JPH0820370A - 自転車の盗難防止装置 - Google Patents
自転車の盗難防止装置Info
- Publication number
- JPH0820370A JPH0820370A JP18768294A JP18768294A JPH0820370A JP H0820370 A JPH0820370 A JP H0820370A JP 18768294 A JP18768294 A JP 18768294A JP 18768294 A JP18768294 A JP 18768294A JP H0820370 A JPH0820370 A JP H0820370A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bicycle
- handle
- holder
- handles
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ハンドルを着脱可能とすることによって、施錠
以外の方式を用いた自転車の盗難防止装置を提供する。 【構成】筒体の両端より中央に向かってＬ字形の溝を対
称に設け、溝の最奥部上方位置に係止環を回動可能に取
付けてなるホルダーを形成し、一方、ハンドルをその根
本部分より切断して、インサイド側ハンドルとアウトサ
イド側ハンドルとに分離して、この分離部分近傍に、そ
の中間部分を小径に形成してなる突起を設けて、ホルダ
ー内にこれらのハンドルを挿入することによって溝の最
奥部に位置した突起を係止環にて固定可能に構成したこ
とを特徴とする。
以外の方式を用いた自転車の盗難防止装置を提供する。 【構成】筒体の両端より中央に向かってＬ字形の溝を対
称に設け、溝の最奥部上方位置に係止環を回動可能に取
付けてなるホルダーを形成し、一方、ハンドルをその根
本部分より切断して、インサイド側ハンドルとアウトサ
イド側ハンドルとに分離して、この分離部分近傍に、そ
の中間部分を小径に形成してなる突起を設けて、ホルダ
ー内にこれらのハンドルを挿入することによって溝の最
奥部に位置した突起を係止環にて固定可能に構成したこ
とを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ハンドルを着脱可能
にして自転車の盗難を防止することのできる装置に関す
る。
にして自転車の盗難を防止することのできる装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来より、自転車の盗難を防止するもの
として、施錠によって棒体を出入りさせて車輪のスポー
クがこの棒体にあたって車輪の回転を止めるものや、ル
ープ状のワイヤーをフレームと車輪に通してロックする
ものがあった。
として、施錠によって棒体を出入りさせて車輪のスポー
クがこの棒体にあたって車輪の回転を止めるものや、ル
ープ状のワイヤーをフレームと車輪に通してロックする
ものがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのもの
は施錠機構を用いるため、ときにはこの施錠部分が破壊
されて自転車が盗まれることがあった。つまり、自転車
自体の機能を有したまま、施錠によって車輪の回転を防
止するものであるため、施錠が何らかの手段によって解
除された場合は、容易に盗むことのできるものであっ
た。この発明は、以上のような従来からの盗難防止機構
に関わる課題を解決するために発明されたもので、自転
車のハンドルを専用の金具によって着脱可能として、運
転機能を解除することで盗難を防止することのできる装
置を提供するものである。
は施錠機構を用いるため、ときにはこの施錠部分が破壊
されて自転車が盗まれることがあった。つまり、自転車
自体の機能を有したまま、施錠によって車輪の回転を防
止するものであるため、施錠が何らかの手段によって解
除された場合は、容易に盗むことのできるものであっ
た。この発明は、以上のような従来からの盗難防止機構
に関わる課題を解決するために発明されたもので、自転
車のハンドルを専用の金具によって着脱可能として、運
転機能を解除することで盗難を防止することのできる装
置を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段とし
て本発明は、ハンドルを切断して、この切断部分をホル
ダーにて自転車本体に着脱可能な機構とした。すなわ
ち、筒体の両端より中央に向かってＬ字形の溝を対称に
設け、溝の最奥部上方位置に係止環を回動可能に取付け
てなるホルダーを形成し、一方、ハンドルをその根本部
分より切断して、インサイド側ハンドルとアウトサイド
側ハンドルとに分離して、この分離部分近傍に、その中
