄積交換装置に端末情報を簡単且つ登録するこ
とができる請求項1記載の端末登録方法と共に、原稿の
交換処理が終わった原稿(画データ)を直ちに削除せず
に一定期間保持し続けるようにして原稿の検索出力や再
送を簡単に行なうことができる端末登録方法、ファクシ
ミリ蓄積交換通信システム及びファクシミリ蓄積交換装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明は、複数台のファクシミリ蓄積交換装置
を回線網を介して接続して成る通信システムの前記ファ
クシミリ蓄積交換装置に管理下に入るファクシミリ端末
の端末情報を登録する際の端末登録方法にあって、前記
複数台のファクシミリ蓄積交換装置の中の要求があった
装置上に前記回線網を通して伝送される端末登録特権を
設けておき、前記端末情報登録対象となったファクシミ
リ蓄積交換装置は前記端末登録特権を自装置上に獲得し
た場合に限り、前記端末情報を装置内に登録すると共に
前記端末情報を他の全てのファクシミリ蓄積交換装置に
前記回線網を通して登録するものである。
【0010】請求項2の発明は、複数台のファクシミリ
蓄積交換装置を回線網を介して接続して成るファクシミ
リ蓄積交換通信システムにおいて、管理下に入るファク
シミリ端末の端末情報を入力する入力手段と、この入力
手段から前記端末情報が入力された時点で、自装置内に
端末登録特権が獲得されていない場合には前記回線網を
通して他のファクシミリ蓄積交換装置にアクセスして他
のファクシミリ蓄積交換装置上の解放された端末登録特
権を自装置上に獲得する獲得手段と、この獲得手段によ
り前記端末登録特権が自装置上に獲得された場合又は当
初から前記端末登録特権が自装置上に獲得されてあった
場合に限り、前記入力手段により入力される端末情報を
自装置内に登録すると共にこの端末情報を前記回線網を
介して他の全てのファクシミリ蓄積交換装置内に登録す
る登録手段と、この登録手段による前記端末情報の登録
が終了した時点で、前記獲得手段により獲得した端末登
録特権を解放する特権解放手段とを前記各ファクシミリ
蓄積交換装置に具備した構成である。
【0011】請求項5の発明は、ファクシミリ蓄積交換
装置において、発信元のファクシミリ端末から入力され
た原稿の同発信元ファクシミリ端末から指定されたサー
ビス処理が完了してから、前記入力原稿を装置内に引き
続いて保存する保存期間を設定する設定手段と、この設
定手段によって設定された保存期間が過ぎるまでは前記
入力原稿を装置内に保存する保存手段と、この保存手段
により保存されている原稿を特定する情報とサービス種
別及び宛先情報が管理下のファクシミリ端末から入力さ
れると、これら情報に従った処理を前記原稿に対して施
す処理手段とを具備した構成である。
【0012】
【作用】請求項1の発明の端末登録方法にあって、前記
複数台のファクシミリ蓄積交換装置の中の要求があった
装置に前記回線網を通して伝送される端末登録特権が設
けられていることにより、前記端末情報登録対象となっ
たファクシミリ蓄積交換装置は前記端末登録特権を自装
置上に獲得した場合に、前記端末情報を装置内に登録で
きると共に、前記端末情報を他の全てのファクシミリ蓄
積交換装置に前記回線網を通して登録することができ、
前記端末登録特権を自装置上に獲得できなかった場合は
前記端末情報を登録することができないので、各ファク
シミリ蓄積交換装置の端末登録情報に誤ることがなく、
任意のファクシミリ蓄積交換装置に端末登録情報を登録
できる。
【0013】請求項2の発明のファクシミリ蓄積交換通
信システムにおいて、各ファクシミリ蓄積交換装置の入
力手段は管理下に入るファクシミリ端末の端末情報を入
力する。獲得手段は前記入力手段から前記端末情報が入
力された時点で、自装置内に端末登録特権が獲得されて
いない場合には前記回線網を通して他のファクシミリ蓄
積交換装置にアクセスして他のファクシミリ蓄積交換装
置上の解放された端末登録特権を自装置上に獲得する。
登録手段は前記獲得手段により前記端末登録特権が自装
置上に獲得された場合又は当初から前記端末登録特権が
自装置上に獲得されてあった場合に、前記入力手段によ
り入力される端末情報を自装置内に登録すると共に、こ
の端末情報を前記回線網を介して他の全てのファクシミ
リ蓄積交換装置内に登録する。特権解放手段は前記登録
手段による前記端末情報の登録が終了した時点で、前記
獲得手段により獲得した端末登録特権を解放する。これ
