JPH0820442A - アンローダ設備 - Google Patents
アンローダ設備Info
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- JPH0820442A JPH0820442A JP15595194A JP15595194A JPH0820442A JP H0820442 A JPH0820442 A JP H0820442A JP 15595194 A JP15595194 A JP 15595194A JP 15595194 A JP15595194 A JP 15595194A JP H0820442 A JPH0820442 A JP H0820442A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 走行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬
送装置8を有するアンローダ設備において、船舶データ
記憶器12より出力される船舶データ信号13、荷役デ
ータ記憶器14より出力される荷役データ信号15、船
舶選択器30より出力される船舶選択信号31、船倉選
択器32より出力される船倉選択信号33、ブーム旋回
位置検出器20、起伏角度検出器22、昇降位置検出器
24、回動位置検出器26、移動検出器43から出力さ
れる検出信号21,23,25,27,44に基づき、
走行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を
作動させる運転制御器36を設けている。 【効果】 岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起
因する船舶9の姿勢の変化の影響をうけることなく、船
倉10a〜10dの内部のばら積み貨物が自動的に陸揚
げされる。
送装置8を有するアンローダ設備において、船舶データ
記憶器12より出力される船舶データ信号13、荷役デ
ータ記憶器14より出力される荷役データ信号15、船
舶選択器30より出力される船舶選択信号31、船倉選
択器32より出力される船倉選択信号33、ブーム旋回
位置検出器20、起伏角度検出器22、昇降位置検出器
24、回動位置検出器26、移動検出器43から出力さ
れる検出信号21,23,25,27,44に基づき、
走行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を
作動させる運転制御器36を設けている。 【効果】 岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起
因する船舶9の姿勢の変化の影響をうけることなく、船
倉10a〜10dの内部のばら積み貨物が自動的に陸揚
げされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンローダ設備に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】岸壁に接岸した船舶の船倉に積載された
鉱石等のばら積み貨物を陸揚げするための荷役設備の一
つとしてアンローダ設備がある。
鉱石等のばら積み貨物を陸揚げするための荷役設備の一
つとしてアンローダ設備がある。
【0003】アンローダ設備は、図5に示すように、岸
壁1に延設された一対のレール2と、該レール2上を走
行する走行体3と、該走行体3に対して旋回し得るよう
に設けられた旋回体4と、走行体3に対して起伏し得る
ように設けられたブーム5と、略垂直に延び且つ上端部
が前記のブーム5の先端部に連結されたバケットエレベ
ータ部6及び該バケットエレベータ部6の下端部より略
水平に突出するかきとり部7とを有するかきとり搬送装
置8とを備え、該かきとり搬送装置8がブーム5に対し
て旋回し得られ且つ昇降し得るように構成されている。
壁1に延設された一対のレール2と、該レール2上を走
行する走行体3と、該走行体3に対して旋回し得るよう
に設けられた旋回体4と、走行体3に対して起伏し得る
ように設けられたブーム5と、略垂直に延び且つ上端部
が前記のブーム5の先端部に連結されたバケットエレベ
ータ部6及び該バケットエレベータ部6の下端部より略
水平に突出するかきとり部7とを有するかきとり搬送装
置8とを備え、該かきとり搬送装置8がブーム5に対し
て旋回し得られ且つ昇降し得るように構成されている。
【0004】従来、上述したアンローダ設備によって、
岸壁1に接岸した船舶9に対する荷役作業を行う際に
は、アンローダ設備の操作室(図示せず)から運転者
が、走行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置
8の位置を目視によって確認し、走行体3、旋回体4、
ブーム5、かきとり搬送装置8の位置調整機構のそれぞ
れの駆動装置を適宜操作することにより、かきとり搬送
装置8を複数の船倉10a〜10dのうちの所定のもの
の内部に位置させるとともに、かきとり搬送装置8のか
きとり機構の駆動装置を作動させ、船舶9の所定の船倉
10a〜10dの内部のばら積み貨物を陸揚げするよう
にしている。
岸壁1に接岸した船舶9に対する荷役作業を行う際に
は、アンローダ設備の操作室(図示せず)から運転者
が、走行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置
8の位置を目視によって確認し、走行体3、旋回体4、
ブーム5、かきとり搬送装置8の位置調整機構のそれぞ
れの駆動装置を適宜操作することにより、かきとり搬送
装置8を複数の船倉10a〜10dのうちの所定のもの
の内部に位置させるとともに、かきとり搬送装置8のか
きとり機構の駆動装置を作動させ、船舶9の所定の船倉
10a〜10dの内部のばら積み貨物を陸揚げするよう
にしている。
【0005】また、船倉10a〜10dの内部に位置さ
せたかきとり搬送装置8が操作室から見えにくい場合に
は、船舶9の倉口11a〜11dの近傍にかきとり搬送
装置8の位置を確認するための見張り要員を配置し、こ
の見張り要員と運転者とが相互に連絡をとりあって荷役
作業を行っている。
せたかきとり搬送装置8が操作室から見えにくい場合に
は、船舶9の倉口11a〜11dの近傍にかきとり搬送
装置8の位置を確認するための見張り要員を配置し、こ
の見張り要員と運転者とが相互に連絡をとりあって荷役
作業を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、アンローダ設備
による荷役作業の合理化を図るために、荷役作業を行う
べき船舶9の船倉10a〜10dの形状寸法等のデータ
を予め把握しておき、このデータに基づいてアンローダ
設備を可能な限り自動運転できるようにしたい、という
要望がある。
による荷役作業の合理化を図るために、荷役作業を行う
べき船舶9の船倉10a〜10dの形状寸法等のデータ
を予め把握しておき、このデータに基づいてアンローダ
設備を可能な限り自動運転できるようにしたい、という
要望がある。
【0007】ところが、船舶9を岸壁1に係留する係船
索のたるみ、潮の干満、船の喫水の変化等に起因して、
岸壁1に対する船舶9(荷役作業を行うべき船倉10a
〜10d)の位置は刻々と変化する。
索のたるみ、潮の干満、船の喫水の変化等に起因して、
岸壁1に対する船舶9(荷役作業を行うべき船倉10a
〜10d)の位置は刻々と変化する。
【0008】本発明はアンローダ設備による荷役作業の
合理化を図ることを目的としている。
合理化を図ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のアンローダ設備においては、岸壁1に延設さ
れたレール2と、該レール2上を走行する走行体3と、
該走行体3に対して旋回し得るように設けられた旋回体
4と、該旋回体4に対して起伏し得るように設けられた
ブーム5と、略垂直に延び且つ上端部が前記のブーム5
の先端部に連結されたバケットエレベータ部6及び該バ
ケットエレベータ部6の下端部より略水平に突出するか
きとり部7とを有するかきとり搬送装置8とを有し、該
かきとり搬送装置8がブーム5に対して回動し得られ且
つ昇降し得るように構成されたアンローダ設備におい
て、荷役を行うべき複数の船舶9の形状のデータを記憶
する船舶データ記憶器12と、前記の船舶9の各船倉1
0a〜10dの形状のデータ及びその船倉10a〜10
dに対し前記のかきとり搬送装置8を移動させるべき軌
跡のデータを記憶する荷役データ記憶器14と、岸壁1
あるいは走行体3に対する船舶9の距離を検出する距離
検出器17a〜17cと、レール2に対する走行体3の
移動位置を検出する移動検出器43と、走行体3に対す
る旋回体4の旋回位置を検出する旋回位置検出器20
と、旋回体4に対するブーム5の起伏角度を検出する起
伏角度検出器22と、ブーム5に対するかきとり搬送装
置8の昇降位置を検出する昇降位置検出器24と、ブー
ム5に対するかきとり搬送装置8の回動位置を検出する
回動位置検出器26と、前記の船舶データ記憶器12よ
り出力される船舶データ信号13及び距離検出器17a
〜17cより出力される距離検出信号19a〜19cに
基づき岸壁1に対する船舶9の相対位置及び船舶9の姿
勢を求める船舶位置演算器28と、手動操作により船舶
選択信号31を出力する船舶選択器30と、手動操作に
より船倉選択信号33を出力する船倉選択器32と、前
記の船舶選択信号31及び船倉選択信号33に応じて荷
役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉10a〜10d
を判定し且つ前記の船舶位置演算器28より出力される
船舶位置検出信号29、荷役データ記憶器14より出力
される荷役データ信号15、前記の各検出器17a〜1
7c,20,22,24,26,43より出力される検
出信号19a〜19c,21,23,25,27,44
に基づき走行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送
装置8を作動させる運転制御器36とを備えている。
に本発明のアンローダ設備においては、岸壁1に延設さ
れたレール2と、該レール2上を走行する走行体3と、
該走行体3に対して旋回し得るように設けられた旋回体
4と、該旋回体4に対して起伏し得るように設けられた
ブーム5と、略垂直に延び且つ上端部が前記のブーム5
の先端部に連結されたバケットエレベータ部6及び該バ
ケットエレベータ部6の下端部より略水平に突出するか
きとり部7とを有するかきとり搬送装置8とを有し、該
かきとり搬送装置8がブーム5に対して回動し得られ且
つ昇降し得るように構成されたアンローダ設備におい
て、荷役を行うべき複数の船舶9の形状のデータを記憶
する船舶データ記憶器12と、前記の船舶9の各船倉1
0a〜10dの形状のデータ及びその船倉10a〜10
dに対し前記のかきとり搬送装置8を移動させるべき軌
跡のデータを記憶する荷役データ記憶器14と、岸壁1
あるいは走行体3に対する船舶9の距離を検出する距離
検出器17a〜17cと、レール2に対する走行体3の
移動位置を検出する移動検出器43と、走行体3に対す
る旋回体4の旋回位置を検出する旋回位置検出器20
と、旋回体4に対するブーム5の起伏角度を検出する起
伏角度検出器22と、ブーム5に対するかきとり搬送装
置8の昇降位置を検出する昇降位置検出器24と、ブー
ム5に対するかきとり搬送装置8の回動位置を検出する
回動位置検出器26と、前記の船舶データ記憶器12よ
り出力される船舶データ信号13及び距離検出器17a
