JPH0820443A - アンローダ設備 - Google Patents

アンローダ設備

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JPH0820443A
JPH0820443A JP15468894A JP15468894A JPH0820443A JP H0820443 A JPH0820443 A JP H0820443A JP 15468894 A JP15468894 A JP 15468894A JP 15468894 A JP15468894 A JP 15468894A JP H0820443 A JPH0820443 A JP H0820443A
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JP15468894A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yasunaga
昌彬 安永
Masashi Okai
正志 岡井
Masaji Hamaya
正司 浜屋
Sadao Degawa
定男 出川
Sunao Niitsuma
素直 新妻
Takuro Nakajima
卓郎 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
JFE Engineering Corp
Original Assignee
IHI Corp
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンローダ設備の自動運転を実施できるよう
にする。 【構成】 走行体3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬送
装置10を有するアンローダ設備において、位置検出セ
ンサ19〜23から出力される検出信号に基づき、走行
体3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬送装置10の移動
の軌跡のデータを記憶する荷役データ記憶器16と、該
データ記憶器16から出力される荷役データ信号及び位
置検出センサ19〜23から出力される検出信号に基づ
き、走行体3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬送装置1
0の駆動装置を作動させる運転制御器17とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉱石などの散積み貨物
を連続的に陸揚げするアンローダ設備に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】岸壁に接岸した船舶の船倉に積載された
鉱石などの散積み貨物を連続的に陸揚げするための荷役
設備の一つに掻取り搬送装置付のアンローダ設備があ
る。
【0003】図4及び図5はアンローダ設備の一例を示
すもので、1は岸壁に沿って延設された一対のレール、
3は走行体であり、該走行体3は、レール1上を走行す
るように構成されている。
【0004】4は旋回体であり、該旋回体4は、前記の
走行体3に対して旋回し得るように設けられている。
【0005】5はブームであり、該ブーム5は、前記の
旋回体4に対して起伏し得るように設けられている。
【0006】このブーム5の先端部には、後述する掻取
り搬送装置10を支持するための先端フレーム6が枢支
されており、該先端フレーム6は、リンク機構7により
前記のブーム5の起伏角度の変化の影響を受けることな
く略水平を保持するようになっている。
【0007】この先端フレーム6には、岸壁に接岸した
船舶11の船倉を見降ろせるように操作室2が設けられ
ている。
【0008】10は掻取り搬送装置であり、該掻取り搬
送装置10は、略垂直に延び且つ上端部が前記の先端フ
レーム6に連結されたバケットエレベータ部8と、該バ
ケットエレベータ部8の下端部より略水平に突出する掻
取り部9とを有している。
【0009】前記のバケットエレベータ部8は、先端フ
レーム6に対して周方向へ回動し得るように、また、掻
取り部9は、バケットエレベータ部8に対して昇降し得
るように構成されている。
【0010】なお、図中46はバラストを示している。
【0011】従来、上記のアンローダ設備によって岸壁
に接岸した船舶11に対する荷役作業を行なう際には、
先端フレーム6に設けた操作室2から運転者が走行体
3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬送装置10の各位置
を目視によって確認し、走行体3、旋回体4、ブーム
5、掻取り搬送装置10の各位置調整機構のそれぞれの
駆動装置を運転機構を介して適宜操作するとともに、掻
取り搬送装置10の搬送駆動機構を作動させることによ
り、船倉内の散積み貨物を掻取り部9、バケットエレベ
ータ部8、及びブーム5と走行体3のそれぞれに設けた
コンベヤ(図示していない)を介して陸揚げするように
している。
【0012】この際、船倉の内部に位置させた掻取り搬
送装置10の掻取り部9が操作室2から見え難い場合に
は、該掻取り部9の位置を確認し且つ掻取り状況を運転