により、任意のファクシミリ蓄積交換装置に端末登録情
報を登録できる。しかも端末登録情報を誤ることなく合
せることができる。
【0014】請求項5の発明のファクシミリ蓄積交換装
置において、設定手段は発信元のファクシミリ端末から
入力された原稿の同発信元ファクシミリ端末から指定さ
れた通信サービス処理(例えば、発信)が完了してか
ら、前記入力原稿を装置内に引き続いて保存する保存期
間を設定する。保存手段は前記設定手段によって設定さ
れた保存期間が過ぎるまでは前記入力原稿を装置内に保
存する。処理手段は前記保存手段により保存されている
原稿を特定する情報と通信サービス種別及び宛先情報が
管理下のファクシミリ端末から入力されると、これら情
報に従った処理を前記原稿に対して施す。これにより、
指定されたサービス処理が完了した原稿が直ちに削除さ
れず、上記した保存期間内は装置内に保存されるため、
前記原稿の再送時にこの原稿を蓄積交換装置に再入力す
る必要をなくすことができる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の端末登録方法を採用したファ
クシミリ蓄積交換通信システムの一実施例を示したブロ
ック図である。1−1〜1−3はファクシミリ蓄積交換
装置であり、通信回線を通してこれらファクシミリ蓄積
交換装置が相互に接続されている。各ファクシミリ蓄積
交換装置1は回線網4を介して管理下の複数のファクシ
ミリ端末2−1〜2−nを接続している。又、上記した
各ファクシミリ蓄積交換装置1は蓄積交換動作や端末登
録動作等の各種の制御を行なうCPU11と、画像デー
タ或いは登録情報等が蓄積される磁気ディスク装置12
及び発呼、着信、データ送受信制御を行う通信制御装置
13を有し、更に登録情報等を入力するためのコンソー
ル3を接続している。
【0016】次に本実施例の動作について説明する。例
えばファクシミリ蓄積交換装置1−1のCPU11は自
己の管理下のファクシミリ端末2−1〜2−nから通信
制御装置13に入力された画データ(原稿)をハードデ
ィスクなどの磁気ディスク装置12に一旦蓄積した後、
前記端末から指示された同報サービス、私書箱サービ
ス、親展箱サービス等に基づいて、前記蓄積した画デー
タ(原稿)を管理下の他のファクシミリ端末2に配信し
たり、宛先が他のファクシミリ蓄積交換装置1の管理下
のファクシミリ端末であった場合は、前記原稿を他のフ
ァクシミ蓄積交換装置1を通して前記宛先の端末に配信
する等の処理を行なう。
【0017】ここで、例えばファクシミリ蓄積交換装置
1−1に新たにファクシミリ端末2−7を接続すべく、
この端末情報をファクシミリ蓄積交換装置1−1に登録
する場合には、図2に示したフローチャートに示した処
理が行なわれる。まず、ファクシミリ蓄積交換装置1−
1のオペレータはファクシミリ端末2−7の名称や動作
モード(G3、G4等)或いは電話番号等の端末情報を
コンソール3からCPU11に入力する。これにより、
CPU11はステップ201にて入力された端末情報が
正しいかどうかを判定し、正しくない場合はコンソール
3にエラー表示等を行なって処理を終了し、正しい場合
はステップ202に進む。
【0018】ステップ202にてCPU1は端末登録特
権を検索する処理を開始し、端末登録特権が自装置内に
あった場合はこれを解放状態から獲得状態に変更し、前
記端末登録特権が自装置内になかった場合は、他のファ
クシミリ蓄積交換装置1に電話をかけて、端末登録特権
を探しだし、探し出した端末登録特権を自装置に獲得す
る処理を行なった後、ステップ203にて端末登録特権
を獲得したか否かを判定し、獲得した場合はステップ2
05へ進み、端末登録特権を持っているファクシミリ蓄
積交換装置が前記端末登録特権を解放していないなどの
事情で、前記端末登録特権を獲得できない場合はステッ
プ204へ進む。ステップ204へ進んだ場合、CPU
11は端末登録特権検索処理を終了する。
【0019】一方、CPU11はステップ205へ進む
と、端末情報登録開始処理を行なう。まず、CPU11
はコンソール3から入力されたファクシミリ端末1−7
の端末情報を他のファクシミリ蓄積交換装置1−2、1
−3に発信して通知する処理を行ない、ステップ206
にて前記登録した端末情報を他のファクシミリ蓄積交換
装置1−2、1−3に回線網4を通して通知できたか否
かを判定し、通知できない場合はステップ208へ飛
