JPH0819975A - ロボットの教示方法 - Google Patents

ロボットの教示方法

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JPH0819975A
JPH0819975A JP15505994A JP15505994A JPH0819975A JP H0819975 A JPH0819975 A JP H0819975A JP 15505994 A JP15505994 A JP 15505994A JP 15505994 A JP15505994 A JP 15505994A JP H0819975 A JPH0819975 A JP H0819975A
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teaching
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data
trajectory
path
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JP15505994A
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Tatsuya Renbutsu
達也 蓮仏
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より少ない教示作業で複雑な作業プログラム
を作成でき、かつ、作業プログラムの修正、編集を容易
にする直接教示方法を提供する。 【構成】 複数の作業範囲毎に分割して直接教示を行っ
た後、再生するパスデータ名、各パスデータの再生順
序、管理情報、補間情報からなる作業プログラムを作成
し、この作業プログラムの再生によりロボットの動作を
制御する。また、各パス間を滑らかに移動するためのパ
スデータを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は主として工業用ロボッ
トに係わり、特に塗装ロボットのように予めマニピュレ
ータの軌跡を教示し、教示された内容を再現することよ
り作業を行う工業用ロボット等に用いて好適なロボット
の教示方法に関する。
【従来の技術】従来の直接CP(Continuous Path)教
示方法では、教示しようとする作業の開始から終了まで
間断なくマニピュレータの動作の軌道や作業具の操作状
態などを教示しなければならなかったため、ワークに対
する作業とは直接関係のない動作までも教示内容の一部
とされていた。さらに、従来の教示方法により作成した
教示データは、教示しようとする作業においてマニピュ
レータが辿る全経路を一定のサンプリングタイム(10
〜100msec)毎にマニピュレータの位置データを
取り込んでいたためデータ量が膨大となり、教示を行っ
ている途中で誤りが生じた場合これを修正する作業は極
めて困難であった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の直接
CP教示方法により作成した教示データを一部修正・編
集する方法として、修正を必要とする箇所の直前までの
教示データをそのまま利用し、修正を必要とする箇所か
ら最終部分までの教示データに相当する動作を再度ロボ
ットを直接操作して教示作業をやり直す方法がある。
しかしながら、この方法は教示データの初期部分に修正
箇所があると、最初から教示作業を行う場合とほとんど
変わらなくなり、教示データの再利用率が低いという問
題がある。また、他には、一定のサンプリングタイム
(10〜100msec)で取り込んだ全経路の位置デ
ータのうち、修正を必要とする区間の位置データを、ひ
とつひとつリモート操作により修正するという方法があ
る。この方法は、たとえ修正する区間が小規模であって
も位置データの修正数は膨大であり、したがって修正作
業に非常に多くの時間がかかり、かつ、修正作業そのも
のに誤りが生じ易い。さらに、他の修正方法として、修
正を必要とする区間のみ再度ロボットを直接操作し、教
示をやり直す方法がある。この方法は、大量の教示デー
タの中から修正する区間のみを限定しなければならない
ため、この作業に多くの時間を必要とする。また、この
方法において、再利用する教示データの軌道と新たに修
正した区間の軌道との間にずれが生じた場合、滑らかに
軌道を移行する制御を自動的に行う例があるが、この制
御ゆえに本来厳守しなければならない軌道が若干変更さ
れてしまう可能性があり、十分な修正機能を有するとは
いえない。
【0003】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、より少ない教示作業で複雑な作業プログラム
を作成でき、かつ、作業プログラムの修正、編集を容易