者へ随時連絡するための見張り要員を船倉の上部開口に
配置し、この見張り要員と運転者とが相互に連絡を取り
合って荷役作業を行なっている。
【0013】而して、近年、上述した荷役作業の合理化
を図るために、荷役作業を行なうべき船舶11の寸法や
貨物が積載されている船倉の形状寸法などのデータを予
め把握しておき、このデータに基づいてアンローダ設備
を可能なかぎり自動運転できるようにしたいという要望
がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
アンローダ設備では、船舶11を岸壁に係留するための
繋船索のたるみ、潮の干満、船舶11の喫水の変化など
が原因で、岸壁に対する船舶(荷役作業を行うべき船
倉)11の位置が時々刻々変化するという問題があっ
た。
【0015】また、貨物が積載されている船倉は複雑な
形状を有するため、その形状寸法データを図面から読み
とったり、実測することは困難であるという問題があっ
た。
【0016】本発明は、前述の実情に鑑み、船舶データ
記憶器12、走行体3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬
送装置10など各部の位置等の検出センサ19〜23、
荷役データ記憶器16等を備えることによって自動運転
を行ない得るアンローダ設備を提供することを目的とし
てなしたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、岸壁に延設さ
れた走行レール1と、該走行レール1上を走行する走行
体3と、該走行体3に対して旋回し得るように設けられ
た旋回体4と、該旋回体4に対して起伏し得るように設
けられたブーム5と、略垂直に延び且つ上端部がブーム
5の先端部に連結されたバケットエレベータ部8及び該
バケットエレベータ部8の下端部より略水平に突出する
掻取り部9を有する掻取り搬送装置10とを備え、該掻
取り搬送装置10がブーム5に対して回動及び昇降し得
るように構成されたアンローダ設備において、荷役を行
なうべき複数の船舶11の形状及び船倉の形状のデータ
を記憶した船舶データ記憶器12と、荷役を行なうべき
船舶11の所定位置に設置可能な複数のターゲット18
と、前記の走行体3に設けられ且つ各ターゲット18に
対する走行体3の位置を検出する相対位置検出センサ1
9と、走行体3に対する旋回体4の旋回位置を検出する
旋回位置検出センサ20と、旋回体4に対するブーム5
の起伏角度を検出する起伏角度検出センサ21と、ブー
ム5に対する掻取り搬送装置10の昇降位置を検出する
昇降位置検出センサ23と、ブーム5に対する掻取り搬
送装置10の回動位置を検出する回動位置検出センサ2
2と、手動操作によりデータ採取信号25を出力するデ
ータ採取指令器13と、該データ採取指令器13よりデ
ータ採取信号25が出力された際に前記の相対位置検出
センサ19、旋回位置検出センサ20、起伏角度検出セ
ンサ21、昇降位置検出センサ23、回動位置検出セン
サ22より出力される各検出信号28〜32から船舶1
1に対する走行体3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬送
装置10の相対的な移動の軌跡を荷役を行なう船舶11
ごとに記憶する荷役データ記憶器16と、手動操作によ
り船舶選択信号26を出力する船舶選択器14と、手動
操作により自動運転信号27を出力する自動運転指令器
15と、前記の船舶選択器14から船舶選択信号26が
出力され且つ自動運転指令器15から自動運転信号27
が出力された際に船舶データ記憶器12から出力される
船舶データ信号24、相対位置検出センサ19、旋回位
置検出センサ20、起伏角度検出センサ21、昇降位置
検出センサ23、回動位置検出センサ22より出力され
る各検出信号28〜32、荷役データ記憶器16から出
力される荷役データ信号33に基づき走行体3、旋回体
4、ブーム5、掻取り搬送装置10の各駆動装置34〜
39を作動させる運転制御器17とを備えている。
【0018】
【作用】本発明では、初めて荷役を行なう船舶11に対
しては、該船舶11の所定位置に複数のターゲット18
を設置し、手動操作によってデータ採取指令器13より
データ採取信号25を出力させたのち、アンローダ設備
を手動により運転すると、荷役データ記憶器16に、相
対位置検出センサ19、旋回位置検出センサ20、起伏
角度検出センサ21、昇降位置検出センサ23、回動位
置検出センサ22より出力される各検出信号28〜32
に基づいた船舶11に対する走行体3、旋回体4、ブー
ム5、掻取り搬送装置10の相対的な移動の軌跡が記憶
される。
【0019】また、荷役対象の船舶11が以前に荷役デ
ータを採取したことがある場合には、該船舶11の所定
位置に複数のターゲット18を設置し、手動操作により
船舶選択器14から船舶選択信号26を出力させ且つ自
動運転指令器15から自動運転信号27を出力させる
と、運転制御器17が、船舶データ記憶器12から出力
される船舶データ信号24と相対位置検出センサ19、
旋回位置検出センサ20、起伏角度検出センサ21、昇
降位置検出センサ23、回動位置検出センサ22より出
力される各検出信号28〜32と荷役データ記憶器16
