JPH08202194A - 定着ローラ - Google Patents

定着ローラ

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JPH08202194A
JPH08202194A JP3016095A JP3016095A JPH08202194A JP H08202194 A JPH08202194 A JP H08202194A JP 3016095 A JP3016095 A JP 3016095A JP 3016095 A JP3016095 A JP 3016095A JP H08202194 A JPH08202194 A JP H08202194A
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fixing roller
sio
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heat insulating
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Motoharu Tanaka
元治 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着温度までの立上り時間を短縮し、低消費
電力を実現できる定着ロールを得る。 【構成】 アルミニウムまたはステンレスからなる支持
ローラ上に断熱層を介して抵抗発熱層、SiO2属およ
びテフロン層を順次設けた定着ローラ。抵抗発熱層はN
i−Cr、Ni−Cr−SiO2またはCr−SiO2
いずれかで、また、断熱層はポリイミド樹脂またはフェ
ノール樹脂で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機、プリ
ンターまたはファクシミリ装置などに用いられる定着ロ
ーラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られている定着ローラには、ステ
ンレスあるいはアルミニウムなどの金属パイプにハロゲ
ンランプ、赤外ランプあるいはニクロム線などのヒータ
を内蔵させ、このヒータの発熱により金属パイプを17
0〜180℃程度に加熱し、この加熱ローラと加圧ロー
ラとの間に未定着画像を通すことにより画像を定着する
ものがある。また、円筒または円柱の基体の周面に発熱
抵抗体層を設け、この発熱抵抗体層に電力を供給する方
式のものも種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た前者の方式は空気を介して金属パイプを間接的に加熱
するものであるため、熱効率が悪く所定の定着温度に達
するのに3〜5分位を必要とした。特開昭56−138
766号公報には、このような立上り時間の短縮を図る
ため、中空ローラの芯体にセラミックヒータを埋設して
ローラ本体を直接加熱することが記載されている。しか
し、このようなローラによっても所定温度に達するのに
未だ1〜2分を要する。一方、上述した後者の方式は、
連続使用により中央部が両端部より低温となる欠点があ
った。特開昭63−85676号公報および特開昭63
−85677号公報には、このような欠点を解消するた
め、円筒状基体の外周に絶縁体層、発熱抵抗体層を設け
るとともに最外周に保護層を設けた定着ローラにおい
て、円筒状基体の外周または保護層の内周に銅合金やア
ルミ合金等の熱伝導層を設けた定着ローラが記載されて
いる。しかし、このような定着ローラはローラ軸方向に
おける温度の均一性は改善されるものの円筒状基体を加
熱するものであるため、円筒状基体からの放熱があり、
立上り時間はそれほど短縮されなかった。本発明は、こ
のような状況に鑑みてなされたもので、定着温度までの
立上り時間を短縮し、低消費電力化を実現できる定着ロ
ーラを得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一
に、アルミニウムまたはステンレスからなる支持ローラ
上に断熱層を介して抵抗発熱層、SiO2層およびテフ
ロン層を順次設けたことを特徴とする定着ローラが提供
される。第二に、上記第一に記載した定着ローラにおい
て、断熱層がポリイミド樹脂またはフェノール樹脂から
なり、かつ、その層厚が100μm以上であることを特
徴とする定着ローラが提供される。第三に、上記第一に
記載した定着ローラにおいて、抵抗発熱層がNi−C
r、Ni−Cr−SiO2およびCr−SiO2からなる
群より選択された少なくとも1種から形成されているこ
とを特徴とする定着ローラが提供される。第四に、上記
第一または第三に記載した定着ローラにおいて、抵抗発
熱層がスパッタ法にて作製され、かつ、該抵抗発熱層の
両側端部にスパッタ法にて作製された電極層が設けられ
ていることを特徴とする定着ローラが提供される。第五
に、上記第一または第四に記載した定着ローラにおい
て、SiO2局およびテフロン層が抵抗発熱層上の電極
層を一部覆うように設けられていることを特徴とする定
着ローラが提供される。第六に、上記第一または第三に
記載した定着ローラにおいて、断熱層と抵抗発熱層との
間にSiO2層を設けたことを特徴とする定着ローラが
提供される。第七に、上記第三に記載した定着ローラに
おいて、抵抗発熱層の膜厚が0.1μm以上であること
を特徴とする定着ローラが提供される。第八に、上記第
六に記載した定着ローラにおいて、断熱層とSiO2
との間にCr層を設けたことを特徴とする定着ローラが
提供される。
【0005】
【作用】上記第一の構成によれば、支持ローラ上に層自
体が発熱する抵抗発熱層を設ける構成とするとともに断
熱層を介して抵抗発熱層を設ける構成としたことから支
持ローラ側への熱の移動が押えられ、定着温度までの到
達時間が速く消費電力を低くすることができる。また、
抵抗発熱層上のSiO2層により抵抗発熱層が保護さ
れ、さらに、テフロン層によりトナーの剥離性が向上す
る。
【0006】上記第二の構成によれば、断熱層をポリイ
ミド樹脂またはフェノール樹脂で構成したことから、耐
熱性でかつ機械的特性に優れた断熱層とすることがで
き、かつ、断熱層の膜厚を100μm以上としたことか
ら断熱効果が上り、定着ローラの昇温特性を上げること
ができる。上記第三の構成によれば、抵抗発熱層をNi
−Cr、Ni−Cr−SiO2、Cr−SiO2のいずれ
かで構成したことから発熱が速く定着温度までの立上り
時間の速い定着ローラを提供することができる。上記第
四の構成によれば、スパッタ法により抵抗発熱層および
その層の両端に電極層を設けたことから断熱層の上に再
現性よく、かつ、均一性のよい昇温特性を示す定着ロー
ラを提供することができる。上記第五の構成によれば、
SiO2層およびテフロン層が両端の電極層の一部を覆
うよう抵抗発熱層上をカバーすることにより電極部の剥
がれを防止し耐熱性の良好な定着ローラを得ることがで
きる。上記第六の構成によれば、断熱層と抵抗発熱層と
の間にSiO2層を設けた構成としたことから断熱層側
からのコンタミがなくなり、安定した抵抗発熱膚が得ら
れる。上記第七の構成によれば、抵抗発熱層の膜厚を
0.1μm以上とすることによりクラックの発生のない
寿命の長い定着ローラが得られる。上記第八の構成によ
れば、断熱層とSiO2層との間にCr層を設ける構成
としたことから断熱層とSiO2層との接着性が向上
し、昇温の繰リ返し特性の優れた定着ローラを得ること
ができる。以下に本発明を詳しく説明する。
【0007】図1〜図3はいずれも本発明の定着ローラ
の三例の概略を示す断面図である。図1のようにアルミ
ニウムまたはステンレスからなる支持ローラ1上にポリ
イミド樹脂またはフェノール樹脂からなる断熱層2を射
出成形法、スクリーン印刷法、真空蒸着法またはスパッ
タ法などにより設ける。次にその上に抵抗発熱層3を低
温成膜法であるスパッタ法で断熱層2を破壊しないよう
に設け、抵抗発熱層3の両端に電極層4をスパッタ法で
設け、電極層4の一部と抵抗発熱層3を覆うように保護
層であるSiO2層5を設け、さらにその上にトナーの
剥離性を上げるためにテフロン層6を粉体塗装法、チュ
ーブ皮膜法などにより設ける。
【0008】抵抗発熱層3は、Ni−Cr、Ni−Cr
−SiO2またはCr−SiO2のいずれかからなり、耐
久性を上げるため膜厚は0.1μm以上としスパッタ法
で作製する。電極層4は、A1、Cu、Ag、Au、P
t、またはこれらの合金よりなり、スパッタ法で膜厚
0.1μm以上に形成する。保護層のSiO2層5は、
スパッタ法で作製し、膜厚は0.1〜3μmとする。ま
た、テフロン層6は、10〜50μmの膜厚とする。抵
抗発熱層3の耐久性を上げるために断熱層2と抵抗発熱
層3との間に、図2に示すように、SiO2層7を設け
てもよい。SiO2層7は断熱層2の構造を破壊しない
ようにスパッタ法で作製し、膜厚は0.01〜0.5μ
mとする。断熱層2とSiO層7との接着性を向上させ
るために、これらの間にCr層8を設けるのが有利であ
る(図3)。Cr層8は厚くしすぎると断熱層の効果が
小さくなる。また、アルミニウムまたはステンレスから
なる支持ローラ1は、図1〜図3に示すように円筒状で
肉厚が0.5〜2.0mmのもののほか、円柱状(図示
してない)のものでもよい。円柱状のものでは機械的強
度が上がるために小さい径にでき、定着ユニットの小型
化に適応できる。
【0009】
【実施例】以下に実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。
【0010】実施例1 4本の外径20mmφ(肉厚1mm)のアルミニウムの
円筒上に層厚の異なるポリイミド樹脂層をそれぞれ設
け、各ポリイミド樹脂層上にCr−SiO2層を以下に
示すスパッタ条件で形成し、その上に電極層、SiO2
保護層を順次スパッタ法で作製し、さらに、その上に1
0μm厚のテフロン層を収縮チューブを使って設け計4
種類の定着ローラを得た。CAの熱電対を用いてこれら
4種の定着ローラの昇温特性を評価した。
【0011】〈Cr−SiO2層の作製条件〉 ・残留ガス圧 :5×10-7Torr ・Arガス圧 :5×10-3Torr ・Cr放電電力 :300W ・SiO2放電電力 :200W ・基板回転数 :40rpm ・プレスパッタ時間:10min ・膜厚 :0.2μm 〈Cu層の作製条件〉 ・残留ガス圧 :5×10-7Torr ・Arガス圧 :5×10-3Torr ・Cu放電電力 :400W ・基板回転数 :0rpm ・プレスパッタ時間:10min ・膜厚 :2μm 〈SiO2層の作製条件〉 ・残留ガス圧 :5×10-7Torr ・Arガス圧 :5×10-3Torr ・SiO2放電電力 :600W ・プレスパッタ時間:5min ・膜厚 :0.2μm 〈ポリイミド樹脂層の層厚〉70μm、140μm、2
80μm、700μmに変化させた。
【0012】その時の昇温特性の変化を図4に示す。縦
軸はCA熱電対の熱起電力、横軸は電原投入後の時間を
表す。なお、投入パワーは800Wである。図4から判
かるように、ポリイミド樹脂層の層厚が厚くなるにつれ
て断熱効果が効いて昇温速度が速くなる。この実験では
800W、30sec以内で定着温度(180℃)にす
ることを目標としたので、ポリイミド樹脂層の層厚が7
0μmでは目標に達せず、140μmでは十分クリアさ
れるため凡そポリイミド樹脂層の層厚は100μm以上
必要であることが判明した。
【0013】実施例2 3本の外径20mm(肉厚1mm)のステンレスの円筒
上に層厚280μmのフェノール樹脂層をそれぞれ設
け、それらフェノール樹脂層上に抵抗発熱層の材料を変
えて、以下のスパッタ条件で膜を形成し、その上に実施
例1と同様の条件でCu電極層、SiO2保護層、テフ
ロン層を順次積層して計3種類の定着ローラを作製し
た。昇温特性は、CA熱電対を用いて測定した。抵抗発
熱層の材料は、Ni−Cr、Ni−Cr−SiO2、C
r−SiO2の3種とした。各抵抗発熱層のスパッタ条
件を以下に示す。
【0014】〈Ni−Cr層の作製条件〉 ・残留ガス圧 :5×10-7Torr ・Arガス圧 :5×10-3Torr ・Ni放電電力 :600W ・Cr放電電力 :50〜600W ・プレスパッタ時間:10min ・膜厚 :0.2μm 〈Ni−Cr−SiO2層の作製条件〉 ・残留ガス圧 :5×10-7Torr ・Arガス圧 :5×10-3Torr ・Ni放電電力 :600W ・Cr放電電力 :200W ・SiO2放電電力 :100〜600W ・プレスパッタ時間:10min ・膜厚 :0.2μm 〈Cr−SiO2層の作製条件〉 ・残留ガス圧 :5×10-7Torr ・Arガス圧 :5×10-3Torr ・Cr放電電力 :300W ・SiO2放電電力 :100〜500W ・プレスパッタ時間:10min ・膜厚 :0.2μm
【0015】各抵抗発熱層の組成を変化させたときの発
熱特性を図5に示す。投入パワーは800Wでパワー投
入後、5、10、15、20secのときのデータをプ
ロットした。縦軸はCA熱電対による定着ローラ表面の
起電力、横軸は投入エネルギーを示す。これから3つの
材料ともほぼ同一線上に乗ることが判かる。また、80
0Wの投入パワーで30sec以内に定着温度に達する
ことが判かる。
【0016】実施例3 実施例1と同じ構成で、抵抗発熱層(Cr−SiO
2層)の層厚を0.05μm、0.1μm、0.2μ
m、0.3μmと変化させ、抵抗発熱層に昇温繰り返し
時に入るクラックの発生を調べた。その結果、表1のよ
うになり、クラックの発生を防止するためには0.1μ
m以上の膜厚が必要であることが判かった。
【0017】
【表1】
【0018】実施例4 実施例1と同じ構成で抵抗発熱層(Cr−SiO2層)
と断熱層(ポリイミド樹脂層)との間に0.2μm厚の
SiO2層を実施例1と同じ条件で設けた試料とさらに
SiO2層と断熱層との間にCr層を0.1μm厚で以
下のスパッタ条件で設けた試料を作製して昇温の繰り返
し特性を調べた。 〈Cr層の作製条件〉 ・残留ガス圧 :5×10-7Torr ・Arガス圧 :5×10-3Torr ・Cr放電電力 :200W ・プレスパッタ時間:10min ・膜厚 :0.1μm その結果、表2に示すように、Cr層を設けた方がクラ
ックが入りにくく、耐久性がよいことが判かった。
【0019】
【表2】 ○:発生しない、 ×:発生する
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の定着ローラによれ
ば、支持ローラ上に抵抗発熱層を設けるとともに断熱層
を介して抵抗発熱層を設けたことから支持ローラ側への
熱の移動が押えられ、定着温度までの立上り効率の優れ
た定着ローラを得ることができる。また、断熱層をポリ
イミドまたはフェノール樹脂で構成することにより耐熱
性で、しかも機械的特性が優れ、かつ、層厚100μm
以上とすることにより定着温度までの立上り時間の速い
定着ローラが得られる。さらに、抵抗発熱層をNi−C
r、Ni−Cr−SiO2またはCr−SiO2のいずれ
かで形成したものは、ほぼ同様で良好な立上り特性を示
す。さらにまた、抵抗発熱層の層厚を0.1μm以上に
し、あるいはまた断熱層と抵抗発熱層との間にSiO2
層を設け、さらにSiO2層と断熱層との間にCr層を
設けたものは、クラックの発生防止に顕著な効果を示し
耐久性の優れた定着ローラが得られる。さらに、その他
の構成による場合は上記作用の欄で詳述したとおりであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着ローラの一例を示す概略断面図で
ある。
【図2】本発明の定着ローラの一例を示す概略断面図で
ある。
【図3】本発明の定着ローラの一例を示す概略断面図で
ある。
【図4】本発明の定着ローラの昇温特性を示すグラフで
ある。
【図5】本発明の定着ローラの発熱特性を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1 支持ローラ 2 断熱層 3 抵抗発熱層 4 電極層 5、7 SiO2層 6 テフロン層 8 Cr層 10 中空部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムまたはステンレスからなる
    支持ローラ上に断熱層を介して抵抗発熱層、SiO2
    およびテフロン層を順次設けたことを特徴とする定着ロ
    ーラ。
  2. 【請求項2】 前記断熱層がポリイミド樹脂またはフェ
    ノール樹脂からなり、かつ、層厚が100μm以上であ
    ることを特徴とする請求項1記載の定着ローラ。
  3. 【請求項3】 前記抵抗発熱層がNi−Cr、Ni−C
    r−SiO2およびCr−SiO2よりなる群から選択さ
    れた少なくとも1種から形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の定着ローラ。
  4. 【請求項4】 前記抵抗発熱層がスパッタ法にて作製さ
    れ、かつ、その抵抗発熱層の両側端部にスパッタ法にて
    作製された電極層が設けられていることを特徴とする請
    求項1または3記載の定着ローラ。
  5. 【請求項5】 前記のSiO2層およびテフロン層が抵
    抗発熱層上の電極層を一部覆うように設けられているこ
    とを特徴とする請求項1または4記載の定着ローラ。
  6. 【請求項6】 前記の断熱層と抵抗発熱層との間にSi
    2層を設けたことを特徴とする請求項1または3記載
    の定着ローラ。
  7. 【請求項7】 前記抵抗発熱層の膜厚が0.1μm以上
    であることを特徴とする請求項3記載の定着ローラ。
  8. 【請求項8】 前記の断熱層とSiO2層との間にCr
    層を設けたことを特徴とする請求項6記載の定着ロー
    ラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5540606A (en) * 1995-06-23 1996-07-30 Leslie O. Paull Adjustable steering apparatus for outboard motors
KR100782841B1 (ko) * 2006-03-30 2007-12-06 삼성전자주식회사 화상형성장치의 정착롤러
KR101153522B1 (ko) * 2010-10-25 2012-06-11 최의수 용접 캐리지용 가이드롤러

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US5540606A (en) * 1995-06-23 1996-07-30 Leslie O. Paull Adjustable steering apparatus for outboard motors
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KR101153522B1 (ko) * 2010-10-25 2012-06-11 최의수 용접 캐리지용 가이드롤러

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