に行うことができるロボットの教示方法を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ワークに対して作業を行うマニピュレータと、前記マニ
ピュレータの動作を作業プログラムに基づいて制御する
コントローラからなるロボットの教示方法において、作
業開始から作業終了までの間の複数の作業範囲毎に直接
教示を行って複数のパスデータを取得し、該教示に基づ
く複数のパスデータを前記作業範囲毎に識別記号を付し
て記憶手段に記憶させることを特徴とするロボットの教
示方法である。請求項2記載の発明は、前記識別記号が
付されたパスデータを組み合わせて前記作業プログラム
とする編集機能を有することを特徴とする請求項1記載
のロボットの教示方法である。請求項3記載の発明は、
あるパスデータと他のパスデータとを連結して前記マニ
ピュレータが滑らかに動く連続軌道となす補助パスデー
タを作成する機能を有することを特徴とする請求項2記
載のロボットの教示方法である。請求項4記載の発明
は、前記パスデータは前記ワークに対する作業を指示す
るデータを含むことを特徴とする請求項1〜請求項3の
いずれかの項記載のロボットの教示方法である。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ロボットに対す
る直接教示は、教示しようとする作業の開始から終了ま
でを、複数の作業範囲毎に直接教示を行い、該教示に基
づくパスデータ(パス…マニピュレータがワークに対し
て作業を行う間に移動した軌道)を上記作業範囲毎に識
別記号を付して記憶する。したがって、1回の教示作業
が短縮でき、精度の良いパスデータが得られる。また、
請求項2記載の発明によれば、上記パスデータを組み合
わせて作業プログラムとする編集機能を有する。したが
って、作業プログラムの一部修正を容易に行える。ま
た、請求項3記載の発明によれば、作業プログラムの各
パスデータ間を滑らかに移動するためのパスデータを生
成する。したがって、教示はパスのみに集中して行うこ
とができる。また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1〜3のいずれかの項記載のロボットの教示方法にお
いて、ワークに対する作業を指示するデータを、パスデ
ータ内に含ませることができる。したがって、一度教示
作業で複雑な作業を教示することができる。
【0006】
【実施例】以下、図1から図14を参照して、この発明
の一実施例について説明する。図1は、この発明の一実
施例による塗装ロボットの構成を示す斜視図である。本
実施例において、上記塗装ロボットはワークに対して塗
装を施すことを目的とした作業を行う。この図におい
て、1はマニピュレータであり、先端にスプレーガンを
具備し、このスプレーガンをオン/オフすることにより
ワークに対して作業(塗装)を行う。2はマニピュレー
タ1の動作を制御するコントローラであり、教示を行う
際の教示モード、教示した動作を再生する際の再生モー
ド及び作業プログラムを編集するプログラム編集モード
のいずれかを選択するモード選択スイッチと、教示の開
始/終了を制御する教示スイッチと、作業プログラム及
び各種データを記憶するメモリなどを具備している。3
は着脱可能なティーチングハンドルであり、塗装の開
始、終了を制御する塗装スイッチを具備している。ま
た、この塗装スイッチは、教示の開始/終了を制御する
教示スイッチも兼ねている。4はティーチングペンダン
トであり、テンキー・カーソルキー・ロボットをリモー
ト操作するための複数のキースイッチ・非常停止スイッ
チ・表示器などを具備し、教示/再生/データ管理など
ロボットに関する操作は全て実行することができる。
【0007】図2は、本実施例において直接教示を行う
場合の状態を示す図である。この図において、5は直接
教示を行うオペレータである。教示を行う際オペレータ
5は、マニピュレータ1の先端部に取り付けられたティ
ーチングハンドル3を手に持ち、教示しようとする動作
にしたがってマニピュレータ1を操作する。図3は、教
示を行う作業の一例を示す図である。この図において、
6は塗装の対象となるワークである。7aは、ワーク6
に対して塗装を行う際にマニピュレータ1の先端部が辿
る軌道であり、太線部は、ワーク6に対して塗装を施す
部分、細線部は塗装を施さない部分である。
【0008】図4は、図3に示した作業内容をこの発明
により教示する手順を示す図である。この図において、
図3に示す軌道7aは、軌跡PASS1、軌跡PASS
2、軌跡PASS3により構成される。以下に、軌跡P
ASS1に関する教示を行う場合を例に挙げ、図4を参
照して教示手順を説明する。まず、オペレータはティー
チングハンドル3をマニピュレータ1の先端部に取り付
け、コントローラ2のモード選択スイッチを教示モード
に設定する。次にティーチングハンドル3を持ち、待機
姿勢P0から軌跡PASS1のパス教示開始点P1へマ