から出力される荷役データ信号33に基づき、走行体
3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬送装置10の駆動装
置を作動させる。
【0020】従って船舶11に対するアンローダ設備の
相対的位置を常に把握した状態で作業が行われる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0022】図1は本発明のアンローダ設備の一実施例
の概略を表す斜視図、図2は図1に関連するアンローダ
設備の側面図、図3は図1に関連する制御関係のブロッ
ク系統図であり、図中、図4及び図5と同じものには同
じ符号を付して説明を省略する。
【0023】本実施例では、荷役を行なうべき複数の船
舶11の形状及び船倉の形状のデータを記憶した船舶デ
ータ記憶器12と、手動操作によりデータ採取信号25
を出力し得るデータ採取指令器13と、手動操作により
船舶選択信号26を出力し得る船舶選択器14と、手動
操作により自動運転信号27を出力し得る自動運転指令
器15と、荷役データ記憶器16及び運転制御器17と
を、走行体3に設けた操作室2内に配置する。
【0024】また、荷役対象船舶11の所定位置に設置
可能な複数のターゲット18を用意し、荷役対象船舶1
1が接岸した際に、該船舶11の所定位置に配置した前
記のターゲット18位置を検知することにより船舶11
に対する走行体3の位置を検出し得る相対位置検出セン
サ19を走行体3の船舶11側に配設する。
【0025】さらに、走行体3に対する旋回体4の旋回
位置を検出する旋回位置検出センサ20を旋回体4近傍
の走行体3上面に配置し、旋回体4に対するブーム5の
起伏角度を検出する起伏角度検出センサ21をブーム5
基部近傍の旋回体4に配置し、ブーム5に対するバケッ
トエレベータ部8の回動位置を検出する回動位置検出セ
ンサ22をブーム5先端に設けた先端フレーム6に配置
し、バケットエレベータ部8に対する掻取り部9の昇降
位置を検出する昇降位置検出センサ23をバケットエレ
ベータ部8の所定位置に配置する。
【0026】前記の操作室2内に設けた荷役データ記憶
器16は、前記のデータ採取指令器13よりデータ採取
信号が出力された際に、前記の相対位置検出センサ1
9、旋回位置検出センサ20、起伏角度検出センサ2
1、回動位置検出センサ22、昇降位置検出センサ23
より出力される各検出信号28〜32から船舶11に対
する走行体3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬送装置1
0の相対的な移動の軌跡を、荷役を行なう船舶11ごと
に記憶する装置である。
【0027】また、前記の操作室2内に設けた運転制御
器17は、前記の船舶選択器14から船舶選択信号26
が出力され且つ自動運転指令器15から自動運転信号2
7が出力された際に、船舶データ記憶器12から出力さ
れる船舶データ信号24と、相対位置検出センサ19、
旋回位置検出センサ20、起伏角度検出センサ21、回
動位置検出センサ22、昇降位置検出センサ23より出
力される各検出信号28〜32と、荷役データ記憶器1
6から出力される荷役データ信号33とに基づいて、走
行体3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬送装置10の各
位置調整機構の駆動装置34〜38を作動させる作動指
令信号40〜44を出力し、且つ掻取り搬送装置10の
搬送駆動機構の駆動装置39を作動させる作動指令信号
45を出力するようになっている。
【0028】次に作動について説明する。船舶が初めて
荷役を行なう船舶11である場合には、先ず、該船舶1
1の所定位置にターゲット18を設置し、手動操作によ
ってデータ採取指令器13よりデータ採取信号25を出
力させたのち、従来のアンローダ設備の手動による運転
と同様に、走行体3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬送
装置10の各位置調整機構のそれぞれの駆動装置34〜
38を運転機構を介して適宜操作するとともに、掻取り
搬送装置10の搬送駆動機構の駆動装置39を作動させ
ることにより、掻取り部9、バケットエレベータ部8、
及びブーム5と走行体3のそれぞれに設けたコンベヤ
(図示していない)を介して船倉内の散積み貨物を陸揚
げする。
【0029】アンローダ設備の手動運転を行なうと、相
対位置検出センサ19が前記のターゲット18の位置を
検知し船舶11と走行体3との相対位置を検出して相対
位置検出信号28を出力し、旋回位置検出センサ20が
走行体3に対する旋回体4の旋回位置を検出して旋回位
置検出信号29を出力し、起伏角度検出センサ21が旋
回体4に対するブーム5の起伏角度を検出して起伏角度
検出信号30を出力し、回動位置検出センサ22が先端
フレーム6に対するバケットエレベータ部8の回動位置
を検出して回動位置検出信号31を出力し、昇降位置検
出センサ23がバケットエレベータ部8に対する掻取り
部9の昇降位置を検出して昇降位置検出信号32を出力
する。
【0030】而して、前記のデータ採取指令器13のデ
ータ採取信号25を受信した荷役データ記憶器16が、