〜17cより出力される距離検出信号19a〜19cに
基づき岸壁1に対する船舶9の相対位置及び船舶9の姿
勢を求める船舶位置演算器28と、手動操作により船舶
選択信号31を出力する船舶選択器30と、手動操作に
より船倉選択信号33を出力する船倉選択器32と、前
記の船舶選択信号31及び船倉選択信号33に応じて荷
役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉10a〜10d
を判定し且つ前記の船舶位置演算器28より出力される
船舶位置検出信号29、荷役データ記憶器14より出力
される荷役データ信号15、前記の各検出器17a〜1
7c,20,22,24,26,43より出力される検
出信号19a〜19c,21,23,25,27,44
に基づき走行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送
装置8を作動させる運転制御器36とを備えている。
【0010】一方、上記の船倉選択器32、運転制御器
36に替えて、手動操作により運転指令信号35を出力
する運転指令器34と、船舶データ記憶器12より出力
される船舶データ信号13及び移動検出器43より出力
される移動位置検出信号44に基づき走行体3が船舶9
の船倉10a〜10dのいずれの側方に位置しているの
かを判定して船倉判別信号46を出力する船倉判別器4
5と、船舶選択信号31及び船倉判別信号46に応じて
荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉10a〜10
dを判定し且つ前記の運転指令信号35が出力された際
に船舶位置演算器28より出力される船舶位置検出信号
29、荷役データ記憶器14より出力される荷役データ
信号15、各検出器17a〜17c,20,22,2
4,26,43より出力される検出信号19a〜19
c,21,23,25,27,44に基づき走行体3、
旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させる
運転制御器53とを設けた構成とする。
36に替えて、手動操作により運転指令信号35を出力
する運転指令器34と、船舶データ記憶器12より出力
される船舶データ信号13及び移動検出器43より出力
される移動位置検出信号44に基づき走行体3が船舶9
の船倉10a〜10dのいずれの側方に位置しているの
かを判定して船倉判別信号46を出力する船倉判別器4
5と、船舶選択信号31及び船倉判別信号46に応じて
荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉10a〜10
dを判定し且つ前記の運転指令信号35が出力された際
に船舶位置演算器28より出力される船舶位置検出信号
29、荷役データ記憶器14より出力される荷役データ
信号15、各検出器17a〜17c,20,22,2
4,26,43より出力される検出信号19a〜19
c,21,23,25,27,44に基づき走行体3、
旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させる
運転制御器53とを設けた構成とする。
【0011】また、先に述べた距離検出器17a〜17
c、船舶位置演算器28、運転制御器36に替えて、走
行体3に対する船舶9の距離を検出する距離検出器55
a,55bと、船舶9の喫水を検出する喫水検出器57
a〜57dと、船舶データ記憶器12より出力される船
舶データ信号13及び距離検出器55a,55bより出
力される距離検出信号56a,56bに基づき船舶9に
対する走行体3の相対位置を求める相対位置演算器59
と、喫水検出器57a〜57dより出力される喫水検出
信号58a〜58dに基づいて船舶9の姿勢を求める船
舶姿勢演算器61と、船舶選択信号31及び船倉選択信
号33に応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船
倉10a〜10dを判定し且つ前記の相対位置演算器5
9より出力される相対位置検出信号60、船舶姿勢演算
器61より出力される船舶姿勢検出信号62、荷役デー
タ記憶器14より出力される荷役データ信号15、各検
出器20,22,24,26,43より出力される検出
信号21,23,25,27,44に基づき走行体3、
旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させる
運転制御器63を設けた構成とする。
c、船舶位置演算器28、運転制御器36に替えて、走
行体3に対する船舶9の距離を検出する距離検出器55
a,55bと、船舶9の喫水を検出する喫水検出器57
a〜57dと、船舶データ記憶器12より出力される船
舶データ信号13及び距離検出器55a,55bより出
力される距離検出信号56a,56bに基づき船舶9に
対する走行体3の相対位置を求める相対位置演算器59
と、喫水検出器57a〜57dより出力される喫水検出
信号58a〜58dに基づいて船舶9の姿勢を求める船
舶姿勢演算器61と、船舶選択信号31及び船倉選択信
号33に応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船
倉10a〜10dを判定し且つ前記の相対位置演算器5
9より出力される相対位置検出信号60、船舶姿勢演算
器61より出力される船舶姿勢検出信号62、荷役デー
タ記憶器14より出力される荷役データ信号15、各検
出器20,22,24,26,43より出力される検出
信号21,23,25,27,44に基づき走行体3、
旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させる
運転制御器63を設けた構成とする。
【0012】更に、前記の距離検出器17a〜17c、
船舶位置演算器28、船倉選択器32、運転制御器36
に替えて、運転指令器34と、距離検出器55a,55
bと、喫水検出器57a〜57dと、相対位置演算器5
9と、船舶姿勢演算器61と、手動操作により入力され
た船倉10a〜10dに対する荷役順序のデータ及び荷
揚げ量のデータに応じた荷役計画信号65を出力する荷
役作業設定器64と、船舶選択信号31及び荷役計画信
号65に応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船
倉10a〜10dを判定し且つ荷役データ記憶器14よ
り出力される荷役データ信号15、各検出信号60,6
2,21,23,25,27,44に基づき走行体3、
旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させる
運転制御器66とを設けた構成とする。
船舶位置演算器28、船倉選択器32、運転制御器36
に替えて、運転指令器34と、距離検出器55a,55
bと、喫水検出器57a〜57dと、相対位置演算器5
9と、船舶姿勢演算器61と、手動操作により入力され
た船倉10a〜10dに対する荷役順序のデータ及び荷
揚げ量のデータに応じた荷役計画信号65を出力する荷
役作業設定器64と、船舶選択信号31及び荷役計画信
号65に応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船
倉10a〜10dを判定し且つ荷役データ記憶器14よ
り出力される荷役データ信号15、各検出信号60,6
2,21,23,25,27,44に基づき走行体3、
旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させる
運転制御器66とを設けた構成とする。
【0013】
【作用】本発明のアンローダ設備では、船舶データ記憶
器12より出力される船舶データ信号13と、荷役デー
タ記憶器14より出力される荷役データ信号15と、船
舶選択器30より出力される船舶選択信号31と、船倉
選択器32より出力される船倉選択信号33と、各検出
器20,22,24,26,43から出力される検出信
号21,23,25,27とに基づき、走行体3、旋回
体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させる運転
制御器36を有しているので、岸壁1に対する船舶9の
移動及び荷揚げに起因する船舶9の姿勢の変化の影響を
うけることなく、船倉10a〜10dの内部のばら積み
貨物が自動的に陸揚げされる。
器12より出力される船舶データ信号13と、荷役デー
タ記憶器14より出力される荷役データ信号15と、船
舶選択器30より出力される船舶選択信号31と、船倉
選択器32より出力される船倉選択信号33と、各検出
器20,22,24,26,43から出力される検出信
号21,23,25,27とに基づき、走行体3、旋回
体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させる運転
制御器36を有しているので、岸壁1に対する船舶9の
移動及び荷揚げに起因する船舶9の姿勢の変化の影響を
うけることなく、船倉10a〜10dの内部のばら積み
貨物が自動的に陸揚げされる。
【0014】一方、上記の船倉選択器32、運転制御器
36に替えて、運転指令器34、船倉判別器45、運転
制御器53を設けた場合には、運転指令器34から運転
指令信号35が運転制御器53に対して出力されると、
船舶データ信号13と、荷役データ信号15と、船舶選
択信号31と、船倉判別器45より出力される船倉判別
信号46と、各検出信号21,23,25,27とに基
づき、運転装置53が、走行体3、旋回体4、ブーム
5、かきとり搬送装置8を作動させるので、岸壁1に対
する船舶9の移動及び荷揚げに起因する船舶9の姿勢の
変化の影響をうけることなく、船倉10a〜10dの内
部のばら積み貨物が自動的に陸揚げされる。
36に替えて、運転指令器34、船倉判別器45、運転
制御器53を設けた場合には、運転指令器34から運転
指令信号35が運転制御器53に対して出力されると、
船舶データ信号13と、荷役データ信号15と、船舶選
択信号31と、船倉判別器45より出力される船倉判別
信号46と、各検出信号21,23,25,27とに基
づき、運転装置53が、走行体3、旋回体4、ブーム
5、かきとり搬送装置8を作動させるので、岸壁1に対
する船舶9の移動及び荷揚げに起因する船舶9の姿勢の
変化の影響をうけることなく、船倉10a〜10dの内
部のばら積み貨物が自動的に陸揚げされる。
【0015】また、先に述べた距離検出器17a〜17
c、船舶位置演算器28、運転制御器36に替えて、距
離検出器55a,55b、喫水検出器57a〜57d、
相対位置演算器59、船舶姿勢演算器61、運転制御器
63を設けた場合には、船舶データ信号13と、荷役デ
ータ信号15と、船舶選択信号31と、相対位置演算器
59より出力される相対位置検出信号60と、船舶姿勢
演算器61より出力される船舶姿勢検出信号62と、各
検出信号21,23,25,27とに基づき、運転制御
器63が、走行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬
送装置8を作動させるので、岸壁1に対する船舶9の移
動及び荷揚げに起因する船舶9の姿勢の変化の影響をう
けることなく、船倉10a〜10dの内部のばら積み貨
物が自動的に陸揚げされる。
c、船舶位置演算器28、運転制御器36に替えて、距
離検出器55a,55b、喫水検出器57a〜57d、
相対位置演算器59、船舶姿勢演算器61、運転制御器
63を設けた場合には、船舶データ信号13と、荷役デ
ータ信号15と、船舶選択信号31と、相対位置演算器
