JPH08200031A - エンジンオイル循環制御装置 - Google Patents
エンジンオイル循環制御装置Info
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Abstract
用オイルを補給したり、潤滑用オイルの循環量の増加に
応じて潤滑用オイルを油圧回路から抜き取ることができ
るエンジンオイル循環制御装置を提供する。 【構成】潤滑用オイルを溜めるためのオイルタンク1
と、潤滑用オイルを目的とする部位へ導くとともに目的
とする部位に供給された潤滑用オイルをオイルタンクへ
戻すための油圧回路19と、油圧回路に設けられ潤滑用
オイルを油圧回路内で循環させるためのオイルポンプ
5,6と、適量の潤滑用オイルを溜めることができる少
なくとも1つのサブオイルタンク27と、サブオイルタ
ンクと油圧回路とを連通する少なくとも1つの油圧管2
8,30と、油圧管を通してサブオイルタンクと油圧回
路との少なくとも何れか一方から他方へ、潤滑用オイル
の少なくとも一部を移送するためのオイルポンプ29,
31と、を有する。
Description
装置に関する。特に、走行中に潤滑用オイルを油圧回路
に補給し若しくは油圧回路から潤滑用オイルを抜き取る
ことにより、オイルレベルを一定に維持したり、又は異
なる種類の潤滑用オイルを補給し、潤滑用オイルに燃料
が混入して生じる燃料希釈を防止することができるエン
ジンオイル循環制御装置に関する。
る部品の中には、ピストン,シリンダ,クランクシャフ
ト,コネクティングロッド,軸受けなど、摺動によって
擦られる部品や回転運動を行っている部品が多数存在す
る。そのため、エンジンには、金属同士が触れ合う部位
へ潤滑用オイルを供給するエンジンオイル循環制御装置
が付加されている。
いて、オイルパンに溜められた潤滑用オイルは、オイル
ポンプによってオイルパンから汲み上げられる。そし
て、異物を除去するオイルフィルタや油圧を調節するオ
イルプレッシャレギュレータなどを介して、エンジンの
各摺動部に圧送されたのち、再びオイルパンに戻され
る。
御装置は、エンジンのシリンダブロックの底面に直接オ
イルパンを取り付け、オイル吸入口から汲み上げられ各
摺動部に噴射された潤滑用オイルを自然落下させること
によりオイルパンに戻す方式の装置である。この場合、
オイルパンは、オイルを循環させるために必要な容量を
確保したオイルタンクであると同時に、オイルパンの底
面が車体の下面に露出しているため、オイルパンはオイ
ルクーラの役目も果たすことになる。
ーシングカーなどの高性能自動車においては、走行時に
前後左右に大きな重力が作用することが多い。そのた
め、オイルパンに潤滑用オイルを溜めておくウェットサ
ンプ式のエンジンオイル循環制御装置では、吸い込み口
が油面から露出してエアーを吸い込んでしまい、油切れ
を起こすおそれがある。そこで、ドライサンプ式のエン
ジンオイル循環制御装置が用いられている。このドライ
サンプ式エンジンオイル循環制御装置では、エンジンの
摺動部へ噴射されたオイルを回収するためにクランクケ
ース内に形成されたオイル回収用サンプの他に、潤滑用
オイルを溜めておくオイルタンクが別に設けられてい
る。そして、圧送用ポンプとは別の回収用ポンプを用い
てクランクケース内に設けられたオイル回収用サンプか
ら潤滑用オイルをオイルタンクに戻す。
ェットサンプ式及びドライサンプ式の何れのエンジンオ
イル循環制御装置においても、オイル量が減少するとエ
ンジンの摺動部に噴射される潤滑用オイルが不十分な量
となるため適正な油膜が保持されず、その結果、摺動部
品の磨耗や焼き付きを生じるおそれがある。逆に、オイ
ル量が多すぎると、シリンダ内等にも過大のオイルが供
給されるため、オイルがスパークプラグに飛散して点火
不良を起こすおそれがある。したがって、油圧回路を循
環するオイル量は、適切な量に維持されなければならな
い。
装置では、潤滑用オイルが消費等により減少したときは
自動車を停車させ、人手により潤滑用オイルを補給する
必要があった。特に約160km/h以上の高速で走行
する場合には、60km/h程度の通常速度で走行する
場合に比べて、潤滑用オイルの消費量が増加する。した
がって、従来のエンジンオイル循環制御装置を搭載した
自動車では、高速で長時間走行することができないとい
う問題があった。
を入れ過ぎたりして潤滑用オイルの循環量が過大となっ
たときも、人手によりエンジンオイル循環制御装置のド
レインプラグを外してオイルを抜き取る必要があった。
ル循環制御装置では、潤滑用オイルの温度が上昇する
と、サーモスタットによってオイルの循環経路がオイル
クーラを通過する経路に切り替わり、オイルクーラが設
けられた迂回路の容量だけ総オイル循環量が増加するこ
とになる。その結果、オイルタンクの液面が上昇して、
上述したスパークプラグへの飛散による点火不良の問題
が生じることが少なくなかった。このように、オイルク
ーラが設けられた迂回路へオイルを切り替えるとオイル
タンクの液面が不安定となり、しかも、この液面の変動
はオイルクーラの容量が大きくなればなるほど大きくな
る。したがって、排気量が5000cc以上の空冷及び
油冷式エンジンを自動車に搭載しようとしても、エンジ
ンの排気量が大きくなるにしたがい冷却能力が大きいオ
イルクーラを必要とし、これにともないオイルタンクの
液面も不安定となるため、結局、大排気量のエンジンを
採用することができないという問題もあった。
/h程度で走行を継続するとオイル温度が上昇するた
め、オイルクーラにてオイルの冷却を行うようにサーモ
スタットが作動する。しかしながら、このような市街地
からアウトバーンなどのような高速道路に入り、気温の
低い地域で時速210km/h程度の高速度で長時間走
行を行うと、オイルが環境温度によって冷却される。そ
のため、サーモスタットが作動してオイルクーラへの迂
回は停止する。これにより、総オイル循環量が減少し、
しかも高速走行を行っているためにオイル消費量が多く
なる。その結果、摺動部品の磨耗や焼き付きを生じるお
それがあった。
び収縮する。したがって、自動車を始動させた直後と高
速走行を行っているときでは、オイルタンクの液面は相
違することになる。
射されるため、回収される潤滑用オイルにはガソリンな
どの燃料が混入することになる。この燃料による希釈に
よって、潤滑用オイルの粘度が低下し、適正な油膜保持
ができずエンジン故障に繋がる例も少なくない。例え
ば、160km/h程度の高速で24時間程度走行した
場合には、燃料希釈率が約15%にまで達すると言われ
ている。このような燃料希釈の問題を解消するためには
潤滑用オイルの初期粘度を高めておく他ないが、潤滑用
オイルの粘度を高くすると潤滑用オイルの攪拌抵抗が増
加するため、エンジンの出力ロスが生じてしまう。
車等の走行中においても潤滑用オイルの消費量に応じて
潤滑用オイルをサブオイルサンプから油圧回路へ補給
し、これにより適切な量の潤滑用オイルをエンジンの摺
動部に供給できるエンジンオイル循環制御装置を提供す
ることにある。
走行中においても潤滑用オイルの循環量の増加に応じて
潤滑用オイルを油圧回路からサブオイルサンプへ抜き取
り、これにより適切な量の潤滑用オイルをエンジンの摺
動部に供給できるエンジンオイル循環制御装置を提供す
ることにある。
走行中においても潤滑用オイルの粘度の変動に応じて適
切な種類の潤滑用オイルをサブオイルサンプから油圧回
路へ補給し、これにより適切な粘度の潤滑用オイルをエ
ンジン摺動部に供給できるエンジンオイル循環制御装置
を提供することにある。
に、本発明によれば、潤滑用オイルが溜められるメイン
オイルサンプと、前記潤滑用オイルをエンジンの目的と
する部位へ供給すると共に前記エンジンの前記目的とす
る部位に供給された前記潤滑用オイルを前記メインオイ
ルサンプへ戻すための油圧回路と、前記油圧回路に設け
られ前記潤滑用オイルを前記油圧回路内で循環させるた
めのオイルポンプと、潤滑用オイルが溜められる少なく
とも1つのサブオイルサンプと、前記サブオイルサンプ
と前記油圧回路とが連通される少なくとも1つの油圧管
と、前記油圧管を通して、前記サブオイルサンプと前記
油圧回路との少なくとも何れか一方から他方へ、潤滑用
オイルの少なくとも一部を移送するための移送手段と、
を有するエンジンオイル循環制御装置が提供される。
は、潤滑用オイルが溜められる少なくとも1つのサブオ
