JPH08202529A - データ処理方法及びその装置 - Google Patents

データ処理方法及びその装置

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JPH08202529A
JPH08202529A JP7008059A JP805995A JPH08202529A JP H08202529 A JPH08202529 A JP H08202529A JP 7008059 A JP7008059 A JP 7008059A JP 805995 A JP805995 A JP 805995A JP H08202529 A JPH08202529 A JP H08202529A
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JP
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JP7008059A
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Hiroshi Hara
廣志 原
Masahiro Tamegai
正博 為我井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定長データと可変長データとを混在して容
易に管理できるデータ処理方法及びその装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 固定長データと可変長データとを混在して処
理できるデータ処理装置であって、固定長データ及び可
変長データのそれぞれに対応して設けられたフラグビッ
ト10〜17と、これらフラグビットのそれぞれに対応
付けて設けられた固定長データ記録領域20〜23と、
これらフラグビットのそれぞれに対応付けて設けられた
可変長データのデータ長記憶領域30〜33、可変長デ
ータ記憶領域60,61、及びこれら可変長データ記憶
領域のアドレス記憶領域40〜43により 固定長デー
タと可変長データとを記憶し、フラグビットが有効であ
る固定長データ及び可変長データを記録媒体に転送して
記録する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定長データと可変長
データとを混在して処理するデータ処理方法及びその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータで扱われるデータに
は、8ビット長のデータ、16ビット長のデータ、32
ビット長のデータ等があり、また、これらのデータを扱
う場合、各データを1つの変数として扱う方法、複数の
データをまとめて1つのブロックとして扱う方法があ
る。
【0003】図9は、複数のデータを1つのブロックと
して扱う場合のデータ構造の例を示す図で、固定長デー
タとして8ビット長の符号付きデータC1、8ビット長
の符号無しデータC2、16ビット長の符号無しデータ
I1、文字列を1つのブロックとして扱う可変長データ
S1のそれぞれが示されている。このデータブロック内
のデータにアクセスする場合は、データブロック全体に
対して名前を付与し(図9の場合にはA)、ブロック名
と、各データに付加された名前とに基づいて行なわれ
る。具体例として、図9の“C1”で示されたデータに
アクセスする場合は、“A.C1”あるいは“A→C
1”といった記号を用いて行う。また図9におけるブロ
ック中、符号無し整数型データを符号付整数型データに
変更したデータブロックが同時に必要な場合には、新た
なブロックを作成し、そのブロックに別のブロック名
(例えばB)を付与して管理する。
【0004】従って上記従来例において、多数のデータ
ブロックを同時に扱う必要がある場合には、必要な数の
データブロックを作成し、各ブロックにそれぞれ異なる
名称を付与して管理しなければならない。よって、プロ
グラムの変更等によって、データブロック内のあるデー
タを変更する必要が生じた場合には、その変更が加えら
れるべき全てのデータブロックに対してデータを変更す
る必要が生ずる。具体的には、例えば図10の“A”,
“B”,“C”で示すデータブロックのそれぞれに新た
に32ビット長の符号無しデータを加える場合には、ブ
ロック“A”,“B”,“C”の3つのデータブロック
のそれぞれに新たなデータを付加する必要がある。従っ
て、多数のデータブロックに対して、そのデータブロッ
ク内のデータの変更或は追加などの必要が生じた場合に
は、そのデータの変更処理が複雑になる。また、多数の
データブロックに対して変更を行う場合には、誤って変
更するなどの可能性もある。このため、扱う固定長デー
タの中でデータ長が最長のデータを十分な数だけ用意
し、かつ可変長データに対しても、扱うデータ数に対し
て十分な数のデータを用意したデータ構造を用い、ブロ
ック内のデータ変更時における処理を簡単にする方法も
考えられる。
【0005】図11はこのような例を示す図で、データ
ブロック120の100〜109は固定長データ領域を
示している。ここでは固定長データ数は10個である。
データブロック121における110〜119は可変長
データ領域を示し、これら可変長データの数は10個で
ある。この例では、各データブロックのデータ領域への
アクセスは「100+k(0≦k≦9)」あるいは「1
10+k(0≦k≦9)」で表わされるデータ番号に基
づいて行なわれ、また複数のデータブロックが必要な場