59より出力される相対位置検出信号60と、船舶姿勢
演算器61より出力される船舶姿勢検出信号62と、各
検出信号21,23,25,27とに基づき、運転制御
器63が、走行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬
送装置8を作動させるので、岸壁1に対する船舶9の移
動及び荷揚げに起因する船舶9の姿勢の変化の影響をう
けることなく、船倉10a〜10dの内部のばら積み貨
物が自動的に陸揚げされる。
【0016】更に、前記の距離検出器17a〜17c、
船舶位置演算器28、船倉選択器32、運転制御器36
に替えて、運転指令器34と、距離検出器55a,55
bと、喫水検出器57a〜57dと、相対位置演算器5
9と、船舶姿勢演算器61と、荷役作業設定器64と、
荷役計画信号65を出力する荷役作業設定器64と運転
制御器66とを設けた場合には、運転指令器34から運
転指令信号35が運転制御器66に対して出力される
と、船舶データ信号13と、荷役データ信号15と、船
舶選択信号31と、相対位置検出信号60と、船舶姿勢
検出信号62と、各検出信号21,23,25,27、
とに基づき、運転制御器66が、走行体3、旋回体4、
ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させるので、岸壁
1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因する船舶9の
姿勢の変化の影響をうけることなく、船倉10a〜10
dの内部のばら積み貨物が自動的に陸揚げされる。
船舶位置演算器28、船倉選択器32、運転制御器36
に替えて、運転指令器34と、距離検出器55a,55
bと、喫水検出器57a〜57dと、相対位置演算器5
9と、船舶姿勢演算器61と、荷役作業設定器64と、
荷役計画信号65を出力する荷役作業設定器64と運転
制御器66とを設けた場合には、運転指令器34から運
転指令信号35が運転制御器66に対して出力される
と、船舶データ信号13と、荷役データ信号15と、船
舶選択信号31と、相対位置検出信号60と、船舶姿勢
検出信号62と、各検出信号21,23,25,27、
とに基づき、運転制御器66が、走行体3、旋回体4、
ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させるので、岸壁
1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因する船舶9の
姿勢の変化の影響をうけることなく、船倉10a〜10
dの内部のばら積み貨物が自動的に陸揚げされる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0018】図1は本発明のアンローダ設備の第1の実
施例を示すもので、図中図5と同一の符号を付した部分
は同一物を表している。
施例を示すもので、図中図5と同一の符号を付した部分
は同一物を表している。
【0019】12は船舶データ記憶器であり、該船舶デ
ータ記憶器12は、荷役を行うべき複数の船舶9の全
長、全幅等の形状のデータを記憶し、該データを船舶デ
ータ信号13として出力するように構成されている。
ータ記憶器12は、荷役を行うべき複数の船舶9の全
長、全幅等の形状のデータを記憶し、該データを船舶デ
ータ信号13として出力するように構成されている。
【0020】14は荷役データ記憶器であり、該荷役デ
ータ記憶器14は、複数の船舶9の各船倉10a〜10
dの内部寸法等の形状の座標データ及びその船倉10a
〜10dに対し前記のかきとり搬送装置8を移動させる
べき軌跡の座標データを記憶し、これらのデータを荷役
データ信号15として出力するように構成されている。
ータ記憶器14は、複数の船舶9の各船倉10a〜10
dの内部寸法等の形状の座標データ及びその船倉10a
〜10dに対し前記のかきとり搬送装置8を移動させる
べき軌跡の座標データを記憶し、これらのデータを荷役
データ信号15として出力するように構成されている。
【0021】16a〜16cはコーナーキューブ等の光
を入射方向へ略同軸に反射するターゲットであり、該タ
ーゲット16a〜16cは、それぞれ船舶9の所定位置
に設置されている。
を入射方向へ略同軸に反射するターゲットであり、該タ
ーゲット16a〜16cは、それぞれ船舶9の所定位置
に設置されている。
【0022】17a〜17cは自動追尾式レーザ距離計
等の距離検出器であり、該距離検出器17a〜17c
は、それぞれが前記のターゲット16a〜16cを追尾
し得るように、岸壁1に立設された架台18a,18b
に支持されている。
等の距離検出器であり、該距離検出器17a〜17c
は、それぞれが前記のターゲット16a〜16cを追尾
し得るように、岸壁1に立設された架台18a,18b
に支持されている。
【0023】この距離検出器17a〜17cは、各ター
ゲット16a〜16cまでの距離を検出し、検出した距
離に応じた距離検出信号19a〜19cを出力するよう
に構成されている。
ゲット16a〜16cまでの距離を検出し、検出した距
離に応じた距離検出信号19a〜19cを出力するよう
に構成されている。
【0024】本実施例では、距離検出器17a〜17c
に自動追尾式レーザ距離計を適用し且つターゲット16
a〜16cにコーナーキューブを適用しているが、他の
距離計測手段を用いるようにしてもよく、また、距離検
出器17a〜17cを走行体3に設置するような構成と
してもよい。
に自動追尾式レーザ距離計を適用し且つターゲット16
a〜16cにコーナーキューブを適用しているが、他の
距離計測手段を用いるようにしてもよく、また、距離検
出器17a〜17cを走行体3に設置するような構成と
してもよい。
【0025】43は移動検出器であり、該移動検出器4
3は、レール2に対する走行体3の移動位置を検出し、
その移動位置に応じた移動位置検出信号44を出力する
ように構成されている。
3は、レール2に対する走行体3の移動位置を検出し、
その移動位置に応じた移動位置検出信号44を出力する
ように構成されている。
【0026】20は旋回位置検出器であり、該旋回位置
検出器20は、走行体3に対する旋回体4の旋回位置を
検出し、その旋回位置に応じた旋回位置検出信号21を
出力するように構成されている。
検出器20は、走行体3に対する旋回体4の旋回位置を
検出し、その旋回位置に応じた旋回位置検出信号21を
出力するように構成されている。
【0027】22は起伏角度検出器であり、該起伏角度
検出器22は、旋回体4に対するブーム5の起伏角度を
検出し、その起伏角度に応じた起伏角度検出信号23を
出力するように構成されている。
検出器22は、旋回体4に対するブーム5の起伏角度を
検出し、その起伏角度に応じた起伏角度検出信号23を
出力するように構成されている。
【0028】24は昇降位置検出器であり、該昇降位置
検出器24は、ブーム5に対するかきとり搬送装置8の
昇降位置を検出し、その昇降位置に応じた昇降位置検出
信号25を出力するように構成されている。
検出器24は、ブーム5に対するかきとり搬送装置8の
昇降位置を検出し、その昇降位置に応じた昇降位置検出
信号25を出力するように構成されている。
【0029】26は回動位置検出器であり、該回動位置
検出器26は、ブーム5に対するかきとり搬送装置8の
回動位置を検出し、その回動位置に応じた回動位置検出
信号27を出力するように構成されている。
検出器26は、ブーム5に対するかきとり搬送装置8の
回動位置を検出し、その回動位置に応じた回動位置検出
信号27を出力するように構成されている。
【0030】28は船舶位置演算器であり、該船舶位置
演算器28は、前記の船舶データ記憶器12より出力さ
れる船舶データ信号13及び距離検出器17a〜17c
より出力される距離検出信号19a〜19cに基づき、
岸壁1に対する船舶9の相対位置及び船舶9の姿勢(ト
リム、ヒール等)を求めて船舶位置検出信号29を出力
するように構成されている。
演算器28は、前記の船舶データ記憶器12より出力さ
れる船舶データ信号13及び距離検出器17a〜17c
より出力される距離検出信号19a〜19cに基づき、
岸壁1に対する船舶9の相対位置及び船舶9の姿勢(ト
リム、ヒール等)を求めて船舶位置検出信号29を出力
するように構成されている。
【0031】30は船舶選択器であり、該船舶選択器3
0は、手動操作により入力された荷役作業を行うべき船
舶9の種別に応じた船舶選択信号31を出力するように
構成されている。
0は、手動操作により入力された荷役作業を行うべき船
舶9の種別に応じた船舶選択信号31を出力するように
構成されている。
【0032】32は船倉選択器であり、該船倉選択器3
2は、手動操作により入力された荷役作業を行うべき船
倉10a〜10dに応じた船倉選択信号33を出力する
ように構成されている。
2は、手動操作により入力された荷役作業を行うべき船
倉10a〜10dに応じた船倉選択信号33を出力する
ように構成されている。
【0033】36は運転制御器であり、該運転制御器3
6は、前記の船舶選択器30より出力される船舶選択信
号31及び船倉選択器32より出力される船倉選択信号
33に応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉
10a〜10dを判定し、前記の船舶位置検出信号2
9、距離検出信号19a〜19c、旋回位置検出信号2
1、起伏角度検出信号23、昇降位置検出信号25、回
動位置検出信号27、移動位置検出信号44及び荷役デ
ータ記憶器14より出力される荷役データ信号15に基
づき、走行体3を移動させる走行駆動装置37、旋回体
4を旋回させる旋回駆動装置38、ブーム5を起伏させ
る起伏駆動装置39、かきとり搬送装置8を昇降させる
昇降駆動装置40、かきとり搬送装置8を回動させる回
動駆動装置41、かきとり搬送装置8を駆動するかきと
り駆動装置42に対して作動指令信号47〜52を出力
するように構成されている。
6は、前記の船舶選択器30より出力される船舶選択信
号31及び船倉選択器32より出力される船倉選択信号
33に応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉
10a〜10dを判定し、前記の船舶位置検出信号2
9、距離検出信号19a〜19c、旋回位置検出信号2
1、起伏角度検出信号23、昇降位置検出信号25、回
動位置検出信号27、移動位置検出信号44及び荷役デ
ータ記憶器14より出力される荷役データ信号15に基
づき、走行体3を移動させる走行駆動装置37、旋回体
4を旋回させる旋回駆動装置38、ブーム5を起伏させ
る起伏駆動装置39、かきとり搬送装置8を昇降させる
昇降駆動装置40、かきとり搬送装置8を回動させる回
動駆動装置41、かきとり搬送装置8を駆動するかきと
り駆動装置42に対して作動指令信号47〜52を出力
するように構成されている。
【0034】以下、本実施例の作動を説明する。
【0035】荷役作業を行う際に、船舶9の種別を船舶
選択器30に入力し、また、荷役作業を行うべき船倉1
0a〜10dのいずれかを船倉選択器32に入力する
と、船舶選択器30から船舶選択信号31が運転制御器
36に対して出力され、また、船倉選択器32から船倉
選択信号33が運転制御器36に対して出力される。
選択器30に入力し、また、荷役作業を行うべき船倉1
0a〜10dのいずれかを船倉選択器32に入力する
と、船舶選択器30から船舶選択信号31が運転制御器
36に対して出力され、また、船倉選択器32から船倉