び、通知できた場合はステップ207へ進む。ここで、
前記した端末情報の通知を受けた他のファクシミリ蓄積
交換装置は、この端末登録情報を自装置内に登録する処
理を行う。CPU11はステップ207にて前記コンソ
ール3から入力されたファクシミリ端末1−7の端末情
報を磁気ディスク12の所定の記憶領域に登録してステ
ップ208へ進む。CPU11はステップ208にて獲
得しておいた端末登録特権を解放状態とした後、ステッ
プ209へ進んで端末登録処理を終了する。尚、上記の
ように端末登録特権を獲得したファクシミリ蓄積交換装
置以外のファクシミリ蓄積交換装置は自装置からの端末
情報の登録処理を行うことができない。
【0020】本実施例によれば、ファクシミリ蓄積交換
装置1−1〜1−3の中で端末登録特権を獲得したファ
クシミリ蓄積交換装置のみが新たなファクシミリ端末の
端末情報を登録でき、しかもこの登録処理において、前
記登録情報が他のファクシミリ蓄積交換装置にも回線網
4を通してほぼ同時に登録され、その上、この登録が終
了されるまでは前記端末登録特権を解放できないため、
各ファクシミリ蓄積交換装置間の端末登録情報の同期を
確実にとることができる。しかも、上記した端末登録特
権を獲得する処理は装置が自動的に行うため、利用者の
端末情報登録処理操作が繁雑にならず、容易な操作で上
記処理を行うことができると共に、通信システムを構成
する任意のファクシミリ蓄積交換装置1に新規のファク
シミリ端末2を増設することができ、システムを柔軟に
拡張することができる。
【0021】図3は本発明のファクシミリ蓄積交換装置
の一実施例を示したブロック図である。1はファクシミ
リ蓄積交換装置で、CPU11、登録データなどを格納
する磁気ディスク装置12A、画像データ等を格納する
ハードディスクなどの磁気ディスク装置12B、CPU
11の動作に必要なデータを記憶したメモリ13、磁気
ディスク装置12Bに対するデータの読み書きを制御す
るディスク制御装置14、画像データ等を格納する磁気
ディスク装置12B及び通信制御部(CCE)15を有
している。2−1〜2−nはファクシミリ端末、3はコ
ンソールで、入力部31と表示部32から成っている。
【0022】図4(A)、(B)、(C)は図1に示し
た磁気デイスク12A内に設けられたテーブル群であ
る。121は原稿保存期間格納テーブルであり、本テー
ブル内の設定情報に基づき原稿種別毎の原稿保存期間が
決定される。122は原稿保存期間中の原稿ビットマッ
プであり、既に処理が完了した原稿を該当する原稿保存
期間ごとに管理する。但し、本実施例では保存期間の最
大値を7日とした場合で説明する。123は原稿保存期
間管理テーブルであり、原稿保存期間の更新処理に用い
られる。
【0023】図5はファクシミリ蓄積交換装置1に蓄積
された画データ(原稿)の種別等を管理するためのファ
イル例である。131は原稿管理ファイルで、磁気ディ
スク12A内に格納されている。
【0024】次に本実施例の動作について説明する。図
6は上記した原稿保存期間格納テーブル121へ原稿保
存期間を設定する流れを示したフローチャートである。
まず、利用者はコンソール3の入力部31から原稿保存
期間の設定指令を出すと、CPU11はステップ601
にて磁気ディスク装置12Aの原稿保存期間格納テーブ
ル121から既存の設定期間を読み出して、表示部32
へ表示する。次に利用者がステップ602にて入力部3
1より新たな保存期間値を入力すると、CPU11はス
テップ603にて前記原稿保存期間格納テーブル121
の該当する既存値を新たな値に変更して、前記設定値を
登録する。このように、原稿保存期間はコンソール3か
らのオペレータの操作で変更することが可能である。
【0025】図7は原稿保存終了時刻設定はテーブル1
23内の原稿保存終了時刻を設定する処理の流れを示し
たフローチャートである。まず、利用者はコンソール2
の入力部21から原稿保存終了時刻の設定指令を出す
と、CPU11はステップ701にて磁気ディスク装置
12Aの原稿保存終了時刻設定テーブル123から原稿
保存終了時刻の既存値を読み出して、表示部22へ表示
する。次に利用者がステップ702にて入力部21より
新たな原稿保存終了時刻値を入力すると、CPU11は
ステップ703にて前記原稿保存期間管理テーブル12
3の該当する既存値を新たな値に変更して、前記設定値
を登録する。このように、原稿保存終了時刻はコンソー