間部分を小径に形成してなる突起を設けて、ホルダー内
にこれらのハンドルを挿入することによって溝の最奥部
に位置した突起を係止環にて固定可能に構成する。本発
明は以上の構成よりなる自転車の盗難防止装置である。
て本発明は、ハンドルを切断して、この切断部分をホル
ダーにて自転車本体に着脱可能な機構とした。すなわ
ち、筒体の両端より中央に向かってＬ字形の溝を対称に
設け、溝の最奥部上方位置に係止環を回動可能に取付け
てなるホルダーを形成し、一方、ハンドルをその根本部
分より切断して、インサイド側ハンドルとアウトサイド
側ハンドルとに分離して、この分離部分近傍に、その中
間部分を小径に形成してなる突起を設けて、ホルダー内
にこれらのハンドルを挿入することによって溝の最奥部
に位置した突起を係止環にて固定可能に構成する。本発
明は以上の構成よりなる自転車の盗難防止装置である。
【０００５】
【作用】本発明を使用するには、まずホルダー外面に位
置する係止環を上方に回動させて突起と係止環を分離さ
せる。次にアウトサイド側ハンドルを回して突起を溝の
コーナーに位置させ、外側に引くとハンドルはホルダー
よりはずれる。そしてホルダーを同様に回して引くとイ
ンサイド側ハンドルよりホルダーがはずれる。この作業
をハンドルの両側について行ない、双方のホルダーを所
持する。分離した双方のアウトサイド側ハンドルは、自
転車本体の適所に取付けておくが、後述の実施例にて示
すように、ハンドル軸などに保持部分を設けると便利で
ある。そして、駐輪時はこのホルダーを所持しておく
と、ハンドルは分離しているので乗り回すことができ
ず、盗難を防止することができる。自転車を使用すると
きは、上記と逆の手順にてハンドルとホルダーは一体と
なって通常の使用が可能となる。
置する係止環を上方に回動させて突起と係止環を分離さ
せる。次にアウトサイド側ハンドルを回して突起を溝の
コーナーに位置させ、外側に引くとハンドルはホルダー
よりはずれる。そしてホルダーを同様に回して引くとイ
ンサイド側ハンドルよりホルダーがはずれる。この作業
をハンドルの両側について行ない、双方のホルダーを所
持する。分離した双方のアウトサイド側ハンドルは、自
転車本体の適所に取付けておくが、後述の実施例にて示
すように、ハンドル軸などに保持部分を設けると便利で
ある。そして、駐輪時はこのホルダーを所持しておく
と、ハンドルは分離しているので乗り回すことができ
ず、盗難を防止することができる。自転車を使用すると
きは、上記と逆の手順にてハンドルとホルダーは一体と
なって通常の使用が可能となる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
において、１は筒状のホルダーで、その両端より中央に
向かってＬ字形の溝２が各々対称に設けられている。３
は係止環で、金属線を細長い環状に形成し、その一端は
小径筒形の金属管に挿通されて溝２の最奥部上に係止環
が位置するようにホルダー外面に回動自在に取付けられ
ている。４はインサイド側ハンドルで、通常のハンドル
をハンドル軸近傍から切断した根本の部分であって、そ
の端部近傍外周面には、中間に小径部を有する突起５が
設けられている。６はアウトサイド側ハンドルで、ハン
ドルを切断した外側の部分であって、インサイド側ハン
ドルと同様に突起５が設けられている。７は一対の湾曲
板体よりなるハンドル保持部で、ハンドル軸の両側に位
置している。
において、１は筒状のホルダーで、その両端より中央に
向かってＬ字形の溝２が各々対称に設けられている。３
は係止環で、金属線を細長い環状に形成し、その一端は
小径筒形の金属管に挿通されて溝２の最奥部上に係止環
が位置するようにホルダー外面に回動自在に取付けられ
ている。４はインサイド側ハンドルで、通常のハンドル
をハンドル軸近傍から切断した根本の部分であって、そ
の端部近傍外周面には、中間に小径部を有する突起５が
設けられている。６はアウトサイド側ハンドルで、ハン
ドルを切断した外側の部分であって、インサイド側ハン
ドルと同様に突起５が設けられている。７は一対の湾曲
板体よりなるハンドル保持部で、ハンドル軸の両側に位
置している。
【０００７】本発明の使用については〔作用〕の項にて
記したが、本例はハンドル保持部を設けて利用しやすい
ものとした。駐輪時には、アウトサイド側ハンドルは分
離した状態となるので、適当個所に保管することになる
が、本例のように板体を折曲してなるハンドル保持部分
を設けて、この保持部に分離したハンドルを挿入保持さ
せると、着脱容易となって使用に便利である。なお、係
止環の線材の太さは、突起の小径部に適合するように適
宜選択される。この係止環によってアウトサイドおよび
インサイドのハンドルはホルダーに固定され、走行時に