ニピュレータ1を移動する。このとき、パス教示開始点
P1の位置決めは正確に設定する必要はなく、また、待
機姿勢P0からパス教示開始点P1までの軌道及びマニ
ピュレータ1の移動速度は無関係である。次に教示しよ
うとする軌跡PASS1のパス教示開始点P1から、マ
ニピュレータ1の移動を開始する。この移動中、塗装開
始点S1においてティーチングハンドル3に具備されて
いる塗装スイッチを押し、ワーク6に対して塗装を開始
する。塗装スイッチを押したままの状態で、マニピュレ
ータ1を軌跡PASS1に沿って移動させ、塗装終了点
S2において、塗装スイッチを放し、ワーク6に対する
塗装を停止し、パス教示終了点P2に到達した時点で軌
跡PASS1に関する教示作業が終了する。この時点
で、オペレータは、マニピュレータ1の移動を一旦停止
することが可能であり、若しくは、そのまま軌跡PAS
S2のパス教示開始点P3まで移動させることも可能で
ある。また、継続して軌跡PASS2に関する教示を行
うことも可能である。上記において、軌跡PASS1に
関するパスデータは、塗装開始点S1から塗装終了点S
2までの区間において、一定のサンプリングタイム(1
0〜100msec)で取り込まれたマニピュレータ1
の位置データとなる。上記の教示方法と同様に、軌跡P
ASS2、軌跡PASS3に関する教示作業を行う。こ
こで、ティーチングハンドル3が具備する塗装スイッチ
は、教示の開始/終了を制御する教示スイッチを兼ねて
いるため、塗装中のみパスデータを作成する。したがっ
て、従来の直接教示方法に比べて大幅に少ないデータ量
で十分な塗装品質が得ることができ、さらに、コントロ
ーラ2内のメモリに関して言及するならば、1つの作業
プログラムが必要とするメモリ量が減少するため、より
多くのプログラムを記憶することができる。
【0009】図6は以上に記載した教示方法を実施した
結果得られる、パスデータの一例を示す。(a)、
(b)、(c)は、それぞれ軌跡PASS1、軌跡PA
SS2、軌跡PASS3に関して行った教示作業の結果
得られるパスデータである。パスデータは図5に示され
るデータテーブルの形態でコントローラ2内のメモリに
記憶される。図6(a)において、第1行目は、塗装開
始点S1の位置データを示し、第2行目は、塗装開始点
S1から1サンプリングタイム経過後の位置データを示
す。また、第m行目は、塗装終了点S2の位置データを
示す。本実施例では、位置データをn軸を有するマニピ
ュレータ1における各軸毎の角度データとしたが、座標
データで表現することも可能である。
【0010】図5は、図6(a)、(b)、(c)の各
パスデータの実行順序を組み合わせることにより、図3
に示す作業例を実行するための作業プログラムの構成例
である。プログラム名は作業プログラムの名称である。
管理情報は、作業プログラムが再生するパスデータの
数、マニピュレータ1の標準姿勢及び標準速度などから
構成される。PASS1、PASS2、PASS3は、
それぞれ図6(a)、(b)、(c)に対応するパスデ
ータの名称であり、これは、上述した作業プログラムに
よりマニピュレータ1が実際に動作する軌跡に対するパ
スデータの名称である。m、h、kは、それぞれ前記パ
スデータPASS1、PASS2、PASS3のデータ
数を示す。このデータ数は、各軌跡の教示作業の際サン
プリングを行った回数を意味し、パスデータPASS1
を例とした場合、図4における軌跡PASS1の教示中
に、マニピュレータ1における各軸毎の角度データをm
回サンプリングしたことになる。補間情報は、パスデー
タの再生方向・パス間の移動速度・補間種類などにより
構成される。ここで、パスデータの再生方向は、教示し
た通りの方向にパスデータを再生するか、または教示し
た方向と逆方向に再生するかを指定するものである。す
なわち、PASS1を再生する場合を例に挙げると、パ
スデータの再生方向を特に指定しなければ、PASS1
の再生時に図6(a)の第1行目から再生を開始し、第
m行目で再生が終了する。したがって、マニピュレータ
1は塗装開始点S1から塗装終了点S2に移動する。ま
た、パスデータの再生方向を逆方向に指定すると、PA
SS1の再生時に図6(a)の第m行目から再生を開始
し、第1行目で再生が終了する。したがって、マニピュ
レータ1は塗装終了点S2から塗装開始点S1に移動す
る。移動速度は、ある軌跡から次の軌跡へ移動するとき
のマニピュレータ1の移動速度を設定するものである。
すなわち、マニピュレータ1が、軌跡PASS1の塗装
終了点S2から軌跡PASS2の塗装開始点S3へ移動
する際の移動速度を設定する。また、補間種類は、直線
補間・円弧補間・放物線補間等の補間種類を選択するも
のである。ここで、図5の作業プログラムの構成は、少
なくとも、再生するパスデータを指定し、前記パスデー
タの再生順序を規定できるものであれば良い。次に図7
のフローチャートを参照して図5に示す作業プログラム