ル3からのオペレータの操作で変更することが可能とな
っている。但し、原稿保存終了時刻とは、原稿保存期間
をカウントするための基準となる時刻である。
【0026】図8は原稿保存終了時刻を基準とした原稿
保存期間のカウント動作を説明する図である。原稿保存
期間は原稿保存終了時刻(図8例では23:00)にな
ると、自動的にCPU11のソフトウェアタイマにより
カウントダウンされる。例えば、一般通信である原稿A
が当日の15:30に指定されたサービスの処理が完了
した場合、図4のテーブル121より一般通信用の原稿
保存期間は“5日”と設定されているため、原稿Aは原
稿保存期間=5日として図4(B)に示したビットマッ
プ122上で管理される。そして、時刻が23:00
(原稿保存終了時刻)になると、全原稿保存期間が上記
したソフトウェアタイマによりカウントダウンされる。
したがって、先ほどの原稿Aの原稿保存期間はこの時点
で5日から4日に変更されると共に、前記原稿Aが原稿
保存期間5日のビットマップ上から原稿保存期間4日の
ビットマップに移されて管理されることになる。
【0027】図9は原稿の処理が完了した後、その原稿
をどのように取り扱うかの処理を示したフローチャート
である。磁気ディスク装置12Aに格納されている図5
に示すような原稿管理ファイル131のレコードNo=
4の一般通信の処理が完了した時点で、CPU11はス
テップ901にて前記レコードNoを取り出して、メモ
リ13の記憶エリアaへ記憶する。次にCPU11は前
記レコードNo4に関わる原稿種別を同ファイル131
から取り出してメモリ13の記憶エリアbへ記憶する。
更にCPU11はステップ903にてメモリ13の記憶
エリアbに記憶したのと同一の原稿種別に対する原稿保
存期間を図4(A)で示した原稿保存期間格納テーブル
121より取り出してメモリ1の記憶エリアcへ記憶す
る。ここまでの処理で、メモリ1の記憶エリアaには4
が、記憶エリアbには一般通信が、記憶エリアcには5
日が記憶される。
【0028】次にCPU11はステップ904にて前記
メモリ1の記憶エリアcに記憶された値が0であるかど
うかを調べ、0である場合はステップ906へ進み、そ
うでない場合はステップ905へ進む。ステップ906
へ進んだ場合、CPU11は前記レコードNo4に関わ
る原稿は保存する必要がないので、テーブル131の該
当するコードデータを削除すると共に、磁気ディスク装
置12Bから該当の原稿を削除する。これにより、テー
ブル131の該当するレコードNoのレコード記憶エリ
アが未使用中になる。一方、ステップ905に進んだ場
合、CPU11はテーブル121における原稿保存期間
5日用のビットマップの4番目のビットをオン
(“1”)にする。これにより、本原稿は原稿保存期間
が有効な間、磁気ディスク装置12Bから削除されずに
保存されることになる。
【0029】図10は、ファクシミリ蓄積交換装置の運
用中に原稿保存終了時刻になった場合や装置を立ち上げ
る場合に、上記した原稿保存期間をどのように取り扱う
かを示したフローチャートである。まず、CPU11は
ステップ101にて原稿保存期間管理テーブル123よ
り原稿削除処理最終日付を取り出してメモリ1の記憶エ
リアdに記憶し、ステップ102にて同テーブル123
より本日の日付を取り出してメモリ1の記憶エリアeへ
記憶する。次にCPU11はステップ103にて前記両
日付の差Δを求め、メモリ1の記憶エリアfへ記憶す
る。CPU11はこの記憶エリアfに記憶された前記両
日付の差Δによって、原稿保存期間のカウントダウンを
何回繰り返せばよいかわかるため、ステップ104にて
前記両日付の差Δが1以上であるかないかを調べる。こ
の結果、前記両日付の差Δが1以上でない場合、CPU
11は処理を終了し、1以上である場合はステップ10
5に進んで前記差Δが7以下であるかないかを判定す
る。その結果、前記差Δが8以上ならば、既に全ての原
稿保存期間が無効となるため、CPU11はステップ1
09に進んでビットマップテーブル122の全ビットマ
ップが示す全原稿を磁気ディスク装置12Bから削除
し、同時にこれら原稿を管理していた原稿管理ファイル
131の該当のレコードデータを削除して未使用状態に
変更する。その後、CPU11はステップ110に進ん
で、テーブル122の全ビットマップのビットをオフ
(“0”)にしてからステップ111へ進む。このステ