選択信号33が運転制御器36に対して出力される。
【0036】このとき、船舶位置演算器28は、船舶デ
ータ記憶器12より出力される船舶データ信号13及び
距離検出器17a〜17cより出力される距離検出信号
19a〜19cに基づき、岸壁1に対する船舶9の相対
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を求め、船
舶位置検出信号29を運転制御器36に対して出力して
いる。
ータ記憶器12より出力される船舶データ信号13及び
距離検出器17a〜17cより出力される距離検出信号
19a〜19cに基づき、岸壁1に対する船舶9の相対
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を求め、船
舶位置検出信号29を運転制御器36に対して出力して
いる。
【0037】たとえば、船倉10bを選択する船倉選択
信号33が船倉選択器32より出力されたとすると、前
記の船倉選択信号33及び船舶位置検出信号29と、移
動検出器43から出力される移動位置検出信号44とに
基づき、運転制御器36から走行駆動装置37に対して
作動指令信号47が出力され、走行体3が船倉10bの
側方に位置するように移動する。
信号33が船倉選択器32より出力されたとすると、前
記の船倉選択信号33及び船舶位置検出信号29と、移
動検出器43から出力される移動位置検出信号44とに
基づき、運転制御器36から走行駆動装置37に対して
作動指令信号47が出力され、走行体3が船倉10bの
側方に位置するように移動する。
【0038】前記の移動位置検出信号44によって、走
行体3が所定位置に移動したことが確認されると、船舶
データ信号13と、荷役データ記憶器14から出力され
る荷役データ信号15と、船舶選択信号31と、船倉選
択信号33と、各検出器20,22,24,26から出
力される検出信号21,23,25,27とに基づき、
運転制御器36から各作動指令信号47〜52が出力さ
れ、これらの各作動指令信号47〜52に基づいて駆動
装置37〜42が作動する。
行体3が所定位置に移動したことが確認されると、船舶
データ信号13と、荷役データ記憶器14から出力され
る荷役データ信号15と、船舶選択信号31と、船倉選
択信号33と、各検出器20,22,24,26から出
力される検出信号21,23,25,27とに基づき、
運転制御器36から各作動指令信号47〜52が出力さ
れ、これらの各作動指令信号47〜52に基づいて駆動
装置37〜42が作動する。
【0039】よって、船倉10bの内部にかきとり搬送
装置8が挿入されるとともに、岸壁1に対する船舶9の
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を考慮した
軌跡に沿ってかきとり搬送装置8が移動するように、走
行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8が運
転され、岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因
する船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)の変化の影響を
うけることなく、船倉10bの内部のばら積み貨物が自
動的に陸揚げされる。
装置8が挿入されるとともに、岸壁1に対する船舶9の
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を考慮した
軌跡に沿ってかきとり搬送装置8が移動するように、走
行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8が運
転され、岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因
する船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)の変化の影響を
うけることなく、船倉10bの内部のばら積み貨物が自
動的に陸揚げされる。
【0040】また、船倉10b以外の他の船倉10a,
10c,10dのいずれかに対して荷役作業を行う場合
は、船倉選択器32に荷役作業を行うべき船倉10a,
10c,10dのいずれかを船倉選択器32に入力する
と、先に述べた船倉10bと同様にばら積み貨物の陸揚
げが自動的に行われる。
10c,10dのいずれかに対して荷役作業を行う場合
は、船倉選択器32に荷役作業を行うべき船倉10a,
10c,10dのいずれかを船倉選択器32に入力する
と、先に述べた船倉10bと同様にばら積み貨物の陸揚
げが自動的に行われる。
【0041】このように、本実施例においては、船舶選
択器30により船舶9の種別を設定し且つ船倉選択器3
2により荷役作業を行うべき船倉10a〜10dのいず
れかを設定するだけで、所定船倉10a〜10dの内部
のばら積み貨物の陸揚げを自動的に行うことができるの
で、荷役作業の合理化を図ることができる。
択器30により船舶9の種別を設定し且つ船倉選択器3
2により荷役作業を行うべき船倉10a〜10dのいず
れかを設定するだけで、所定船倉10a〜10dの内部
のばら積み貨物の陸揚げを自動的に行うことができるの
で、荷役作業の合理化を図ることができる。
【0042】図2は本発明のアンローダ設備の第2の実
施例を示すもので、図中図1と同一の符号を付した部分
は同一物を表している。
施例を示すもので、図中図1と同一の符号を付した部分
は同一物を表している。
【0043】34は運転指令器であり、該運転指令器3
4は、手動操作により運転指令信号35を出力するよう
に構成されている。
4は、手動操作により運転指令信号35を出力するよう
に構成されている。
【0044】45は船倉判別器であり、該船倉判別器4
5は、船舶データ記憶器12より出力される船舶データ
信号13及び移動検出器43より出力される移動位置検
出信号44に基づき、走行体3が船舶9の船倉10a〜
10dのいずれの側方に位置しているのかを判定し、そ
の判定結果に応じた船倉判別信号46を出力するように
構成されている。
5は、船舶データ記憶器12より出力される船舶データ
信号13及び移動検出器43より出力される移動位置検
出信号44に基づき、走行体3が船舶9の船倉10a〜
10dのいずれの側方に位置しているのかを判定し、そ
の判定結果に応じた船倉判別信号46を出力するように
構成されている。
【0045】53は運転制御器であり、該運転制御器5
3は、船舶選択器30より出力される船舶選択信号31
及び船倉判別器45より出力される船倉判別信号46に
応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉10a
〜10dを判定し、前記の運転指令器34より運転指令
信号35が出力された際に、検出信号29,19a〜1
9c,21,23,25,27,44及び荷役データ記
憶器14より出力される荷役データ信号15に基づき、
駆動装置37〜42に対して作動指令信号47〜52を
出力するように構成されている。
3は、船舶選択器30より出力される船舶選択信号31
及び船倉判別器45より出力される船倉判別信号46に
応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉10a
〜10dを判定し、前記の運転指令器34より運転指令
信号35が出力された際に、検出信号29,19a〜1
9c,21,23,25,27,44及び荷役データ記
憶器14より出力される荷役データ信号15に基づき、
駆動装置37〜42に対して作動指令信号47〜52を
出力するように構成されている。
【0046】以下、本実施例の作動を説明する。
【0047】荷役作業を行う際に、船舶9の種別を船舶
選択器30に入力すると、船舶選択器30から船舶選択
信号31が運転制御器53に対して出力される。
選択器30に入力すると、船舶選択器30から船舶選択
信号31が運転制御器53に対して出力される。
【0048】また、手動操作により走行体3を荷役作業
を行うべき船倉10a〜10dのいずれかの側方に位置
するように移動させておく。
を行うべき船倉10a〜10dのいずれかの側方に位置
するように移動させておく。
【0049】このとき、船舶位置演算器28は、船舶デ
ータ記憶器12より出力される船舶データ信号13及び
距離検出器17a〜17cより出力される距離検出信号
19a〜19cに基づき、岸壁1に対する船舶9の相対
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を求め、船
舶位置検出信号29を運転制御器53に対して出力して
いる。
ータ記憶器12より出力される船舶データ信号13及び
距離検出器17a〜17cより出力される距離検出信号
19a〜19cに基づき、岸壁1に対する船舶9の相対
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を求め、船
舶位置検出信号29を運転制御器53に対して出力して
いる。
【0050】また、船倉判別器45は、船舶データ記憶
器12より出力される船舶データ信号13及び移動検出
器43より出力される移動位置検出信号44に基づき、
走行体3が船舶9の船倉10a〜10dのいずれの側方
に位置しているのかを判定し、その判定結果に応じた船
倉判別信号46を運転制御器53に対して出力してい
る。
器12より出力される船舶データ信号13及び移動検出
器43より出力される移動位置検出信号44に基づき、
走行体3が船舶9の船倉10a〜10dのいずれの側方
に位置しているのかを判定し、その判定結果に応じた船
倉判別信号46を運転制御器53に対して出力してい
る。
【0051】たとえば、船倉10bの側方に走行体3が
位置している状態において、手動操作により運転指令器
34から運転指令信号35を運転制御器53に対して出
力させると、船舶データ信号13と、荷役データ記憶器
14から出力される荷役データ信号15と、船舶選択信
号31と、船倉判別信号46と、各検出器20,22,
24,26,43から出力される検出信号21,23,
25,27とに基づき、運転制御器53から各作動指令
信号47〜52が出力され、これらの各作動指令信号4
7〜52に基づいて駆動装置37〜42が作動する。
位置している状態において、手動操作により運転指令器
34から運転指令信号35を運転制御器53に対して出
力させると、船舶データ信号13と、荷役データ記憶器
14から出力される荷役データ信号15と、船舶選択信
号31と、船倉判別信号46と、各検出器20,22,
24,26,43から出力される検出信号21,23,
25,27とに基づき、運転制御器53から各作動指令
信号47〜52が出力され、これらの各作動指令信号4
7〜52に基づいて駆動装置37〜42が作動する。
【0052】よって、船倉10bの内部にかきとり搬送
装置8が挿入されるとともに、岸壁1に対する船舶9の
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を考慮した
軌跡に沿ってかきとり搬送装置8が移動するように、走
行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8が運
転され、岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因
する船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)の変化の影響を