イルサンプと、サブオイルサンプと油圧回路とが連通さ
れる少なくとも1つの油圧管と、油圧管を通してサブオ
イルサンプと油圧回路との少なくとも何れか一方から他
方へ潤滑用オイルの少なくとも一部を移送するための移
送手段とを有しているので、サブオイルサンプに溜めら
れた潤滑用オイルを油圧回路内へ補給することができ
る。これにより、油圧回路内の潤滑用オイルが消費して
もその消費量に応じてサブオイルサンプから油圧回路へ
適量の潤滑用オイルを補給すれば、エンジンの摺動部に
適切な量のオイルを供給することができ、オイル不足に
よる摺動部品の磨耗や焼き付き等を防止することができ
る。
置では、潤滑用オイルが溜められる少なくとも1つのサ
ブオイルサンプと、サブオイルサンプと油圧回路とが連
通される少なくとも1つの油圧管と、油圧管を通してサ
ブオイルサンプと油圧回路との少なくとも何れか一方か
ら他方へ潤滑用オイルの少なくとも一部を移送するため
の移送手段とを有しているので、油圧回路を循環する潤
滑用オイルをサブオイルサンプへ抜き取ることができ
る。これにより、油圧回路を循環する潤滑用オイルの量
が増加してもその増加量に応じて油圧回路からサブオイ
ルサンプへ適量の潤滑用オイルを抜き取れば、エンジン
の摺動部に適切な量のオイルを供給することができ、オ
イルの増加によるスパークプラグの点火不良等を防止す
ることができる。
取りは、運行中に行うことができ、自動車等を停止して
人手によって行う必要もないので、長時間の連続運行を
行う場合に特に効果的である。
前記油圧回路を循環する前記潤滑用オイルを冷却するた
めのオイル冷却手段と、前記油圧回路を循環する前記潤
滑用オイルを前記オイル冷却手段に供給すると共にこの
潤滑用オイルを前記油圧回路に戻すための冷却迂回管
と、前記油圧回路を循環する潤滑用オイルの温度に応じ
て、前記潤滑用オイルの循環経路を、前記油圧回路のみ
を循環する経路と前記冷却迂回管をも通過する経路とに
切り替えるためのサーモスタットと、をさらに有するこ
ともできる。このようにオイル冷却手段が設けられた冷
却迂回管を付加し、サーモスタットにより潤滑用オイル
の循環経路を切り替えると、油圧回路を循環する潤滑用
オイルの総循環量が変動し、エンジンの目的とする部位
に供給される潤滑用オイルの量も変動してオイル不足や
オイル過多を生じるおそれがあるが、本発明のエンジン
オイル循環制御装置では、油圧回路を循環する潤滑用オ
イル量に応じて、サブオイルサンプから油圧回路へ潤滑
用オイルを補給したり、あるいは油圧回路からサブオイ
ルサンプへ潤滑用オイルを抜き取ることができるので、
上述したオイル不足やオイル過多の問題を解消すること
ができる。
置は、前記冷却迂回管に設けられ該冷却迂回管を流れる
前記潤滑用オイルの圧力を検出する圧力検出手段と、前
記圧力検出手段により検出された前記潤滑用オイルの油
圧に基づいて前記移送手段を作動させる作動信号を前記
移送手段へ出力するための制御手段と、をさらに有する
こともできる。この圧力検出手段により冷却迂回管に潤
滑用オイルが流れているかどうかを検出できるので、圧
力検出手段により検出された潤滑用オイルの油圧に基づ
いて移送手段を作動又は停止させれば、油圧回路を循環
する潤滑用オイル量を適切な量に調節することができ、
オイル不足やオイル過多を防止できる。
するための前記制御手段が、前記圧力検出手段により検
出された前記潤滑用オイルの圧力が予め決められた所定
の圧力範囲内にあるか否かを判定し、前記範囲外である
場合には、予め決められた時間だけ、前記移送手段に作
動信号を出力することがより好ましい。サーモスタット
の開閉による潤滑用オイルの総循環量の変動量と移送手
段の単位時間あたりの移送量とが既知であれば、移送手
段の作動時間によって、適切な量の潤滑用オイルをサブ
オイルサンプから油圧回路へ補給したり、あるいは油圧
回路からサブオイルサンプへ抜き取ったりすることがで
きるからである。特にこのようなサーモスタットの開閉
動作による液面の変動は、潤滑用オイルがサーモスタッ
トの作動温度以上になったとき、すなわちほとんどの場
合運行中に生じ、運転者が気がつかないことが少なくな
いので、サーモスタットの開閉動作による液面の変動に
対しては圧力検出手段と制御手段とにより自動制御する
ことが好ましい。
装置は、上述した圧力検出手段と制御手段に代えて、あ
るいはこれらに付加して、前記油圧回路の潤滑用オイル
量を検出するためのオイル量検出手段と、前記移送手段
を作動させる作動信号を前記移送手段へ出力するための
制御手段と、をさらに有することもできる。このオイル
量検出手段により油圧回路を循環する潤滑用オイルの量
を直接検出できるので、オイル量検出手段により検出さ
れた潤滑用オイル量に基づいて移送手段を作動又は停止
させれば、油圧回路を循環する潤滑用オイル量を適切な
量に調節することができ、オイル不足やオイル過多を防
止できる。
するための前記制御手段が、前記オイル量検出手段によ
り検出された潤滑用オイル量が予め決められた所定のオ
イル量の範囲内にあるか否かを判定し、前記範囲外であ
る場合には、前記油圧回路の潤滑用オイル量が前記所定
のオイル量の範囲になるまで、前記移送手段を作動させ
る作動信号を前記移送手段へ出力することがより好まし
い。この制御は自動制御であっても手動制御であっても
良い。
エンジンとは別に設けられたオイルタンクまたはエンジ
ンに取り付けられたオイルパンにより構成することがで
きる。オイル消費量が多いエンジンや大排気量のエンジ
ンは大容量の潤滑用オイルを必要とするので、エンジン
とは別に設けられたオイルタンクを用いることがより好
ましい。また、高速運行においては運行時に前後左右に
大きな重力が作用することが多いため、エンジンとは別
に設けられたオイルタンクを用いると、オイルの吸い込
み口からエアーを吸い込んで油切れを生じることが防止
される。一方、メインオイルサンプをエンジンに取り付
けられたオイルパンにより構成すると、オイルクーラを
設けずとも潤滑用オイルの冷却ができるので好ましい。
また、オイルサンプの設置スペースも少なくなるという
利点もある。
くとも一つあればよいが、複数のサブオイルサンプを設
けることもできる。本発明のエンジンオイル循環制御装
置が搭載される自動車等の設置スペースや重量の点から
はサブオイルサンプの数は少ないほうが好ましいが、フ
レッシュオイルや種類の異なる潤滑用オイルを油圧回路
へ補給したい場合などには、補給専用のサブオイルサン
プと油圧回路から抜き取った潤滑用オイルを溜めておく
抜き取り専用のサブオイルサンプとを別々に設けること
が好ましい。
と油圧回路とを連通させる油圧管は、少なくとも一つあ
ればよい。一つの油圧管を用いてサブオイルサンプから
油圧回路へ潤滑用オイルを補給すると共に油圧回路から
サブオイルサンプへ潤滑用オイルを抜き取ることもでき
る。また、サブオイルサンプから油圧回路へ潤滑用オイ
ルを補給する油圧管と油圧回路からサブオイルサンプへ
潤滑用オイルを抜き取る油圧管とを別々に設けてもよ
い。
タンクと油圧回路とを連通させる油圧管に設けられたオ
イルポンプにより構成することができる。オイルポンプ
を用いることで、潤滑用オイルの移送量を精度良く、し
かも迅速に移送することができる。また、オイルポンプ
を設けないで、サブオイルサンプと油圧回路との高低差
を利用して重力により潤滑用オイルを移送しても良い。
重力を利用して潤滑用オイルを移送するとオイルポンプ
を省略することができるので、重量やコストの面で有利
である。
油圧回路を循環する潤滑用オイルとは異なる種類の潤滑
用オイルを溜めておくこともできる。異なる種類の潤滑
用オイルとは、組成そのものが異なる潤滑用オイルの
他、組成は同じでも配合比が異なる潤滑用オイルも含ま
れる。こうすることにより、例えばオイルの粘度の変動
に応じて適切な種類のオイルを補給することができ、燃
料希釈などの問題を解消することができる。例えばサブ
オイルタンクに、酸化防止剤,極圧添加剤,摩擦調整
剤,粘度指数向上剤,清浄分散剤を含む添加剤の配合比
が、油圧回路を流れる潤滑用オイルの添加剤の配合比よ
りも高く調整された潤滑用オイルを溜めておき、オイル
の粘度の変動に応じてサブオイルサンプのオイルを油圧
回路へ補給すると、燃料希釈などの問題を解消すること
ができる。
2輪,3輪,4輪等の自動車のエンジンだけでなく、産