ップ109と110の処理によって、原稿保存期間の間
削除されずに保存されていた原稿が全て装置内から削除
されることになる。
【0030】一方、ステップ105にて前記差Δが1以
上7以下と判定された場合、この差ΔだけCPU11は
原稿保存期間のカウントダウンを行う必要がある。但
し、このカウントダウンにより原稿保存期間が0以下に
なるのは、原稿保存期間1から原稿保存期間Δまでの原
稿である。したがって、CPU11はビットマップテー
ブル122における原稿保存期間1用のビットマップか
ら原稿保存期間が前記Δと同じビットマップが示す全原
稿を磁気ディスク装置12から削除し、同時にこれら原
稿を管理していた原稿管理ファイル131の該当のレコ
ードを未使用中に変更する。次にCPU11はステップ
107にて、削除した前記原稿を示していたビットマッ
プ上のビットを全てオフ(“0”)にしてステップ10
8へ進む。CPU11はステップ108にてテーブル1
22の原稿保存期間のビットマップを前記Δ分左へシフ
トさせる。但し、シフトインするビットマップのビット
は全てオフ(“1”)である。このステップ108の処
理によって、原稿保存期間(前記Δ+1)用のビットマ
ップが原稿保存期間1用のビットマップエリアへ移さ
れ、原稿保存期間が更新される。CPU11はステップ
111にて原稿保存終了時刻設定テーブル123の原稿
削除処理最終日付エリアへ本日日付を書き込んで処理を
終了する。
【0031】上記のように、図3のファクシミリ蓄積交
換装置では、発信元端末から入力された原稿の同端末よ
り指示されたサービス処理が終了した後にも、予め設定
されている保存期間がすぎるまでは前記入力原稿を磁気
ディスク装置12Bに保存しているため、CPU11は
この保存期間内にファクシミリ端末2から再送指示や検
索指示が入力された場合、磁気ディスク装置12Bに保
存されている原稿を指示された宛先等に再送する処理を
行う。したがって、再送指示等を出すファクシミリ端末
では、先に入力した情報がファクシミリ蓄積交換装置内
に残っているため、改めて前記原稿をファクシミリ蓄積
交換装置に入力する必要がなくなる。
【0032】本実施例によれば、依頼された配信サービ
ス等の処理が完了した入力原稿を予めコマンドにて設定
しておいた原稿保存期間の間だけ磁気でディスク装置1
2から保存することができるため、既に前記処理が完了
した原稿に対しても、上記期間内であれば、検索出力や
再送指示を行うことができる。このため、通信エラーに
よる異常終了原稿を検索出力し、原因の調査が可能にな
り保守作業の効率アップを図ることができる。又、同報
通信を行ったが不達宛先が多数発生した場合でも、再び
原稿を入力する必要はなく、再送指示と原稿の通断等を
入力するだけで、保存していた原稿を不達宛先へ送信す
ることが可能になり、通信システムの操作性を向上させ
ることができる。更に、原稿保存期間はコマンドにて原
稿種別毎にテーブル121に設定可能であるため、ユー
ザの運用要求に合わせた原稿保存期間の調整を行うこと
ができる。又、原稿保存期間で保存されている原稿は保
存期間内であっても期間単位で強制的に削除することが
可能なため、原稿の蓄積量の調整も可能である。
【0033】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1,2,3,
4,5記載の端末登録方法、ファクシミリ蓄積交換通信
システム及びファクシミリ蓄積交換装置によれば、通信
システムを構成する任意のファクシミリ蓄積交換装置に
簡単な操作で端末情報を同期を確実にとって登録するこ
とができるとともに、管理下のファクシミリ端末から装
置に入力された原稿の処理が終わっても、直ちにこの原
稿を削除せず一定期間保持し続けるようにして原稿の検
索出力や再送を簡単に行なうことができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ蓄積交換システムの一実
施例を示したブロック図。
【図2】図1のシステムにおける端末情報登録処理を示
したフローチャート。
【図3】本発明のファクシミリ蓄積装置の一実施例を示
したブロック図。
【図4】図1に示した磁気ティスク装置12Aに格納さ
れているテーブル例を示した図。
【図5】図1に示した磁気ティスク装置12Aに格納さ
れている原稿管理ファイル例を示した図。
【図6】図1の装置における原稿保存期間の設定処理を
示したフローチャート。