うけることなく、船倉10bの内部のばら積み貨物が自
動的に陸揚げされる。
装置8が挿入されるとともに、岸壁1に対する船舶9の
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を考慮した
軌跡に沿ってかきとり搬送装置8が移動するように、走
行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8が運
転され、岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因
する船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)の変化の影響を
うけることなく、船倉10bの内部のばら積み貨物が自
動的に陸揚げされる。
【0053】また、船倉10b以外の他の船倉10a,
10c,10dのいずれかに対して荷役作業を行う場合
は、走行体3を荷役作業を行うべき船倉10a,10
c,10dのいずれかの側方に位置させたうえ、運転指
令器34から運転指令信号35を運転制御器53に対し
て出力させると、先に述べた船倉10bと同様にばら積
み貨物の陸揚げが自動的に行われる。
10c,10dのいずれかに対して荷役作業を行う場合
は、走行体3を荷役作業を行うべき船倉10a,10
c,10dのいずれかの側方に位置させたうえ、運転指
令器34から運転指令信号35を運転制御器53に対し
て出力させると、先に述べた船倉10bと同様にばら積
み貨物の陸揚げが自動的に行われる。
【0054】このように、本実施例においては、船舶選
択器30により船舶9の種別を設定し且つ荷役作業を行
うべき船倉10a〜10dのいずれかの側方へ走行体3
を移動させた後、運転指令器34を操作するだけで、所
定船倉10a〜10dの内部のばら積み貨物の陸揚げを
自動的に行うことができるので、荷役作業の合理化を図
ることができる。
択器30により船舶9の種別を設定し且つ荷役作業を行
うべき船倉10a〜10dのいずれかの側方へ走行体3
を移動させた後、運転指令器34を操作するだけで、所
定船倉10a〜10dの内部のばら積み貨物の陸揚げを
自動的に行うことができるので、荷役作業の合理化を図
ることができる。
【0055】図3は本発明のアンローダ設備の第3の実
施例を示すもので、図中図1及び図2と同一の符号を付
した部分は同一物を表している。
施例を示すもので、図中図1及び図2と同一の符号を付
した部分は同一物を表している。
【0056】54a,54bはコーナーキューブ等の光
を入射方向へ略同軸に反射するターゲットであり、該タ
ーゲット54a,54bは、それぞれ船舶9の所定位置
に設置されている。
を入射方向へ略同軸に反射するターゲットであり、該タ
ーゲット54a,54bは、それぞれ船舶9の所定位置
に設置されている。
【0057】55a,55bは自動追尾式レーザ距離計
等の距離検出器であり、該距離検出器55a,55b
は、それぞれが前記のターゲット54a,54bを追尾
し得るように、走行体3に支持されている。
等の距離検出器であり、該距離検出器55a,55b
は、それぞれが前記のターゲット54a,54bを追尾
し得るように、走行体3に支持されている。
【0058】この距離検出器55a,55bは、各ター
ゲット54a,54bまでの距離を検出し、検出した距
離に応じた距離検出信号56a,56bを出力するよう
に構成されている。
ゲット54a,54bまでの距離を検出し、検出した距
離に応じた距離検出信号56a,56bを出力するよう
に構成されている。
【0059】本実施例では、距離検出器55a,55b
に自動追尾式レーザ距離計を適用し且つターゲット54
a,54bにコーナーキューブを適用しているが、他の
距離計測手段を用いるようにしてもよく、また、距離検
出器55a,55bを岸壁1に設置するような構成とし
てもよい。
に自動追尾式レーザ距離計を適用し且つターゲット54
a,54bにコーナーキューブを適用しているが、他の
距離計測手段を用いるようにしてもよく、また、距離検
出器55a,55bを岸壁1に設置するような構成とし
てもよい。
【0060】57a〜57dは喫水検出器であり、該喫
水検出器57a〜57dは、それぞれが船舶9の船首
部、船体中央部左舷、船体中央部右舷、船尾部における
喫水を検出し、その喫水値に応じた喫水検出信号58a
〜58dを出力するように構成されている。
水検出器57a〜57dは、それぞれが船舶9の船首
部、船体中央部左舷、船体中央部右舷、船尾部における
喫水を検出し、その喫水値に応じた喫水検出信号58a
〜58dを出力するように構成されている。
【0061】59は相対位置演算器であり、該相対位置
演算器59は、船舶データ記憶器12より出力される船
舶データ信号13及び距離検出器55a,55bより出
力される距離検出信号56a,56bに基づき船舶9に
対する走行体3の相対位置を求めて相対位置検出信号6
0を出力するように構成されている。
演算器59は、船舶データ記憶器12より出力される船
舶データ信号13及び距離検出器55a,55bより出
力される距離検出信号56a,56bに基づき船舶9に
対する走行体3の相対位置を求めて相対位置検出信号6
0を出力するように構成されている。
【0062】61は船舶姿勢演算器であり、該船舶姿勢
演算器61は、前記の喫水検出器57a〜57dより出
力される喫水検出信号58a〜58dに基づき船舶9の
姿勢(トリム、ヒール等)を求めて船舶姿勢検出信号6
2を出力するように構成されている。
演算器61は、前記の喫水検出器57a〜57dより出
力される喫水検出信号58a〜58dに基づき船舶9の
姿勢(トリム、ヒール等)を求めて船舶姿勢検出信号6
2を出力するように構成されている。
【0063】63は運転制御器であり、該運転制御器6
3は、船舶選択器30より出力される船舶選択信号31
及び船倉選択器32より出力される船倉選択信号33に
応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉10a
〜10dを判定し、前記の相対位置検出信号60、船舶
姿勢検出信号62、旋回位置検出信号21、起伏角度検
出信号23、昇降位置検出信号25、回動位置検出信号
27、移動位置検出信号44及び荷役データ記憶器14
より出力される荷役データ信号15に基づき、駆動装置
37〜42に対して作動指令信号47〜52を出力する
ように構成されている。
3は、船舶選択器30より出力される船舶選択信号31
及び船倉選択器32より出力される船倉選択信号33に
応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉10a
〜10dを判定し、前記の相対位置検出信号60、船舶
姿勢検出信号62、旋回位置検出信号21、起伏角度検
出信号23、昇降位置検出信号25、回動位置検出信号
27、移動位置検出信号44及び荷役データ記憶器14
より出力される荷役データ信号15に基づき、駆動装置
37〜42に対して作動指令信号47〜52を出力する
ように構成されている。
【0064】以下、本実施例の作動を説明する。
【0065】荷役作業を行う際に、船舶9の種別を船舶
選択器30に入力し、また、荷役作業を行うべき船倉1
0a〜10dのいずれかを船倉選択器32に入力する
と、船舶選択器30から船舶選択信号31が運転制御器
63に対して出力され、また、船倉選択器32から船倉
選択信号33が運転制御器63に対して出力される。
選択器30に入力し、また、荷役作業を行うべき船倉1
0a〜10dのいずれかを船倉選択器32に入力する
と、船舶選択器30から船舶選択信号31が運転制御器
63に対して出力され、また、船倉選択器32から船倉
選択信号33が運転制御器63に対して出力される。
【0066】このとき、相対位置演算器59は、船舶デ
ータ記憶器12より出力される船舶データ信号13及び
距離検出器55a,55bより出力される距離検出信号
56a,56bに基づいて船舶9に対する走行体3の相
対位置を求め、相対位置検出信号60を運転制御器63
に対して出力している。
ータ記憶器12より出力される船舶データ信号13及び
距離検出器55a,55bより出力される距離検出信号
56a,56bに基づいて船舶9に対する走行体3の相
対位置を求め、相対位置検出信号60を運転制御器63
に対して出力している。
【0067】また、船舶姿勢演算器61は、喫水検出器
57a〜57dより出力される喫水検出信号58a〜5
8dに基づいて船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を求
め、船舶姿勢検出信号62を運転制御器63に対して出
力している。
57a〜57dより出力される喫水検出信号58a〜5
8dに基づいて船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を求
め、船舶姿勢検出信号62を運転制御器63に対して出
力している。
【0068】たとえば、船倉10bを選択する船倉選択
信号33が船倉選択器32より出力されたとすると、前
記の船倉選択信号33及び船舶位置検出信号29と、移
動検出器43から出力される移動位置検出信号44とに
基づき、運転制御器63から走行駆動装置37に対して
作動指令信号47が出力され、走行体3が船倉10bの
側方に位置するように移動する。
信号33が船倉選択器32より出力されたとすると、前
記の船倉選択信号33及び船舶位置検出信号29と、移
動検出器43から出力される移動位置検出信号44とに
基づき、運転制御器63から走行駆動装置37に対して
作動指令信号47が出力され、走行体3が船倉10bの
側方に位置するように移動する。
【0069】前記の移動位置検出信号44によって、走
行体3が所定位置に移動したことが確認されると、船舶
データ信号13と、荷役データ記憶器14から出力され
る荷役データ信号15と、船舶選択信号31と、船倉選
択信号33と、各検出器20,22,24,26から出
力される検出信号21,23,25,27と、前記の相
対位置検出信号60及び船舶姿勢検出信号62に基づ
き、運転制御器63から各作動指令信号47〜52が出
力され、これらの各作動指令信号47〜52に基づいて
駆動装置37〜42が作動する。
行体3が所定位置に移動したことが確認されると、船舶
データ信号13と、荷役データ記憶器14から出力され
る荷役データ信号15と、船舶選択信号31と、船倉選
択信号33と、各検出器20,22,24,26から出
力される検出信号21,23,25,27と、前記の相
対位置検出信号60及び船舶姿勢検出信号62に基づ
き、運転制御器63から各作動指令信号47〜52が出
力され、これらの各作動指令信号47〜52に基づいて
駆動装置37〜42が作動する。
【0070】よって、船倉10bの内部にかきとり搬送
装置8が挿入されるとともに、岸壁1に対する船舶9の
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を考慮した
軌跡に沿ってかきとり搬送装置8が移動するように、走
行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8が運
転され、岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因
する船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)の変化の影響を
うけることなく、船倉10bの内部のばら積み貨物が自
動的に陸揚げされる。
装置8が挿入されるとともに、岸壁1に対する船舶9の