業車両、航空機、船舶、列車などあらゆる乗物のエンジ
ンに適用することができる。また、エンジンの形式には
限定されず、ガソリンエンジンにもディーゼルエンジン
にも適用することができ、また2サイクルや4サイクル
などのレシプロ式エンジンの他、ロータリー式エンジン
にも適用することができる。ロータリー式エンジンやデ
ィーゼルエンジンでは潤滑用オイルの消費量が多いので
本発明のエンジンオイル循環制御装置を適用すると特に
効果的である。
明する。以下に説明する実施例は、本発明のエンジンオ
イル循環制御装置を自動車のエンジンに適用した具体例
である。
低温である場合など、油圧回路19のサーモスタット1
0が潤滑用オイルの入口10aと出口10bとを連通さ
せるように作動した場合の潤滑用オイルの流れ状態を示
す油圧回路の模式図である。以下、このサーモスタット
の作動状態を”サーモスタットが閉じている状態”とも
言う。これに対して、図2は、潤滑用オイルが適温より
高くなった場合など、サーモスタット10が潤滑用オイ
ルをオイルクーラ11へ迂回させるように作動した場合
の潤滑用オイルの流れ状態を示す油圧回路の模式図であ
る。以下、このサーモスタットの作動状態を”サーモス
タットが開いている状態”とも言う。
循環制御装置(Oil Circulation Co
ntrol Unit=O.C.C.U)は、自動車の
エンジンの摺動部品に潤滑用オイルを供給するための装
置であり、潤滑用オイルを溜めるためのオイルタンク1
を有している。このオイルタンク1の底面1aには出口
管2が取り付けられており、金属管3aやフレキシブル
ホース3bなどの油圧管3が接続されている。この油圧
管3の他端は、エンジン4のクランクシャフト又はカム
シャフトの駆動力を利用して駆動されるオイルポンプ5
の吸引口5aに接続されている。
液面を検出するためのオイルレベルゲージ43が設けら
れている。このオイルレベルゲージ43は、図1に示す
ようにフロート43a、レバー43bおよび受感部43
cにより構成され、レバー43bの先端に取り付けられ
たフロート43aがオイルタンクの液面18に応じて浮
き沈み、このレバー43bの回転位置に応じた受感部4
3cからの電気信号が室内に設けられたオイルメータ4
4に送出される。これにより運転者は現在のオイルの液
面18を即座に認識できる。
は、オイルポンプ5として、図4に示すギヤポンプの
他、トロコイドポンプなどのオイルポンプを用いること
ができる。トロコイドポンプは、例えば4枚羽を有する
インナロータと5カ所の凹部を有するアウタロータとに
よって構成され、インナロータはクランクシャフトなど
の駆動力によって回転し、このインナロータの回転によ
ってアウタロータも回転する。しかし、インナロータの
羽の数とアウタロータの凹部の数が相違するため、アウ
タロータはインナロータの4/5の速度で回転する。そ
のため、インナロータが1回転する間に両者の間にでき
る空間の位置と容積とが順次ずれてゆくことになる。そ
して、この空間の容積が大きくなったときには、空間内
の圧力が低下するため、オイルポンプ5の吸引口5aか
らオイルを吸い込む。また、空間の容積が小さくなった
ときには空間内の圧力が増加するためオイルポンプ5の
吐出口5bからオイルを吐出する。
オイルは、図4に示すようにオイルポンプ5の吐出口5
bから、エンジンのシリンダブロック,シリンダヘッ
ド,クランクシャフトなどに形成された多数のオイル供
給用通路を通って、ピストン,シリンダ,クランクシャ
フト36,コネクティングロッド,カムシャフト48,
軸受けなど、摺動によって擦られる部品や回転運動を行
っている部品に噴射される。
は摺動部にて油膜となり、この油膜によって摺動部品が
浮かび上がる。これにより摩擦力が減少し摺動部品の磨
耗が防止される。また、潤滑用オイルは、摩擦熱によっ
て高温となった部品や燃焼により高温となったシリンダ
及びピストンなどを冷却したり、摺動部品に加わった力
を吸収し、騒音を小さくする緩衝作用も司る。さらに、
潤滑用オイルは、ピストンやピストンリングとシリンダ
との隙間などを埋め、シリンダ内のガス漏れを防止した
り、エンジン内で発生する金属粉などの異物を洗い流す
作用も有している。加えて、潤滑用オイルの油膜が金属
面をカバーするため金属部品の防錆作用もある。
ジン4のシリンダブロック,シリンダヘッドなどに形成
された多数のオイル帰還用通路を通って、またはクラン
クケースの壁面を伝って、自然に滴下し、クランクケー
ス(図4参照)の底面に設けられた回収用サンプ49に
集約される。本実施例の回収用サンプ49は、潤滑に供
された後の潤滑用オイルを回収してオイルタンク1に戻
すためのサンプであるため、多少のエアーを吸い込んで
も問題はない。したがって一般的なウェットサンプ式オ
イル循環制御装置で用いられているオイルパンの容積よ
りも小さい容積のサンプでよい。
ー46を備えたエンジンでは、オイルポンプ5(図1参
照)によって吸引された潤滑用オイルは、リターンバル
ブ62を通ってターボチャージャー46内に噴射され
る。また、このターボチャージャー46に噴射された潤
滑用オイルを回収するための回収用サンプ60が別に設
けられており、クランクシャフト48によりオイルポン
プ5とは別に駆動される吸引オイルポンプ61によっ
て、回収用サンプ60に集められた潤滑用オイルは、接
続手段69により取り付けられた配管68,20を通っ
てオイルタンク1に戻される。ターボチャージャー46
を備えたエンジンにおいては、約700℃の高温排気ガ
スがターボチャージャー46内に導かれ、またターボチ
ャージャー46のロータは200,000rpmの回転
数で回転することから、ここに供給された潤滑用オイル
は、比較的大きなダメージを受ける。しかしながら、本
発明のオイル循環制御装置では、後述するサブオイルタ
ンク27から油圧回路19に新鮮な潤滑用オイルを提供
することができるので、この問題を解消することができ
る。
た潤滑用オイルは、上述したオイルポンプ5と同様な構
成のオイルポンプ6により吸引され、このオイルポンプ
6の吐出口6b(図4参照)に接続された金属管7aや
フレキシブルホース7bなどの油圧管7を通ってオイル
フィルタ8に導かれる。なお、図4に示すように、本実
施例のオイルポンプ5および6のそれぞれのオイルポン
プ室は、仕切られているが、クランクシャフト36の駆
動力により連動して作動する構造である。
濾過式でも薄い金属板を重ねた積層式でも用いることが
でき、エンジンや油圧管などで発生した異物を潤滑用オ
イルから除去する。なお、このオイルフィルタ8の取り
付け位置は図示する位置に限定されることはなく、オイ
ルタンク1とオイルポンプ5との間の油圧回路や、オイ
ルポンプ5の直後に取り付けることもできる。また、デ
ィーゼルエンジンではカーボンが発生しやすいので積層
式と濾過式とを併用することが好ましい。
続されており、この油圧管9の他端はサーモスタット1
0の入口10aに接続されている。一般に、潤滑用オイ
ルの適温は85℃前後であるが、潤滑用オイルはシリン
ダやピストンによって加熱され、特に125℃を越える
と急激に潤滑能力が低下する。そのため、高速で長時間
走行するための高出力エンジンや、シリンダやピストン
が高温となるディーゼルエンジンでは、高温となった潤
滑用オイルを適温まで冷却するためのオイルクーラ11
が設けられている。上述したサーモスタット10は、サ
ーモスタットの入口10aに入った潤滑用オイルの温度
によって、この潤滑用オイルをオイルクーラ11に流す
か、またはオイルクーラ11に流さずにそのまま通過さ
せるかを選定し、潤滑用オイルの温度を自動調節するた
めの切替弁を有するキットである。具体的な構造は特に
限定されないが、温度変化によって膨張及び収縮する材
料がサーモスタット内部に封入され、この材料の膨張又
は収縮によって弁を作動させるタイプのサーモスタット
を用いることができる。
滑用オイルの入口10aの他に、潤滑用オイルの出口1
0b、及びオイルクーラへの出口10cとオイルクーラ
からの入口10dが形成されている。そして、潤滑用オ
イルが所定の温度(例えば85℃)以下の場合には、潤
滑用オイルの入口10aと潤滑用オイルの出口10bと
が連通し、かつ潤滑用オイルの入口10aとオイルクー
ラへの出口10cとが遮断されるように、切替弁が作動
する。また、潤滑用オイルが前記所定の温度より高くな