の再生処理手順を説明する。まず、コントローラ2のモ
ード選択スイッチを再生モードにする。このときコント
ローラ2は、再生する作業プログラムを読み出し、続い
て読み出した作業プログラムに必要なパスデータ(図6
(a)、(b)、(c))を読み出す。次に、再生スタ
ート信号が入力されると、再生処理が開始され、まず、
ステップSa1において、再生すべきパスデータの有無
を判定する。このとき、パスデータPASS1、PAS
S2、PASS3が存在するので、ステップSa2へ移
行する。ステップSa2において、パスデータPASS
1の第1番目の位置データ(軌跡PASS1のパス教示
開始点S1の位置データ)を読み出し、これを目標位置
と定め、ステップSa4へ移行する。ステップSa4お
いて、現在位置から目標位置までの軌道データを算出
し、コントローラ2内のメモリに記憶する。次にステッ
プSa5において、コントローラ2内のメモリに記憶さ
れた軌道データに従って、ロボットを目標位置まで動作
させる。ステップSa6において、ロボットが目標位置
に到達したか否かの判定を行う。ロボットが目標位置に
到達していない場合はステップSa5へ再度移行し、ロ
ボットが目標位置に到達するまでSa5及びSa6の処
理を繰り返す。ロボットが目標位置に到達した時点で、
ステップSa7へ移行し、再生すべきパスデータの有無
を再度判定する。このとき、パスデータPASS1、P
ASS2、PASS3が存在するので、ステップSa8
へ移行し、パスデータPASS1に従いロボットを動作
させる。次に、ステップSa9へ移行し、ロボットがパ
ス教示終了点S2に到達したか否かの判定を行う。ロボ
ットがパス教示終了点S2に到達していない場合、ステ
ップSa8へ再度移行し、ロボットがパス教示終了点S
2に到達するまでSa8及びSa9の処理を繰り返す。
ロボットがパス教示終了点S2に到達した時点で、ステ
ップSa1に移行する。
【0011】上記手順と同様にパスデータPASS2、
PASS3についても再生処理を行う。次に、図7にお
いて、最後に実行されるパスデータPASS3に関し
て、ステップSa9以降の再生処理動作を説明する。ま
ず、ステップSa9において、ロボットがPASS3の
パス教示終了点S6まで到達した場合、ステップSa1
に移行する。ステップSa1において、再生すべきパス
データが残っていないため、ステップSa3へ移行す
る。次にステップSa3において、図5の作業プログラ
ム内の管理情報から標準姿勢P0の位置データを読み出
し、これを目標位置としてステップSa4へ移行する。
ステップSa4において、現在位置から標準姿勢P0ま
での軌道データを算出し、コントローラ2内のメモリに
記憶する。次にステップSa5において、コントローラ
2内のメモリに記憶された軌道データに従ってロボット
を標準姿勢P0まで動作させる。また、ステップSa6
において、ロボットが標準姿勢まで到達したらステップ
Sa7へ移行する。また、到達していなければステップ
Sa5へ再度移行し、ロボットが目標位置に到達するま
でSa5及びSa6の処理を繰り返す。ステップSa7
において、再生すべきパスデータが残っていないため、
再生処理動作は終了する。ここで、図7のステップSa
5及びSa8において、ロボットの動作は、サンプリン
グタイム毎の位置データが記憶された軌道データまたは
パスデータを、コントローラ2内のメモリからから読み
出し、サーボ制御系へ出力することにより行う。サーボ
制御系は、一般的に知られているPID(Proportional
IntegralDerivation)などの制御則に従って、与えら
れた目標位置と現在位置から制御量を計算し、マニピュ
レータ1のモータを制御する。また、ステップSa4及
びSa5において、軌道計算とロボットの動作を順次処
理するよう記載したが、実際にはマルチタスク処理によ
り、計算と動作を同時に行うため、ロボット動作の連続
性は保たれる。
【0012】次に、図7のステップSa4において、現
在位置から目標位置までの軌道計算について、軌跡PA
SS1の終点から軌跡PASS2の始点までの軌道計算
を行う場合を例に挙げ説明する。図8(a)に、軌跡P
ASS1及び軌跡PASS2を示す。S1は軌跡PAS
S1のパス教示開始点、S2は軌跡PASS1のパス教
示終了点である。また、S3は軌跡PASS2のパス教
示開始点、S4は軌跡PASS2のパス教示終了点であ
る。さらに、軌跡PASS1.2はS2を始点、S3を
終点とする軌道である。この図において、軌跡PASS
1のパス教示終了点S2から軌跡PASS2のパス教示
開始点S3までの軌道を求めるならば、予め設定された
速度で軌跡PASS1.2をPTP(Point to point)
制御のロボットと同様の軌道計算を行えば良い。しかし
この方法では、マニピュレータ1に過大な加速度が発生
し、本来厳守しなければならない軌跡PASS1及び軌