【図7】図1の装置における原稿保存終了時刻の設定処
理を示したフローチャート。
【図8】原稿保存終了時刻と原稿保存期間との関係を示
した図。
【図9】図1の装置における配信処理が完了した後の原
稿の処理の手順を示したフローチャート。
【図10】図1の装置における原稿保存終了時刻到来時
及びシステム立ち上げ処理時における原稿保存期間更新
処理の流れを示すフローチャート。
【図11】従来のファクシミリ蓄積交換システムの一例
を示したブロック図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のファクシミリ蓄積交換装置を回
    線網を介して接続して成る通信システムの前記ファクシ
    ミリ蓄積交換装置に管理下に入るファクシミリ端末の端
    末情報を登録する際の端末登録方法にあって、前記複数
    台のファクシミリ蓄積交換装置の中の要求があった装置
    上に前記回線網を通して伝送される端末登録特権を設け
    ておき、前記端末情報登録対象となったファクシミリ蓄
    積交換装置は前記端末登録特権を自装置上に獲得した場
    合に、前記端末情報を装置内に登録すると共に前記端末
    情報を他の全てのファクシミリ蓄積交換装置に前記回線
    網を通して登録することを特徴とする端末登録方法。
  2. 【請求項2】 複数台のファクシミリ蓄積交換装置を回
    線網を介して接続して成るファクシミリ蓄積交換通信シ
    ステムにおいて、管理下に入るファクシミリ端末の端末
    情報を入力する入力手段と、この入力手段から前記端末
    情報が入力された時点で、自装置内に端末登録特権が獲
    得されていない場合には前記回線網を通して他のファク
    シミリ蓄積交換装置にアクセスして他のファクシミリ蓄
    積交換装置上の解放された端末登録特権を自装置上に獲
    得する獲得手段と、この獲得手段により前記端末登録特
    権が自装置上に獲得された場合又は当初から前記端末登
    録特権が自装置上に獲得されてあった場合に限り、前記
    入力手段により入力される端末情報を自装置内に登録す
    ると共にこの端末情報を前記回線網を介して他の全ての
    ファクシミリ蓄積交換装置内に登録する登録手段と、こ
    の登録手段による前記端末情報の登録が終了した時点
    で、前記獲得手段により獲得した端末登録特権を解放す
    る特権解放手段とを前記各ファクシミリ蓄積交換装置に
    具備したことを特徴とするファクシミリ蓄積交換通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ蓄積交換装置において、発
    信元のファクシミリ端末から入力された原稿の同発信元
    ファクシミリ端末から指定されたサービス処理が完了し
    てから、前記入力原稿を装置内に引き続いて保存する保
    存期間を設定する設定手段と、この設定手段によって設
    定された保存期間が経過するまで前記入力原稿を装置内
    に保存する保存手段とを具備することを特徴とするファ
    クシミリ蓄積交換装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段によって設定される保存期
    間を日付単位とし、且つ、保存期間の最終日の保存終了
    時刻を設定する第2の設定手段を設け、この第2の設定
    手段によって設定された保存期間の最終日の保存終了時
    刻が到来すると、前記保存手段により保存されている前
    記原稿を削除する削除手段を具備することを特徴とする
    請求項3記載のファクシミリ蓄積交換装置。
  5. 【請求項5】 前記保存手段により保存されている原稿
    を特定する情報とサービス種別及び宛先情報が管理下の
    ファクシミリ端末から入力されると、これら情報に従っ
    た処理を前記原稿に対して施す処理手段を具備すること
    を特徴とする請求項3又は4記載のファクシミリ蓄積交
    換装置。
JP7007004A 1995-01-20 1995-01-20 端末登録方法、ファクシミリ蓄積交換通信システム及びファクシミリ蓄積交換装置 Withdrawn JPH08204747A (ja)

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