前記の各検出センサ19〜23から出力される各検出信
号28〜32に基づき且つ船舶データ記憶器12から出
力される船舶データ信号24と対比して、船舶11に対
する走行体3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬送装置1
0のそれぞれの相対的な移動の軌跡を記憶し、次回以降
の該船舶11に対する自動運転に備える。
【0031】また、荷役対象の船舶11が以前に荷役デ
ータを採取したことがある場合には、該船舶11の所定
位置にターゲット18を設置し、手動操作により船舶選
択器14から船舶選択信号26を出力し且つ自動運転指
令器15から自動運転信号27を出力すると、該自動運
転信号27を受信した運転制御器17が、船舶データ記
憶器12から出力される船舶データ信号24と荷役デー
タ記憶器16から出力される荷役データ信号33とによ
り得られる走行体3と旋回体4とブーム5と掻取り部搬
送装置10の経過時間とともに変化するそれぞれの位置
情報を基準として、相対位置検出センサ19が前記のタ
ーゲット18の位置を検知し船舶11に対する走行体3
の相対位置を検出して出力する相対位置検出信号28
と、旋回位置検出センサ20が走行体3に対する旋回体
4の旋回位置を検出して出力する旋回位置検出信号29
と、起伏角度検出センサ21が旋回体4に対するブーム
5の起伏角度を検出して出力する起伏角度検出信号30
と、回動位置検出センサ22が先端フレーム6に対する
バケットエレベータ部8の回動位置を検出して出力する
回動位置検出信号31と、昇降位置検出センサ23がバ
ケットエレベータ部8に対する掻取り部9の昇降位置を
検出して出力する昇降位置検出信号32とから得られる
走行体3と旋回体4とブーム5と掻取り部搬送装置10
の各位置の比較を行ない、荷役データ信号33に準拠し
てアンローダ設備が作動するように走行体3、旋回体
4、ブーム5、掻取り搬送装置10の各位置調整機構の
それぞれの駆動装置34〜38に対し作動指令信号40
〜44を出力することによりそれらの作動を制御し、且
つ掻取り搬送装置10のバケットエレベータ部8の搬送
駆動機構の駆動装置39に対し作動指令信号45を出力
し、掻取り部9、バケットエレベータ部8、及びブーム
5と走行体3のそれぞれに設けたコンベヤ(図示してい
ない)を作動させ、船倉内の散積み貨物を陸揚げする。
【0032】前記によれば、船舶データ記憶器12と、
走行体3、旋回体4、ブーム5、掻取り搬送装置10の
各部の位置検出センサ19,20,21,22,23、
及び荷役データ記憶器16を設けたので、船舶(船倉)
に対するアンローダ設備の相対的な位置情報を確実に把
握することが可能となり、該位置情報に基づいて自動運
転を行ない得る運転制御器17によってアンローダ設備
の完全な自動運転を行なうことができる。
【0033】なお、本発明は前述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、実施例においては、先端フレームを
水平に保持するため、ブームを平行四辺形のリンク機構
による構成としているが、平行四辺形のリンク機構を採
用せず、油圧シリンダを用いブームの起伏に連動させて
先端フレームを水平に保持するよう構成してもよいこ
と、荷役データ記憶器に記憶された相対的移動軌跡に種
々の計算を行ったうえで自動運転に使用すること、その
他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を
加え得ることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】本発明のアンローダ設備によれば、船舶
データ記憶器12、荷役データ記憶器16から得られる
各種の位置情報に基づいて、時間的に刻々変化するアン
ローダ設備の所期の位置を保持し制御し得るように形成
したので、アンローダ設備の完全な自動運転を行なうこ
とができ且つ形状寸法データの入力も容易であるという
優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンローダ設備の一実施例の概略を表
す斜視図である。
【図2】図1に関連するアンローダ設備の側面図であ
る。
【図3】図1に関連する制御関係のブロック系統図であ
る。
【図4】従来のアンローダ設備の一例の概略を表す斜視
図である。
【図5】図4に関連するアンローダ設備の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 走行レール 3 走行体 4 旋回体 5 ブーム 8 バケットエレベータ部 9 掻取り部 10 掻取り搬送装置 11 船舶 12 船舶データ記憶器 13 データ採取指令器 14 船舶選択器 15 自動運転指令器 16 荷役データ記憶器 17 運転制御器 18 ターゲット 19 相対位置検出センサ 20 旋回位置検出センサ 21 起伏角度検出センサ 22 回動位置検出センサ 23 昇降位置検出センサ 24 船舶データ信号 25 データ採取信号 26 船舶選択信号 27 自動運転信号 28 相対位置検出信号 29 旋回位置検出信号 30 起伏角度検出信号 31 回動位置検出信号 32 昇降位置検出信号 33 荷役データ信号 34〜39 駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜屋 正司 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 出川 定男 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 新妻 素直 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 中島 卓郎 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 岸壁に延設された走行レール(1)と、