合には、図11に示すデータブロック120或は121
を複数作成することにより対応でき、データ管理、デー
タへのアクセスが共に簡単に行える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示すデータ構造を用いる場合には、10個の固定長デ
ータ、或は10個の可変長データを単位としてデータを
管理するために、データを情報記録媒体へ記録する時
に、10個の固定長データ或は10個の可変長データを
記録する必要がある。このため、固定長データ数或は可
変長データ数がそれぞれ“10”未満の場合に、情報記
録媒体への記録効率が低下するという問題がある。ま
た、可変長データの場合には、データの再生時、データ
の長さが予め判別できないために、データ長を調べなが
らデータを再生する必要があり、データ再生時の再生効
率が低下するという問題がある。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、固定長データと可変長データとを混在して容易に管
理できるデータ処理方法及びその装置を提供することを
目的とする。
【0008】また本発明の目的は、固定長データと可変
長データとが混在しているデータブロックにおいて、各
データの有効/無効を容易に判断して、効率良く処理で
きるデータ処理方法及びその装置を提供することにあ
る。
【0009】また本発明の他の目的は、メモリに展開し
たデータを記録媒体に効率良く記録するデータ処理方法
及びその装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータ処理装置は以下のような構成を備え
る。即ち、固定長データと可変長データとを混在して処
理できるデータ処理装置であって、固定長データ及び可
変長データのそれぞれに対応して設けられたフラグと、
前記フラグに対応付けて設けられた固定長データ記録領
域と、前記フラグに対応付けて設けられた可変長データ
記憶領域とを有する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れたフラグ、及び前記フラグが有効である固定長データ
及び可変長データを記録媒体に転送して記録する記録手
段とを有する。
【0011】上記目的を達成するために本発明のデータ
処理方法は以下のような構成を備える。即ち、固定長デ
ータと可変長データとを混在して処理するデータ処理方
法であって、固定長データを入力すると、対応するフラ
グを有効にしてメモリに記憶する工程と、可変長データ
を入力すると、対応するフラグを有効にして当該可変長
データのデータ長、及びその格納先アドレスとともに前
記可変長データをメモリに記憶する工程とを有する。
【0012】
【作用】以上の構成において、固定長データを入力する
と、対応するフラグを有効にしてメモリに記憶し、また
可変長データを入力すると、対応するフラグを有効にし
て、その可変長データのデータ長、及びその格納先アド
レスとともに、その可変長データをメモリに記憶するよ
うに動作する。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0014】[第1実施例]図1は本実施例のデータ処
理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0015】図1において、130はCPUで、プログ
ラムメモリ131に記憶されている制御プログラムに従
って装置全体を制御している。132はRAMで、CP
U130による処理の実行時、ワークエリアとして使用
され、各種データを一時的に保存している。尚、このR
AM132は、後述するデータブロックを記憶するのに
も使用される。133は、例えばキーボードやポインテ
ィングデバイス等の入力部で、オペレータにより操作さ
れて各種データを入力するのに使用される。134はハ
ードディスクコントローラ(HDC)で、ハードディス
ク・ドライブ(HDD)へのデータの書込み、及び読出
しを制御している。137は液晶やCRT等の表示部
で、表示コントローラ(CRTC)の制御の下にビデオ
メモリ(VRAM)138に記憶されているイメージデ
ータを表示している。139はシステムバスで、前述し
た各部とCPU130とを接続している。
【0016】図2は、本実施例のデータ処理装置のハー
ドディスク135に記憶されたデータブロックを示す概
念図である。また図3は、本実施例のデータ処理装置の
RAM132におけるデータブロックの概念図であり、
図4は、図3に示すデータブロックに格納されたデータ
の一例を示す図である。
【0017】図2〜図4において、10〜13は、対応
するデータ領域20〜23(固定長データ)にデータが
格納されたか否かを示すフラグビット(1ビット)、1
4〜17は、対応する可変長データ領域60,61に可
変長データが記憶されているか否かを示すフラグビット
(1ビット)である。20〜23は固定長データを格納
するデータ領域、30〜33は可変長データのデータ長
を格納するデータ長領域(ここでは8ビット)、40〜
43は可変長データが格納されたメモリのアドレスを記
憶している領域をそれぞれ示している。また50,51
は可変長データが格納されているメモリのアドレスを示
し、60,61は、メモリに記憶された可変長データそ
のものを示している。
【0018】本実施例では説明を簡略化するために、こ
のデータブロックに記憶される固定長データ、可変長デ
ータのデータ数を共に“4”個とし、可変長データのデ