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を考慮した
軌跡に沿ってかきとり搬送装置8が移動するように、走
行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8が運
転され、岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因
する船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)の変化の影響を
うけることなく、船倉10bの内部のばら積み貨物が自
動的に陸揚げされる。
【0071】また、船倉10b以外の他の船倉10a,
10c,10dのいずれかに対して荷役作業を行う場合
は、走行体3を荷役作業を行うべき船倉10a,10
c,10dを船倉選択器32に入力すると、先に述べた
船倉10bと同様にばら積み貨物の陸揚げが自動的に行
われる。
10c,10dのいずれかに対して荷役作業を行う場合
は、走行体3を荷役作業を行うべき船倉10a,10
c,10dを船倉選択器32に入力すると、先に述べた
船倉10bと同様にばら積み貨物の陸揚げが自動的に行
われる。
【0072】このように、本実施例においては、船舶選
択器30により船舶9の種別を設定し且つ船倉選択器3
2により荷役作業を行うべき船倉10a〜10dのいず
れかを設定するだけで、所定船倉10a〜10dの内部
のばら積み貨物の陸揚げを自動的に行うことができるの
で、荷役作業の合理化を図ることができる。
択器30により船舶9の種別を設定し且つ船倉選択器3
2により荷役作業を行うべき船倉10a〜10dのいず
れかを設定するだけで、所定船倉10a〜10dの内部
のばら積み貨物の陸揚げを自動的に行うことができるの
で、荷役作業の合理化を図ることができる。
【0073】図4は本発明のアンローダ設備の第4の実
施例を示すもので、図中図1〜図3と同一の符号を付し
た部分は同一物を表している。
施例を示すもので、図中図1〜図3と同一の符号を付し
た部分は同一物を表している。
【0074】64は荷役作業設定器であり、該荷役作業
設定器64は、手動入力される船倉10a〜10dに対
する荷役順序のデータ及び荷揚げ量のデータに応じた荷
役計画信号65を出力するように構成されている。
設定器64は、手動入力される船倉10a〜10dに対
する荷役順序のデータ及び荷揚げ量のデータに応じた荷
役計画信号65を出力するように構成されている。
【0075】66は運転制御器であり、該運転制御器6
6は、船舶選択器30より出力される船舶選択信号31
及び荷役作業設定器64より出力される荷役計画信号6
5に応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉1
0a〜10dを判定し、検出信号60,62,21,2
3,25,27,44及び荷役データ記憶器14より出
力される荷役データ信号15に基づき、駆動装置37〜
42に対して作動指令信号47〜52を出力するように
構成されている。
6は、船舶選択器30より出力される船舶選択信号31
及び荷役作業設定器64より出力される荷役計画信号6
5に応じて荷役作業を行うべき船舶9の種別及び船倉1
0a〜10dを判定し、検出信号60,62,21,2
3,25,27,44及び荷役データ記憶器14より出
力される荷役データ信号15に基づき、駆動装置37〜
42に対して作動指令信号47〜52を出力するように
構成されている。
【0076】以下、本実施例の作動を説明する。
【0077】荷役作業を行う際に、船舶9の種別を船舶
選択器30に入力し、また、船舶9の船倉10a〜10
dに対する荷役順序のデータ及び荷揚げ量のデータを荷
役作業設定器64に入力すると、船舶選択器30から船
舶選択信号31が運転制御器66に対して出力され、ま
た、荷役作業設定器64から荷役計画信号65が運転制
御器66に対して出力される。
選択器30に入力し、また、船舶9の船倉10a〜10
dに対する荷役順序のデータ及び荷揚げ量のデータを荷
役作業設定器64に入力すると、船舶選択器30から船
舶選択信号31が運転制御器66に対して出力され、ま
た、荷役作業設定器64から荷役計画信号65が運転制
御器66に対して出力される。
【0078】このとき、相対位置演算器59は、船舶デ
ータ記憶器12より出力される船舶データ信号13及び
距離検出器55a,55bより出力される距離検出信号
56a,56bに基づいて船舶9に対する走行体3の相
対位置を求め、相対位置検出信号60を運転制御器66
に対して出力している。
ータ記憶器12より出力される船舶データ信号13及び
距離検出器55a,55bより出力される距離検出信号
56a,56bに基づいて船舶9に対する走行体3の相
対位置を求め、相対位置検出信号60を運転制御器66
に対して出力している。
【0079】また、船舶姿勢演算器61は、喫水検出器
57a〜57dより出力される喫水検出信号58a〜5
8dに基づいて船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を求
め、船舶姿勢検出信号62を運転制御器66に対して出
力している。
57a〜57dより出力される喫水検出信号58a〜5
8dに基づいて船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を求
め、船舶姿勢検出信号62を運転制御器66に対して出
力している。
【0080】たとえば、船倉10b,10d,10c,
10aの順序で荷役作業を実施する荷役計画信号65が
荷役作業設定器64より出力される状態において、手動
操作により船倉選択器32から船倉選択信号33を運転
制御器66に対して出力させると、前記荷役計画信号6
5及び相対位置検出信号60と、移動検出器43から出
力される移動位置検出信号44とに基づき、運転制御器
66から走行駆動装置37に対して作動指令信号47が
出力され、走行体3が船倉10bの側方に位置するよう
に移動する。
10aの順序で荷役作業を実施する荷役計画信号65が
荷役作業設定器64より出力される状態において、手動
操作により船倉選択器32から船倉選択信号33を運転
制御器66に対して出力させると、前記荷役計画信号6
5及び相対位置検出信号60と、移動検出器43から出
力される移動位置検出信号44とに基づき、運転制御器
66から走行駆動装置37に対して作動指令信号47が
出力され、走行体3が船倉10bの側方に位置するよう
に移動する。
【0081】前記の移動位置検出信号44によって、走
行体3が所定位置に移動したことが確認されると、船舶
データ信号13と、荷役データ記憶器14から出力され
る荷役データ信号15と、船舶選択信号31と、荷役計
画信号65と、各検出器20,22,24,26から出
力される検出信号21,23,25,27とに基づき、
運転制御器66から各作動指令信号47〜52が出力さ
れ、これらの各作動指令信号47〜52に基づいて駆動
装置37〜42が作動する。
行体3が所定位置に移動したことが確認されると、船舶
データ信号13と、荷役データ記憶器14から出力され
る荷役データ信号15と、船舶選択信号31と、荷役計
画信号65と、各検出器20,22,24,26から出
力される検出信号21,23,25,27とに基づき、
運転制御器66から各作動指令信号47〜52が出力さ
れ、これらの各作動指令信号47〜52に基づいて駆動
装置37〜42が作動する。
【0082】よって、船倉10bの内部にかきとり搬送
装置8が挿入されるとともに、岸壁1に対する船舶9の
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を考慮した
軌跡に沿ってかきとり搬送装置8が移動するように、走
行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8が運
転され、岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因
する船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)の変化の影響を
うけることなく、船倉10bの内部のばら積み貨物が自
動的に陸揚げされる。
装置8が挿入されるとともに、岸壁1に対する船舶9の
位置及び船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)を考慮した
軌跡に沿ってかきとり搬送装置8が移動するように、走
行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8が運
転され、岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因
する船舶9の姿勢(トリム、ヒール等)の変化の影響を
うけることなく、船倉10bの内部のばら積み貨物が自
動的に陸揚げされる。
【0083】また、船倉10bに対するばら積み貨物の
陸揚げが終了すると、先に述べた荷役計画信号65に応
じて、船倉10d,10c,10aに対する荷役作業が
自動的に行われる。
陸揚げが終了すると、先に述べた荷役計画信号65に応
じて、船倉10d,10c,10aに対する荷役作業が
自動的に行われる。
【0084】このように、本実施例においては、船舶選
択器30により船舶9の種別を設定し且つ運転指令器3
4を操作するだけで、所定船倉10a〜10dの内部の
ばら積み貨物の陸揚げを自動的に行うことができるの
で、荷役作業の合理化を図ることができる。
択器30により船舶9の種別を設定し且つ運転指令器3
4を操作するだけで、所定船倉10a〜10dの内部の
ばら積み貨物の陸揚げを自動的に行うことができるの
で、荷役作業の合理化を図ることができる。
【0085】なお、本発明のアンローダ設備は上述した
実施例のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲において種々変更を加え得ることは勿論
である。
実施例のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲において種々変更を加え得ることは勿論
である。
【0086】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のアンローダ
設備によれば、下記のような種々の優れた作用効果を奏
し得る。
設備によれば、下記のような種々の優れた作用効果を奏
し得る。
【0087】(1)本発明の請求項1に記載したアンロ
ーダ設備では、船舶データ記憶器12より出力される船
舶データ信号13と、荷役データ記憶器14より出力さ
れる荷役データ信号15と、船舶選択器30より出力さ
れる船舶選択信号31と、船倉選択器32より出力され
る船倉選択信号33と、各検出器20,22,24,2
6から出力される検出信号21,23,25,27とに
基づき、走行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送
装置8を作動させる運転制御器36を有しているので、
岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因する船舶
9の姿勢の変化の影響をうけることなく、船倉10a〜
10dの内部のばら積み貨物を自動的に陸揚げでき、荷
役作業の合理化を図ることが可能となる。
ーダ設備では、船舶データ記憶器12より出力される船
舶データ信号13と、荷役データ記憶器14より出力さ
