JPH08201747A - 液晶パネルの製造方法およびその装置 - Google Patents

液晶パネルの製造方法およびその装置

Info

Publication number
JPH08201747A
JPH08201747A JP3170595A JP3170595A JPH08201747A JP H08201747 A JPH08201747 A JP H08201747A JP 3170595 A JP3170595 A JP 3170595A JP 3170595 A JP3170595 A JP 3170595A JP H08201747 A JPH08201747 A JP H08201747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass substrate
glass
liquid crystal
smaller
ultraviolet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3170595A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Takagi
茂之 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
Priority to JP3170595A priority Critical patent/JPH08201747A/ja
Publication of JPH08201747A publication Critical patent/JPH08201747A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1枚のガラス基板にこのガラス基板より小さ
い複数枚のガラス基板を紫外線硬化性樹脂をもって貼り
合わせて、2個以上の液晶パネルを製造する方法におい
て、石英ガラスを用いることなく、1枚のガラス基板上
に複数枚のガラス基板を貼り合わせることが可能な液晶
パネルの製造方法を提供する。 【構成】 1枚のガラス基板22と複数のガラス基板2
4とを間隔保持材含有の紫外線硬化樹脂23を介在させ
てそれぞれ重ね合わせ、さらに小さい方のガラス基板2
4のそれぞれの外周位置に密閉室Cを画成し、複数の密
閉室C内をそれぞれ減圧して複数のガラス基板22、2
4同士を大気圧をもって加圧し、その後紫外線硬化樹脂
23に紫外線を照射して紫外線硬化樹脂23を硬化させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルの製造方法
およびその装置に係り、より詳しくは1枚の電極付ガラ
ス基板の表面にこのガラス基板より小さい複数枚の電極
付ガラス基板を複数の環状の紫外線硬化性樹脂をもって
それぞれ貼り合わせて、2個以上の空の液晶セルを構成
する液晶パネルを製造する方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来技術と課題】従来、1枚の電極付ガラス基板の表
面にこのガラス基板より小さい複数枚の電極付ガラス基
板を複数の環状の紫外線硬化性樹脂をもってそれぞれ貼
り合わせて、2個以上の空の液晶セルを構成する液晶パ
ネルを製造するには、一般に、図3に示すように、紫外
線が透過可能な石英ガラスで作製されるとともに上面が
平坦状を成す下加圧板21の上面に、大きい方の1枚の
ガラス基板22を載せ、このガラス基板22の上面に環
状の紫外線硬化樹脂23を介在させて複数の小さい方の
ガラス基板24をそれぞれ載せて、下面が平坦状を成す
上加圧板25とをもって加圧し、かつ加圧する際に下加
圧板21の下方に配置された紫外線ランプ26から前記
紫外線硬化樹脂23に紫外線を照射して紫外線硬化樹脂
23を硬化させるようにしている。しかし、このように
構成された従来の方法では、極めて価格の高い石英ガラ
スを用いなければならず、そのため、この方法を実施す
るための装置は、高価なものになるなどの問題があっ
た。本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、極
めて価格の高い石英ガラスを用いることなく、1枚のガ
ラス基板上に複数枚のガラス基板を貼り合わせることが
可能な液晶パネルの製造方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における液晶パネルの製造方法は、1枚の電極
付ガラス基板の表面にこのガラス基板より小さい複数枚
の電極付ガラス基板を複数の環状の紫外線硬化性樹脂を
もってそれぞれ貼り合わせて、2個以上の空の液晶セル
を構成する液晶パネルを製造する方法であって、前記1
枚のガラス基板と前記複数のガラス基板とを間隔保持材
含有の紫外線硬化樹脂を介在させてそれぞれ重ね合わ
せ、さらに前記小さい方のガラス基板のそれぞれの外周
位置に密閉室を画成し、これら複数の密閉室内をそれぞ
れ減圧して前記複数のガラス基板同士を大気圧をもって
加圧し、その後前記紫外線硬化樹脂に紫外線を照射して
紫外線硬化樹脂を硬化させることを特徴とする。
【0004】
【実施例】本発明の一実施例について図1に基づき詳細
に説明する。一部断面正面図である図1に示するよう
に、テーブル1の上面には、上面に小さい方のガラス基
板を収納可能でかつ所要の深さを有する凹み2を備えた
複数の枠状のガラス基板支持部材3が装着しあり、この
ガラス基板支持部材3における凸3a部の表面および凹
部3bの上面には、環状の第1シール部材4および第2
シール部材5がそれぞれ装着してある。前記ガラス基板
支持部材3における前記第1シール部材4と前記第2シ
ール部材5との間位置に流量調整弁6を介して真空源と
しての真空ポンプ7が接続してある。また、ガラス基板
支持部材3の上方には、紫外線を照射する紫外線発生機
構としての紫外線ランプ8が配設してある。
【0005】このように構成した装置は、テーブル1上
の複数のガラス基板支持部材3における前記第2シール
部材5上に、複数枚の小さい方のガラス基板24をそれ
ぞれ載置し、続いて、この小さい方のガラス基板上24
の周縁部に、間隔支持材としてのファイバーを含有する
紫外線硬化樹脂23を、図2に示すように、両端部を所
要の間隔をおいて離して環状に塗る。次いで、小さい方
のガラス基板24における前記紫外線硬化樹脂23で囲
まれた空間に間隙部材としてのビーズを適宜量装入し、
続いて、前記複数の第1シール部材4上に大きい方のガ
ラス基板22を載せる。この場合、大きい方のガラス基
板22の下面は紫外線硬化樹脂23に接触することとな
る。
【0006】次いで、真空ポンプ7を駆動して、大・小
のガラス基板24、22、第1・第2シール部材4、5
で形成される密閉室Cを減圧すると、紫外線硬化樹脂2
3が画成する空間内も減圧されて、大・小のガラス基板
24、22の表面は大気圧により加圧されることとな
る。次いで、紫外線ランプ8に電気を供給して紫外線硬
化樹脂23に紫外線を照射し、複数の紫外線硬化樹脂2
3をそれぞれ硬化させる。これにより、複数枚のガラス
基板24が複数の紫外線硬化樹脂23をそれぞれ介して
ガラス基板22に貼り付けられることとなる。
【0007】なお、上記の実施例では、ガラス基板支持
部材3の上方に紫外線ランプ8を配置したが、これらの
配置を逆にして紫外線ランプ8の上方にガラス基板支持
部材3等を配置するようにしてもよく、この場合には、
まず大きい方のガラス基板を適宜の支持部材上に載せて
支持し、紫外線硬化樹脂と小さい方のガラス基板を順に
重ね合わせ、その後ガラス基板支持部材を重ねて、大・
小のガラス基板と、第1・第2シール部材とガラス基板
支持部材等で密閉室Cを形成し、その密閉室C内を減圧
して大・小のガラス基板等をガラス基板支持部材の下面
に吸着して支持する。次いで、必要に応じて大きい方の
ガラス基板を支持する支持部材を取り除き、続いて、紫
外線ランプに電気を供給して紫外線を照射し、紫外線硬
化樹脂を硬化させるようにしてもよい。
【0008】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、1枚の電極付ガラス基板の表面にこのガラス基板よ
り小さい複数枚の電極付ガラス基板を複数の環状の紫外
線硬化性樹脂をもってそれぞれ貼り合わせて、2個以上
の空の液晶セルを構成する液晶パネルを製造する方法で
あって、前記1枚のガラス基板と前記複数のガラス基板
とを間隔保持材含有の紫外線硬化樹脂を介在させてそれ
ぞれ重ね合わせ、さらに前記小さい方のガラス基板のそ
れぞれの外周位置に密閉室を画成し、これら複数の密閉
室内をそれぞれ減圧して前記複数のガラス基板同士を大
気圧をもって加圧し、その後前記紫外線硬化樹脂に紫外
線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させるようにしたか
ら、極めて価格の高い石英ガラスを用いることなく、1
枚のガラス基板上に複数枚のガラス基板を貼り合わせる
ことが可能になるなどの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部断面正面図であ
る。
【図2】図1のA−A矢視の縮小図である。
【図3】従来装置の一実施例を示す一部断面正面図であ
る。
【符号の説明】
2 凹み 3 ガラス基板支持部材 3a 凸部 3b 凹部 4 第1シール部材 5 第2シール部材 6 流量調整弁 7 真空源7 8 紫外線発生機構 22 大きい方のガラス基板 23 紫外線硬化樹脂 24 小さい方のガラス基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の電極付ガラス基板の表面にこのガ
    ラス基板より小さい複数枚の電極付ガラス基板を複数の
    環状の紫外線硬化性樹脂をもってそれぞれ貼り合わせ
    て、2個以上の空の液晶セルを構成する液晶パネルを製
    造する方法であって、前記1枚のガラス基板と前記複数
    のガラス基板とを間隔保持材含有の紫外線硬化樹脂を介
    在させてそれぞれ重ね合わせ、さらに前記小さい方のガ
    ラス基板のそれぞれの外周位置に密閉室を画成し、これ
    ら複数の密閉室内をそれぞれ減圧して前記複数のガラス
    基板同士を大気圧をもって加圧し、その後、大きい方の
    ガラス基板側から前記紫外線硬化樹脂に紫外線を照射し
    て紫外線硬化樹脂を硬化させることを特徴とする液晶パ
    ネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 1枚の電極付ガラス基板の表面にこのガ
    ラス基板より小さい複数枚の電極付ガラス基板を複数の
    環状の紫外線硬化性樹脂をもってそれぞれ貼り合わせ
    て、2個以上の空の液晶セルを構成する液晶パネルを製
    造する装置であって、表面に前記ガラス基板のうち小さ
    い方のガラス基板24を収納可能でかつ所要の深さを有
    する凹み2を備えた複数の枠状のガラス基板支持部材3
    と、このガラス基板支持部材3における凸部3aの表面
    および凹部3bの表面にそれぞれ装着された環状の第1
    シール部材4および第2シール部材5と、前記ガラス基
    板支持部材3における前記第1シール部材4と前記第2
    シール部材5との間位置に流量調整弁6を介して接続さ
    れた真空源7と、前記ガラス支持部材3の上方位置また
    は下方位置に配設され前記紫外線硬化樹脂23に紫外線
    を照射する紫外線発生機構8と、を具備したことを特徴
    とする液晶パネルの製造装置。
JP3170595A 1995-01-27 1995-01-27 液晶パネルの製造方法およびその装置 Pending JPH08201747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3170595A JPH08201747A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 液晶パネルの製造方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3170595A JPH08201747A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 液晶パネルの製造方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08201747A true JPH08201747A (ja) 1996-08-09

Family

ID=12338489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3170595A Pending JPH08201747A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 液晶パネルの製造方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08201747A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7491580B2 (en) 2004-05-25 2009-02-17 Seiko Epson Corporation Method of manufacturing electro-optical device
US8081290B2 (en) 2006-03-07 2011-12-20 Fujitsu Limited Liquid crystal display panel manufacturing method and device
US8349119B2 (en) 2007-09-07 2013-01-08 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Method and apparatus for laminating ultraviolet curing type waveguide material

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7491580B2 (en) 2004-05-25 2009-02-17 Seiko Epson Corporation Method of manufacturing electro-optical device
US8081290B2 (en) 2006-03-07 2011-12-20 Fujitsu Limited Liquid crystal display panel manufacturing method and device
US8349119B2 (en) 2007-09-07 2013-01-08 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Method and apparatus for laminating ultraviolet curing type waveguide material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1189782C (zh) 用于制造液晶显示器件的方法和装置
JPS5957221A (ja) 表示素子の製造方法及び製造装置
JP2001066614A (ja) 基板の貼り合わせ方法および貼り合わせ装置並びに液晶表示装置の製造方法
JP2008129270A (ja) パネルの製造方法及び製造装置
JPH08160401A (ja) プラズマアドレス表示素子及びその製造方法
JPH08201747A (ja) 液晶パネルの製造方法およびその装置
JP2002341356A (ja) 液晶表示パネルのギャップ形成方法及びその装置
JPH08156099A (ja) 貼り合わせ方法及びその装置
JP2005309332A (ja) 貼合せ基板製造装置及び貼合せ基板製造方法
JP3112221B2 (ja) 液晶セルのギャップ出し方法
JPH07218886A (ja) 液晶パネルの製造方法およびその装置
JPH06337429A (ja) 液晶セル用のプレスおよびアラインメント装置
JP3632457B2 (ja) 液晶装置の製造方法
JP2007115491A (ja) 有機el装置の製造方法
JPH11231328A (ja) 液晶基板の貼り合わせ方法とその装置
JP2000029051A (ja) 液晶表示装置の製造方法
JPH0743731A (ja) 液晶パネル圧着装置
JPH07218885A (ja) 液晶パネルの製造方法およびその装置
JPS61209419A (ja) 液晶セルの製造方法
JPH05333350A (ja) 液晶表示パネル用張り合わせ基板の製造方法
JP2005148214A (ja) 液晶表示装置の製造方法、液晶表示装置の製造方法で製造した液晶表示装置、および液晶表示装置を搭載した電子機器
JP3150023B2 (ja) 液晶セルのギャップ出し装置
JPH01296219A (ja) 液晶表示素子の製造方法
JPH06347803A (ja) 液晶パネルの製造方法
JP2012042495A (ja) 基板の貼り合わせ装置