JPH08202977A - 監視システム用送信機 - Google Patents

監視システム用送信機

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JPH08202977A
JPH08202977A JP1318795A JP1318795A JPH08202977A JP H08202977 A JPH08202977 A JP H08202977A JP 1318795 A JP1318795 A JP 1318795A JP 1318795 A JP1318795 A JP 1318795A JP H08202977 A JPH08202977 A JP H08202977A
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transmitter
modem
alarm
signal
sensor
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Mutsuo Tanaka
睦男 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は監視システム用送信機に関し、モデ
ムを内蔵することにより、低コスト化を図り、持ち運び
を容易とし、配設箇所の変更を簡易としたことを目的と
する。 【構成】 監視システム用受信機に公衆電話回線を介し
て信号を送信する監視システム用送信機において、ケー
ス2内に、被監視対象に対応して設けられたセンサが出
力するセンサ信号を授受する送信基板3のアラーム入力
部3cと、上記センサの関知により上記被監視対象を撮
像するカメラが生成する映像信号を授受するカメラ画像
入力部3bと、上記映像信号を公衆回線で送信可能な信
号に変換して送信するモデム基板4と、電源部5と、バ
ッテリ6とを配設する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は監視システム用送信機に
係り、特に警備情報からビル管理情報に至るまで各種の
情報を公衆回線を使用して監視する監視システムに使用
される送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、警備会社では防犯及び防災を目的
とする監視システムを採用している。この監視システム
は、センサの関知により、被監視対象(例えば、オフィ
ス、建設現場等)の動画像による監視を行うため、火災
センサ等のセンサに加えてカメラを配設している。
【0003】センサの出力信号は、送信機を介して、モ
デムに供給される。センサの関知により被監視対象の監
視情報を動画としてカメラが撮像し、これにより映像信
号が出力される。この映像信号も、上記送信機を介して
上記モデムに供給される。このモデムは、公衆回線を利
用して監視センター(監視システム用受信機)に映像信
号を伝送する。そして、監視センターにおいて警備員が
複数の被監視対象を常時監視していた。
【0004】このように、従来の監視システムは、その
種類により夫々独立した送信機、モデム等で構成されて
いた。例えば、オフィス等の被監視対象にカメラとセン
サと送信機とモデムとを別個に配設することが行われて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の監
視システムは、センサの関知により動画像による監視を
行い、センサの出力信号および映像信号を得るため、送
信機およびモデムを要する。
【0006】このような送信機およびモデムは、独立の
機器として構成されるため、夫々別個に配設しなければ
ならない。また、送信機とモデムとの間をコネクタを介
してケーブルで接続しなければならず、そのコネクタの
取付作業が面倒であり、送信機およびモデムを配設する
のに要するコストが高くなる。
【0007】さらに、ケーブルで接続された送信機およ
びモデムは、持ち運びにくいものであり、配設箇所の変
更が簡易にできないものであった。本発明は上記の点に
鑑みてなされたものであり、モデムを内蔵することによ
り、低コスト化を図り、持ち運びを容易とし、配設箇所
の変更を簡易とした監視システム用送信機を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、監視システム用受信機に公衆回線を介
して信号を送信する監視システム用送信機において、ケ
ース内に、被監視対象に対応して設けられたセンサが出
力するセンサ信号を授受するセンサ信号入力部と、上記
センサの関知により上記被監視対象を撮像する撮像手段
が生成する映像信号を授受する映像信号入力部と、上記
映像信号を公衆回線で送信可能な信号に変換して送信す