れる荷役データ信号15と、船舶選択器30より出力さ
れる船舶選択信号31と、船倉選択器32より出力され
る船倉選択信号33と、各検出器20,22,24,2
6から出力される検出信号21,23,25,27とに
基づき、走行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送
装置8を作動させる運転制御器36を有しているので、
岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚げに起因する船舶
9の姿勢の変化の影響をうけることなく、船倉10a〜
10dの内部のばら積み貨物を自動的に陸揚げでき、荷
役作業の合理化を図ることが可能となる。
【0088】(2)本発明の請求項2に記載したアンロ
ーダ設備では、運転指令器34から運転指令信号35が
運転制御器53に対して出力された際に、船舶データ記
憶器12より出力される船舶データ信号13と、荷役デ
ータ記憶器14より出力される荷役データ信号15と、
船舶選択器30より出力される船舶選択信号31と、船
倉判別器45より出力される船倉判別信号46と、各検
出器20,22,24,26から出力される検出信号2
1,23,25,27とに基づき、走行体3、旋回体
4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させる運転制
御器53を有しているので、岸壁1に対する船舶9の移
動及び荷揚げに起因する船舶9の姿勢の変化の影響をう
けることなく、船倉10a〜10dの内部のばら積み貨
物を自動的に陸揚げでき、荷役作業の合理化を図ること
が可能となる。
ーダ設備では、運転指令器34から運転指令信号35が
運転制御器53に対して出力された際に、船舶データ記
憶器12より出力される船舶データ信号13と、荷役デ
ータ記憶器14より出力される荷役データ信号15と、
船舶選択器30より出力される船舶選択信号31と、船
倉判別器45より出力される船倉判別信号46と、各検
出器20,22,24,26から出力される検出信号2
1,23,25,27とに基づき、走行体3、旋回体
4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作動させる運転制
御器53を有しているので、岸壁1に対する船舶9の移
動及び荷揚げに起因する船舶9の姿勢の変化の影響をう
けることなく、船倉10a〜10dの内部のばら積み貨
物を自動的に陸揚げでき、荷役作業の合理化を図ること
が可能となる。
【0089】(3)本発明の請求項3に記載したアンロ
ーダ設備では、船舶データ記憶器12より出力される船
舶データ信号13と、荷役データ記憶器14より出力さ
れる荷役データ信号15と、船舶選択器30より出力さ
れる船舶選択信号31と、相対位置演算器59より出力
される相対位置検出信号60と、船舶姿勢演算器61よ
り出力される船舶姿勢検出信号62と、各検出器20,
22,24,26から出力される検出信号21,23,
25,27とに基づき、走行体3、旋回体4、ブーム
5、かきとり搬送装置8を作動させる運転制御器63を
有しているので、岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚
げに起因する船舶9の姿勢の変化の影響をうけることな
く、船倉10a〜10dの内部のばら積み貨物を自動的
に陸揚げでき、荷役作業の合理化を図ることが可能とな
る。
ーダ設備では、船舶データ記憶器12より出力される船
舶データ信号13と、荷役データ記憶器14より出力さ
れる荷役データ信号15と、船舶選択器30より出力さ
れる船舶選択信号31と、相対位置演算器59より出力
される相対位置検出信号60と、船舶姿勢演算器61よ
り出力される船舶姿勢検出信号62と、各検出器20,
22,24,26から出力される検出信号21,23,
25,27とに基づき、走行体3、旋回体4、ブーム
5、かきとり搬送装置8を作動させる運転制御器63を
有しているので、岸壁1に対する船舶9の移動及び荷揚
げに起因する船舶9の姿勢の変化の影響をうけることな
く、船倉10a〜10dの内部のばら積み貨物を自動的
に陸揚げでき、荷役作業の合理化を図ることが可能とな
る。
【0090】(4)本発明の請求項4に記載したアンロ
ーダ設備では、船倉選択器32から船倉選択信号33が
運転制御器66に対して出力された際に、船舶データ記
憶器12より出力される船舶データ信号13と、荷役デ
ータ記憶器14より出力される荷役データ信号15と、
船舶選択器30より出力される船舶選択信号31と、荷
役作業設定器64より出力される荷役計画信号65と、
相対位置演算器59より出力される相対位置検出信号6
0と、船舶姿勢演算器61より出力される船舶姿勢検出
信号62と、各検出器20,22,24,26から出力
される検出信号21,23,25,27とに基づき、走
行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作
動させる運転制御器66を有しているので、岸壁1に対
する船舶9の移動及び荷揚げに起因する船舶9の姿勢の
変化の影響をうけることなく、船倉10a〜10dの内
部のばら積み貨物を自動的且つ連続的に陸揚げでき、更
に荷役作業の合理化を図ることが可能となる。
ーダ設備では、船倉選択器32から船倉選択信号33が
運転制御器66に対して出力された際に、船舶データ記
憶器12より出力される船舶データ信号13と、荷役デ
ータ記憶器14より出力される荷役データ信号15と、
船舶選択器30より出力される船舶選択信号31と、荷
役作業設定器64より出力される荷役計画信号65と、
相対位置演算器59より出力される相対位置検出信号6
0と、船舶姿勢演算器61より出力される船舶姿勢検出
信号62と、各検出器20,22,24,26から出力
される検出信号21,23,25,27とに基づき、走
行体3、旋回体4、ブーム5、かきとり搬送装置8を作
動させる運転制御器66を有しているので、岸壁1に対
する船舶9の移動及び荷揚げに起因する船舶9の姿勢の
変化の影響をうけることなく、船倉10a〜10dの内
部のばら積み貨物を自動的且つ連続的に陸揚げでき、更
に荷役作業の合理化を図ることが可能となる。
【図1】本発明のアンローダ設備の第1の実施例を示す
概念図である。
概念図である。
【図2】本発明のアンローダ設備の第2の実施例を示す
概念図である。
概念図である。
【図3】本発明のアンローダ設備の第3の実施例を示す
概念図である。
概念図である。
【図4】本発明のアンローダ設備の第4の実施例を示す
概念図である。
概念図である。
【図5】従来のアンローダ設備の一例を示す概念図であ
る。
る。
1 岸壁 2 レール 3 走行体 4 旋回体 5 ブーム 6 バケットエレベータ部 7 かきとり部 8 かきとり搬送装置 9 船舶 10a〜10d 船倉 12 船舶データ記憶器 13 船舶データ信号 14 荷役データ記憶器 15 荷役データ信号 17a〜17c,55a,55b 距離検出器 19a〜19c,56a,56b 距離検出信号 20 旋回位置検出器 21 旋回位置検出信号 22 起伏角度検出器 23 起伏角度検出信号 24 昇降位置検出器 25 昇降位置検出信号 26 回動位置検出器 27 回動位置検出信号 28 船舶位置演算器 29 船舶位置検出信号 30 船舶選択器 31 船舶選択信号 32 船倉選択器 33 船倉選択信号 34 運転指令器 35 運転指令信号 36,53,63,66 運転制御器 43 移動検出器 44 移動検出信号 45 船倉判別器 46 船倉判別信号 57a〜57d 喫水検出器 58a〜58d 喫水検出信号 59 相対位置演算器 60 相対位置検出信号 61 船舶姿勢演算器 62 船舶姿勢検出器 64 荷役作業設定器 65 荷役作業設定信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出川 定男 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 剣持 庸一 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内
Claims (4)
- 【請求項1】 岸壁(1)に延設されたレール(2)
と、該レール(2)上を走行する走行体(3)と、該走
行体(3)に対して旋回し得るように設けられた旋回体
(4)と、該旋回体(4)に対して起伏し得るように設
けられたブーム(5)と、略垂直に延び且つ上端部が前
記のブーム(5)の先端部に連結されたバケットエレベ
ータ部(6)及び該バケットエレベータ部(6)の下端
部より略水平に突出するかきとり部(7)とを有するか
きとり搬送装置(8)とを有し、該かきとり搬送装置
(8)がブーム(5)に対して回動し得られ且つ昇降し
得るように構成されたアンローダ設備において、荷役を
行うべき複数の船舶(9)の形状のデータを記憶する船
舶データ記憶器(12)と、前記の船舶(9)の各船倉
(10a)〜(10d)の形状のデータ及びその船倉
(10a)〜(10d)に対し前記のかきとり搬送装置
(8)を移動させるべき軌跡のデータを記憶する荷役デ
ータ記憶器(14)と、岸壁(1)あるいは走行体
(3)に対する船舶(9)の距離を検出する距離検出器
(17a)〜(17c)と、レール(2)に対する走行
体(3)の移動位置を検出する移動検出器(43)と、
走行体(3)に対する旋回体(4)の旋回位置を検出す
る旋回位置検出器(20)と、旋回体(4)に対するブ
ーム(5)の起伏角度を検出する起伏角度検出器(2
2)と、ブーム(5)に対するかきとり搬送装置(8)
の昇降位置を検出する昇降位置検出器(24)と、ブー
ム(5)に対するかきとり搬送装置(8)の回動位置を
検出する回動位置検出器(26)と、前記の船舶データ
記憶器(12)より出力される船舶データ信号(13)
及び距離検出器(17a)〜(17c)より出力される
距離検出信号(19a)〜(19c)に基づき岸壁
(1)に対する船舶(9)の相対位置及び船舶(9)の
姿勢を求める船舶位置演算器(28)と、手動操作によ
り船舶選択信号(31)を出力する船舶選択器(30)
と、手動操作により船倉選択信号(33)を出力する船
倉選択器(32)と、前記の船舶選択信号(31)及び
船倉選択信号(33)に応じて荷役作業を行うべき船舶
(9)の種別及び船倉(10a)〜(10d)を判定し
且つ前記の船舶位置演算器(28)より出力される船舶
位置検出信号(29)、荷役データ記憶器(14)より
出力される荷役データ信号(15)、前記の各検出器
(17a)〜(17c)(20)(22)(24)(2
6)(43)より出力される検出信号(19a)〜(1
9c)(21)(23)(25)(27)(44)に基
づき走行体(3)、旋回体(4)、ブーム(5)、かき
とり搬送装置(8)を作動させる運転制御器(36)と
を備えてなることを特徴とするアンローダ設備。 - 【請求項2】 岸壁(1)に延設されたレール(2)
と、該レール(2)上を走行する走行体(3)と、該走
行体(3)に対して旋回し得るように設けられた旋回体
(4)と、該旋回体(4)に対して起伏し得るように設
けられたブーム(5)と、略垂直に延び且つ上端部が前
記のブーム(5)の先端部に連結されたバケットエレベ
ータ部(6)及び該バケットエレベータ部(6)の下端
部より略水平に突出するかきとり部(7)とを有するか
きとり搬送装置(8)とを有し、該かきとり搬送装置
(8)がブーム(5)に対して回動し得られ且つ昇降し
得るように構成されたアンローダ設備において、荷役を
行うべき複数の船舶(9)の形状のデータを記憶する船