ータ長を示す領域30〜33のそれぞれを8ビット長と
している。また、扱う固定長データの種類を8ビット
長、16ビット長、32ビット長の3種類とし、ここで
は固定長データのデータ長を32ビットとして説明す
る。
【0019】本実施例のデータブロックにデータを格納
する場合は、まず図3に示すデータブロックの、フラグ
ビット10〜17の全てに“0”を格納して、いずれに
もデータが格納されていない状態とする。また、固定長
データを格納するデータ領域20〜23と、データ長領
域30〜33に“0”を格納し、また可変長データのア
ドレス記憶領域40〜43に0番地を表す“NULLコ
ード”を格納して、これらデータブロックを初期化す
る。
【0020】次に、図4に示すデータブロックへのデー
タ格納処理について説明する。
【0021】CPU130により実行されているアプリ
ケーションプログラムにより、8ビット長のデータとし
て、固定長データ領域20にデータ“100”を格納す
る場合、まずフラグビット10に“1”を格納すること
によって、固定長データ領域20にデータが格納された
状態とする。次にデータ領域20に、8ビット長のデー
タを32ビット長のデータに変換した“100”を格納
する。これには8ビットの2進数“01100100”
で表わされるデータを32ビットデータに変換したデー
タ“00000000000000000000000
001100100”を格納する。これと同様に、固定
長データ領域22に、32ビット長のデータ“0.0
1”を格納する場合は、まず固定長データ領域22に対
応するフラグビット12に“1”をセットした後、デー
タ領域22にデータ“0.01”を表す32ビット長の
データを格納する。
【0022】以上の操作により、図4に示すように、固
定長データ領域20,22のそれぞれに、データ“10
0”と“0.01”とが格納される。
【0023】次に可変長データ“ABC”を格納する場
合について説明する。可変長データ領域60に可変長デ
ータ“ABC”を格納する場合、まずフラグビット14
に“1”を格納することによって、アドレス記憶領域4
0にデータが格納されている状態とし、可変長データ長
領域30に可変長データ“ABC”の長さ“3”を8ビ
ットデータで格納する。次に、可変長データ“ABC”
を実際に記憶する領域60のメモリアドレスを決定し、
その可変長データ領域60に可変長データ“ABC”を
格納するとともに、そのデータ領域60の先頭アドレス
50のアドレス(ここでは“1000”番地)を、アド
レス記憶領域40に格納する。これと同様に、可変長デ
ータ“ABCDEFG”を格納する場合には、まず対応
するフラグビット15に“1”を格納し、データ長を示
す領域31に、この可変長データ“ABCDEFG”の
長さ“7”を格納し、最後に実際に、この可変長データ
“ABCDEFG”が格納される可変長データ領域61
の先頭アドレス“1100”番地を、アドレス記憶領域
41に格納する。
【0024】以上の操作により、アドレス記憶領域4
0,41で示される各メモリアドレスより、可変長デー
タ“ABC”、“ABCDEFG”のそれぞれがRAM
132に格納される。
【0025】図5は本実施例のデータ処理装置における
RAM132にデータブロックを記憶する処理を示すフ
ローチャートで、この処理を実行する制御プログラムは
プログラムメモリ131に記憶され、CPU130の制
御の下に実行される。
【0026】このフローチャートで示された処理は、現
在実行中のアプリケーションプログラム或は入力部13
3よりの指示によりRAM132へのデータの書込みが
指示されることにより開始され、まずステップS1でR
AM132のフラグビット及びデータ領域に“0”を書
込んでクリアする。次にステップS2に進み、書込むべ
きデータが固定長データか、可変長データかをみる。可
変長データであればステップS3に進み、RAM132
の対応するフラグビットに“1”をセットし、ステップ
S4で、それに続くデータ長記憶領域に、その記憶しよ
うとする可変データ長を記憶する。次にステップS5に
進み、その可変長データを記憶するRAM132のエリ
アを探し、そのエリアにその可変長データを記憶すると
ともに、そのエリアの先頭アドレスをアドレス記憶領域
30〜33の対応する領域に記憶する。
【0027】一方、ステップS2で固定長データを記憶
する場合はステップS7に進み、前述のステップS3と
同様に、対応するフラグビットに“1”をセットし、次
にステップS8に進んで、そのフラグビットに対応する
固定長データ領域に、その固定長データを記憶する。こ
うして固定長データ或は可変長データがRAM132に
記憶されるとステップS6に進み、全てのデータをRA
M132に記憶したか否かを判断し、全て記憶すると処
理を終了するが、そうでないときはステップS2に戻
り、前述の処理を実行する。
【0028】次に、このような処理によってRAM13
2に格納された固定長データ及び可変長データを、例え
ばハードディスク135等の情報記録媒体に記録する際
の処理を説明する。
【0029】このようにしてRAM132に記憶された
データをHDD135に記録する際は、まず、図4に示
すフラグビット10〜17を図2に示すように記録し、
このフラグビットに続けて固定長データ20,22を記
録する。更に、可変長データ“ABC”のデータ長
“3”30と、その可変長データ“ABC”とを1組と
した情報と、可変長データ“ABCDEFG”のデータ