るモデムとを配設することを特徴とする構成とした。
【0009】
【作用】上記のように、センサ信号入力部と映像信号入
力部とモデムとを同一のケース内に配設することによ
り、コネクタを介したモデムの取り付け作業を行う必要
はなくなり、低コスト化を図ることができ、持ち運びを
容易とすることができ、配設箇所の変更を簡易とするこ
とができる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。図1は本発明の一実施例に係る監視システム用送
信機1(以下、送信機1と記す。)の構成を示すブロッ
ク図、図2(A)は送信機1の外観を示す平面図、図2
(B)はその正面図、図2(C)はその右側面図、図3
は送信機1の扉2bを開けた状態を示す斜視図、図4
(A)は送信機1の部品配置を示すためのもので、扉2
bを透明とした状態の平面図、図4(B)は送信機1の
正面の断面図、図4(C)はその右側面図、図5は送信
基板3を拡大して示す平面図である。
【0011】この送信機1は、330mm(W)×75
mm(D)×220mm(H)の箱型ケース2内に、送
信基板3、他の部品に対しシールド処理を施したモデム
基板4、他の部品に対しシールド処理を施した電源部
5、他の部品に対しシールド処理を施したバッテリ6な
どを一括的に配設したことを特徴とするものである。
【0012】この送信機1には、カメラ拡張ユニット、
リレーコントローラ、音声ユニット、専用カードレーダ
ー等のオプション制御の信号、4台のカメラ(撮像手
段)の画像信号、12チャンネルのアラーム入力信号、
4チャンネルのリレー出力信号、1チャンネルのフェー
ルセーフ信号、1チャンネルのタンパ機能(データの改
ざん防止)信号が入力または出力される。
【0013】図2に示すように、ケース2は、ケース本
体2aと扉2bとより構成される。ケース本体2aの正
面側にはケーブルを通す通線口2cが、その裏面側にも
通線口2dが形成されている。また、扉2bには、表示
基板を備える表示部となるLEDパネル2eおよび鍵2
fが配設されている。
【0014】LEDパネル2eは、送信機1の動作状態
を黙視確認するためのものである。アラームセンサーの
状態、電源部5の状態、警備開始または警備解除の状態
をLEDランプの点灯で表示する。図3に示すように、
扉2bの裏側には、AC入力端子台2g、DC出力端子
台2h、電源部5が配設されている。また、ケース本体
2aには、電源用スイッチ5cが設けられている。
【0015】この電源部5には、ヒューズ5a、バッテ
リ接続コネクタ5bが配設され、停電検出回路とバッテ
リ電圧低下検出回路とが組み込まれており、各回路のア
ラーム出力は図4のアラーム用端子台3hに接続されて
いる。図4に示すように、電源部5には、さらに、AC
100V入力用端子台5d、DC12V出力用端子台5
e、バッテリ充電用端子台5f、LEDパネル用端子台
5g、アラーム用端子台5hが配設されている。
【0016】AC100V入力用端子台5dはAC入力
端子台2gと、DC12V出力用端子台5eはDC出力
端子台2hと、バッテリ充電用端子台5fはバッテリ6
と、LEDパネル用端子台5gはLEDパネル2eと、
アラーム用端子台5hは図5の補助アラーム入力用端子
台3nと接続されている。
【0017】電源部5は、商用AC100Vが供給され
ると送信基板3およびモデム基板4にDC電源を供給す
る。停電時などAC100Vが供給されなくなると、自
動的に非常時動作用バッテリ6と切り替わり、送信基板
3およびモデム基板4にDC電源が供給される。
【0018】例えば、電源部5の容量は、送信基板3、
モデム基板4、LEDパネル2e、外部のカメラにDC
12V3Aの動作電力を供給し、外部のセンサにDC1
2V0.5Aの動作電力を供給することができる量であ
る。また、ケース本体2aには、図4に示すように、送
信基板3、バッテリ6、モデム基板4が配設されてい
る。このモデム基板4には、公衆電話回線と接続された
回線用端子台4a、RS−232C用端子台4b、パワ
ー用端子台4cが配設されている。
【0019】モデム基板4は、回線用端子台4aを公衆
電話回線と接続し、画像データやアラームセンサ情報を
伝送したり、監視センター(監視システム用受信機)か
らのリモートコントロールを受け取ったりするための変
復調装置(モデム)を形成した基板である。
【0020】このモデムは、例えば、V.32terv
o、V32bis準拠の規格であり、公衆電話回線を経
由して最高38.4Kbpsのスループットでデータの
転送を可能とする。このモデム基板4を用いて、送信基
板3でデジタイズされた画像データを監視センターに転
送する。品質回線が悪い場合、伝送速度を少しずつ下げ
る操作であるフォールバックを行う。