ハンドルがずれることがない。
記したが、本例はハンドル保持部を設けて利用しやすい
ものとした。駐輪時には、アウトサイド側ハンドルは分
離した状態となるので、適当個所に保管することになる
が、本例のように板体を折曲してなるハンドル保持部分
を設けて、この保持部に分離したハンドルを挿入保持さ
せると、着脱容易となって使用に便利である。なお、係
止環の線材の太さは、突起の小径部に適合するように適
宜選択される。この係止環によってアウトサイドおよび
インサイドのハンドルはホルダーに固定され、走行時に
ハンドルがずれることがない。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、ホルダーを介してハン
ドルを自転車本体に対して着脱可能に構成したので、こ
のホルダーを所持することによって、自転車の操作機能
を一時的に失わせることができ、盗難を防止することが
できる。また、一般に用いられている施錠方式と異なる
方式のため、施錠破壊による盗難の恐れのない、有用な
る装置を提供することができる。
ドルを自転車本体に対して着脱可能に構成したので、こ
のホルダーを所持することによって、自転車の操作機能
を一時的に失わせることができ、盗難を防止することが
できる。また、一般に用いられている施錠方式と異なる
方式のため、施錠破壊による盗難の恐れのない、有用な
る装置を提供することができる。
【図１】本発明の要部を示す使用状態図
【図２】本発明の装着手順説明図
【図３】本発明の平面より見た装着手順拡大説明図
【図４】本発明のホルダーの正面図
【図５】Ａ−Ａ断面図
【図６】本発明の突起と係止環の係止機能説明図
【図７】本発明の分離したハンドルの保持機構説明図
【図８】本発明の分離したハンドルの保持状態図
１ ホルダー ２ 溝 ３ 係止環 ４ インサイド側ハンドル ５ 突起 ６ アウトサイド側ハンドル ７ ハンドル保持部 ８ ハンドル軸
Claims (1)
- 【請求項１】筒体の両端より中央に向かってＬ字形の溝
を対称に設け、溝の最奥部上方位置に係止環を回動可能
に取付けてなるホルダーを形成し、一方、ハンドルをそ
の根本部分より切断して、インサイド側ハンドルとアウ
トサイド側ハンドルとに分離して、この分離部分近傍
に、その中間部分を小径に形成してなる突起を設けて、
ホルダー内にこれらのハンドルを挿入することによって
溝の最奥部に位置した突起を係止環にて固定可能に構成
したことを特徴とする自転車の盗難防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18768294A JPH0820370A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 自転車の盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18768294A JPH0820370A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 自転車の盗難防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0820370A true JPH0820370A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16210302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18768294A Pending JPH0820370A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 自転車の盗難防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820370A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101110572B1 (ko) * | 2009-07-02 | 2012-02-15 | 이석진 | 도난방지 기능을 갖는 핸들바아 |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP18768294A patent/JPH0820370A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101110572B1 (ko) * | 2009-07-02 | 2012-02-15 | 이석진 | 도난방지 기능을 갖는 핸들바아 |
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