長“7”と、その可変長データ“ABCDEFG”とを
続けて記録する。従って図2に示すように、フラグビッ
ト10〜17の内、フラグ10,12,14,15に
“1”が記録され、これに続いて固定長データ“10
0”、“0.01”が記録され、更に可変長データの長
さと可変長データの組である、“3”、“ABC”、
“7”、“ABCDEFG”が記録される。
【0030】図6は、RAM132に記憶されたデータ
をHDD135に記録する処理を示すフローチャート
で、この処理を実行する制御プログラムはプログラムメ
モリ131に記憶されている。
【0031】HDD135への記録が指示されるとステ
ップS10に進み、まずフラグビットの全てをHDD1
35に記録する。次にステップS11に進み、“1”の
フラグビットに対応する固定長データを順次HDD13
5に記録する。次にステップS12に進み、“1”であ
るフラグビットに対応する可変長データのデータ長と、
その可変長データそのものとを組にしてHDD135に
記憶する。
【0032】上記実施例の操作により、複数で、かつ大
きさの異なる固定長、可変長のデータを単一のデータ構
造で処理することができる簡便なデータ構造を提供で
き、またデータブロックの複数のデータの中から、デー
タが格納されているブロックのみを記録憶媒体に記録す
ることにより、記録媒体へのデータの記録効率を上げる
ことができる。
【0033】[第2実施例]前述の第1実施例では、R
AM132のデータブロックにデータを格納する前に、
データブロックの初期化としてフラグビット領域に対し
て“0”を格納すると共に、図3に示す固定長データ領
域20〜23、データ長記憶領域30〜33、アドレス
記憶領域40〜43にも初期値を格納しているが、フラ
グビット10〜17の値を基に、対応するデータの有無
を確認できるため、フラグビット10〜17のみに初期
値を格納するだけで初期化処理を終了することができ
る。こうすることにより、データ格納領域に対する初期
化処理が省略でき、処理時間の短縮を図ることができ
る。
【0034】[第3実施例]第1実施例において、固定
長データ領域20〜23をHDD135に記録する場
合、図2に示すように、固定長データ領域20〜23に
対して固定長の領域を割り当てて記録を行っている。こ
の場合、CPU130により利用されるデータ長、例え
ば8ビット長、16ビット長、32ビット長データに対
して、一定の大きさの領域を常に割り当てなければなら
ない。このため、例えば固定長データのデータ長が8ビ
ットであっても、常に固定長データの最大データ長であ
る32ビット長の記録領域が割り当てられることにな
り、記録効率を上げるための妨げとなっている。また第
1実施例では、フラグビットに対応するデータがどのよ
うな種類のものであるかが予め判別できなければ、図2
に示すデータを再生する場合にデータ間の区切りを判別
することができない。
【0035】そこで、第1実施例に示すフラグビットを
複数ビットで構成し、そのビットにデータ種別を表す情
報を付加するように構成することにより、上記問題点を
解決することができる。
【0036】図7は、この拡張したフラグビット700
を用いて表現できる情報の例を示す図で、図8は第1実
施例で示したデータブロックのデータを、図7に示すフ
ラグビットを用いてHDD135へ記録する場合の記録
状態の概念図を示す。
【0037】図7に示すように第3実施例では、フラグ
ビット700を3ビットで構成し、8種類のデータを表
現できるようにしている。
【0038】また図8において、第1実施例で示した固
定長データ“100”、“0.01”を符号無しのデー
タとして扱っている。
【0039】図7に示すフラグビット700により、図
8に示すように、領域70〜77にデータの種類を表現
できるフラグビットが記録され、固定長データ領域2
0、22では、各データの種類と、そのデータ長がフラ
グビット70,71より判別可能となっている。即ち、
図8の例では、フラグビット70(101)より、固定
長データ“100”はデータ長が8ビットで符号無しで
あり、フラグビット72(111)より、固定長データ
“0.01”はデータ長が32ビットで符号無しである
ことが分かる。更に、フラグビット74,75(10
0)により、可変長データは文字列であることが分か
る。
【0040】こうして、各固定長データに対して必要な
データ領域のみを確保することが可能となり、前述の第
1実施例よりも、HDD135(記録媒体)へのデータ
の記録効率をさらに向上させることができる。また、記
録されているデータの種類も、このフラグビットから容
易に判別できるようになる。
【0041】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
【0042】以上説明したように本実施例によれば、デ
ータ長がM以下の、複数のデータ長が異なる固定長デー
タ、及び最大K個の可変長データから構成される複数の
データブロックを扱うデータ構造において、各データブ
ロックをデータ長Mの複数の固定長データと、K個の可
変長データとを有し、かつ各データブロック中の個々の
データに対してデータの有効或は無効を示すフラグビッ
トを有するデータブロックで表現することにより、デー
タブロックの構造を簡略化できる。
【0043】また、データブロックを記録媒体へ記録す
る際に、フラグビットの内容から有効なデータのみを記
録媒体に記録し、無効なデータを記録しない様に構成す
ることによって、記録媒体への記録効率を向上できる効
果がある。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、固
定長データと可変長データとを混在して容易に管理でき
る効果がある。
【0045】また本発明によれば、固定長データと可変
長データとが混在しているデータブロックにおいて、各
データの有効/無効を容易に判断して、効率良く処理で
きる効果がある。
【0046】また本発明によれば、メモリに展開したデ
ータを記録媒体に効率良く記録できる効果がある。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のデータ処理装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施例のデータ処理装置において、記録媒体
に記録されるデータの構成を示す概念図である。
【図3】本実施例のデータ処理装置におけるRAM上の
データ構造を示す概念図である。
【図4】本実施例のデータ処理装置のRAM上における
データの記憶状態の具体例を示す図である。
【図5】本実施例のデータ処理装置におけるメモリへの
データ書込み処理を示すフローチャートである。
【図6】本実施例のデータ処理装置におけるメモリに記
憶されたデータをHDDに記録する処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の第3実施例に係るフラグビットの状態
を示す図である。
【図8】本発明の第3実施例におけるデータブロックの
記録媒体への記録状態を示す概念図である。
【図9】複数のデータをブロックとして扱う場合のデー
タ構造の従来例を説明する図である。
【図10】複数のデータをブロックとして扱う場合のデ
ータ構造の従来例を説明する図である。
【図11】複数のデータをブロックとして扱う場合のデ
ータ構造の従来例を説明する図である。
【符号の説明】
10〜17 フラグビット 20〜23 固定長データ領域 30〜33 可変長データのデータ長領域 40〜43 可変長データのアドレス領域 51,51 可変長データを格納した領域のアドレス 60,61 可変長データ領域 70〜77 フラグビット 130 CPU 131 プログラムメモリ 132 RAM 133 入力部 135 ハードディスク(HDD:記録媒体) 137 表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定長データと可変長データとを混在し
    て処理できるデータ処理装置であって、 固定長データ及び可変長データのそれぞれに対応して設
    けられたフラグと、前記フラグに対応付けて設けられた
    固定長データ記録領域と、前記フラグに対応付けて設け
    られた可変長データ記憶領域とを有する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたフラグ、及び前記フラグが有
    効である固定長データ及び可変長データを記録媒体に転
    送して記録する記録手段と、を有することを特徴とする
    データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記可変長データ記憶領域は、少なくと
    も当該可変長データのデータ長及び前記可変長データを
    記憶しているメモリのアドレスを記憶することを特徴と
    する請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記フラグは、少なくとも対応する固定
    長データ或は可変長データが有効か否かを示す情報、及
    び対応するデータの種類を示す情報を含むことを特徴と
    する請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 固定長データと可変長データとを混在し
    て処理するデータ処理方法であって、 固定長データを入力すると、対応するフラグを有効にし
    てメモリに記憶する工程と、 可変長データを入力すると、対応するフラグを有効にし
    て当該可変長データのデータ長、及びその格納先アドレ
    スとともに前記可変長データをメモリに記憶する工程
    と、を有することを特徴とするデータ処理方法。
  5. 【請求項5】 有効なフラグに対応する固定長データ及
    び可変長データを記録媒体に転送して記録する工程を更
    に有することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理
    方法。
  6. 【請求項6】 前記フラグは、少なくとも対応する固定
    長データ或は可変長データが有効か否かを示す情報、及
    び対応するデータの種類を示す情報を含むことを特徴と
    する請求項4に記載のデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記フラグは更に、対応する固定長デー
    タのデータ長を示すデータ長情報を含み、前記長情報に
    対応して前記固定長データの記憶領域を可変することを
    特徴とする請求項4に記載のデータ処理方法。
JP7008059A 1995-01-23 1995-01-23 データ処理方法及びその装置 Pending JPH08202529A (ja)

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