【0021】バッテリ6は、非常時動作用の電力を供給
するもので、容量を、例えば、DC12V2Aとする。
電源部5から電力が供給されると、自動的に充電回路が
働きフル充電状態となる。この容量は、0.5A程度の
カメラを含めて約30分程度送信機1を動作させるもの
である。
【0022】図5に拡大し、各部品間の配線を省略して
示すように、送信基板3には、4個のビデオカメラ入力
用BNCコネクタ3a、映像信号入力部となるカメラ画
像入力部3b、センサ信号入力部となるアラーム入力部
3c、画像メモリ部3d、ROMおよびNVRAM(不
揮発性メモリ)を備えるCPU3e、リチウム電池3
f、出力用リレー3g、出力用端子台3h、入力用端子
台3i、第2パワー用端子台3j、カメラを増設するた
めの中継機との接続用RS−485端子台3k、モデム
基板4との接続用RS−232C端子台3l、第1パワ
ー用端子台3m、補助アラーム入力用端子台3n、アラ
ーム入力監視部3p、モデム制御部3q、リレー出力部
3r、モニタ出力用BNCコネクタ3sが配設されてい
る。
【0023】各BNCコネクタ3aには、カメラの画像
出力用BNCプラグまたは4台のカメラの画像出力を接
続した中継機の出力用BNCプラグが接続されている。
また、このBNCコネクタ3aはカメラ画像入力部3b
と、このカメラ画像入力部3bは画像メモリ部3dと、
この画像メモリ部3dはモデム基板4との接続用RS−
232C端子台3lと接続されている。
【0024】入力用端子台3iには各種のアラームに対
応する出力が接続されている。各種のアラームは、アラ
ームセンサーにより発せられる。このアラームセンサー
はアラームをデジタル信号で出力するもので、ショーケ
ースのガラスの破損を検知するガラスセンサー、人体の
熱を検知することにより、被監視対象(オフィス等)内
に人間等が入ったことを検知する温度センサ、酸素ガス
と水素ガスとを共に検出するガスセンサ、満水または減
水を検知する満減水センサ、エレベータ用センサ等が用
いられる。
【0025】このようなアラームセンサは、高速応答
型、標準応答型、低速応答型の3種類の型があるが、全
ての型のものを接続することができる。入力用端子台3
iと、電源部5のアラーム出力に接続された補助アラー
ム入力用端子台3nとは、アラーム入力部3cと接続さ
れている。このアラーム入力部3cはアラーム入力監視
部3pと接続されている。
【0026】CPU3eは、カメラ画像入力部3bとア
ラーム入力部3cと画像メモリ部3dとアラーム入力監
視部3pとモデム制御部3qと電池3fとに接続されて
いる。リレー出力部3rは出力用リレー3gと接続さ
れ、この出力用リレー3gは出力用端子台3hと接続さ
れている。
【0027】CPU3eは、警備システムの制御プログ
ラムを処理するものである。I/Oとしては、入力用端
子台3iに、外部アラーム入力を12チャンネル、補助
アラーム入力用端子台3nに、電源部5の停電検出、バ
ッテリ6の電圧低下、タンパスイッチの補助アラーム入
力を3チャンネル備え、ビデオカメラ入力用BNCコネ
クタ3aに、ビデオカメラ入力用を4チャンネル備え、
出力用端子台3hに、出力リレー用を4チャンネル備
え、中継機接続用RS−485I/F、モデム接続用R
S−232CI/Fを備えている。
【0028】中継機接続用RS−485I/Fは、RS
−485端子台3kを介して、中継機と接続されてい
る。この中継機のアラームを検出し、音声の入出力(マ
イクからの入力信号、スピーカへの出力信号を制御する
ことを含む中継機の制御を可能としている。
【0029】モデム接続用RS−232CI/Fは、R
S−232C用端子台3lを介してモデム基板4のRS
−232C用端子台4bと接続され、公衆電話回線を経
由しての監視センターからの呼び出し(着信)が可能と
なる。又、CPU3eは、アラーム設定したアラーム入
力による監視センターの呼び出し(発信)によって回路
接続し、コマンドによりビデオカメラ入力をデジタイズ
し転送するような処理を行う。
【0030】そして、リチウム電池3fにより、電源部
5から電源が供給されないときでも、センサー設定や動
作モード等の各種設定とカレンダクロックの動作が保持
されている。アラーム入力部3cは、送信機1本体のア
ラーム入力(外部センサー、補助)および中継機からの
アラーム入力)のオンまたはオフを調べて、認識時間
(低速・標準・高速)の判定を行う。
【0031】アラームまたは緊急アラームに設定された
入力は、レベル(入力が認識時間以上オンの間は何度で
も認識される)で処理される。その他の設定がなされた
入力は、エッジ(入力がオンからオフ、または、オフか
らオンと変化して、かつ、認識時間以上オンまたはオフ
だった時)で処理される。
【0032】このように認識されたアラーム入力はアラ
ーム入力監視部3pへ送られる。アラーム入力監視部3
pは、アラーム入力部3cで認識された入力(開始、解
除、巡回、アラーム、緊急アラーム)を監視して、警備
開始、アラーム認識等に対応した制御を行う。
【0033】開始、解除、巡回による警備状態の制御、
アラーム認識による連動の制御、および、監視センター
への回線接続をするための制御(モデム制御部3qへの
接続要求)を行い、監視センターにアラームが発生した
ことを報告する制御を行う。リレー出力部3rは、出力
用リレー3gおよび中継機の出力用リレーの制御を行
う。連動設定されたアラーム入力がオンになったとき、
または、監視センターからのリモート制御により出力オ
ンが指示されたとき、出力用リレー3gおよび中継機の
出力用リレーをオンとする。
【0034】出力用リレー3gは、出力用端子台3hと
接続されている。出力用端子台3hはサイレンおよびラ
イトなどと接続されている。アラームが発生したとき、
出力用リレー3gを連動させることにより、サイレンな
どを動作させることが可能となる。
【0035】また、出力用リレー3gの1つを連動動作
させるため、1つのアラーム入力を割り当てることもで
きる。カメラ画像入力部3bは、送信機1および中継機
に接続されたカメラの画像を取り込み、その画像のデジ
タイズ処理を行う。連動設定されたアラーム入力がオン
となったとき、カメラシャッター遅延時間経過後から、
カメラシャッター間隔時間毎に4枚まで画像をデジタイ
ズする。これを画像メモリ部3dに記憶させ、モニタ出
力用BNCコネクタ3sに供給する。
【0036】その後、監視センターに回線接続して画像
の転送が開始される。監視センターとの回線接続中は、
監視センターからの指示により指定されたカメラの画像
をデジタイズして画像を転送する。モデム制御部3q
は、モデム基板4の監視および制御を行い、監視センタ
ーからの呼び出し(着信)、または、アラーム発生に伴
う回線接続要求による監視センターへの呼び出し(発
信)の制御を行う。
【0037】また、モデム制御部3qは、V32bis
モデムをリヤイヤブルモード(信頼モード)で制御す
る。電源用スイッチ5cがオンされると、CPU3eの
NVRAMに設定された初期化コマンドを送出する。監
視センターを呼び出す場合のダイヤリング、監視センタ
ーと接続されたときのレザルトコード(モデムから送ら
れる状態データ信号)の確認を行う。
【0038】回線状態による信頼性確保については、モ
デムが有するLAPMプロトコルによって行われる。C
PU3eにおける定時通報機能の処理により、設定され
ている時間間隔(例えば、1時間単位)の00分になる
と、監視センターと接続し、送信機1が正常に動作して
いることを報告する。この定時通報機能には、随時モー
ドと開始後モードとがある。
【0039】そして、送信基板3の基本機能として、登
録設定制御機能、回線制御機能、監視センターとのID
確認制御機能、画像送信制御機能、時刻管理制御機能、
アラーム入出力制御、アラーム種別制御、システム状態
監視制御、オプション制御機能がある。
【0040】登録設定制御機能は、送信機1の固有の登
録設定をCPU3eのNVRAMに対して監視センター
側またはノートパソコン等の別コンピュータの設定プロ
グラムを使用して、公衆電話回線を通し、リモートで行
うものである。回線制御機能は、送信機1の回線モード
として、公衆電話回線を制御するものである。
【0041】監視センターとのID確認制御機能は、セ
キュリティ確認制御として、監視センターと接続が行わ
れた場合、送信機1が正規のものであるか否かの確認を
行い、シリアル番号を確認し、サイトID、送信機I
D、センターIDを相互に確認し、全ての項目が一致し
た場合のみ、監視センターと、その後のデータの交換を
行えるようにするものである。
【0042】画像送信制御機能は、アラーム入力センサ
にカメラシャッター連動を設定した場合、および、監視
センターからのマニュアル要求で画像伝送要求を受け取
った場合、監視センターに対して画像を送信し、カメラ
選択、画像取込、画面サイズ、画像圧縮、画質等も制御
するものである。
【0043】時刻管理制御機能は、送信機1の動作状態
を監視センターに送る定時通報機能と、送信機1自体の
時刻管理用のカレンダ時計機能の2種類がある。アラー
ム入出力制御機能は、アラーム入力が、高速応答、標準
応答、低速応答の設定された認識時間を経過しても、入
力信号が連続した場合に有効となるものである。
【0044】アラーム種別制御機能は、アラーム信号
を、電源部5の停電または復電、バッテリ6の電圧低下
または復帰、緊急通報信号、警備開始または解除信号、
巡回開始または解除信号、アラーム信号に区分けして、
信号監視を行い、その割り付けをCPU3eのNVRA
Mの設定により行うものである。
【0045】システム状態監視制御機能は、送信機1側
が動作しているか否かの監視を行うものである。CPU
3eがハングアップ状態になった場合には、ウオッチド
ッグタイマーが起動し、送信機1を初期化し、カメラが
接続されているチャンネルからビデオ信号を監視するも
のである。
【0046】オプション制御機能は、RS485I/F
から中継機、カメラ制御装置、アラーム増設装置、2回
線音声制御装置、カードリーダー装置等のオプションを
半2重で制御するものである。送信機1が監視センター
との間で公衆電話回線を通して伝送する送信データとし
ては、大別して、セキュリティ情報、回線断、ステータ
ス情報、カレンダー時計情報、画像情報、リモート制御
情報、メモリ書き込みまたは読み出し情報がある。
【0047】また、送信機1側でアラームが認識された
まま、警備の開始操作を行った場合に、フェールセーフ
が検出されると、開始ミスを監視センター側に知らせる
ため、リレー出力をNVRAMに設定することが可能で
ある。このような機能を有する送信機1は、持ち運びや
すいケース2内にモデム基板4を内蔵するため、電源部
5、LEDパネル2eを扉2bに収納し、送信基板3、
バッテリ6をケース本体2aの底部に配設し、扉2bを
閉じた状態で、電源部5、LEDパネル2e、送信基板
3、バッテリ6と影響し合わない位置にモデム基板4を
設けている。
【0048】また、BNCコネクタ3a、カメラ画像入
力部3b、アラーム入力部3c、画像メモリ部3d、C
PU3e、リチウム電池3f、出力用リレー3g、出力
用端子台3h、入力用端子台3i、第2パワー用端子台
3j、RS−485端子台3k、RS−232C端子台
3l、第1パワー用端子台3m、補助アラーム入力用端
子台3n、アラーム入力監視部3p、モデム制御部3
q、リレー出力部3r、モニタ出力用BNCコネクタ3
sを、1枚の送信基板3に一括に配設するため、送信機
1を持ち運びやすい小型のものとすることができる。
【0049】したがって、モデム基板4を内蔵するの
で、送信機1を配設するのみで監視センターとの間で公
衆電話回線を用いた送信が可能となり、従来のモデムを
別個に配設する必要がない。また、モデム基板4を内蔵
するため、送信機1との間でコネクタを介してケーブル
の接続が不要となる。すなわち、従来のモデムとのコネ
クタの取付作業が不要となる。従来のモデムの配設を不
要とするので、送信機1を配設するのに要するコストが
安価となる。
【0050】さらに、モデム基板4を内蔵しても、持ち
運び易い送信機1の大きさであるので、配設箇所の変更
が簡易にできる。
【0051】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、センサ信号
入力部と映像信号入力部とモデムとを同一のケース内に
配設することにより、コネクタを介したモデムの取り付
け作業を行う必要はなくなり、低コスト化を図ることが
でき持ち運びを容易とすることができ、配設箇所の変更
を簡易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である監視システム用送信機
の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例である監視システム用送信機
の外観を示す図である。
【図3】本発明の一実施例である監視システム用送信機
の扉を開いた状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例である監視システム用送信機
の内部構造を示す図である。
【図5】本発明の一実施例である監視システム用送信機
の送信基板を示す図である。
【符号の説明】
1 送信機 2 ケース 3 送信基板 4 モデム基板 5 電源部 6 バッテリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視システム用受信機に公衆回線を介し
    て信号を送信する監視システム用送信機において、 ケース内に、 被監視対象に対応して設けられたセンサが出力するセン
    サ信号を授受するセンサ信号入力部と、 上記センサの関知により上記被監視対象を撮像する撮像
    手段が生成する映像信号を授受する映像信号入力部と、 上記映像信号を公衆回線で送信可能な信号に変換して送
    信するモデムとを配設することを特徴とする監視システ
    ム用送信機。
JP1318795A 1995-01-30 1995-01-30 監視システム用送信機 Pending JPH08202977A (ja)

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