跡PASS2の軌道がずれてしまう危険性がある。そこ
で、図8(b)に、軌跡PASS1及び軌跡PASS2
を円滑に接続する軌道例を示す。この図において、S
2.1は軌跡PASS1のパス教示終了点S2からT1
時間(100〜1000ms程度)前の位置である。ま
た、S2.2はS2.1の位置と軌跡PASS1のパス
教示終了点S2の位置の偏差を、S2に加算して得られ
る位置である。同様に、S3.1は、軌跡PASS2の
パス教示開始点S3からT1時間後の位置である。S
3.2は、S3.1の位置とパス教示開始点S3の位置
の偏差を、S3に加算して得られる位置である。今、軌
跡PASS1及び軌跡PASS2を接続する軌道とし
て、S2→S2.2→S3.2→S3の順序で各々の位
置を通過する軌道を設定する。その際、S2.2及びS
3.2に対して従来技術であるポイント位置決め精度を
「粗」に設定すると、軌跡PASS1.2’で表す滑ら
かな軌道が得られる。以上に記載したように、ロボット
に対する教示作業は、教示しようとする作業をパス単位
に分割して直接教示を行うが、ロボットの再生制御は、
直接教示により取得した各パスデータを編集した作業プ
ログラムによって連続した動作となる。また、各パスデ
ータは教示した順番に記憶され、この順番に従って各パ
スデータを再生する作業プログラムが作成される。
【0013】次に図5の作業プログラムの一部を修正す
る方法について、以下に説明する。第一の方法は、修正
を行う一部のパスについてのみ直接教示し直すことによ
りプログラムを修正する方法である。図9の作業プログ
ラムは、マニピュレータ1が標準姿勢P0から動作を開
始して、軌跡PASS1、軌跡PASS2、軌跡PAS
S3の順に、各軌跡の始点及び終点を通過し、最終的に
は待機姿勢P0に戻ってその動作を完了する内容を示し
ており、ここで、軌跡PASS2のみを修正する場合を
例に挙げ、その修正作業を以下に説明する。まず、コン
トローラ2のモード選択スイッチを教示モードに設定
し、修正の対象となるプログラムを選択する。次にティ
ーチングペンダント4によりロボットを起動し、次いで
ティーチングペンダント4の操作盤上のステップ送り/
正進キーを用いてマニピュレータ1をP0からS3へ移
動させる。
【0014】ここで、上述したティーチングペンダント
4によるステップ送りキーの機能について説明する。ま
ず、ステップ送りとは、あるポイント毎にマニピュレー
タを移動させる操作であり、この実施例において上述し
たポイントは、各軌跡の始点及び終点(S1〜S6)が
指定されている。例えば図9においてマニピュレータ1
が標準姿勢P0にある場合、ステップ送り/正進キーを
1回押すと、マニピュレータ1は軌跡PASS1の始点
S1まで移動したのち停止する。さらにもう一度ステッ
プ送り/正進キーを押すと、マニピュレータ1は軌跡P
ASS1の始点S1から終点S2まで移動したのち停止
する。このように、ステップ送り/正進キーを1回押す
たびに、マニピュレータ1は各ポイント毎、すなわち各
軌跡の始点・終点毎に移動していく。また、ステップ送
り操作には正進と逆進があり、正進はプログラムの命令
順序に従って各ポイント毎にマニピュレータを移動させ
る(図9中矢印の方向)のに対して、逆進はプログラム
の命令順序と逆方向に各ポイント毎にマニピュレータを
移動させる(同図中矢印と反対方向)。
【0015】マニピュレータ1が軌跡PASS2の始点
S3に到達後、ティーチングペンダント4により教示モ
ードに設定し、ロボットの動力を停止する。次いで軌跡
PASS2の直接教示を以下の手順で行う。まず、オペ
レータは、マニピュレータ1を直接持ち、軌跡PASS
2のパス教示開始点P3へ移動する。次にマニピュレー
タ1をP4に向かって移動させる。この移動中、塗装開
始点S3において塗装スイッチを押し、ワーク6に対し
て塗装を開始する。塗装スイッチを押したままの状態
で、マニピュレータ1を軌跡PASS2に沿って移動さ
せ、塗装終了点S4において、塗装スイッチを放し、ワ
ーク6に対する塗装を終了する。引き続き、マニピュレ
ータ1を移動させ、パス教示終点P4に到達した時点で
軌跡PASS2に関する再教示が終了する。この時点で
修正前の軌跡PASS2に関するパスデータは、再度取
り直した軌跡PASS2に関するパスデータに置き換わ
っている。第二の方法は、予め別途パスデータを作成し
ておき、作業プログラムの編集段階で修正するパスデー
タを上述したパスデータに置き換える方法である。図1
0を参照し以下その手順を説明する。まず、軌跡PAS
S1、軌跡PASS2、軌跡PASS3に関する教示を
行った後、さらに軌跡PASS10に関する教示を単独
で行う。このとき、作業プログラムは軌跡PASS1、
軌跡PASS2、軌跡PASS3のパスデータで構成さ
れるものとする(従って図5と全く同じ作業プログラム
となる)。コントローラ2のモード選択スイッチをプロ
グラム編集モードに合わせ、上述した作業プログラムを