舶データ記憶器(12)と、前記の船舶(9)の各船倉
(10a)〜(10d)の形状のデータ及びその船倉
(10a)〜(10d)に対し前記のかきとり搬送装置
(8)を移動させるべき軌跡のデータを記憶する荷役デ
ータ記憶器(14)と、岸壁(1)あるいは走行体
(3)に対する船舶(9)の距離を検出する距離検出器
(17a)〜(17)cと、レール(2)に対する走行
体(3)の移動位置を検出する移動検出器(43)と、
走行体(3)に対する旋回体(4)の旋回位置を検出す
る旋回位置検出器(20)と、旋回体(4)に対するブ
ーム(5)の起伏角度を検出する起伏角度検出器(2
2)と、ブーム(5)に対するかきとり搬送装置(8)
の昇降位置を検出する昇降位置検出器(24)と、ブー
ム(5)に対するかきとり搬送装置(8)の回動位置を
検出する回動位置検出器(26)と、前記の船舶データ
記憶器(12)より出力される船舶データ信号(13)
及び距離検出器(17a)〜(17c)より出力される
距離検出信号(19a)〜(19c)に基づき岸壁
(1)に対する船舶(9)の相対位置及び船舶(9)の
姿勢を求める船舶位置演算器(28)と、前記の船舶デ
ータ記憶器(12)より出力される船舶データ信号(1
3)及び移動検出器(43)より出力される移動位置検
出信号(44)に基づき走行体(3)が船舶(9)の船
倉(10a)〜(10d)のいずれの側方に位置してい
るのかを判定して船倉判別信号(46)を出力する船倉
判別器(45)と、手動操作により船舶選択信号(3
1)を出力する船舶選択器(30)と、手動操作により
運転指令信号(35)を出力する運転指令器(34)
と、前記の船舶選択信号(31)及び船倉判別信号(4
6)に応じて荷役作業を行うべき船舶(9)の種別及び
船倉(10a)〜(10d)を判定し且つ前記の運転指
令信号(35)が出力された際に船舶位置演算器(2
8)より出力される船舶位置検出信号(29)、荷役デ
ータ記憶器(14)より出力される荷役データ信号(1
5)、前記の各検出器(17a)〜(17c)(20)
(22)(24)(26)(43)より出力される検出
信号(19a)〜(19c)(21)(23)(25)
(27)(44)に基づき走行体(3)、旋回体
(4)、ブーム(5)、かきとり搬送装置(8)を作動
させる運転制御器(53)とを備えてなることを特徴と
するアンローダ設備。 - 【請求項3】 岸壁(1)に延設されたレール(2)
と、該レール(2)上を走行する走行体(3)と、該走
行体(3)に対して旋回し得るように設けられた旋回体
(4)と、該旋回体(4)に対して起伏し得るように設
けられたブーム(5)と、略垂直に延び且つ上端部が前
記のブーム(5)の先端部に連結されたバケットエレベ
ータ部(6)及び該バケットエレベータ部(6)の下端
部より略水平に突出するかきとり部(7)とを有するか
きとり搬送装置(8)とを有し、該かきとり搬送装置
(8)がブーム(5)に対して回動し得られ且つ昇降し
得るように構成されたアンローダ設備において、荷役を
行うべき複数の船舶(9)の形状のデータを記憶する船
舶データ記憶器(12)と、前記の船舶(9)の各船倉
(10a)〜(10d)の形状のデータ及びその船倉
(10a)〜(10d)に対し前記のかきとり搬送装置
(8)を移動させるべき軌跡のデータを記憶する荷役デ
ータ記憶器(14)と、走行体(3)に対する船舶
(9)の距離を検出する距離検出器(55a)(55
b)と、船舶(9)の喫水を検出する喫水検出器(57
a)〜(57d)と、レール(2)に対する走行体
(3)の移動位置を検出する移動検出器(43)と、走
行体(3)に対する旋回体(4)の旋回位置を検出する
旋回位置検出器(20)と、旋回体(4)に対するブー
ム(5)の起伏角度を検出する起伏角度検出器(22)
と、ブーム(5)に対するかきとり搬送装置(8)の昇
降位置を検出する昇降位置検出器(24)と、ブーム
(5)に対するかきとり搬送装置(8)の回動位置を検
出する回動位置検出器(26)と、前記の船舶データ記
憶器(12)より出力される船舶データ信号(13)及
び距離検出器(55a)(55b)より出力される距離
検出信号(56a)(56b)に基づき船舶(9)に対
する走行体(3)の相対位置を求める相対位置演算器
(59)と、前記の喫水検出器(57a)〜(57d)
より出力される喫水検出信号(58a)〜(58d)に
基づいて船舶(9)の姿勢を求める船舶姿勢演算器(6
1)と、手動操作により船舶選択信号(31)を出力す
る船舶選択器(30)と、手動操作により船倉選択信号
(33)を出力する船倉選択器(32)と、前記の船舶
選択信号(31)及び船倉選択信号(33)に応じて荷
役作業を行うべき船舶(9)の種別及び船倉(10a)
〜(10d)を判定し且つ前記の相対位置演算器(5
9)より出力される相対位置検出信号(60)、船舶姿
勢演算器(61)より出力される船舶姿勢検出信号(6
2)、荷役データ記憶器(14)より出力される荷役デ
ータ信号(15)、前記の各検出器(20)(22)
(24)(26)(43)より出力される検出信号(2
1)(23)(25)(27)(44)に基づき走行体
(3)、旋回体(4)、ブーム(5)、かきとり搬送装
置(8)を作動させる運転制御器(63)とを備えてな
ることを特徴とするアンローダ設備。 - 【請求項4】 岸壁(1)に延設されたレール(2)
と、該レール(2)上を走行する走行体(3)と、該走
行体(3)に対して旋回し得るように設けられた旋回体
(4)と、該旋回体(4)に対して起伏し得るように設
けられたブーム(5)と、略垂直に延び且つ上端部が前
記のブーム(5)の先端部に連結されたバケットエレベ
ータ部(6)及び該バケットエレベータ部(6)の下端
部より略水平に突出するかきとり部(7)とを有するか
きとり搬送装置(8)とを有し、該かきとり搬送装置
(8)がブーム(5)に対して回動し得られ且つ昇降し
得るように構成されたアンローダ設備において、荷役を
行うべき複数の船舶(9)の形状のデータを記憶する船
舶データ記憶器(12)と、前記の船舶(9)の各船倉
(10a)〜(10d)の形状のデータ及びその船倉
(10a)〜(10d)に対し前記のかきとり搬送装置
(8)を移動させるべき軌跡のデータを記憶する荷役デ
ータ記憶器(14)と、走行体(3)に対する船舶
(9)の距離を検出する距離検出器(55a)(55
b)と、船舶(9)の喫水を検出する喫水検出器(57
a)〜(57d)と、レール(2)に対する走行体
(3)の移動位置を検出する移動検出器(43)と、走
行体(3)に対する旋回体(4)の旋回位置を検出する
旋回位置検出器(20)と、旋回体(4)に対するブー
ム(5)の起伏角度を検出する起伏角度検出器(22)
と、ブーム(5)に対するかきとり搬送装置(8)の昇
降位置を検出する昇降位置検出器(24)と、ブーム
(5)に対するかきとり搬送装置(8)の回動位置を検
出する回動位置検出器(26)と、前記の船舶データ記
憶器(12)より出力される船舶データ信号(13)及
び距離検出器(55a)(55b)より出力される距離
検出信号(56a)(56b)に基づき船舶(9)に対
する走行体(3)の相対位置を求める相対位置演算器
(59)と、前記の喫水検出器(57a)〜(57d)
より出力される喫水検出信号(58a)〜(58d)に
基づいて船舶(9)の姿勢を求める船舶姿勢演算器(6
1)と、手動操作により船舶選択信号(31)を出力す
る船舶選択器(30)と、手動操作によりもしくは通信
手段を介して自動的に入力された船倉(10a)〜(1
0d)に対する荷役順序のデータ及び荷揚げ量のデータ
に応じた荷役計画信号(65)を出力する荷役作業設定
器(64)と、前記の船舶選択信号(31)及び荷役計
画信号(65)に応じて荷役作業を行うべき船舶(9)
の種別及び船倉(10a)〜(10d)を判定し且つ前
記の相対位置演算器(59)より出力される相対位置検
出信号(60)、船舶姿勢演算器(61)より出力され
る船舶姿勢検出信号(62)、荷役データ記憶器(1
4)より出力される荷役データ信号(15)、前記の各
検出器(20)(22)(24)(26)(43)より
出力される検出信号(21)(23)(25)(27)
(44)に基づき走行体(3)、旋回体(4)、ブーム
(5)、かきとり搬送装置(8)を作動させる運転制御
器(66)とを備えてなることを特徴とするアンローダ
設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15595194A JPH0820442A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | アンローダ設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15595194A JPH0820442A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | アンローダ設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0820442A true JPH0820442A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15617102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15595194A Pending JPH0820442A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | アンローダ設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0820442A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9500581B2 (en) | 2014-09-26 | 2016-11-22 | Sysmex Corporation | Blood analyzer and blood analyzing method |
US9528978B2 (en) | 2014-09-26 | 2016-12-27 | Sysmex Corporation | Blood analyzer and blood analyzing method |
JP2021147158A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 住友重機械搬送システム株式会社 | アンローダ |
-
1994
- 1994-07-07 JP JP15595194A patent/JPH0820442A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9500581B2 (en) | 2014-09-26 | 2016-11-22 | Sysmex Corporation | Blood analyzer and blood analyzing method |
US9528978B2 (en) | 2014-09-26 | 2016-12-27 | Sysmex Corporation | Blood analyzer and blood analyzing method |
JP2021147158A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 住友重機械搬送システム株式会社 | アンローダ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |