JPH082015Y2 - 索道搬器の横方向振動緩衝装置 - Google Patents
索道搬器の横方向振動緩衝装置Info
- Publication number
- JPH082015Y2 JPH082015Y2 JP1988168482U JP16848288U JPH082015Y2 JP H082015 Y2 JPH082015 Y2 JP H082015Y2 JP 1988168482 U JP1988168482 U JP 1988168482U JP 16848288 U JP16848288 U JP 16848288U JP H082015 Y2 JPH082015 Y2 JP H082015Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- arm
- shock absorber
- movable platform
- lateral vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vibration Dampers (AREA)
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば交走式ロープウェイの索道の搬器につ
いて停留場の可動プラットホームにおいて生じる横方向
振動を緩衝する索道搬器の横方向振動緩衝装置に関する
ものである。
いて停留場の可動プラットホームにおいて生じる横方向
振動を緩衝する索道搬器の横方向振動緩衝装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来において例えば交走式ロープウェイでは停留場に
おいて搬器が横揺れした場合に可動プラットホームに接
触すればショックを生じその反動で搬器は反対側の可動
プラットホームに衝突しこの衝突が何度も繰り返され乗
客に不快感を与えるのみならず搬器に悪影響を与えてい
た。
おいて搬器が横揺れした場合に可動プラットホームに接
触すればショックを生じその反動で搬器は反対側の可動
プラットホームに衝突しこの衝突が何度も繰り返され乗
客に不快感を与えるのみならず搬器に悪影響を与えてい
た。
一方実開昭61-100665号、特開昭62-94463号が公知で
あるがその上端を軸で支持されたものの前面に弾性体が
装着され上下方向に延びて設けられた緩衝腕を用いたも
のではなく可動プラットホームでの搬器の振動を抑える
ために特に重要な上下方向の接触位置の変化に対応出来
ないものであった。
あるがその上端を軸で支持されたものの前面に弾性体が
装着され上下方向に延びて設けられた緩衝腕を用いたも
のではなく可動プラットホームでの搬器の振動を抑える
ために特に重要な上下方向の接触位置の変化に対応出来
ないものであった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は以上の従来の課題を解決し停留場の可動プラ
ットホームにおいて索道搬器の横方向振動を緩衝し搬器
との上下方向の接触位置の変化に対応出来る緩衝装置の
提供を目的とする。
ットホームにおいて索道搬器の横方向振動を緩衝し搬器
との上下方向の接触位置の変化に対応出来る緩衝装置の
提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は以上の目的達成のために その上端を軸で支持されて揺動可能に可動プラットホー
ムに取り付けられ上下方向に延びて設けられその前面に
弾性体が装着され横方向振動する搬器からの力を受ける
緩衝腕と、該緩衝腕にその一端が及び可動プラットホー
ムにその他端が取り付けられた緩衝機と、前記緩衝腕を
初期位置に戻す戻し手段とからなる索道搬器の横方向振
動緩衝装置 を提案するものである。
ムに取り付けられ上下方向に延びて設けられその前面に
弾性体が装着され横方向振動する搬器からの力を受ける
緩衝腕と、該緩衝腕にその一端が及び可動プラットホー
ムにその他端が取り付けられた緩衝機と、前記緩衝腕を
初期位置に戻す戻し手段とからなる索道搬器の横方向振
動緩衝装置 を提案するものである。
(実施例) 以下本考案の索道搬器の横方向振動緩衝装置を図面に
示す実施例に従い説明する。
示す実施例に従い説明する。
第1図は本考案の緩衝装置が用いられる停留場を示
し、該停留場(12)は駆動手段(3)により進退される
可動プラットホーム(2)を有する。
し、該停留場(12)は駆動手段(3)により進退される
可動プラットホーム(2)を有する。
該可動プラットホーム(2)には第2図及び第3図に
示す様に緩衝装置(4)の本体(10)が固定される。
示す様に緩衝装置(4)の本体(10)が固定される。
該本体(10)の前面の本体腕部(11)には緩衝腕
(5)の上端が軸(6)において揺動可能に取り付けら
れる。
(5)の上端が軸(6)において揺動可能に取り付けら
れる。
該緩衝腕(5)はその上端を軸(6)で支持されて揺
動可能に上下方向に延びて設けられると共に緩衝腕
(5)には油圧ダンパー等の緩衝機(9)の一端が取り
付けられる。
動可能に上下方向に延びて設けられると共に緩衝腕
(5)には油圧ダンパー等の緩衝機(9)の一端が取り
付けられる。
該緩衝機(9)の他端は本体(10)に取り付けられる可
動プラットホーム(2)に結合される。
動プラットホーム(2)に結合される。
一方戻り用ばね(8)が設けられ該戻り用ばね(8)
は前期緩衝腕(5)を初期位置に戻すものである。
は前期緩衝腕(5)を初期位置に戻すものである。
次に前記緩衝腕(5)の前面(搬器(1)に当る面)
には合成ゴム等の弾性体(5a)が装着される。
には合成ゴム等の弾性体(5a)が装着される。
以上の実施例に示した本考案の索道搬器の横方向振動
緩衝装置の機能は次の通り。
緩衝装置の機能は次の通り。
すなわち搬器(1)が停留場に入って停止すれば可動
プラットホーム(2)が駆動され搬器(1)の方向に進
む。
プラットホーム(2)が駆動され搬器(1)の方向に進
む。
この状態においては搬器(1)の進行は停止している
が横揺れのある場合が多く、この横揺れがあれば搬器
(1)は左右の可動プラットホーム(2)のいずれかに
接触しようとする。
が横揺れのある場合が多く、この横揺れがあれば搬器
(1)は左右の可動プラットホーム(2)のいずれかに
接触しようとする。
この際搬器(1)は緩衝装置(4)の緩衝腕(5)に
当ることになり、緩衝腕(5)は外方への力を受けるが
この力は緩衝機(9)に伝えられる。
当ることになり、緩衝腕(5)は外方への力を受けるが
この力は緩衝機(9)に伝えられる。
この結果緩衝腕(5)は緩衝機(9)の動きに従って
外方へと緩やかに退いていき搬器(1)を撥ね返すこと
はない。
外方へと緩やかに退いていき搬器(1)を撥ね返すこと
はない。
この結果搬器(1)は左右の可動プラットホーム
(2)の間で振動衝突を繰り返すことはないのである。
(2)の間で振動衝突を繰り返すことはないのである。
次に退いた緩衝腕(5)は戻り用ばね(8)により初
期位置に戻されて搬器(1)は静止する。
期位置に戻されて搬器(1)は静止する。
本考案の索道搬器の緩衝装置は以上に示した実施例以
外に次の構成にしてもよい。
外に次の構成にしてもよい。
すなわち戻り用ばね(8)は緩衝腕(5)の戻し手段
であり例えばばね以外に圧縮空気等も適用出来る。
であり例えばばね以外に圧縮空気等も適用出来る。
(考案の効果) 本考案の索道搬器の横方向振動緩衝装置の実施例は以
上の通りでありその効果を次に列記する。
上の通りでありその効果を次に列記する。
(1)本考案の緩衝装置は特に緩衝機を有するため接触
した搬器を撥ね返すことはなく、その結果乗客に不快感
を与えず及び搬器に悪影響を与えない。
した搬器を撥ね返すことはなく、その結果乗客に不快感
を与えず及び搬器に悪影響を与えない。
(2)本考案の緩衝装置は特に軸で支持されて揺動可能
にされ上下方向に延びて設けられその前面に弾性体が装
着され横方向振動する搬器からの力を受ける緩衝腕を有
するため左右の横揺れ等に起因して緩衝装置との接触位
置の上下方向変化が生じても上下方向に延びて設けられ
ていることから円滑に作動する。
にされ上下方向に延びて設けられその前面に弾性体が装
着され横方向振動する搬器からの力を受ける緩衝腕を有
するため左右の横揺れ等に起因して緩衝装置との接触位
置の上下方向変化が生じても上下方向に延びて設けられ
ていることから円滑に作動する。
(3)本考案の緩衝装置は特にその上端を軸で支持され
て揺動可能にされるため可動プラットホームに最適であ
る。
て揺動可能にされるため可動プラットホームに最適であ
る。
第1図は本考案の緩衝装置が用いられる停留場の平面図 第2図は同上緩衝装置の拡大平面図 第3図は同上側面図 1:搬器 2:可動プラットホーム 3:駆動手段 4:緩衝装置 5:緩衝腕 5a:弾性体 6:軸 8:戻り用ばね 9:緩衝機 10:本体 11:本体腕部 12:停留場 13:搬器ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−141962(JP,A) 特開 昭62−94463(JP,A) 実開 昭61−100665(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】その上端を軸で支持されて揺動可能に可動
プラットホームに取り付けられ上下方向に延びて設けら
れその前面に弾性体が装着され横方向振動する搬器から
の力を受ける緩衝腕と、該緩衝腕にその一端が及び可動
プラットホームにその他端が取り付けられた緩衝機と、
前記緩衝腕を初期位置に戻す戻し手段とからなる索道搬
器の横方向振動緩衝装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988168482U JPH082015Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 索道搬器の横方向振動緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988168482U JPH082015Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 索道搬器の横方向振動緩衝装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0287669U JPH0287669U (ja) | 1990-07-11 |
JPH082015Y2 true JPH082015Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31457698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988168482U Expired - Lifetime JPH082015Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 索道搬器の横方向振動緩衝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082015Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011245954A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Nippon Cable Co Ltd | 懸垂式客車の振れ制止装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201600094933A1 (it) | 2016-09-21 | 2018-03-21 | Leitner Spa | Impianto a fune per il trasporto di passeggeri |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61100665U (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-27 | ||
JPS6294463A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-30 | ポマガルスキ−、ソシエテ、アノニム | ロ−プウエイ駅 |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP1988168482U patent/JPH082015Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011245954A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Nippon Cable Co Ltd | 懸垂式客車の振れ制止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0287669U (ja) | 1990-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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