読み出し、、図11に示すように、軌跡PASS2に関
するパスデータの名称(PASS2)及びパスデータ数
(h)を、軌跡PASS10に関するパスデータの名称
(PASS10)及びパスデータ数(h’)に置き換え
る。このような単純な修正作業により、修正前のプログ
ラムによるロボットの動作は、軌跡PASS1→軌跡P
ASS2→軌跡PASS3という軌道から、軌跡PAS
S1→軌跡PASS10→軌跡PASS3という軌道に
簡単に修正することができる。
【0016】次に、作業プログラムの編集段階におい
て、取得した各パスデータの再生順序を変更する方法に
ついて説明する。本実施例では、作業プログラムに記述
した各パスデータを降順に再生するため、図5の作業プ
ログラムにおいて、各パスデータは、PASS1→PA
SS2→PASS3の順序に再生される。このとき、作
業プログラムにおけるパスデータ名及びパスデータのデ
ータ数の記述する順序を変更することにより、各パスデ
ータの再生順序を変更することができる。すなわち、図
5において上から、PASS1・m/PASS2・h/
PASS3・kとされているプログラムの記述を、例え
ば、PASS3・k/PASS1・m/PASS2・h
という順序に記述変更した場合、PASS3→PASS
1→PASS2の順序で各パスデータが再生される。ま
た、再生順序を変更した後の各パスデータ間の軌道デー
タは、変更した作業プログラムを再生する段階で自動的
に生成される。さらに、図12及び図13を用いて、図
5の作業プログラムを編集することにより、同一のパス
データを2度繰り返して再生する作業プログラムを作成
する方法を説明する。図12は、マニピュレータ1に対
し、図4に示す軌跡PASS1、軌跡PASS2、軌跡
PASS3を各々1往復ずつ移動させる作業プログラム
の構成を示す。この作業プログラムは、補間情報内のパ
スデータの再生方向を逆方向に設定したパスデータPA
SS1、パスデータPASS2、パスデータPASS3
を、図5の作業プログラムに対して追加したものであ
る。図13に、図12の作業プログラムを実行した結果
によるマニピュレータ1の動作を示す。図13におい
て、PASS1、PASS2、PASS3は、図4に示
す軌跡PASS1、軌跡PASS2、軌跡PASS3と
同一の軌跡である。また、S1は軌跡PASS1の塗装
開始点、S2は軌跡PASS1の塗装終了点、S3は軌
跡PASS2の塗装開始点、S4は軌跡PASS2の塗
装終了点、S5は軌跡PASS3の塗装開始点、S6は
軌跡PASS3の塗装終了点である。軌跡PASS1
逆、軌跡PASS2逆、軌跡PASS3逆は、それぞれ
軌跡PASS1、軌跡PASS2、軌跡PASS3を逆
方向に再生したときの軌跡である。図12の作業プログ
ラムを再生した場合、まず、マニピュレータ1は塗装開
始点S1から塗装を開始し、軌跡PASS1沿って移動
し、塗装終了点S2で塗装を終了する。次に、前記塗装
終了点S2から軌跡PASS1逆の塗装開始点(軌跡P
ASS1の塗装終了点)S2までの軌道データを自動生
成した後、マニピュレータ1は、塗装終了点S2から再
び塗装終了点S2までを移動する。マニピュレータ1は
軌跡PASS1逆の塗装開始点S2から塗装を開始し、
軌跡PASS1逆沿って移動し、軌跡PASS1逆の塗
装終了点(すなわち、軌跡PASS1の塗装開始点)S
1で塗装を終了する。続いて、軌跡PASS2の塗装終
了点S4までの軌道データを自動生成した後、マニピュ
レータ1は、軌跡PASS1の塗装開始点S1から軌跡
PASS2の塗装終了点S4までを移動する。以上に記
載した手順と同様に、軌跡PASS2逆→軌跡PASS
2→PASS3→PASS3逆の順序でマニピュレータ
1が移動し塗装を行う。
【0017】以上に記載した実施例では、塗装ロボット
を例にあげ、塗装スイッチのON/OFFにより教示開
始/終了としたが、パスデータ作成開始/終了スイッチ
を別個に設けることにより、1つの軌跡を教示中に複数
回の塗装スイッチのON/OFFを教示することが可能
となる。なお、この場合、図6に示すパスデータのデー
タテーブルに、塗装スイッチのON/OFFを制御する
ための塗装制御用データを追加する必要がある。
【0018】次に、図14のフローチャートを用いて、
従来の直接教示法で得られた教示データ(以下、従来の
教示データと称する)を、本実施例による作業プログラ
ム及びパスデータに変換する方法の一例を説明する。ま
ず、ステップSa11において、これから変換する従来
の教示データのための作業プログラム名、最初に作成す
るパスデータの名称及び管理情報を設定する。次いでス
プレィフラグをOFFに設定した後、ステップSa12
に移行する。ここで、スプレィフラグは図14のフロー
チャートによるデータ変換のために設けられたフラグで
あり、従来の教示データにおいて塗装状態にあるか否か
を表すフラグである。ステップSa12において、これ
から変換する従来の教示データを1つ読み出し、ステッ
プSa13に移行する。ステップSa13において、現
在変換しようとしている従来の教示データを最後まで読
み出したかどうかの判定を行う。ここでは、従来の教示
データを最後まで読み出していないと仮定し、ステップ
Sa14に移行する。ステップSa14において、従来
の教示データのスプレィデータのON/OFFを判断す
る。スプレィデータは、従来の教示データにおいてON
になっている場合は塗装が行われており、OFFになっ
ている場合は塗装が行われていない状態を意味する。現
時点ではスプレィデータがONになっていると仮定し、
ステップSa15へ移行する。ステップSa15におい
て、スプレィフラグのON/OFFを判断する。ここ
で、ステップSa11においてスプレィフラグはOFF
に設定されているので、ステップSa16へ移行し、ス
プレィフラグをONに設定後、ステップSa17へ移行
する。ステップSa17において、現在作成しているパ
スデータに、ステップSa12において読み出した従来
の教示データを追加し、再度ステップSa12へ移行す
る。これ以後、ステップSa12において、従来の教示
データのスプレィデータがOFFとなっているパスデー
タを読み出すまで、Sa12→Sa13→Sa14→S
a15→Sa17→Sa12の手順で処理を繰り返し行
う。
【0019】次にステップSa12において、スプレィ
データがOFFになっている従来の教示データを読み出
した場合の処理を説明する。ステップSa12におい
て、スプレィデータがOFFになっている従来の教示デ
ータを読み出し、ステップSa13に移行する。ステッ
プSa13において、現在変換している従来の教示デー
タを最後まで読み出したかどうかの判定を行う。ここで
は、従来の教示データを最後まで読み出していないとし
てステップSa14に移行する。ステップSa14にお
いて、従来の教示データのスプレィデータがOFFにな
っているので、ステップSa18へ移行する。ステップ
Sa18において、スプレィフラグが、OFFになって
いればステップSa12へ、ONになっていればステッ
プSa19へ移行する。ここではスプレィフラグがON
になっているので、ステップSa19へ移行する。ステ
ップSa19において、スプレィフラグをOFFに設定
し、現在作成しているプログラムの管理情報に含まれて
いるパスデータ数に1を加え、さらに、次に作成するパ
スデータの名称を設定した後、ステップSa12に移行
する。この時点で、従来の教示データから1つのパスデ
ータの抽出が完了したことになる。
【0020】これ以後、ステップSa12において、ス
プレィデータがONになっている従来の教示データを読
み出すまで、Sa12→Sa13→Sa14→Sa18
→Sa12の手順で処理を繰り返し行う。また、再びス
プレィデータがONになっている従来の教示データを読
み出した場合は、Sa12→Sa13→Sa14→Sa
15→Sa16→Sa17の処理を1度行った後、従来
の教示データのスプレィデータがOFFになっている従
来の教示データを読み出すまで、Sa12→Sa13→
Sa14→Sa15→Sa17→Sa12の処理を繰り
返し行う。上記の動作は、従来の教示データにおいて塗
装が行われていない部分を破棄するための処理動作を意
味している。図14に示すフローチャートは、従来の教
示データの塗装部分の教示データを本発明のパスデータ
として抽出し、従来の教示データの非塗装部分の教示デ
ータを破棄する処理を行うものである。また、抽出部分
及び破棄部分の判断は、従来の教示データのスプレィデ
ータのON/OFFによって行っているが、変換作業を
行う者が任意に抽出/破棄の判断を行っても差し支えな
い。以上に記載したように、図14に示すような変換処
理を行うことにより、過去に作成した従来の教示データ
の蓄積を無駄にすることなく、本発明に流用することが
できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ロボットに対する教示作業をパス単位毎に
分割して行うため、精神的に気をつかう教示作業であっ
てもパス単位毎の教示量(教示時間)は短かいので教示
作業が楽であり、精度の良いパスデータを得ることがで
きる。また、ある作業に関する作業プログラムを一部修
正する場合、修正を必要とするパスについてのみ再度直
接教示を行えば良く、したがって修正時の教示作業が軽
減されるばかりでなく、不足の作業(例えば教示の際、
パスの間隔が開けすぎたために塗装されない部分が生じ
たため、この未塗装部分に塗装を施す必要がある場合な
ど)が生じても簡単に新たなパスデータを追加できる。
また、請求項2記載の発明によれば、識別記号を付した
各パスデータを編集することにより作業プログラムを作
成するので、各パスデータの再生順序を任意に組み替え
ることができ、かつ、作業プログラムの一部修正や前述
した新たなパスデータの追加を容易に行うことができ
る。さらに、請求項3記載の発明によれば、ある動作終
了時のマニピュレータの位置と次の動作開始時のマニピ
ュレータの位置との間を滑らかに移動するための補助パ
スデータを自動的に生成するので、各パス間を連結する
パスデータを直接教示する必要がなくなり、直接教示作
業はパスについてのみ集中することができ、直接教示作
業量を軽減できる。また、1つの作業プログラムに必要
なメモリ量を節約できる。そして、請求項4記載の発明
によれば、作業プログラムを構成する任意のパスデータ
内に、ワークに対する複数の作業動作が教示可能なの
で、より少ない教示作業で複雑な作業プログラムを作成
することができるばかりでなく、ワークに対する作業が
頻繁に変わるような場合には、変更となるパスデータお
よびワークに対する作業を再教示するのみで良く、作業
プログラム作成の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例における塗装ロボットの
構成を示す斜視図である。
【図2】 同実施例における直接教示を行う際の状態を
示す図である。
【図3】 同実施例によるワーク例及び教示内容を示す
説明図である。
【図4】 同ワーク例の教示方法を説明するための図で
ある。
【図5】 同教示方法により作成される作業プログラム
の構成を示す図である。
【図6】 この発明の一実施例における教示を行った結
果得られた(a)は軌跡PASS1の、(b)は軌跡P
ASS2の、(c)は軌跡PASS3のパスデータであ
る。
【図7】 この発明の一実施例における作業プログラム
の再生処理手順を示すフローチャートである。
【図8】 同実施例における各パス間のパスデータの自
動生成方法を説明するための軌跡を示す図である。
【図9】 同実施例における作業プログラムの修正方法
を説明するための軌跡を示す図である。
【図10】 同実施例における作業プログラムの修正方
法を説明するための軌跡を示す図である。
【図11】 同修正方法による修正後の作業プログラム
を示す図である。
【図12】 この発明の一実施例におけるパスデータ修
正後のプログラム構成を示す図である。
【図13】 同修正後の作業プログラム構成を実行した
場合の塗装ロボットの辿る軌跡を示す図である。
【図14】 従来の教示データから本発明の作業プログ
ラム及びパスデータへの変換処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1……マニピュレータ、2……コントローラ、3……テ
ィーチングハンドル、4……ティーチングペンダント、
5……オペレータ、6……ワーク、7a……軌跡、PA
SS1……パス軌跡、PASS1.2……パス間の軌
跡、PASS2……パス軌跡、PASS3……パス軌
跡、PASS10……パス軌跡、P0……標準姿勢(待
機位置)、P1……パス教示開始点、P2……パス教示
終了点、P3……パス教示開始点、P4……パス教示終
了点、S1……塗装開始点、S2……塗装終了点、S
2.1……軌道データ自動生成用補助点、S2.2……
軌道データ自動生成用補助点、S3……塗装開始点、S
3.1……軌道データ自動生成用補助点、3.2……軌
道データ自動生成用補助点、S4……塗装終了点、S5
……塗装開始点、S6……塗装終了点、T1……100
〜1000ms範囲内における任意時間、m……データ
数、h……データ数、h’……データ数、k……データ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに対して作業を行うマニピュレー
    タと、前記マニピュレータの動作を作業プログラムに基
    づいて制御するコントローラからなるロボットの教示方
    法において、 作業開始から作業終了までの間の複数の作業範囲毎に直
    接教示を行って複数のパスデータを取得し、前記直接教
    示に基づく複数のパスデータを前記作業範囲毎に識別記
    号を付して記憶手段に記憶させることを特徴とするロボ
    ットの教示方法。
  2. 【請求項2】 前記識別記号が付されたパスデータを組
    み合わせて前記作業プログラムとする編集機能を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のロボットの教示方法。
  3. 【請求項3】 あるパスデータと他のパスデータとを連
    結して前記マニピュレータが滑らかに動く連続軌道とな
    す補助パスデータを作成する機能を有することを特徴と
    する請求項2記載のロボットの教示方法。
  4. 【請求項4】 前記パスデータは前記ワークに対する作
    業を指示するデータを含むことを特徴とする請求項1〜
    請求項3のいずれかの項記載のロボットの教示方法。
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