    該走行レール(1)上を走行する走行体(3)と、該走
    行体(3)に対して旋回し得るように設けられた旋回体
    (4)と、該旋回体(4)に対して起伏し得るように設
    けられたブーム(5)と、略垂直に延び且つ上端部がブ
    ーム(5)の先端部に連結されたバケットエレベータ部
    (8)及び該バケットエレベータ部(8)の下端部より
    略水平に突出する掻取り部(9)を有する掻取り搬送装
    置(10)とを備え、該掻取り搬送装置(10)がブー
    ム(5)に対して回動及び昇降し得るように構成された
    アンローダ設備において、荷役を行なうべき複数の船舶
    (11)の形状及び船倉の形状のデータを記憶した船舶
    データ記憶器(12)と、荷役を行なうべき船舶(1
    1)の所定位置に設置可能な複数のターゲット(18)
    と、前記の走行体(3)に設けられ且つ各ターゲット
    (18)に対する走行体(3)の位置を検出する相対位
    置検出センサ(19)と、走行体(3)に対する旋回体
    (4)の旋回位置を検出する旋回位置検出センサ(2
    0)と、旋回体(4)に対するブーム(5)の起伏角度
    を検出する起伏角度検出センサ(21)と、ブーム
    (5)に対する掻取り搬送装置(10)の昇降位置を検
    出する昇降位置検出センサ(23)と、ブーム(5)に
    対する掻取り搬送装置(10)の回動位置を検出する回
    動位置検出センサ(22)と、手動操作によりデータ採
    取信号(25)を出力するデータ採取指令器(13)
    と、該データ採取指令器(13)よりデータ採取信号
    (25)が出力された際に前記の相対位置検出センサ
    (19)、旋回位置検出センサ(20)、起伏角度検出
    センサ(21)、昇降位置検出センサ(23)、回動位
    置検出センサ(22)より出力される各検出信号(2
    8)〜(32)から船舶(11)に対する走行体
    (3)、旋回体(4)、ブーム(5)、掻取り搬送装置
    (10)の相対的な移動の軌跡を荷役を行なう船舶(1
    1)ごとに記憶する荷役データ記憶器(16)と、手動
    操作により船舶選択信号(26)を出力する船舶選択器
    (14)と、手動操作により自動運転信号(27)を出
    力する自動運転指令器(15)と、前記の船舶選択器
    (14)から船舶選択信号(26)が出力され且つ自動
    運転指令器(15)から自動運転信号(27)が出力さ
    れた際に船舶データ記憶器(12)から出力される船舶
    データ信号(24)、相対位置検出センサ(19)、旋
    回位置検出センサ(20)、起伏角度検出センサ(2
    1)、昇降位置検出センサ(23)、回動位置検出セン
    サ(22)より出力される各検出信号(28)〜(3
    2)、荷役データ記憶器(16)から出力される荷役デ
    ータ信号(33)に基づき走行体(3)、旋回体
    (4)、ブーム(5)、掻取り搬送装置(10)の各駆
    動装置(34)〜(39)を作動させる運転制御器(1
    7)とを備えてなることを特徴とするアンローダ設備。
JP15468894A 1994-07-06 1994-07-06 アンローダ設備 Pending JPH0820443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15468894A JPH0820443A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 アンローダ設備

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103787096A (zh) * 2014-02-26 2014-05-14 中国人民解放军镇江船艇学院 船舶大舱货物装卸装置
JP2020172352A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 株式会社Ihi 荷揚げ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103787096A (zh) * 2014-02-26 2014-05-14 中国人民解放军镇江船艇学院 船舶大舱货物装卸装置
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