ったときには、潤滑用オイルの入口10aとオイルクー
ラへの出口10cとが連通し、またオイルクーラからの
入口10dと潤滑用オイルの出口10bとが連通し、さ
らに潤滑用オイルの入口10aと潤滑用オイルの出口1
0bとが遮断されるように、切替弁が作動する。
ーラへの出口10c及びオイルクーラからの入口10d
には、それぞれ金属管12a,13aやフレキシブルホ
ース12b,13bなどの油圧管12,13が接続され
ており、これら油圧管12,13の他端にはオイルクー
ラ11が設けられている。本実施例においては、空冷式
オイルクーラ及び水冷式オイルクーラの何れでも用いる
ことができる。水冷式オイルクーラの場合にはエンジン
冷却水を熱媒体として用いればよい。
ルタンク1の液面18が大きく変動するが、本発明のオ
イル循環制御装置が搭載された自動車においては、後述
するようにオイルタンク1の液面調節を自動車の停止を
要することなく行うことができるので、比較的冷却能力
が大きいオイルクーラでも搭載することができる。
を搭載できることにより、エンジン4の排気量も大きく
することができる。すなわち、特に空冷式エンジンにお
いては、潤滑用オイルもエンジン4の冷却に重要な役割
を果たす。したがって、自動車のエンジン4の排気量を
大きくするとエンジン4で発生する熱量も増加するた
め、潤滑用オイルの冷却能力も高める必要があるが、オ
イルクーラ11の容量を大きくすると、サーモスタット
10が開いたときのオイルタンク1の液面18と、サー
モスタット10が閉じたときのオイルタンク1の液面1
8との変動量が大きくなるという問題が生じる。また、
油圧回路19の循環量を増加させると、自動車を始動さ
せる際の暖機運転に時間を要することになるため、この
点にも留意しなければならない。ところが、本発明のオ
イル循環制御装置を用いれば、オイルクーラ11を大容
量にしても、サーモスタット10が開いたときのオイル
タンク1の液面18と、閉じたときのオイルタンク1の
液面18とを同じレベルに維持できるので、上述した問
題は全て解消される。特に、油圧回路19のオイル循環
量が必要最小限となるように油圧回路19の容量を設計
しておけば、自動車を始動させる際においても、冷えて
いるオイルを適正な85℃にまで上昇させるのに短時間
の暖機運転で足りる。このような理由から、従来では、
オイルクーラ11の容量(オイルクーラと油圧管との総
容量)が約3.9リットルである場合は、エンジンの排
気量を約4000ccとすることが限界であったもの
が、本発明のオイル循環制御装置を用いれば、オイルク
ーラ11の容量を約8リットルまで増加させることがで
き、これによって、空冷式エンジンの排気量を5000
cc以上とすることができることになる。なお、この場
合のエンジンは、水平対向(ボクサー型)又はV型の例
えば8,10,12気筒以上の多気筒で構成することが
できる。
イルの出口10bには、油圧管14の一端が接続されて
おり、この油圧管14の他端は、オイルタンク1の底面
1aに設けられた入口管15に接続されている。
ルプレッシャセンサ16が設けられており、油圧管13
内の油圧を検出してコントローラ17に出力する。この
オイルプレッシャセンサ16は、サーモスタット10が
開いているか、閉じているかを検出する目的で設けられ
ている。
イルクーラ11の迂回路に潤滑用オイルが循環している
場合には、オイルポンプ6による油圧がオイルプレッシ
ャセンサ16に作用する。逆に、サーモスタット10が
閉じている場合にはオイルクーラ11の迂回路に残存し
た油圧のみがオイルプレッシャセンサ16に作用し、こ
の油圧はサーモスタット10が開いている場合に比べて
小さくなる。このような油圧管13を流れるオイルの圧
力とサーモスタット10の開及び閉との相関関係が既知
であることを利用して、オイルプレッシャセンサ16の
出力からサーモスタット10の作動状態、ひいてはオイ
ルタンク1の液面18の検出を行う。
いては、オイルタンクの液面18の検出は油圧管13に
設けられたオイルプレッシャセンサ16にのみ限定され
ることはなく、オイルタンク1内に設けられたオイルレ
ベルゲージ43を用いて直接的にオイルの液面18を検
出することも可能である。また、オイルプレッシャセン
サ16の取り付け位置は、オイルクーラ11からオイル
が戻る油圧管13が好ましいが、油圧管12に取り付け
ることも可能である。
のシリンダとピストンとの隙間からクランクケース内に
漏れたブローバイガスをオイルタンク1内へ導くための
管である。また、オイルタンク1に接続されオリフィス
63を有する管21は、エアーフィルタ22とオイルタ
ンク1内とを連通させオイルタンク1内に導かれたブロ
ーバイガスをエアーフィルタ22に戻すための管であ
る。一方、オイルタンク1に接続されたオリフィス64
とリターンバルブ65とを有する管23は、スロットル
バルブ24とオイルタンク1内とを連通させ、ブローバ
イガスをスロットルバルブを介して再びシリンダ内へ戻
すための管であり、高温のブローバイガスをスロットル
バルブ24に導くことによりスロットルバルブ24の凍
結防止をも図っている。これらの管20,21,23は
何れもオイルタンク1の頂面1bに接続されている。ま
た、図9に示す管47は回収用サンプ60からのブロー
ガスをエアーフィルタ22に戻すための管である。
圧管25は、オイルタンク1内の潤滑用オイルを抜き取
るためのドレイン管であり、本実施例では、このドレイ
ン管25の他端はサーモスタット10のブラケット10
eに接続されて、ドレインプラグ26により封止されて
いる。
したオイルタンク1の他にサブオイルタンク27が設け
られている。このサブオイルタンク27は、上述した油
圧回路19を流れる潤滑用オイルが消費されて液面18
が低下したときなど、潤滑用オイルを油圧回路19へ補
給したいときに利用される。また、油圧回路19を流れ
る潤滑用オイルが過大となったときなど、潤滑用オイル
を油圧回路19から抜き取りたい場合にも利用される。
したがって、サブオイルタンク27の容量は、特に限定
されず、使用目的に応じて適宜選択することが好まし
い。本実施例のオイル循環制御装置では、オイルタンク
1と油圧回路19との総容量が14リットルであること
を考慮してサブタンク27の容量を3.5リットルとし
た。
ンクを一つだけ設け、潤滑用オイルの補給と抜き取りと
を同じサブタンクで行うようにしているが、2つ以上の
サブタンクを設け、補給専用のサブオイルタンクと抜き
取り専用のサブオイルタンクとに分けることもできる。
高速走行を行うレーシングカーなどでは、潤滑用オイル
の消耗が激しいので、油圧回路を流れる潤滑用オイルを
定期的に一定量だけ抜き取るためのサブタンクを設け、
必要な量の潤滑用オイルを他のサブオイルタンクから油
圧回路へ補給するように構成しても良い。このようにす
れば、オイルタンクの液面及び総オイル量の維持に加え
て、油圧回路を流れる潤滑用オイルを常にリフレッシュ
することができる。
27には、オイルの液面を検出するためのオイルレベル
ゲージ51が設けられている。このオイルレベルゲージ
51は、図1に示すようにフロート51a、レバー51
bおよび受感部51cにより構成され、レバー51bの
先端に取り付けられたフロート51aがサブオイルタン
クの液面に応じて浮き沈み、このレバー51bの回転位
置に応じた受感部51cからの電気信号が室内に設けら
れたオイルメータ52に送出される。これにより運転者
は現在のサブオイルタンク27のオイルの液面を即座に
認識できる。
ク27の底面27aには金属管又はフレキシブルホース
などの油圧管28が接続され、この油圧管28の他端は
ブローバイガス用の管20に接続されている。また、こ
の油圧管28の途中には、サブオイルタンク27内の潤
滑用オイルを管20に圧送するための電動オイルポンプ
29が設けられており、この電動オイルポンプ29が作
動するとサブオイルタンク27内の潤滑用オイルが油圧
管28を通ってブローバイガス用管20に導かれ、ここ
からオイルタンク1内に補給される。ただし、サブオイ
ルタンク27内のオイルをオイルタンク1に補給する場
合、ブローバイガス用管20を用いる必要はなく、給油
口50に油圧管28を接続しても良い。
には金属管又はフレキシブルホースなどの油圧管30が
接続され、この油圧管30の他端はドレイン管25に接
続されている。また、この油圧管30の途中には、ドレ
イン管25の潤滑用オイルをサブオイルタンク27内に
圧送するための電動オイルポンプ31が設けられてお
り、この電動オイルポンプ31が作動するとドレイン管
25内の潤滑用オイル、すなわちオイルタンク1内の潤
滑用オイルが油圧管30を通ってサブオイルタンク27
内に戻される。ただし、オイルタンク1内のオイルをサ
ブオイルタンク27へ戻す場合、ドレイン管25を用い
る必要はなく、オイルタンク1に直接油圧管30を接続
しても良い。
にそれぞれ溜められた潤滑用オイルを他方のオイルタン
クへ移送する手段として、本実施例では電動オイルポン
プ29,31を用いたが、本発明では特に電動式のオイ
ルポンプに限定されることはなく、エンジンの駆動力を
利用した油圧ポンプ等であってもよい。但し、エンジン
の駆動力を利用したポンプの場合には、ポンプの作動及
び停止を制御するためのクラッチが必要となることか
ら、自動車のバッテリー又はオルタネータから供給され
る電力により作動する電動式のポンプを用いることがよ
り好ましい。
止は、例えば運転者が室内に設けられたオイルタンク1
のオイルメータ44を見ながら手動スイッチにより行う
こともできるし、上述したオイルレベルゲージ43とオ
イルプレッシャセンサ16を利用して自動的に電動オイ
ルポンプ29,31を作動及び停止させることもでき
る。本実施例では、サーモスタット10の開閉動作にと
もなうオイルタンク1の液面18の上昇及び降下に対し
てはオイルプレッシャセンサ16を利用して自動的に電
動オイルポンプ29,31を作動及び停止させるように
構成し、それ以外の液面18の変動に対しては室内に設
けられたオイルメータ44を見ながら運転者が手動スイ
ッチ45を操作してオイルの補給及び抜き取りを行うこ
とができるように構成した。
の油圧情報は、コントローラ17の入力部に送出され、
この油圧情報は、コントローラ17のメモリに予め記憶
されている基準油圧値とコントローラ17の比較部で比
較される。コントローラ17のメモリに入力しておく基
準油圧値としては上限値と下限値とを有することが好ま
しい。そして、オイルプレッシャセンサ16により検出
された油圧値が基準油圧値の上限値より大きいときは、
サーモスタット10が開いてオイルタンク1内の液面1
8が定常液面よりも高くなっていると判断し、タイマー
などを用いて予め決められた一定時間を計測し、電動オ
イルポンプ31に作動指令信号を送出して、ドレイン管
25からサブオイルタンク27へ潤滑用オイルを抜き取
る。逆に、オイルプレッシャセンサ16により検出され
た油圧値が基準油圧値の下限値より小さいときは、サー
モスタット10が閉じてオイルタンク1内の液面18が
定常液面よりも低くなっていると判断し、タイマーなど
を用いて予め決められた一定時間を計測し、電動オイル
ポンプ29に作動指令信号を送出して、サブオイルタン
ク27から油圧管28を介してオイルタンク1へ潤滑用
オイルを補給する。
による液面18の変動は、潤滑用オイルがサーモスタッ
ト10の作動温度(エンジンの種類によって相違するが
一般的には70℃から95℃の範囲)以上になったとき
に生じるので、運転者が気がつかないことが少なくな
い。そこで、本実施例ではこのようなサーモスタット1
0の開閉動作による液面18の変動に対してはコントロ
ーラ17を用いて自動制御するように構成されている。
但し、このサーモスタット10の開閉動作による液面1
8の変動に対してもオイルメータ44を見ながら運転者
が手動操作するように構成することも可能である。な
お、コントローラ17の内部の上述の記憶及び比較のた
めの電子回路は市販の電子部品により当業者に容易に構
成できるので詳述しない。
見ながらオイルタンク1の液面18が高くなっている、
あるいは低くなっていると判断したときは、手動スイッ
チ45により電動オイルポンプ29,31を作動させ、
サブオイルタンク27内の潤滑用オイルを補給したり、
油圧回路19内の潤滑用オイルを抜き取ることができ
る。特に、オイルタンク1の液面18はエンジン4の回
転数に応じて上下動し、また加速時などにおいてはホー
スなどの膨張によって油圧回路19を流れる総オイル量
が変動するため、液面18の変動が大きくなる。したが
って、液面18の変動のみを検出して自動制御により潤
滑用オイルの補給または抜き取りの操作をおこなうと、
オイルの補給および抜き取りのハンチング現象が生じ好
ましくないことがある。このような不具合を防止するた
めに本実施例のオイル循環制御装置では、手動操作でも
オイルの補給と抜き取りを行うことができるように構成
している。
ルタンク27の頂面27bとオイルタンク1の頂面1b
とに連通するオーバーフロー時の戻し用油圧管であり、
何れか一方のオイルタンク1,27の潤滑用オイルがオ
ーバーフローしたときに、この潤滑用オイルを他方のオ
イルタンクへ導くために設けられている。特に潤滑用オ
イルのオーバーフローが問題となるのはオイルタンク1
の方である。したがって、オイルタンク1のオーバーフ
ローを防止したい場合には、オイルタンク1とサブオイ
ルタンク27とを自動車に搭載するときに、例えば図5
に示すようにオイルタンク1よりもサブオイルタンク2
7を低い位置に設置すれば良い。
27内に入ったブローバイガスを管21に戻すために、
オリフィス66及びリターンバルブ67を有する管53
を設けても良い。この場合、ブローバイガスをスロット
ルバルブ24又は管47に戻す管を設けることもでき
る。このブローバイガスの戻り用管53を設けることに
より、特にサブオイルタンク27内のオイル量が空に近
い場合などに効果がある。すなわち、油圧回路19を循
環するオイルにはブローバイガスが含まれており、この
オイルがサブオイルタンク27内に抜き取られるとサブ
オイルタンク内にもブローバイガスが入ってくる。特
に、サブオイルタンク27内のオイル量が極端に少ない
場合には、抜き取られたオイルに含まれたブローバイガ
スがサブオイルタンク27内に充満することになる。し
たがって、このサブオイルタンク27に入ったブローバ
イガスを管21などに戻すことが好ましい。
施例の動作を説明する。図1に示すように、サーモスタ
ット10が閉じている状態は、例えばエンジン4を始動
させた直後や、低速で短時間の走行を行っている場合、
雰囲気温度が極めて低く、この雰囲気温度によって潤滑
用オイルが冷却される場合などに生じる。これに対し
て、サーモスタット10が開いている状態は、高速(エ
ンジンの回転数が高回転)で長時間の走行を行っている
場合や、雰囲気温度が極めて高く、エンジン4がオーバ
ーヒートに近い場合などに生じる。また、低速であって
も雰囲気温度が高い場所を長時間走行するときはサーモ
スタット10が開いた状態となることもある。何れにし
ても、サーモスタット10の入口10aに導かれた潤滑
用オイルの温度が適温(一般的な潤滑用オイルでは85
℃)より高い場合には、このサーモスタット10内の弁
が自動的に切り替えられて、油圧回路19を循環する潤
滑用オイルはオイルクーラ11を有する冷却用迂回路に
導かれる。そして、冷却用迂回路に設けられたオイルク
ーラ11によって、潤滑用オイルは冷却空気(水冷式オ
イルクーラの場合は冷却水)との間で熱交換され、その
結果、オイルクーラ11の冷却能力に応じて潤滑用オイ
ルが冷却される。
ている状態で、エンジン4にとって最適な潤滑用オイル
量、すなわちオイルタンク1の液面18を調整してい
る。一般的には、サーモスタット10が開いた状態で潤
滑用オイル量を調節するが、本実施例のようにサーモス
タット10が閉じた状態で潤滑用オイル量を調節する
と、例えば気温の低い地域で高速走行を行う場合にエン
ジン4の摺動部品の磨耗や焼き付きを防止できる。すな
わち、従来のようにサーモスタット10が開いた状態で
潤滑用オイル量を調節した場合、例えば気温の高い市街
地で60km/h程度で走行を継続したのち、アウトバ
ーンなどのような高速道路に入り、気温の低い地域で時
速250km/h程度の高速度で長時間走行を行うと、
オイルが環境温度によって冷却され、サーモスタット1
0が作動してオイルクーラ11への迂回は停止する。こ
れにより、総オイル循環量が減少し、しかも高速走行を
行っているためにオイル消費量が多くなる。その結果、
摺動部品の磨耗や焼き付きを生じるおそれがある。しか
しながら、潤滑用オイル量をサーモスタット10が閉じ
た状態で調節しておけば、サーモスタット11が閉じて
オイル循環量が減少しても、このオイル量がエンジン4
にとって最適な量であるため、摺動部品の磨耗や焼き付
きのおそれがなくなる。
じている状態、又は図2に示すようにサーモスタット1
0が開いている状態の何れにおいても、例えば160k
m/h以上の高速で自動車を走行させた場合には、60
km/h程度の通常速度で自動車を走行させた場合に比
べ、同じ距離を走行しても前者の方が潤滑用オイルを多
量に消費する。例えば、2000kmの距離を走行する
場合、60km/hの通常速度では最初の1000km
で約1リットル、残りの1000kmで約1.4リット
ル程度の潤滑用オイルを消費する。ところが、同じ距離
を160km/hで走行すると、最初の1000kmで
約1.5リットル、残りの1000kmで約1.7リッ
トル程度のオイルを消費する。これが210km/hの
走行速度になると、オイルの消費量が、最初の1000
kmで約2リットル、後の1000kmで約2.3リッ
トル程度にまで及ぶ。
イトナ24時間レース、又はフォーミュラーカーレース
などに代表される各種モータスポーツレースで自動車を
走行させた場合にはオイルを補給した方が良いときもあ
る。また、ドイツのアウトバーンなどの高速道路で自動
車を長時間走行させた場合などでは、潤滑用オイルの消
費量が大きく、走行中に自動車を停車させて潤滑用オイ
ルを補給する必要がある。
動車においては、オイルタンク1の液面18の低下はオ
イルレベルゲージ43を用いて検知され、これは室内の
オイルメータ44に表示される。これにより、運転者は
手動スイッチ45を操作して電動オイルポンプ29を作
動させ、サブオイルタンク27に収容した補給用の潤滑
用オイルを油圧管28を介してオイルタンク1へ補給す
ることができる。この場合、運転者の手動制御であって
も、またコントローラ17を用いた自動制御であって
も、サブオイルタンク27から潤滑用オイルをオイルタ
ンク1へ補給することにより、オイルタンク1の液面1
8は適正な位置で維持される。その結果、潤滑用オイル
の消費によるオイル不足を解消することができ、エンジ
ン4の摺動部品の磨耗や焼き付きを未然に防止すること
が可能となる。なお、エンジン4の回転数によって油圧
回路19を流れるオイル量が変動するため、液面18の
検出はアイドリング状態で行うことが好ましい。
が多少異なるが、温度変化によって膨張及び収縮する。
例えば、自動車を始動させた直後においては、潤滑用オ
イルは低温であるため、オイルタンク1の液面18は、
オイルが高温の場合に比べて低くなる。エンジン4に供
給されるオイル量を例えば85℃の適温で調整している
場合には、始動直後においてはオイル量が不足すること
になる。このような場合にも本発明のオイル循環制御装
置の効果が発揮される。
タンク27に収容しておく潤滑用オイルは、油圧回路1
9を循環する潤滑用オイルと同じ潤滑用オイルでもよい
が、サブオイルタンク27に異なる種類の潤滑用オイル
を溜めておき、これを潤滑用オイルの消費及び消耗に応
じて油圧回路19に適宜補給するように構成することも
できる。
に各種の添加剤を加えることにより潤滑用オイルとして
提供される。基油としては鉱油や合成油が用いられ、高
性能自動車に用いられる潤滑用オイルとしては、鉱油に
比べて粘度温度特性や熱安定性に優れた合成油が広く使
用される。また、基油に添加する添加剤としては、潤滑
用オイルの酸化を防止するための酸化防止剤、荷重が増
大しても極力磨耗を抑制し潤滑不良を防止するための極
圧添加剤や摩擦緩和剤、低温運転で粘度を小さくし高温
運転でも粘度低下を少なくするための粘度指数向上剤、
気化器,吸入弁及びPCV(Positive Crankcase Venti
lation)バルブの詰まりを防止するための清浄分散剤な
どが用いられる。
配合比で調整され、目的に応じた初期粘度で提供され
る。しかしながら、潤滑用オイルの循環時間が長くなる
と、燃料により潤滑用オイルが希釈され粘度が低下す
る。また、潤滑用オイルを使用するにつれ、基油及び添
加剤の分子が剪断力を受けて分子量が小さくなり、これ
によっても潤滑用オイルの粘度が低下すると考えられ
る。
れるル・マン24時間レースやデイトナ24時間レース
では、いわゆる燃料希釈率が15%にもなり、初期動粘
度が17〜18cSt(100℃)の潤滑用オイル(S
AE(socity of automotiveengineering :米国自動車
技術会)50)を使用しても、燃料希釈率が15%にま
でなると動粘度は9cSt(100℃)まで低下してし
まい、SAE30の潤滑用オイルと同等の粘度になって
しまう。
料希釈や分子量の低下の問題を解消するためには、潤滑
用オイルの初期粘度を高めること等が考えられるが、高
粘度の潤滑用オイルを使用することは、エンジンの出力
ロスに繋がるので好ましくない。
用いれば、長時間走行にともなって生じるオイルの粘度
低下の問題は解消される。すなわち、エンジン4の出力
に対して最適値の初期粘度を有する潤滑用オイルをオイ
ルタンク1に入れておき、走行を続けるにしたがって潤
滑用オイルの粘度が低下してくれば、サブオイルタンク
27から適切に調製された潤滑用オイルをオイルタンク
1に補給すれば良い。例えば、一般的な潤滑用オイルは
基油:添加剤=約80%:約20%である。したがっ
て、サブオイルタンクに、例えば添加剤の配合比を高め
た、基油:添加剤=約30%:約70%の配合比で調製
された潤滑用オイルを入れておき、潤滑用オイルが消費
されて行くにしたがい、このサブオイルタンク27から
上述した配合の潤滑用オイルを補給する。また、燃料希
釈に対しては、基油の粘度を高くした潤滑用オイル、例
えば当初投入する潤滑用オイルがSAE40のときはS
AE65の潤滑用オイルをサブオイルタンクから補給し
ても良い。
ンク27に油圧回路19を循環する潤滑用オイルとは異
なる種類の潤滑用オイルを入れておき、油圧回路19を
循環する潤滑用オイルの各種特性の変動に応じて、この
変動を抑制する種類の潤滑用オイルを適量だけ油圧回路
19に補給することができる。
の潤滑用オイルを入れると、オイル漏れなどのような単
なる潤滑用オイルの減少には適していないので、同種類
の潤滑用オイルと異種類の潤滑用オイルとを補給したい
場合には、サブオイルタンクを複数設け、それぞれの目
的に応じたサブオイルタンクとすればよい。例えば、図
7に示すように、2つのサブオイルタンク27A,27
Bを設け、サブオイルタンク27Bには、油圧回路19
を流れる潤滑用オイルと異なる種類のオイルを入れてお
き、サブオイルタンク27Aには油圧回路19を流れる
潤滑用オイルと同種類のオイルを入れておく。この場
合、単なるオイル量の減少や増加に対しては、サブオイ
ルタンク27Aから同種類のオイルを油圧回路19に補
給したり抜き取ったりする。一方、油圧回路19を流れ
る潤滑用オイルの粘度が変動した場合には、サブオイル
タンク27Bから、異なる種類のオイルを油圧回路19
へ供給する。このサブオイルタンク27Bについては、
油圧回路19からオイルを抜き取る油圧管およびオイル
ポンプは省略でき、サブオイルタンク27Bからオイル
タンク1へオイルを供給するための油圧管54とオイル
ポンプ55を設けておけばよい。
じた状態から、図2に示すサーモスタット10が開いた
状態に移行すると、オイルフィルタ8を通過した潤滑用
オイルはサーモスタット10によりオイルクーラ11へ
導かれ、ここで冷却されたのち、再びサーモスタット1
0に戻って、最後にオイルタンク1に戻される。したが
って、サーモスタット10が閉じている状態よりもサー
モスタット10が開いている状態の方が、冷却迂回路の
長さだけ油圧回路19の回路長が長くなり、油圧回路1
9を循環する潤滑用オイルの量も増加する。その結果、
サーモスタット10が閉じている状態では適正であった
オイルタンク1の液面18が、図2に点線で示す液面1
8’まで上昇し、潤滑用オイルが過大となってしまう。
このような場合には、電動オイルポンプ31を作動して
オイルタンク1のドレイン管25から油圧管30を介し
てサブオイルタンク27へ潤滑用オイルを抜き取る。こ
の電動オイルポンプ31を作動させるための操作は、オ
イルプレッシャセンサ16からの油圧情報を取り込んで
コントローラ17により自動制御しても良いし、または
運転者がオイルメータ44を観察しながら手動操作によ
って電動オイルポンプ31を作動させても良い。但し、
一般的には、サーモスタット10が開いたり閉じたりす
るのをオイルメータ44を見ながら運転者が検知するこ
とは極めて困難である。したがって、本実施例ではサー
モスタット10の開閉動作にともなうオイルタンクの液
面18の変動については、オイルプレッシャセンサ16
を用いて自動的に検知することとしている。
0が開いたときなどは油圧回路19を流れる潤滑用オイ
ルをサブオイルタンク27に抜き取るが、サーモスタッ
ト10が閉じた場合や潤滑用オイルが消費された場合な
ど、オイルタンク1の液面18が降下したときにはサブ
オイルタンク27から油圧回路19に潤滑用オイルを補
給する。
ことによりオイルタンク1の液面18が変動しても、本
発明のオイル循環制御装置によれば、この液面18を一
定に維持することができる。したがって、エンジン4の
作動に最も適した種類の潤滑用オイルを最も適した量で
供給することができる。しかも、オイルクーラ11を付
加してもオイルタンク1の液面18が一定位置に維持さ
れるため、大型、すなわち冷却能力が大きいオイルクー
ラ11を搭載することが可能となる。
イルもエンジン4の冷却に重要な役割を果たすので、自
動車のエンジン4の排気量を大きくすればする程、オイ
ルクーラ11の容量も大きくする必要がある。本発明の
オイル循環制御装置を用いれば、オイルクーラ11を大
容量にしても、サーモスタット10が開いたときのオイ
ルタンク1の液面18と閉じたときのオイルタンク1の
液面18とを同じレベルに維持できるので、従来では、
3.9リットル程度の容量(オイルクーラ及び油圧管の
総容量)のオイルクーラ11を搭載した場合に、エンジ
ン4の排気量は4000cc程度とすることが限度であ
ったものが、オイルクーラ11の容量を8リットル程度
にまで増加させることができるので、エンジン4の排気
量を5000cc以上とすることができる。この場合、
油圧回路19のオイル循環量が必要最小限となるように
油圧回路19の容量を設計しておけば、自動車を始動さ
せる際においても、冷えているオイルを適正な温度(エ
ンジンによって相違するが、一般的には70℃〜95
℃)にまで上昇させるのに短時間の暖機運転で足りる。
なお、本発明のオイル循環制御装置が適用されるエンジ
ンは、上述した空冷式エンジンに限定されることはな
く、水冷式エンジンにも適用できる。
液面18の上昇が抑制されるので、スパークプラグへの
オイルの飛散が防止される。その結果、エンジン4に、
より放熱性に優れ過熱し難いコールドタイプのスパーク
プラグを用いることができ、エンジン4の高出力化をさ
らに推進できる。このコールドタイプのスパークプラグ
を用いた場合には、オイルの飛散に対して点火不良を生
じることも少なくないため、低速走行時には、手動スイ
ッチ45を操作して故意にオイルタンク1の液面18を
下げておく、つまり総オイル量を減らしておくことが好
ましい。
の液面18の上昇が防止されることから、オイルタンク
1からスロットバルブ24又はエアフィルタ22へのオ
ーバーフロー現象を防止できる。
ンプ式のエンジンオイル循環制御装置に本発明のオイル
循環制御装置を適用した実施例であるが、本発明のオイ
ル循環制御装置はいわゆるウェットサンプ式のエンジン
オイル循環制御装置にも適用することができる。図3
は、ウェットサンプ式のエンジンオイル循環制御装置に
本発明を適用した実施例を示す油圧回路の模式図であ
る。図1に示すドライサンプ式と比較すると、図3に示
すウェットサンプ式では、オイルタンクがエンジン4’
とは別に設けられておらず、シリンダブロック33の下
面に装着されたオイルパン1’が、図1に示すオイルタ
ンク1と回収サンプの機能を果たす。また、オイルパン
1’が車体の下面に露出する構造であるためオイルパン
1’に溜められた潤滑用オイルは冷却されるが、本実施
例では、さらに潤滑用オイルを冷却するためのオイルク
ーラ11’が設けられている。また、このオイルクーラ
11’に潤滑用オイルを導くための油圧管12’と、オ
イルクーラ11’からの潤滑用オイルを油圧回路19’
に戻すための油圧管13’が設けられている。さらに、
油圧回路19’を循環する潤滑用オイルの温度に応じ
て、この潤滑用オイルをオイルクーラ11’に流すか、
またはオイルクーラ11’に流さずにそのまま通過させ
るかを選定するためのサーモスタット10’が設けられ
ている。また、上述した油圧管13’の途中にはオイル
プレッシャセンサ16’が設けられており、油圧管1
3’内の油圧を検出してコントローラ17’に出力す
る。ウェットサンプ式エンジンオイル循環制御装置にオ
イルクーラ11’を設けると、油圧回路19’のオイル
循環量を必要最小限に設定できるので、特にオイルを加
温するための暖機運転時間が短縮されるという利点があ
る。
エンジンオイル循環制御装置とほぼ同じであり、トロコ
イドポンプやギヤポンプなどからなるオイルポンプ5’
の吸引力によって、オイルパン1’に溜められた潤滑用
オイルがオイルストレーナ34から吸い上げられる。オ
イルポンプ5’によって吸い上げられた潤滑用オイル
は、オイルポンプ5’の吐出口5b’から、オイルフィ
ルタ8’を通過したのち、エンジン4’のシリンダブロ
ック33,シリンダヘッド35,クランクシャフト36
などに形成された多数のオイル供給用通路37を通っ
て、ピストン38,シリンダ39,クランクシャフト3
6,コネクティングロッド40,軸受けなど、摺動によ
って擦られる部品や回転運動を行っている部品に噴射さ
れる。そして、各部品に噴射された潤滑用オイルは、エ
ンジン4’のシリンダヘッド35やシリンダブロック3
3などに形成された多数のオイル帰還用通路41を通っ
て、及びクランクケース42の壁面を伝って自然にオイ
ルパン1’に落下する。これがウェットサンプ式エンジ
ンオイル循環制御の油圧回路19’を構成する。また、
サーモスタット10’が開いた場合には、オイルポンプ
5’により吸い上げられた潤滑用オイルはサーモスタッ
ト10’から油圧管12’を介してオイルクーラ11’
に流れ、ここで冷却されたのち油圧管13’を介して再
びサーモスタット10’に戻り、ここからオイル供給用
通路37に送られる。
したオイルパン1’の他にサブオイルタンク27’が設
けられている。このサブオイルタンク27’は、上述し
た油圧回路19’を流れる潤滑用オイルが消費されたと
きなど、潤滑用オイルを補給したいときに利用される。
また、油圧回路19’を流れる潤滑用オイルがオイルク
ーラ11’に導かれたりしてオイルパン1’の液面1
8’が上昇したときなど、潤滑用オイルを抜き取りたい
場合にも利用される。したがって、サブオイルタンク2
7’の容量は、特に限定されず、使用目的に応じて適宜
選択することが好ましい。
7’の底面27a’には金属管又はフレキシブルホース
などの油圧管28’が接続され、この油圧管28’の他
端はオイルパン1’の側壁に接続されている。なお、油
圧管28’はオイルパン1’の側壁に接続する以外に
も、例えば図8に示すようにオイルの給油口50’に接
続することもできる。また、この油圧管28’の途中に
は、サブオイルタンク27’内の潤滑用オイルをオイル
パン1’に圧送するための電動オイルポンプ29’が設
けられており、この電動オイルポンプ29’が作動する
とサブオイルタンク27’内の潤滑用オイルが油圧管2
8’を通ってオイルパン1’に補給される。
b’には金属管又はフレキシブルホースなどの油圧管3
0’が接続され、この油圧管30’の他端はオイルパン
1’の底面に接続されている。また、この油圧管30’
の途中には、オイルパン1’の潤滑用オイルをサブオイ
ルタンク27’内に圧送するための電動オイルポンプ3
1’が設けられており、この電動オイルポンプ31’が
作動するとオイルパン1’内の潤滑用オイルが油圧管3
0’を通ってサブオイルタンク27’内に戻される。
とにそれぞれ溜められた潤滑用オイルを他方のオイルタ
ンクへ移送する手段として、本実施例では電動オイルポ
ンプ29’,31’を用いたが、本発明では特に電動式
のオイルポンプに限定されることはなく、エンジン4’
の駆動力を利用した油圧ポンプ等であってもよい。電動
オイルポンプ29’,31’の作動及び停止は、例えば
オイルパン1’に、オイルパンの液面18’を検出でき
るオイルレベルゲージを設け、このオイルレベルゲージ
により検出される液面を室内に設けられたオイルメータ
に表示し、運転者がこのオイルメータを見ながら室内に
設けられた手動スイッチ45’を操作することにより行
うことができる。また、サーモスタット10’の開閉に
ともなう液面18’の上昇または降下に対しては、上述
したオイルプレッシャセンサ16’を利用して自動的に
電動オイルポンプ29’,31’を作動及び停止させる
こともできる。
ットサンプ式エンジンオイル循環制御装置及びオイルク
ーラを有する自動車のエンジンに本発明のオイル循環制
御装置を適用した例を示したが、オイルクーラがないウ
ェットサンプ式エンジンオイル循環制御装置を備えた自
動車のエンジンに本発明のオイル循環制御装置を適用し
ても何ら問題はない。
ル循環制御装置を採用する自動車であっても、上述した
ドライサンプ式エンジンオイル循環制御装置を採用した
自動車と同様に、潤滑用オイルの消費及び熱収縮に対す
る潤滑用オイルの補給以外にも、サーモスタット10’
の開閉による液面18’の変動に対する潤滑用オイルの
補給や抜き取り、あるいは潤滑用オイルの性能低下など
に対する添加剤の補給等を目的として活用することがで
きる。
用いれば、ドライサンプ式またはウェットサンプ式の何
れの方式のエンジンオイル循環制御装置であっても、ま
たオイルクーラ11,11’の有無に拘わらず、油圧回
路19,19’にとって最も適量の潤滑用オイル量を維
持することができ、その結果、エンジン4’の各摺動部
品の磨耗や焼き付き、点火不良等を未然に防止できる。
また、潤滑用オイルの補給及び抜き取りは走行中であっ
ても行うことができ、しかも潤滑用オイルの補給及び抜
き取りを行う際に手などが汚れることもない。
が、当業者は、添付した請求の範囲の真意及び観点の範
囲内において、本発明は種々に改変できることを明確に
理解する。
車等の運行中においても潤滑用オイルの消費量に応じて
サブオイルサンプから油圧回路内へ潤滑用オイルを補給
することができるので、エンジンの摺動部に充分な量の
オイルを供給することができ、摺動部品の磨耗や焼き付
きを防止することができる。また、本発明によれば、自
動車等の運行中においても潤滑用オイルの循環量の増加
に応じて油圧回路内を循環する潤滑用オイルをサブオイ
ルサンプへ抜き取ることができるので、潤滑用オイルの
増加によるスパークプラグの点火不良を防止することが
できる。また、この潤滑用オイルの補給や抜き取りは、
自動車等を停車して人手によって行う必要もないので、
高速で長時間の走行を行う場合に特に効果的である。さ
らに、本発明によれば、自動車等の走行中においてもオ
イルの粘度の変動に応じて適切な種類の潤滑用オイルを
補給することができるので、燃料希釈などの問題を解消
することができる。
ーモスタットが閉じた状態)である。
ーモスタットが開いた状態)である。
ある。
圧回路の模式図である。
用管の態様を示す油圧回路の模式図である。
回路の模式図である。
式図である。
回路の模式図である。
Claims (10)
- 【請求項1】潤滑用オイルが溜められるメインオイルサ
ンプと、 前記メインオイルサンプに溜められた前記潤滑用オイル
をエンジンの目的とする部位へ供給すると共に前記エン
ジンの目的とする部位に供給された前記潤滑用オイルを
前記メインオイルサンプへ戻すための油圧回路と、 前記油圧回路に設けられ前記潤滑用オイルを前記油圧回
路で循環させるためのオイルポンプと、 潤滑用オイルが溜められる少なくとも1つのサブオイル
サンプと、 前記サブオイルサンプと前記油圧回路とを接続する少な
くとも1つの油圧管と、 前記油圧管を通して、前記サブオイルサンプと前記油圧
回路との少なくとも何れか一方から他方へ、潤滑用オイ
ルの少なくとも一部を移送するための移送手段と、を有
するエンジンオイル循環制御装置。 - 【請求項2】前記油圧回路を循環する前記潤滑用オイル
を冷却するためのオイル冷却手段と、 前記油圧回路を循環する前記潤滑用オイルを前記オイル
冷却手段に供給すると共にこの潤滑用オイルを前記油圧
回路に戻すための冷却迂回管と、 前記油圧回路を循環する潤滑用オイルの温度に応じて、
前記油圧回路を循環する前記潤滑用オイルの循環経路
を、前記油圧回路のみを循環する経路と前記冷却迂回管
及び前記オイル冷却手段をも通過する経路とに切り替え
るためのサーモスタットと、をさらに有する請求項1に
記載のエンジンオイル循環制御装置。 - 【請求項3】前記冷却迂回管に設けられ該冷却迂回管を
流れる前記潤滑用オイルの圧力を検出する圧力検出手段
と、 前記圧力検出手段により検出された前記潤滑用オイルの
油圧に基づいて前記移送手段を作動させる作動信号を前
記移送手段へ出力するための制御手段と、をさらに有す
る請求項2に記載のエンジンオイル循環制御装置。 - 【請求項4】前記移送手段へ作動信号を出力するための
前記制御手段が、 前記圧力検出手段により検出された前記潤滑用オイルの
圧力が予め決められた所定の圧力範囲内にあるか否かを
判定し、前記範囲外である場合には、予め決められた時
間だけ、前記移送手段に作動信号を出力する手段を有す
る請求項3に記載のエンジンオイル循環制御装置。 - 【請求項5】前記油圧回路の潤滑用オイル量を検出する
ためのオイル量検出手段と、 前記オイル量検出手段により検出された前記潤滑用オイ
ル量に基づいて前記移送手段を作動させる作動信号を前
記移送手段へ出力するための制御手段と、をさらに有す
る請求項1又は2に記載のエンジンオイル循環制御装
置。 - 【請求項6】前記移送手段へ作動信号を出力するための
前記制御手段が、 前記オイル量検出手段により検出された潤滑用オイル量
が予め決められた所定のオイル量の範囲内にあるか否か
を判定し、前記範囲外である場合には、前記油圧回路の
潤滑用オイル量が前記所定のオイル量の範囲になるま
で、前記移送手段を作動させる作動信号を前記移送手段
へ出力する手段を有する請求項5に記載のエンジンオイ
ル循環制御装置。 - 【請求項7】前記メインオイルサンプが、前記エンジン
とは別に設けられたオイルタンクである請求項1〜6の
何れかに記載のエンジンオイル循環制御装置。 - 【請求項8】前記メインオイルサンプが、前記エンジン
に取り付けられたオイルパンである請求項1〜6の何れ
かに記載のエンジンオイル循環制御装置。 - 【請求項9】前記サブオイルタンクには、前記油圧回路
を循環する潤滑用オイルとは異なる種類の潤滑用オイル
が溜められている請求項7又は8に記載のエンジンオイ
ル循環制御装置。 - 【請求項10】前記サブオイルタンクには、酸化防止
剤,極圧添加剤,摩擦調整剤,粘度指数向上剤,清浄分
散剤を含む添加剤の配合比が、前記油圧回路を循環する
潤滑用オイルの前記添加剤の配合比よりも高く調整され
た潤滑用オイルが溜められている請求項9に記載のエン
ジンオイル循環制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02863595A JP3445007B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 乗物用エンジンオイル循環制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02863595A JP3445007B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 乗物用エンジンオイル循環制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200031A true JPH08200031A (ja) | 1996-08-06 |
| JP3445007B2 JP3445007B2 (ja) | 2003-09-08 |
Family
ID=12254004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02863595A Expired - Lifetime JP3445007B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 乗物用エンジンオイル循環制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3445007B2 (ja) |
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